JP4935553B2 - トランス - Google Patents

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本発明は、冷陰極管点灯用のインバータトランスなどの2次コイルから高圧を発生するものに用いて好適なトランスに関するものである。
一般に、各種のトランスにおいては、安全規格上の要請から、1次コイルと2次コイルとの間に所定の絶縁距離(沿面距離)を確保する構造が採られている。
一方、液晶ディスプレイの光源として組み込まれている冷陰極管の放電・点灯用のインバータトランスは、1次コイルへの入力電圧を、2次コイルにおいて1000〜2000Vの高圧に昇圧して上記冷陰極管に出力するものである。
このため、一般の低圧用トランスと比較して、上記1次コイルと2次コイルとの間に、一層長い絶縁距離を確保して、相互間の絶縁性を担保することが要求されている。
ところが、この種の高圧発生トランスにおいては、1次コイルと2次コイルとの間の絶縁性を確保した場合においても、これらコイルの周囲に配設されて閉磁路を形成するコアが絶縁物ではないために、当該コアを介して所望の絶縁性能が得られなくなってしまうという問題点があった。
そこで、例えば下記特許文献1においては、中心部に貫通孔が穿設され、外周部に1次コイル及び2次コイルが巻回されたボビンと、上記ボビンの貫通孔に一部が挿入され、上記貫通孔の内部の外部にて付き合わされる一対のコア部材とを備えたトランスにおいて、上記一対のコア部材のうち、少なくとも一方のコア部材と上記ボビンの貫通孔との間に絶縁部材を設けたトランスが提案されている。
上記構成からなるトランスによれば、一対のコア部材のうち、少なくとも一方のコア部材とボビンの貫通孔との間に絶縁部材を設けているために、これら一対のコア部材と1次コイル及び2次コイルとの沿面距離を延長することができるという利点がある。
特開2002−141229号公報
しかしながら、上記特許文献1に見られるトランスにあっては、所望の効果を得るためには、少なくとも一方のコア部材の全長にわたって、ボビンの貫通孔との間に絶縁部材を設ける必要があるために、例えば上記コア部材がE型コアである場合には、上記絶縁部材の形状や構造が複雑になるという問題点があった。
また、上記絶縁部材を、コア部材と貫通孔との間に設けているために、従来のものよりもボビンの貫通孔を大きく形成する必要があり、この結果トランス全体が大型化してしまい、昨今の小型化の要請に逆行するという問題点があった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、外形形状の大型化を招くことなく、簡易な構造によってコアを介した1次コイルおよび2次コイルとの間の絶縁性を向上させることができ、よって確実に要求される絶縁距離を確保することができるトランスを提供することを課題とするものである。
本発明は、閉磁路を形成するコアを、1次コイル側に隣接する第1のコアと、2次コイル側に隣接する第2のコアとに分離し、第1のコアを第1のボビンと共に1次側部品として捉え、かつ第2のコアを第2のボビンと共に2次側部品として捉えるとともに、これら第1および第2のコアの磁気的接合部間に所定の絶縁処理を施すことにより、上記1次側部品と2次側部品との間に、所望の絶縁距離を確保することにある。
すなわち、請求項1に記載の発明は、第1の巻線部に1次コイルが巻回された第1のボビンと、第2の巻線部に2次コイルが巻回された第2のボビンとが隣接して配置されるとともに、これら第1および第2のボビンに跨って配設された磁性材からなるコアによって閉磁路が形成されてなるトランスにおいて、上記コアを、上記第1のボビン側に位置する第1のコアと、上記第2のボビン側に位置する第2のコアとに分割し、かつ上記第1および第2のコアを、各々上記第1または第2のボビンの外周に沿って上記軸線方向に延在する一対の外側コアと、これら外側コアの中間部に位置して上記第1または第2の巻線部内に挿入される内側コアとを有するE型コアとするとともに、上記第1および第2のボビンを、互いの軸線方向に隣接させて配設し、かつ上記第1の巻線部の端部に、上記2次コイルの外周を覆うとともに上記内側コアの対向面間に介装される第2の隔壁部が形成された絶縁被覆部を形成し、この絶縁被覆部の外周に、上記第2のコアの外側コアを覆う外周被覆部と、上記外側コアの対向面間に介装される隔壁部とを有する絶縁部材を一体に形成したことを特徴とするものである。
請求項1に記載のトランスによれば、コアを、第1のボビン側に位置して1次側部品となる第1のコアと、第2のボビン側に位置して2次側部品となる第2のコアとに分割し、これら第1および第2のコアの磁気的接合部間に、電気絶縁性を有する絶縁部材を介装しているために、第1のコアと第2のコアとの間に、上記絶縁部材の外周被覆部の長さ寸法に対応する絶縁距離を確保することができる。
この結果、簡易な構造によって、上記コアを介した1次コイルと2次コイルとの間の絶縁性を向上させることができ、よって確実に1次コイルと2次コイルとの間に要求される絶縁距離を確保することができる。
また、上記第1および第2のコアが、各々外側コアおよび内側コアを有している場合に、内側コアが挿入される上記第1の巻線部と第2の巻線部との間に、これら内側コアの対向面間に介装される第2の隔壁部を形成しているために、第1のコアと第2のコアの外側コア間については、上述した絶縁部材の外周被覆部の長さ寸法に対応する絶縁距離を確保することができる。また、内側コア間については、第1の巻線部または第2の巻線部の軸線方向の長さ寸法に対応する絶縁距離を確保することができる。
ここで、上記絶縁部材の隔壁部および第2の隔壁部の厚さ寸法が、第1および第2のコアにおける対向面間のギャップとなるが、当該ギャップは、第1および第2のコアの電気的絶縁性を達成したうえで、なおかつ所定の磁気的接続特性を確保する必要がある。かかる観点から、上記ギャップとなる上記隔壁部の厚さ寸法は、1.0〜0.4mmの範囲に設定されていることが好ましい。
さらに、第1の巻線部の端部に、2次コイルの外周を覆う絶縁被覆部を形成しているために、第1および第2のボビンを隣接配置した場合においても、両コイル間に、上記絶縁被覆部の長さ寸法に対応した絶縁距離を確保することができ、よって一層の小型化を図ることができる。
加えて、上記絶縁部材を上記絶縁被覆部の外周に一体に形成しているために、当該絶縁部材を第1の巻線部または第2の巻線部を射出成形する際に、同時に成形することができて製作が容易であるとともに、トランス全体としての部品点数も削減することができる。
(第1の実施形態)
図1〜図7は、本発明に係るトランスをLCDのバックライトとなる冷陰極管の点灯用インバータトランスに適用した第1の実施形態およびその変形例を示すもので、このインバータトランスにおいては、ボビンが第1のボビン1と第2のボビン2とに分割されている。
上記第1のボビン1は、図2に示すように、軸線方向の中央部に形成された1次コイル3(図1、図5(b)参照)が巻回される角筒状の第1の巻線部4と、この第1の巻線部4の軸線方向一端側に形成されて1次コイル3の端部が接続される端子5が植設された略方形板状の第1の端子装着部6と、第1の巻線部4の軸線方向他端側に形成された絶縁被覆部7とが電気絶縁性を有する合成樹脂によって一体成形されたものである。
上記絶縁被覆部7は、第1の巻線部4よりも幅寸法および厚さ寸法が一回り大きな角筒状に形成されており、さらにこの絶縁被覆部7と第1の巻線部4との間には、互いの内部空間を遮断する隔壁部(第2の隔壁部)8が一体に成形されている。ここで、隔壁部8の軸線方向の厚さ寸法は、1.0〜0.4mmの範囲に設定されている。
これにより、第1の巻線部4は、その内部空間が第1の端子装着部6側に開口するとともに、内壁面4aが第1の端子装着部6の表面6aと平坦に連続するように形成されている。また、絶縁被覆部7は、軸線方向の長さ寸法が、第2のボビン2の後述する第2の巻線部10の軸線方向の長さ寸法と同一または僅かに大きく形成されている。
他方、第2のボビン2は、図3に示すように、2次コイル9(図1、図5(b)参照)が巻回される角筒状の第2の巻線部10と、この第2の巻線部10の軸線方向一端側に配置されて2次コイル9の端部が接続される端子11が植設された平板状の第2の端子装着部12とが、同様に電気絶縁性を有する合成樹脂によって一体成形されたものである。
この第2の巻線部10は、外周部に高圧の2次コイル9における沿面放電を防止するための複数の仕切り板13が軸線方向に等間隔をおいて一体に形成されており、これら仕切板13の外形寸法が、第1のボビン1における絶縁被覆部7の内法寸法よりも僅かに小さく形成されている。また、第2の巻線部10は、その内部空間が第2の端子装着部12側に開口するとともに、内壁面10aが第2の端子装着部12の表面12aと平坦に連続するように形成されている。
そして、図5に示すように、第2のボビン2は、2次コイル9が巻回された(図5(a)では当該2次コイル9の図示を略す。)第2の巻線部10が、第1のボビン1の絶縁被覆部7内に挿入されることにより、第1のボビン1に一体的に連結されている。
また、これら第1および第2のボビン1、2の軸線方向両側部には、図6に示すように、それぞれカバー部材(絶縁部材)14が配置されている。このカバー部材14は、図4に示すように、電気絶縁性を有する合成樹脂によって両端部に開口する角筒状に形成されたもので、内部には隔壁部15が形成されている。ここで、隔壁部15の軸線方向の厚さ寸法は、1.0〜0.4mmの範囲に設定されている。
また、この隔壁部15は、当該隔壁部15から一方の端部までに形成された第1の筒状部(外周被覆部)16aの長さL1が、第1の巻線部4の軸線方向の長さ寸法とほぼ等しく、かつ他方の端部までに形成された第2の筒状部(外周被覆部)16bの長さL2が、第2の巻線部10(または絶縁被覆部7)の軸線方向の長さ寸法とほぼ等しくなる位置に形成されている。
そして、図1および図6に示すように、第1および第2のボビン1、2には、第1および第2のコア17、18によって構成されて閉磁路を形成するコアが配置されている。これら第1および第2のコア17、18は、各々第1ボビン1または第2のボビン2の外周に沿って軸線方向に延在する一対の外側コア17a、18aと、これら外側コア17a、18aの中間部に位置する内側コア17b、18bを有するE型コアである。
なお、第1のコア17の外側コア17aおよび内側コア17bは、第1の巻線部4の軸線方向の長さ寸法とほぼ等しい長さ寸法に形成され、かつ第2のコア18の外側コア18aおよび内側コア18bは、第2の巻線部10(または絶縁被覆部7)の軸線方向の長さ寸法とほぼ等しい長さ寸法に形成されている。
そして、図6に示すように、第1のコア17は、外側コア17aがそれぞれカバー部材14の第1の筒状部16a内に挿入されるとともに、内側コア17bが第1の巻線部4の内部空間に挿入されることにより取り付けられている。
他方、第2のコア18は、外側コア18aがそれぞれカバー部材14の第2の筒状部16b内に挿入されるとともに、内側コア18が第2の巻線部10の内部空間に挿入されることにより取り付けられている。
以上の構成からなるトランスにおいては、第1および第2のコア17、18の外側コア17a、18aを、各々電気絶縁性を有するカバー部材14の第1および第2の筒状部16a、16b内に挿入するとともに、対向面間に隔壁部15を設け、かつ内側コア17b、18bを、各々第1の巻線部4内または第2の巻線部10内に挿入するとともに、対向面間に隔壁部15を設けているために、第1のコア17および第2のコア18を、互いに電気的絶縁に絶縁することができる。
さらに、外側コア17a、18a間については、図4に示したカバー部材14の第1および第2の筒状部16a、16bの長さ寸法(L1+L2)に対応する絶縁距離を確保することができる。また、内側コア17b、18b間についても、図2に示した第1の巻線部4および絶縁被覆部7の軸線方向の長さ寸法(X+Y)に対応する絶縁距離を確保することができる。
加えて、第1の巻線部4の端部に、2コイル9の外周を覆う絶縁被覆部7を形成しているために、1次コイル3と2次コイル9との間にも、絶縁被覆部7の長さ寸法Yに対応する絶縁距離を確保することができる。
このように、上記トランスによれば、閉磁路を構成するコアを第1のボビン1側に位置して1次側部品となる第1のコア17と、第2のボビン2側に位置して2次側部品となる第2のコア18とに分割し、これら間を電気的に絶縁するとともに充分な絶縁距離を確保しているために、簡易な構造によって、上記コアを介した1次コイル3と2次コイル9との間の絶縁性を向上させることができ、よって確実に1次コイル3と2次コイル9との間に要求される絶縁距離を確保することができる。
しかも、カバー部材14の隔壁部15および第1の巻線部4と絶縁被覆部7との間に形成した隔壁部8の厚さ寸法を、1.0〜0.4mmの範囲に設定しているために、第1のコア17および第2のコア18の電気的絶縁性を達成したうえで、なおかつ所定の磁気的接続特性を確保することができる。
なお、上記第1の実施形態においては、第1のコア17の内外側コア17a、17bの長さ寸法を、第2のコア18の内外側コア18a、18bの長さ寸法よりも短く形成した結果、これに対応してカバー部材14の隔壁部15を、第1の筒状部16aの長さ寸法L1<第2の筒状部の長さ寸法L2となる位置に形成した場合について説明したが、これに限るものではない。
すなわち、図7(a)に示すような、隔壁部21を長手方向の中央に形成することにより、第1の筒状部22aと第2の筒状部22bとの長さ寸法を等しくしたカバー部材(絶縁部材)20も用いることができる。
また、必要とされる絶縁距離が比較的短い場合には、図7(b)に示すような、何れか一方のコアの外側コアのみが挿入される筒状部24を有し、当該筒状部24の端部に隔壁部25が一体に形成されたカバー部材(絶縁部材)23を用いることも可能である。
(第2の実施形態)
図8〜図10は、本発明に係るトランスの第2の実施形態を示すもので、図1〜図6に示したものと同一構成部分については、同一符号を付してその説明を簡略化する。
このトランスが第1の実施形態に示したものと相違する点は、第1のボビン1において、絶縁被覆部7の外周にカバー部材(絶縁部材)30を一体成形したことにある。
すなわち、絶縁被覆部7の軸線方向の両側部には、第1の実施形態に示したカバー部材14と等しい横断面形状を有し、かつ絶縁被覆部7と等しい軸線方向の長さ寸法を有するカバー部材30が形成されている。また、このカバー部材30においては、第1の巻線部4側の端部に隔壁部31が形成されることにより、第2のボビン2側に開口する1つの筒状部(外周被覆部)32のみを有している。
そして、図9に示すように、第2のコア18は、外側コア18aがそれぞれカバー部材30の筒状部32内に挿入されるとともに、内側コア18が第2の巻線部10の内部空間に挿入されることにより取り付けられている。これに対して、第1のコア17は、内側コア17bが第1の巻線部4の内部空間に挿入されるとともに、外側コア17aの先端面をカバー部材30の隔壁部31の外面に当接させた状態で取り付けられている。
以上の構成からなるトランスによっても、第1の実施形態に示したものと同様に作用効果を得ることができる。加えて、このトランスにおいては、カバー部材30を絶縁被覆部7の外周に一体に形成しているために、第1の巻線部4、第1の端子装着部6および絶縁被覆部7とともに、カバー部材30を同時に射出成形することができる。この結果、製作が一層容易になるとともに、トランス全体としての部品点数も削減することができる。
なお、上記第1および第2の実施形態においては、いずれも絶縁部材として、筒状部と隔壁部とを備えた電気絶縁性を有するカバー部材14、20、23、30を用いた場合についてのみ説明したが、これに限定されるものではなく、少なくとも一方の外側コア17a、18aの外周を覆う外周被覆部と、これら外側コア17a、18aの対向面間に介装される隔壁部とを、合成樹脂によるモールドによって一体成形した絶縁部材を用いることもできる。
また、外側コア17a、18aの少なくとも一方に熱収縮チューブを被せたり、あるいは絶縁テープを巻き付けたりすること等の他の方法によって、上記外周被覆部と隔壁部とを有する絶縁部材を構成することも可能である。
さらに、上記第1および第2のコア17、18についても、上述した外側コア17a、18aおよび内側コア17b、18bを有するE型コアに限るものではなく、例えば一対の外側コアのみを有するC型コアや、当該C型コアの中央部間にさらにI型コアを配置することにより全体としてE型となるコアを用いてもよく、これらの場合にも、同様の機能を備えたトランスを構成することが可能である。
本発明に係るトランスの第1の実施形態を示すもので、(a)は全体の平面図、(b)は右側面図、(c)は(a)のc−c線視断面図である。 図1の1次コイルか巻回される前の第1のボビンを示すもので、(a)は(c)のa―a線視断面図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は、(b)のd−d線視断面図である。 図1の2次コイルが巻回される前の第2のボビンを示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図である。 図1のカバー部材を示すもので、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は(a)のc−c線視断面図、(d)は側面図である。 第1および第2のボビンの組立状態を示す図で、(a)は平面図、(b)は組立後の縦断面図である。 第1および第2のコア並びにカバー部材の組立状態を示す平面図である。 図4のカバー部材の変形例を示す断面図である。 本発明に係るトランスの第2の実施形態における第1および第2のボビンの組立状態を示す図で、第1のボビンを断面視した平面図である。 第2の実施形態における第1および第2のコアの組立状態を示す平面図である。 第2の実施形態のトランスの全体を示す平面図である。
符号の説明
1 第1のボビン
2 第2のボビン
3 1次コイル
7 絶縁被覆部
8 隔壁部(第2の隔壁部)
9 2次コイル
10 第2の巻線部
14、20、23、30 カバー部材(絶縁部材)
15、21、25、31 隔壁部
16a、22a 第1の筒状部(外周被覆部)
16b、22b 第2の筒状部(外周被覆部)
17 第1のコア
18 第2のコア
17a、18a 外側コア
17b、18b 内側コア
24、32 筒状部(外周被覆部)

Claims (1)

  1. 第1の巻線部に1次コイルが巻回された第1のボビンと、第2の巻線部に2次コイルが巻回された第2のボビンとが隣接して配置されるとともに、これら第1および第2のボビンに跨って配設された磁性材からなるコアによって閉磁路が形成されてなるトランスにおいて、
    上記コアを、上記第1のボビン側に位置する第1のコアと、上記第2のボビン側に位置する第2のコアとに分割し、かつ上記第1および第2のコアを、各々上記第1または第2のボビンの外周に沿って上記軸線方向に延在する一対の外側コアと、これら外側コアの中間部に位置して上記第1または第2の巻線部内に挿入される内側コアとを有するE型コアとするとともに、
    上記第1および第2のボビンを、互いの軸線方向に隣接させて配設し、かつ上記第1の巻線部の端部に、上記2次コイルの外周を覆うとともに上記内側コアの対向面間に介装される第2の隔壁部が形成された絶縁被覆部を形成し、
    この絶縁被覆部の外周に、上記第2のコアの外側コアを覆う外周被覆部と、上記外側コアの対向面間に介装される隔壁部とを有する絶縁部材を一体に形成したことを特徴とするトランス。
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