JP2007035690A - トランス - Google Patents

トランス Download PDF

Info

Publication number
JP2007035690A
JP2007035690A JP2005212496A JP2005212496A JP2007035690A JP 2007035690 A JP2007035690 A JP 2007035690A JP 2005212496 A JP2005212496 A JP 2005212496A JP 2005212496 A JP2005212496 A JP 2005212496A JP 2007035690 A JP2007035690 A JP 2007035690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
primary
terminals
winding shaft
magnetic core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005212496A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4735098B2 (ja
Inventor
Masahiko Miyakado
正彦 宮門
Wataru Tabata
亘 田畑
Kazuhiko Yamagami
一彦 山上
Shusuke Uematsu
秀典 植松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005212496A priority Critical patent/JP4735098B2/ja
Publication of JP2007035690A publication Critical patent/JP2007035690A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4735098B2 publication Critical patent/JP4735098B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】本発明は、鍔に複数の端子を設けるトランスにおいて、耐圧性の向上を目的とする。
【解決手段】本発明は、貫通孔9Aを有する巻き軸9と、巻き軸9の一端の外周に設けた鍔10Bと、貫通孔9Aにその一部を挿入すると共にその他部を巻き軸9の外に設けた環状形磁心100と、鍔10Aの巻き軸9と反対側の面に設けた2つの1次端子14A、14B、1次補助端子15A、15B、2次端子13A、13Bと、巻き軸9に巻回した1次巻線、2次巻線と、1次補助巻線16とを備え、鍔10Aの巻き軸9と反対側の面において環状形磁心100に流れる磁束の向きと略垂直で且つ環状形磁心100と交わらない辺に2次端子13A、13Bを配置し、鍔10Aの巻き軸9と反対側の面において環状形磁心100に流れる磁束の向きと略平行な2つの辺に1次端子14A、14B及び1次補助端子15A、15Bの内いずれか2つをそれぞれ配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビやオーディオ機器などの各種電気機器に用いられ、鍔に複数の端子を有し、それらを基板等に実装するトランスに関するものである。
従来この種のトランスは、図17に示されるように、巻き軸1の下端には下鍔2が設けられ、この巻き軸1及び下鍔2とを貫通する孔(図示せず)に、3本の脚を有するE字磁心3の真ん中の脚(図示せず)を巻き軸1の上方から巻き軸1に設けた孔(図示せず)に挿入し、前記下鍔2の下方から3本の脚を有するE字磁心4の真ん中の脚(図示せず)を巻き軸1及び下鍔2に設けた孔(図示せず)に挿入すると共に、他の2本の脚4A、4BをE字磁心3の他の2本の脚3A、3Bと向かい合わせ、その下面図18に示すごとく、E字磁心4を隔てて1次端子5A、5B及び1次補助端子6A、6Bと、2次端子7A、7Bとをそれぞれ同一辺上に並べており、図17に示すごとく、それぞれの端子に対応する巻線8が、巻き軸1に巻回されていた。
なお、この出願に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2004−311758号公報
このような従来のトランスは耐圧性の低さが問題となっていた。
すなわち、電気機器の小型化が進む中でトランス自体の小型化の要求も強くなっており、上記従来の構成においては、1次端子5A、5B及び1次補助端子6A、6Bと2次端子7A、7BとをE字磁心4を隔てて対向する2辺に設ける構成となっているため、1次端子5A、5Bと1次補助端子6A、6Bとは同一辺上に配置せざるを得ず、そのためトランス自体の小型化に伴い1次端子5A、5B及び1次補助端子6A、6Bとが非常に接近してしまい、電位差の高い両端子の接近に伴う耐圧性の低下が問題となっていた。
そこで本発明は、下鍔に1次端子、1次補助端子、2次端子を有し、それらを基板等に実装するトランスにおいて、耐圧性の向上を目的とする。
そして、この目的を達成するために本発明は、貫通孔を有する巻き軸と、この巻き軸の一端の外周に設けた第1の鍔と、前記巻き軸の他端の外周に設けた第2の鍔と、前記貫通孔にその一部を挿入すると共にその他部を前記巻き軸の外に設けた環状形磁心と、前記第1の鍔の前記巻き軸と反対側の面に設けた2つの1次端子と、前記第1の鍔の前記巻き軸と反対側の面に設けた2つの1次補助端子と、前記第1の鍔の前記巻き軸と反対側の面に設けた2つの2次端子と、前記1次端子に接続すると共に前記巻き軸に巻回した1次巻線と、前記2次端子に接続すると共に前記巻き軸に巻回した2次巻線と、前記1次補助端子に接続すると共に前記巻き軸に巻回した1次補助巻線とを備え、前記第1の鍔の前記巻き軸と反対側の面において前記環状形磁心に流れる磁束の向きと略垂直で且つ前記環状形磁心と交わらない辺に前記2つの2次端子を配置し、前記第1の鍔の前記巻き軸と反対側の面において前記環状形磁心に流れる磁束の向きと略平行な2つの辺に前記2つの1次端子及び前記2つの1次補助端子の内いずれか2つをそれぞれ配置したトランスとしたものである。
本発明のトランスは、コアには環状形磁心を用い、第1の鍔の巻き軸と反対側の面においてこの環状形磁心に流れる磁束の向きと略垂直で且つ前記環状形磁心と交わらない辺に前記2つの2次端子を配置し、第1の鍔の前記巻き軸と反対側の面において環状形磁心に流れる磁束の向きと略平行な2つの辺に2つの1次端子及び2つの1次補助端子の内いずれか2つをそれぞれ配置したために、1次端子及び1次補助端子を下鍔の下面の2辺を用いて配置することができ、その結果として1次端子及び1次補助端子間の間隔を大きく取ることができるため、トランスの耐圧性を高くすることができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1におけるトランスについて図面を参照しながら説明する。
本実施の形態のトランスを模式的に表した図1において、巻き軸9には貫通孔9Aを設けており、この巻き軸の下端(一端)の外周には下鍔10Aを、上端(他端)の外周には上鍔10Bを設けている。そして、環状形磁心100の一部100Aを孔9Aに挿入するとともに、他部100Bを軸9の外に設けている。そして、下鍔10Aの下面(巻き軸9と反対側の面)には2つの1次端子14A、14Bと、2つの1次補助端子15A、15B、そして2つの2次端子13A、13Bを設け、巻き軸9には1次端子14A、14Bに接続した1次巻線(図示せず)を巻回し、その上に2次端子13A、13Bに接続した2次巻線(図示せず)を巻回し、さらにその上に1次補助端子15A、15Bに接続した1次補助巻線16を巻回している。
各端子の配置状態としては、下鍔10Aの下面において環状形磁心100に流れる磁束の向きと略垂直で且つ環状形磁心100に囲まれない辺に2つの2次端子13A、13Bを配置し、下鍔10Aの下面において環状形磁心100に流れる磁束の向きと略平行な一方の辺に2つの1次端子14A、14Bを、他方の辺に2つの1次補助端子15A、15Bを配置している。
次に、図2を用いて本実施の形態のトランスを具体的に示す。巻き軸(図示せず)は貫通孔(図示せず)を有し、巻き軸(図示せず)の下端(一端)外周には下鍔10Aを、上端(他端)外周には上鍔10Bを設け、2本の脚を有するU字磁心11の一方の脚(図示せず)を上鍔10Bの上方から孔(図示せず)に挿入し、他方の脚11Aを巻き軸(図示せず)と平行に巻き軸(図示せず)の外部に設けておく。そして、下鍔10Aの下方から、2本の脚を有するU字磁心12の一方の脚(図示せず)を孔(図示せず)に挿入すると共に、他方の脚12AをU字磁心11の脚11Aと向かい合わせになるよう設けておく。
そして、下鍔10Aの下面図3に示すごとく、U字磁心12に流れる磁束の向き(矢印)と垂直で且つU字磁心12に囲まれない辺に2次端子13A、13Bを配置し、U字磁心12に流れる磁束の向きと略平行な一方の辺に1次端子14A、14B、他方の辺に1次補助端子15A、15Bを設けている。
そして、図2に戻り、1次端子14A、14Bに接続された1次巻線(図示せず)を巻き軸(図示せず)に巻回し、その上に2次端子13A、13Bに接続された2次巻線(図示せず)を巻回し、さらにその上に1次補助端子15A、15Bに接続された1次補助巻線16を巻回している。
このような構成にしたため、1次端子14A、14Bと1次補助端子15A、15Bとを下鍔10Aの下面において、U字磁心12に流れる磁束の向きと略平行な2辺に渉って配置することができるため、1次端子14A、14B及び1次補助端子15A、15Bの端子間隔を大きくとることができ、耐圧性の高い小型のトランスを実現することができる。
なお、1次端子14A、14Bと1次補助端子15A、15Bとをこの2辺に混在させた構成をとっても、端子間隔が広いため高い耐圧性を得ることができる。ただし、それぞれ異なる2辺に分けて配置した方が、電位差のある1次端子14A、14Bと1次補助端子15A、15Bとを、U字磁心12を挟んで完全に離して配置することができるため、より耐圧性を高くすることができ望ましい。
また、U字磁心12のような横長でないコアを用いることで、2次端子13A、13Bの配置自由度を増し、この2次端子13A、13Bを1次端子14A、14B及び1次補助端子15A、15Bから最も離れた位置に配置することを可能にしている。もし、E字磁心のような横長のコアを用いた場合、図4に示すごとく、2次端子13A、13Bが1次端子14A、14B及び1次補助端子15A、15Bと近くなってしまい、ショート等の可能性を高め、耐圧性が低くなってしまう。あるいは耐圧性を確保するために、図5に示すごとく実装面積の大きなものとなってしまう。
なお、図3に示すごとくU字磁心12とそれぞれの端子との間の絶縁性確保のため、下鍔10Aの下面に壁17をU字磁心12の外周に沿うように形成することが望ましい。このように形成することで、各端子とU字磁心12との間の耐圧性を向上させることができる。しかも、壁17を各端子の周りを覆う構造にするのではなく、U字磁心12の外周に沿うように形成しているため、2次端子13A、13Bの半田実装を容易に行うことができる構成としている。
また、図2におけるU字磁心12の脚12AとU字磁心11の脚11A、及びU字磁心12の巻き軸(図示せず)内に挿入した脚(図示せず)とU字磁心11の巻き軸(図示せず)内に挿入した脚(図示せず)の間にフィルム(図示せず)や樹脂(図示せず)等を介在させることにより、U字磁心11、12間に介在する空気を減らすことができる。そのため、このトランスを備えた回路における負荷変動などの影響を受けた交流電流が、このトランスに流れる時に発生する磁力により、2つのU字磁心11、12が互いに引き付け合ったり、引き離し合ったりすることによる、空気の圧縮が原因となった唸り音を減少させることができる。
さらに、斜視図2のx−y平面における断面図6に示すように、2次巻線17の表面に第1層をナイロン、第2層及び第3層をポリエチレンとする三層絶縁膜19を設けることにより、上鍔10Bと2次巻線17、1次巻線16A、1次補助巻線16との間隔及び、下鍔10Aと2次巻線17、1次巻線16A、1次補助巻線16との間隔を無駄にあける必要が無いため望ましい。即ち、図7に示すように、2次巻線17に三層絶縁膜を設けない場合、この2次巻線17と1次巻線16Aとの間、及び2次巻線17と1次補助巻線16との間にはそれぞれ絶縁テープ18Aを設け、さらに横からの通電を防ぐため縁面距離dを取り、この縁面距離dには縁面テープ18Bなどを入れる必要がある。しかし、図6に示すごとく2次巻線17の表面に三層絶縁膜19を設けることにより、縁面テープ18Bを設ける必要がない上に、縁面距離dをとる必要がない。その結果、図2におけるx方向に各巻線の巻回数を多くすることができるため、図2におけるy方向の巻回数を少なくすることができ、更なる小型化を可能にすることができる。
なお、図6において、1次補助巻線16を巻き軸9に巻回し、その上に2次巻線17を巻回し、さらにその上に1次巻線16Aを巻回しても、三層絶縁膜19を有する2次巻線17を中間に介在させることができるため、縁面距離d、及び縁面テープ18Bを設ける必要がなく、小型化を図ることができるという効果を得ることができる。
ただし、1次巻線16AをU字磁心11、12の最も近くに巻く方が、磁気結合が良いため望ましい。即ち1次巻線16Aに流れる電流から最大限の磁束をU字磁心11、12に伝えることができるため、1次巻線16Aを最内層に巻回することが望ましい。
また、2次巻線17と1次補助巻線16とを隣り合わせるように巻回して互いの磁気結合を強めることにより、1次補助巻線16に接続された回路におけるノイズを低減することが望ましい。即ち、2次巻線17に接続される回路には様々な負荷が存在しており、この負荷に大電流を流すことにより、2次巻線17の両端に発生する電圧においてサージノイズを低減することができる。このような2次巻線17と1次補助巻線16との磁気結合を増すことにより、1次補助巻線16に接続される回路においてノイズを低減することができる。従って、巻き軸9に1次巻線16Aを巻回し、その上に2次巻線を巻回し、さらにその上に1次補助巻線を巻回することが最も望ましい。
なお、図8に示すごとく、巻き軸(図示せず)の表面に、巻き軸(図示せず)に垂直な壁18、19を設けることにより、1次巻線16A、1次補助巻線16、2次巻線17をそれぞれ巻き軸(図示せず)表面における別の部分に巻回することができ、その結果、それぞれの巻線同士の絶縁を図るためのテープなどを設ける必要がなく、製造工程の効率を向上させることができる。さらに、それぞれの巻線間に静電容量を設けることがなく、ノイズを低減させることができる。
なお、巻き軸(図示せず)のどの部分にどの巻線を巻くかに関してはこの実施の形態に制限されないが、1次補助巻線16と2次巻線17とを隣り合うように巻回すると、1次補助巻線と2次巻線との磁気結合を強くすることができ、1次補助巻線16に接続される回路においてノイズを低減させることができるため望ましい。
なお、巻き軸に垂直な壁を3枚以上に増やし、1次巻線16Aと2次巻線17とを交互に巻回することで、1次巻線16Aと2次巻線17との接触面積を増やし、より磁気結合を向上させることができる。
なお、本実施の形態では2つのU字磁心11、12を用いたが、その他、環状形磁心構成できるものであれば、図9に示すごとく、2つのJ字磁心20A、20Bを組み合わせたもの、図10のごとく2つのL字磁心21A、21Bを組み合わせたもの、図11のごとくJ字磁心22とL字磁心23とを組み合わせたもの、さらには、図12に示すごとくU字磁心24とI字磁心25とを組み合わせたものでも、端子間隔を確保することができることにより、耐圧性を向上させるという効果は同様に得ることができる。
ただし、この中でも、図2に示す2つのU字磁心11、12を用いた場合、製造時において2つの脚11A、11B(あるいは12A、12B)を同時に研磨することができるため、長さの等しい2つの脚11A、11B(あるいは12A、12B)を得ることができ、2つのU字磁心11、12を組み合わせたときにずれが起こる可能性が低減することができ、L値のバラツキを少なくすることができるというメリットがある。
また、図12に示すU字磁心24とI字磁心25を組み合わせた場合、二つの磁心の接合部分を巻き軸(図示せず)から外に出すことができるため、トランスの動作に伴う唸り音を低減するためのフィルム等(図示せず)を設けやすいというメリットがある。
なお、本実施の形態では、図3に示すごとく、U字磁心12に流れる磁束の向き(矢印)と垂直で且つU字磁心12に囲まれない辺に2次端子13A、13Bを配置し、U字磁心12に流れる磁束の向きと略平行な一方の辺に1次端子14A、14B、他方の辺に1次補助端子15A、15Bを設ける構成としたが、図13に示すごとく、U字磁心12に流れる磁束の向き(矢印)と垂直で且つU字磁心12に囲まれない辺に1次補助端子15A、15Bを配置し、U字磁心12に流れる磁束の向きと略平行な一方の辺に1次端子14A、14B、他方の辺に2次端子13A、13Bを設ける構成、あるいは、図14に示すごとく、U字磁心12に流れる磁束の向き(矢印)と垂直で且つU字磁心12に囲まれない辺に1次端子14A、14Bを配置し、U字磁心12に流れる磁束の向きと略平行な一方の辺に1次補助端子15A、15B、他方の辺に2次端子13A、13Bを設ける構成としても構わない。
ただし、三層絶縁膜を設けた2次巻線(図示せず)に2次端子13A、13Bを接続する際には、半田の熱で三層絶縁膜を溶かして接続するため、むき出しとなった2次巻線と、巻き軸(図示せず)に巻回された他の巻線(図示せず)との距離を離すため、他の1次端子14A、14B、1次補助端子15A、15Bに比べて大きなブロック13Cを設けて引き回し距離を大きくとる必要があるため、線対称な構造とならない。そのため、斜線部の面積が無駄となってしまい、結果としてトランスの小型化を図ることができない。
従って、U字磁心12に流れる磁束の向き(矢印)と垂直で且つU字磁心12に囲まれない辺に2次端子13A、13Bを配置し、U字磁心12に流れる磁束の向きと略平行な一方の辺に1次端子14A、14B、他方の辺に1次補助端子15A、15Bを設ける構成とした方が、線対称な構造となり、小型化を図りやすいというメリットがあり望ましい。
なお、2つのU字磁心11、12を互いに接着剤で接合するのではなく、図15に示すごとく、バネ26を用いて一体化しても良い。このようにバネ26を用いて一体化した場合、接着工程の削減による生産効率の向上と、シールド効果によるU字磁心11、12間におけるもれ磁束の低減を図ることができる。さらに、図16に示すごとく、バネ26の一部をアースピン26Aとして用いることにより、バネ26内で発生する渦電流を低減させることができ、その結果としてこのトランスを用いた回路の作動時におけるノイズの低減を図ることができる。
本発明のトランスは、耐圧性が高いという効果を有し、テレビやオーディオ機器など各種電気機器において有用である。
本発明の実施の形態1におけるトランスの模式図 本発明の実施の形態1におけるトランスの斜視図 本発明の実施の形態1におけるトランスの下面図 トランスの下面図 トランスの下面図 本発明の実施の形態1におけるトランスの断面図 本発明の実施の形態1におけるトランスの断面図 本発明の実施の形態1におけるトランスの斜視図 2つのJ字コアの図 2つのL字コアの図 J字コアとL字コアの図 U字コアとI字コアの図 本発明の実施の形態1におけるトランスの下面図 本発明の実施の形態1におけるトランスの下面図 本発明の実施の形態1におけるトランスの斜視図 本発明の実施の形態1におけるトランスの斜視図 従来のトランスの図 従来のトランスの図
符号の説明
9 巻き軸
9A 貫通孔
10A 鍔
10B 鍔
13A、13B 2次端子
14A、14B 1次端子
15A、15B 1次補助端子
16 1次補助巻線
100 環状形磁心

Claims (7)

  1. 貫通孔を有する巻き軸と、この巻き軸の一端の外周に設けた第1の鍔と、前記巻き軸の他端の外周に設けた第2の鍔と、前記貫通孔にその一部を挿入すると共にその他部を前記巻き軸の外に設けた環状形磁心と、前記第1の鍔の前記巻き軸と反対側の面に設けた2つの1次端子と、前記第1の鍔の前記巻き軸と反対側の面に設けた2つの1次補助端子と、前記第1の鍔の前記巻き軸と反対側の面に設けた2つの2次端子と、前記1次端子に接続すると共に前記巻き軸に巻回した1次巻線と、前記2次端子に接続すると共に前記巻き軸に巻回した2次巻線と、前記1次補助端子に接続すると共に前記巻き軸に巻回した1次補助巻線とを備え、前記第1の鍔の前記巻き軸と反対側の面において前記環状形磁心に流れる磁束の向きと略垂直で且つ前記環状形磁心と交わらない辺に前記2つの2次端子を配置し、前記第1の鍔の前記巻き軸と反対側の面において前記環状形磁心に流れる磁束の向きと略平行な2つの辺に前記2つの1次端子及び前記2つの1次補助端子の内いずれか2つをそれぞれ配置したトランス。
  2. 2つの1次端子と2つの1次補助端子とを異なる辺に配置した請求項1に記載のトランス。
  3. 環状形磁心は分割構造とした請求項1に記載のトランス。
  4. 環状形磁心の分割部分に絶縁体を介在させた請求項3に記載のトランス。
  5. 巻き軸の表面にこの巻き軸に垂直な方向に2枚の壁を設け、この2枚の壁を隔てて1次巻線と1次補助巻線と2次巻線とを前記巻き軸表面上に別々に巻回した請求項1に記載のトランス。
  6. 2次巻線の表面には3層絶縁膜を設けた請求項1に記載のトランス。
  7. 巻き軸に1次巻線を巻回し、その上に2次巻線を巻回し、さらにその上に1次補助巻線を巻回した請求項1に記載のトランス。
JP2005212496A 2005-07-22 2005-07-22 トランス Expired - Fee Related JP4735098B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005212496A JP4735098B2 (ja) 2005-07-22 2005-07-22 トランス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005212496A JP4735098B2 (ja) 2005-07-22 2005-07-22 トランス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007035690A true JP2007035690A (ja) 2007-02-08
JP4735098B2 JP4735098B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=37794623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005212496A Expired - Fee Related JP4735098B2 (ja) 2005-07-22 2005-07-22 トランス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4735098B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012253068A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Toyota Motor Corp リアクトル
JP2013089774A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Toyota Industries Corp 誘導機器
JP2023500017A (ja) * 2020-03-13 2023-01-04 テーデーカー エレクトロニクス アーゲー 巻線キャリア及び磁心を有する装置及び装置の製造方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61134014A (ja) * 1984-12-05 1986-06-21 Nec Corp 多元混晶3−5族化合物半導体の気相成長方法
JPS6320416A (ja) * 1986-07-11 1988-01-28 Sumitomo Metal Ind Ltd 伝熱管内の局部熱処理法
JPH02281719A (ja) * 1989-04-24 1990-11-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波加熱装置
JPH03235307A (ja) * 1990-02-13 1991-10-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd トランス
JPH0432520A (ja) * 1990-05-30 1992-02-04 Nippon Steel Corp 鋼帯の熱処理方法
JPH05304032A (ja) * 1992-04-28 1993-11-16 Tokyo Electric Co Ltd 巻線構造体
JP2000182848A (ja) * 1998-12-18 2000-06-30 Toudai Musen Kk トランス
JP2001136748A (ja) * 1999-11-08 2001-05-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子機器とその製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0432520U (ja) * 1990-07-12 1992-03-17

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61134014A (ja) * 1984-12-05 1986-06-21 Nec Corp 多元混晶3−5族化合物半導体の気相成長方法
JPS6320416A (ja) * 1986-07-11 1988-01-28 Sumitomo Metal Ind Ltd 伝熱管内の局部熱処理法
JPH02281719A (ja) * 1989-04-24 1990-11-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波加熱装置
JPH03235307A (ja) * 1990-02-13 1991-10-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd トランス
JPH0432520A (ja) * 1990-05-30 1992-02-04 Nippon Steel Corp 鋼帯の熱処理方法
JPH05304032A (ja) * 1992-04-28 1993-11-16 Tokyo Electric Co Ltd 巻線構造体
JP2000182848A (ja) * 1998-12-18 2000-06-30 Toudai Musen Kk トランス
JP2001136748A (ja) * 1999-11-08 2001-05-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子機器とその製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012253068A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Toyota Motor Corp リアクトル
JP2013089774A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Toyota Industries Corp 誘導機器
US8902032B2 (en) 2011-10-18 2014-12-02 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Induction device
JP2023500017A (ja) * 2020-03-13 2023-01-04 テーデーカー エレクトロニクス アーゲー 巻線キャリア及び磁心を有する装置及び装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4735098B2 (ja) 2011-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4873522B2 (ja) 積層インダクタ
JP5339398B2 (ja) 積層インダクタ
JP5062439B2 (ja) インターリーブ用pfcチョークコイル
JP4895193B2 (ja) 積層インダクタ
JPH11265831A (ja) シートトランス
US20170194088A1 (en) Isolation Transformer Topology
JP2012038941A (ja) トランス
JP2007128984A (ja) 磁性部品
JP2019009254A (ja) パルストランス
JP5201199B2 (ja) 昇圧トランス
JP4735098B2 (ja) トランス
JP4009142B2 (ja) 磁心型積層インダクタ
JP2014138045A (ja) コモンモードチョーク
JP5343948B2 (ja) トランス
JP2007317892A (ja) 積層インダクタ
JP2008205212A (ja) トランス
JP4827087B2 (ja) 積層インダクタ
JPWO2016163084A1 (ja) リアクトル
JP2021019104A (ja) リアクトル装置
JP2006295002A (ja) コンバータトランス
JP4930809B2 (ja) トランス
US20120139686A1 (en) Magnetic device and assembling method thereof
JP2014049681A (ja) トランス
JP2009176989A (ja) 共振型スイッチング電源回路用トランスユニット
TWM556915U (zh) 電感元件

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080722

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110411

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4735098

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees