JP2018178307A - 不織布積層体 - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、未だ、用途によっては、耐摩耗性および触感に優れる不織布積層体が望まれている。
本発明に係る混繊スパンボンド不織布の中間層、並び表面層および裏面層を形成する繊維成分の一つである熱可塑性ポリウレタン系エラストマー(A)の長繊維の原料となる熱可塑性ポリウレタン系エラストマー(A)としては、種々公知の熱可塑性ポリウレタン系エラストマーを用いることができ、また、2種類以上の熱可塑性ポリウレタン系エラストマーを併用してもよい。
a/(a+b)≦0.8 (I)
の関係を満たすことが好ましく、
下記式(II)
a/(a+b)≦0.7 (II)
の関係を満たすことがさらに好ましく、
下記式(III)
a/(a+b)≦0.55 (III)
の関係を満たすことが最も好ましい。
このような特性を有する熱可塑性ポリウレタン系エラストマーは、例えば、特開2004−244791号公報に記載された製造方法により得ることができる。
極性溶媒不溶分の少ない上記熱可塑性ポリウレタン系エラストマーは、上記混繊スパンボンド不織布製造時に、不純物などを濾過するために押出機内部に設置されたフィルターが目詰まりしにくく、機器の調整、整備頻度が低くなる。このため、後述するように、ポリオール、イソシアネート化合物および鎖延長剤の重合反応を行った後、ろ過することにより得る上記熱可塑性ポリウレタン系エラストマーは工業的にも好ましい。
本発明の不織布積層体の表面層および裏面層を構成する混繊スパンボンド不織布を形成する成分の一つである熱可塑性樹脂からなる長繊維の原料となる熱可塑性樹脂(B)として、前記熱可塑性ポリウレタン系エラストマー(A)以外の種々公知の熱可塑性樹脂を用い得る。例えば、融点(Tm)が100℃以上の結晶性の重合体、あるいはガラス転移温度が100℃以上の非晶性の重合体などが挙げられるが、これら熱可塑性樹脂(B)の中でも結晶性の熱可塑性樹脂が好ましい。
プロピレン系重合体としては、融点(Tm)が155℃以上、好ましくは157〜165℃の範囲にあるプロピレンの単独重合体若しくはプロピレンと極少量のエチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、4−メチル−1−ペンテン等の炭素数2以上(但し炭素数3を除く)、好ましくは2〜8(但し炭素数3を除く)の1種または2種以上のα−オレフィンとの共重合体が好ましい。
本発明において、混繊スパンボンド不織布には任意成分として、耐熱安定剤、耐候安定剤などの各種安定剤、帯電防止剤、スリップ剤、防曇剤、滑剤、染料、顔料、天然油、合成油、ワックス等を添加することができる。
本発明の不織布積層体は、前記熱可塑性ポリウレタン系エラストマー(A)の長繊維と前記熱可塑性樹脂(B)の長繊維とを含む混繊スパンボンド不織布層を表面層および裏面層に有し、中間層が、平均繊維径が24〜30μmの範囲にある熱可塑性エラストマー(A)の長繊維からなるスパンボンド不織布層であることを特徴とする不織布積層体である。
重合体の溶融温度はそれぞれ重合体の軟化温度あるいは融解温度以上で且つ熱分解温度未満であれば特に限定はされず、用いる重合体等により決め得る。口金温度は、用いる重合体にもよるが、例えば、熱可塑性ポリウレタン系エラストマー(A)を、熱可塑性樹脂(B)としてプロピレン系重合体あるいはプロピレン系重合体とHDPEとのオレフィン系重合体組成物を用いる場合は、通常180〜240℃、好ましくは190〜230℃、より好ましくは200〜225℃の範囲の温度に設定し得る。
本発明の不織布積層体は、表面層および裏面層を構成する混繊スパンボンド不織布層を構成する熱可塑性ポリウレタン系エラストマー(A)の長繊維の伸長回復率と熱可塑性樹脂(B)の長繊維の伸長回復率とに差がある。したがって、かかる延伸加工を行うと、延伸された熱可塑性ポリウレタン系エラストマー(A)の長繊維は弾性回復して延伸前の長さ近くに復帰するのに対し、熱可塑性樹脂(B)の長繊維は延伸された状態に近い長さに留まる。それゆえ、熱可塑性樹脂(B)の長繊維が不織布積層体の表面に折畳まれた状態になるので、より嵩高性があり、且つ、柔軟性に富んだ不織布積層体となる。
本発明の不織布積層体に貼りあわせる他の層の具体例としては、編布、織布、不織布、フィルム等を挙げることができる。本発明の不織布積層体と他の層とを貼り合せる場合は、熱エンボス加工、超音波融着等の熱融着法、ニードルパンチ、ウォータージェット等の機械的交絡法、ホットメルト接着剤やウレタン系接着剤等を用いる方法、押出しラミネート法等をはじめ、種々公知の方法で本発明の不織布積層体と他の層とを貼り合わせることができる。
本発明の不織布積層体と積層されるフィルムとしては、透湿性フィルムや、通気性フィルムが挙げられる。
実施例及び比較例における物性値等は、以下の方法により測定した。
不織布及び/又は不織布積層体から250mm(MD)×200mm(CD)の試験片を5点採取した。なお、採取場所は任意の5箇所とした。次いで、採取した各試験片を上皿電子天秤(研精工業社製)を用いて、それぞれ質量(g)を測定し、各試験片の質量の平均値を求めた。求めた平均値から1m2当たりの質量(g)に換算し、小数点第2位を四捨五入して各不織布サンプルの目付〔g/m2〕とした。
不織布積層体から200mm(MD)×50mm(CD)の試験片と、50mm(MD)×200mm(CD)の試験片とを、それぞれ5点ずつ採取した。なお、採取場所はMD、CDともに任意の5箇所とした(計10箇所)。次いで、採取した各試験片を万能引張試験機(インテスコ社製、IM−201型)を用いて、チャック間100mm、引張速度100mm/minの条件で引張試験を行い、最大強度点での強度(最大強度〔N/50mm〕)及び伸度(最大点伸度〔%〕)を求めた。なお、最大強度及び最大点伸度は、上記10点(MD、CD各5点)について平均値を求め、小数点第2位を四捨五入した。
不織布積層体から50mm(MD)×200mm(CD)の試験片を5点採取した。なお、採取場所はMD、CDともに任意の5箇所とした。次いで、採取した各試験片を万能引張試験機(インテスコ社製、IM−201型)を用いて、チャック間100mm、引張速度100mm/min、延伸倍率100%の条件で延伸した後、直ちに同じ速度で原長まで回復させた。この操作を2サイクル実施して、2サイクル目において応力の立ち上がり始める伸度を測定し、残留歪〔%〕とした。また、2サイクル目における〔50%伸長時応力÷50%回復時応力〕の値、すなわち応力比を測定し、伸縮物性の尺度とした。残留歪および応力比の値が小さいほど、伸縮特性が優れていることを意味する。なお、残留歪及び応力比は、上記5点について平均値を求め、小数点第2位を四捨五入した。
不織布積層体から100mm(MD)×100mm(CD)の試験片を2点採取した。なお、採取場所は任意の2箇所とした。次いで、採取した各試験片を表面摩擦係数摩擦感テスター(カトーテック(株)製、KES−SE型)を用いて、日本繊維機械学会発行「風合いの評価の標準化と解析」に記載の手順でMIUを測定した。なお、MIUは、上記2点のMD方向及びCD方向についての計4つの値の平均値を求め、小数点第3位を四捨五入した。MIUの値が大きいほど、しっとり感に優れていることを意味する。
不織布積層体から150mm(MD)×150mm(CD)の試験片を2点採取した。なお、採取場所は任意の2箇所とした。次いで、採取した各試験片を、大栄科学精器社製RT−100型を用いて、以下の条件で摩擦した。
野村商事(株)ファーメーションテスター FMT-MIIIを用いて、不織布積層体の地合指数を測定した。任意の5箇所の平均値を求め、小数点第1位を四捨五入した。
不織布積層体に対して、図1および図2に示すようなギア加工機を用いて、CD方向のギア延伸加工を施した。ギア加工機に搭載されるギアロールは各々直径が200mm、ギアピッチが2.5mmであり、両ロールの噛み合い深さを3.0mmとなるように調整した。この条件により施される延伸倍率は260%(2.60倍)である。
熱可塑性ポリウレタンスパンボンド不織布を光学顕微鏡にて観察し、ポリウレタン繊維の繊維径〔μm〕を求めた。10本の繊維径の平均値を求め、小数点第2位を四捨五入し、平均繊維径〔μm〕を求めた。
数平均分子量が1932のポリエステルポリオール:71.7重量部、1,4−ブタンジオール(以下、「BD」と略す。):4.8重量部、ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート](以下、「酸化防止剤−1」と略す。):0.3重量部、ポリカルボンジイミド:0.3重量部を混合し、MDI:22.9重量部を加えて、十分に高速攪拌混合した後、160℃で1時間反応させた。この反応物を粉砕した後、当該粉砕物:100重量部に対して、エチレンビスステアリン酸アミド:0.8重量部、トリエチレングリコール−ビス−[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート](以下、「酸化防止剤−2」と略す。):0.5重量部、エチレンビスオレイン酸アミド(以下、「EOA」と略す。):0.8重量部を混合した後、押出機(設定温度:210℃)で溶融混練して造粒し、熱可塑性ポリウレタンエラストマー〔TPU(A−1)〕を得た。
得られたTPU(A−1)の物性は、溶融粘度:1.1、ショアA硬度:81、流動開始温度155℃であった。
MFR(ASTM D1238に準拠し、温度230℃、荷重2.16kgで測定)60g/10分、密度0.91g/cm3、融点160℃のプロピレンホモポリマー(以下、「PP−1」と略す)92重量%とMFR(ASTMD1238に準拠して、温度190℃、荷重2.16kgで測定)5g/10分、密度0.97g/cm3、融点134℃の高密度ポリエチレン(以下、「HDPE」と略す)8重量%とを混合し、熱可塑性樹脂組成物(B−1)を調製した。
<不織布積層体の製造>
<混繊スパンボンド不織布(C−1−1)及び(C−2−1)の製造>
前記熱可塑性ポリウレタンエラストマー(A−1)と熱可塑性樹脂組成物(B−1)とをそれぞれ独立に75mmφの押出機及び50mmφの押出機を用いて溶融した後、紡糸口金を有するスパンボンド不織布成形機を用いて、樹脂温度とダイ温度とがともに210℃、冷却風温度20℃、延伸エア風速3160m/分の条件でスパンボンド法により溶融紡糸し、A−1からなる長繊維AとB−1からなる長繊維Bとの混繊率が47:53(重量比)のウェッブを捕集面上に堆積させた。なお、前記紡糸口金は、A−1の吐出孔とB−1の吐出孔とが交互に配列されたノズルパターンを有し、A−1(繊維A)のノズル径0.75mmφ及びB−1(繊維B)のノズル径0.6mmφであり、ノズルのピッチが縦方向8mm、横方向11mmであり、ノズル数の比は繊維A用ノズル:繊維B用ノズル=1:1.45であった。繊維Aの単孔吐出量は0.78g/(分・孔)、繊維Bの単孔吐出量0.59g/(分・孔)とした。
前記混繊スパンボンド不織布(C−1−1)及び(C−2−1)の製法に準じ、熱可塑性ポリウレタンエラストマー(A−1):長繊維Aのみからなる目付20g/m2のポリウレタンスパンボンド不織布(D−1)を得た。A−1(繊維A)のノズル径は0.6mmφであった。延伸エア風速は6280m/分、繊維Aの単孔吐出量は1.22g/(分・孔)とした。繊維Aの平均繊維径は25.3μmであった。
前記混繊スパンボンド不織布層(C−1−1)と(C−2−1)をそれぞれ外層(表面層および裏面層)とし、それらの間に前記ポリウレタン不織布層(D−1−1)を中間層として配して合計3層を積層した。これを以下の条件でエンボスして積層一体化加工を施し、全体目付60g/m2の3層の不織布積層体を得た。エンボス条件は以下の通り。面積率18%、刻印面積0.41mm2のパターンのエンボスロール、及びフラットロールともに加熱温度を115℃に設定し、エンボスロール側に(C−1−1)面、フラットロール側に(C−1−2)面を配してエンボス加工を行った。
得られた不織布積層体を前記記載の方法で評価した。評価結果を表1に示す。なお、前記毛羽高さおよびMIUの測定は(C−1−2)面について行った。
<不織布積層体の製造>
<熱可塑性ポリウレタンスパンボンド不織布(D−1−2)の製造>
実施例1に記載の方法に準じ、熱可塑性ポリウレタンエラストマー(A−1):長繊維Aのみからなる目付20g/m2の熱可塑性ポリウレタンスパンボンド不織布(D−1−2)を得た。A−1(繊維A)のノズル径は0.6mmφであった。延伸エア風速は4490m/分、繊維Aの単孔吐出量は1.22g/(分・孔)とした。繊維Aの平均繊維径は29.4μmであった。
前記熱可塑性ポリウレタン不織布層(D−1−2)を前記混繊スパンボンド不織布層(C−1−1)と(C−2−1)との間に配して合計3層を積層し、実施例1と同一の条件でエンボスして積層一体化加工を施し、3層の不織布積層体を得た。
得られた不織布積層体を前記記載の方法で評価した。評価結果を表1に示す。
<不織布積層体の製造>
<熱可塑性ポリウレタンスパンボンド不織布(D−1−3)の製造>
実施例1に記載の方法に準じ、熱可塑性ポリウレタンエラストマー(A−1):長繊維Aのみからなる目付20g/m2の熱可塑性ポリウレタンスパンボンド不織布(D−1−3)を得た。A−1(繊維A)のノズル径は0.6mmφであった。延伸エア風速は3530m/分、繊維Aの単孔吐出量は0.55g/(分・孔)とした。繊維Aの平均繊維径は22.1μmであった。
前記熱可塑性ポリウレタン不織布層(D−1−3)を前記混繊スパンボンド不織布層(C−1−1)と(C−2−1)との間に配して合計3層を積層し、実施例1と同一の条件でエンボスして積層一体化加工を施し、3層の不織布積層体を得た。
得られた不織布積層体を前記記載の方法で評価した。評価結果を表1に示す。
<不織布積層体の製造>
<熱可塑性ポリウレタンスパンボンド不織布(D−1−4)の製造>
実施例1に記載の方法に準じ、熱可塑性ポリウレタンエラストマー(A−1):長繊維Aのみからなる目付20g/m2の熱可塑性ポリウレタンスパンボンド不織布(D−1−4)を得た。A−1(繊維A)のノズル径は0.6mmφであった。延伸エア風速は3160m/分、繊維Aの単孔吐出量は0.78g/(分・孔)とした。繊維Aの平均繊維径33.3μmであった。
前記熱可塑性ポリウレタン不織布層(D−1−4)を前記混繊スパンボンド不織布層(C−1−1)と(C−2−1)との間に配して合計3層を積層し、実施例1と同一の条件でエンボスして積層一体化加工を施し、3層の不織布積層体を得た。
得られた不織布積層体を前記記載の方法で評価した。評価結果を表1に示す。
<不織布積層体の製造>
<混繊スパンボンド不織布(C−1−2)及び(C−2−2)の製造>
実施例1に記載の方法に準じ、長繊維A:長繊維Bの混繊率が47:53(重量比)及び目付10g/m2の混繊スパンボンド不織布(C−1−2)及び(C−2−2)を得た。
実施例1に記載の方法に準じ、熱可塑性ポリウレタンエラストマー(A−1):長繊維Aのみからなる目付40g/m2の熱可塑性ポリウレタンスパンボンド不織布(D−1−5)を得た。A−1(繊維A)のノズル径は0.6mmφであった。延伸エア風速は3160m/分、繊維Aの単孔吐出量は0.78g/(分・孔)とした。繊維Aの平均繊維径35.2μmであった。
前記混繊スパンボンド不織布層(C−1−2)と(C−2−2)をそれぞれ外層(表面層および裏面層)とし、それらの間に前記熱可塑性ポリウレタン系エラストマー不織布(D−1−5)を中間層として配して合計3層を積層した。これを実施例1と同一の条件でエンボスして積層一体化加工を施し、全体目付60g/m2の3層混繊不織布積層体を得た。
得られた混繊不織布積層体を前記記載の方法で評価した。評価結果を表1に示す。
2−1・・ギア加工機上部ギアロール
2−2・・ギア加工機下部ギアロール
3・・・・ギアピッチ
4・・・・噛み合い深さ
Claims (6)
- 熱可塑性ポリウレタン系エラストマー(A)の長繊維と熱可塑性樹脂(B)の長繊維とを含む混繊スパンボンド不織布層を表面層および裏面層に有し、中間層が、平均繊維径が24〜30μmの範囲にある熱可塑性ポリウレタン系エラストマー(A)の長繊維からなるスパンボンド不織布層であることを特徴とする不織布積層体。
- 前記中間層における前記熱可塑性エラストマー(A)の長繊維の平均繊維径が、24〜26μmの範囲にあることを特徴とする、請求項1に記載の不織布積層体。
- 前記表面層または裏面層における前記熱可塑性エラストマー(A)の長繊維と前記熱可塑性樹脂(B)の長繊維との混繊率が、10〜60重量%:90〜40重量%(但し、(A)+(B)=100重量%とする)の範囲にあることを特徴とする、請求項1または2に記載の不織布積層体。
- 前記熱可塑性樹脂(B)の長繊維がプロピレン系重合体の長繊維であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の不織布積層体。
- 積層体の少なくとも片面における毛羽高さが2.5mm以下であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の不織布積層体。
- 積層体の少なくとも片面におけるMIU(平均静摩擦係数)の値が2.2以上であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の不織布積層体。
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