JP4931700B2 - 捲縮繊維不織布及びその積層体 - Google Patents
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Description
(1)捲縮数
JIS L1015に準拠して測定した。
(2)空隙率<嵩高性の評価>
不織布の目付をW[g/m2]、不織布の厚さをL[μm]、原料密度をd[g/cm3]として、下記式により求めた。
空隙率[vol%]={(L−(W/d))/L}×100
ただし、不織布の厚さは、不織布を10枚重ねた上に20g/cm2の荷重を載せ、10秒間静置したのち測定した厚さを10で割った値である。原料密度は、不織布を200〜230℃でプレス成形して得られた成形品の密度(ASTM D1505による)である。
カトーテック(株)製のKES−FBシステムにより、引張、剪断、圧縮、表面摩擦、曲げの各試験の測定を、測定条件としてニット高感度条件にて行った。測定結果をニットアンダーウェアー(サマー)条件にて計測してKOSHI値とした。 KOSHI値はその数値が小さい程、柔軟性に優れることを示す。
カトーテック(株)製のKES−FBシステムにより、引張、剪断、圧縮、表面摩擦、曲げの各試験の測定を、測定条件としてニット高感度条件にて行った。測定結果をニットアンダーウェアー(サマー)条件にて計測してFUKURAMI値とした。FUKURAMI値はその数値が大きい程、厚みがあることを示す。
不織布試験片の幅25mm、チャック間距離100mm、引張速度100mm/分の条件で引張試験を行い、最大引張荷重時に試験片の伸びた割合を引張伸度(%)とした。
JIS L1076に準拠して、不織布の流れ方向(MD)に25cm、それに直交する横方向(CD)に20cmの不織布試験片を3枚採取し、ブラシアンドスポンジ形試験機の試料ホルダーに取り付け、ブラシアンドスポンジの代わりにフェルトに押し付け、58min-1(rpm)の速さで5分間摩擦した。評価は、摩擦後のサンプルの目視判定により行い、判定結果は、下記基準による評点で表した。数値が大きい程、毛羽立ちが少ないことを示す。
5:毛羽立ちなし、
4:ほとんど毛羽立ちなし、
3:いくらか毛羽立ちが見られる、
2:毛羽立ちが激しい、
1:毛羽立ちが激しく破れが見られる。
JIS L1072A法(低水圧法)に準じて行った。約15×15cmの試験片を4枚ずつ採取し、耐水度試験装置(テスター産業(株)製)に試験片の表面が水に当てられるように取り付け、常温水が入れられた水準装置を60±3cm/分の速さで上昇させて試験片に水圧をかけ、試験片の反対側の3箇所から水が漏れたときの水位を測定し、その時の圧力を測定し耐水度とした。
第1のプロピレン系重合体として、融点162℃、MFR(ASTM D1238準拠し温度230℃荷重2.16kgで測定、以下特に限定しない限り同様)60g/10分のプロピレン単独重合体と、第2のプロピレン系重合体として、融点142℃、MFR60g/10分、エチレン単位成分含量4.0モル%のプロピレン・エチレンランダム共重合体とを用いて、スパンボンド法により複合溶融紡糸を行い、芯部がプロピレン単独重合体であり、鞘部がプロピレン・エチレンランダム共重合体(芯部/鞘部=20/80(重量比))である偏芯の芯鞘型複合繊維を捕集面上に堆積させ、図1に示すエンボスパターン(エンボス面積率:18.2%、非エンボス単位面積:0.74mm2)によりエンボス温度110℃でエンボス加工して、目付が25g/m2、構成繊維の繊度2.5デニールの捲縮複合繊維からなる不織布を製造した。プロピレン系重合体成分の詳細を表1に、得られた不織布の測定および評価結果を表2に示す。
第2のプロピレン系重合体として、融点138℃、MFR60g/10分、エチレン単位成分含量5.0モル%のプロピレン・エチレンランダム共重合体を用い、エンボス温度を100℃にした以外は、実施例1と同様にして目付が25g/m2、構成繊維の繊度2.4デニールの捲縮複合繊維からなる不織布を製造した。プロピレン系重合体成分の詳細を表1に、得られた不織布の測定および評価結果を表2に示す。
また、得られた複合繊維の、DSCによるファーストランで測定される融点ピークは141.5℃、156.2℃、164.8℃で観察され、それぞれのピーク面積の割合は、80%、10%、10%であった。図4にDSCによる測定カーブを示す。
偏芯の芯鞘型複合繊維の芯部/鞘部=30/70(重量比)にした以外は、実施例2と同様にして目付が25g/m2、構成繊維の繊度2.4デニールの捲縮複合繊維からなる不織布を製造した。プロピレン系重合体成分の詳細を表1に、得られた不織布の測定および評価結果を表2に示す。
偏芯の芯鞘型複合繊維の芯部/鞘部=50/50(重量比)にした以外は、実施例2と同様にして目付が25g/m2、構成繊維の繊度2.4デニールの捲縮複合繊維からなる不織布を製造した。プロピレン系重合体成分の詳細を表1に、得られた不織布の測定および評価結果を表2に示す。
また、得られた複合繊維の、DSCによるファーストランで測定される融点ピークは、141.0℃、157.5℃、164.7℃で観察され、それぞれのピーク面積の割合は、40%、40%、20%であった。図5にDSCによる測定カーブを示す。
第2のプロピレン系重合体として、融点124℃、MFR60g/10分、エチレン単位成分含量8.5モル%のプロピレン・エチレンランダム共重合体を用い、エンボス温度を95℃にした以外は、実施例1と同様にして目付が25g/m2、構成繊維の繊度2.5デニールの捲縮複合繊維からなる不織布を製造した。プロピレン系重合体成分の詳細を表1に、得られた不織布の測定および評価結果を表2に示す。
図1に示すエンボスパターンで、エンボス面積率10.2%、非エンボス単位面積1.04mm2のものを用いた以外は、実施例2と同様にして目付が25g/m2、構成繊維の繊度2.4デニールの捲縮複合繊維からなる不織布を製造した。プロピレン系重合体成分の詳細を表1に、得られた不織布の測定および評価結果を表2に示す。
図2に示すエンボスパターンで、エンボス面積率6.9%、非エンボス単位面積4.56mm2のものを用いた以外は、実施例2と同様にして目付が25g/m2、構成繊維の繊度2.4デニールの捲縮複合繊維からなる不織布を製造した。プロピレン系重合体成分の詳細を表1に、得られた不織布の測定および評価結果を表2に示す。
図3に示すエンボスパターンで、エンボス面積率9.7%、非エンボス単位面積26.40mm2のものを用いた以外は、実施例2と同様にして目付が25g/m2、構成繊維の繊度2.4デニールの捲縮複合繊維からなる不織布を製造した。プロピレン系重合体成分の詳細を表1に、得られた不織布の測定および評価結果を表2に示す。
融点が162℃、MFRが30g/10分のプロピレン単独重合体と、融点が120℃、MFR(ASTM D1238準拠し温度190℃荷重2.16kgで測定)が27g/10分の中密度ポリエチレンとを用いて、スパンボンド法により複合溶融紡糸を行い、芯部がプロピレン単独重合体であり、鞘部が中密度ポリエチレン(芯部/鞘部=50/50(重量比))である偏芯の芯鞘型複合繊維を捕集面上に堆積させ、図1に示すエンボスパターン(エンボス面積率:18.2%、非エンボス単位面積:0.74mm2)によりエンボス温度115℃でエンボス加工して、目付が25g/m2、構成繊維の繊度2.4デニールの複合繊維からなるスパンボンド不織布を製造した。この複合繊維の紡糸性は不良で、フィラメントの融着や糸切れが見られた。重合体成分の詳細を表1に、得られた不織布の測定および評価結果を表2に示す。
融点が162℃、MFRが30g/10分のプロピレン単独重合体(PP−1)と、融点が162℃、MFRが60g/10分のプロピレン単独重合体(PP−2)とを用いて、スパンボンド法により複合溶融紡糸を行い、芯部がプロピレン単独重合体(PP−1)であり、鞘部がプロピレン単独重合体(PP−2)(芯部/鞘部=10/90(重量比))である偏芯の芯鞘型複合繊維を捕集面上に堆積させ、図1に示すエンボスパターン(エンボス面積率:18.2%、非エンボス単位面積:0.74mm2)によりエンボス温度125℃でエンボス加工して、目付が25g/m2、構成繊維の繊度2.5デニールの複合繊維からなるスパンボンド不織布を製造した。この複合繊維の紡糸性は不良で、フィラメントの融着や糸切れが見られた。重合体成分の詳細を表1に、得られた不織布の測定および評価結果を表2に示す。
偏芯の芯鞘型複合繊維の芯部/鞘部=80/20(重量比)にし、エンボス温度を120℃にした以外は、実施例1と同様にして目付が25g/m2、構成繊維の繊度2.5デニールの複合繊維からなる不織布を製造した。プロピレン系重合体成分の詳細を表1に、得られた不織布の測定および評価結果を表2に示す。
偏芯の芯鞘型複合繊維の芯部/鞘部=80/20(重量比)にし、エンボス温度を120℃にした以外は、実施例2と同様にして目付が25g/m2、構成繊維の繊度2.5デニールの複合繊維からなる不織布を製造した。プロピレン系重合体成分の詳細を表1に、得られた不織布の測定および評価結果を表2に示す。
実施例1において、第1のプロピレン系重合体であるプロピレン単独重合体のみを用いて同様にしてスパンボンド法により溶融紡糸を行い、繊度2.5デニール、目付25g/m2のスパンボンド不織布ウェブを捕集面上に形成した。これを実施例1と同じ条件でエンボス加工してスパンボンド不織布を製造した。プロピレン系重合体成分の詳細を表1に、得られた不織布の測定および評価結果を表2に示す。
不織布積層体の下層として、MFR60g/10分のプロピレン単独重合体を用いてスパンボンド法により溶融紡糸を行い、繊度2.4デニール、目付8g/m2のスパンボンド不織布ウェブを捕集面上に形成した。次いで、第1のプロピレン系重合体として、融点162℃、MFR60g/10分のプロピレン単独重合体と、第2のプロピレン系重合体として、融点138℃、MFR60g/10分、エチレン単位成分含量5.0モル%のプロピレン・エチレンランダム共重合体とを用いて、スパンボンド法により複合溶融紡糸を行い、芯部がプロピレン単独重合体で鞘部がプロピレン・エチレンランダム共重合体(芯部/鞘部=20/80(重量比))である偏芯芯鞘型の捲縮複合繊維(繊度2.4デニール)からなる目付16g/m2の不織布ウェブをインラインで前記スパンボンド不織布ウェブ上に上層として堆積させた。これを図3に示すエンボスパターン(エンボス面積率:9.7%、非エンボス単位面積:26.4mm2)によりエンボス温度110℃でエンボス加工して不織布積層体(トータル目付24g/m2)を製造した。得られた不織布積層体の測定結果を表3に示す。
不織布積層体の下層として、MFR60g/10分のプロピレン単独重合体を用いてスパンボンド法により溶融紡糸を行い、繊度1.2デニール、目付8g/m2のスパンボンド不織布ウェブを捕集面上に形成した以外は、実施例9と同様にして不織布積層体を製造した。得られた不織布積層体の測定結果を表3に示す。
不織布積層体の下層として、実施例9と同じスパンボンド不織布ウェブを捕集面上に形成した。次いで、実施例9と同じプロピレン単独重合体と、プロピレン・エチレンランダム共重合体とを用いて、目付が8g/m2であること以外は実施例9と同じ捲縮複合繊維からなる不織布ウェブをインラインで前記スパンボンド不織布ウェブ上に中間層として堆積させた。さらに、前記下層と同じ条件により、スパンボンド不織布ウェブをインラインで前記捲縮複合繊維からなる不織布ウェブの上に上層として堆積させた。これを実施例9と同じ条件でエンボス加工して不織布積層体(トータル目付24g/m2)を製造した。得られた不織布積層体の測定結果を表3に示す。
不織布積層体の下層として、実施例10と同じスパンボンド不織布ウェブを捕集面上に形成した。次いで、実施例9と同じプロピレン単独重合体と、プロピレン・エチレンランダム共重合体とを用いて、目付が8g/m2であること以外は実施例9と同じ捲縮複合繊維からなる不織布ウェブをインラインで前記スパンボンド不織布ウェブ上に中間層として堆積させた。さらに、前記下層と同じ条件により、スパンボンド不織布ウェブをインラインで前記捲縮複合繊維からなる不織布ウェブの上に上層として堆積させた。これを実施例9と同じ条件でエンボス加工して不織布積層体(トータル目付24g/m2)を製造した。得られた不織布積層体の測定結果を表3に示す。
不織布積層体の下層として、MFR1000g/10分のプロピレン単独重合体を用いてメルトブロー法により溶融紡糸を行い、平均繊維径3μm、目付8g/m2のメルトブロー不織布を捕集面上に形成した以外は、実施例9と同様にして不織布積層体(トータル目付24g/m2)を製造した。得られた不織布積層体の測定結果を表3に示す。
不織布積層体の下層として、実施例13と同じメルトブロー不織布を捕集面上に形成した。次いで、実施例9と同じプロピレン単独重合体と、プロピレン・エチレンランダム共重合体とを用いて、目付が8g/m2であること以外は実施例9と同じ捲縮複合繊維からなる不織布をインラインで前記メルトブロー不織布上に中間層として堆積させた。さらに、実施例10の下層と同じスパンボンド不織布ウェブを、インラインで前記捲縮複合繊維からなる不織布の上に上層として堆積させた。これを実施例9と同じ条件でエンボス加工して不織布積層体(トータル目付24g/m2)を製造した。得られた不織布積層体の測定結果を表3に示す。
実施例9の下層と同じプロピレン単独重合体を用いてスパンボンド法により溶融紡糸を行い、繊度2.4デニール、目付24g/m2のスパンボンド不織布ウェブを捕集面上に形成した。これを実施例9と同じ条件でエンボス加工してスパンボンド不織布を製造した。得られた不織布の測定結果を表3に示す。
実施例10の下層と同じプロピレン単独重合体を用いてスパンボンド法により溶融紡糸を行い、繊度1.2デニール、目付24g/m2のスパンボンド不織布ウェブを捕集面上に形成した。これを実施例9と同じ条件でエンボス加工してスパンボンド不織布を製造した。得られた不織布の測定結果を表3に示す。
融点162℃、MFR60g/10分のプロピレン単独重合体と、融点138℃、MFR60g/10分、エチレン単位成分含量5.0モル%のプロピレン・エチレン共重合体とを用いて、スパンボンド法により複合溶融紡糸を行い、芯部がプロピレン単独重合体で鞘部がプロピレン・エチレンランダム共重合体(芯部/鞘部=20/80(重量比))である偏芯芯鞘型の捲縮複合繊維(繊度2.4デニール)のウェブを、図3に示すエンボスパターン(エンボス面積率:9.7%、非エンボス単位面積:26.4mm2)によりエンボス温度110℃でエンボス加工して目付20g/m2の捲縮複合繊維からなる不織布を製造した。
実施例15において、不織布として捲縮複合繊維の不織布を使用する代りに、融点162℃、MFR60g/10分のプロピレン単独重合体を用いて、スパンボンド法により溶融紡糸を行って得られた繊度2.4デニールのウェブを図3に示すエンボスパターン(エンボス面積率:9.7%、非エンボス単位面積:26.4mm2)によりエンボス温度135℃でエンボス加工して得た目付20g/m2の不織布を用いた以外は、実施例15と同様にして不織布/多孔フィルムからなる不織布積層体を製造した。その測定結果を表3に示す。
ポリエチレン(密度0.920g/cm3、MFR6g/10分)100重量部に充填剤として炭酸カルシウム60重量部を加えてフィルム成形した後一軸延伸を行い多孔化した坪量20g/m2のポリエチレン多孔フィルムを成形した。このフィルムの測定結果を表3に示す。
Claims (8)
- 少なくとも2層以上の層構成を有する積層体であって、そのうちの少なくとも1層が、第1のプロピレン系重合体成分と第2のプロピレン系重合体成分とからなる捲縮複合繊維のスパンボンド不織布であって、第1及び第2のプロピレン重合体が、それぞれエチレン単位成分の含量が0〜10モル%であって、ASTM D1238に準拠して測定されるメルトフローレート(MFR:測定温度230℃、荷重2.16kg)が20〜200g/10分のプロピレン単独重合体またはプロピレン・エチレンランダム共重合体であり、第1のプロピレン系重合体成分と第2のプロピレン系重合体成分のMFRの比(第2成分/第1成分)が0.8〜1.2であり、第1および第2のプロピレン系重合体成分は、該捲縮複合繊維の断面内で実質的に別々のゾーンを占めるように配列されかつ長さ方向に連続的に沿って伸び、第2のプロピレン系重合体成分が、該捲縮複合繊維の長さ方向に連続的に沿う周縁表面の少なくとも1部を形成し、示差走査熱量計(DSC)で測定される第1のプロピレン系重合体の融点が、第2のプロピレン系重合体の融点よりも20℃以上高く、第1のプロピレン系重合体/第2のプロピレン系重合体(重量比)で表される成分比が20/80〜5/95であって、第1のプロピレン系重合体成分からなる芯部と第2のプロピレン系重合体成分からなる鞘部とからなる偏芯の芯鞘型複合繊維であり、少なくとも他の1層がスパンボンド不織布、メルトブロー不織布、通気性フィルムの何れかであることを特徴とする不織布積層体。
- 前記捲縮複合繊維が、該繊維のDSCによるファーストランで測定される融点ピークを2つ以上持ち、最も低融点のピークの面積が、他の各高融点ピークの面積以上であることを特徴とする請求項1に記載の不織布積層体。
- 前記不織布が、エンボス加工により熱融着されてなることを特徴とする請求項1または2に記載の不織布積層体。
- 前記エンボス加工が、エンボス面積率5〜20%、非エンボス単位面積0.5mm2以上の条件で行われることを特徴とする請求項3に記載の不織布積層体。
- 前記捲縮複合繊維の不織布であって、該複合繊維の捲縮度合が異なる不織布が、複数積層されてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の不織布積層体。
- 積層体を構成する少なくとも他の1層が、スパンボンド法により製造された極細繊維からなるスパンボンド不織布層であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の不織布積層体。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の不織布積層体を用いた紙おむつ。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の不織布積層体を用いた生理用ナプキン。
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