JP4935786B2 - 自動原稿搬送装置及び画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置用の自動原稿搬送装置及び画像読取装置に関するものである。
画像読取装置用の自動原稿搬送装置は、周知のごとく、原稿トレイに載置されている原稿を読取部に自動搬送するとともに、その画像読取が完了した原稿を排出トレイに排出するものである。
そして、例えば特許文献1に記載の発明では、原稿トレイを排出トレイの下方側に配置し、又は例えば特許文献2に記載の発明では、原稿トレイを排出トレイの上方側に配置している。
特開2007−238252号公報 特開2006−347684号公報
しかし、原稿トレイを排出トレイの下側に配置した自動原稿搬送装置(以下、下給紙型のADFという。)を備えた画像読取装置と原稿トレイを排出トレイの上側に配置した自動原稿搬送装置(以下、上給紙型のADFという。)を備えた画像読取装置とが同一の職場(フロア)に混在していると、ユーザが自動原稿搬送装置(ADF)を用いて画像読取を実行しようとした際に、読取対象の原稿を誤ったトレイに載置してしまうおそれがある。
すなわち、上給紙側のADFと下給紙側のADFとが混在している環境においては、ユーザは、使用しようとするADF(画像読取装置)毎に、下側のトレイに原稿を載置すべきか、又は上側のトレイに原稿を載置すべきかを記憶していなければならない。
このため、読取対象の原稿を誤ったトレイに載置してしまうおそれが高く、誤ったトレイに原稿が載置されると、当然ながら、ADFを用いた原稿の自動読取を行うことができないので、ユーザから見ると、必ずしも使い勝手がよいと言い難い面がある。
本発明は、上記点に鑑み、自動原稿搬送装置及び画像読取装置の使い勝手を向上させることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、原稿に記載された画像を読み取る読取部(103)に原稿を自動的に搬送する自動原稿搬送装置であって、読み取り対象となる原稿が載置される原稿トレイ(121)と、画像が読み取られた原稿が排出される排出トレイ(123)と、原稿トレイ(121)から排出トレイ(123)側に至る略U字状の搬送経路(Lo)から搬送されてきた原稿を排出トレイ(123)側に排出する排出手段(131)と、排出手段(131)より搬送方向下流側に設けられ、排出手段(131)から排出トレイ(123)に向かう順方向に原稿が流通することを許容し、かつ、排出トレイ(123)から排出手段(131)に向かう逆方向に原稿が流通すること禁止する逆止手段(133)とを備えることを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、仮にユーザが誤って排出トレイ(123)に原稿を挿入載置しようとしても逆止手段(133)が設けられているため、ユーザは原稿を排出トレイ(123)に挿入載置することができない。
したがって、例えば、上給紙側のADFと下給紙側のADFとが混在している環境においても、ユーザが読取対象の原稿を誤ったトレイに載置してしまうことを防止できるので、自動原稿搬送装置の使い勝手を向上させることができる。
さらに、請求項に記載の発明では、逆止手段(133)は、排出手段(131)より搬送方向下流側の少なくとも一部を閉塞する閉塞ポジションと排出手段(131)より搬送方向下流側を開放する開放ポジションとの間で変位可能な閉塞部材(133A)を有して構成されており、さらに、閉塞部材(133A)は、閉塞部材(133A)に対して順方向の力が作用したときに開放ポジションとなり、かつ、閉塞部材(133A)に対して逆方向の力が作用したときに閉塞ポジションとなるように構成されていること特徴とする。
これにより、請求項に記載の発明では、原稿を排出トレイ(123)に挿入載置する際に原稿が閉塞部材(133A)に触れることにより閉塞部材(133A)が閉塞ポジションとなり、原稿が順方向に搬送される際に閉塞部材(133A)に触れることにより閉塞部材(133A)が開放ポジションとなるので、原稿が排出トレイ(123)に挿入載置されてしまうことを防止しながら、自動原稿搬送装置の使い勝手を向上させることができる。
また、請求項に記載の発明では、閉塞部材(133A)は、閉塞部材(133A)の重心位置より上方側に設けられた揺動軸(133B)により揺動可能に配設されており、さらに、逆止手段は、排出トレイ(123)から揺動軸(133B)側に向けて突出し閉塞部材(133A)に接触することにより閉塞部材(133A)のうち重心位置より下方側の部位が、閉塞ポジションから更に逆方向側に揺動変位することを禁止するストッパ(133C)を有しているので、簡便な構造にて逆止手段を構成することができる。
また、請求項に記載の発明では、逆止手段(133)は、閉塞部材(133A)に作用する重力に伴って発生する揺動軸(133B)周りのモーメントの向きが、ストッパ(133C)と閉塞部材(133A)との接触面圧が増大するような向きとなるように構成されていることを特徴とする。
これにより、請求項に記載の発明では、閉塞部材(133A)が自由状態にあるときには、自身に作用する重力に伴って発生する揺動軸(133B)周りのモーメントにより、閉塞部材(133A)は閉塞ポジションを維持しようとするので、不必要に閉塞部材(133A)が揺動してしまうことを防止できる。
また、請求項に記載の発明では、閉塞部材(133A)が閉塞ポジションに位置する場合において、閉塞部材(133A)の重心位置が揺動軸(133B)より順方向にずれていることを特徴とする。
これにより、請求項に記載の発明では、簡便な構成にて請求項4に記載の発明を実現することができる。
また、請求項に記載の発明では、閉塞部材(133A)は、原稿の幅方向略中央部に対応する部位のみに設けられていることを特徴とする。
これにより、請求項に記載の発明では、順方向に原稿が流通することを許容し、かつ、逆方向に原稿が流通すること禁止するという逆止手段(133)の機能を確実に発揮させることができるとともに、順方向に原稿が流通(搬送)される際に閉塞部材(133A)と原稿とが接触することにより発生する流通抵抗(搬送抵抗)を、閉塞部材(133A)を幅方向全域に設けた場合に比べて小さくすることができる。
なお、「原稿の幅方向」とは、原稿の流通方向及び原稿の厚み方向に直交する方向をいう。
また、請求項に記載の発明では、排出トレイ(123)の幅方向略中央部には、上方側に突出する凸部(123B)が設けられ、閉塞部材(133A)は、幅方向において凸部(123B)からずれた両端側に設けられており、さらに、逆止手段(133)は、閉塞部材(133A)が閉塞ポジションに位置する場合において、閉塞部材(133A)の下端部が、凸部(123B)の上端より下方側に位置するように構成されていることを特徴とする。
これにより、請求項に記載の発明では、逆止手段(133)の機能を確実に発揮させることができるとともに、仮に、凸部(123B)と逆向きに凸となるような曲がり癖(カール)を有する原稿が原稿トレイ(121)に載置された場合には、その曲がり癖を矯正しながら排出トレイ(123)に排出することができる。
ところで、一般的には、原稿トレイを排出トレイの上側に配置した自動原稿搬送装置が多いので、請求項に記載の発明のごとく、排出トレイ(123)が、原稿トレイ(121)の上方側に設けられている自動原稿搬送装置に請求項1ないしのいずれか1つに記載の自動原稿搬送装置を適用すれば、特に効果的である。
また、請求項に記載の発明では、排出トレイ(123)の端部のうち順方向側の端部から閉塞ポジションに位置する閉塞部材(133A)までの寸法は、読取部にて読取可能な原稿の外形寸法のうち順方向と平行な方向の外形寸法より小さいことを特徴とする。
これにより、請求項に記載の発明では、ユーザが誤って原稿を排出トレイ(123)に載置しようとしても、原稿が排出トレイ(123)に収まらず、排出トレイ(123)からはみ出すので、ユーザが読取対象の原稿を誤って排出トレイ(123)に載置してしまうことを防止できる。
なお、請求項に記載の発明では、請求項1ないしのいずれか1つに記載の自動原稿搬送装置と、自動原稿搬送装置により搬送されてきた原稿に記載された画像を読み取る読取部とを備えることを特徴とするものである。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段に限定されるものではない。
本実施形態は、原稿を自動的に搬送しながら原稿に記載された画像を読み取る自動搬送読取機能(ADF読取機能)、及び静止載置された原稿に記載された画像を読み取る静止原稿読取機能(フラットベッド読取機能)を兼ね備えた画像読取装置(スキャナ)に本発明に係る自動原稿搬送装置を適用したものであり、以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
1.図面の説明
図1は本実施形態に係る画像読取装置100を上面側から見た外観斜視図であり、図2は自動原稿搬送機構120の構造を示す断面図であり、図3は突起部134周囲の拡大図であり、図4は原稿の搬送状態を示す図である。
2.画像読取装置の概略構成(図1及び図2参照)
本実施形態に係る画像読取装置100の本体部101には、図2に示すように、静止原稿読取機能用の画像読取窓(以下、静止読取窓という。)102、及び自動搬送読取機能用の画像読取窓(以下、自動読取窓という。)103が設けられており、両読取窓102、103は、ガラスやアクリル等の透明なプラテン102A、103Aにて閉塞されている。
また、本体部101の上面側には、両読取窓102、103を覆う原稿カバー104(図1参照)が揺動可能に組み付けられており、静止読取窓102にて原稿読取を行う場合には、この原稿カバー104を手動操作にて上方側に開いて原稿を静止読取窓102に載置する。
一方、本体部101内には、原稿に照射されて反射した光を受光し、その受光した光に基づいて電気信号を発する画像撮像素子105が配設されており、画像読取装置100は、画像撮像素子105を介して原稿に記載された文字等の画像を電気信号に変換して画像を読み取っていく。
因みに、本実施形態では、画像撮像素子105として、CIS(Contact Image Sensor)を用いており、このCIS(画像撮像素子105)の長手方向は、両読取窓102、103の直下において、その移動方向と直交する方向(紙面と垂直な方向)に延びている。
そして、画像撮像素子105は、本体部101の長手方向(図2の左右方向)に移動可能に本体部101に組み付けられており、自動搬送読取機能作動時には、画像撮像素子105は自動読取窓103の直下に停止配置された状態で画像を読み取り、一方、静止原稿読取機能作動時には、画像撮像素子105は静止読取窓102の直下で移動しながら画像を読み込んでいく。
また、原稿カバー104のうち自動読取窓103に対応する部位及びその近傍には、読み取り用の原稿を自動読取窓103に搬送する自動原稿搬送機構(オートドキュメントフィーダ(ADF))120が設けられている。なお、この自動原稿搬送機構120が本発明を適用した自動原稿搬送装置である。
2.自動原稿搬送機構の構成(図2参照)
原稿トレイ121は、読み取り対象となる原稿が載置されるものであり、この原稿トレイ121の上方側には、画像読取が完了した原稿が載置される排出トレイ123が設けられている。因みに、複数枚の原稿は、その厚み方向が上下方向に積層された状態で原稿トレイ121又は排出トレイ123に載置される。
そして、原稿トレイ121及び排出トレイ123は、自動原稿搬送機構120のうち自動読取窓103に対応する部位(以下、この部位を機構本体部120Aという。)より水平方向にずれた位置(図2では、右側にずれた位置)に設けられている。
また、原稿トレイ121のうち機構本体部120A側には、原稿トレイ121に載置された複数枚の原稿のうち最下部に位置する原稿から順に自動読取窓103に原稿を搬送するフィーダ機構125が設けられている。
このフィーダ機構125は、原稿トレイ121から搬送されてきた複数枚の原稿を分離して1枚ずつ送出する分離部127、及び分離部127より搬送方向上流側に設けられ、原稿トレイ121に載置されている原稿を引き込んで分離部127に送出する吸入部129等を有して構成されている。
そして、分離部127は、原稿の下面側に接触して回転することにより原稿に搬送力を付与する分離ローラ127A、分離ローラ127Aと反対側から原稿に接触して原稿に搬送抵抗を付与する変位可能な分離パッド127B、及び分離パッド127Bを分離ローラ127A側に押し付ける弾性力を発生するバネ127C等を有して構成されている。
また、吸入部129は、原稿に接触して回転することにより原稿に搬送力を付与する吸引ローラ129A、原稿を吸引ローラ129Aに押し付ける変位可能なニップピース129B、及びニップピース129Bを吸入ローラ125A側に押し付ける弾性力を発生するバネ129C等を有して構成されている。
このため、原稿トレイ121から引き込まれた複数枚の原稿は、吸入部129にて数枚程度に分離されて分離部127に送出された後、その分離された数枚の原稿のうち分離ローラ127Aと接触する原稿が分離部127から搬出される。
このとき、分離ローラ127Aと接触する原稿より分離パッド127B側に位置する原稿は、分離パッド127Bから搬送抵抗を受けて搬出されることなく止まるので、原稿トレイ121に載置された複数枚の原稿は、最下部に載置された原稿から1枚ずつ自動読取窓103に搬送される。
また、分離部127より搬送方向下流側に設けられた第1搬送ローラ130は、その下端側で原稿に接触して回転することにより、分離ローラ127Aにより搬送されてきた原稿を自動読取窓103に搬送し、一方、その上端で原稿に接触して回転することにより、自動読取窓103を通過した原稿を排紙ローラ131側に搬送する。
排紙ローラ131は、原稿トレイ121から排出トレイ123側に至る略U字状の搬送経路Loを経由して搬送されてきた原稿を排出トレイ123側に排出する排出手段であり、ピンチローラ131Aは原稿を排紙ローラ131に押し付ける加圧ローラである。
なお、ピンチローラ130A、130Bは原稿を第1搬送ローラ130に押し付ける加圧ローラであり、これらのピンチローラ130A、130B、131Aは、搬送される原稿に接触して従動回転する。
そして、排紙ローラ131より搬送方向下流側には、排紙ローラ131から排出トレイ123に向かう順方向(図2の黒塗り矢印の向き)に原稿が流通することを許容し、かつ、排出トレイ123から排紙ローラ131に向かう逆方向(図2の破線で示す矢印の向き)に原稿が流通すること禁止する逆止機構133が設けられている。
この逆止機構133は、排紙ローラ131より搬送方向下流側(以下、原稿排出口123Aという。)を閉塞する閉塞ポジション(図2の実線で示す状態)と原稿排出口123Aを開放する開放ポジション(図2の二点鎖線又は破線で示す状態)との間で揺動変位可能な逆止カバー133Aを有して構成されている。
そして、逆止カバー133Aは、図1に示すように、原稿排出口123Aのうち原稿の幅方向略中央部に対応する部位のみに設けられているとともに、逆止カバー133Aに対して順方向の力が作用したときに開放ポジション(図2の二点鎖線)となり、かつ、逆止カバー133Aに対して逆方向の力が作用したときに閉塞ポジションとなるように構成されている。なお、「原稿の幅方向」とは、原稿の搬送方向及び原稿の厚み方向と直交する方向をいう。
すなわち、逆止カバー133Aは、図2に示すように、自身の重心位置Gより上方側に位置する上端部に設けられた揺動軸133Bにより揺動可能に配設されており、その下端側には、逆止カバー133Aの下端側に排紙ローラ131側から接触することにより、逆止カバー133Aが閉塞ポジションから排紙ローラ131側に揺動した開放ポジション(図2の破線で示す状態)側に揺動変位することを禁止するストッパ133Cが設けられている。
また、逆止機構133は、逆止カバー133Aが閉塞ポジションに位置する場合において、逆止カバー133Aの重心位置Gが揺動軸133Bより順方向にずれた部位に位置するように構成されている。このため、逆止カバー133Aには、自身に作用する重力に伴って発生する揺動軸133B周りのモーメントにより、ストッパ133Cとの接触面圧が増大する向きの力が常に作用する。
そして、排出トレイ123の端部のうち順方向側の端部から閉塞ポジションに位置する逆止カバー133Aまでの寸法L1(図1参照)は、読取可能な原稿の外形寸法のうち順方向と平行な方向の外形寸法より小さい寸法に設定されている。
なお、「読取可能な原稿の外形寸法のうち順方向と平行な方向の外形寸法」とは、例えばA4サイズの原稿のうち長辺方向が順方向と一致するように原稿が搬送される場合には、長辺方向の寸法をいう。
また、自動読取窓103より搬送方向下流側であって、プラテン103Aからずれた位置には、自動読取窓103を通過した原稿を排出トレイ123側に搬送する第2搬送ローラ132が設けられており、この第2搬送ローラ132から搬送力が付与された原稿は、案内部材により、その搬送方向が上方側に略180°転向させられた後、排出トレイ123側に排出される。
なお、ピンチローラ132Aは、原稿を第2搬送ローラ132に押し付ける加圧ローラであり、このピンチローラ132Aは、搬送される原稿に接触して従動回転する。
また、排出トレイ123の排紙ローラ131側には、排紙ローラ131から排出された原稿を、排出トレイ123に既に載置されている原稿と排出トレイ123との間に潜り込ませるための突起部134が設けられている。
この突起部134は、図3に示すように、排出トレイ123に載置されている原稿のうち排紙ローラ131側を排出トレイ123から浮き上がらせることにより、突起部134により浮き上がった部分(図3のA部)に排紙ローラ131から排出される原稿を衝突させるものである。
すなわち、排紙ローラ131から排出された原稿は、排出トレイ123に載置されている原稿のうち、最下位に位置する原稿の下面側であって、突起部134より排紙ローラ131側の部位(図3のA部)に鋭角的に衝突した後、その搬送方向が水平部134A側に転向するため、排紙ローラ131から排出された原稿は、排出トレイ123に既に載置されている原稿と排出トレイ123との間に潜り込むように排出トレイ123に載置されていく。
3.自動原稿搬送機構の概略作動
原稿の読み取り面側を下にし、かつ、複数枚の原稿が原稿トレイ121に載置された状態で読取開始ボタン(図示せず。)がユーザにより押下されると、搬送モータ(図示せず。)が回転し、原稿トレイ121に積層された複数枚の原稿のうち積層方向最下部に位置する原稿から順に自動読取窓103に搬送されて画像読取が開始される。
これにより、画像読取が完了した原稿は、図4の太い矢印で示されるように、搬送経路Loを経由して排紙ローラ131から排出トレイ123に排出されるので、排出される原稿は、順次、既に排出トレイ123に載置されている原稿の積層方向最下位に潜り込むように、原稿トレイ121に載置されていく。
したがって、画像読取が完了した原稿は、原稿の読み取り面側が上面となるように、画像読取が完了した順に、上から下へと原稿が積層されていくので、本実施形態では、原稿トレイ121に積層されていた複数枚の原稿が、上下を反転させた状態で排出トレイ123に載置されることとなる。
4.本実施形態に係る画像読取装置(自動原稿搬送機構)の特徴
本実施形態では、排紙ローラ131から排出トレイ123に向かう順方向に原稿が流通することを許容し、かつ、排出トレイ123から排紙ローラ131に向かう逆方向に原稿が流通すること禁止する逆止機構133が原稿排出口123Aに設けられているので、仮にユーザが誤って排出トレイ123に原稿を挿入載置しようとしても逆止機構133により、ユーザは原稿を排出トレイ123に挿入載置することができない。
したがって、例えば、上給紙側のADFと下給紙側のADFとが混在している環境においても、ユーザが読取対象の原稿を誤ったトレイに載置してしまうことを防止できるので、自動原稿搬送装置の使い勝手を向上させることができる。
また、本実施形態では、逆止カバー133Aは、逆止カバー133Aに対して順方向の力が作用したときに開放ポジションとなり、かつ、逆止カバー133Aに対して逆方向の力が作用したときに閉塞ポジションとなるように構成されているので、原稿を排出トレイ123に挿入載置する際に原稿が逆止カバー133Aに触れることにより逆止カバー133Aが閉塞ポジションとなり、原稿が順方向に搬送される際に逆止カバー133Aに触れることにより逆止カバー133Aが開放ポジションとなる。したがって、原稿が排出トレイ123に挿入載置されてしまうことを防止しながら、自動原稿搬送装置の使い勝手を向上させることができる。
また、本実施形態では、逆止カバー133Aは、逆止カバー133Aの重心位置Gより上方側に設けられた揺動軸133Bにより揺動可能に配設されているので、簡便な構造にて逆止機構133を構成することができる。
また、本実施形態では、逆止カバー133Aには、ストッパ133Cと逆止カバー133Aとの接触面圧が増大する向きの力が常に作用しているので、逆止カバー133Aが自由状態にあるときには、逆止カバー133Aは閉塞ポジションを維持しようとするので、不必要に逆止カバー133Aが揺動してしまうことを防止できる。
また、本実施形態では、逆止カバー133Aは、原稿の幅方向略中央部に対応する部位のみに設けられているので、順方向に原稿が流通することを許容し、かつ、逆方向に原稿が流通すること禁止するという逆止機構133の機能を確実に発揮させることができるとともに、順方向に原稿が流通(搬送)される際に逆止カバー133Aと原稿とが接触することにより発生する流通抵抗(搬送抵抗)を、逆止カバー133Aを幅方向全域に設けた場合に比べて小さくすることができる。
また、本実施形態では、排出トレイ123の端部のうち順方向側の端部から閉塞ポジションに位置する逆止カバー133Aまでの寸法L1は、読取可能な原稿の外形寸法のうち順方向と平行な方向の外形寸法より小さい寸法に設定されているので、ユーザが誤って原稿を排出トレイ123に載置しようとしても、原稿が排出トレイ123に収まらず、排出トレイ123からはみ出してしまう。したがって、ユーザが読取対象の原稿を誤って排出トレイ123に載置してしまうことを未然に防止でき得る。
5.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、排紙ローラ131が特許請求の範囲に記載された排出手段に相当し、逆止機構133が特許請求の範囲に記載された逆止手段に相当し、逆止カバー133Aが特許請求の範囲に記載された閉塞部材に相当する。
(第2実施形態)
本実施形態は、図5に示すように、排出トレイ123を原稿トレイ121の下方側に配置したものである。
なお、排出トレイ123を原稿トレイ121の下方側に配置した場合には、排紙ローラ131から排出された原稿を、排出トレイ123に既に載置されている原稿と排出トレイ123との間に潜り込ませるように排出トレイ123に載置する必要がない。
(第3実施形態)
本実施形態は、図6に示すように、排出トレイ123の幅方向略中央部に上方側に突出する凸部123Bを設けるとともに、幅方向において凸部123Bからずれた両端側に逆止カバー133Aを設け、かつ、逆止カバー133Aが閉塞ポジションに位置する場合において、逆止カバー133Aの下端部が、凸部123Bの上端(図2の仮想線L2)より下方側に位置するように構成したものである。
これにより、本実施形態では、逆止機構133の機能を確実に発揮させることができるとともに、仮に、凸部123Bと逆向きに凸となるような曲がり癖(カール)を有する原稿が原稿トレイ121に載置された場合には、その曲がり癖を矯正しながら排出トレイ123に排出することができる。
なお、図6に示す凸部123Bは、排出方向に延びる突条にて構成されているが、本実施形態はこれに限定されるものではない。
また、図6は本実施形態を第2実施形態に適用した例であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、本実施形態を第1実施形態に適用してもよい。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、揺動軸133Bが逆止カバー133Aの上端に設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、揺動軸133Bを逆止カバー133Aの上端より下方側であって、逆止カバー133Aの重心位置Gより上方側としてもよい。
なお、このような構成においては、逆止カバー133Aのうち重心位置より下方側の部位が、ストッパ133Cにより閉塞ポジションから開放ポジションに揺動変位することが禁止される。
また、上述の実施形態では、逆止カバー133Aに作用する重力によるモーメントを利用して、ストッパ133Cと逆止カバー133Aとの接触面圧が増大する向きの力が常に逆止カバー133Aに作用する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば捻りバネ等の弾性手段を利用して、ストッパ133Cと逆止カバー133Aとの接触面圧が増大する向きの力が常に逆止カバー133Aに作用する構成としてもよい。
また、上述の実施形態では、原稿が逆止カバー133Aに直接的に衝突させることにより、逆止カバー133Aを閉塞ポジションと開放ポジションとの間で変位させたが、本発明はこれに限定されるものではなく、原稿の有無に応じて機械的又は電気的に変位するアクチュエータを用いて逆止カバー133Aを変位させてもよい。
また、上述の実施形態では、原稿排出口123Aの幅方向一部に逆止カバー133Aが設けられていたが、本発明はこれに限定されるものはなく、幅方向全域に逆止カバー133Aを設けてもよい。
また、上述の実施形態では、原稿トレイ121及び排出トレイ123が上下方向にずれて配置されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば原稿トレイ121及び排出トレイ123が水平方向にずれて配置された自動原稿搬送装置にも適用できる。
また、上述の実施形態では、逆止カバー133Aは揺動変位するものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば上下又は水平方向を平行変位するものであってもよい。
また、上述の実施形態では、逆止カバー133Aは、原稿の厚み方向(図2の上下方向)略全域に亘って原稿排出口123Aを閉塞するものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、その一部を閉塞するものであってもよい。
また、原稿が排出されたか否かを検出する排出センサのセンサアクチュエータとして逆止カバー133Aを利用してもよい。
また、上述の実施形態では、逆止カバー133Aの重心位置Gが揺動軸133Bより順方向にずれた部位に位置するような構成を実現するにあたり、ストッパ133Cと逆止カバー133Aとが接触する部位が、揺動軸133Bを通る鉛直線より順方向側にずれた部位に位置する構成としたが、これは逆止カバー133Aが単純な板状であったためである。
したがって、例えば、逆止カバー133Aの板面より排出トレイ123側に逆止カバー133Aの重心が位置する場合には、ストッパ133Cと逆止カバー133Aとが接触する部位を、揺動軸133Bを通る鉛直線上に位置させてもよい。
また、上述の実施形態では、片面読取方式の画像読取装置に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、両面読取も可能な画像読取装置にも適用できる。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の第1実施形態に係る画像読取装置100を上面側から見た外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る自動原稿搬送機構120の構造を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る自動原稿搬送機構120の突起部134周囲の拡大図である。 原稿の搬送状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像読取装置100を上面側から見た外観斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る画像読取装置100を上面側から見た外観斜視図である。
符号の説明
100…画像読取装置、101…本体部、102…静止読取窓、
102A…プラテン、103…自動読取窓、103A…プラテン、
104…原稿カバー、105…画像撮像素子、120…自動原稿搬送機構、
120A…機構本体部、121…原稿トレイ、123…排出トレイ、
123A…原稿排出口、123B…凸部、125…フィーダ機構、
127…分離部、127A…分離ローラ、127B…分離パッド、129…吸入部、
129A…吸引ローラ、129B…ニップピース、130…第1搬送ローラ、
130A…ピンチローラ、131…排紙ローラ、131A…ピンチローラ、
132…第2搬送ローラ、132A…ピンチローラ、133…逆止機構、
133A…逆止カバー、133B…揺動軸、133C…ストッパ、134…突起部。

Claims (9)

  1. 原稿に記載された画像を読み取る読取部に原稿を自動的に搬送する自動原稿搬送装置であって、
    読み取り対象となる原稿が載置される原稿トレイと、
    画像が読み取られた原稿が排出される排出トレイと、
    前記原稿トレイから前記排出トレイ側に至る略U字状の搬送経路から搬送されてきた原稿を前記排出トレイ側に排出する排出手段と、
    前記排出手段より搬送方向下流側に設けられ、前記排出手段から前記排出トレイに向かう順方向に原稿が流通することを許容し、かつ、前記排出トレイから前記排出手段に向かう逆方向に原稿が流通すること禁止する逆止手段とを備え
    前記逆止手段は、前記排出手段より搬送方向下流側の少なくとも一部を閉塞する閉塞ポジションと前記排出手段より搬送方向下流側を開放する開放ポジションとの間で変位可能な閉塞部材を有して構成されており、
    さらに、前記閉塞部材は、前記閉塞部材に対して前記順方向の力が作用したときに前記開放ポジションとなり、かつ、前記閉塞部材に対して前記逆方向の力が作用したときに前記閉塞ポジションとなるように構成されていることを特徴とする自動原稿搬送装置。
  2. 前記閉塞部材は、前記閉塞部材の重心位置より上方側に設けられた揺動軸により揺動可能に配設されており、
    さらに、前記逆止手段は、前記排出トレイから前記揺動軸側に向けて突出し前記閉塞部材に接触することにより、前記閉塞部材のうち重心位置より下方側の部位が、前記閉塞ポジションから更に前記逆方向側に揺動変位することを禁止するストッパを有していることを特徴とする請求項に記載の自動原稿搬送装置。
  3. 前記逆止手段は、前記閉塞部材に作用する重力に伴って発生する前記揺動軸周りのモーメントの向きが、前記ストッパと前記閉塞部材との接触面圧が増大するような向きとなるように構成されていることを特徴とする請求項に記載の自動原稿搬送装置。
  4. 前記閉塞部材が前記閉塞ポジションに位置する場合において、前記閉塞部材の重心位置が前記揺動軸より前記順方向にずれていることを特徴とする請求項に記載の自動原稿搬送装置。
  5. 前記閉塞部材は、原稿の幅方向略中央部に対応する部位のみに設けられていることを特徴とする請求項ないしのいずれか1つに記載の自動原稿搬送装置。
  6. 前記排出トレイの幅方向略中央部には、上方側に突出する凸部が設けられ、
    前記閉塞部材は、前記幅方向において前記凸部からずれた両端側に設けられており、
    さらに、前記逆止手段は、前記閉塞部材が前記閉塞ポジションに位置する場合において、前記閉塞部材の下端部が、前記凸部の上端より下方側に位置するように構成されていることを特徴とする請求項ないしのいずれか1つに記載の自動原稿搬送装置。
  7. 前記排出トレイは、前記原稿トレイの上方側に設けられていることを特徴とする請求項ないしのいずれか1つに記載の自動原稿搬送装置。自動原稿搬送装置。
  8. 前記排出トレイの端部のうち前記順方向側の端部から前記閉塞ポジションに位置する前記閉塞部材までの寸法は、前記読取部にて読取可能な原稿の外形寸法のうち前記順方向と平行な方向の外形寸法より小さいことを特徴とする請求項に記載の自動原稿搬送装置。
  9. 請求項1ないしのいずれか1つに記載の自動原稿搬送装置と、
    前記自動原稿搬送装置により搬送されてきた原稿に記載された画像を読み取る読取部とを備えることを特徴とする画像読取装置。
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