JP4938590B2 - 伝動チェーンの緊張装置と方法 - Google Patents

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Description

この発明は伝動チェーンの緊張装置と方法に関するものである。
材料の弾性限界を(局部的に)超えて緊張することにより無端伝動チェーンのリンク材料の強度を増加させる方法は1966年2月のOtto
Dittrich博士の著書VDI Zeitschrift 108によりすでに知られている。
そのような処理はアメリカ特許第5728021号およびアメリカ特許出願第2006/0030442A1号などの伝動チェーンにおいて良好な結果をもたらすことができる。
さらにアメリカ特許第6824484号には従来の連続可変変速機の2組の円錐状プーリー群によりこの方法が達成できるかが開示されており、各プーリー群は制御システムにより固定されている。オランダ特許第1018594号にもこの従来技術が記載されている。
アメリカ特許第5728021号 アメリカ特許出願第2006/0030442A1号 アメリカ特許第6824484号 オランダ特許第1018594号 EP074125B1 ドイツ特許第1018594号 アメリカ特許第4515576号 アメリカ特許第1966831号 Otto Dittrich博士の著書VDI Zeitschrift 108
そのような公知の円錐状プーリー群の使用は上記したような伝動チェーンを緊張支持するかという問題に対する最も明らかな解決策である。
しかしこれに用いる装置と方法とは多くの欠点と不完全さとを有している。円錐状プーリー群間に伝動チェーンを取り付けるには時間を要する。それらプーリー群の表面の形状と寸法とは伝動チェーンのロッカーピンの突出端の形状と寸法とに正確に適合しなければならない。特に一般に2方向に湾曲しているその端部表面に適合しなければならない。
しかし最も重要な欠点は、伝動チェーンの緊張中のロッカーピンおよびリンクの加重が通常作動中の伝動チェーンに起きるそれとは全く異なる、と言う事実である。
ロッカーピンの制御不可能な曲折が起きて、これがリンク中の開口の終端と相俟って端部周りの材料に通常動作中の加重とは全く異なる加重が掛かるのである。
事実リンク材料の予加重中に局部的な塑性変形を定義するのは不可能であるので、動作が終わったときに、リンクのある部分に弾性限界を超える加重が起きたことを知るが、その部分や加重の態様を知ることは不可能なのである。勿論処理された伝動チェーンを後でチェックすることは不可能であり、製造者は伝動チェーンの品質について確信を持つことができず、過重設計をしない限りは伝動チェーンが仕様に合うか否か保障できないのである。しかしこれは高コスト、材料の浪費、過重設計となるのである。
この発明の目的はこれらの欠点を回避し請求項1及び15の特徴による効果を奏することにある。
これにより端部において支持されていないロッカーピンの曲折は予防され、それに伴う全ての欠点と不利はもはや起きないのである。
さらに請求項1及び2による特徴によってもこの発明は具現されるものである。これらの請求項によれば装置の構造が簡単になる。
さらに請求項6〜13による特徴によってもこの発明は具現されるものである。これらの特徴によればロッカーピンは全長に亘って支持されるのである。
さらに請求項11〜15に好ましき実施例を記載する。また請求項15〜17には伝動チェーンの緊張・予加重方法を記載する。
アメリカ特許第4515576号に開示された連続可変変速機は、1対の調節可能なプーリー群と広いスプロケットホイールとを、有している。歯付のリンクを具えた所謂「静音チェーン」は歯車に係合し外側のリンクに固定された圧力パッドはプーリー群間にクランプされている。リンクの歯は歯車の浅い歯の間の空間内に位置し、伝動チェーンは圧力ローラーにより張力をかけられている
しかし該特許には、リンクが弾性限界を超えて加重される、と言う記載はない。もし加重されると、伝動チェーンのリンクは三角部分の頂点により支持されるので、この発明の効果は得られない。この結果リンク中に生じる応力が不適切な方向に指向されてしまい、よい結果は得られないのである。
アメリカ特許第1966831号に開示された変速機においては、各リンクは両端に下側を指向したラグがあり、それぞれの端面歯車の歯の側部に対向している。ピン本体から突出する圧力体がプーリー群の表面と協働する。しかしながら、本願におけるような加重について開示はなく、加重がもし起きたとしたら、歯車の歯とラグの協働により応力がリンク内に導かれてしまい、正しい方向には指向しないのである。
図1において無端伝動チェーン2は個々のLD4a,4b,4cから構成されており、これらのリンクはピン形のロッカー要素6,8の対により相互に連結されている。このような伝動チェーンは例えばEP074125B1に開示されている。
このような伝動チェーンを、材料の弾性限界を超えてチェーンのリンクを緊張させる公知の予加重処理に掛けるには、該伝動チェーンを2個の異なる直径のシリンダー状の支持ローラーの周りに掛け渡す。第1の支持ローラーは半径がR1であり、第2の支持ローラーは半径がより大きいR2である。これらのローラーは力Fでもってお互いから押しやられており、伝動チェーン2には応力が発生している。
この結果、ロッカー要素6及び8がリンクに接触するリンク開口の周りのリンク材料は圧縮応力に晒され、塑性的に変形し、材料の強度が恒久的に増加する。この予加重は従来公知のものである。
伝動チェーンが連続可変変速機(CVT)のプーリー群のV形面間にクランプされたロッカー要素6,8の端部上に支持されているアメリカ特許第6824484号およびドイツ特許第1018594号における伝動チェーンの支持方法とは逆に、この発明においてはこの支持を伝動チェーンの半径方向内側領域に位置させている。
図1−6に示す第1の実施例においては、各リンクの半径方向内側終端において図1のシリンダー状ローラー10−12にリンクが周行している間にこれが行われる。これらローラーの外面上において図2に示すように、支持ローラー14は半径Rrであり、リンク18はローラー14の面16上に掛かっている。ピン20,22も図示されている。
図示のように下側リンク面23は半径Rsの中空(凹状)部分を有しており、2個の凸状端部24,26により連結されている。図示の状態では、これら端部24,26の終端はローラー面16上に掛かっている。最適状態では、支持ローラー14の半径Rrはこの中空部分の曲率半径方向に等しく、下側リンクの円周は完全に外面に対向し、接触応力は最小となる。
予加重の間、ローラー10,12はそれぞれの軸について矢印28,30の方向に回転し、伝動チェーンは矢印32の方向に動く。
図1の実施例においては、伝動チェーン2中の引張り力はローラー10,12が力Fによってお互いから押しやられるように発生される。
図3に支持ローラーの例をいくつか示す。いずれにおいても右側の支持ローラーの直径が大きく左側の支持ローラーの直径が小さい。伝動チェーンは40で示されており、右側のローラーの回転軸は42、左側のローラーの回転軸は44である。
図3の一番目の実施例では、左右のローラー46,48は円形シリンダー状外面50,52を有している。
二番目の実施例では、右側のローラー54は凹状外面56を、左側のローラーは凸状外面60を有している。外面56の曲率半径はR1であり、外面60のそれはR2である。
勿論これら構造の組合せは可能であり、凹または凸状外面のローラーをシリンダー状ローラーと組み合わせることも可能である。いずれもリンク中に起こしたい加重により左右されるものである。
三番目の実施例では、右側ローラー62は円シリンダー状外面64を、左側ローラー66はガイドフランジ70a,70bにより連結されたシリンダー形支持面68を有している。
四番目の実施例では、右側のローラー72はシリンダー形支持面を、断面で示した左側ローラー76はシリンダー形支持面を有している。該支持面はガイドフランジ80a,80bにより連結されており、これらフランジは伝動チェーン40の外端81a,81bにあるリンクの位置において伝動チェーンを局部的に包絡支持している。
五番目の実施例においては、一番目のものと同様に左右のローラー82,84がシリンダー形支持面86,88を有しているが、左側のローラー84は伝動チェーン40をガイドするフランジを具えた2個のガイドローラー90,92と組み合わされている。
図4に示すのは図3の一番目の実施例の詳細であって、大きい支持ローラー100はシリンダー形の支持面102を具えており、かつ軸104により回転支持されている。小さい支持ローラー106はシリンダー形支持面108を具えてかつ軸110により支持されている。緊張される伝動チェーンは112で示されており、ロッカーユニット116により連結されたリンクポケット114から構成されている。各ロッカーユニットはピン118を有しており、該ピンはCVTの使用中そのプーリー面とロッカーピン120協働しており、ロッカーピンはピン118と協働している。
図5に示すのは同様な構造であるが、ローラー100aは半径方向の凹状支持面を有し、ローラー106aは半径Rcの凸状支持面108aを有している。
伝動チェーンの緊張中は各ローラーの外面の中央に伝動チェーンが位置していることが重要である。これらローラーのひとつの外面が凸状の場合には、自己求心効果があり伝動チェーンがローラーから外れる心配はない。伝動チェーンのクロスガイドについては図3の三・四・五番目に示してある。
図6に示すのは円錐状ガイド面とピン形ロッカー要素との協働による求心を利用した伝動チェーンガイドである。図示するのが比較的大きな直径の第1の支持面130で回転軸132に固定されており、シリンダー状の外面134を有しており、この面は円錐状ガイド面140,142を具えた2個のガイドフランジ136,138により囲まれている。これらは小さな遊びを置いて予加重されるチェーン146の突出ロッカーピン114を囲んでいる。
この遊びはd1,d2で示す。軸148に固定された他の支持ローラー147は平坦なシリンダー形支持面150を有しており、該支持面は円錐ガイド面156,158を具えた2個のフランジ152,154により囲まれている。これらは小さな遊び(d3,d4)を置いて突出ピン159を囲んでいる。
以上記載した全ての実施例において、外面がシリンダー形、凹凸状およびそれらの組合せの支持ローラーを使用でき、予加重に掛ける伝動チェーンには所望の応力パターンを実現することができる。
また全ての実施例において、内側領域において伝動チェーンを支持するには支持ローラーを使用し、その上に内側を向いてリンクの終端が位置する。しかしまた、予加重される伝動チェーンがリンクの終端下に支持されるのではなく、リンクを連結するロッカー要素の長手方向終端下に支持されてもよい。これを図7,19に示す。
図7において伝動チェーン160はロッカーユニット163により連結されたリンク162から構成されている。各ロッカーユニット第1のピン164から構成され、CVT中において該ピンはトルク伝動状にプーリー群の表面および第2のピン166と協働する。
予加重中、ピンの各下端(164a,166a)は軸174について回転する中央コア172から突出するブレード状のフィンガー170の支持終端168上に位置する。該フィンガーの厚さはリンクと伝動チェーンのポケット間の空間にフィンガーが適合するようなものとする。
したがって例えば、矢印165方向の回転の後、フィンガー170aはリンク162,162a間の空間に適合する。該リンクは相互に指向しかつロッカーユニット163aのピンを支持する。このフィンガーの厚さはリンクのそれより若干小さい。予加重の間、リンクではなくロッカーピンが同時に数個の点で支持される。ロッカーピンを曲げることは不可能である。
図8、10に伝動チェーン180を示すが、ピン82はピン184とともにロッカーユニット186を構成している。
図中では個々のリンクは互いに対向してないが、リンク202、204間には空間232があり、空間234はリンク210,212間に、空間236はリンク212,214間にある。さらにリンク218,220間には空間238が、リンク220,222間には空間240があり、リンク224,226間には空間242が、リンク228,230間には空間244がある。これらの空間には図7に示すフィンガー170が嵌合しており、最終的にはロッカー要素164a,164bなどの下端に対向位置している。これらのリンクは図9に示すような各個のロッカー毎に反復している。
図11、12において、外面から突出するフィンガー244を具えた円形シリンダーコア240が一部示されている。これらはリンク間の開口内に嵌合している。これらのコアはスパーク腐食により形成される。
しかしそのようなコアを突出ブレード状支持フィンガーで形成することも可能であり、図13−17に示すように該フィンガーは半径方向に突出したブレード状フィンガーを具えた個々のリング状要素の積立体である。図15-17には3個の同様であるが若干異なったリング250−254である。これらリングは薄い板状材料からなり、それぞれ半径方向に突出する支持フィンガー256を具えている。
各リング250−254は方形切抜き260を具えたシリンダー状の内側境界258を有している。図13,14に示すように、多数のリングが図14に示す積立体262に組み合わせられており、そのパターンは伝動チェーン中の空間のパターンに対応する。この積立体はクランプナット266によりキー264と組み合わされており、該ナットは軸270の端部268に固定されており、該軸はベアリング272,274によりフレーム276中に支持され、軸の端部278において適宜駆動される。
リング250の面の周囲にフィンガー256を適当に配列することにより(その尺度は例えばフィンガーの軸280とリングの垂直中心線との間の角度αである)、いかなるリンクポケットの構造も可能である。また伝動チェーンの長手方向における伝動チェーンの種々なピッチも可能である。かくしてロッカーピンの各対間の距離も種々のものが可能である。
図18,19に伝動チェーンの緊張装置の全体構成を示す。図18において、2個のローラー320,322がそれぞれ円形シリンダー形の面を有しており、下側支持ローラー軸324は図6に示す形状であり、支持面は円錐状ガイド面を具えた2個のフィンガーにより囲まれている。伝動チェーンを325で示す。
図19に示す装置302は基板304と六面体状外形のフレーム306を有している。その上端近くには2個の軸を有しており、ベアリング309a,311aによりフレーム中に支持されている。各軸はその端部にシリンダー形支持面321,323を有している。
これらの軸の下側には第3の軸324があり、図6に示すようにガイドフランジ328,330により囲まれたシリンダー状の支持面326を具えている。この軸324は2個のベアリングによりヨーク324中に支持されており、このヨーク334はフレーム306を囲み、かつフレーム306の前後に位置する長辺336a,336bと短辺338a,338bを有している。
このヨーク334は軸340によりフレーム306に支持されており、軸340の周りにある角度傾斜可能であり、リニアーアクチュエーター342により駆動される。このアクチュエーターは2方向に作動でき、圧力センサー344を介して基板304上に載っている。そのピストンロッド346はヨーク334の短辺338bに、3対の支持面を通る対称面になるべく近く、連結されている。
変位センサー350がアーム352によりフレームに連結されており、かつフィンガー354によりヨーク334のアーム338bに連結されている。
アクチュエーター342を後退させると、第3の軸324が支持面とともに上方に動き、伝動チェーンが3個の軸の周りに掛けられるようになる。その後水圧が働き、ピストン346が上方に動き伝動チェーンが所定の力で予加重される。
ついで伝動チェーンの初期長さがセンサー350,354により測定される。最後にピストンロッドとヨークの端部338bとが大きな力で上方に押されて、ヨークにより支持されている第3の軸324が下方に動き、伝動チェーンが予加重されてリンクの弾性限界を超える。この間第1の軸308は回転駆動される。その後センサー350,354により伸びが測定される。
伝動チェーンの装填、予加重、初期長さの測定、伝動チェーンの回転駆動および伝動チェーンの緊張は手動・自動で行うことができ、この間測定の詳細は記憶される。
図20において伝動チェーン370は連続可変変速機のプーリー群372a,372b,374a,374bの円錐面と協働する。ピンの端部はこれらの面間にクランプされる。プーリー372a,372bは例えば駆動プーリーでよく、伝動チェーン370はピン364とリンク360を介してトルクを被駆動プーリー374a,374bに伝動する。円錐プーリー群372aの軸位置はアクチュエーターにより制御され、アクチュエーターはこのプーリー群を矢印376の方向に動かし、プーリー群374bの軸位置は他のアクチュエーターにより制御されて、該アクチュエーターはプーリー群を矢印378の方向に動かす。一方のプーリーが左に動くとき他方のプーリーは右に動き、逆も真である。したがって、チェーン370は常に中心に位置している。
この発明は広く連続可変変速機の産業分野において利用される。
伝動チェーンの一実施例の側面図である。 該伝動チェーンの拡大側面図である。 この発明の実施例を示す側面図である。 そのひとつ実施例の拡大側面図である。 他の実施例の拡大側面図である。 他の実施例の拡大側面図である。 チェーンの一部拡大側面図である。 チェーンの実施例の断面図である。 チェーンの実施例の端面図である。 チェーンの実施例の拡大側面図である。 フィンガー周りの上面図である。 同じく側面図である。 支持フィンガー周りの拡大側面図である。 同じく上面図である。 板体周りの側面図である。 板体周りの側面図である。 板体周りの側面図である。 支持ローラー周りの側面図である。 この発明の装置の斜視図である。 伝動チェーンとプーリーの組合せの断面図である。
2 伝動チェーン
4 リンク
8 ロッカー要素
10,1214 支持面
16 円形シリンダー
18 リンク

Claims (17)

  1. 閉構造の伝動チェーンであって、2つで1つの対となる長手方向ロッカー要素(6,8)により長手方向に連結された多数の隣接するリンク(4a,4c)を有しており、前記対のそれぞれにおいて少なくとも1個のロッカー要素の端部がプーリー群伝動機構のプーリー群(372a,372b)とトルク伝動状に協働するようになった伝動チェーンについて、互いに距離を置きかつ処理される前記伝動チェーン(2)を弧状に支持するローラーが、第1支持面と第2支持面(10,12,14)を有しており、リンクの材料の弾性限界を少なくとも局部的に超えるような引張り応力を当該伝動チェーンに発生する手段が設けられており、前記支持面が伝動チェーンにおける一部の半径方向内側領域を支持すべく形成されており、前記リンクの長手方向に亘る応力のみが該リンク中に発生することを特徴とする伝動チェーンの緊張装置であって、
    前記支持面(14)が前記リンク(18)における半径方向内側の終端(24,26)を支持すべく形成されていることを特徴とする伝動チェーンの緊張装置。
  2. 孔と終端を備えたリンク(18)が互いに離間した2点で支持されるように前記支持面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記支持面が円形シリンダーの外面(16)の一部であることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記外面が凸状に湾曲(60)していることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 前記外面が凹状に湾曲(54)していることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  6. 前記支持面が多数の支持終端(168)を有するブレード状のフィンガー170を構成すべく形成されており、各支持終端が少なくとも伝動チェーンの長手方向に見て多数の隣接するロッカー要素からの1個のロッカー要素の半径方向内側終端の少なくとも一部(164a,164b)を支持すべく形成されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 各前記支持終端(168)がブレード状フィンガーの終端から構成されており、その厚さは隣接するリンク間に適合しており、該フィンガーは多数の同様なフィンガーと組合せで共通回転支持される中央コア(172)の外面から放射状に突出しており、該フィンガーの位置は伝動チェーンのリンクポケットに適合していることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. フィンガー(244)と円形シリンダーコア(240)とが1個の共通部分を構成していることを特徴とする、請求項6または7に記載の装置。
  9. 各ブレード状のフィンガーがリング状(250,252,254)の板材料からなり、ブレード状フィンガーを外円周から突出して全体として一体をなし、これらの多数が異なる厚さで中央軸(268)により支持されるユニットに積重ねされていることを特徴とする請求項6または7に記載の装置。
  10. 隣接する前記フィンガー間の円周方向の中心距離が処理される伝動チェーンのピッチの分布に適合していることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の装置。
  11. 緊張装置の稼働中には、前記支持面が固定されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の装置。
  12. 前記支持面が中心軸について回転するシリンダーコアにより支持されるか、又は、その一部であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の装置。
  13. 第1、第2の支持面が処理される伝動チェーン中に所定の引張り力を発生するように調節できることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の装置。
  14. 3個の前記支持面(320,322,324)の各中心が略二等辺三角形の角に位置することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の装置。
  15. 閉構造の伝動チェーンの緊張方法であって、該伝動チェーンは多数の隣接するリンクを有しており、該リンクは伝動チェーンの長手方向に対の長手方向ロッカー要素により連結されており、各リンクにおいて少なくとも1個の前記ロッカー要素がプーリー群伝動機構のプーリー群とトルク伝動状に協働するようになった伝動チェーンに対し、少なくとも第1支持面と第2支持面(10,12,14)が相互に離間していてかつ前記伝動チェーンを弧の一部に支持しており、該支持手段がこの伝動チェーン中にリンクの材料の弾性限界を少なくとも部分的に超えるような引張り応力を発生させて当該伝動チェーンの少なくとも一部がその半径方向内側領域において支持されることを特徴とする伝動チェーンの緊張方法。
  16. 伝動チェーンの長手方向にある多数の隣接するリンクの半径方向内側領域が支持手段のアーチ状面に支持されていることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 各リンクにおける少なくとも1個のロッカー要素の各内側終端が支持手段のアーチ状面に支持されていることを特徴とする請求項16に記載の方法。
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