JP2002103399A - 電動射出機の射出装置 - Google Patents

電動射出機の射出装置

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JP2002103399A
JP2002103399A JP2000302521A JP2000302521A JP2002103399A JP 2002103399 A JP2002103399 A JP 2002103399A JP 2000302521 A JP2000302521 A JP 2000302521A JP 2000302521 A JP2000302521 A JP 2000302521A JP 2002103399 A JP2002103399 A JP 2002103399A
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JP
Japan
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ball screw
screw shaft
moving plate
injection
plate
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JP2000302521A
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Inventor
Shuichi Yokoyama
修一 横山
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Japan Steel Works Ltd
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Japan Steel Works Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/47Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
    • B29C45/50Axially movable screw
    • B29C45/5008Drive means therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出機構のボールネジ軸の回転数を従来機と
同一とした場合において、従来機より倍以上の射出速度
が得られる射出装置を提供する。 【解決手段】 前部固定プレート1側に設けた第1の移
動プレート5の後方に、第2の移動プレート6と第1の
ボールネジ軸12を配し、この第1のボールネジ軸12
を第1の移動プレート5に結合されたボールネジナット
8に螺合する。後部固定プレート3に取り付けられてい
る第2のボールネジ軸16を回転して第2の移動プレー
ト6を移動中に、第1のボールネジ軸12を第2ボール
ネジ軸16と同速回転すると、第1の移動プレート5の
移動速度が倍加し、1段目の移動プレート5の前部に連
結されたスクリュ軸7の速度が倍加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出機構にボール
ネジ軸を使用した電動射出機の射出装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電動射出機の射出装置と
しては、たとえば図5に示す射出構構を有するものがあ
る。
【0003】同図において、符号1で示されるものは前
部固定プレートであり、この前部固プレート1の図中左
側には射出シリンダ2が結合されている。前部固定プレ
ート1の後方には、間隔をおいて後部固定プレート3が
配設されている。両固定プレート1,3は複数のタイバ
ー4によつて連結されている。このタイバー4上には、
移動プレート5が軸方向に移動可能に載置されている。
【0004】前記移動プレート5の前部固定プレート1
側には、スクリュ軸7が結合され、後部固定プレート3
側には、ボールネジナット17cが結合されている。ま
た、移動プレート5には、駆動モータ9が取り付けら
れ、ベルト10、プーリ11を介してスクリュ軸7を駆
動する。なお、前部固定プレート1にはスクリュ軸用の
孔が貫通して設けられている。
【0005】前記後部固定プレート3には、ボールネジ
軸16cが貫通して取り付けられ、ボールネジ軸16c
の先端は前記ボールネジナット17cに螺合されてい
る。また、後部固定プレート3には、駆動モータ18が
取り付けられ、ベルト19、プーリ20を介してボール
ネジ軸16cを駆動する。
【0006】次に動作について説明する。
【0007】射出工程時には、後部固定プレート3に取
り付けられている駆動モータ18が回転する。この回転
運動は、ベルト19、プーリ20を介してボールネジ軸
16cに伝えられ、ボールネジナット17cにより直線
運動に変換される。ボールネジナット17cに結合され
ている移動プレート5、スクリュ軸7は、タイバー4に
沿って移動し、スクリュ先端部の貯留された材料の射出
が行われる。また、サックバック工程は、移動方向は逆
であるが射出工程と同様な動きとなる。
【0008】可塑化工程時には、移動プレート5に取り
付けられている駆動モータ9が回転する。この回転運動
は、ベルト10、プーリ11を介してスクリュ軸7に伝
えられ、射出シリンダ2に供給された材料をスクリュ先
端部に送る。スクリュ軸7は、先端部に貯留された材料
の背圧と、後部固定プレート3に取り付けられている駆
動モータ18の射出工程時とは逆方向の回転力によって
後退する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動射出機にお
いて、射出速度を高速とするため、ボールネジ軸の回転
速度をアップしようとしても、発熱によるボールネジ軸
の摩耗により限界があった。そのため、高速仕様の電動
射出機の場合、ボールネジ軸の交換サイクルが短かかっ
た。また、油圧機に対して射出速度的に対抗できない成
形分野(精密ハイサイクル)があった。
【0010】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたものであって、射出機構のボールネジ軸
の回転数を従来機と同一とした場合において、従来機よ
り倍以上の射出速度が得られる射出装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】射出機構のボールネジ軸
は、寿命の関係からおのずと回転数に限界があるので前
部固定プレート側の1段目の移動プレートの後方に、2
段目の移動プレートと1段目用のボールネジ軸を配し、
この1段目用のボールネジ軸を1段目の移動プレートに
結合されたボールネジナットに螺合する。後部固定プレ
ートに取り付けられている2段目用のボールネジ軸を回
転して2段目の移動プレートを移動中に、1段目用のボ
ールネジ軸を2段目用のボールネジ軸と同速回転する
と、1段目の移動プレートの移動速度が倍加する。
【0012】前部固定プレートと後部固定プレート間に
移動プレートを複数段設けると、その段数だけ1段目の
移動プレートの速度が増加し、1段目の移動プレートの
前部に連結されたスクリュ軸の速度が増加する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明による電動射出機の射出装
置の構成図であり、図2は、図1のA部拡大図である。
なお、従来例と同一または同等の部分については同一符
号を用いて説明する。
【0015】図1および図2において、符号1で示され
るものは前部固定プレートであり、この前部固プレート
1の図中左側には射出シリンダ2が結合されている。前
部固定プレート1の後方には、間隔をおいて後部固定プ
レート3が配設されている。両固定プレート1,3は複
数のタイバー4によつて連結されている。このタイバー
4上には、第1の移動プレート5と第2の移動プレート
6が軸方向に移動可能に載置されている。
【0016】第1の移動プレート5の前部固定プレート
1側には、スクリュ軸7が結合され、後部固定プレート
3側には、ボールネジナット8が結合されている。な
お、前部固定プレート1にはスクリュ軸7用の孔が貫通
して設けられている。また、第1の移動プレート5に
は、駆動モータ9が取り付けられ、ベルト10とプーリ
11を介してスクリュ軸7を駆動する。
【0017】第2の移動プレート6の第1の移動プレー
ト5側には、ボールネジ軸12が取り付けられ、ボール
ネジ軸12の先端は前記ボールネジナット8に螺合され
ている。第2の移動プレート6の後部固定プレート3側
には、ボールネジナット17が結合されている。また、
第2の移動プレート6には、駆動モータ13が取り付け
られ、ベルト14、プーリ15を介してボールネジ軸1
2を駆動する。
【0018】後部固定プレート3には、ボールネジ軸1
6が貫通して取り付けられ、ボールネジ軸16の先端は
前記ボールネジナット17に螺合されている。また、後
部固定プレート3には、駆動モータ18が取り付けら
れ、ベルト19、プーリ20を介してボールネジ軸16
を駆動する。
【0019】次に動作について説明する。
【0020】射出工程時には、後部固定プレート3に取
り付けられている駆動モータ18が回転する。この回転
運動は、ベルト19、プーリ20を介してボールネジ軸
16に伝えられ、ボールネジナット17により直線運動
に変換される。これによりボールネジナット17に結合
されている第2の移動プレート6は、タイバー4に沿っ
て移動する。同時に第2の移動プレート6に取り付けら
れている駆動モータ13を回転する。この回転運動は、
ベルト14、プーリ15を介してボールネジ軸12に伝
えられ、ボールネジナット8により直線運動に変換され
る。これによりボールネジナット8に結合されている第
1の移動プレート5は、第2の移動プレート6と連動し
てタイバー4に沿って移動する。これによりスクリュ軸
7が前進して、スクリュ先端部に貯留されている材料の
射出が行われる。また、サックバック工程は、移動方向
は逆であるが射出工程と同様な動きとなる。
【0021】このように、第1の移動プレート5は、第
2の移動プレート6の移動速度+ボールネジ軸12の回
転による移動速度で移動することになる。なお、スクリ
ュ軸7は、第1の移動プレート5に取り付けられている
ため、射出速度としては、各々のボールネジ軸12,1
6が同速度で回転した場合、従来の倍の速度で射出され
ることになる。
【0022】可塑化工程時には、第1の移動プレート5
に取り付けられている駆動モータ9が回転する。この回
転運動は、ベルト10、プーリ11を介してスクリュ軸
7に伝えられ、射出シリンダ2に供給された材料をスク
リュ先端部に送る。スクリュ軸7は、先端部に貯留され
た材料の背圧と、第2移動プレート6と後部固定プレー
ト3に取り付けられている駆動モータ13,18の射出
工程時とは逆方向の回転力によって後退する。
【0023】図3は、本発明による他の実施例の電動射
出機の射出装置の構成図であり、図4は、図3のB部拡
大図である。以下、先の実施例と相違する構成のみ説明
し、省略している部分は、先の実施例の説明を援用す
る。
【0024】図3および図4に示すように、第2の移動
プレート6aには、ボールネジ軸12aが貫通して取り
付けられ、ボールネジ軸12aの先端はボールネジナッ
ト8に螺合されている。第2の移動プレート6aの後部
固定プレート3a側には、前記ボールネジ軸12aの中
心軸に対して対称位置にボールネジナット17a,17
bが結合されている。また、第2の移動プレート6aに
は、駆動モータ13が取り付けられ、この駆動モータ1
3は、ベルト14、プーリ15を介してボールネジ軸1
2aを駆動する。
【0025】後部固定プレート3aには、2本のボール
ネジ軸16a,16bが貫通して取り付けられ、各ボー
ルネジ軸16a,16bの先端はそれぞれ前記ボールネ
ジナット17a,17bに螺合されている。また、後部
固定プレート3aには、駆動モータ18が取り付けら
れ、ベルト19、プーリ20を介してそれぞれボールネ
ジ軸16a,16bを同調して駆動する。なお、射出速
度は、先の実施例と同様である。
【0026】先の実施例では、図2に示すように、ボー
ルネジ軸12,16の軸芯が同じであるため、第2の移
動プレート6が厚くなる。これに対して本実施例では、
図4に示すように、ボールネジ軸12aと、ボールネジ
軸16a,16bの軸芯が異なるため、第2の移動プレ
ート6aを薄くすることができ、これにより機械長を短
くすることができる。
【0027】上記実施例では、移動プレートを2段とし
たが、2段以上としてもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次のような効果を得ることができる。
【0029】本発明において、移動プレートを2段と
し、各々のボールネジ軸を従来機と同速度で回転した場
合、 (a)射出速度を従来機に比べ倍加することができるの
で、高速精密成形に対応できる。 (b)射出速度は倍加されてもボールネジ軸の寿命を従
来機並みに抑えることができる。 (c)射出速度は倍加されても、発熱を従来機並みに抑
えることができる。 (d)全てのボールネジ軸に同一方向ネジ、特に汎用右
ネジを使用することができるので安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の電動射出機の射出装置
の構成図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】本発明による他の実施例の電動射出機の射出装
置の構成図である。
【図4】図3のB部拡大図である。
【図5】従来の電動射出機の射出装置の構成図である。
【符号の説明】
1 前部固定プレート 2 射出シリンダ 3、3a 後部固定プレート 4 タイバー 5 第1の移動プレート 6、6a 第2の移動プレート 7 スクリュ軸 8、17、17a、17b、17c ボールネジナット 9、13、18 駆動モータ 10、14、19 ベルト 11、15、20 プーリ 12、12a、16、16a、16b、16c ボール
ネジ軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部固定プレート(1)と後部固定プレ
    ート(3,3a)間に複数の移動プレート(5、6,6
    a)を設け、後部固定プレート(3,3a)と複数の移
    動プレート(5、6,6a)を、別駆動の複数のボール
    ネジ軸(12,12a、16,16a,16b)によっ
    て連結し、前部固定プレート(1)側の移動プレート
    (5)の前部に連結されたスクリュ軸(7)を移動する
    ことを特徴とする電動射出機の射出装置。
  2. 【請求項2】 前記ボールネジ軸(12、16)を、ス
    クリュ軸(7)の軸芯上に設けたことを特徴とする請求
    項1記載の電動射出機の射出装置。
  3. 【請求項3】 前記後部固定プレート(3a)と、隣接
    する移動プレート(6a)間のボールネジ軸(16a,
    16b)を複数とし、スクリュ軸(7)の軸芯に対して
    対称に設けたことを特徴する請求項1記載の電動射出機
    の射出装置。
JP2000302521A 2000-10-02 2000-10-02 電動射出機の射出装置 Pending JP2002103399A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003251668A (ja) * 2002-02-28 2003-09-09 Toyo Mach & Metal Co Ltd 射出成形機及びタイミングプーリ
JP2008296504A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Toyo Mach & Metal Co Ltd 成形機
JP2008296468A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Toyo Mach & Metal Co Ltd 成形機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003251668A (ja) * 2002-02-28 2003-09-09 Toyo Mach & Metal Co Ltd 射出成形機及びタイミングプーリ
JP2008296468A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Toyo Mach & Metal Co Ltd 成形機
JP2008296504A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Toyo Mach & Metal Co Ltd 成形機

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