JP4932665B2 - 処理液供給ユニット、液処理装置、処理液供給方法および記憶媒体 - Google Patents

処理液供給ユニット、液処理装置、処理液供給方法および記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、被処理体を処理する処理部に処理液を供給する処理液供給ユニット、当該処理液供給ユニットを有する液処理装置、処理液供給方法および当該処理液供給方法を格納した記憶媒体に関する。
従来から、被処理体である半導体ウエハ(以下、ウエハとも呼ぶ)を処理する処理部に、処理液を供給するための処理液供給ユニットが知られている。そして、このような処理液供給ユニットは、処理部に供給する処理液を貯留する貯留槽を含む供給部を有している。
しかしながら、処理液供給ユニットが、供給部を一つしか有しておらず処理液を貯留する貯留槽を一つしか有していない場合には、貯留槽に収容された処理液を完全に使用してしまうと、新たに生成された処理液を貯留槽に貯留するまで、処理部に処理液を供給することができない。また、処理部でウエハを連続して処理することができる時間は、貯留槽に収容された処理液を完全に使い切るまでの時間に制限されてしまう。
この点、処理液供給ユニットが、貯留槽を含む供給部を複数有しているものも知られている(例えば、特許文献1参照)。このような処理液供給ユニットは、複数の貯留槽を有しているため、一の貯留槽から実際に処理液を供給させるとともに、別の貯留槽に、次回使用する処理液を貯留することができる。このため、上述のような一つしか貯留槽がない処理液供給ユニットと異なり、新たに生成された処理液を貯留するまで待つ必要がない。
特開平09−260330号公報
しかしながら、上述のように複数の供給部を有している処理液供給ユニットにおいては、一供給部から処理液を実際に供給している際に、処理液を供給する貯留槽を当該一供給部の貯留槽から別の供給部の貯留槽に切り換えると、処理部に供給される処理液の液圧が変化する。このため、処理部からウエハに対して供給される処理液に脈動が生じてしまい、処理対象であるウエハを精度良く処理することができなくなる。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、処理部から被処理体に対して供給される処理液に脈動が生じることなく、かつ、待ち時間が発生することなく被処理体を連続して処理することができる処理液供給ユニット、当該処理液供給ユニットを有する液処理装置、処理液供給方法、および、当該処理液供給方法を格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明による処理液供給ユニットは、
被処理体を処理する処理部に処理液を供給するための処理液供給ユニットにおいて、
処理液を循環させるとともに、当該処理液を処理部に供給する第一供給部と、
処理液を循環させるとともに、当該処理液を処理部に供給する第二供給部と、
第一供給部および第二供給部内の処理液の流れを制御する制御部と、を備え、
第一供給部が、処理液を交互に圧送状態および非圧送状態にし、当該処理液に駆動力を与える第一圧送手段を有し、
第二供給部が、処理液を交互に圧送状態および非圧送状態にし、当該処理液に駆動力を与える第二圧送手段を有し、
制御部が、処理部への処理液の供給を第一供給部から第二供給部へ変更する際には、第一供給部内の処理液が圧送状態であり、かつ、第二供給部内の処理液が圧送状態であるときに、第二供給部から処理部に処理液を供給させ始めるよう第二圧送手段を制御し、その後、第一供給部からの処理部への処理液の供給を停止する。
このような構成によれば、処理部に供給される処理液の液圧が急激に下がることがなく、処理部から被処理体に対して供給される処理液に脈動が生じることがない。また、第一供給部から第二供給部へと切り換えるための待ち時間が発生することがなく、被処理体を連続して処理することができる。
本発明による処理液供給ユニットにおいて、
制御部は、処理部への処理液の供給を第一供給部から第二供給部へ変更する際には、第一供給部内の処理液の圧送状態および非圧送状態の周期から予想して、第一供給部内の処理液が圧送状態であり、かつ、第二供給部内の処理液が圧送状態であるときに、第二供給部から処理部に処理液を供給させ始めるよう第二圧送手段を制御することが好ましい。
このような構成により、処理部から被処理体に対して供給される処理液に脈動が生じることを、さらに確実に防止することができる。
本発明による処理液供給ユニットにおいて、
第一供給部は、処理液を循環させる第一循環路を有し、
第二供給部は、処理液を循環させる第二循環路を有し、
制御部は、処理部への処理液の供給を第一供給部から第二供給部へ変更する際には、第二供給部の第二循環路で処理液を循環させるとともに、第一供給部内の処理液が圧送状態であり、かつ、第二供給部内の処理液が圧送状態であるときに、第二供給部から処理部に処理液を供給させ始めるよう第二圧送手段を制御することが好ましい。
このような構成により、第一供給部の処理液および第二供給部内の処理液を均一な濃度にすることができる。
本発明による処理液供給ユニットにおいて、
第一供給部は、第一供給部内を流れる処理液の液圧を高めるための第一加圧部材を有し、
第二供給部は、第二供給部内を流れる処理液の液圧を高めるための第二加圧部材を有し、
制御部は、第一供給部が処理液を処理部に供給しているときには、第二加圧部材によって第二供給部内の処理液の液圧を高めた後、第二供給部から処理部に処理液を供給させ始め、その後、第一供給部から処理部への処理液の供給を停止させることが好ましい。
このような構成によれば、処理部から被処理体に対して供給される処理液に脈動が生じることを、さらに確実に防止することができる。
本発明による液処理装置は、
被処理体を処理する処理部と、
当該処理部に処理液を供給するための処理液供給ユニットと、を備え、
前記処理液供給ユニットが、
処理液を循環させるとともに、当該処理液を処理部に供給する第一供給部と、
処理液を循環させるとともに、当該処理液を処理部に供給する第二供給部と、
第一供給部および第二供給部内の処理液の流れを制御する制御部と、を備え、
第一供給部が、処理液を交互に圧送状態および非圧送状態にし、当該処理液に駆動力を与える第一圧送手段を有し、
第二供給部が、処理液を交互に圧送状態および非圧送状態にし、当該処理液に駆動力を与える第二圧送手段を有し、
制御部が、処理部への処理液の供給を第一供給部から第二供給部へ変更する際には、第一供給部内の処理液が圧送状態であり、かつ、第二供給部内の処理液が圧送状態であるときに、第二供給部から処理部に処理液を供給させ始めるよう第二圧送手段を制御し、その後、第一供給部からの処理部への処理液の供給を停止する。
このような構成によれば、処理部に供給される処理液の液圧が急激に下がることがなく、処理部から被処理体に対して供給される処理液に脈動が生じることがない。また、第一供給部から第二供給部へと切り換えるための待ち時間が発生することがなく、被処理体を連続して処理することができる。
本発明による処理液供給方法は、
処理液を循環させるとともに、当該処理液を処理部に供給する第一供給部と、処理液を循環させるとともに、当該処理液を処理部に供給する第二供給部と、を含み、第一供給部が、処理液を交互に圧送状態および非圧送状態にし、当該処理液に駆動力を与える第一圧送手段を有し、第二供給部が、処理液を交互に圧送状態および非圧送状態にし、当該処理液に駆動力を与える第二圧送手段を有する処理液供給ユニットを用いて、被処理体を処理する処理部に処理液を供給するための処理液供給方法において、
第一供給部によって、処理部に処理液を供給する第一処理液供給工程と、
第二供給部によって、処理部に処理液を供給する第二処理液供給工程と、
処理部への処理液の供給を第一供給部から第二供給部へ変更する際に、第一供給部内の処理液が圧送状態であり、かつ、第二供給部内の処理液が圧送状態であるときに、第二供給部から処理部に処理液を供給させ始めるよう第二圧送手段を制御する第二圧送手段制御工程と、
当該第二圧送手段制御工程の後、第一供給部からの処理部への処理液の供給を停止する第一処理液供給停止工程と、
を備えている。
このような方法によれば、処理部に供給される処理液の液圧が急激に下がることがなく、処理部から被処理体に対して供給される処理液に脈動が生じることがない。また、第一供給部から第二供給部へと切り換えるための待ち時間が発生することがなく、被処理体を連続して処理することができる。
本発明による処理液供給方法において、
第二圧送手段制御工程は、第一供給部内の処理液の圧送状態および非圧送状態の周期から予想して、第一供給部内の処理液が圧送状態であり、かつ、第二供給部内の処理液が圧送状態であるときに、第二供給部から処理部に処理液を供給させ始めるよう第二圧送手段を制御することが好ましい。
このような方法によれば、処理部から被処理体に対して供給される処理液に脈動が生じることを、さらに確実に防止することができる。
本発明による処理液供給方法において、
第一処理液供給工程の間に、第二供給部で処理液を循環させる第二処理液循環工程と、
第二処理液供給工程の間に、第一供給部で処理液を循環させる第一処理液循環工程と、をさらに備え、
第二圧送手段制御工程は、第二処理液循環工程の間に、第一供給部内の処理液が圧送状態であり、かつ、第二供給部内の処理液が圧送状態であるときに、第二供給部から処理部に処理液を供給させ始めるよう第二圧送手段を制御することが好ましい。
このような方法により、第一供給部の処理液および第二供給部内の処理液を均一な濃度にすることができる。
本発明による処理液供給方法において、
第一処理液供給工程の間に、第二供給部内の処理液の液圧を高める第二加圧工程と、
第二処理液供給工程の間に、第一供給部内の処理液の液圧を高める第一加圧工程と、
第二供給部から処理部への処理液の供給を停止させる第二処理液供給停止工程と、をさらに備え、
前記第二処理液供給工程は、前記第二加圧工程の後に開始され、
前記第一処理液供給停止工程は、当該第二処理液供給工程の後に開始され、
前記第一処理液供給工程は、前記第一加圧工程の後に開始され、
前記第二処理液供給停止工程は、当該第一処理液供給工程の後に開始されることが好ましい。
このような方法によれば、処理部から被処理体に対して供給される処理液に脈動が生じることを、さらに確実に防止することができる。
本発明による記憶媒体は、
コンピュータに処理液供給方法を実行させるためのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体において、
当該処理液供給方法は、
処理液を循環させるとともに、当該処理液を処理部に供給する第一供給部と、処理液を循環させるとともに、当該処理液を処理部に供給する第二供給部と、を含み、第一供給部は、処理液を交互に圧送状態および非圧送状態にし、当該処理液に駆動力を与える第一圧送手段を有し、第二供給部は、処理液を交互に圧送状態および非圧送状態にし、当該処理液に駆動力を与える第二圧送手段を有する処理液供給ユニットを用いて、被処理体を処理する処理部に処理液を供給するための方法であって、
第一供給部によって、処理部に処理液を供給する第一処理液供給工程と、
第二供給部によって、処理部に処理液を供給する第二処理液供給工程と、
処理部への処理液の供給を第一供給部から第二供給部へ変更する際に、第一供給部内の処理液が圧送状態であり、かつ、第二供給部内の処理液が圧送状態であるときに、第二供給部から処理部に処理液を供給させ始めるよう第二圧送手段を制御する第二圧送手段制御工程と、
当該第二圧送手段制御工程の後、第一供給部からの処理部への処理液の供給を停止する第一処理液供給停止工程と、
を備えた方法からなっている。
このような構成によれば、処理部に供給される処理液の液圧が急激に下がることがなく、処理部から被処理体に対して供給される処理液に脈動が生じることがない。また、第一供給部から第二供給部へと切り換えるための待ち時間が発生することがなく、被処理体を連続して処理することができる。
本発明によれば、処理部への処理液の供給を第一供給部から第二供給部へ変更する際には、第一供給部内の処理液が圧送状態であり、かつ、第二供給部内の処理液が圧送状態であるときに、第二供給部から処理部に処理液を供給させ始めるよう第二圧送手段を制御し、その後、第一供給部からの処理部への処理液の供給を停止するので、処理部から被処理体に対して供給される処理液に脈動が生じることなく、かつ、待ち時間が発生することなく被処理体を連続して処理することができる。
発明を実施するための形態
実施の形態
以下、本発明に係る処理液供給ユニット、液処理装置、処理液供給方法および当該処理液供給方法を格納した記憶媒体の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1乃至図3は本発明の実施の形態を示す図である。
本実施の形態による処理液供給ユニットは、被処理体である半導体ウエハ(以下、ウエハとも呼ぶ)を処理する処理部60に、薬液と溶媒とを混合して生成された処理液を供給するためのものである。
図1に示すように、処理液供給ユニットは、処理液を循環させるとともに、当該処理液を処理部60に供給する第一供給部10と、第一供給部10と同じ成分の処理液を循環させるとともに、当該処理液を処理部60に供給する第二供給部20と、第一供給部10および第二供給部20内の処理液の流れを制御する制御部50と、を備えている。
また、図1に示すように、第一供給部10は、生成された処理液を収容する第一貯留槽11と、処理液を第一貯留槽11から処理部60に向かって案内する第一供給管36と、第一供給管36から導かれた処理液の一部を分岐して処理部60に供給する主供給管55と、処理部60に供給されなかった残りの処理液を第一貯留槽11まで導く第一戻り管37と、を有している。なお、第一供給管36と第一戻り管37との間には、これら第一供給管36と第一戻り管37を連通する第一連通管39が設けられている。また、第一供給管36のうち第一連通管39との連結箇所より上流側の領域と、第一戻り管37のうち第一連通管39との連結箇所より下流側の領域と、第一供給管36と第一戻り管37との間に設けられた第一連通管39とから、第一循環路15が構成されている。
また、図1に示すように、処理部60は複数個(図1では4個)設けられており、各処理部60の上流側には、開閉自在のバルブ61が設けられている。また、各処理部60には、回収管63を介して基板処理部60で使用された処理液を回収する回収部65が連結され、当該回収部65には回収された処理液を第一戻り管37または後述する第二戻り管47へと導く回収管68が連結されている。なお、回収管68には、回収部65で回収された処理液に駆動力を与えるポンプ66が設けられている。
また、図1に示すように、第一貯留槽11には、第一貯留槽11に薬液を供給する薬液供給部31と、第一貯留槽11に溶媒を供給する溶媒供給部32とが連結されている。また、第一貯留槽11内には、処理液(または、薬液および溶媒)の容量を検知するための検知センサ71a,71b,71cが設けられている。
また、図1に示すように、第一供給管36には開閉自在の第一供給バルブ16が設けられ、第一戻り管37には開閉自在の第一回収バルブ17が設けられ、第一連通管39には開閉自在の第一連通バルブ19が設けられている。また、第一戻り管37には、閉じられることによって、第一供給部10内を流れる処理液の液圧を高める第一加圧バルブ(第一加圧部材)12が設けられている。
また、第二供給部20も第一供給部10と同様の構成からなっている。すなわち、図1に示すように、第二供給部20は、生成された処理液を収容する第二貯留槽21と、処理液を第二貯留槽21から処理部60に向かって案内する第二供給管46と、第二供給管46から導かれた処理液の一部を分岐して処理部60に供給する主供給管55と、処理部60に供給されなかった残りの処理液を第二貯留槽21まで導く第二戻り管47と、を有している。なお、第二供給管46と第二戻り管47との間には、これら第二供給管46と第二戻り管47を連通する第二連通管49が設けられている。なお、第二供給管46のうち第二連通管49との連結箇所より上流側の領域と、第二戻り管47のうち第二連通管49との連結箇所より下流側の領域と、第二供給管46と第二戻り管47との間に設けられた第二連通管49とから、第二循環路25が構成されている。
また、図1に示すように、第二貯留槽21には、第二貯留槽21に薬液を供給する薬液供給部31と、第二貯留槽21に溶媒を供給する溶媒供給部32とが連結されている。また、第二貯留槽21内には、処理液(または、薬液および溶媒)の容量を検知するための検知センサ72a,72b,72cが設けられている。
また、図1に示すように、第二供給管46には開閉自在の第二供給バルブ26が設けられ、第二戻り管47には開閉自在の第二回収バルブ27が設けられ、第二連通管49には開閉自在の第二連通バルブ29が設けられている。また、第二戻り管47には、閉じられることによって、第二供給部20内を流れる処理液の液圧を高める第二加圧バルブ(第二加圧部材)22が設けられている。
また、図1に示すように、第一供給管36には、第一供給部10内の処理液を交互に圧送状態および非圧送状態にし、当該処理液に駆動力を与える第一ポンプ(第一圧送手段)13が設けられ、第二供給管46には、第二供給部20内の処理液を交互に圧送状態および非圧送状態にし、当該処理液に駆動力を与える第二ポンプ(第二圧送手段)23が設けられている。なお、第一ポンプ13および第二ポンプ23としては、例えばベローズポンプなどを用いることができる。
ところで、本願で、処理液を圧送状態にするとは、供給部10,20内の処理液にポンプ13,23によって駆動力を加えることによって、当該処理液の液圧を高圧状態にすることを意味し、処理液を非圧送状態にするとは、供給部10,20内の処理液にポンプ13,23によって駆動力が加えられておらず、当該処理液の液圧が低圧状態になっていることを意味している。
また、図1に示すように、第一供給バルブ16、第一回収バルブ17、第一連通バルブ19、第一加圧バルブ12、第二供給バルブ26、第二回収バルブ27、第二連通バルブ29および第二加圧バルブ22には、第一供給部10および第二供給部20内の処理液の流れを制御する制御部50が接続されている。
なお、この制御部50は、処理部60への処理液の供給を第一供給部10から第二供給部20へ変更する際には、第一供給部10内の処理液の圧送状態および非圧送状態の周期から予想して、第一供給部10内の処理液が圧送状態であり、かつ、第二供給部20内の処理液が圧送状態であるときに、第二供給部20から処理部60に処理液を供給させ始めるよう第二ポンプ23を制御し、また、処理部60への処理液の供給を第二供給部20から第一供給部10へ変更する際には、第二供給部20内の処理液の圧送状態および非圧送状態の周期から予想して、第二供給部20内の処理液が圧送状態であり、かつ、第一供給部10内の処理液が圧送状態であるときに、第一供給部10から処理部60に処理液を供給させ始めるよう、第一ポンプ13を制御するようになっている。
さらに、この制御部50は、第一供給部10が処理液を処理部60に供給しているときには、第二ポンプ23から駆動力を与えて第二供給部20の第二循環路25で処理液を循環させ、他方、第二供給部20が処理液を処理部60に供給しているときには、第一ポンプ13から駆動力を与えて第一供給部10の第一循環路15で処理液を循環させるようになっている。
また、図1に示すように、制御部50は、第一ポンプ13、第二ポンプ23、薬液供給部31および第二溶媒供給部32にも接続されている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について述べる。なお、図2(a)−(c)および図5(a)−(c)においては、簡略化のため、処理部60、バルブ61、回収管63、回収部65、ポンプ66、回収管68を図示していない。
まず、第一供給部10によって、処理部60に処理液が供給される(第一処理液供給工程84)(図2(a)および図3参照)。このとき、第一供給バルブ16、第一回収バルブ17および第一加圧バルブ12が開かれており、第一連通バルブ19は閉じられている(図2(a)参照)。
また、この第一処理液供給工程84において、第一供給部10内の処理液には第一ポンプ13から駆動力が加えられており、第一供給部10内の処理液は交互に圧送状態および非圧送状態になっている(図2(a)、図3および図4(a)(b)参照)。
上述のように、第一供給部10によって処理部60に処理液が供給されている間、第二供給部20によって薬液と溶媒の混合液である処理液が循環される(第二処理液循環工程91)(図2(a)および図3参照)。このとき、第二連通バルブ29および第二加圧バルブ22が開かれており、第二供給バルブ26および第二回収バルブ27は閉じられている。また、第二供給部20内の処理液には第二ポンプ23から駆動力が加えられており、第二供給部20内の処理液は交互に圧送状態および非圧送状態になっている(図2(a)、図3および図4(a)(b)参照)。
なお、後述する第二加圧工程93、第二圧送手段制御工程92および第二処理液供給工程94の間も、第二供給部20内の処理液には第二ポンプ23から駆動力が加えられており、第二供給部20内の処理液は交互に圧送状態および非圧送状態になっている(図3および図4(a)(b)参照)。また、上述のように、第二供給部20によって薬液と溶媒の混合液である処理液が循環されるので、第二供給部20内で薬液と溶媒を十分に混合させることができ、処理液を均一な濃度にすることができる。
次に、制御部50は、第一供給部10内の処理液の圧送状態および非圧送状態の周期から予想して、第一供給部10内の処理液が圧送状態であり、かつ、第二供給部20内の処理液が圧送状態であるときに、第二供給部20から処理部60に処理液を供給させ始めるよう、第二ポンプ23を制御する(第二圧送手段制御工程92)(図4(a)参照)。
より具体的には、本実施の形態おいては、制御部50は、前回の圧送状態の時間的長さtから、第一供給部10内の処理液の圧送状態の時間的長さtを予想して、第二供給部20内の処理液の(圧送状態および非圧送状態の)周期に対して第一供給部10内の処理液の周期を調整し、第一供給部10内の処理液が圧送状態であり、かつ、第二供給部20内の処理液が圧送状態であるときに、第二供給部20から処理部60に処理液を供給させ始めるようにしている(図4(a)参照)。
このとき、制御部50からの信号に基づいて第二加圧バルブ22が少し閉じられ(完全には閉じられていない)、第二供給部20内の処理液の液圧が高められる(第二加圧工程93)(図2(a)、図3および図4(a)(b)参照)。なお、図4(a)において、第二加圧バルブ22を少し閉じることによって第二供給部20内の液圧が変化する周期が変化しているが、これは、第二ポンプ23内で駆動される液圧の圧力が高くなると、(例えば、ベローズポンプからなる)第二ポンプ23の駆動周期が遅くなるためである。
ところで、図4(a)では、ポンプ13,23の駆動状態を示しているが、このポンプ13,23の駆動状態は、供給部10,20内の処理液の圧力と密接に関連しており、ポンプ13,23が処理液に駆動力を加えているときには、供給部10,20内の処理液は圧送状態となり、ポンプ13,23が処理液に駆動力を加えていないときには、供給部10,20内の処理液は非圧送状態となっている。
次に、制御部50からの信号に基づいて第二供給バルブ26および第二回収バルブ27が開かれ、第二供給部20から処理部60に処理液が供給される(第二処理液供給工程94)(図2(b)、図3および図4(a)(b)参照)。このとき、制御部50は、第一供給部10内の処理液が圧送状態であり、かつ、第二供給部20内の処理液が圧送状態であるときに、第二供給部20から処理部60に処理液を供給させ始める(図4(a)(b)参照)。
このように本実施の形態によれば、第一供給部10内の処理液が圧送状態であり、かつ、第二供給部20内の処理液が圧送状態であるときに、第二供給部20から処理部60に処理液を供給させ始めるので、処理部60に供給される処理液の液圧が急激に下がり、処理部60からウエハに対して供給される処理液に脈動が生じることがない。
すなわち、第一供給部10内の処理液が圧送状態であり、かつ、第二供給部20内の処理液が非圧送状態であるときに、第二供給部20から処理部60に処理液を供給させ始めると、処理部60に供給される処理液の液圧が急激に下がり、処理部60からウエハに対して供給される処理液に脈動が生じる。
他方、第一供給部10内の処理液の液圧が非圧送状態であり、かつ、第二供給部20内の処理液の液圧が圧送状態であるときに、第二供給部20から処理部60に処理液を供給させ始めると、処理部60からウエハに対して供給される処理液の液圧が急激に上がり、処理部60からウエハに対して供給される処理液に脈動が生じる。
従って、本実施の形態のように、第一供給部10内の処理液が圧送状態であり、かつ、第二供給部20内の処理液が圧送状態であるときに、第二供給部20から処理部60に処理液を供給させ始めることによって、処理部60からウエハに対して供給される処理液に脈動が生じることを、防止することができるのである。
また、このように、第一供給部10によって処理部60に処理液が供給されている間に、第二供給部20からの処理液の供給を開始するので、第一供給部10から第二供給部20へと切り換えるための待ち時間が発生することがなく、ウエハを連続して処理することができる。
さらに、第一供給部10によって処理部60に処理液が供給されている間に、第二加圧バルブ22を少し閉じて第二供給部20内の処理液の液圧を高くした後、第二供給バルブ26および第二回収バルブ27を開いて、第二供給部20から処理部60に処理液を供給する。このため、処理部60からウエハに対して供給される処理液に脈動が生じることを、さらに確実に防止することができる。
上述のように第二供給部20から処理部60に処理液を供給し始めた後、制御部50からの信号に基づいて、第一供給バルブ16および第一回収バルブ17が閉じられ、第一供給部10から処理部60への処理液の供給が停止される(第一処理液供給停止工程89)。このとき、制御部50からの信号に基づいて、第一連通バルブ19が開かれ、第二連通バルブ29が閉じられる(図2(c)、図3および図4(a)(b)参照)。
次に、第一ポンプ13の駆動が止められた後(図4(a)参照)、薬液供給部31から第一貯留槽11内に薬液が供給されるとともに、溶媒供給部32から第一貯留槽11内に溶媒が供給される。
次に、第一ポンプ13によって第一供給部10内で薬液と溶媒の混合液である処理液が循環される(第一処理液循環工程81)。その後は、第一供給部10が上述した第二供給部20と同様の機能を果たし、他方、第二供給部20が上述した第一供給部10と同様の機能を果たすこととなる(図3参照)。
すなわち、制御部50は、第一供給部10によって薬液と溶媒の混合液である処理液を、所定時間、循環させた(第一処理液循環工程81)後、第二供給部20内の処理液の圧送状態および非圧送状態の周期から予想して、第二供給部20内の処理液が圧送状態であり、かつ、第一供給部10内の処理液が圧送状態であるときに、第一供給部10から処理部60に処理液を供給させ始めるよう、第一ポンプ13を制御する(第一圧送手段制御工程82)。このとき、制御部50からの信号に基づいて第一加圧バルブ12が少し閉じられ(完全には閉じられていない)、第一供給部10内の処理液の液圧が高められる(第一加圧工程83)(図3、図5(a)および図6(a)(b)参照)。
次に、制御部50からの信号に基づいて第一供給バルブ16および第一回収バルブ17が開かれ、第一供給部10から処理部60に処理液が供給される(第一処理液供給工程84)(図3、図5(b)および図6(a)(b)参照)。このとき、制御部50は、第二供給部20内の処理液が圧送状態であり、かつ、第一供給部10内の処理液が圧送状態であるときに、第一供給部10から処理部60に処理液を供給させ始める(図6(a)(b)参照)。
このように、第二供給部20内の処理液が圧送状態であり、かつ、第一供給部10内の処理液が圧送状態であるときに、第一供給部10から処理部60に処理液を供給させ始めるので、処理部60に供給される処理液の液圧が急激に下がり、処理部60からウエハに対して供給される処理液に脈動が生じることがない。
また、このように、第二供給部20によって処理部60に処理液が供給されている間に、第一供給部10からの処理液の供給を開始するので、第二供給部20から第一供給部10へと切り換えるための待ち時間が発生することがなく、ウエハを連続して処理することができる。
さらに、第二供給部20によって処理部60に処理液が供給されている間に、第一供給部10内の処理液の液圧を高くした後、第一供給部10から処理部60に処理液を供給する。このため、処理部60からウエハに対して供給される処理液に脈動が生じることを、さらに確実に防止することができる。
上述のように第一供給部10から処理部60に処理液を供給し始めた後、制御部50からの信号に基づいて、第二供給バルブ26および第二回収バルブ27が閉じられ、第二供給部20から処理部60への処理液の供給が停止される(第二処理液供給停止工程99)。このとき、制御部50からの信号に基づいて、第二連通バルブ29が開かれ、第一連通バルブ19が閉じられる(図3、図5(c)および図6(a)(b)参照)。
次に、第二ポンプ23の駆動が止められた後(図6(a)参照)、薬液供給部31から第二貯留槽21内に薬液が供給されるとともに、溶媒供給部32から第二貯留槽21内に溶媒が供給される。
次に、第二ポンプ23によって第二供給部20内で薬液と溶媒の混合液である処理液が循環される(第二処理液循環工程91)。
ところで、上記の第二処理液供給工程94では、第二連通バルブ29が開いたままの状態で、制御部50からの信号に基づいて第二供給バルブ26および第二回収バルブ27が開かれて、第二供給部20から処理部60に処理液が供給される態様を用いて説明したが、これに限らず、第二回収バルブ27は閉じたままの状態で、制御部50からの信号に基づいて第二連通バルブ29が閉じられるとともに第二供給バルブ26が開かれて、第二供給部20から処理部60に処理液が供給されるようにしてもよい(図2(a)−(c)参照)。
このように、第二回収バルブ27および第二連通バルブ29を閉じた状態で、第二供給バルブ26のみを開くことによって、第二供給部20から供給される処理液の液圧を高く保つことができる。このため、処理槽11,21の大きさや、第一供給管36および第二供給管46の大きさなどの状態から、処理液の供給を第一供給部10から第二供給部20に切り換える際に第二供給部20内の処理液の液圧をより高くする必要がある場合には、第二回収バルブ27および第二連通バルブ29を閉じた状態で、第二供給バルブ26のみを開くことが好ましい。
なお、第一処理液供給工程84でも、同様に、第一回収バルブ17を閉じたままの状態で、制御部50からの信号に基づいて第一連通バルブ19が閉じられるとともに第一供給バルブ16が開かれて、第一供給部10から処理部60に処理液が供給されるようにしてもよい(図5(a)−(c)参照)。
また、上記では、第一供給部10と第二供給部20の二つの供給部を用いて説明したが、これに限ることなく、処理液を供給する供給部は三つ以上あってもよい。
また、上記では、供給部10,20から処理部60に処理液を供給しているときに処理液を循環路15,25で循環させるとともに、処理部60へ処理液を供給する供給部10、20を変更する際に、ポンプ13,23を制御して、第一供給部10内の処理液が圧送状態であり、かつ、第二供給部20内の処理液が圧送状態になるようにする態様を用いて説明したが、これに限らない。例えば、第一供給部10から処理部60に処理液を供給しているときであって、第一貯留槽11内の処理液の残量が少なくなったときに、第二供給部20の第二ポンプ23を駆動させ始め、処理部60への処理液の供給を第一供給部10から第二供給部20へ変更する際に、第一供給部10内の処理液が圧送状態であり、かつ、第二供給部20内の処理液が圧送状態になるように、第二ポンプ23の駆動を調整してもよい。
なお、本実施の形態によれば、上述したような処理液供給方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムや、このようなコンピュータプログラムを格納した記憶媒体も提供することができる。
本発明の実施の形態による処理液供給ユニットを示す概略構成図。 本発明の実施の形態による処理液供給ユニットを用いた処理液供給方法の一部の工程を説明する概略構成図。 本発明の実施の形態による処理液供給方法の流れを示すフロー図。 所定の時間軸において、本発明の実施の形態による各ポンプの駆動状態とバルブの制御との関係を示すグラフ図。 本発明の実施の形態による処理液供給ユニットを用いた処理液供給方法の別の一部の工程を説明する概略構成図。 別の所定の時間軸において、本発明の実施の形態による各供給部内の液圧とバルブの制御との関係を示すグラフ図。
符号の説明
10 第一供給部
11 第一貯留槽
12 第一加圧バルブ(第一加圧部材)
13 第一ポンプ(第一圧送手段)
16 第一供給バルブ
17 第一回収バルブ
19 第一連通バルブ
20 第二供給部
21 第二貯留槽
22 第二加圧バルブ(第二加圧部材)
23 第二ポンプ(第二圧送手段)
26 第二供給バルブ
27 第二回収バルブ
29 第二連通バルブ
50 制御部
60 処理部
81 第一処理液循環工程
83 第一加圧工程
84 第一処理液供給工程
89 第一処理液供給停止工程
91 第二処理液循環工程
93 第二加圧工程
94 第二処理液供給工程
99 第二処理液供給停止工程

Claims (6)

  1. 被処理体を処理する処理部に処理液を供給するための処理液供給ユニットにおいて、
    理液を処理部に供給する第一供給部と、
    理液を処理部に供給する第二供給部と、
    第一供給部および第二供給部内の処理液の流れを制御する制御部と、を備え、
    前記第一供給部は、処理液を貯留する第一貯留槽と、前記第一貯留槽に接続された処理液が循環する第一循環路と、前記第一循環路に設けられた第一圧送手段および第一加圧バルブを有しており、前記第一圧送手段は処理液を交互に圧送状態および非圧送状態にして当該処理液に駆動力を与えるように構成され、前記第一加圧バルブは、その開度を小さくすることにより前記第一供給部内の処理液の液圧を高めることができるように設けられており、前記第一供給部に第一供給バルブが設けられ、当該第一供給バルブを開くことにより前記第一供給部と処理部とが連通するようなっており、
    前記第二供給部は、処理液を貯留する第二貯留槽と、前記第二貯留槽に接続された処理液が循環する第二循環路と、前記第二循環路に設けられた第二圧送手段および第二加圧バルブを有しており、前記第二圧送手段は処理液を交互に圧送状態および非圧送状態にして当該処理液に駆動力を与えるように構成され、前記第二加圧バルブは、その開度を小さくすることにより前記第二供給部内の処理液の液圧を高めることができるように設けられており、前記第二供給部に第二供給バルブが設けられ、当該第二供給バルブを開くことにより前記第二供給部と処理部とが連通するようなっており、
    前記制御部は、前記第一供給部から処理部に処理液が供給されている状態から前記第二供給部から処理部に処理液が供給されている状態に移行させる際に、
    まず、前記第一供給部から前記第一供給バルブを介して処理部に処理液が供給されているときに、前記第二供給バルブを閉じた状態で前記第二加圧バルブの開度を小さくすることによって前記第二供給部内の処理液の液圧を高くして、この状態で前記第一供給部内の処理液および前記第二供給部内の処理液がともに圧送状態となった時に前記第二供給バルブを開いて、前記第二供給部から前記処理部に処理液が供給されるようにし、
    その後、第一供給バルブを閉じて、前記第一供給部から前記処理部への処理液の供給を停止する
    ように前記第一および第二供給部を制御するように構成されていることを特徴とする処理液供給ユニット。
  2. 前記第一供給部の循環路に第一連通バルブが設けられ、前記第一連通バルブが開かれているときに前記第一循環路内を処理液が循環することができ、前記第一連通バルブが閉じているときには前記第一循環路内の処理液の循環が遮断されるようになっており、前記第二供給部の循環路に第二連通バルブが設けられ、前記第二連通バルブが開かれているときに前記第二循環路内を処理液が循環することができ、前記第二連通バルブが閉じているときには前記第二循環路内の処理液の循環が遮断されるようになっており、
    前記制御部は、前記第一供給部から処理部に処理液が供給されている状態から前記第二供給部から処理部に処理液が供給されている状態に移行させる際に、前記第二供給バルブを開いて前記第二供給部から前記処理部に処理液が供給されるようにした後に、前記第二連通バルブを閉じ、かつ、第一供給バルブを閉じて前記第一供給部から前記処理部への処理液の供給を停止した後に、前記第一連通バルブを開くように、前記第一および第二供給部を制御するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の処理液供給ユニット。
  3. 被処理体を処理する処理部と、
    前記処理部に処理液を供給するための処理液供給ユニットと、を備え、
    前記処理液供給ユニットは、
    理液を処理部に供給する第一供給部と、
    理液を処理部に供給する第二供給部と、
    第一供給部および第二供給部内の処理液の流れを制御する制御部と、を備え、
    前記第一供給部は、処理液を貯留する第一貯留槽と、前記第一貯留槽に接続された処理液が循環する第一循環路と、前記第一循環路に設けられた第一圧送手段および第一加圧バルブを有しており、前記第一圧送手段は処理液を交互に圧送状態および非圧送状態にして当該処理液に駆動力を与えるように構成され、前記第一加圧バルブは、その開度を小さくすることにより前記第一供給部内の処理液の液圧を高めることができるように設けられており、前記第一供給部に第一供給バルブが設けられ、当該第一供給バルブを開くことにより前記第一供給部と処理部とが連通するようなっており、
    前記第二供給部は、処理液を貯留する第二貯留槽と、前記第二貯留槽に接続された処理液が循環する第二循環路と、前記第二循環路に設けられた第二圧送手段および第二加圧バルブを有しており、前記第二圧送手段は処理液を交互に圧送状態および非圧送状態にして当該処理液に駆動力を与えるように構成され、前記第二加圧バルブは、その開度を小さくすることにより前記第二供給部内の処理液の液圧を高めることができるように設けられており、前記第二供給部に第二供給バルブが設けられ、当該第二供給バルブを開くことにより前記第二供給部と処理部とが連通するようなっており、
    前記制御部は、前記第一供給部から前記処理部に処理液が供給されている状態から前記第二供給部から前記処理部に処理液が供給されている状態に移行させる際に、
    まず、前記第一供給部から前記第一供給バルブを介して前記処理部に処理液が供給されているときに、前記第二供給バルブを閉じた状態で前記第二加圧バルブの開度を小さくすることによって前記第二供給部内の処理液の液圧を高くして、この状態で前記第一供給部内の処理液および前記第二供給部内の処理液がともに圧送状態となった時に前記第二供給バルブを開いて、前記第二供給部から前記処理部に処理液が供給されるようにし、
    その後、第一供給バルブを閉じて、前記第一供給部から前記処理部への処理液の供給を停止する
    ように前記第一および第二供給部を制御するように構成されていることを特徴とする液処理装置。
  4. 前記第一供給部の循環路に第一連通バルブが設けられ、前記第一連通バルブが開かれているときに前記第一循環路内を処理液が循環することができ、前記第一連通バルブが閉じているときには前記第一循環路内の処理液の循環が遮断されるようになっており、前記第二供給部の循環路に第二連通バルブが設けられ、前記第二連通バルブが開かれているときに前記第二循環路内を処理液が循環することができ、前記第二連通バルブが閉じているときには前記第二循環路内の処理液の循環が遮断されるようになっており、
    前記制御部は、前記第一供給部から処理部に処理液が供給されている状態から前記第二供給部から処理部に処理液が供給されている状態に移行させる際に、前記第二供給バルブを開いて前記第二供給部から前記処理部に処理液が供給されるようにした後に、前記第二連通バルブを閉じ、かつ、第一供給バルブを閉じて前記第一供給部から前記処理部への処理液の供給を停止した後に、前記第一連通バルブを開くように前記第一および第二供給部を制御するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の液処理装置。
  5. 処理液を循環させるとともに、当該処理液を処理部に供給する第一供給部と、処理液を循環させるとともに、当該処理液を処理部に供給する第二供給部と、を含み、第一供給部が、処理液を交互に圧送状態および非圧送状態にし、当該処理液に駆動力を与える第一圧送手段を有し、第二供給部が、処理液を交互に圧送状態および非圧送状態にし、当該処理液に駆動力を与える第二圧送手段を有する処理液供給ユニットを用いて、被処理体を処理する処理部に処理液を供給するための処理液供給方法において、
    前記第一供給部から前記処理部に処理液が供給されている状態から前記第二供給部から前記処理部に処理液が供給されている状態に移行させる際に、
    まず、前記第一供給部から前記処理部に処理液が供給されているときに、前記第二処理部の第二循環路内に設けられた第二加圧バルブの開度を小さくすることによって前記第二供給部内の処理液の液圧を高くして、この状態で前記第一供給部内の処理液および前記第二供給部内の処理液がともに圧送状態となった時に前記第二供給部と前記処理部とを連通させて、前記第二供給部から前記処理部に処理液が供給されるようにし、
    その後、前記第一供給部と前記処理部との連通を断ち、前記第一供給部から前記処理部への処理液の供給を停止する
    ことを特徴とする処理液供給方法。
  6. コンピュータに処理液供給方法を実行させるためのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体において、
    当該処理液供給方法は、
    処理液を循環させるとともに、当該処理液を処理部に供給する第一供給部と、処理液を循環させるとともに、当該処理液を処理部に供給する第二供給部と、を含み、第一供給部は、処理液を交互に圧送状態および非圧送状態にし、当該処理液に駆動力を与える第一圧送手段を有し、第二供給部は、処理液を交互に圧送状態および非圧送状態にし、当該処理液に駆動力を与える第二圧送手段を有する処理液供給ユニットを用いて、被処理体を処理する処理部に処理液を供給するための方法であって、
    前記第一供給部から前記処理部に処理液が供給されている状態から前記第二供給部から前記処理部に処理液が供給されている状態に移行させる際に、
    まず、前記第一供給部から前記処理部に処理液が供給されているときに、前記第二処理部の第二循環路内に設けられた第二加圧バルブの開度を小さくすることによって前記第二供給部内の処理液の液圧を高くして、この状態で前記第一供給部内の処理液および前記第二供給部内の処理液がともに圧送状態となった時に前記第二供給部と前記処理部とを連通させて、前記第二供給部から前記処理部に処理液が供給されるようにし、
    その後、前記第一供給部と前記処理部との連通を断ち、前記第一供給部から前記処理部への処理液の供給を停止する
    方法であることを特徴とする記憶媒体。
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