JP4937058B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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    • B62K2202/00Motorised scooters

Description

本発明は、車体フレームの後部にリヤスポイラを備える自動二輪車の改良に関する。
車体フレームの後部から後方に延出され、乗員又は搭乗者がつかむことができるようにしたリヤスポイラを備える自動二輪車が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3081213号明細書(第1図)
特許文献1の第1図において、スクータ型自動二輪車のリヤスポイラ66は、車体フレームの後端部に車幅方向に延出し門形状を呈する芯材48と、この芯材48を覆うように車体カバーの後部から斜め上方に一体的に延出されている立ち上げ部19cとを備えている。立ち上げ部19cを構成するリヤカバー部50の上部には、略長方形状の開口50aが形成され、乗員等がつかむことができるように把持部が形成されている。
把持部は、芯材48と、この芯材48の周囲を囲う立ち上げ部19cとからなる。把持部の太さは、芯材48の太さに、この芯材48の一方を覆う上辺部50bの厚さと、他方を覆う立ち上げ部19cの厚さとを加えたものとなる。
ところで、特許文献1の技術において、乗員が着座するシートの長さを後方に延ばすことなどに伴って、把持部の長さを長くしたい場合がある。この場合には、所定の剛性を確保するため、把持部の大きさが大きくなったり、厚くなったりすると、つかみ難くなってしまう虞がある。
本発明は、把持部の形状に影響され難く、乗員等がつかみ易くしたリヤスポイラを備える自動二輪車を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体フレームの後部から後方にリヤスポイラが延出されている自動二輪車において、リヤスポイラは、車体フレームに取り付けられているリヤスポイラ基部と、このリヤスポイラ基部の下面を覆い樹脂で形成されている下カバーとを備え、リヤスポイラ基部の外周近傍には、下方に開口する凹部が形成され、下カバーには、凹部に対応する部位にリヤスポイラ基部の側に凹むとともに乗員又は搭乗者が指を差し入れることができる溝部が形成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、リヤスポイラ基部は、金属で形成されるとともに車両の後方に略水平に延設され、このリヤスポイラ基部の上面は、樹脂で形成されている上カバーによって覆われ、下カバー及び上カバーは、リヤスポイラ基部の外周部まで延出され、この外周部の近傍にて、上カバーと下カバーとが接合され、リヤスポイラ基部の上面、下面及び外側部が覆われるようにしたことを特徴とする。
請求項3に係る発明では、下カバーは、リヤスポイラ基部に設けた貫通穴を介して上方から第1の締結部材にて締結され、この第1の締結部材を覆うように上カバーが配置されることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、リヤスポイラの前方には、乗員が着座するシートが配置され、上カバーの前端部は、車両を上から見たときにシートに重なるように配置され、前端部にて、上カバーがリヤスポイラ基部に第2の締結部材にて固定され、上カバーの下面に設けた係合突起は、車両を上から見たときにシートと重ならないように配置され、リヤスポイラ基部に設けた係合穴に係合されることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、リヤスポイラ基部には、携帯品を直接固定する又は携帯品を吊下げるケーブルの一端を掛ける突起が設けられ、この突起は、車両を上から見たときに、シートの下方に配置されるとともに、ケーブルの他端は、車体フレーム側に固定されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、リヤスポイラ基部の外周近傍には、凹部が形成され、下カバーには、凹部に対応する部位にリヤスポイラ基部の側に凹むとともに乗員又は搭乗者が指を差し入れることができる溝部が形成されている。
リヤスポイラ基部の外周近傍及び下カバーには、把持のための凹部が形成されているので、リヤスポイラ基部及び下カバーに乗員等が指を差し入れ易くした凹みを形成することにより、把持部が大きくなったり厚くなった場合でも、乗員等がリヤスポイラをつかみ易くすることができ、つかみ易いリヤスポイラを得ることができる。
請求項2に係る発明では、リヤスポイラ基部は、車両の後方に略水平に延設され、このリヤスポイラ基部の上方及び下方は、上カバーと下カバーとによって覆われているので、リヤスポイラの高さを小さくすることが可能となる。リヤスポイラの高さが小さく抑えられれば、リヤスポイラの小型化を容易に図ることができる。
また、リヤスポイラ基部は、金属で形成されているので、車体フレーム後部に設けるクロスメンバを兼ねさせることができるとともに、専用のクロスメンバを用いることなく所定の剛性を確保することができる。従って、部品点数の増加を抑えるとともに、車両重量の増加を抑えることができる。また、リヤスポイラを荷台として用いる場合には、十分な強度を確保することができる。
さらに、リヤスポイラ基部の外周部まで延出されている上カバー及び下カバーで、リヤスポイラ基部の外側部を含むリヤスポイラ基部を覆うことにより、リヤスポイラ基部を完全に覆うことができる。このため、リヤスポイラとしての一体感が高まり外観性を高めることができる。
さらにまた、金属で形成されているリヤスポイラ基部を樹脂で形成される上下のカバーで覆うので、リヤスポイラ基部表面を、研磨、塗装などにより仕上げる処理は不要となる。この場合に、リヤスポイラ基部を覆う上下のカバーへの塗装等の処理が必要となるが、金属の表面仕上げ処理に係る費用に較べると、樹脂の表面仕上げに係る費用を低減することができる。従って、リヤスポイラの表面仕上げ処理に係る費用の上昇を抑えることができる。
請求項3に係る発明では、下カバーは、貫通穴を介して上方から第1の締結部材にて締結され、この第1の締結部材を覆うように上カバーが配置されるため、第1の締結部材の頭部が車両の上方に露出せず、リヤスポイラの外観性が損なわれる心配はない。
請求項4に係る発明では、上カバーの前端部は、車両を上から見たときに前記シートに重なるように配置され、上カバーの前端部にて、上カバーがリヤスポイラ基部に第2の締結部材にて固定される。
第2の締結部材によって、リヤスポイラ基部に、シートにて覆われる上カバーの前端部を取り付けるので、上カバーの上面に設けた第2の締結部材は、外方に露出することはなく、リヤスポイラの外観性の低下を招く心配はない。従って、リヤスポイラの外観性を高く保つことができる。
また、上カバーの下面に設けた係合突起は、車両を上から見たときにシートと重ならないように配置され、リヤスポイラ基部に設けた係合穴に係合されるので、例えば、係合突起をシートの周囲に複数配設すれば、上カバーをリヤスポイラ基部に強固に固定することができる。
請求項5に係る発明では、金属製のリヤスポイラ基部で、シートの下方には、携帯品を直接固定又は携帯品を吊下げるためのケーブルを掛ける突起が設けられているので、剛性のある突起を設けることが可能となる。この突起を携帯品の取り付けに利用することで、
車両の外観性を損なうことなく、携帯品の取付に係る利便性を高めることが可能となる。
また、ケーブルとこのケーブルの一端を掛ける突起とを組み合わせることで、例えば、ケーブルにヘルメットを掛けてヘルメットフックとして利用することができ、車両の外観性を損なうことなく、携帯品の取付に係る利便性を高めることが可能となる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。図中、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向を示す。なお、前方、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る自動二輪車の左側面図であり、車両としての自動二輪車10は、ヘッドパイプ11の上部から斜め後下に延びているメインフレーム12L、12R(手前側の符号12Lのみ示す。)と、前記ヘッドパイプ11の下部から斜め後下に延び、次いで略下方に延び、最後に後方に延びて前記メインフレーム12L、12Rに連結されているダウンフレーム13L、13R(手前側の符号13Lのみ示す。)と、これらのダウンフレーム13L、13Rに取り付けられるとともに平面視で略並行に配置され後述するステップフロアを支持するステー部材15L、15R(手前側の符号15Lのみ示す。)と、メインフレーム12L、12Rの後部から斜め後上に延びているシートレール14L、14R(手前側の符号14Lのみ示す。)と、このシートレール14L、14Rの中間点16L、16R(手前側の符号16Lのみ示す。)とメインフレーム12L、12Rの後端部との間を連結しているミドルフレーム17L、17R(手前側の符号17Lのみ示す。)と、これらのミドルフレーム17L、17Rの上部と前記シートレール14L、14Rの後部との間を連結しているレールステー18L、18R(手前側の符号18Lのみ示す。)と、前記シートレール14L、14Rとミドルフレーム17L、17Rとの間に掛け渡してピボット軸19を支持しているピボットプレート21L、21R(手前側の符号21Lのみ示す。)と、これらのピボットプレート21L、21Rにピボット軸19を介して下方に延びているリンク部材22と、このリンク部材22及び支持軸23を介して後方に延びており上下にスイング可能なリヤスイングアームを兼ねるパワーユニット24と、このパワーユニット24の後端部とシートレール14Lとの間に掛け渡しているリヤクッションユニット25L、25R(手前側の符号25Lのみ示す。)と、パワーユニット24の後部に設けた後輪車軸26と、この後輪車軸26に取り付けた後輪27と、車体フレーム31の構成要素としてのシートレール14L、14Rに取り付けられ運転者が座るフロントシート33と、このフロントシート33の後方に配置され同乗者が座るリヤシート34と、このリヤシート34の周囲を囲うリヤスポイラ35と、前部のヘッドパイプ11に転舵自在に取り付けられているフロントフォーク36と、このフロントフォーク36に前輪車軸37を介して取り付けられている前輪38と、フロントフォーク36の上端部に取り付けられているステアリングハンドル41とを備える。なお、パワーユニット24にはエンジン42を含む。
前輪38の後方でダウンフレーム13L、13Rの前方には、エンジン42を冷却するラジエータユニット43が配置されている。
図中、45はフロントデイスクブレーキユニット、46はフロントデイスクプレート、47はパワーユニット24から延出されている排気管、48は排気管47の後端部に連結している消音器、49はサイドスタンド、51はメインスタンドである。
上述したフレームやパワーユニットなどの部材を覆い車両の意匠面を構成する外装部材について以下に説明する。
自動二輪車10は、前から後に、走行中の風よけとしての風防板52と、この風防板52に連続して設けられ車両の前部を覆うフロントカウル53と、ステアリングハンドル41と、フロントシート33の間に配置され車両の前部から中間部にかけて側方を覆う前サイドカバー55L、55R(手前側の符号55Lのみ示す。)と、この前サイドカバー55L、55Rの下方に連続して設けられ車両側方のカバーを兼ねるとともに運転者が足を載せるステップフロア56L、56R(手前側の符号56Lのみ示す。)と、このステップフロア56L、56Rの下方に連続して設けられ車両の側方下部を覆うフロアスカート57L、57R(手前側の符号57Lのみ示す。)と、前サイドカバー55L、55Rとステップフロア56L、56Rの後方に連続して設けられ車両の中間部から後部にかけて側方を覆う後サイドカバー58とを備える。図中、61は前輪38の上方を覆うフロントフェンダ、62は後輪27の上方を覆うリヤフェンダである。
なお、着座シート54は、フロントシート33とリヤシート34とからなる。
図2は本発明に係る自動二輪車のリヤスポイラの分解斜視図であり、リヤスポイラ35は、金属で形成されたリヤスポイラ基部64と、このリヤスポイラ基部64の下面を覆い樹脂で形成されている下カバー65と、リヤスポイラ基部64の上面64tを覆い樹脂で形成されている上カバー66とを主な構成要素とし、下カバー65にリヤスポイラ基部64を取り付け、このリヤスポイラ基部64の上方からリヤスポイラ基部64に上カバー66を取り付けたものである。
下カバー65は、第1の締結部材67・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)を介してリヤスポイラ基部64に固定され、上カバー66は、第2の締結部材68・・・を介してリヤスポイラ基部64に固定されている。なお、第2の締結部材68は、段付スクリューボルトである。
図3は本発明に係る自動二輪車のリヤスポイラの側面図、図4は図3の4矢視図である。以下、図3及び図4を参照して説明を行う。
シートレール14L、14R(手前側の符号14Lのみ示す。)の後部には、断面コ字状のスポイラ取付ブラケット71L、71R(手前側の符号71Lのみ示す。)が取り付けられ、これらのスポイラ取付ブラケットの座面72L、72R(手前側の符号72Lのみ示す。)から後方にリヤスポイラ35が延出されている。リヤスポイラ35は、スポイラ取付ブラケットの座面72L、72Rに、ボルト73・・・を介して取り付けられている。
リヤスポイラ基部64は、金属で形成されるとともに、車両の後方に略水平に延設され、このリヤスポイラ基部64の上面64tは、前述したように樹脂で形成されている上カバー66によって覆われている。
図1を併せて参照して、左右のシートレール14L、14Rの後端部の間には、金属製のリヤスポイラ基部64が掛け渡されているので、車体フレーム31の剛性を高めることができる。このような金属製のリヤスポイラ基部64を、シートレール14L、14Rの後端部に設けることによって、クロスメンバを兼ねさせることができ、樹脂製のリヤスポイラを設けることによっては得られない、車体フレームの軽量化や部品点数の低減を図ることができる。
図中、75はシートレール14L、14Rに取り付けられている物入れとしての収納ボックス、76はリヤスポイラ基部64の前端部に設けられ着座シート54の荷重を受けるシートキャッチカバー、78は携帯品を直接固定する等に用いる突起、79は突起78とともに携帯品を吊下げるときに用いるケーブルである。
リヤスポイラ35の前方には、着座シート54を構成し乗員が着座するフロントシート33(以下、単に「シート33」とも云う。)が配置され、上カバー66の前端部66fは、車両を上から見たときにシート33に重なるように配置され、上カバー66の前端部66fにて、上カバー66がリヤスポイラ基部64に第2の締結部材68・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)にて固定されている。
以下、リヤスポイラ35の内部の詳細な取付構造について説明を行う。
図5は図4の5−5線断面図であり、下カバー65は、リヤスポイラ基部64に設けた貫通穴81を介して上方から第1の締結部材67にてリヤスポイラ基部64に締結され、この第1の締結部材67を覆うように上カバー66が配置される。
下カバー65は、貫通穴81を介して上方から第1の締結部材67にて、リヤスポイラ基部64に締結されている。そして、この第1の締結部材67を覆うように上カバー66が配置されるため、第1の締結部材の頭部67hが車両の上方に露出することはなく、リヤスポイラ35の外観性が損なわれる心配はない。
また、第1の締結部材67は、上方から下カバー65に締結されるので、締付に係る作業性は良好であり、複数の部材を組み合わせた構造をもつリヤスポイラ35でありながら、組立に係る生産性が損なわれることはない。
図4に戻って、この他に配設されている第1の締結部材67・・・に係る締結構造は、上述した締結構造と大きく変わるところはない。このため、第1の締結部材の頭部67h・・・は、車両の上方に露出することはなく、リヤスポイラ35の外観性が損なわれる心配はない。また、上方から第1の締結部材67・・・を締め付けるようにしたので、組立に係る生産性を高めることができる。
図6は図4の6−6線断面図、図7は図6の7−7線断面図である。以下、図6と図7を参照して説明を行う。
上カバーの下面66kには、係合突起82が下方に向け突出され、これらの係合突起82の中間部82cには、矩形状のストッパ穴83が形成されている。
また、リヤスポイラ基部64には、係合突起82に係合するように係合穴84が設けられ、この係合穴84には、ストッパ穴83に嵌合して係合突起82を保持するクリップ部材85が取り付けられており、係合突起82は、係合穴84に係合されるときに、クリップ部材85の締まり部85sがストッパ穴83に嵌合する。
クリップ部材85は金属製クリップであるが、樹脂製クリップでも差し支えないものとする。
図4に戻って、上記の他に設けられリヤスポイラ基部64に上カバー66を係合させる係合突起82・・・などからなる係合構造については、大きく変わるところはなく、リヤスポイラ基部64の全体にわたり、上カバー66を強固に固定することができる。
図8は図4の8−8線断面図であり、図3及び図4を併せて参照して説明を行う。
上カバーの前端部66fには、取付座部86が設けられ、この取付座部86には、シートキャッチカバーの端部76aが載置され、このシートキャッチカバーの端部76aには、上カバー66が載置され、上カバー66とリヤスポイラ基部64との間は、第2の締結部材68にて固定されている。
詳細には、ナット80aを溶接した金属クリップ80bに段付スクリューねじ80cを固定して上カバー66をリヤスポイラ基部64に固定している。このため、リヤスポイラ基部64には、雌ねじ部を形成することが不要となり、さらに、汎用部材としてのナット80aを溶接した金属クリップ80bを利用することで、リヤスポイラ基部64の加工工数、費用を低減しながら、確実に上カバー66を固定することができる。
図4に戻って、この他に配設されている第2の締結部材68・・・についての締結構造は、上述した締結構造と大きく変わるところはなく説明を省略する。
リヤスポイラ基部64に着座シート33にて覆われる上カバーの前端部66fは、第2の締結部材68、68によって取り付けられている。上カバーの前端部66fは、着座シート54にて覆われるので、上カバー66の上面に設けた第2の締結部材68、68が外方に露出することはなく、リヤスポイラ35の外観性の低下を招く心配はない。
従って、リヤスポイラ35の外観性を高く保つことができる。
同様に、上カバーの中間部66mには、第2の締結部材68が配置され、この第2の締結部材68は、着座シート54にて覆われるので、上カバー66の上面に設けた第2の締結部材68が外方に露出することはなく、リヤスポイラ35の外観性の低下を招く心配はない。
図9は図4の9−9線断面図であり、図3及び図4を併せて参照して説明を行う。
リヤスポイラ基部64の外周部64gの近傍には、下方に開口する凹部88が形成されるとともに、下カバー65には、凹部88に対応する部位にリヤスポイラ基部64の側に凹むとともに乗員又は搭乗者が指を差入れることができる溝部89が形成されている。
リヤスポイラ35は、金属製のリヤスポイラ基部64と、このリヤスポイラ基部64の上方及び下方を覆う樹脂製の上下のカバー66、65とによって形成されている。つまり、リヤスポイラ35は、複数の部材を組み合わせることにより構成されている。このため、部材を組み合わせる構造によって、リヤスポイラ35の高さが高くなる可能性がある。
この点、本発明では、下カバー65及び上カバー66は、リヤスポイラ基部64の外周部64gまで延出され、この外周部64gにて、上カバー66と下カバー65とが接合され、リヤスポイラ基部の上面64t、下面64b及び外側部64sが覆われるという構造を有する。加えて、リヤスポイラ基部64は、車両の後方に略水平に延設されている。
このような複数の部材を組み合わせてなるリヤスポイラ35にあって、リヤスポイラ基部64は、車両の後方に略水平に延設されているので、リヤスポイラ35の高さとしての鉛直方向長さを短く抑えることが可能となる。リヤスポイラ35の鉛直方向長さが短く抑えられれば、リヤスポイラ35の小型化を容易に図ることが可能になる。
また、リヤスポイラ基部64は、金属で形成されているので、荷台としての十分な強度を確保することができる。リヤスポイラ基部64は、例えばアルミニウム鋳造品である。
さらに、リヤスポイラ基部64の外周部64gまで延出されている上カバー66及び下カバー65で、リヤスポイラ基部64の外側部64sを含むリヤスポイラ基部64を覆うことにより、リヤスポイラ基部64を外方から見て完全に覆うことができる。このため、リヤスポイラ35としての一体感が高まり外観性を高めることができる。
さらにまた、金属で形成されているリヤスポイラ基部64を樹脂で形成される上下のカバー66、65で覆うので、リヤスポイラ基部64の表面に研磨、塗装などにより仕上げる処理は不要となり、上下のカバー66、65への塗装等の処理は必要となるが、金属の表面仕上げ処理に較べると、樹脂の表面仕上げに係る費用は小さい。従って、表面仕上げ処理に係る費用の低減を図ることができる。
図10は本発明に係る携帯品吊下げ機構を説明する斜視図、図11は携帯品吊下げ機構に設けられているケーブル及びケーブル収納部を説明する図、図12は図10の12−12線断面図である。以下、図10〜図12を参照して説明を行う。
金属製のリヤスポイラ基部64には、携帯品を直接固定する又は携帯品を吊下げるケーブル79を固定する突起78が上方に向け設けられている。この突起78は、車両の上方から見たときに、シート(図3の符号54)の下方に配置されている。
また、収納ボックス75の左側面には、断面矩形状で細長いボックス状を呈するケーブル収納部材91が上下方向に取り付けられ、このケーブル収納部材91には、ケーブル79が収納されている。このケーブル79を用いて、例えば、ヘルメットなどの携帯品を吊下げることができる。
以下、収納ボックス75とは別体に設けられ、収納ボックス75に取り付けられているケーブル収納部材91の取付構造について詳細に説明する。
収納ボックス75の下部には、突起75tが下方に向け突設されている。また、ケーブル収納部材91には、L字状のブラケット部91bが延設され、このブラケット部91bの水平部には、嵌合穴91hが開けられている。そして、この嵌合穴91hが突起75tに嵌合されている。
ケーブル収納部材91の上部には、上ブラケット92aが設けられ、この上ブラケット92aは側方からねじ92bによって、収納ボックス75の上部に取り付けられている。
ケーブル収納部材91を収納ボックス75に取り付ける場合には、収納ボックス75の突起75tにブラケット部91bの嵌合穴91hを嵌合し、その後、ねじ92bでケーブル収納部材91を収納ボックス75に取り付けるようにした。このような構成とすることで、1つのねじ92bだけで、ケーブル収納部材91は収納ボックス75に取付可能となる。
ケーブル79の一端79aには、リング状に形成され内側を突起78に引っ掛ける掛け部93が形成され、ケーブル79の他端79bには、ケーブル79を所定長さ以上に延ばそうとするときにケーブル収納部材91からケーブル79が所定量以上抜けて外れないようにするストッパ部材94が取り付けられている。
ケーブル収納部材91のケーブル出口95の上方には、リヤスポイラ基部64に設けケーブル79のみが通過できるようにした切欠部64kが配置されている。すなわち、ケーブル収納部材91の上方は、リヤスポイラ基部64により覆われているが、リヤスポイラ基部64の一部には、切欠部64kが設けられ、この切欠部64kは、ケーブル出口95の上方近傍に配置されている。このため、ケーブル79を所定長さ以上に引き出そうとしても、ケーブル79の他端79bに設けたストッパ部材94が切欠部64kに当たり、ケーブル79を保持するので、ケーブル収納部材91からケーブル79が抜けることはない。
図3を併せて参照して、リヤスポイラ基部64には、携帯品を直接固定するため又は携帯品を吊下げるケーブル79の一端79aを掛けるための突起78が設けられ、この突起78は、車両を上から見たときに、シート54の下方に配置されるとともに、ケーブル79の他端79bは、車体フレーム側に固定されている。
図13は図10の作用説明図である。
(a)において、ケーブル79にヘルメットHeを掛けることを説明する作用図であり、ケーブル79をケーブル収納部材91から引張り、ケーブル79をヘルメットHeの顎部に通し、ケーブルの一端79aに設けた掛け部93を突起78に引っ掛ける。そして、着座シート54を閉めることで、車両にヘルメットHeを保持するようにした。
ケーブル79は、短縮して着座シート54の上方に乗せることができる長さがあれば十分である。ヘルメットHeの顎ひもに設けられているリングに通すことでヘルメットHeを2つ並べて固定することも可能となる。
すなわち、ケーブル79とこのケーブルの一端79aを固定する突起78とを組み合わせ、例えば、ケーブル79をヘルメットフックとして利用することで、車両の外観性を損なうことなく自動二輪車の利便性を大幅に高めることが可能となる。
(b)において、突起78に直接取っ手付の袋Bを引っ掛け、この袋Bの本体部Bbを着座シート54の上に配置するようにした。
シート54の下方には、携帯品を吊下げるケーブル79を固定する突起78が設けられているので、剛性のある突起78を設けることを可能にしながら、突起78を目立たなくすることができる。従って、車両の外観性を損なうことなく自動二輪車の利便性を大幅に高めることが可能となる。
以上に述べたリヤスポイラの作用を次に述べる。
図3、図4及び図9を参照して、リヤスポイラ基部の外周部64gの近傍には、乗員又は搭乗者によって把持される凹部88が形成されるとともに、下カバー65には、凹部88に対応する部位にリヤスポイラ基部64の側に凹む溝部89が形成されている。
リヤスポイラ基部の外周部64gの近傍及び下カバー65には、把持のための凹部88が形成されているので、リヤスポイラ基部64及び下カバー65に乗員等が指90を差し入れ易くした溝部89を形成することにより、把持部が大きくなったり厚くなった場合でも、乗員等が指90を差し入れてリヤスポイラ35をつかみ易くすることができる。
従って、自動二輪車10において、つかみ易いリヤスポイラ35を得ることができる。
尚、請求項1では、リヤスポイラ基部は、金属製でなくても差し支えないものとする。 また、リヤスポイラ基部を覆う上カバーを省略することは差し支えない。
さらに、リヤスポイラ基部に設ける突起及び携帯品を吊下げるケーブルを省略することは差し支えない。
本発明のリヤスポイラは、自動二輪車に好適である。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 本発明に係る自動二輪車のリヤスポイラの分解斜視図である。 本発明に係る自動二輪車のリヤスポイラの側面図である。 図3の4矢視図である。 図4の5−5線断面図である。 図4の6−6線断面図である。 図6の7−7線断面図である。 図4の8−8線断面図である。 図4の9−9線断面図である。 本発明に係る携帯品吊下げ機構を説明する斜視図である。 携帯品吊下げ機構に設けられているケーブル及びケーブル収納部を説明する図である。 図10の12−12線断面図である。 図10の作用説明図である。
符号の説明
10…自動二輪車、31…車体フレーム、35…リヤスポイラ、54…シート、64…リヤスポイラ基部、64b…リヤスポイラ基部の下面、64t…リヤスポイラ基部の上面、64g…リヤスポイラ基部の外周部、64s…リヤスポイラ基部の外側部、65…下カバー、66…上カバー、66f…上カバーの前端部、67…第1の締結部材、68…第2の締結部材、78…突起、79a…ケーブルの一端、79b…ケーブルの他端、81…貫通穴、82…係合突起、84…係合穴、88…凹部、89…溝部。

Claims (5)

  1. 車体フレームの後部から後方にリヤスポイラが延出されている自動二輪車において、
    前記リヤスポイラは、前記車体フレームに取り付けられているリヤスポイラ基部と、
    このリヤスポイラ基部の下面を覆い樹脂で形成されている下カバーとを備え、
    前記リヤスポイラ基部の外周近傍には、下方に開口する凹部が形成され、前記下カバーには、前記凹部に対応する部位に前記リヤスポイラ基部の側に凹むとともに乗員又は搭乗者が指を差し入れることができる溝部が形成されていることを特徴とする自動二輪車
  2. 前記リヤスポイラ基部は、金属で形成されるとともに車両の後方に略水平に延設され、このリヤスポイラ基部の上面は、樹脂で形成されている上カバーによって覆われ、前記下カバー及び前記上カバーは、前記リヤスポイラ基部の外周部まで延出され、この外周部の近傍にて、前記上カバーと前記下カバーとが接合され、前記リヤスポイラ基部の上面、下面及び外側部が覆われるようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車
  3. 前記下カバーは、前記リヤスポイラ基部に設けた貫通穴を介して上方から第1の締結部材にて締結され、この第1の締結部材を覆うように前記上カバーが配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車
  4. 前記リヤスポイラの前方には、乗員が着座するシートが配置され、前記上カバーの前端部は、車両を上から見たときに前記シートに重なるように配置され、前記前端部にて、前記上カバーが前記リヤスポイラ基部に第2の締結部材にて固定され、
    前記上カバーの下面に設けた係合突起は、車両を上から見たときに前記シートと重ならないように配置され、前記リヤスポイラ基部に設けた係合穴に係合されることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の自動二輪車
  5. 前記リヤスポイラ基部には、携帯品を直接固定する又は携帯品を吊下げるケーブルの一端を掛ける突起が設けられ、この突起は、車両を上から見たときに、前記シートの下方に配置されるとともに、前記ケーブルの他端は、前記車体フレーム側に固定されていることを特徴とする請求項4記載の自動二輪車
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