JP4940515B2 - 不正開封防止付開封刃内蔵口栓 - Google Patents
不正開封防止付開封刃内蔵口栓 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、清酒、果汁飲料、調味料などに使用される液体用紙容器の頂部に突設される不正開封防止付開封刃内蔵口栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、液体用紙容器(20)には、例えば図6(a)に示すように、四角柱状の胴部(21)をもち、その切妻屋根形の頂部傾斜板(22)には、注出のし易さから開封刃内蔵口栓(10)が突設されたものが広い商品分野において使用されてきた。この開封刃内蔵口栓(10)には、例えば図6(b)に示すように、下端に複数の三角状の開封刃(310)を欠刃部(311)を設けて垂設した開封用筒体(300)をスパウト(100)(注出口具)に下降可能に内蔵し、スパウトに螺着したキャップ(200)を螺脱方向へ回転させたときに、キャップの天板の中央位置に垂設されたガイド用内筒の外周面に設けられた螺旋状の摺接案内傾斜面と、開封用筒体の内周面に設けられた螺旋状の摺接案内傾斜面との摺接によって、開封用筒体(300)を降下させ、この開封用筒体の下端に設けられた開封刃(310)で液体用紙容器を封止する封止フィルム(400)を破断して開口するものが知られていた。なお、欠刃部を設けるのは、封止フィルムの破断片(401)が内容物(30)中に落下しないようにするためである。そして、この開封刃内蔵口栓には、スパウトの下面に封止フィルムを熱融着して注出筒の下部開口部を封止した口栓を、液体用紙容器の口栓取付孔に注出筒を突出させて、フランジの上面を容器の内面に熱融着して取り付ける内付けのものと、図6(a)に示すように、液体用紙容器(20)の封止フィルム(400)で封止した注出孔(23)の外周縁部上面に、スパウト(100)のフランジ(120)の下面を熱融着して取り付ける外付けのものとがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来の開封刃内蔵口栓には、不正開封防止機能が付いてなく、流通過程で誤って又は故意に開封されても、商品の外観からは判断することが難しく、商品のバージン性が損なわれたり、また、商品の内容物に悪影響を及ぼすことがあった。
【0004】
本発明は、上述の従来の開封刃内蔵口栓の問題を解決するものであり、商品のバージン性を確保し、また、いったん商品が開封されたら、開封されていることが外観から明確に判断可能な不正開封防止付開封刃内蔵口栓を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の第1の発明は、キャップと該キャップが螺着するスパウトと該スパウト内側に移動可能に内蔵された下端に開封刃をもつ開封用筒体とからなり、前記キャップは、周壁下端に複数の薄肉脆弱リブを介して下端内周面に係合部をもつ不正開封防止環部を接続し、天板下面中央部に外周面に前記開封用筒体を下降させる複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設けたガイド用内筒を垂設し、開封用筒体は、内周面に前記キャップの摺接案内傾斜面に対応させた複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設け、外周面上端部に複数の摺動突起を周方向へ等間隔に設け、前記スパウトは、注出筒の内周面に前記開封用筒体の摺動突起に対応させた複数の摺接縦リブを周方向へ等間隔に設け、外周面の螺合部の下方に前記キャップの不正開封防止環部が係合する係合部を設け、
容器に取り付けられた前記スパウトに装着された前記キャップを螺脱方向へ回転させたときに、前記キャップの摺接案内傾斜面と前記開封用筒体の摺接案内傾斜面との摺接により、前記開封用筒体が下降し始めるまでに、前記キャップの下端に接続する薄肉脆弱リブが前記キャップの回転により切断されて、前記スパウトに固定する不正開封防止環部が前記キャップから分離するように、前記キャップと前記開封用筒体とに回転角度の遊びを設け、
前記遊びは、前記キャップを前記開封用筒体を内蔵する前記スパウトに装着したときに、前記キャップの摺接案内傾斜面と前記開封用筒体の摺接案内傾斜面との間に所定の間隔を設けたことで設けられたことを特徴とする不正開封防止付開封刃内蔵口栓である。
【0006】
次に、本発明の第2の発明は、キャップと該キャップが螺着するスパウトと該スパウト内側に移動可能に内蔵された下端に開封刃をもつ開封用筒体とからなり、前記キャップは、周壁下端に複数の薄肉脆弱リブを介して下端内周面に係合部をもつ不正開封防止環部を接続し、天板下面中央部に外周面に前記開封用筒体を下降させる複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設けたガイド用内筒を垂設し、開封用筒体は、内周面に前記キャップの摺接案内傾斜面に対応させた複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設け、外周面上端部に複数の摺動突起を周方向へ等間隔に設け、前記スパウトは、注出筒の内周面に前記開封用筒体の摺動突起に対応させた複数の摺接縦リブを周方向へ等間隔に設け、外周面の螺合部の下方に前記キャップの不正開封防止環部が係合する係合部を設け、
容器に取り付けられた前記スパウトに装着された前記キャップを螺脱方向へ回転させたときに、前記キャップの摺接案内傾斜面と前記開封用筒体の摺接案内傾斜面との摺接により、前記開封用筒体が下降し始めるまでに、前記キャップの下端に接続する薄肉脆弱リブが前記キャップの回転により切断されて、前記スパウトに固定する不正開封防止環部が前記キャップから分離するように、前記キャップと前記開封用筒体とに回転角度の遊びを設け、
前記遊びは、前記キャップを前記開封用筒体を内蔵する前記スパウトに装着したときに、前記キャップに対する前記開封用筒体の相対位置を、前記キャップの天板下面に位置決めリブを設けて所定の間隔だけ下方へずらしたことで設けられたことを特徴とする不正開封防止付開封刃内蔵口栓である。
【0007】
次に、本発明の第3の発明は、キャップと該キャップが螺着するスパウトと該スパウト内側に移動可能に内蔵された下端に開封刃をもつ開封用筒体とからなり、前記キャップは、周壁下端に複数の薄肉脆弱リブを介して下端内周面に係合部をもつ不正開封防止環部を接続し、天板下面中央部に外周面に前記開封用筒体を下降させる複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設けたガイド用内筒を垂設し、開封用筒体は、内周面に前記キャップの摺接案内傾斜面に対応させた複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設け、外周面上端部に複数の摺動突起を周方向へ等間隔に設け、前記スパウトは、注出筒の内周面に前記開封用筒体の摺動突起に対応させた複数の摺接縦リブを周方向へ等間隔に設け、外周面の螺合部の下方に前記キャップの不正開封防止環部が係合する係合部を設け、
容器に取り付けられた前記スパウトに装着された前記キャップを螺脱方向へ回転させたときに、前記キャップの摺接案内傾斜面と前記開封用筒体の摺接案内傾斜面との摺接により、前記開封用筒体が下降し始めるまでに、前記キャップの下端に接続する薄肉脆弱リブが前記キャップの回転により切断されて、前記スパウトに固定する不正開封防止環部が前記キャップから分離するように、前記キャップと前記開封用筒体とに回転角度の遊びを設け、
前記遊びは、前記キャップを前記開封用筒体を内蔵する前記スパウトに装着したときに、前記開封用筒体の摺動突起と前記スパウトの摺接縦リブとの間に所定の間隔を設けたことで設けられたことを特徴とする不正開封防止付開封刃内蔵口栓である。
【0008】
そして、本発明の第4の発明は、キャップと該キャップが螺着するスパウトと該スパウト内側に移動可能に内蔵された下端に開封刃をもつ開封用筒体とからなり、前記キャップは、周壁下端に複数の薄肉脆弱リブを介して下端内周面に係合部をもつ不正開封防止環部を接続し、天板下面中央部に外周面に前記開封用筒体を下降させる複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設けたガイド用内筒を垂設し、開封用筒体は、内周面に前記キャップの摺接案内傾斜面に対応させた複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設け、外周面上端部に複数の摺動突起を周方向へ等間隔に設け、前記スパウトは、注出筒の内周面に前記開封用筒体の摺動突起に対応させた複数の摺接縦リブを周方向へ等間隔に設け、外周面の螺合部の下方に前記キャップの不正開封防止環部が係合する係合部を設け、
容器に取り付けられた前記スパウトに装着された前記キャップを螺脱方向へ回転させたときに、前記キャップの摺接案内傾斜面と前記開封用筒体の摺接案内傾斜面との摺接により、前記開封用筒体が下降し始めるまでに、前記キャップの下端に接続する薄肉脆弱リブが前記キャップの回転により切断されて、前記スパウトに固定する不正開封防止環部が前記キャップから分離するように、前記キャップと前記開封用筒体とに回転角度の遊びを設け、
前記遊びは、前記キャップを前記開封用筒体を内蔵する前記スパウトに装着したときに、前記キャップの摺接案内傾斜面と前記開封用筒体の摺接案内傾斜面との間に所定の間隔を設け、かつ、前記キャップに対する前記開封用筒体の相対位置を、前記キャップの天板下面に位置決めリブを設けて所定の間隔だけ下方へずらしたことで設けられたか、または、前記キャップの摺接案内傾斜面と前記開封用筒体の摺接案内傾斜面との間に所定の間隔を設け、かつ、前記開封用筒体の摺動突起と前記スパウトの摺接縦リブとの間に所定の間隔を設けたことで設けられたか、または、前記キャップに対する前記開封用筒体の相対位置を、前記キャップの天板下面に位置決めリブを設けて所定の間隔だけ下方へずらし、かつ、前記開封用筒体の摺動突起と前記スパウトの摺接縦リブとの間に所定の間隔を設けたことで設けられたことを特徴とする不正開封防止付開封刃内蔵口栓である。
【0009】
そして、本発明の第5の発明は、キャップと該キャップが螺着するスパウトと該スパウト内側に移動可能に内蔵された下端に開封刃をもつ開封用筒体とからなり、前記キャップは、周壁下端に複数の薄肉脆弱リブを介して下端内周面に係合部をもつ不正開封防止環部を接続し、天板下面中央部に外周面に前記開封用筒体を下降させる複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設けたガイド用内筒を垂設し、開封用筒体は、内周面に前記キャップの摺接案内傾斜面に対応させた複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設け、外周面上端部に複数の摺動突起を周方向へ等間隔に設け、前記スパウトは、注出筒の内周面に前記開封用筒体の摺動突起に対応させた複数の摺接縦リブを周方向へ等間隔に設け、外周面の螺合部の下方に前記キャップの不正開封防止環部が係合する係合部を設け、
容器に取り付けられた前記スパウトに装着された前記キャップを螺脱方向へ回転させたときに、前記キャップの摺接案内傾斜面と前記開封用筒体の摺接案内傾斜面との摺接により、前記開封用筒体が下降し始めるまでに、前記キャップの下端に接続する薄肉脆弱リブが前記キャップの回転により切断されて、前記スパウトに固定する不正開封防止環部が前記キャップから分離するように、前記キャップと前記開封用筒体とに回転角度の遊びを設け、
前記遊びは、前記キャップを前記開封用筒体を内蔵する前記スパウトに装着したときに、前記キャップの摺接案内傾斜面と前記開封用筒体の摺接案内傾斜面との間に所定の間隔を設け、かつ、前記キャップに対する前記開封用筒体の相対位置を、前記キャップの天板下面に位置決めリブを設けて所定の間隔だけ下方へずらし、かつ、前記開封用筒体の摺動突起と前記スパウトの摺接縦リブとの間に所定の間隔を設けたことで設けられたことを特徴とする不正開封防止付開封刃内蔵口栓である。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の不正開封防止付開封刃内蔵口栓の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の不正開封防止付開封刃内蔵口栓の断面図であり、図2又は図3は、それぞれ不正開封防止付開封刃内蔵口栓のキャップの摺接案内傾斜面と開封用筒体の摺接案内傾斜面との一実施形態の位置関係を示す展開説明図であり、図4は、不正開封防止付開封刃内蔵口栓のキャップの摺接案内傾斜面と開封用筒体の摺接案内傾斜面との一実施形態の位置関係を示す展開説明図である。
【0011】
本発明の一実施形態の不正開封防止付開封刃内蔵口栓(10)は、図1に示すように、キャップ(200)とこのキャップが螺着するスパウト(100)とこのスパウト内側に移動可能に内蔵された下端に開封刃(310)をもつ開封用筒体(300)とからなり、キャップは、周壁(220)下端に複数の薄肉脆弱リブ(223)を介して下端内周面に係合部(231)をもつ不正開封防止環部(230)を接続し、天板(210)下面中央部に外周面に開封用筒体を下降させる通常相対向する2個の複数の摺接案内傾斜面(241)を周方向へ等間隔に設けたガイド用内筒(240)を垂設し、開封用筒体は、内周面にキャップの摺接案内傾斜面(241)に対応させた複数の摺接案内傾斜面(301)を周方向へ等間隔に設け、外周面上端部に通常4個の複数の摺動突起(320)を周方向へ等間隔に設け、スパウトは、注出筒(110)の内周面に、開封用筒体の摺動突起(320)に対応させた通常8個の複数の摺接縦リブ(130)を周方向へ等間隔に設け、外周面の螺合部(111)の下方に、キャップの不正開封防止環部の係合部(231)が嵌合や咬合などで係合する係合部(112)を設けるものである。
【0012】
そして、容器に取り付けられたスパウトに装着されたキャップを螺脱方向へ回転させたときに、キャップの摺接案内傾斜面と開封用筒体の摺接案内傾斜面との摺接により、開封用筒体が下降し始めるまでに、キャップの下端に接続する薄肉脆弱リブがキャップの回転により切断されて、スパウトに固定する不正開封防止環部がキャップから分離するように、キャップと開封用筒体とに必要とする回転角度の遊びを設けるものである。
【0013】
キャップと開封用筒体とに回転角度の遊びを設ける方法としては、キャップを開封用筒体を内蔵するスパウトに装着したときに、図2に示すように、キャップ(200)の摺接案内傾斜面(241)と開封用筒体(300)の摺接案内傾斜面(301)との間に所定の間隔(D1 )を設けるものである。キャップの螺脱方向への回転に伴って、キャップの摺接案内傾斜面が回転(水平方向の矢印)し、開封用筒体の摺接案内傾斜面に当接して、開封用筒体が降下(垂直方向の矢印)する。
【0014】
また、他のキャップと開封用筒体とに回転角度の遊びを設ける方法としては、キャップを開封用筒体を内蔵するスパウトに装着したときに、図3に示すように、キャップ(200)に対する開封用筒体(300)の相対位置を、キャップの天板(210)下面に図1に示す位置決めリブ(250)を連続又は部分的に設けて下方へずらして置き、キャップ(200)の摺接案内傾斜面(241)と開封用筒体(300)の摺接案内傾斜面(301)との間に所定の間隔(D2 )を設けるものである。キャップの螺脱方向への回転に伴って、キャップの摺接案内傾斜面が回転(水平方向の矢印)し、開封用筒体の摺接案内傾斜面に当接して、開封用筒体が降下(垂直方向の矢印)する。
【0015】
また、他のキャップと開封用筒体とに回転角度の遊びを設ける方法としては、キャップを開封用筒体を内蔵するスパウトに装着したときに、図4に示すように、開封用筒体(300)の摺動突起(320)とスパウト(100)の摺接縦リブ(130)との間に所定の間隔(D3 )を設けるものである。キャップの螺脱方向への回転に伴って、開封用筒体が回転(矢印方向)し、開封用筒体の摺動突起突起がスパウトの摺接縦リブに当接し、キャップの摺接案内傾斜面と開封用筒体の摺接案内傾斜面の摺接により、開封用筒体が降下する。
【0016】
なお、上述したキャップと開封用筒体とに回転角度の遊びを設ける方法は、回転角度の遊びを必要なだけ大きくするために、それぞれの方法を組み合わせて用いることができる。
【0017】
ところで、従来の開封刃内蔵口栓は、キャップを開封用筒体を内蔵するスパウトに装着したときに、図5に示すように、キャップ(200)の摺接案内傾斜面(241)と開封用筒体(300)の摺接案内傾斜面(301)とが当接してをり、キャップを螺脱方向(水平方向の矢印)へ回転させると、キャップの摺接案内傾斜面(241)と開封用筒体(300)の摺接案内傾斜面(301)との摺接により、開封用筒体がすぐに下降(垂直方向の矢印)し始める。このため、従来の開封刃内蔵口栓のキャップの周壁下端に不正開封防止環部(230)を設けて不正開封防止付開封刃内蔵口栓(10)にすると、流通過程で不意に又は故意にキャップ(200)が螺脱方向へ回転したときに、不正開封防止環部(230)がキャップから分離するまえに、下降する開封用筒体(300)の下端の開封刃(310)が、容器(20)を封止する封止フィルム(400)(図6参照)に接触して、封止フィルムが破断されて仕舞う危惧があった。なお、キャップ(200)に不正開封防止環部(230)を接続する薄肉脆弱リブ(223)は、通常では、キャップ(200)を螺着方向へ最大で45度回転したときに完全に切断される。一方、本発明の不正開封防止付開封刃内蔵口栓(10)は、容器(20)に取り付けられたスパウト(100)に装着されたキャップ(200)を螺脱方向へ回転させたときに、前述したように、キャップ(200)と開封用筒体(300)とに必要な回転角度の遊びを設けており、キャップ(200)の下端に接続する薄肉脆弱リブ(223)がキャップの螺脱方向への回転により切断されてから、開封用筒体(300)が下降し始めるため、不正開封防止環部(230)がキャップから分離されずに、容器(20)を封止する封止フィルム(400)が開封用筒体(300)の開封刃(310)で切断されることがない。
【0018】
【発明の効果】
本発明の不正開封防止付開封刃内蔵口栓は、不正開封防止環部がキャップから分離するまえに、開封用筒体の開封刃で容器を封止する封止フィルムが破断されることがなく、流通過程での商品のバージン性を確保し、また、いったん商品が開封されたら、開封されていることが外観から明確に判断可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の不正開封防止付開封刃内蔵口栓の断面図である。
【図2】本発明の一実施形態の不正開封防止付開封刃内蔵口栓のキャップの摺接案内傾斜面と開封用筒体の摺接案内傾斜面との位置関係を示す展開説明図である。
【図3】本発明の他の一実施形態の不正開封防止付開封刃内蔵口栓のキャップの摺接案内傾斜面と開封用筒体の摺接案内傾斜面との位置関係を示す展開説明図である。
【図4】本発明の一実施形態の不正開封防止付開封刃内蔵口栓のスパウトの摺接縦リブと開封用筒体の摺動突起との位置関係を示す平面図である。
【図5】従来の一例の開封刃内蔵口栓のキャップの摺接案内傾斜面と開封用筒体の摺接案内傾斜面との位置関係を示す展開説明図である。
【図6】(a)は、一例の開封刃内蔵口栓を取り付けた液体用紙容器の開封前の状態を示す説明図であり、(b)は、開封したときの状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10……開封刃内蔵口栓
20……液体用紙容器
21……胴部
22……頂部傾斜板
23……注出孔
30……内容物
100……スパウト
110……注出筒
111,221……螺合部
112,231……係合部
120……フランジ
130……摺接縦リブ
200……キャップ
210……天板
220……周壁
223……薄肉脆弱リブ
230……不正開封防止環部
240……ガイド用内筒
241,301……摺接案内傾斜面
250……位置決めリブ
300……開封用筒体
310……開封刃
311……欠刃部
320……摺動突起
400……封止フィルム
401……破断片
Claims (5)
- キャップと該キャップが螺着するスパウトと該スパウト内側に移動可能に内蔵された下端に開封刃をもつ開封用筒体とからなり、前記キャップは、周壁下端に複数の薄肉脆弱リブを介して下端内周面に係合部をもつ不正開封防止環部を接続し、天板下面中央部に外周面に前記開封用筒体を下降させる複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設けたガイド用内筒を垂設し、開封用筒体は、内周面に前記キャップの摺接案内傾斜面に対応させた複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設け、外周面上端部に複数の摺動突起を周方向へ等間隔に設け、前記スパウトは、注出筒の内周面に前記開封用筒体の摺動突起に対応させた複数の摺接縦リブを周方向へ等間隔に設け、外周面の螺合部の下方に前記キャップの不正開封防止環部が係合する係合部を設け、
容器に取り付けられた前記スパウトに装着された前記キャップを螺脱方向へ回転させたときに、前記キャップの摺接案内傾斜面と前記開封用筒体の摺接案内傾斜面との摺接により、前記開封用筒体が下降し始めるまでに、前記キャップの下端に接続する薄肉脆弱リブが前記キャップの回転により切断されて、前記スパウトに固定する不正開封防止環部が前記キャップから分離するように、前記キャップと前記開封用筒体とに回転角度の遊びを設け、
前記遊びは、前記キャップを前記開封用筒体を内蔵する前記スパウトに装着したときに、前記キャップの摺接案内傾斜面と前記開封用筒体の摺接案内傾斜面との間に所定の間隔を設けたことで設けられたことを特徴とする不正開封防止付開封刃内蔵口栓。 - キャップと該キャップが螺着するスパウトと該スパウト内側に移動可能に内蔵された下端に開封刃をもつ開封用筒体とからなり、前記キャップは、周壁下端に複数の薄肉脆弱リブを介して下端内周面に係合部をもつ不正開封防止環部を接続し、天板下面中央部に外周面に前記開封用筒体を下降させる複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設けたガイド用内筒を垂設し、開封用筒体は、内周面に前記キャップの摺接案内傾斜面に対応させた複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設け、外周面上端部に複数の摺動突起を周方向へ等間隔に設け、前記スパウトは、注出筒の内周面に前記開封用筒体の摺動突起に対応させた複数の摺接縦リブを周方向へ等間隔に設け、外周面の螺合部の下方に前記キャップの不正開封防止環部が係合する係合部を設け、
容器に取り付けられた前記スパウトに装着された前記キャップを螺脱方向へ回転させたときに、前記キャップの摺接案内傾斜面と前記開封用筒体の摺接案内傾斜面との摺接により、前記開封用筒体が下降し始めるまでに、前記キャップの下端に接続する薄肉脆弱リブが前記キャップの回転により切断されて、前記スパウトに固定する不正開封防止環部が前記キャップから分離するように、前記キャップと前記開封用筒体とに回転角度の遊びを設け、
前記遊びは、前記キャップを前記開封用筒体を内蔵する前記スパウトに装着したときに、前記キャップに対する前記開封用筒体の相対位置を、前記キャップの天板下面に位置決めリブを設けて所定の間隔だけ下方へずらしたことで設けられたことを特徴とする不正開封防止付開封刃内蔵口栓。 - キャップと該キャップが螺着するスパウトと該スパウト内側に移動可能に内蔵された下端に開封刃をもつ開封用筒体とからなり、前記キャップは、周壁下端に複数の薄肉脆弱リブを介して下端内周面に係合部をもつ不正開封防止環部を接続し、天板下面中央部に外周面に前記開封用筒体を下降させる複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設けたガイド用内筒を垂設し、開封用筒体は、内周面に前記キャップの摺接案内傾斜面に対応させた複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設け、外周面上端部に複数の摺動突起を周方向へ等間隔に設け、前記スパウトは、注出筒の内周面に前記開封用筒体の摺動突起に対応させた複数の摺接縦リブを周方向へ等間隔に設け、外周面の螺合部の下方に前記キャップの不正開封防止環部が係合する係合部を設け、
容器に取り付けられた前記スパウトに装着された前記キャップを螺脱方向へ回転させたときに、前記キャップの摺接案内傾斜面と前記開封用筒体の摺接案内傾斜面との摺接により、前記開封用筒体が下降し始めるまでに、前記キャップの下端に接続する薄肉脆弱リブが前記キャップの回転により切断されて、前記スパウトに固定する不正開封防止環部が前記キャップから分離するように、前記キャップと前記開封用筒体とに回転角度の遊びを設け、
前記遊びは、前記キャップを前記開封用筒体を内蔵する前記スパウトに装着したときに、前記開封用筒体の摺動突起と前記スパウトの摺接縦リブとの間に所定の間隔を設けたことで設けられたことを特徴とする不正開封防止付開封刃内蔵口栓。 - キャップと該キャップが螺着するスパウトと該スパウト内側に移動可能に内蔵された下端に開封刃をもつ開封用筒体とからなり、前記キャップは、周壁下端に複数の薄肉脆弱リブを介して下端内周面に係合部をもつ不正開封防止環部を接続し、天板下面中央部に外周面に前記開封用筒体を下降させる複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設けたガイド用内筒を垂設し、開封用筒体は、内周面に前記キャップの摺接案内傾斜面に対応させた複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設け、外周面上端部に複数の摺動突起を周方向へ等間隔に設け、前記スパウトは、注出筒の内周面に前記開封用筒体の摺動突起に対応させた複数の摺接縦リブを周方向へ等間隔に設け、外周面の螺合部の下方に前記キャップの不正開封防止環部が係合する係合部を設け、
容器に取り付けられた前記スパウトに装着された前記キャップを螺脱方向へ回転させたときに、前記キャップの摺接案内傾斜面と前記開封用筒体の摺接案内傾斜面との摺接により、前記開封用筒体が下降し始めるまでに、前記キャップの下端に接続する薄肉脆弱リブが前記キャップの回転により切断されて、前記スパウトに固定する不正開封防止環部が前記キャップから分離するように、前記キャップと前記開封用筒体とに回転角度の遊びを設け、
前記遊びは、前記キャップを前記開封用筒体を内蔵する前記スパウトに装着したときに、前記キャップの摺接案内傾斜面と前記開封用筒体の摺接案内傾斜面との間に所定の間隔を設け、かつ、前記キャップに対する前記開封用筒体の相対位置を、前記キャップの天板下面に位置決めリブを設けて所定の間隔だけ下方へずらしたことで設けられたか、または、前記キャップの摺接案内傾斜面と前記開封用筒体の摺接案内傾斜面との間に所定の間隔を設け、かつ、前記開封用筒体の摺動突起と前記スパウトの摺接縦リブとの間に所定の間隔を設けたことで設けられたか、または、前記キャップに対する前記開封用筒体の相対位置を、前記キャップの天板下面に位置決めリブを設けて所定の間隔だけ下方へずらし、かつ、前記開封用筒体の摺動突起と前記スパウトの摺接縦リブとの間に所定の間隔を設けたことで設けられたことを特徴とする不正開封防止付開封刃内蔵口栓。 - キャップと該キャップが螺着するスパウトと該スパウト内側に移動可能に内蔵された下端に開封刃をもつ開封用筒体とからなり、前記キャップは、周壁下端に複数の薄肉脆弱リブを介して下端内周面に係合部をもつ不正開封防止環部を接続し、天板下面中央部に外周面に前記開封用筒体を下降させる複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設けたガイド用内筒を垂設し、開封用筒体は、内周面に前記キャップの摺接案内傾斜面に対応させた複数の摺接案内傾斜面を周方向へ等間隔に設け、外周面上端部に複数の摺動突起を周方向へ等間隔に設け、前記スパウトは、注出筒の内周面に前記開封用筒体の摺動突起に対応させた複数の摺接縦リブを周方向へ等間隔に設け、外周面の螺合部の下方に前記キャップの不正開封防止環部が係合する係合部を設け、
容器に取り付けられた前記スパウトに装着された前記キャップを螺脱方向へ回転させたときに、前記キャップの摺接案内傾斜面と前記開封用筒体の摺接案内傾斜面との摺接により、前記開封用筒体が下降し始めるまでに、前記キャップの下端に接続する薄肉脆弱リブが前記キャップの回転により切断されて、前記スパウトに固定する不正開封防止環部が前記キャップから分離するように、前記キャップと前記開封用筒体とに回転角度の遊びを設け、
前記遊びは、前記キャップを前記開封用筒体を内蔵する前記スパウトに装着したときに、前記キャップの摺接案内傾斜面と前記開封用筒体の摺接案内傾斜面との間に所定の間隔を設け、かつ、前記キャップに対する前記開封用筒体の相対位置を、前記キャップの天板下面に位置決めリブを設けて所定の間隔だけ下方へずらし、かつ、前記開封用筒体の摺動突起と前記スパウトの摺接縦リブとの間に所定の間隔を設けたことで設けられたことを特徴とする不正開封防止付開封刃内蔵口栓。
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