JP4932416B2 - 位置合わせ容器 - Google Patents

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Description

本発明は、位置合わせ容器、とくにねじ式キャップを被嵌した角形容器において、キャップ締着時に、容器本体およびキャップに設けたストッパーにより位置決めするとともに、キャップを容器本体の肩部に位置合わせするようにした位置合わせ容器に関するものである。
容器本体とキャップとからなり、キャップを締着することにより容器内を密封するとともに、キャップ締着時に、容器本体の口筒部に設けたストッパーと、キャップに設けたストッパーとを当接させ、キャップを位置決めするようにした位置合わせ容器は、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、キャップの位置決めと同時に、キャップと容器本体との位置合わせを行わせるようにした位置合わせ容器も、従来より知られている(例えば、特許文献2参照)。
実公昭57−46287号公報 特開2002−321752号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の位置合わせ容器は、キャップ締着時に、回転を止めるように位置決めするとともに、キャップの逆回転を防止するために、容器本体の口筒部にストッパー(第2係止突起6)と係止部(第1係止突起5)を設け、その間に、キャップ内に設けた押圧体の突出部を係合させるようにしているので、構造が複雑で、生産コストが高くなるという問題があった。
上記特許文献2記載の位置合わせ容器は、容器本体にカバーを弾性的に支持させ、キャップの締着時には、キャップの側周壁下端がカバーの周辺を押下げ、定位置に位置合わせするようにしているが、部品数も多くなり、構造が複雑で、生産コストが高くなるという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決することを課題として、キャップの構造を簡単にし、キャップの位置決め停止時に、クリック感を発生させるとともに、キャップ側周壁を容器の肩部上面に整合させるようにした位置合わせ容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、位置合わせ容器として、口筒部の外周にねじを刻設した容器本体とキャップとからなり、横断面形状が、角部と側面部とからなる多角形に形成された容器において、容器本体は、ボトルストッパーを具え、首部と、首部の下端から胴部の上端に連続した肩部とを具備しており、キャップは、外キャップと、容器本体の口筒部と首部に係合するとともに、外キャップの内方に装着される内キャップとからなり、外キャップは、頂壁と、下端が容器本体の肩部に係合する側周壁とを具備し、内キャップは、頂壁と筒壁、筒壁下端外周に連設される周縁が外キャップの側周壁の形状に形成した上壁と、上壁の所定の位置に垂設される係合部とを具備し、所定の係合部の内側には、下部に容器本体の首部のボトルストッパーに係合するキャップストッパーが配設され、キャップは、外キャップの頂壁と、内キャップの頂壁との中央部のみが係合して連結され、容器本体の肩部の稜線部の上面には、キャップの最下降位置の位置決め直前においては、外キャップの側周壁の側面部下端が当接し、位置決め時には、側周壁の角部下端が当接するようになっていることを特徴とする構成を採用する。
外キャップと内キャップの実施例として、外キャップの頂壁、または、内キャップの頂壁が、外力により変形するような肉厚で形成されていることを特徴とする構成を採用する。
外キャップと内キャップの一体化の実施例として、外キャップの頂壁下面と、内キャップの頂壁上面を接着することにより、キャップが一体化されていることを特徴とする構成を採用する。
同じく一体化の別実施例として、外キャップの頂壁下面に、下端外周に係合突条を設けた係合筒を垂設し、内キャップの頂壁上面に、内周が外キャップの係合筒外周に係合し、上端内周に外キャップの係合筒の係合突条に係合する係合突条を設けた係合筒を立設し、外キャップの頂壁下面の係合筒に、内キャップの頂壁上面の係合筒を係合させることによって、キャップが一体化されていることを特徴とする構成を採用する。
同じく一体化の別実施例として、外キャップの頂壁の中央に開口部が穿設され、開口部側縁から内方に向かう段部を介して係合筒を垂設し、内キャップの頂壁上面に、外周が外キャップの係合筒内周と係合し、上端に係合頂壁を具えた係合筒を突設し、外キャップの頂壁の段部と係合筒に、内キャップの係合頂壁と係合筒を係合させることによって、キャップが一体化されていることを特徴とする構成を採用する。
同じく一体化の別実施例として、外キャップの頂壁の下面または内キャップの頂壁の上面に、外力により変形するような肉厚で形成された部材を配設し、該部材を、内キャップの頂壁の上面または外キャップの頂壁の下面に係合させることによって、キャップが一体化されていることを特徴とする構成を採用する。
容器本体と、キャップとからなる横断面形状が多角形または楕円形に形成された容器において、キャップを、外キャップと内キャップとから構成し、外キャップの頂壁の下面と、内キャップの頂壁の上面とを係合させて一体化したことにより、キャップ締着時に、キャップを容器本体に対して回転させた時に、所定の回転位置から外キャップの側周壁の下端面に、容器本体の肩部の稜線部が当接して外キャップまたは内キャップを変形させるとともに、キャップ締着時には、外キャップの側周壁の下端面と容器本体の肩部の稜線部との当接が外れ、外キャップまたは内キャップの復元力により、外キャップの側周壁が下降し、クリック感、クリック音を発生させることができるようになった。
また、外キャップの変形に対する抵抗により、キャップが逆回転することを防止することができるので、容器本体の口筒部のストッパーの構成を簡単なものにすることができる。
次に、本発明の容器について、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1において、Aはガラス、または合成樹脂によって成形された容器本体、Bは合成樹脂によって成形されたキャップであり、容器本体AとキャップBは、いずれも横断面形状がほぼ四角形に形成されている。
容器本体Aは、図1、2に示すように、横断面形状が円形の口筒部1と首部2、および首部2の下端から連設された肩部3、角部4aと側面部4bにより横断面形状がほぼ四角形に形成された胴部4と、底部5とを具えている。
口筒部1の外周には、ねじ6が設けられている。
首部2の外周には、所定の位置にボトルストッパー7が配設されている。
肩部3は、首部2の下端から対角線状に延び、胴部4の各角部4aに係合する稜線部8と、隣り合う稜線部8の間と首部2の下端と胴部4の側面部4bの上端で、形状がほぼ台形になる傾斜面部9により形成されており、稜線部8は、傾斜面部9に比べ、外側に突出した形になっている。
キャップBは、図1、3に示すように、下端が容器本体Aの肩部3の周辺と係合する外キャップB1と、内方が容器本体Aの口筒部1と首部2に係合するとともに、外キャップB1の頂壁下面の中央部に、頂壁上面の中央部が超音波接着などで接着され、外キャップB1の内方に装着される内キャップB2とからなっている。
内キャップB2の頂壁裏面には、閉蓋時に、容器内を密封するパッキンPが装着されている。
外キャップB1は、図3に示すように、ほぼ四角形の頂壁10と、頂壁10外縁に垂設される側周壁11とからなっている。
頂壁10は、外力によりある程度変形するような肉厚で形成され、下面中央部は、内キャップB2が接着される接着部10aとなる。
側周壁11は、それぞれの角部11aと側面部11bにより構成され、横断面形状がほぼ四角形に形成されている。
側周壁11は、容器を閉蓋した最下降位置では、側面部11bの下端面が、容器本体Aの肩部3の稜線部8の上面に当接するような高さに形成されている。
内キャップB2は、図3に示すように、円形の頂壁15と、頂壁15外縁に垂設される筒壁16と、筒壁16下端外周に連設されるほぼ四角形の上壁17と、上壁17のそれぞれの角部に垂設される角部係合部18とからなっている。
上壁17の外縁および角部係合部18の外側面は、外キャップB1の側周壁11内周に摺動可能に係合するように形成されている。
頂壁15の中央には、外キャップB1の頂壁10の接着部10aに接着する接着凸部19が突出されている。
筒壁16の内周には、容器本体Aの口筒部1のねじ6に螺合するねじ20が設けられている。
それぞれの角部係合部18の内側面には、容器本体Aの首部2と係合する内周面18aが形成され、所定の角部係合部18の内周面18a下部には、首部2のボトルストッパー7に係合するキャップストッパー21が配設されている。
容器本体Aの首部2のボトルストッパー7と、内キャップB2の角部係合部18のキャップストッパー21の位置関係は、図1に示すように、キャップBにより容器を閉蓋した際、容器本体Aの胴部4の側面部4bと、外キャップの側周壁11の側面部11bとがそれぞれ平行に係合し、ほぼ面一となる状態でボトルストッパー7とキャップストッパー21が当接して回転が停止されるように配設されている。
次に、本実施例の容器の使用態様と作用効果について説明する。
キャップBは、内キャップB2の上壁17、および角部係合部18が、外キャップB1の側周壁11内周に係合するように、内キャップB2を外キャップB1の内方に挿入した後、内キャップB2の頂壁15の接着凸部19上面と、外キャップB1の頂壁10下面の接着部10aとを超音波接着などで接着することで一体化される。
容器の閉蓋を行う際には、容器本体Aの口筒部1との螺合により容器本体Aに対してキャップBが回転しながら下降させる。
キャップBが回転しながら下降し、図4、5(a)に示すように、容器本体Aに対してキャップBの所定の回転位置からは、外キャップB1の側周壁11のそれぞれの側面部11bの下端面に、容器本体Aの肩部3のそれぞれの稜線部8が当接し、外キャップB1の下降が阻止される。
外キャップB1の下降が阻止されるときにキャップBの回転が進むと、内キャップB2は容器本体Aの口筒部1との螺合により回転しながら下降するが、外キャップB1は回転はするが下降はしない状態となり、外キャップB1の頂壁10は、接着部10a付近が内キャップB2の下降により下方に引っ張られ、中心が下方に凹むように変形していく。
キャップBの回転がさらに進んでいくと、容器本体Aの首部2のボトルストッパー7と内キャップB2の角部係合部18のキャップストッパー21が当接し、キャップBの回転が止められる。
その際、図5(b)に示すように、容器本体Aの肩部3の稜線部8の上には、回転が止められる少し前の位置から、外キャップB1の角部11aがくるため、外キャップB1側周壁11の下端面は稜線部8の傾斜に当接せず、外キャップB1の下降を阻止しないので、外キャップB1は、頂壁10の変形に対する弾性により元の形に復元される。
キャップBは、外キャップB1の頂壁10の弾性で復元することにより、容器の使用者は、クリック感やクリック音などを得ることができる。
容器の開蓋を行う際には、容器本体Aの口筒部1との螺合により容器本体Aに対してキャップBが回転しながら上昇するとともに、外キャップB1の側周壁11の側面部11bの下端面に、容器本体Aの肩部3の稜線部8が当接し、外キャップB1の側周壁11の上昇が加わり、一定の廻動位置まで、中心が下方に凹むように変形していくこととなる。
本実施例の容器は、外キャップB1の側周壁11の側面部11bの下端面と、容器本体Aの肩部3の稜線部8との当接が外れる位置を、回転止めとなる位置にすることで、回転停止とともにキャップBにクリック感を発生することができる。
また、回転の抵抗により、容器の使用者にキャップBの回転が停止間際であることを知らせることができる。
さらに、キャップBの逆回転に対して外キャップB1の側周壁11の側面部11bの下端面と、容器本体Aの肩部3の稜線部8とが当接することによる外キャップB1の変形が抵抗となり、回転停止位置を保持することができる。
次に、キャップの外キャップと内キャップとの装着方法を変えた第2実施例について説明する。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示し、詳しい説明を省略する。
図6において、Aはガラス、または合成樹脂によって成形された容器本体、Baは合成樹脂によって成形されたキャップであり、いずれも横断面形状がほぼ四角形に形成されている。
キャップBaは、図6、7に示すように、下端が容器本体Aの肩部3と係合する外キャップBa1と、容器本体Aの口筒部1と首部2に係合するとともに、外キャップBa1の内方に装着される内キャップBa2とからなっている。
外キャップBa1は、外力によりある程度変形するような肉厚で形成されたほぼ四角形の頂壁25と、頂壁25外縁に垂設される側周壁11と、頂壁25下面に垂設される係合筒26とからなっている。
係合筒26の下端外周には、係合突条27が設けられている。
内キャップBa2は、円形の頂壁30と、頂壁30外縁に垂設される筒壁16と、筒壁16下端外周に連設されるほぼ四角形の上壁17と、上壁17のそれぞれの角部に垂設される角部係合部18とからなっている。
上壁17の外縁および角部係合部18の外側面は、外キャップBa1の側周壁11内周に摺動可能に係合するように形成されている。
頂壁30の中央上面には、外キャップBa1の頂壁25下面の係合筒26外周に係合する係合筒31が設けられている。
係合筒31の上端内周には、下面が外キャップBa1の係合筒26の係合突条27上面に係合して抜け落ち防止となる係合突条32が設けられている。
次に、本実施例の容器の使用態様と作用効果について説明する。
キャップBaは、内キャップBa2を外キャップBa1の内方に挿入した後、外キャップBa1の頂壁25の係合筒26と内キャップBa2の頂壁30の係合筒31とを係合させて装着することで一体化される。
本実施例の容器は、閉蓋を行う際に、キャップ締着時には、図8に示すように、内キャップBa2に対して外キャップBa1が上昇し、内キャップBa2の係合筒31と外キャップBa1の係合筒26との係合により、外キャップBa1の頂壁25を下方に引っ張り、中心付近が下方に凹むように変形させることができる。
その他の構成は、第1実施例と同一であり、同一の作用効果を得ることができる。
次に、キャップの外キャップと内キャップとの装着方法を変えた第3実施例について説明する。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示し、詳しい説明を省略する。
図9において、Aはガラス、または合成樹脂によって成形された容器本体、Bbは合成樹脂によって成形されたキャップであり、容器として、横断面形状がほぼ四角形に形成されている。
キャップBbは、図9、10に示すように、下端が容器本体Aの肩部3と係合する外キャップBb1と、内方が容器本体Aの口筒部1と首部2に係合するとともに、外キャップBb1の内方に装着される内キャップBb2とからなっている。
外キャップBb1は、外力によりある程度変形するような肉厚で形成され、中央に開口部35が穿設されたほぼ四角形の頂壁36と、頂壁36外縁に垂設される側周壁11と、頂壁36下面内縁から内方に向かう段部37を介して垂設される係合筒38とからなっている。
内キャップBb2は、係合頂壁40と、係合頂壁40下面に垂設される係合筒41と、係合筒41の外周下端に連設される頂壁42と、頂壁42外縁に垂設される筒壁16と、筒壁16下端外周に連設されるほぼ四角形の上壁17と、上壁17のそれぞれの角部に垂設される角部係合部18とからなっている。
係合頂壁41は、下面外縁が外キャップBb1の頂壁36の段部37上面に係合して抜け落ち防止となり、係合筒41は、外周が外キャップBb1の係合筒38内周と係合するように形成されている。
上壁17の外縁および角部係合部18の外側面は、外キャップBb1の側周壁11内周が摺動可能に係合するように形成されている。
次に、本実施例の容器の使用態様と作用効果について説明する。
キャップBbは、内キャップBb2を外キャップBb1の内方に挿入した後、外キャップBb1の頂壁36の段部37と係合筒38に、内キャップBb2の係合頂壁40と係合筒41が係合し、装着されることで一体化される。
本実施例の容器は、閉蓋を行う際に、図11に示すように、内キャップBb2に対して外キャップBb1が上昇することで、内キャップBb2の係合頂壁40と、外キャップBb1の頂壁36の段部37との係合により、外キャップBb1の頂壁36を引っ張り、開口部35付近が下方に凹むように変形させることができる。
その他の構成は、第1実施例と同一であり、同一の作用効果を得ることができる。
前記各実施例では、キャップの外キャップの頂壁を外力によりある程度変形するような肉厚で形成するとしたが、外キャップの頂壁の代わりに、内キャップの頂壁を変形するように形成して、キャップの回転時に、外キャップの頂壁が内キャップの頂壁を上方に引っ張り、変形させるようにしてもよい。
次に、キャップの内キャップの構成を変え、外キャップと内キャップとの装着方法を変えた第4実施例について説明する。
本実施例のキャップ以外の構成は省略し、本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示し、詳しい説明を省略する。
キャップBcは、図12に示すように、外キャップBc1と、外キャップBc1の内方に装着される内キャップBc2とからなっている。
外キャップBc1は、中央に開口筒部45が設けられたほぼ四角形の頂壁46と、頂壁46外縁に垂設される側周壁11とからなっており、開口筒部45の下端内周には係合突条47が設けられている。
内キャップBc2は、頂壁50と、頂壁50の上面に立設された変形係合部51と、頂壁50外縁に垂設される筒壁16と、筒壁16下端外周に連設されるほぼ四角形の上壁17と、上壁17のそれぞれの角部に垂設される角部係合部18とからなっている。
変形係合部51は、外キャップBc1の頂壁46の開口筒部45内周および係合突条47上面に係合する係合頂壁52と、係合頂壁52下面に垂設される首部53と、首部53下端に中央が連設される変形板54と、変形板54下面の両外縁に垂設され、頂壁50の上面外縁に連設する連結片55とからなっている。
次に、本実施例の容器の使用態様と作用効果について説明する。
キャップBcは、内キャップBc2を外キャップBc1の内方に挿入した後、外キャップBc1の頂壁46の開口筒部45と内キャップBc2の変形係合部51の係合頂壁52とが係合し、装着されることで一体化される。
本実施例の容器は、閉蓋を行う際には、内キャップBc2に対して外キャップBc1が上昇することで、内キャップBc2の変形係合部51と、外キャップBc1の開口筒部45との係合により、外キャップBc1の頂壁46が変形係合部51を引っ張り、変形係合部51の変形板54を首部53付近が突出させるように変形させる。
変形係合部51の変形板54が変形することで、キャップBcの回転が止められる少し前の位置から、変形板54の変形に対する弾性により外キャップBc1が引っ張られ、容器の使用者は、クリック感やクリック音などを得ることができる。
その他の構成は、第1実施例と同一であり、同一の作用効果を得ることができる。
上記実施例では、内キャップBc2の変形係合部51の変形板54の上方に係合頂壁52を設け、外キャップBc1の頂壁46に係合させ、外キャップBc1に内キャップBc2を装着させたが、実施例1と同様に、内キャップの変形係合部の変形板の一部を直接外キャップの頂壁の下面の一部に超音波接着などで接着するようにしてもよい。
上記実施例では、内キャップBc2の頂壁50の上面に変形係合部51を設けたが、外キャップBc1の頂壁46の下面に変形係合部51を設け、内キャップBc2の頂壁50の上面に結合させるようにしてもよい。
前記各実施例では、肩部の形状を錐状として胴壁の角部から上方に傾斜する稜線部を設けたが、肩部を平面とし、周縁にキャップ側周壁を載置する段部を設けるようにしてもよい。
前記各実施例では、容器とキャップの横断面形状をほぼ四角形の形状としたが、六角形、その他の多角形、或いは楕円形としてもよい。
楕円形(トラック楕円を含む)とした場合には、内キャップの上壁を短径方向に対向し、キャップの形状に合致する弧状部と、短径方向に延びる直線部によって筒壁を囲むように形成し、上壁の下面に弧状部に沿って係合部を垂設して、該係合部にキャップストッパーを設けるようにする。
外キャップと内キャップは、内キャップの中央部で係合して連結させる。
本発明の容器は、キャップの締着時の終了直前の回転より、キャップの外キャップが変形し、締着時には復元して、クリック感を発生させて容器の使用者に知らせることができるので、位置合わせ容器として、食品や化粧料の容器として使えるばかりではなく、容器内を密封させることを必要とする薬品や医薬品の容器としても利用できる。
本発明の第1実施例の容器の説明図で、(a)は上面図、(b)は断面立面図である。 容器本体の説明図で、(a)は上面図、(b)は立面図である。 キャップの説明図で、(a)は断面立面図、(b)は下面図である。 キャップの回転時の説明図で、(a)は上面図、(b)は断面立面図である。 容器の要部拡大図で、(a)は位置決め前、(b)は位置決め時の図である。 第2実施例の容器の説明図で、(a)は上面図、(b)は断面立面図である。 キャップの説明図で、(a)は断面立面図、(b)は下面図である。 容器の要部拡大図で、(a)は位置決め前、(b)は位置決め時の図である。 第3実施例の容器の説明図で、(a)は上面図、(b)は断面立面図である。 キャップの説明図で、(a)は断面立面図、(b)は下面図である。 容器の要部拡大図で、(a)は位置決め前、(b)は位置決め時の図である。 第3実施例のキャップの説明図で、(a)は上面図、(b)は断面立面図である。
符号の説明
A 容器本体
B、Ba、Bb、Bc キャップ
B1、Ba1、Bb1、Bc1 外キャップ
B2、Ba2、Bb2、Bc2 内キャップ
P パッキン
1 口筒部
2、53 首部
3 肩部
4 胴部
4a、11a 角部
4b、11b 側面部
5 底部
6、20 ねじ
7 ボトルストッパー
8 稜線部
9 傾斜面部
10、15、25、30、36、46、50 頂壁
10a 接着部
11 側周壁
16 筒壁
17 上壁
18 角部係合部
18a 内周面
19 接着凸部
21 キャップストッパー
26、31、38、41 係合筒
27、32、47 係合突条
35 開口部
37 段部
40、52 係合頂壁
42 頂壁
45 開口筒部
51 変形係合部
54 変形板
55 連結片

Claims (6)

  1. 口筒部の外周にねじを刻設した容器本体とキャップとからなり、横断面形状が、角部と側面部とからなる多角形に形成された容器において、
    容器本体は、ボトルストッパーを具え、首部と、首部の下端から胴部の上端に連続した肩部とを具備しており、
    キャップは、外キャップと、容器本体の口筒部と首部に係合するとともに、外キャップの内方に装着される内キャップとからなり、
    外キャップは、頂壁と、下端が容器本体の肩部に係合する側周壁とを具備し、
    内キャップは、頂壁と筒壁、筒壁下端外周に連設される周縁が外キャップの側周壁の形状に形成した上壁と、上壁の所定の位置に垂設される係合部とを具備し、
    所定の係合部の内側には、下部に容器本体の首部のボトルストッパーに係合するキャップストッパーが配設され、
    キャップは、外キャップの頂壁と、内キャップの頂壁との中央部のみが係合して連結され、
    容器本体の肩部の稜線部の上面には、キャップの最下降位置の位置決め直前においては、外キャップの側周壁の側面部下端が当接し、位置決め時には、側周壁の角部下端が当接するようになっていることを特徴とする位置合わせ容器。
  2. 外キャップの頂壁、または、内キャップの頂壁が、外力により変形するような肉厚で形成されていることを特徴とする請求項1記載の位置合わせ容器。
  3. 外キャップの頂壁下面と、内キャップの頂壁上面を接着することにより、キャップが一体化されていることを特徴とする請求項1または2記載の位置合わせ容器。
  4. 外キャップの頂壁下面に、下端外周に係合突条を設けた係合筒を垂設し、
    内キャップの頂壁上面に、内周が外キャップの係合筒外周に係合し、上端内周に外キャップの係合筒の係合突条に係合する係合突条を設けた係合筒を立設し、
    外キャップの頂壁下面の係合筒に、内キャップの頂壁上面の係合筒を係合させることによって、キャップが一体化されていることを特徴とする請求項1または2記載の位置合わせ容器。
  5. 外キャップの頂壁の中央に開口部が穿設され、開口部側縁から内方に向かう段部を介して係合筒を垂設し、
    内キャップの頂壁上面に、外周が外キャップの係合筒内周と係合し、上端に係合頂壁を具えた係合筒を突設し、
    外キャップの頂壁の段部と係合筒に、内キャップの係合頂壁と係合筒を係合させることによって、キャップが一体化されていることを特徴とする請求項1または2記載の位置合わせ容器。
  6. 外キャップの頂壁の下面または内キャップの頂壁の上面に、外力により変形するような肉厚で形成された部材を配設し、
    該部材を、内キャップの頂壁の上面または外キャップの頂壁の下面に係合させることによって、キャップが一体化されていることを特徴とする請求項1記載の位置合わせ容器。
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