JP4941459B2 - ヒートポンプ用モータ取付部材 - Google Patents

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Description

この発明は、ヒートポンプ用モータ取付部材、詳しくはヒートポンプの室外機(熱源機)に用いるモータ取付部材に関するものである。
まず、ヒートポンプ用モータ取付部材1の概要について、本発明の実施形態である図1及び図2に基づいて説明する。同図に示すように、モータ取付部材1は、ヒートポンプにおいて、圧縮機、室外熱交換器、室外ファンと共にケース2内に収納されるものであって、室外熱交換機の前方において室外ファンモータ3を支持するためのものである。なお、図2において、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。図のように、モータ取付部材1は、上下方向に延びると共に、その下端側が室外ケース2の底面2aに取り付けられる一対の支持脚部4、4と、両支持脚部4、4に架設されたモータ取付部5とを有している。また、支持脚部4、4の上端部には、水平方向に延びると共に、その先端側が前面ケース2bに支持される水平支持部6と、水平支持部6とは反対側に水平方向に延びて、その先端側が室外熱交換器7に支持される水平支持片8とを有している。そして、これら各部が一枚のプレートから打ち抜かれると共に、一体に成形されている。
上記モータ取付部材1においては、室外ファンモータ3を取り付けた状態において、モータリード線Lが回転するファンの接触するのを防止するため、モータリード線Lをモータ取付部材1に固定しておく必要がある。そのため、上記支持脚部4(少なくとも1本の支持脚部4)は、モータリード線Lが収納、配置される縦溝部9を有している。この縦溝部9は断面コ字状のもので、後方(室外熱交換器7側)向けて開口している。そして、図7に示すように、上記縦溝部9の側壁板9a(支持脚部4の一部で、後方に折曲された部分)には、モータリード線Lの抜け出しを防止する係止片20が一体に形成されている。そして、この係止片20を変形させることで上記縦溝部9の開口を閉鎖してモータリード線Lの抜け出しを防止している。この係止片20は、上記側壁板9aから狭隘部21を介して外方へ突設されており、係止片20を狭隘部21において、側壁板9aとは直角に折り曲げることにより上記縦溝部9aの開口部を閉鎖して、モータリード線Lを支持するように構成されている。このような構造は、例えば、特許文献1に記載されている。
特開2001−193969号公報
ところで、上記のような構造のヒートポンプ用モータ取付部材においては、強度や機能を同一にしたままで、さらにコストダウンを図ることがつよく要請されている。
この発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、上記従来の構造よりもさらにコストダウンを図ることが可能なヒートポンプ用モータ取付部材を提供することにある。
そこで、この発明のヒートポンプ用モータ取付部材は、上下方向に延びると共に、その下端側が室外ケース2側に取り付けられる少なくとも1本の支持脚部4と、支持脚部4に支持されたモータ取付部5と、支持脚部4の上端部に架設され、水平方向に延びると共に、その一方端側が前面ケース2と熱交換器7とのいずれか一方側に支持される水平支持部6とを有し、これら各部が一枚のプレートから打ち抜かれると共に、一体に成形されており、上記支持脚部4は、モータリード線Lの配置される縦溝部9を有し、上記縦溝部9の側壁板9aには、変形させることで上記縦溝部9の開口を閉鎖してモータリード線Lの抜け出しを防止する係止片10が一体に形成されており、この係止片10が、打ち抜き前のプレート素材において、上記水平支持部6に食い込む態様で板取りされているヒートポンプ用モータ取付部材において、上記係止片10は、上記側壁板9aから狭隘部11を介して外方へ突設され、上記係止片10を、狭隘部11を軸として捩じり変形させることにより上記縦溝部9の開口部を閉鎖するように構成されていることを特徴としている。
また、上記係止片10には、上記狭隘部11から係止片とは反対方向に延びて、捩じり変形させた際に、反開口部側へと外方に突出する操作片12が連設されている。
さらに、上記縦溝部9は、断面コ字状に形成されている。加えて、一方端側が前面ケース2と熱交換器7とのいずれか他方側に支持される水平支持片8を、上記水平支持部6に一体的に連設にしている。
この発明のヒートポンプ用モータ取付部材では、従来よりも効率のよい板取りを行えるので、材料費を低減でき、コストダウンを図ることができる。また、モータ取付部材の上端部を、ケース2側と室外熱交換器7側との両側で支持しているので、ファンモータ3を安定して支持できる。
次に、この発明のヒートポンプ用モータ取付部材について、その具体的な実施の形態を、図1〜図5を参照しつつ詳細に説明する。モータ取付部材1の概略構成については、背景技術において説明をしたので、このでは、図2〜図5に基づいて、主として係止片10について説明する。
まず、図3に示すように、支持脚部4、4の内、1本の支持脚部4には、モータリード線Lが収納、配置される縦溝部9が形成されている。この縦溝部9は断面コ字状のもので、後方(室外熱交換器7側)向けて開口している。そして、図3に示すように、上記縦溝部9の側壁板9a(支持脚部4の一部を構成するもので、後方に折曲された内側の部分)には、モータリード線Lの抜け出しを防止する係止片10が一体に形成されている。この係止片10は、上記側壁板9aから狭隘部11を介して外方へ突設されている。そして、係止片10には、上記狭隘部11から係止片10とは反対方向に延びる操作片12が連設されている。
図3及び図4には、縦溝部9内にモータリード線Lを収納し、係止部10を変形させる前の状態を示しているが、この状態から、図5に示すように、係止片10を、狭隘部11を軸として捩じり変形させる(図4の矢線方向に捩じる)ことにより上記縦溝部9の開口部を閉鎖する。すなわち、係止片10の先端部を図3の紙面奥方向へと移動させるのである。この結果、縦溝部9の開口部は、係止片10が斜めに横切り、モータリード線Lは、係止片10の側端面に当接して保持されることになる。このとき、操作片12は、縦溝部9の開口部から斜めに突出した状態となる。なお、この操作片12は省略して実施することも可能ではあるが、この操作片12は、係止片10を元の状態(捩じり変形前の状態)に復帰させるときに、取っ手として機能して復帰操作が行い易くなるので、図のように、設けておくのが好ましい。
次に、上記実施形態のモータ取付部材1が、従来のものよりもコスト的に優れる理由について説明する。図6には、モータ取付部材1の展開図(板取り構造図)を示している。同図(a)は実施形態に係るモータ取付部材の展開図、(b)は従来例におけるモータ取付部材の展開図である。まず、従来のものにおいては、図7に示すように、係止片20は、縦溝部9の略全幅Bを覆う寸法であり、従って、図6(b)に示すように、係止片20は、水平支持部6の内側に、縦溝部9の全幅Bに見合うだけ、すなわち寸法D2だけ突出し、この分だけ水平支持部6内に食い込む(侵入する)ことになる。そして、水平支持部6での必要強度を確保するため、水平支持部6の最狭部にはそれに見合うだけの幅Aが必要である。この結果、水平支持部9を構成するためには、A+D2に応じた板幅W2が必要である。
それに対して、実施形態においては、係止片10は、縦溝部9の開口部を斜めに横切るため(図5)、係止片10は、縦溝部9の略全幅Bを覆う寸法である必要はない。従って、図6(a)に示すように、係止片10の水平支持部6内への突出寸法D1は、従来例の寸法D2よりも小さくなり(上下方向の長さ寸法は大きくなるが)、この分だけが水平支持部6内に食い込む(侵入する)ことになる。そして、上記同様に、水平支持部6での必要強度を確保するため、水平支持部6の最狭部にはそれに見合うだけの幅Aが必要である。この結果、水平支持部9を構成するためには、A+D1に応じた板幅W1が必要である。
そして、この実施例の係止片10の突出寸法D1が、従来例の係止片20の突出寸法D2よりも小さいために、モータ取付部材1を構成するプレートの幅W1は、従来例に要していたプレート幅W2よりも狭くなる。この結果、プレート素材量が減少し、それに応じたコストダウンを図ることができる。また、この際、係止片10の機能には全く影響が及ばないので、機能低下の問題は生じない。
この発明のヒートポンプ用モータ取付部材の実施形態の概略構造を示す斜視図図である。 上記実施形態を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。 上記実施形態における要部(係止片)を示す拡大側面図である。 上記実施形態における要部(係止片)を示す拡大斜視図である。 上記実施形態における要部(係止片)の係止片変形後の状態を示す拡大側面図である。 上記実施形態及び従来例の展開図で、(a)は実施形態、(b)は従来例を示している。 従来例の要部(係止片)の展開図である。
符号の説明
1・・ヒートポンプ用モータ取付部材、2・・室外ケース、4・・支持脚部、5・・モータ取付部、6・・水平支持部、7・・室外熱交換器、8・・水平支持片、9・・縦溝部、10・・係止片、11・・狭隘部、12・・操作片

Claims (4)

  1. 上下方向に延びると共に、その下端側が室外ケース(2)側に取り付けられる少なくとも1本の支持脚部(4)と、支持脚部(4)に支持されたモータ取付部(5)と、支持脚部(4)の上端部に架設され、水平方向に延びると共に、その一方端側が前面ケース(2)と熱交換器(7)とのいずれか一方側に支持される水平支持部(6)とを有し、これら各部が一枚のプレートから打ち抜かれると共に、一体に成形されており、上記支持脚部(4)は、モータリード線(L)の配置される縦溝部(9)を有し、上記縦溝部(9)の側壁板(9a)には、変形させることで上記縦溝部(9)の開口を閉鎖してモータリード線(L)の抜け出しを防止する係止片(10)が一体に形成されており、この係止片(10)が、打ち抜き前のプレート素材において、上記水平支持部(6)に食い込む態様で板取りされているヒートポンプ用モータ取付部材において、上記係止片(10)は、上記側壁板(9a)から狭隘部(11)を介して外方へ突設され、上記係止片(10)を、狭隘部(11)を軸として捩じり変形させることにより上記縦溝部(9)の開口部を閉鎖するように構成されていることを特徴とするヒートポンプ用モータ取付部材。
  2. 上記係止片(10)には、上記狭隘部(11)から係止片(10)とは反対方向に延びて、捩じり変形させた際に、反開口部側へと外方に突出する操作片(12)が連設されていることを特徴とする請求項1のヒートポンプ用モータ取付部材。
  3. 上記縦溝部(9)は、断面コ字状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2のヒートポンプ用モータ取付部材。
  4. 一方端側が前面ケース(2)と熱交換器(7)とのいずれか他方側に支持される水平支持片(8)を、上記水平支持部(6)に一体的に連設にしていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかのヒートポンプ用モータ取付部材。
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