JP4936999B2 - 成形機 - Google Patents

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Description

本発明は、電動駆動タイプの射出成形機やダイカストマシンなどの成形機に係り、特に、射出用部材(インラインスクリュ式の射出成形機ではスクリュ、プリプラ式の射出成形機やダイカストマシンでは射出プランジャ)の前進加速を、非常な急加速で行うようにした成形機にかかわる技術に関する。
成形機としての例えば電動タイプのインラインスクリュ式の射出成形機では、スクリュを前後進させる駆動源としてのサーボモータ(射出用電動サーボモータ)を1つのみ用いる構成をとるのが、一般的である。ところで、薄肉・精密成形などでは、キャビティ内に溶融樹脂を素早く充填開始できるようにすることが良品成形のためには必須であるが、単独の射出用電動サーボモータを用いた構成では、射出の加速性能、減速性能(スクリュの加速性能、減速性能)の向上には自ずと一定の限界があり、たとえ、低慣性・高応答性のサーボモータを射出用電動サーボモータに用いたとしても、加速立ち上げ時間は30ms強程度の達成が、現状ではその限界である。
そこで、2つの射出用電動サーボモータを用いて、2つの射出用電動サーボモータにより1つのボールネジ機構の回転部を協働で同一方向に回転駆動することで、射出の加速性能、減速性能を向上させるようにした射出成形機も知られている。しかしながら、このような構成をとっても、1つの電動サーボモータを用いた構成よりも、射出の加速性能、減速性能の改善は、約3割程度に留まるものとなる。
また、射出系メカニズムにおいて、1つのボールネジ機構に対して、ナット体を回転駆動するナット用サーボモータと、ネジ軸を回転駆動するネジ用サーボモータとを設けて、ナット用サーボモータとネジ用サーボモータとの協働で、射出動作を制御するようにした構成も、特公平4−64492号公報(特許文献1)や、特開平9−104028号公報(特許文献2)により知られている。特許文献1においては、ナット用サーボモータの回転とネジ用サーボモータの回転との協働で、モータは回転しているが、スクリュは軸方向移動しない状態をつくり、この状態からネジ用サーボモータの回転速度をナット用サーボモータよりも大きくすることで、スクリュを前進させるようにし、特に、低速域での制御精度の向上を図るようにしている。また、特許文献2においては、ナット用サーボモータの回転とネジ用サーボモータの回転との協働で、低速射出に適した状態と高速射出に適した状態とをつくり出すことで、寿命の短いクラッチを用いることなく、低速と高速の切り替えを行えるようにしている。
しかしながら、特許文献1においては、上記したように、ナット用サーボモータの回転とネジ用サーボモータの回転との協働で、モータは回転しているが、スクリュは軸方向移動しない状態をつくり出してはいるが、この状態は2つのモータの加速が完了し終わるまで(2つのモータの起動が完了するまで)継続されていて、サーボモータの加速領域、減速領域におけるスクリュの動作挙動については考慮されておらず、したがって、射出(1次射出)初期のスクリュの加速性能および射出(1次射出)終期の減速性能を向上させようとする技術思想は、特許文献1には見られない。
また、特許文献1、特許文献2には、ナット用サーボモータとネジ用サーボモータとを、共にスクリュを前進させる方向に回転駆動することで、高速射出を行うようにした技術が開示されているが、このような構成・動作をとっても、前述した2つの射出用電動サーボモータにより1つのボールネジ機構の回転部を協働で同一方向に回転駆動するようにした構成と同様に、射出の加速性能、減速性能の向上には限界のあるものとなる。
なおまた、特許文献1、特許文献2に示された技術では、スクリュが前進することでスクリュが樹脂から受ける大きな圧力(荷重)を、一方のサーボモータの力で支え続ける構成となっているので、この一方のサーボモータにかかる負荷が厳しいものなる構成となっている。
そこで、本願出願人は、射出用部材(スクリュや射出プランジャといった射出用部材)の前進加速を非常な急加速で行うことが可能な成形機を、特願2007−76868(以下、先願1と記す)によって提案した。この先願1の成形機においては、前後進可能な射出用部材の直動駆動源としての第1サーボモータと第2サーボモータとを備え、第1サーボモータの回転でその回転部が回転駆動されるボールネジ機構Aの直動部を、射出用部材の基端部を保持した部材に固定し、第2サーボモータの回転によってボールネジ機構Aの回転部を前後進させる構成において、射出用部材が前進開始する前に、第1サーボモータを射出用部材を前進させる第1回転方向Ra1に回転開始させて第1サーボモータの回転速度を加速すると共に、第2サーボモータを射出用部材を後退させる第2回転方向Rb2に回転開始させて第2サーボモータの回転速度を加速して、第1サーボモータと第2サーボモータの回転速度がそれぞれ所定速度に達するまでは、射出用部材を実質的に射出開始位置に保持するようにし、第1サーボモータの第1回転方向Ra1の回転速度と第2サーボモータの第2回転方向Rb2の回転速度がそれぞれ所定速度に達すると、第1サーボモータの第1回転方向Ra1の回転加速を継続させつつ、第2サーボモータの第2回転方向Rb2の回転速度を減速することで、射出用部材を急速前進させるようにしている。
そして、上記の先願1で提案したある1つの技術(先願1の図7の技術)では、第1サーボモータの第1回転方向Ra1の回転速度と第2サーボモータの第2回転方向Rb2の回転速度がそれぞれ所定速度に達すると、第1サーボモータの第1回転方向Ra1の回転加速を継続させつつ、第2サーボモータの第2回転方向Rb2の回転速度をある程度減速させた後、第2サーボモータの第2回転方向Rb2によって後退駆動されるボールネジ機構Aの回転部を保持した保持ブロック(第2直動ブロック)の後退運動を、メカニズム同士の当接によって強制的に停止させることで、射出用部材を速度0(零)から所定最高速度まで急加速して、射出用部材を急速前進させるようにしている。かかる射出制御手法をとることで、射出用部材の前進加速性能をより高めることが可能となると共に、保持ブロックが、メカニズム同士の当接により、その位置を保持された状態を維持させることができ、この状態をとった以降は、射出用部材が溶融樹脂(あるいは金属溶湯)から受ける大きな圧力(荷重)を第2サーボモータで支承する必要がなくなり、第2サーボモータにかかる負荷を少なくできて、同一容量であっても、第2サーボモータとして第1電動サーボモータよりも低トルクで高回転出力のモータを用いることが容易に可能となる。
特公平4−64492号公報 特開平9−104028号公報
しかしながら、先願1における、保持ブロック(第2直動ブロック)の後退運動をメカニズム同士の当接によって強制的に停止させる手法では、メカニズム同士の衝合が毎ショット毎に繰り返されるため、メカニズムが衝撃によるダメージを受けて、メカ寿命が大幅に低下するという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、先願1(特願2007−76868)で提案した構成をとる成形機において、前記した保持ブロックの後退運動をメカニズム同士の当接によって強制的に停止させる手法をとる場合に、メカ寿命の延命化を図ることにある。
本発明は上記した目的を達成するために、
前後進可能な射出用部材の直動駆動源としての1つ以上の第1サーボモータと1つ以上の第2サーボモータとを備え、前記第1サーボモータの回転でその回転部が回転駆動されるボールネジ機構Aの直動部を、前記射出用部材の基端部を保持した部材に固定し、前記第2サーボモータの回転によって前記ボールネジ機構Aの回転部を前後進させる構成をとり、
前記射出用部材が前進開始する前に、前記第1サーボモータを前記射出用部材を前進させる第1回転方向Ra1に回転開始させて前記第1サーボモータの回転速度を加速すると共に、前記第2サーボモータを前記射出用部材を後退させる第2回転方向Rb2に回転開始させて前記第2サーボモータの回転速度を加速して、前記第1サーボモータと前記第2サーボモータの回転速度がそれぞれ所定速度に達するまでは、前記射出用部材を実質的に射出開始位置に保持するようにし、
前記第1サーボモータの前記第1回転方向Ra1の回転速度と前記第2サーボモータの前記第2回転方向Rb2の回転速度がそれぞれ前記所定速度に達した後に、前記第2サーボモータの前記第2回転方向Rb2によって後退駆動される前記ボールネジ機構Aの回転部を保持した保持ブロックの後退運動を、メカニズム同士の当接によって強制的に停止させることで、前記射出用部材を速度0から設定速度まで急加速して急速前進させるようにした成形機において、
前記したメカニズム同士が当接する際の衝撃を緩和する衝撃緩和機構を設けた、構成をとる。
本発明では、射出用部材が前進開始する前に、第1サーボモータを射出用部材を前進させる第1回転方向Ra1に回転開始させて第1サーボモータの回転速度を加速すると共に、第2サーボモータを射出用部材を後退させる第2回転方向Rb2に回転開始させて第2サーボモータの回転速度を加速して、第1サーボモータと第2サーボモータの回転速度がそれぞれ所定速度に達するまでは、射出用部材を実質的に射出開始位置に保持するようにし、第1サーボモータの第1回転方向Ra1の回転速度と第2サーボモータの第2回転方向Rb2の回転速度がそれぞれ所定速度に達した後に、第2サーボモータの第2回転方向Rb2によって後退駆動される前記のボールネジ機構Aの回転部を保持した保持ブロックの後退運動を、メカニズム同士の当接によって強制的に停止させることで、射出用部材を速度0から設定速度まで急加速して急速前進させるようにしているので、第1サーボモータの第1回転方向Ra1の加速が十分に達成されたタイミングで、第1サーボモータの第1回転方向Ra1の十分に高められた加速を一気に解き放して、射出用部材を前進させることができ、これにより、射出用部材の前進加速をきわめて急加速で行うことが可能な成形機において、メカニズム同士が当接する際の衝撃を緩和する衝撃緩和機構を設けているので、メカニズム同士が当接する際の衝撃を緩和することで、メカニズムが受けるダメージを可及的に低減でき、以って、メカ寿命の延命化を図ることが可能となり、また、メカニズム同士が当接する際の衝撃音も緩和することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1〜図6は、本発明の一実施形態(以下、本実施形態と記す)によるインラインスクリュ式の射出成形機に係り、図1は、本実施形態の射出成形機の射出系メカニズムの要部構成を示す図である。
図1において、1はヘッドストック、2は、ヘッドストック1と所定距離をおいて対向配置された支持盤、3は、その両端をヘッドストック1と支持盤2に固定されて、ヘッドストック1と支持盤2とを連結した4本の連結・ガイドバー、4は、連結・ガイドバー3に挿通・案内されて、ヘッドストック1と支持盤2との間を前後進可能な第1直動ブロック、5は、同じく連結・ガイドバー3に挿通・案内されて、ヘッドストック1と支持盤2との間を前後進可能な第2直動ブロック、6は、その基端部をヘッドストック1に固定された加熱シリンダ、7は、加熱シリンダ6の先端に設けられたノズル、8は、少なくとも射出時にはその樹脂注入口の周辺にノズル7が押し付けられる固定側金型、9は、固定側金型8に対して前後進可能な可動側金型、10は、型締め状態にある両金型8、9で形づくられるキャビティ(成形品形成用空間)、11は、加熱シリンダ6内に回転並びに前後進可能であるように配設され、その基端部を第1直動ブロック4に回転可能に保持されたスクリュ(射出用部材)で、該スクリュ11は、第1直動ブロック4に搭載された図示せぬ計量用電動サーボモータの駆動力で回転駆動されると共に、第1直動ブロック4と一体となって前後進するようになっている。
また、12は、第2直動ブロック5に搭載されたスクリュ直動用の第1電動サーボモータ、13は、第1電動サーボモータ12の出力軸に固定された第1駆動プーリ、14は、第1電動サーボモータ12の回転を直線運動に変換する第1ボールネジ機構(請求項でいうボールネジ機構A)、15は、第2直動ブロック5に回転可能に保持された第1ボールネジ機構14のネジ軸(第1ボールネジ機構14の回転部)、16は、ネジ軸15に螺合されると共に、その端部を第1直動ブロック4に固定されて、ネジ軸15の回転で第1直動ブロック4と一体となって前後進する、第1ボールネジ機構14のナット体(第1ボールネジ機構14の直動部)、17は、ネジ軸15に固定されて、第1電動サーボモータ12の回転を、第1駆動プーリ13、図示せぬ第1タイミングベルトを介して伝達される第1被動プーリである。
また、18は、支持盤2に搭載されたスクリュ直動用の第2電動サーボモータ、19は、第2電動サーボモータ18の出力軸に固定された第2駆動プーリ、20は、第2電動サーボモータ18の回転を直線運動に変換する第2ボールネジ機構、21は、支持盤2に回転可能に保持された第2ボールネジ機構20のネジ軸(第2ボールネジ機構20の回転部)、22は、ネジ軸21に螺合されると共に、その端部を第2直動ブロック5に固定されて、ネジ軸21の回転で第2直動ブロック5と一体となって前後進する第2ボールネジ機構20のナット体(第2ボールネジ機構20の直動部)、23は、ネジ軸21に固定されて、第2電動サーボモータ18の回転を、第2駆動プーリ19、図示せぬ第2タイミングベルトを介して伝達される第2被動プーリである。
なお、本実施形態において、第2電動サーボモータ18は、その加減速性能が第1電動サーボモータ12のそれよりも優れたものとなっている。
また、24は、支持盤2と第2直動ブロック5との間に配設された衝撃緩和機構で、衝撃緩和機構24は4本の連結・ガイドバー3にそれぞれ対応して4つが設けられている。この衝撃緩和機構24は、連結・ガイドバー3に遊挿されると共に、第2直動ブロック5に嵌合・固定された第1バネ保持体25と、連結・ガイドバー3に摺動可能に挿通された第2バネ保持体26と、第1バネ保持体25と第2バネ保持体26との間に配設されて、連結・ガイドバー3に遊挿された複数のサラバネ27と、支持盤2と第2バネ保持体26との間に配設されて、連結・ガイドバー3に挿通されたコイルバネ28とで、構成されている。
図2、図3は、上記の衝撃緩和機構24およびその周辺を示す要部断面であり、図2は、衝撃緩和機構24に荷重がかかっていない状態を示し、図3は、衝撃緩和機構24に最大荷重がかかっている状態を示している。本実施形態では、コイルバネ28のバネ定数にに較べると、1枚のサラバネ27のバネ定数は格段に大きいものに設定されており、したがって、4枚のサラバネ27を撓ませるための力は、1本のコイルバネ28を圧縮するために要する力より、はるかに大きなものとなっている。本実施形態では、4組の衝撃緩和機構24の協働によって衝撃を緩和するようになっていて、各衝撃緩和機構24に荷重が加わると、まず、コイルバネ28が圧縮されて、第2バネ保持体26が支持盤2に当接し、次に、サラバネ27が撓んで大きな荷重を吸収するようになっている。例えば、衝撃緩和機構24が図2の状態から図3の状態に遷移すると、4枚のサラバネ27を合わせた撓み量は2.5mmとなり、この2.5mmという撓み量は、4組の衝撃緩和機構24を合わせたときに、2500kgf(24768N)の荷重を受けとめることができるようになっている。なお、バネ仕様は、設定される荷重に応じて任意に選択可能であり、2500kgfを大きく超える荷重を受けとめることができる仕様とすることも、可能であることは言うまでもない。
図1に示す構成において、第1電動サーボモータ12の回転は、第1駆動プーリ13、図示せぬ第1タイミングベルト、第1被動プーリ17を介して、第1ボールネジ機構14のネジ軸15に伝達され、ネジ軸15が回転することで、ナット体16がネジ軸15に沿って軸方向移動し、ナット体16と一体となって第1直動ブロック4やスクリュ11が、軸方向に前後進可能なようになっている。また、第2電動サーボモータ18の回転は、第2駆動プーリ19、図示せぬ第2タイミングベルト、第2被動プーリ23を介して、第2ボールネジ機構20のネジ軸21に伝達され、ネジ軸21が回転することで、ナット体22がネジ軸21に沿って軸方向移動し、ナット体22と一体となって、第2直動ブロック5や第1ボールネジ機構14のネジ軸15や第1ボールネジ機構14の直動で移送される部材(スクリュ11など)が、軸方向に前後進可能なようになっている。
このように、本実施形態では、スクリュ11が、第1電動サーボモータ12の回転でも、第2電動サーボモータ18の回転でも軸方向に移送可能となっているので、第1電動サーボモータ12と第2電動サーボモータ18とを同期回転させて、第1電動サーボモータ12の回転によるスクリュ11の前進量と、第2電動サーボモータ18の回転によるスクリュ11の後退量とを等しくすることで、2つのサーボモータ12、18は回転しているが、スクリュ11は軸方向に移動していない状態をつくり出すことができる。
図4は、本発明の射出用部材(ここではスクリュ11)の加速原理を示す図である。図4において、横軸は時間を表し、縦軸は速度(相対速度)を表している。図4に示すように、実際の射出に先立って(スクリュ11の前進に先立って)、第1電動サーボモータ12をスクリュ11を前進させる第1回転方向Ra1に回転開始させて第1電動サーボモータ12の回転速度を加速すると共に、第2電動サーボモータ18をスクリュ11を後退させる第2回転方向Rb2に回転開始させて第2電動サーボモータ18の回転速度を加速して、スクリュ11が射出開始位置に留まった状態となるように、第1電動サーボモータ12と第2電動サーボモータ18を、図示せぬコントローラの制御の下に、同期して回転加速制御すると、第1電動サーボモータ12の回転速度と第2電動サーボモータ18の回転速度は高まってゆき、回転系の回転慣性力も増してゆく。ここで、第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の回転速度が設定された所定最高速度Vm(モータが出力可能な最高速度とは限らない)まで加速されたタイミングtm、すなわち、第2電動サーボモータ18の第2回転方向Rb2の回転速度が所定速度−Vmまで加速されたタイミングtmで、第2電動サーボモータ18により直線駆動される部材(ここでは、第2直動ブロック5)の後退が強制的に阻止されると、静止慣性などを無視すると、スクリュ11は一気に前進して垂直な加速特性で、速度Vmまで加速される。このように、第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の十分に高められた加速を一気に解き放して、スクリュ11を前させるように制御するのが、本発明のスクリュ11(射出用部材)の加速原理である。
本実施形態のスクリュ11の前進制御(1次射出の制御)の1例について、図1〜図3、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態のスクリュ前進制御の1例の様子を示す説明図であり、同図において、横軸は時間を表し、縦軸は速度(相対速度)を表しており、時間軸に沿った、第1電動サーボモータ12の回転速度、第2電動サーボモータ18の回転速度、スクリュ11の前進速度の変化をそれぞれ示している。
図1は、計量および必要に応じて行われるサックバックが完了した、射出待機状態を示しており、このとき、スクリュ11は射出開始位置にある。この図1に示した状態において、図5に示す1次射出開始タイミングの直前のタイミングt1に至ると、射出成形機全体の制御を司る図示せぬコントローラの制御の下に、第1電動サーボモータ12がスクリュ11を前進させる第1回転方向Ra1に回転開始されて第1電動サーボモータ12の回転速度が加速されると共に、第2電動サーボモータ18がスクリュ11を後退させる第2回転方向Rb2に回転開始されて第2電動サーボモータ18の回転速度が加速され、第1電動サーボモータ12と第2電動サーボモータ18の回転速度がそれぞれ所定速度V1、−V1に達する(加速される)タイミングt2までは、スクリュ11は射出開始位置を保持される。このとき、スクリュ11は射出開始位置を保持されているも、ボールネジ機構15のナット体16はネジ軸15に対して前進しており、また、ボールネジ機構20のナット体22はネジ軸21に対して後退しており、したがって、第2直動ブロック5は後退している。
第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の回転速度がV1まで加速されると共に、第2電動サーボモータ18の第2回転方向Rb2の回転速度が−V1まで加速されたタイミングt2に至ると、図示せぬコントローラは、第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の回転加速を継続させつつ、第2電動サーボモータ18の第2回転方向Rb2の回転速度を急減速させ、これによって、第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の十分に高められた加速を一気に解き放すことで、スクリュ11は、急速な加速度で前進駆動を開始される。第2電動サーボモータ18の第2回転方向Rb2の回転は、第2直動ブロック5を後退させる回転方向であるので、タイミングt2以降に、第2電動サーボモータ18の第2回転方向Rb2の回転速度が−V2まで減速されたタイミングt3となると、本第1例のスクリュ前進制御では、衝撃緩和機構24の第2バネ保持体26が支持盤2に当接し、かつ、衝撃緩和機構24のサラバネ27が撓んで荷重を受け止めた状態となることで、すなわち、メカニズム同士が当接することによって、第2直動ブロック5は、その後退運動を強制的に阻止されるようになっている。また、タイミングt3となった時点で、図示せぬコントローラは、第1電動サーボモータ12の回転加速を終了させ、これによって、第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の回転速度は設定された所定最高速度V3(モータが出力可能な最高速度とは限らない)となり、タイミングt3以降は、第1電動サーボモータ12の制御を第1回転方向Ra1の定速回転制御に切り替える。したがって、タイミングt2で前進加速を開始したスクリュ11は、タイミングt2からタイミングt3までの間に、速度0(零)から速度V3まで急速に加速される。例えば、スクリュ11は、2桁オーダーのGの加速度で加速されて、タイミングt2からタイミングt3までのスクリュ11の前進加速時間は、数ms(数ミリ秒)程度が達成される。
ここで、第2直動ブロック5は、第2電動サーボモータ18が第2回転方向Rb2(第2直動ブロック5を後退させる回転方向)に回転している最中に、その後退運動を強制的に阻止されるが、その際には、衝撃緩和機構24のコイルバネ28がまず圧縮されて、比較的ソフトに第2バネ保持体26が支持盤2に当接し、第2バネ保持体26が支持盤2に当接した後に、衝撃緩和機構24に付加される大きな荷重は、頑強なサラバネ27が撓むことで吸収するので、メカ当接部が受ける衝撃はほとんどなく、また、衝撃音の発生も可及的に抑えられる。このように、本実施形態では、衝撃緩和機構24がバネ定数の異なる2種類のバネを備えているので、メカ当接部が受ける衝撃をソフトにかつ確実に受け止めて吸収することができ、メカ当接部の寿命の延命化と騒音発生防止とを図ることが可能となっている。
上記のように、タイミングt3以降は、図示せぬコントローラは、第1電動サーボモータ12の制御を第1回転方向Ra1の定速回転制御に切り替えており、また、タイミングt3以降も、図示せぬコントローラは、第2電動サーボモータ18の第2回転方向Rb2の回転速度の減速制御を継続して、タイミングt4において、第2電動サーボモータ18の回転速度を0(零)とする。これによって、スクリュ11は、タイミングt3以降は、第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の一定速の回転速度V3によって、定速度で前進駆動される。なお、タイミングt3から後記するタイミングt5までの間は、第2直動ブロック5は後退を阻止された一定位置を保持している。
次に、図示せぬコントローラは、タイミングt4から所定時間が経過したタイミングt5に至ると、第1電動サーボモータ12の回転制御を、回転速度V3の定速回転制御から減速制御に切り替えて、第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の回転速度を減速すると共に、第2電動サーボモータ18を、スクリュ11を前進させる(第2直動ブロック5を前進させる)第1回転方向Rb1に回転開始させて、第2電動サーボモータの回転速度を加速することで、第2電動サーボモータ18の第1回転方向Rb1の回転速度が所定速度V4に達するタイミングt6までは、スクリュ11に、モータ回転速度V3に対応する定速前進を維持させる。
次に、図示せぬコントローラは、上記のタイミングt6に至ると、第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の回転減速を継続させつつ、第2電動サーボモータ18の第1回転方向Rb1の回転速度を急速に減速することで、スクリュ11を急速停止させるように制御する。これによって、スクリュ11が前進を停止させた、1次射出完了のタイミングt7に至るようになっている。このように、第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の回転減速を継続させつつ、第2電動サーボモータ18の第1回転方向Rb1の回転速度を加速から急減速することで、スクリュ11を急速停止させるようにしているので、第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の十分に低減された減速を一気に解き放すと同時に、第2電動サーボモータ18の第1回転方向Rb1の急減速をこれに足し合わせて、スクリュ11を停止制御することができ、これにより、スクリュ11の前進減速をきわめて急減速で行うことが可能となって、先の加速性能と同等もしくはそれ以上の減速性能を得ることが可能となる。
なお、上述した図5のスクリュ前進制御の1例では、スクリュ11の減速制御においても、第1電動サーボモータ12と第2電動サーボモータ18との協働で、スクリュ11の急峻な減速制御を行うようにしているが、スクリュ11の減速制御は第1電動サーボモータ12のみで行うようにしてもよい。この場合には、スクリュ11の減速度合いは従来と同等のものとなるが、図5のタイミングt3以降は、第2直動ブロック5が、衝撃緩和機構24を介して、支持盤2に当接・支承された状態を維持させることができるので、スクリュ11が樹脂(溶融樹脂)から受ける大きな圧力(荷重)を第2電動サーボモータ18で支承する必要がなくなり、これ以後の第2電動サーボモータ18の負担を大幅に軽減することができる。つまり、薄肉・精密成形で最も重視されるは1次射出の前進加速性能であるので、1次射出の前進加速性能のみを重視する場合には、第2電動サーボモータ18にかかる負荷を少なくできて、同一容量であっても、第2電動サーボモータ18として第1電動サーボモータ12よりも低トルクで高回転出力のモータを用いることができ、第2電動サーボモータ18を第1電動サーボモータ12よりも加減速性能のよいものとすることが、より容易となる。
続いて、本実施形態のスクリュ11の前進制御(1次射出の制御)の他の例について、図6を用いて説明する。図6は、本実施形態のスクリュ前進制御の他の例の様子を示す説明図であり、同図において、横軸は時間を表し、縦軸は速度(相対速度)を表しており、時間軸に沿った、第1電動サーボモータ12の回転速度、第2電動サーボモータ18の回転速度、スクリュ11の前進速度の変化をそれぞれ示している。
このスクリュ11の前進制御の他の例では、図6に示す1次射出開始タイミングの直前のタイミングt11に至ると、射出成形機全体の制御を司る図示せぬコントローラの制御の下に、第1電動サーボモータ12がスクリュ11を前進させる第1回転方向Ra1に回転開始されて第1電動サーボモータ12の回転速度が加速されると共に、第2電動サーボモータ18がスクリュ11を後退させる第2回転方向Rb2に回転開始されて第2電動サーボモータ18の回転速度が加速され、第1電動サーボモータ12と第2電動サーボモータ18の回転速度がそれぞれ所定速度V11、−V11に達する(加速される)タイミングt12までは、スクリュ11は射出開始位置を保持される。
第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の回転速度がV11まで加速されると共に、第2電動サーボモータ18の第2回転方向Rb2の回転速度が−V11まで加速されたタイミングt12に至ると、図示せぬコントローラは、第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の回転加速を終了させて、第1電動サーボモータ12の制御を第1回転方向Ra1の定速回転制御に切り替え、第2電動サーボモータ18の第2回転方向Rb2の回転速度を急減速させる。ここで、このスクリュ前進制御の他の例では、タイミングt12において、第2直動ブロック5は、その後退運動を強制的に阻止されるようになっている(第2直動ブロック5が衝撃緩和機構24を介して支持盤2と間接的に当接することで、第2直動ブロック5は、その後退運動を強制的に阻止されるようになっている)。したがって、第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の十分に高められた加速を一気に解き放すことで、スクリュ11は一気に前進して略垂直な加速特性で、速度Vmまで加速される。なお、図6では、スクリュ11の加速特性線を垂直なものに描いてあるが、実際には、静止慣性や衝撃緩和機構24中のバネの減衰振動などによって、スクリュ11の加速特性線は垂直から若干傾いたものとなる。
このスクリュ前進制御の他の例では、第2直動ブロック5は、第2電動サーボモータ18が第2回転方向Rb2(第2直動ブロック5を後退させる回転方向)に最も高速で回転している最中に、その後退運動を強制的に阻止されるようになっている。したがって、前記したスクリュ前進制御の1例の場合よりも、衝撃緩和機構24に加わる荷重は大きいことになるが、衝撃緩和機構24のサラバネ27、コイルバネ28のバネ定数を適正に設定することにより、メカ当接部が受ける衝撃を、確実に受け止めてこれを吸収することが可能である。
上記のように、タイミングt12以降は、図示せぬコントローラは、第1電動サーボモータ12の制御を第1回転方向Ra1の定速回転制御に切り替えており、また、第2電動サーボモータ18の第2回転方向Rb2の回転速度を速度0(零)に向けて急減速させて、タイミングt13において第2電動サーボモータ18の回転速度を0(零)とするように制御している。また、タイミングt12から後記するタイミングt14までは、第2直動ブロック5は停止状態にある。したがって、スクリュ11は、タイミングt12以降は、第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の一定速の回転速度V11によって、定速度で前進駆動される。
次に、図示せぬコントローラは、タイミングt13から所定時間が経過したタイミングt14に至ると、第1電動サーボモータ12の回転制御を、回転速度V11の定速回転制御から減速制御に切り替えて、第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の回転速度を減速すると共に、第2電動サーボモータ18を、スクリュ11を前進させる(第2直動ブロック5を前進させる)第1回転方向Rb1に回転開始させて、第2電動サーボモータの回転速度を加速することで、第2電動サーボモータ18の第1回転方向Rb1の回転速度が所定速度V12に達するタイミングt15までは、スクリュ11に、モータ回転速度V11に対応する定速前進を維持させる。
次に、図示せぬコントローラは、上記のタイミングt15に至ると、第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の回転減速を継続させつつ、第2電動サーボモータ18の第1回転方向Rb1の回転速度を急速に減速することで、スクリュ11を急速停止させるように制御する。これによって、スクリュ11が前進を停止させた、1次射出完了のタイミングt16に至るようになっている。このように、第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の回転減速を継続させつつ、第2電動サーボモータ18の第1回転方向Rb1の回転速度を加速から急減速することで、スクリュ11を急速停止させるようにしているので、第1電動サーボモータ12の第1回転方向Ra1の十分に低減された減速を一気に解き放すと同時に、第2電動サーボモータ18の第1回転方向Rb1の急減速をこれに足し合わせて、スクリュ11を停止制御することができ、これにより、スクリュ11の前進減速をきわめて急減速で行うことが可能となって、先の加速性能と同等もしくはそれ以上の減速性能を得ることが可能となる。
なお、上述した射出成形機やダイカストマシンの実施形態では、第1電動サーボモータと第2電動サーボモータをそれぞれ1つずつ用いた例を示したが、第1電動サーボモータとして2つ以上のモータを用いても、あるいは、第2電動サーボモータとして2つ以上のモータを用いてもよく、この場合には、2つ以上のモータの出力を1つの被動プーリに同時に伝達するように構成すればよい。
本発明の一実施形態に係る射出成形機の要部構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る射出成形機における衝撃緩和機構に荷重がかかっていない状態の、衝撃緩和機構およびその周辺を示す要部断面である。 本発明の一実施形態に係る射出成形機における衝撃緩和機構に荷重がかかっている状態の、衝撃緩和機構およびその周辺を示す要部断面である。 本発明の射出用部材の加速原理を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る射出成形機における、スクリュ前進制御の1例の様子を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る射出成形機における、スクリュ前進制御の他の1例の様子を示す説明図である。
符号の説明
1 ヘッドストック
2 支持盤
3 連結・ガイドバー
4 第1直動ブロック
5 第2直動ブロック
6 加熱シリンダ
7 ノズル
8 固定側金型
9 可動側金型
10 キャビティ
11 スクリュ
12 スクリュ直動用の第1電動サーボモータ
13 第1駆動プーリ
14 第1ボールネジ機構
15 ネジ軸
16 ナット体
17 第1被動プーリ
18 スクリュ直動用の第2電動サーボモータ
19 第2駆動プーリ
20 第2ボールネジ機構
21 ネジ軸
22 ナット体
23 第2被動プーリ
24 衝撃緩和機構
25 第1バネ保持体
26 第2バネ保持体
27 サラバネ
28 コイルバネ

Claims (4)

  1. 前後進可能な射出用部材の直動駆動源としての1つ以上の第1サーボモータと1つ以上の第2サーボモータとを備え、前記第1サーボモータの回転でその回転部が回転駆動されるボールネジ機構Aの直動部を、前記射出用部材の基端部を保持した部材に固定し、前記第2サーボモータの回転によって前記ボールネジ機構Aの回転部を前後進させる構成をとり、
    前記射出用部材が前進開始する前に、前記第1サーボモータを前記射出用部材を前進させる第1回転方向Ra1に回転開始させて前記第1サーボモータの回転速度を加速すると共に、前記第2サーボモータを前記射出用部材を後退させる第2回転方向Rb2に回転開始させて前記第2サーボモータの回転速度を加速して、前記第1サーボモータと前記第2サーボモータの回転速度がそれぞれ所定速度に達するまでは、前記射出用部材を実質的に射出開始位置に保持するようにし、
    前記第1サーボモータの前記第1回転方向Ra1の回転速度と前記第2サーボモータの前記第2回転方向Rb2の回転速度がそれぞれ前記所定速度に達した後に、前記第2サーボモータの前記第2回転方向Rb2によって後退駆動される前記ボールネジ機構Aの回転部を保持した保持ブロックの後退運動を、メカニズム同士の当接によって強制的に停止させることで、前記射出用部材を速度0から設定速度まで急加速して急速前進させるようにした成形機において、
    前記したメカニズム同士が当接する際の衝撃を緩和する衝撃緩和機構を設けたことを特徴とする成形機。
  2. 請求項1に記載の成形機において、
    前記第1サーボモータの前記第1回転方向Ra1の回転速度と前記第2サーボモータの前記第2回転方向Rb2の回転速度がそれぞれ前記所定速度に達すると、前記第1サーボモータの前記第1回転方向Ra1の回転加速を継続させつつ、前記第2サーボモータの前記第2回転方向Rb2の回転速度をある程度減速させた後、前記保持ブロックの後退運動を、メカニズム同士の当接によって強制的に停止させることで、前記射出用部材を速度0から設定速度まで急加速して急速前進させることを特徴とする成形機。
  3. 請求項1に記載の成形機において、
    前記第1サーボモータの前記第1回転方向Ra1の回転速度と前記第2サーボモータの前記第2回転方向Rb2の回転速度がそれぞれ前記所定速度に達したタイミングで、前記保持ブロックの後退運動を、メカニズム同士の当接によって強制的に停止させることで、前記射出用部材を速度0から設定速度まで急加速して急速前進させることを特徴とする成形機。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の成形機において、
    前記衝撃緩和機構には、バネ定数の異なる複数のバネが用いられることを特徴とする成形機。
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