JPH072264A - 瓶等の容器の栓用アダプタ - Google Patents

瓶等の容器の栓用アダプタ

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JPH072264A
JPH072264A JP3254824A JP25482491A JPH072264A JP H072264 A JPH072264 A JP H072264A JP 3254824 A JP3254824 A JP 3254824A JP 25482491 A JP25482491 A JP 25482491A JP H072264 A JPH072264 A JP H072264A
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JP
Japan
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spout
protective
adapter
container
ring
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Pending
Application number
JP3254824A
Other languages
English (en)
Inventor
Guillermo H Steta Torres
ギジェルモ・アチェ・ステタ・トーレス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GRUPO STEVI SA
GURUPO SUTEBUI SA
Original Assignee
GRUPO STEVI SA
GURUPO SUTEBUI SA
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Filing date
Publication date
Application filed by GRUPO STEVI SA, GURUPO SUTEBUI SA filed Critical GRUPO STEVI SA
Publication of JPH072264A publication Critical patent/JPH072264A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D49/00Arrangements or devices for preventing refilling of containers
    • B65D49/02One-way valves
    • B65D49/04Weighted valves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D55/00Accessories for container closures not otherwise provided for
    • B65D55/02Locking devices; Means for discouraging or indicating unauthorised opening or removal of closure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Sealing Of Jars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋が既に緩められたかどうかを確実に認識で
きる瓶等の容器の栓用アダプタの提供。 【構成】 容器の栓用アダプタは円筒部E、シールD、
注ぎ口B及びねじ刻みのある防護型式の蓋Aを有して構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は瓶等の容器の栓用アダプ
タに関する。
【0002】
【従来技術】従来の容器の栓用アダプタにおいては蓋が
既に緩められたかどうかを知ることができなかった。
【0003】
【課題が解決しようとする課題】本発明は、蓋が既に緩
められたかどうかを確実に認識できる瓶等の容器の栓用
アダプタを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の瓶等の容器の栓
用アダプタはねじ刻みの有る防護ねじ蓋、注ぎ口、シー
ル、円筒部、さらに態様によっては、防護ねじ蓋に付設
され防護リングによって構成され、下記に述べる二つの
実施例では、最初に防護ねじ蓋を緩めた時破壊する小さ
な歯又はコネクタブリッジを介して蓋本体に結合された
リングをその下部に有し、従って歯の切断された部分が
見えるようになっている。他の実施例においては、防護
リングは防護ねじ蓋に結合されておらず、最初に蓋を緩
めた時二つの部分に破壊される。その他の実施例におい
ては、防護リングは、最初に防護ねじ蓋を緩めた時防護
ねじ蓋から外れる四つの部分に分けられる。又、先に言
及した部材に加え、さらに、瓶等の容器の内部の液体の
注ぎ口となり、又、その中に液体が入る事を避ける為の
弁が設けられている防護/再充填防止タイプの栓をも提
供され、防護だけでなく同時に再充填防止の栓を構成す
る。
【0005】以下に、液体を入れる為の容器用蓋の様々
な実施例を説明する。そこには防護型の栓と同時に防護
/再充填防止を組み合わせた型の栓が含まれる。栓の注
ぎ口からの瓶内部の液体の出口には二つの形態があり、
最初の形態では出口は注ぎ口の上部に設けられ、二番目
の形態では側面に設けられる。防護栓には4つの実施例
が有り、一番目は、防護ねじ蓋に結合された防護リング
が防護ねじ蓋を注ぎ口に締め付けた後は、上方へ移動で
きないもので、これは防護リングの内径が、リングが入
る注ぎ口の孔の直径より小さい事の結果により得られ
る。第二の実施例では、防護リングは防護ねじ蓋に結合
され、その内面に、注ぎ口にある4つの歯と相対する4
つのノッチを有している為回転することができない。三
番目の実施例では、防護ねじ蓋に結合したリングを注ぎ
口上に最初に取り付けた時壊れる小さなブリッジの仲介
により互いにつながれているいくつかの部分に分割され
ているリングを、防護ねじ蓋と注ぎ口の間に付け加えた
ものである。最初に蓋を暖めた時、4つの部分に破壊さ
れたリングは蓋から離れる。四番目の実施例では、最初
の蓋の緩めによって壊れる小さなブリッジを介して内部
のリングに結合されている外部のリングが、防護ねじ蓋
と注ぎ口の間に付け加えられている。この外部のリング
は、防護ねじ蓋が有する垂直な歯に相対する歯を備えて
いる為、回転する事ができない。全実施例において、こ
れらの栓はその全部品を備えており、垂直な圧力により
瓶又は容器の首部に取り付けられる。
【0006】この発明は、液体特にアルコール飲料用の
瓶又は容器用の栓の用途に利用され、液体充填の為の二
つの形式を有する。第一番目は単に防護だけの機能であ
り、二番目は防護と再充填防止を組合わせた機能を有す
るものである。
【0007】防護・再充填防止の栓は、あらゆる種類の
液体を入れる瓶又は容器に使用でき、しかもそれへの再
充填を避け得る事が望まれるが、これは、栓に併設され
た弁の働きにより得る事ができた。以降で説明する様々
な実施例の防護栓は、蓋が前もって緩められたかどうか
を知る事ができる構造の提供をねらいとしており、その
事は防護の確実さを保証する。
【0008】瓶詰め業者においては、防護栓は再充填防
止栓同様知られている。どちらのタイプの栓を使用する
かは瓶詰め業者の必要と希望によっており、すでに以前
から、蓋が前もって緩められたかどうか容易に判ること
を可能にする、確実な防護蓋が望まれていた。
【0009】本発明の二つの実施例は、防護リングを蓋
本体につないでいるコネクタブリッジが破壊される形式
のものと、さらに蓋と注ぎ口の間にある防護リングが最
初に蓋と注ぎ口の間に設けられた二重のリングが最初に
蓋をねじ開けた時壊れる形式のものを提供するものであ
る。
【0010】防護・再充填防止の栓は、瓶詰め業者に知
られているにも関わらず、本発明の着想と部品の組み合
わせは、使用される素材と同様新しく、魅力的であり、
防護蓋と場合により防護/再充填防止蓋を得るという目
的に適っている。液体の瓶詰め産業においては、再充填
防止機能を同時に備えた防護栓の使用が強く望まれてい
る。この発明は魅力的な外観、使い易さ、製造費用の減
少と同時に防護性と再充填防止の面で素晴らしい効果を
確実に保証しつつ、これらのすべての目的を達成してい
る。
【0011】これらの実施例の一つでは、この発明は、
蓋が以前に緩められたかどうか容易にそして客観的に切
り得る防護蓋のある栓を提案することを基本的な目的と
している。他の実施例では、瓶又は容器の内部への液体
の注入を妨げる為の弁を使用して、防護蓋と再充填防止
機能を組み合わせている。
【0012】この発明の新しさの一つは、4つの異なる
型で提案されている防護型のねじ蓋と再充填防止機能の
組み合わせにある。再充填防止型の実施例のものと同じ
外観であるが、この栓は、他の再充填防止の実施例の弁
を備えられていないので、単なる防護栓である。
【0013】第一の型においては、最初に注ぎ口の蓋を
緩めた時壊れる小さなコネクタブリッジ又は垂直な歯の
仲介により防護ねじ蓋本体に結合されているリングがそ
の内部に設けられて、防護ねじ蓋は防護される。垂直な
コネクタブリッジ又は歯の破砕は、防護リングがその内
部に有する、そして注ぎ口へ締め込んだ時空所に入る水
平環状面によって行なわれ、それがリングが垂直方向に
移動するのを防ぎ、蓋を緩めて垂直移動させると、リン
グのコネクタブリッジ又は縦の歯は破砕される。
【0014】防護ねじ蓋の二番目の型では、防護リング
は、リングの内面に形成された連続した垂直な歯を備え
ている。防護ねじ蓋が注ぎ口に締め込まれた時、リング
の歯は注ぎ口の内部に形成された対応する連続した垂直
な歯に対し、この歯は、防護ねじ蓋を注ぎ口に螺合させ
る時リングが回転するのを防ぎ、その事がリングを防護
ねじ蓋本体に結合している垂直な歯又はコネクタブリッ
ジの破壊を導く。
【0015】三番目の防護蓋の型では、防護ねじ蓋と注
ぎ口の下部の間に四つの部分に分かれたリングが付け加
えられている。この分割されたリングは、最初に注ぎ口
に取り付け又は締め込んだ時折れる小さな水平な歯又は
コネクタブリッジを介して結合されている。この後者、
注ぎ口はカッターの役目をする垂直な歯を備えており、
これがリングの水平の歯又はコネクタブリッジを切断す
る。従って防護ねじ蓋の円錐形下部と注ぎ口の水平環状
面の間に固定されたリングが残る。防護ねじ蓋を最初に
緩めた時リングの4つの歯は原位置から外れ、落ち、防
護ねじ蓋と注ぎ口の間に隙間を残し、その事が従って防
護ねじ蓋が緩められた事を明白に認識させる。
【0016】四番目の最後の防護蓋の型では、防護ねじ
蓋と注ぎ口の間に円筒形のリングを入れたもので、注ぎ
口から防護ねじ蓋を緩めた時、垂直な円筒形リングが回
転するのを防ぐための、連続した歯が形成されており、
これらの歯は注ぎ口が有する別の歯と向かい合い、最初
に防護ねじ蓋を緩めた時、垂直な円筒形リングが回転す
るのを防止する事を可能にしている。この円筒形リング
は、水平な連続した歯又はコネクタブリッジを介しても
う一つの垂直円錐形リングに結合されており、最初に防
護ねじ蓋を緩める際に回転し易くなっている。垂直円錐
形リングは、その円錐面に形成された連続した垂直な細
溝を有し、これは垂直な連続した細溝が形成された円錐
面を有する防護ねじ蓋の下部に入る。それによって、最
初に防護ねじ蓋を暖めた時、垂直円錐形リングを、垂直
円筒形リングとではなく防護ねじ蓋との回転へ導く。そ
れが二つのリングをつないでいる水平な歯又はコネクタ
ブリッジの破砕につながる。最初に防護ねじ蓋を注ぎ口
から緩めた時、垂直な歯又はコネクタブリッジの破砕は
明白な方法でなされ、従って前もって防護ねじ蓋が緩め
られたかどうか知ることは容易である。一度防護ねじ蓋
が注ぎ口から緩められると、垂直円錐形リングも円筒形
リングも容易に取れ、捨てる事ができ、そして再び防護
ねじ蓋を注ぎ口に取り付けた時、防護ねじ蓋の下部に隙
間が残り、その事は防護ねじ蓋が、前もって緩められた
事を明確な方法で明らかにする。
【0017】以上に説明したねじ刻みの有る防護ねじ蓋
は、再充填防止機構と又は再充填防止機構を有しない、
弁を排した栓と組み合わせる事が可能である。
【0018】先に説明した4つの型に対応する防護・再
充填防止栓は、最初の二つの実施例においては次の5つ
の部分から構成されている。爪又は歯を介して瓶の首に
固定され、又一度瓶に取り付けられるとその破砕を生じ
ずに取り除く事ができない円筒部。この円筒部は瓶又は
容器の首に取り付けられた時、瓶又は容器の首に対しこ
の円筒部が回転するのを妨げる内部の垂直な連続したリ
ブを有する。この円筒部は瓶の首の円筒形の上部を覆
い、スマートな外観を与えている。円筒部内部の上部に
は、弁座もしくはバルブシール、弁及び注ぎ口から成る
再充填防止機構が合体されている。これらの三つの部分
は相互に組み合わされ、この円筒部の水平円形面を介し
て円筒部に固定されており、この面は直径がより大きな
注ぎ口のもう一つの水平円形面と向かい合い、円筒部と
の結合の後再充填防止機構が取り外されるのを防ぐのを
可能にしている。さらに弁座もしくはバルブシールはそ
の下部円形面に、円筒部がその上部に有する連続した歯
の間に入る連続した空所を備えており、これが再充填防
止機構が円筒部と連動して回転しないよう、又は弁座も
しくはバルブシールが栓を瓶に取り付ける前に円筒部の
内側へ移動しないようにする。
【0019】弁座もしくはバルブシールは、同様に、注
ぎ口の内部にある縦の歯の間に入り、弁座もしくはバル
ブシールに対して注ぎ口が回転する事を防ぐ連続した歯
をその上部に備えている。先に説明した構造では、円筒
部、注ぎ口、弁座もしくはバルブシールは一度組み合わ
されるとそれ等の一つ一つが他の部分に対し回転した
り、又はその位置から動いたりするのを防ぐ様に、円筒
部、弁座もしくはバルブシル及び注ぎ口はしっかりと固
く組み合わされている。
【0020】円筒部と再充填防止機構が其等の場所に適
切に組み付けられた栓は、先に説明した4つの型のいず
れかの防護ねじ蓋を注ぎ口に締め付けて構成される。防
護蓋の二つの実施例では、防護ねじ蓋と注ぎ口の間に入
りそして落ちるリングが付け加えられ、又は、最初に防
護ねじ蓋が注ぎ口から緩められた時コネクタブリッジ又
は歯が破壊する。
【0021】防護のみの栓の実施例においては、弁は廃
止され、注ぎ口は中央に開いており、これは先に説明さ
れた各々の実施例と同様な防護性を特徴とする防護ねじ
蓋を緩めた時の液体の出口となる。
【0022】これらの栓の構造に関しては、瓶の首への
取り付けは至って簡単で、瓶の首へしっかりと固定され
る様に栓に垂直軸方向に圧力を加えるだけであり、円筒
部の内面の連続した歯又は爪が瓶又は容器の水平環状面
に対向する。
【0023】これらの様々な実施例におけるこの栓の斬
新な特徴の一つは、構成部品の組み立てに糊も接着剤も
必要としない事である。部品の構造とその組み付け構造
は圧力のみでこれらの異なる部品の組み立てを可能にし
ている。
【0024】これらの栓のもう一つの特異な特徴は、円
筒部の取り付け構造にあり、その内部円筒面に連続した
二並びの歯と連続した垂直なリブを有し、円筒部の内部
を形成するピンからのそれらの排除の時円筒部を自由に
する事ができるよう、折り曲げられるピンの使用がその
取り付けに必要である。
【0025】栓の様々な部分は、各々の部品に特に要求
される機能に応じてその特徴を決定され、ポリプロピレ
ン・ポリスチレン・ポリエチレン等の熱可塑性材料ある
いは異なる他の材料で製造が可能である。
【0026】
【実施例】以下本発明の実施例を添付の図面を参照して
説明する。なお各図は概略下記のような実施例を示すも
のである。
【0027】図1〜7は防護/再充填防止栓に対応し、
いくつかの変更がなされ、ねじ蓋は防護型の他のものに
よって置き換えられている。図8〜11は防護栓を構成
する特別な構造に対応し、再充填防止機構は排されてい
る。図12と13は防護/再充填防止栓の二番目の実施
例に対応し、そこでは液体の出口の孔は注ぎ口の上部か
ら側面に変更されている。図14,15,16は、防護
蓋の二番目の実施例と防護/再充填防止栓に対応し、そ
こでは瓶又は容器の首から容易に取り外す事ができるよ
う、防護リングに変更がなされている。図17,18,
19は三番目の実施例の防護蓋と防護/再充填防止栓に
対応し、そこでは蓋と注ぎ口の間に防護リングが付け加
えられている。図20,21,22は四番目の実施例の
防護蓋と防護/再充填防止栓に対応し、蓋と注ぎ口の間
に異なる構造の防護リングが付け加えられている。
【0028】図1において、Aは本発明の第1実施例の
防護ねじ蓋を示し、Bは注ぎ口を示し、Cは弁を示し、
Dは弁座もしくはバルブシールを示し、Eは栓の外側の
円筒部を示し、Fは瓶又は容器の首部を示す。
【0029】図2に示すように、防護ねじ蓋Aは、注ぎ
口Bの垂直円筒状外面に設けられた螺旋状の線状突起1
3に対向し、防護ねじ蓋Aの注ぎ口Bへの締付け作用を
行うための、一つの又は複数の引き込み口、例えば四つ
の引き込み口を有する螺旋状の線状突起1をその内部に
備えている。防護ねじ蓋Aを注ぎ口Bに締め付けると、
防護ねじ蓋Aのロッド10が注ぎ口Bの円形孔30に入
り、それによって、ロッド10が弁Cとその円形空所5
1で接触可能となっている。ロッド10の水平円形面1
1は弁Cの水平円形面49を押し、弁Cを弁座もしくは
バルブシールDの水平円形面33に向けて押しつける。
【0030】注ぎ口Bへの締め付けにより、防護ねじ蓋
Aにより弁C及び弁座もしくはバルブシールDに加えら
れるこのような垂直方向の圧力によって、弁Cの円形傾
斜面54と55が弁座もしくはバルブシールDの環状面
33と接触し、これによって弁座もしくはバルブシール
Dの円形孔46を通じた液体の流出が防止され、水密性
を確保される。
【0031】ロッド10の先端部は弁Cの空所52に嵌
合する十字形12をなしており、防護ねじ蓋Aを緩めて
弁Cを回すと、弁Cは弁座もしくはバルブシールDから
離れる。
【0032】防護ねじ蓋Aを注ぎ口Bに対し回転させて
緩めると、弁Cの側壁50に対するロッド10の十字形
12の摩擦力の結果、弁Cも同様に回転し、弁座もしく
はバルブシールDの水平環状面33から離隔する。瓶又
は容器Fの中に含まれる液体が、時として、弁座又はバ
ルブシールDの環状面33への弁Cの傾斜面54と55
の付着をもたらす結果、弁Cは弁座もしくはバルブシー
ルDの環状面33に密着又は接着する傾向を有する。
【0033】防護ねじ蓋Aの外側の垂直環状面2は、注
ぎ口Bに締め付けたりまた緩めたりする際に防護ねじ蓋
Aを確実に保持できるようにする為の、垂直な連続した
細溝又は切り込みを有することができる。
【0034】防護ねじ蓋Aの下部には、その蓋本体に垂
直な歯又はコネクタブリッジ3を介して結合された環状
リング6が備えられている。リング6の水平上面は、注
ぎ口Bに締め付けた際、防護ねじ蓋Aの本体とリング6
との間に加わる垂直な力の支えとなる連続した垂直な歯
4を備えている。このような垂直な力によりリング6の
環状線状突起7が注ぎ口Bの傾斜面14に沿って滑り、
注ぎ口Bに設けられた溝16に入り込んで水平環状面1
5の下方に位置を留められる。
【0035】リング6はその内面に形成された環状線状
突起7によって内径が小さくなっており、水平索状突起
7の下部には、注ぎ口Bの傾斜面14に対するリング6
の滑りを可能にするフランジ5を有する。防護ねじ蓋A
を最初に注ぎ口Bに対し緩めると、リング6は注ぎ口B
の環状の溝16に係合しており、注ぎ口Bの溝16を形
成している上部水平環状面15と線状突起7の干渉によ
り、リング6は上方へ移動できないため、防護ねじ蓋A
の垂直な歯又はコネクタブリッジ3が破砕又は破壊され
る。この破壊は防護ねじ蓋Aが既に緩められた事を認識
させる。このような垂直な歯又はコネクタブリッジ3の
破壊によるリング6の分離は防護ねじ蓋Aの特徴であ
り、これは以下に説明する4つの実施態様の第1のもの
である。
【0036】注ぎ口Bの内部には、瓶又は容器Fが傾け
られた時、垂直軸上でのその移動を支え、弁Cを中央に
配置する働きの垂直円筒部31がある。注ぎ口Bの水平
円形面29は、防護ねじ蓋Aのロッド10が入り込む円
形空洞30と同様、瓶又は容器Fの内部の液体がそこか
ら出る円形空洞28を形成する。注ぎ口Bの垂直円形面
26は、瓶Fの液体を注ぐ時、液体の流れを止め、注ぎ
口Bの外壁に伝い落ちるのを防ぐ働きをし、瓶Fがもと
の垂直な位置に戻された時、液体が注ぎ口Bの内部に戻
り易い働きをする、その上部のフランジで終わる注ぎ口
Bの外側の水平な円形環状部18は、注ぎ口Bに締め込
んだ時、防護リング6が注ぎ口Bの外側の水平円形環状
部18より小さな直径である為、蓋Aの垂直方向の移動
を制限する働きをする。この外部水平環状部18はその
下部19により、注ぎ口Bの組付けの際の支持部の役目
も果たす。
【0037】注ぎ口B・弁C及び弁座もしくはバルブシ
ールDによって構成される再充填防止機構の組み付け
は、まず最初に弁Cを弁座もしくはバルブシールDの内
部に取り付け、続いて弁Cと弁座もしくはバルブシール
Dを注ぎ口Bの内部に装着することで行われる。
【0038】弁座もしくはバルブシールDの垂直円筒面
35の下部により大きな直径部分を有し、防護ねじ蓋A
を調節し密閉性を与える働きの一つ又は複数の線状突起
36を有し、該線状突起36は組み付け時に注ぎ口Bの
内部の垂直円筒面と接触する。
【0039】弁座もしくはバルブシールDの垂直円筒面
35は、水平面24で注ぎ口Bの内部の垂直歯32と接
触して注ぎ口Bの弁座もしくはバルブシールDの入り口
を限定する環状面48を備えている。
【0040】防護ねじ蓋Aを緩めた際に注ぎ口Bが弁座
もしくはバルブシールDに対して回転する事を妨げる
為、弁座もしくはバルブシールDの上部には注ぎ口Bの
垂直な歯32の隙間に入り込む連続した歯47が設けら
れており、注ぎ口Bの垂直歯32が弁座もしくはバルブ
シールDの歯47と噛み合うことで、注ぎ口Bは弁座も
しくはバルブシールDに対する回転を妨げられる。
【0041】弁座もしくはバルブシールDが円筒部Eに
対し回転するのを妨げる為、弁座もしくはバルブシール
Dは円筒部Eの歯62が入る空所40をその下部に有
し、これらの係合により、互いに対する回転が防止され
ている。
【0042】注ぎ口Bは、円筒部Eの傾斜した側面59
に沿って滑ることで円筒部Eへの組付けが容易となって
おり、注ぎ口Bには水平面21で円筒部Eの対応する面
60と噛み合う事を可能にする、傾斜した側面22を有
する。
【0043】円筒部Eが外れたり回転したりしない様に
だけでなく、弁座もしくはバルブシールDがその正しい
位置に固定され、また注ぎ口Bが瓶又は容器Fの首に栓
を取り付ける前に動かない様に確実に固定される事が非
常に重要である。その為、円筒部Eの内部に設けられた
歯62の上部61は弁座もしくはバルブシールDの円形
面39より小さな直径を有して形成されており、弁座も
しくはバルブシールDの円筒部Eの下方への移動が防止
されている。
【0044】円筒部Eの歯62が相対する弁座もしくは
バルブシールDの空所40に嵌合することで部品相互の
回転が防止され、再充填防止装置の回転が円筒部Eを介
して防止される。
【0045】弁座もしくはバルブシールDの内部には垂
直円筒部34が形成され、その端部には、防護ねじ蓋A
が注ぎ口Bに締め込まれてロッド10が弁Cを押圧する
際に、弁Cの傾斜面54及び55と接触して、液体が円
形孔46から出るのを妨げる水平環状面33が設けられ
ている。
【0046】弁座もしくはバルブシールDの下部には垂
直円筒部43が設けられ、その外面には、瓶又は容器F
の内部の環状面77と協働して密閉を確保するための、
線状突起42を一連に形成されている。
【0047】瓶又は容器Fへの弁座もしくはバルブシー
ルDの垂直円筒部43の挿入を容易にする為、この円筒
部43の端部にはフランジ44が設けられ、又、瓶又は
容器Fの首の上部にもフランジ73が設けられている。
【0048】弁Cの取り付け時間を短縮しかつ簡略化す
るため、弁Cの中央には空所56が設けられている。円
筒部Eの内部には歯又は爪64が備えられ、これらの歯
又は爪64は瓶又は容器Fの首への取り付けの際に、そ
の首に設けられた環状水平面76の下部に確実に係止さ
れる。歯又は爪64の下部には、瓶又は容器Fに設けら
れた傾斜面75に沿う摺動を容易とする為の傾斜面65
が備えられており、これにより、円筒部Eの歯もしくは
爪64が、先に述べた様に、瓶又は容器Fの首の環状面
76の下部の定位置に位置できる。歯又は爪64の直径
が瓶又は容器Fの傾斜面75の下部の径よりも小さくな
っているため、円筒部Eの歯又は爪64が瓶又は容器F
の首の水平環状面76に対向状態となり、瓶又は容器F
から栓を引き抜く事は不可能である。円筒部Eの下部に
は、防護ねじ蓋Aを暖めた際に瓶又は容器Fの首の垂直
リブ78と協働して、円筒部Eが瓶又は容器Fに対し回
転するのを妨げる歯69が備えられており、垂直リブ7
8は栓を取り付けた時にその位置で最高の高さとなるよ
うに配置されている。
【0049】垂直な歯69は瓶又は容器Fの首への取り
付けと位置付けを容易にする傾斜面66、68を備えて
おり、円筒部Eの下方に向かうにつれ高さを減少し、フ
ランジ71に至っている。円筒部Eの円筒壁70の下端
には瓶又は容器Fの首への円筒部Eの組付けを容易にす
るフランジ72が設けられ、このフランンジ72は瓶又
は容器Fの首の下部に設けられたる対応するフランジ7
9の高さに位置していおり、瓶又は容器Fに連続する輪
郭を有している。
【0050】円筒部Eの円筒壁の上部には水平環状面5
7が設けられ、組付けの際、注ぎ口Bの環状面18の下
部19がそれにより支持される。円筒部Eの環状面57
は、注ぎ口Bの環状面18の外側を塞ぐ作用をする垂直
環状面58があり、円筒部Eとの組付けにより垂直環状
面58は見えなくなる。
【0051】図8において示した瓶の首に取り付けた防
護栓において、防護ねじ蓋は符号Gで示され、栓は再充
填防止ではない。Hは再充填防止ではない場合の防護注
ぎ口を示し、Iは再充填防止ではない場合の栓のシール
を示し、Eは栓の外筒を示し、Fは瓶又は容器の首を示
す。
【0052】単なる防護だけの栓として機能するこの図
の実施例では、再充填防止機構は排され、弁Cは不要と
され、防護ねじ蓋からはロッドが排除され、注ぎ口Hは
中央部が開口し、代わりにシールIが設けられ、弁座は
除かれている。防護ねじ蓋Gは、防護と再充填防止の機
能を兼備えた防護ねじ蓋Aと基本的な構造は全く同じあ
り、先に説明したと同様に機能する。防護ねじ蓋AとG
の相違は、防護ねじ蓋Gでは再充填防止機構が必要でな
く、また弁C自体が省かれた結果、防護ねじ蓋Aのロッ
ド10が除かれたことにある。ロッド10を除き、その
全体の構造と蓋としての機能は防護ねじ蓋Aと同様であ
る。
【0053】注ぎ口Hは注ぎ口Bの構造と異なり、弁座
もしくはバルブシールDの代わりにシールIを備えてお
り、再充填防止機能は必要とされない。注ぎ口Hとシー
ルIとは注ぎ口Hの環状部82をシールIの空所に嵌合
することで組付けられる。シールIの垂直環状面87は
注ぎ口Hの垂直環状面81と接触状態に保持されて、こ
の二つの面の間の液体の通過を妨げられ、密閉性が与え
られる。注ぎ口Hの環状部82の下端には、シールIの
空所86への嵌合を容易にするフランジ80が設けられ
ている。
【0054】シールIの環状面35は、シールIの取り
付けを容易にし、環状面37の外径と弁座もしくはバル
ブシールDの対応する面37の径は同様に設定されてお
り、環状部84と垂直な空所85を形成して、注ぎ口B
もしくはHの内側に同様な形態で組付けられ、互換性を
保証する。二つのシールI及びDの線状突起36は二つ
の注ぎ口B及びHの環状面23と接触可能である。その
他の特徴と、シールIとDの注ぎ口BとHへの組み付け
は、先に防護/再充填防止栓に関し説明したと同様であ
る。
【0055】円筒部Eは、先に説明した栓のものと全く
同じ構造であり、同様に機能する。瓶又は容器Fの首
も、先に説明した栓のものと同様である。
【0056】図12は側面に出口のある防護/再充填防
止栓の断面図である。この栓は、注ぎ口Bの上部の液体
の出口孔28を側面の孔89に代えた注ぎ口Jを備えた
ことを除けば、図1の防護/再充填防止栓とほぼ同様で
ある。
【0057】注ぎ口Jには、防護ねじ蓋Aのロッド10
が突入する円形孔30を中央に残して、上部を閉じる水
平面88が備えられている。同様に、液体が外部に注が
れる環状の孔89を水平面88とともに形成する水平面
90が付け加えられている。
【0058】注ぎ口Jの他の全ての部分は、すでに説明
した注ぎ口B・弁座もしくはバルブシールD・弁C・円
筒部E・瓶又は容器Fと同一であり、先に既に説明され
ているので、繰り返さない。
【0059】図14と15に示される別例の防護ねじ蓋
Kは、防護リング6の構造が変更された以外は最初の実
施例の防護ねじ蓋Aと同一であり、その正常な機能のた
めに注ぎ口Lの下部に必要な変更が行われている。この
防護ねじ蓋Kは先に記述された防護/再充填防止又は防
護栓の構成に適用でき、以降で説明するように防護ねじ
蓋Kと注ぎ口Lに対応する防護ねじ蓋Aと注ぎ口B及び
防護リングの変更だけしか必要でない。
【0060】防護ねじ蓋Aの防護リング6の環状線状突
起7は、防護ねじ蓋Kが注ぎ口Lから緩められた時防護
リング6が回転するのを妨げる先端部93と傾斜面92
とを有する4つの歯91に代替され、防護ねじ蓋Kの防
護リング6は防護ねじ蓋Aの防護リング6とは異なり、
傾斜面95と先端96によって形成される注ぎ口Lの四
つの歯94に対向する。
【0061】防護ねじ蓋Kは、注ぎ口Lが有する4つの
対応する線状突起13に係合する4つの引き込み口を形
成する線状突起1を有する。4つの線状突起1のねじ端
において、防護ねじ蓋Kと注ぎ口Lの歯91及び94が
先端93と96で合致する。その事は、注ぎ口Lへの取
り付け状態で、防護ねじ蓋Kの歯91が歯94に対し先
端93と96で互いに向かい合わせとなり、防護ねじ蓋
Kを注ぎ口Lから緩めた時防護リング6を防護ねじ蓋K
の本体につないでいる垂直な歯又はコネクタブリッジ3
の破砕を生じ、防護リング6が回転するのを妨げる。
【0062】防護ねじ蓋Kの4つの歯91はリング6の
内面に一体形成され、注ぎ口Lの4つの歯94は注ぎ口
Lの水平環状部18に一体形成されている。防護ねじ蓋
Kを注ぎ口Lへ最初にねじ込んだ時、防護ねじ蓋Kと注
ぎ口Lの4つの線状突起のねじ端が合致し、リングの歯
91は注ぎ口Lの対応する歯94とそれぞれの先端93
と96で合致し、垂直面をなす先端93と96が向かい
合わせとなって、防護ねじ蓋Kを暖めた時リング6が回
転するのを妨げる。防護ねじ蓋Kを注ぎ口Lに最初に締
め込んだ時、防護ねじ蓋Kの傾斜面92は、防護ねじ蓋
Kの垂直面をなす先端93と注ぎ口Lの垂直面をなす先
端96に相対するまで、注ぎ口Lの傾斜面95にたいし
て摺動可能とするので、リング6を防護ねじ蓋Kの本体
に結合しているブリッジ3は破砕されない。防護リング
6は垂直方向にいかなる止めも備えていない結果、防護
ねじ蓋Kが一端注ぎ口Lから緩められると、注ぎ口Lの
リング6は困難なく外す事ができる。防護/再充填防止
栓又は単なる防護栓を構成する他の部分は、先に説明し
たと同様に機能する。
【0063】第3の実施例の防護ねじ蓋を、再充填防止
栓にの組み合わせた状態が図17に示されている。図1
8は防護ねじ蓋Mを示し、図21は注ぎ口Nを示し、図
19は防護リングOを示す。この実施例の防護ねじ蓋M
は、防護リングOが防護ねじ蓋Mから分離しており、こ
れらは垂直な歯又はコネクタブリッジ3によって結合さ
れていないところが先に説明した実施例のものとは異な
る。この実施例では、防護ねじ蓋Mは防護リングOの上
部の傾斜状の環状面100が嵌合する傾斜面97を備え
ている。
【0064】この実施例の栓の取り付けは、円筒部Eを
注ぎ口N・弁C・弁座もしくはバルブシールDによって
形成される再充填防止機構と組み合わせた後、防護リン
グOの水平な歯又はコネクタブリッジ103による結合
部に設けられた空所が注ぎ口Nの歯104に嵌まるよう
充分回しながら、注ぎ口Nに防護リングOを取り付け
る。最初に防護ねじ蓋Mを注ぎ口Nにねじ込んで防護ね
じ蓋Mを垂直に移動させると、リングの傾斜した環状面
100は、防護ねじ蓋Mの傾斜した環状面97の内側に
中心を同じくして止まる。同時に防護ねじ蓋Mの下面は
リングOの環状水平上面101と接触してリングOを下
方へ動かし、注ぎ口Nの垂直な歯104の尖った先端部
分105によって、これらの4つの歯と結合している防
護リングOの4つの水平な歯又はコネクタブリッジ10
3が切断され、破砕される。防護ねじ蓋Mの注ぎ口Nへ
のねじ込みが終わると、リングOは防護ねじ蓋Mの垂直
傾斜環状面97、注ぎ口Nの水平環状面17及び円筒部
Eの垂直環状面によって動けなくなった4つの部分に分
かれる。同様に防護ねじ蓋Mが注ぎ口Nにねじ込まれて
入る間は、リングOの傾斜した環状面100はリングO
を定位置に維持する防護ねじ蓋Mの傾斜した環状面97
内に留まる。防護ねじ蓋Mを最初に緩めると、その垂直
移動により、リングOはフリーとなり、その位置に維持
する為の支持を備えていないリングOの4つの部分が側
方に落ちる。防護ねじ蓋Mが注ぎ口Nに再びねじ込まれ
た時には、両者の間にリングが位置していたスペースが
残っているため、防護ねじ蓋Mが以前に緩められた事を
明白に示す。
【0065】防護ねじ蓋を組み合わせた第4の実施例の
再充填防止栓が図20に示される。この実施例の防護ね
じ蓋Mは図18に、注ぎ口Nは図21に、防護リングP
は図22に示されている。本実施例では最初に防護ねじ
蓋Mが注ぎ口Nに対し暖められた際に、垂直な歯又はコ
ネクタブリッジが折れた時二つの部分に別れる歯状の防
護リングPと合体されている点で先の3つの実施例と異
なる。ねじ刻みのある防護ねじ蓋Mは前の実施例と同じ
であり、傾斜した垂直環状面97は環状面全体に連続し
た垂直な細溝98を有する。
【0066】栓を取り付けるには、注ぎ口N・弁C・弁
座もしくはバルブシールDから成る再充填防止機構と円
筒部Eを組み合わせた後、防護リングPをその傾斜した
環状面106を上にして、注ぎ口Nに取り付ける。防護
ねじ蓋Mを注ぎ口Nにねじ込むと、垂直方向の圧力によ
り、防護ねじ蓋Mの線状突起1が注ぎ口Nの線状突起1
3と密着し、傾斜した環状上面106は、防護ねじ蓋M
の下部にある対応する垂直な傾斜した環状面97の中に
入り込む。同時に防護リングPの歯状下部環状面108
は防護ねじ蓋Mと注ぎ口Nの水平環状面17との間に保
持される。一度注ぎ口Nに防護ねじ蓋Mを締め込むと、
防護ねじ蓋Mが軽く回って注ぎ口Nに確実に固定される
ことが必要である。その為、防護ねじ蓋Mの締め込み方
向への回転を可能にする傾斜面111がリングPの垂直
な歯109に備えられている。
【0067】リングPの傾斜した環状上面106は、防
護ねじ蓋Mの対応する溝98に対向し、又、防護ねじ蓋
Mに追従して強制的に回転させるための垂直溝112を
備えている為、リングPは防護ねじ蓋Mとともに回転し
易くなっている。注ぎ口Nは、リングPの下部の歯状環
状面108の垂直な歯109と向かい合う位置に一体形
成された連続した垂直な歯104をその水平環状面17
に備えている。
【0068】防護ねじ蓋Mを軽く回転させて注ぎ口Nに
しっかりとねじ込むと、リングPの歯109は、該歯1
09の傾斜面111の作用により注ぎ口Nの歯104と
密着する。リングPは溝98と112の協働により防護
ねじ蓋Mとともに回転し易いが、最初に防護ねじ蓋Mを
注ぎ口Nから緩めた際、リングPの下部の歯状環状面1
08の歯又はコネクタブリッジ109は、注ぎ口Nの垂
直な歯又はコネクタブリッジ104に向かい合う。
【0069】リングPの下部の歯状環状面108は回転
できず、リングPの傾斜した環状部106は溝98と1
12との協働により防護ねじ蓋Mとの回転を余儀なくさ
れる結果、環状面106と108をつないでいる水平な
歯又はコネクタブリッジ107は破壊又は破砕し、リン
グPは二つの部分に分割される。リングの下部の歯状環
状面108は注ぎ口Nの基部に固定され、リングPの上
部の傾斜環状面106は、最初に防護ねじ蓋Mを注ぎ口
Nから緩めた時、防護ねじ蓋Mとともに外れる。最初に
防護ねじ蓋Mを注ぎ口Nから緩めた時、水平な歯又はコ
ネクタブリッジ107が折れ、これはリングPの二つの
部分への破壊が防護ねじ蓋Mが前もって注ぎ口Nから緩
められたという事を明らかにしている点で、蓋の防護性
の特徴を構成している。
【0070】以上に説明した防護ねじ蓋の4つの実施例
の各々は、防護栓又は防護/再充填防止栓のいずれにも
利用でき、栓の各型式に応じて組み立てに必要な部品を
用意するだけで充分である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の形態の防護ねじ蓋とたの部品とを組み合
わせた瓶又は容器の首に取り付けられた防護/再充填防
止栓の断面図である。
【図2】第1の形態の防護ねじ蓋の一番目の型の断面図
と平面図である。
【図3】第1の形態の防護/再充填防止蓋に必要な注ぎ
口の断面と平面図である。
【図4】防護/再充填防止栓の全ての型に共通な弁座も
しくはバルブシールの断面図と平面図である。
【図5】防護/再充填防止栓に必要な弁の断面図と平面
図である。
【図6】全ての型の栓に共通な円筒部の断面図と平面図
である。
【図7】全ての型の栓に共通な瓶又は容器の首の断面図
又は平面図である。
【図8】防護のみの栓の組立状態の断面図であり、瓶又
は容器の首に第1の形態の防護蓋が取り付けられてい
る。
【図9】4つの形態のうちの最初の防護のみの蓋の断面
図と平面図である。
【図10】防護蓋の4つの形態の第1番目の防護栓に適
した注ぎ口の断面図と平面図である。
【図11】防護のみの蓋に必要な継ぎ手の断面図と平面
図である。
【図12】液体の出口が側面に設けられた注ぎ口の二番
目の実施例に於ける瓶又は容器の首に取り付けられた防
護/再充填防止栓の、組立状態の断面図である。
【図13】液体の出口が側面に設けられた防護/再充填
防止栓の注ぎ口の二番目の実施例の断面図と平面図であ
る。
【図14】二番目の型の防護蓋と瓶又は容器に取り付け
られた防護/再充填防止栓の組立状態の断面図である。
【図15】二番目の型の防護蓋の断面図と平面図であ
る。
【図16】二番目の型の防護栓に対応する実施例におけ
る注ぎ口の断面図と平面図である。
【図17】4つの実施例の三番目の防護蓋と瓶又は容器
の首に取り付けられた防護/再充填防止栓の組立状態の
断面図である。
【図18】三番目と四番目の実施例の防護栓に必要な防
護蓋の断面図と平面図である。
【図19】防護栓の三番目の実施例に対応するリングの
断面図と平面図と斜視図である。
【図20】防護蓋の4番目の実施例と瓶又は容器に取り
付けられた防護/再充填防止栓の組立状態の断面図であ
る。
【図21】三番目と四番目の実施例の防護蓋に必要な注
ぎ口の平面図と断面図と斜視図である。
【図22】四番目の実施例の防護蓋に対応するリングの
平面図と断面図と斜視図である。
【符号の説明】
1 一つ又は複数の引き込み口のある蓋の螺旋状の線状
突起 2 蓋の外環状面 3 防護リングを蓋本体につなぐ垂直な歯又はコネクタ
ブリッジ 4 防護リングの支持部 5 防護リングの内フランジ 6 防護リング 7 防護リングの環状線状突起部 8 閉じリング 9 閉じリングの先端のフランジ 10 弁上への圧力ロッド 11 圧力ロッドの水平環状面 12 圧力ロッドの十字軸 13 一つ又は複数の引き込み口のある蓋の螺旋状線状
突起 14 垂直環状傾斜面 15 水平環状面 16 防護リングが入る空所 17 注ぎ口の水平環状上面 18 注ぎ口の外部環状リング 19 注ぎ口の水平環状下面 20 円筒部の上フランジが入る空洞 21 注ぎ口の下部の水平環状面 22 注ぎ口の下部の垂直環状傾斜面 23 注ぎ口の垂直円筒内面 24 注ぎ口の内部の垂直な歯の水平下面 25 弁案内の円筒部の支持の垂直リブ 26 蓋上部の垂直円筒面 27 注ぎ口の雫切りフランジ 28 液体の出口孔 29 水平環状面 30 蓋のロッド入り口の中央孔 31 弁案内の中央垂直管 32 注ぎ口内部の垂直な歯 33 弁座の水平環状面 34 弁座の中央環状リング 35 シールの垂直環状面 36 線状突起 37 シール調整の垂直環状面 38 シール外側の水平環状面の上面 39 シール外側の水平環状リング 40 円筒部の歯の入る空所 41 水平環状面 42 線状突起 43 シール下部の垂直円筒面 44 シール下部の垂直円筒面のフランジ 45 弁座支持の環状面 46 液体の出口孔 47 シールの上歯 48 シールの上歯を分割する水平環状面 49 弁の水平環状上面 50 弁の上部空所の垂直円筒面 51 蓋のロッドの十字軸が入る弁の上部空所 52 弁上部の円筒外面 53 弁下部の円筒外面 54 弁の閉鎖傾斜面 55 弁の閉鎖傾斜面 56 弁の下部空洞 57 円筒部上部の水平円筒面 58 円筒部上部の垂直円筒面 59 円筒部上部の環状傾斜面 60 円筒部の水平環状面 61 バルブシール又は弁坐が回転する事を妨げる歯の
上面 62 バルブシール又は弁坐が回転するのを妨げる歯 63 円筒部の瓶上への固定を確保する歯又は爪の上面 64 円筒部の瓶上への固定を確保する歯又は爪 65 歯又は爪の下斜面 66 垂直な歯の上斜面 67 円筒部が蓋に対し回転するのを妨げる垂直な歯 68 垂直な歯の下斜面 69 垂直な歯の下の部分 70 円筒部の筒形本体 71 垂直な歯が終わる下部フランジ 72 円筒部下部のフランジ 73 瓶の口の内側面のフランジ 74 瓶の口の上部水平面 75 瓶の口の上部環状傾斜面 76 瓶の口の水平環状面 77 瓶の口の内部の垂直円筒面 78 円筒部が瓶に対し回転するのを妨げる垂直なリブ 79 瓶の環状外面の下部のフランジ 80 注ぎ口の下部管部のフランジ 81 注ぎ口の内側の管部の垂直環状面 82 注ぎ口の内部の管 83 注ぎ口の出口孔 84 シールの垂直環状面 85 シールの垂直な空所 86 注ぎ口の内部の管が入る空所 87 シールの垂直環状面 88 注ぎ口上部の水平面 89 注ぎ口の出口環状孔 90 注ぎ口の下部水平面 91 防護リングの歯 92 防護リングの歯の傾斜面 93 防護リングの歯の垂直面 94 注ぎ口の歯 95 注ぎ口の歯の傾斜面 96 注ぎ口の歯の垂直面 97 蓋の下部の円筒形垂直傾斜面 98 蓋の円筒形垂直傾斜面の細溝 99 防護リング 100 防護リングの上部円筒形傾斜面 101 防護リングの上部円筒形水平面 102 防護リングの下部円筒形水平面 103 防護リングの四つの歯をつなぐ水平な歯又はコ
ネクタブリッジ 104 注ぎ口の基部の垂直な歯又はコネクタブリッジ 105 注ぎ口の基部の歯又はコネクタブリッジの先端 106 防護リングの上部円筒傾斜面 107 防護リングの円筒面・上下面をつなぐ水平な歯
又はコネクタブリッジ 108 防護リングの下部の歯のある円筒面 109 防護リングの垂直な歯 110 防護リングの歯の垂直面 111 防護リングの上面の垂直な細溝

Claims (56)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒部、シール、注ぎ口及びねじ刻みの
    ある防護型式の蓋から成る瓶等の容器の栓用アダプタ。
  2. 【請求項2】 弁座又はバルブシール、注ぎ口及び防護
    型式のねじ蓋を有する瓶等の容器の栓用アダプタ。
  3. 【請求項3】 円筒部、シール、注ぎ口、ねじ蓋及び防
    護リングを有する瓶等の容器の栓用アダプタ。
  4. 【請求項4】 円筒部、弁座又もしくはバルブシール、
    弁、注ぎ口、ねじ蓋及び防護リングを有する瓶等の容器
    用アダプタ。
  5. 【請求項5】 円筒部が、瓶の口に取り付けられた時、
    円筒部の歯又は爪の直径より大きな直径の水平円筒面に
    相対し、円筒部が取り外されるのを防ぐ連続した爪をそ
    の内側環状面に有する請求項1〜4のいずれかに記載の
    瓶等の容器の栓用アダプタ。
  6. 【請求項6】 円筒部が瓶の首に取り付けられる時に、
    歯又は爪を瓶の首が有する傾斜円筒面に沿って摺動させ
    るための、水平環状面で終わる傾斜面を、円筒部の連続
    した爪がその下部に有する請求項1〜4のいずれかに記
    載の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  7. 【請求項7】 円筒部が瓶の口に取り付けられる時に、
    爪が圧縮される事を可能にし、瓶の首のより大きな直径
    の水平環状面の下に位置させられると、爪がその元の高
    さを部分的に又は全体的に回復する事を可能にし、又、
    円筒部が瓶の口から取り外される事を防ぐ柔軟なプラス
    チック素材で円筒部が成形加工されている請求項1〜4
    のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  8. 【請求項8】 円筒部がその内部環状面において、分離
    され、そして瓶が有する連続した歯と協働して円筒部が
    瓶の首に留まる位置でその高さを増し、瓶に対して円筒
    部が回転するのを妨げる、連続した垂直な歯又は垂直リ
    ブを有する請求項1〜4のいずれかに記載の瓶等の容器
    の栓用アダプタ。
  9. 【請求項9】 垂直な歯又は垂直リブが、瓶の首の歯の
    間に正しく位置するように、円筒部の下部方向に伸びる
    請求項1〜4のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用アダ
    プタ。
  10. 【請求項10】 円筒部の垂直な歯又は垂直リブが、そ
    の下部を、当該垂直な歯又は垂直なリブが瓶の首の歯の
    間へ正確に取り付けられる事を容易にするためのフラン
    ジを端部に有する請求項1〜4のいずれかに記載の瓶等
    の容器の栓用アダプタ。
  11. 【請求項11】 弁座又はバルブシールの下部に設けら
    れた一連の空所に係合する、二つの部品が互いに回転す
    るのを防ぐ為の、連続した歯を円筒部がその内部環状面
    に有する請求項1〜4のいずれかに記載の瓶等の容器の
    栓用アダプタ。
  12. 【請求項12】 連続した歯が、円筒部の瓶の首への取
    り付けを容易にするフランジをその下部に有する請求項
    1〜4のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  13. 【請求項13】 瓶の首に取り付ける前に弁座もしくは
    バルブシールが移動することを妨げる為に、連続した歯
    が弁座もしくはバルブシールの空所の直径より小さな直
    径を有する請求項1〜4のいずれかに記載の瓶等の容器
    の栓用アダプタ。
  14. 【請求項14】 円筒部がその下部に、取り付けを容易
    にし、瓶の首に連続する外観を与えるフランジを有する
    請求項1〜4のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用アダ
    プタ。
  15. 【請求項15】 注ぎ口の下部に設けられた、円筒部の
    対応する面と傾斜円筒面の先端に対向しあるいは入り込
    む傾斜面の滑りによる案内で注ぎ口の組み付けを容易に
    し、確実化するための水平円筒面を端部に有する傾斜円
    筒面を、円筒部がその上部に有する請求項1〜4のいず
    れかに記載の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  16. 【請求項16】 注ぎ口の下部の水平円筒面を塞ぐため
    の垂直円筒面を、円筒部がその上部に有する請求項1〜
    4のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  17. 【請求項17】 瓶の首の内面との密閉性与えるため
    に、弁座もしくはバルブシールの下部の外面には連続し
    た線状突起が設けられている請求項1〜4のいずれかに
    記載の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  18. 【請求項18】 弁座もしくはバルブシールの下部に
    は、瓶の首の円筒面への挿入を容易にするためのフラン
    ジを端部に備えた円筒面が設けられている請求項1〜4
    のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  19. 【請求項19】 弁座もしくはバルブシールの中間部に
    は、注ぎ口の下部の垂直円筒面への取り付けに際する密
    閉性を与えるための垂直円筒面が設けられている請求項
    1〜4のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  20. 【請求項20】 注ぎ口の内部にシールを取り付ける
    時、注ぎ口が有する連続した垂直な歯に向かい合い、部
    品が互いに他に対して回転することを妨げる連続した歯
    が、弁座もしくはバルブシールの上部に設けられている
    請求項1〜4のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用アダ
    プタ。
  21. 【請求項21】 弁座もしくはバルブシールの下部には
    密閉性を与えて弁の座の作用を行う同心のリングが備え
    られ、垂直方向の圧力が加わると、弁は同心のリングに
    対し2つの傾斜面で接触する請求項2もしくは4のいず
    れかに記載の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  22. 【請求項22】 注ぎ口の垂直円筒面がその中に入る円
    筒空所を形成する垂直円筒面をシールが有し、シールと
    注ぎ口の間に密閉性が与えられて液体の通過を防ぐ請求
    項1もしくは3のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用ア
    ダプタ。
  23. 【請求項23】 注ぎ口が有する線状突起がその上面で
    傾斜をなし、防護ねじ蓋の線状突起はその下部に対応す
    る傾斜を有して、垂直な圧力により防護ねじ蓋を取り付
    ける事が可能な請求項1〜4のいずれかに記載の瓶等の
    容器の栓用アダプタ。
  24. 【請求項24】 注ぎ口が、液体を注ぐ時、液体が注ぎ
    口の側面に伝うことを防ぐ働きをするフランジをその上
    部に備えた垂直円筒面により形成された液体の出口の中
    央孔を有する請求項1〜4のいずれかに記載の瓶等の容
    器の栓用アダプタ。
  25. 【請求項25】 注ぎ口が、取り付けの際に、防護ねじ
    蓋のストッパとして機能する水平円筒面を有する請求項
    1〜4のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  26. 【請求項26】 注ぎ口がその内部に、弁の垂直軸への
    移動のガイドの働きをする垂直円筒面を有する請求項2
    もしくは4のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用アダプ
    タ。
  27. 【請求項27】 注ぎ口がその上面に、密閉性を与える
    ため弁をシールの座に向けて押す防護ねじ蓋のロッドが
    挿入される中央円形孔を有する請求項2もしくは4のい
    ずれかに記載の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  28. 【請求項28】 注ぎ口が、液体の出口の役目をはたす
    側面の孔をその上部に有し、又その上部に液体の出口の
    役目をする水平面と、防護ねじ蓋のロッドが挿入される
    中央孔の代わりに閉じた上部水平面を有する請求項2も
    しくは4のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用アダプ
    タ。
  29. 【請求項29】 十字形をした防護ねじ蓋のロッドの下
    部が挿入される上部円形空所を弁が有し、空所は十字形
    の直径より少し小さい直径を有して、防護ねじ蓋を緩め
    ると弁が回転し、弁がシールの座から離れることができ
    る請求項2もしくは4のいずれかに記載の瓶等の容器の
    栓用アダプタ。
  30. 【請求項30】 防護ねじ蓋のロッドの垂直な圧力が加
    わる水平円筒面を、弁がその上部に有し、それが弁と弁
    座の間の密閉性を与える請求項2もしくは4のいずれか
    に記載の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  31. 【請求項31】 弁を垂直軸方向にガイドするための上
    部ともう一つの下部の垂直円筒面を弁が有し、その側面
    の移動が、注ぎ口の有する中央筒面の内部の垂直リブに
    よって制限される請求項2もしくは4のいずれかに記載
    の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  32. 【請求項32】 注ぎ口の円形孔に挿入され、防護ねじ
    蓋が締め込まれる時バルブシールに向けて弁を押し、か
    つ防護ねじ蓋が暖められる時弁を回転させる円筒形ロッ
    ドが、防護ねじ蓋の内部中央に備えられている請求項2
    もしくは4のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用アダプ
    タ。
  33. 【請求項33】 液体の出口穴を塞いて注ぎ口を閉じる
    リングを下部の上面に有する請求項1〜4のいずれかに
    記載の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  34. 【請求項34】 防護ねじ蓋がその垂直円筒面に、注ぎ
    口の対応する線状突起と螺合する1つ又は複数の線状突
    起を有し、また防護ねじ蓋の線状突起がその上部又は下
    部にフランジを有して、垂直な圧力により注ぎ口へ防護
    ねじ蓋を締め込む事ができかつ蓋の取り付けが容易とな
    っている請求項1〜4のいずれかに記載の瓶等の容器の
    栓用アダプタ。
  35. 【請求項35】 防護ねじ蓋が、コネクタブリッジ又は
    歯によって防護ねじ蓋に結合されている防護リングをそ
    の下部に有する請求項1もしくは2のいずれかに記載の
    瓶等の容器の栓用アダプタ。
  36. 【請求項36】 防護リングが、その内径を減少させた
    円形線状突起をその内部に有する請求項1もしくは2の
    いずれかに記載の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  37. 【請求項37】リングが注ぎ口の傾斜面を滑るように、
    内部の線条突起がその下部にフランジを有する請求項1
    もしくは2のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用アダプ
    タ。
  38. 【請求項38】 注ぎ口がその下部により大きな直径の
    傾斜水平円形面を有して防護リングの円形線状突起がそ
    の下部に係止されてその垂直移動を妨げられ、リングと
    防護ねじ蓋をつないでいるコネクタブリッジ又は歯は防
    護ねじ蓋を緩めた時に壊れる請求項1もしくは2のいず
    れかに記載の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  39. 【請求項39】 防護リングの水平円形線状突起が注ぎ
    口の傾斜円形面より小さい直径である請求項1もしくは
    2のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  40. 【請求項40】 防護リングの線状突起が注ぎ口の傾斜
    環状面と干渉して防護ねじ蓋を緩めた時防護リングを防
    護ねじ蓋に結合している垂直なコネクタブリッジ又は歯
    が破砕し、蓋が前もって緩められた事を知ることが可能
    である請求項1もしくは2のいずれかに記載の瓶等の容
    器の栓用アダプタ。
  41. 【請求項41】 リングを防護ねじ蓋本体につないでい
    る垂直な歯又はコネクタブリッジが壊れた時、防護リン
    グは注ぎ口に固定状態で保持され、リングの水平環状線
    状突起が注ぎ口の傾斜環状面と協働することを防ぐ請求
    項1もしくは2のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用ア
    ダプタ。
  42. 【請求項42】 注ぎ口への組み付けの際に、防護ねじ
    蓋本体と防護リングの間の圧迫を制限し、蓋が垂直軸方
    向に押された時のコネクタブリッジの破壊を防ぐための
    垂直な連続した歯又は支持部を防護リングが有する請求
    項1もしくは2のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用ア
    ダプタ。
  43. 【請求項43】 最初に蓋が暖められた時防護リングが
    回転するのを妨げ、防護リングを防護ねじ蓋本体につな
    いでいる垂直な歯又はコネクタブリッジの破壊を引き起
    こすため、注ぎ口に形成されて連続した対応する歯に向
    かい合う、その内部に形成された連続した垂直な歯を防
    護リングが有する請求項1もしくは2のいずれかに記載
    の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  44. 【請求項44】 防護ねじ蓋が4つの引き込み口のある
    線状突起を有し、防護リングを防護ねじ蓋本体につない
    でいる垂直な歯又はコネクタブリッジの破壊をもたら
    し、防護ねじ蓋を緩めた時防護リングが回転するのを妨
    げるための注ぎ口の垂直な4つの歯と、防護リングに形
    成された4つの垂直な歯に線状突起の終わりが合致する
    請求項1もしくは2のいずれかに記載の瓶等の容器の栓
    用アダプタ。
  45. 【請求項45】 防護リングは防護ねじ蓋から一旦分離
    されると、いかなる妨げなく注ぎ口から取り外す事がで
    きる請求項43もしくは44のいずれかに記載の瓶等の
    容器の栓用アダプタ。
  46. 【請求項46】 分離された防護リングが複数の、例え
    ば4つの部分から形成され、それらが水平な歯又はコネ
    クタブリッジによって防護ねじ蓋と注ぎ口の間に結合さ
    れ、リングのこれらの部分は最初の蓋の緩めにより分離
    する請求項3もしくは4のいずれかに記載の瓶等の容器
    の栓用アダプタ。
  47. 【請求項47】 防護ねじ蓋がその内側の下部に、防護
    リングの傾斜した円筒面が止まる傾斜した円筒面を有
    し、防護ねじ蓋を注ぎ口に締め込んだ時リングが落ちる
    のを防いでいる請求項3、4及び46のいずれかに記載
    の瓶等の容器の栓用アダプタ。
  48. 【請求項48】 注ぎ口を防護リングにつないでいる水
    平な歯又はコネクタブリッジを折り、防護リングを複数
    の部分に分離するための、連続した歯をその外部水平円
    筒面に有する請求項3、4及び46のいずれかに記載の
    瓶等の容器の栓用アダプタ。
  49. 【請求項49】 注ぎ口が歯を形成した外部水平円筒面
    を有し、この面は防護ねじ蓋の傾斜円筒面と圧着してそ
    の位置から動かないように、円筒リングを支持する請求
    項3、4及び46のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用
    アダプタ。
  50. 【請求項50】 リングが、防護ねじ蓋の下面と注ぎ口
    の円形基部の間に位置する円筒下面を有する請求項3、
    4及び46のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用アダプ
    タ。
  51. 【請求項51】 連続した水平な歯又はコネクタブリッ
    ジによってつながれた二つの円筒面によって形成された
    防護リングを含み、防護ねじ蓋の下部の傾斜円筒面に有
    する別の同様な連続した細溝と向かい合う小さな連続し
    た溝が、上部の傾斜円筒面に形成され、この溝が傾斜円
    筒部を防護ねじ蓋とともに回転させる役割を果たす請求
    項3もしくは4のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用ア
    ダプタ。
  52. 【請求項52】 最初に防護ねじ蓋を緩めた時傾斜円筒
    上面が回転するに反して防護リングを形成する二つの円
    筒面をつなぐ水平な歯又はコネクタブリッジの破壊を生
    じさせるように、防護リングの歯の有る円筒下面の回転
    を妨げるため、注ぎ口が下部円形基部に有する対応する
    連続した歯に向かい合う連続した垂直な歯を下部円筒面
    に有する請求項3、4及び51のいずれかに記載の瓶等
    の容器の栓用アダプタ。
  53. 【請求項53】 防護リングが、連続した垂直な小さな
    溝のある、そして水平な歯又はコネクタブリッジによっ
    て歯のある円筒下面に結合された傾斜円筒上面を有する
    請求項3、4及び51のいずれかに記載の瓶等の容器の
    栓用アダプタ。
  54. 【請求項54】 注ぎ口が締め込まれた時、リングの歯
    が傾斜面で対応する注ぎ口の複数の歯上に動く事を可能
    にするように、これに対しリングのこれらの歯が最初に
    防護ねじ蓋を緩めた時注ぎ口の歯に相対する、垂直な面
    を端部に有する傾斜面を備えた一体の連続した歯をその
    下部に有する防護リングが、歯のある円筒下面を有する
    請求項3、4及び51のいずれかに記載の瓶等の容器の
    栓用アダプタ。
  55. 【請求項55】 歯のある円筒下面が、防護ねじ蓋の下
    面と注ぎ口の円筒円形面の間に保持される請求項3、4
    及び51のいずれかに記載の瓶等の容器の栓用アダプ
    タ。
  56. 【請求項56】 栓を形成する部品が圧力によって組み
    付けられ、栓を構成する部品に形成された面は部品を組
    み立て状態に維持するのに糊又は接着剤の使用無しに互
    いに支持する請求項1〜4のいずれかに記載の瓶等の容
    器の栓用アダプタ。
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