JP4932416B2 - 位置合わせ容器 - Google Patents
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Description
また、キャップの位置決めと同時に、キャップと容器本体との位置合わせを行わせるようにした位置合わせ容器も、従来より知られている(例えば、特許文献2参照)。
口筒部1の外周には、ねじ6が設けられている。
首部2の外周には、所定の位置にボトルストッパー7が配設されている。
内キャップB2の頂壁裏面には、閉蓋時に、容器内を密封するパッキンPが装着されている。
頂壁10は、外力によりある程度変形するような肉厚で形成され、下面中央部は、内キャップB2が接着される接着部10aとなる。
側周壁11は、容器を閉蓋した最下降位置では、側面部11bの下端面が、容器本体Aの肩部3の稜線部8の上面に当接するような高さに形成されている。
上壁17の外縁および角部係合部18の外側面は、外キャップB1の側周壁11内周に摺動可能に係合するように形成されている。
筒壁16の内周には、容器本体Aの口筒部1のねじ6に螺合するねじ20が設けられている。
キャップBは、内キャップB2の上壁17、および角部係合部18が、外キャップB1の側周壁11内周に係合するように、内キャップB2を外キャップB1の内方に挿入した後、内キャップB2の頂壁15の接着凸部19上面と、外キャップB1の頂壁10下面の接着部10aとを超音波接着などで接着することで一体化される。
キャップBが回転しながら下降し、図4、5(a)に示すように、容器本体Aに対してキャップBの所定の回転位置からは、外キャップB1の側周壁11のそれぞれの側面部11bの下端面に、容器本体Aの肩部3のそれぞれの稜線部8が当接し、外キャップB1の下降が阻止される。
キャップBは、外キャップB1の頂壁10の弾性で復元することにより、容器の使用者は、クリック感やクリック音などを得ることができる。
また、回転の抵抗により、容器の使用者にキャップBの回転が停止間際であることを知らせることができる。
さらに、キャップBの逆回転に対して外キャップB1の側周壁11の側面部11bの下端面と、容器本体Aの肩部3の稜線部8とが当接することによる外キャップB1の変形が抵抗となり、回転停止位置を保持することができる。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示し、詳しい説明を省略する。
係合筒26の下端外周には、係合突条27が設けられている。
上壁17の外縁および角部係合部18の外側面は、外キャップBa1の側周壁11内周に摺動可能に係合するように形成されている。
係合筒31の上端内周には、下面が外キャップBa1の係合筒26の係合突条27上面に係合して抜け落ち防止となる係合突条32が設けられている。
キャップBaは、内キャップBa2を外キャップBa1の内方に挿入した後、外キャップBa1の頂壁25の係合筒26と内キャップBa2の頂壁30の係合筒31とを係合させて装着することで一体化される。
その他の構成は、第1実施例と同一であり、同一の作用効果を得ることができる。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示し、詳しい説明を省略する。
上壁17の外縁および角部係合部18の外側面は、外キャップBb1の側周壁11内周が摺動可能に係合するように形成されている。
キャップBbは、内キャップBb2を外キャップBb1の内方に挿入した後、外キャップBb1の頂壁36の段部37と係合筒38に、内キャップBb2の係合頂壁40と係合筒41が係合し、装着されることで一体化される。
その他の構成は、第1実施例と同一であり、同一の作用効果を得ることができる。
本実施例のキャップ以外の構成は省略し、本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示し、詳しい説明を省略する。
キャップBcは、内キャップBc2を外キャップBc1の内方に挿入した後、外キャップBc1の頂壁46の開口筒部45と内キャップBc2の変形係合部51の係合頂壁52とが係合し、装着されることで一体化される。
その他の構成は、第1実施例と同一であり、同一の作用効果を得ることができる。
楕円形(トラック楕円を含む)とした場合には、内キャップの上壁を短径方向に対向し、キャップの形状に合致する弧状部と、短径方向に延びる直線部によって筒壁を囲むように形成し、上壁の下面に弧状部に沿って係合部を垂設して、該係合部にキャップストッパーを設けるようにする。
外キャップと内キャップは、内キャップの中央部で係合して連結させる。
B、Ba、Bb、Bc キャップ
B1、Ba1、Bb1、Bc1 外キャップ
B2、Ba2、Bb2、Bc2 内キャップ
P パッキン
1 口筒部
2、53 首部
3 肩部
4 胴部
4a、11a 角部
4b、11b 側面部
5 底部
6、20 ねじ
7 ボトルストッパー
8 稜線部
9 傾斜面部
10、15、25、30、36、46、50 頂壁
10a 接着部
11 側周壁
16 筒壁
17 上壁
18 角部係合部
18a 内周面
19 接着凸部
21 キャップストッパー
26、31、38、41 係合筒
27、32、47 係合突条
35 開口部
37 段部
40、52 係合頂壁
42 頂壁
45 開口筒部
51 変形係合部
54 変形板
55 連結片
Claims (6)
- 口筒部の外周にねじを刻設した容器本体とキャップとからなり、横断面形状が、角部と側面部とからなる多角形に形成された容器において、
容器本体は、ボトルストッパーを具え、首部と、首部の下端から胴部の上端に連続した肩部とを具備しており、
キャップは、外キャップと、容器本体の口筒部と首部に係合するとともに、外キャップの内方に装着される内キャップとからなり、
外キャップは、頂壁と、下端が容器本体の肩部に係合する側周壁とを具備し、
内キャップは、頂壁と筒壁、筒壁下端外周に連設される周縁が外キャップの側周壁の形状に形成した上壁と、上壁の所定の位置に垂設される係合部とを具備し、
所定の係合部の内側には、下部に容器本体の首部のボトルストッパーに係合するキャップストッパーが配設され、
キャップは、外キャップの頂壁と、内キャップの頂壁との中央部のみが係合して連結され、
容器本体の肩部の稜線部の上面には、キャップの最下降位置の位置決め直前においては、外キャップの側周壁の側面部下端が当接し、位置決め時には、側周壁の角部下端が当接するようになっていることを特徴とする位置合わせ容器。
- 外キャップの頂壁、または、内キャップの頂壁が、外力により変形するような肉厚で形成されていることを特徴とする請求項1記載の位置合わせ容器。
- 外キャップの頂壁下面と、内キャップの頂壁上面を接着することにより、キャップが一体化されていることを特徴とする請求項1または2記載の位置合わせ容器。
- 外キャップの頂壁下面に、下端外周に係合突条を設けた係合筒を垂設し、
内キャップの頂壁上面に、内周が外キャップの係合筒外周に係合し、上端内周に外キャップの係合筒の係合突条に係合する係合突条を設けた係合筒を立設し、
外キャップの頂壁下面の係合筒に、内キャップの頂壁上面の係合筒を係合させることによって、キャップが一体化されていることを特徴とする請求項1または2記載の位置合わせ容器。 - 外キャップの頂壁の中央に開口部が穿設され、開口部側縁から内方に向かう段部を介して係合筒を垂設し、
内キャップの頂壁上面に、外周が外キャップの係合筒内周と係合し、上端に係合頂壁を具えた係合筒を突設し、
外キャップの頂壁の段部と係合筒に、内キャップの係合頂壁と係合筒を係合させることによって、キャップが一体化されていることを特徴とする請求項1または2記載の位置合わせ容器。 - 外キャップの頂壁の下面または内キャップの頂壁の上面に、外力により変形するような肉厚で形成された部材を配設し、
該部材を、内キャップの頂壁の上面または外キャップの頂壁の下面に係合させることによって、キャップが一体化されていることを特徴とする請求項1記載の位置合わせ容器。
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JP2006270080A JP4932416B2 (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | 位置合わせ容器 |
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JP2006270080A JP4932416B2 (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | 位置合わせ容器 |
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ID=39372368
Family Applications (1)
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JP2006270080A Active JP4932416B2 (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | 位置合わせ容器 |
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2006
- 2006-09-29 JP JP2006270080A patent/JP4932416B2/ja active Active
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