JP4931041B2 - 描画点データ取得方法および装置並びに描画方法および装置 - Google Patents

描画点データ取得方法および装置並びに描画方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、描画点データに基づいて描画点を形成する描画点形成領域を、基板に対して相対的に移動させるとともに、その移動に応じて描画点を順次形成して画像を描画する描画方法および装置およびその描画方法および装置に用いられる描画点データを取得する描画点データ取得方法および装置に関するものである。
従来、プリント配線板やフラットパネルディスプレイの基板に所定のパターンを記録する装置として、フォトリソグラフの技術を利用した露光装置が種々提案されている。
上記のような露光装置としては、たとえば、フォトレジストが塗布された基板上に光ビームを主走査および副走査方向に走査させるとともに、その光ビームを、配線パターンを表す画像データに基づいて変調することにより配線パターンを形成する露光装置が提案されている。
上記のような露光装置として、たとえば、デジタル・マイクロミラー・デバイス(以下、DMDという)等の空間光変調素子を利用し、画像データに応じて空間光変調素子により光ビームを変調して露光を行う露光装置が種々提案されている。
そして、上記のようなDMDを用いた露光装置としては、たとえば、DMDを露光面に対して所定の走査方向に相対的に移動させるとともに、その走査方向への移動に応じてDMDのメモリセルに多数のマイクロミラーに対応した多数の描画点データからなるフレームデータを入力し、DMDのマイクロミラーに対応した描画点群を時系列に順次形成することにより所望の画像を露光面に形成する露光装置が提案されている(たとえば特許文献1参照)。
ここで、上記のような露光装置により形成されるプリント配線板の配線パターンなどは、益々高精細化が進む傾向にあり、たとえば、多層プリント配線板を形成するような場合には、各層の配線パターンの位置合わせを高精度に行う必要がある。
特開2004−233718号公報
上記のような位置合わせを行うため、各層の配線パターンは基板に対して予め設定された位置に露光されるが、多層プリント配線板を形成する際には、各層を張り合わせるプレス工程において基板に熱が加えられ、その熱により基板が変形してしまう場合があるため、上記のように予め設定された位置に各層の配線パターンを露光したのでは各層の配線パターンの記録位置ずれが生じ、各層の配線パターンの高精度な位置合わせが困難となるおそれがある。
また、フラットパネルディスプレイにおいてもカラーフィルタパターンを露光する際、基板に加熱処理が施されるのでその熱によって基板が伸縮し、R、G、Bの各色の記録位置ずれが生じてしまうおそれがある。
また、たとえば、基板を所定の走査方向に移動させることによって基板上を光ビームで走査するようにした場合には、基板を移動させる移動機構の制御精度に応じて、基板の移動方向にずれが生じるような場合があり、このようなずれが生じるとやはり配線パターンなどの高精度な位置合わせなどが困難となるおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑み、上記露光装置のような描画方法および装置において、基板の変形や基板の移動方向のずれなどに影響されることなく、基板上の所望の位置に所望の画像を描画することできる描画方法および装置、並びにその描画方法および装置に用いられる描画点データを取得する方法および装置を提供することを目的とするものである。
本発明の第1の描画点データ取得方法は、描画点データに基づいて描画点を形成する描画点形成領域を、描画対象に対して相対的に移動させるとともに、その移動に応じて描画点を描画対象上に順次形成して描画対象上に画像を描画する際に用いられる描画点データを取得する描画点データ取得方法において、画像の元の画像データ上における描画点形成領域の描画点データ軌跡の情報を取得し、その取得した描画点データ軌跡情報に基づいて描画点データ軌跡に対応した複数の描画点データを画像データから取得することを特徴とする。
本発明の第2の描画点データ取得方法は、描画点データに基づいて描画点を形成する描画点形成領域を、描画対象に対して相対的に移動させるとともに、その移動に応じて描画点を描画対象上に順次形成して描画対象上に画像を描画する際に用いられる描画点データを取得する描画点データ取得方法において、画像の描画を行う際の描画対象上における描画点形成領域の描画軌跡の情報を取得し、その取得した描画軌跡情報に基づいて画像の元の画像データ上における描画点形成領域の描画点データ軌跡の情報を取得し、その取得した描画点データ軌跡情報に基づいて描画点データ軌跡に対応した複数の描画点データを画像データから取得することを特徴とする。
本発明の第3の描画点データ取得方法は、描画点データに基づいて描画点を形成する描画点形成領域を、描画対象に対して相対的に移動させるとともに、その移動に応じて描画点を描画対象上に順次形成して描画対象上に画像を描画する際に用いられる描画点データを取得する描画点データ取得方法において、描画対象上の画像空間における描画点形成領域の描画軌跡の情報を取得し、その取得された描画軌跡情報に基づいて画像の元の画像データ上における描画点形成領域の描画点データ軌跡の情報を取得し、その取得した描画点データ軌跡情報に基づいて描画点データ軌跡に対応した複数の描画点データを画像データから取得することを特徴とする。
また、上記本発明の第2および第3の描画点データ取得方法においては、描画対象上の所定位置にある複数の基準マークおよび/または基準部位を検出してその基準マークおよび/または基準部位の位置を示す検出位置情報を取得し、その取得した検出位置情報に基づいて描画軌跡情報を取得するようにすることができる。
また、予め設定された描画対象の所定相対移動方向および/または移動姿勢に対する画像の描画の際の描画対象の実相対移動方向および/または移動姿勢のずれ情報を取得し、
その取得したずれ情報に基づいて描画軌跡情報を取得するようにすることができる。
また、予め設定された描画対象の所定相対移動方向および/または移動姿勢に対する画像の描画の際の描画対象の実相対移動方向および/または移動姿勢のずれ情報を取得し、
その取得したずれ情報および検出位置情報に基づいて描画軌跡情報を取得するようにすることができる。
また、描画軌跡情報によって表わされる描画軌跡の距離に応じて画像データを構成する各画素データから取得される描画点データの数を変化させるようにすることができる。
また、上記本発明の第1から第3の描画点データ取得方法においては、予め設定された描画対象の所定相対移動速度に対する画像の描画の際の描画対象の実相対移動速度の変動を示す速度変動情報を取得し、その取得した速度変動情報に基づいて、描画対象の実相対移動速度が相対的に遅い描画対象上の描画領域ほど画像データを構成する各画素データから取得される描画点データの数が多くなるように各画素データから描画点データを取得するようにすることができる。
また、複数の描画点形成領域によって描画を行う際に用いられる描画点データを取得する描画点データ取得方法であって、描画点形成領域毎に描画点データの取得を行うようにすることができる。
また、描画点形成領域を空間光変調素子によって形成されるビームスポットとすることができる。
また、描画点データ軌跡情報に描画点データを取得するピッチ成分が付随するようにすることができる。
また、複数の描画点形成領域を備えたものとし、2つ以上の描画点形成領域毎に1つの描画点データ軌跡情報を取得するようにすることができる。
また、複数の描画点形成領域を2次元状に配列するようにすることができる。
本発明の第1の描画方法は、描画点データに基づいて描画点を形成する描画点形成領域を、描画対象に対して相対的に移動させるとともに、その移動に応じて描画点を描画対象上に順次形成して描画対象上に画像を描画する描画方法において、画像の元の画像データ上における描画点形成領域の描画点データ軌跡の情報を取得し、その取得した描画点データ軌跡情報に基づいて描画点データ軌跡に対応した複数の描画点データを画像データから取得し、その取得した描画点データに基づいて描画点形成領域によって描画点を描画対象上に形成することを特徴とする。
本発明の第2の描画方法は、描画点データに基づいて描画点を形成する描画点形成領域を、描画対象に対して相対的に移動させるとともに、その移動に応じて描画点を描画対象上に順次形成して描画対象上に画像を描画する描画方法において、画像の描画を行う際の描画対象上における描画点形成領域の描画軌跡の情報を取得し、その取得した描画軌跡情報に基づいて画像の元の画像データ上における描画点形成領域の描画点データ軌跡の情報を取得し、その取得した描画点データ軌跡情報に基づいて描画点データ軌跡に対応した複数の描画点データを画像データから取得し、その取得した描画点データに基づいて描画点形成領域によって描画点を描画対象上に形成することを特徴とする。
本発明の第3の描画方法は、描画点データに基づいて描画点を形成する描画点形成領域を、描画対象に対して相対的に移動させるとともに、その移動に応じて描画点を描画対象上に順次形成して描画対象上に画像を描画する描画方法において、描画対象上の画像空間における描画点形成領域の描画軌跡の情報を取得し、その取得した描画軌跡情報に基づいて画像の元の画像データ上における描画点形成領域の描画点データ軌跡の情報を取得し、その取得した描画点データ軌跡情報に基づいて描画点データ軌跡に対応した複数の描画点データを画像データから取得し、その取得した描画点データに基づいて描画点形成領域によって描画点を描画対象上に形成することを特徴とする。
また、上記本発明の第2および第3の描画方法においては、描画対象上の所定位置にある複数の基準マークおよび/または基準部位を検出してその基準マークおよび/または基準部位の位置を示す検出位置情報を取得し、その取得した検出位置情報に基づいて描画軌跡情報を取得するようにすることができる。
また、予め設定された描画対象の所定相対移動方向および/または移動姿勢に対する画像の描画の際の描画対象の実相対移動方向および/または移動姿勢のずれ情報を取得し、その取得したずれ情報に基づいて描画軌跡情報を取得するようにすることができる。
また、予め設定された基板の所定相対移動方向および/または移動姿勢に対する画像の描画の際の基板の実相対移動方向および/または移動姿勢のずれ情報を取得し、その取得したずれ情報および検出位置情報に基づいて描画軌跡情報を取得するようにすることができる。
また、描画軌跡情報によって表わされる描画軌跡の距離に応じて画像データを構成する各画素データから取得される描画点データの数を変化させるようにすることができる。
また、上記本発明の第1から第3の描画方法においては、予め設定された描画対象の所定相対移動速度に対する画像の描画の際の描画対象の実相対移動速度の変動を示す速度変動情報を取得し、その取得した速度変動情報に基づいて、描画対象の実相対移動速度が相対的に遅い描画対象上の描画領域ほど画像データを構成する各画素データから取得される描画点データの数が多くなるように各画素データから描画点データを取得するようにすることができる。
また、複数の描画点形成領域によって描画を行う描画方法であって、描画点形成領域毎に描画点データの取得を行うようにすることができる。
また、描画点形成領域を空間光変調素子によって形成されるビームスポットとすることができる。
また、描画点データ軌跡情報に描画点データを取得するピッチ成分を付随するようにすることができる。
また、複数の描画点形成領域を備えたものとし、2つ以上の描画点形成領域毎に1つの描画点データ軌跡情報を取得するようにすることができる。
また、複数の描画点形成領域を2次元状に配列するようにすることができる。
本発明の第1の描画点データ取得装置は、描画点データに基づいて描画点を形成する描画点形成領域を、描画対象に対して相対的に移動させるとともに、その移動に応じて描画点を描画対象上に順次形成して描画対象上に画像を描画する際に用いられる描画点データを取得する描画点データ取得装置において、画像の元の画像データ上における描画点形成領域の描画点データ軌跡の情報を取得する描画点データ軌跡情報取得手段と、描画点データ軌跡情報取得手段により取得された描画点データ軌跡情報に基づいて描画点データ軌跡に対応した複数の描画点データを画像データから取得する描画点データ取得手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第2の描画点データ取得装置は、描画点データに基づいて描画点を形成する描画点形成領域を、描画対象に対して相対的に移動させるとともに、その移動に応じて描画点を描画対象上に順次形成して描画対象上に画像を描画する際に用いられる描画点データを取得する描画点データ取得装置において、画像の描画を行う際の描画対象上における描画点形成領域の描画軌跡の情報を取得する描画軌跡情報取得手段と、描画軌跡情報取得手段により取得された描画軌跡情報に基づいて画像の元の画像データ上における描画点形成領域の描画点データ軌跡の情報を取得する描画点データ軌跡情報取得手段と、描画点データ軌跡情報取得手段により取得された描画点データ軌跡情報に基づいて描画点データ軌跡に対応した複数の描画点データを画像データから取得する描画点データ取得手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第3の描画点データ取得装置は、描画点データに基づいて描画点を形成する描画点形成領域を、描画対象に対して相対的に移動させるとともに、その移動に応じて描画点を描画対象上に順次形成して描画対象上に画像を描画する際に用いられる描画点データを取得する描画点データ取得装置において、描画対象上の画像空間における描画点形成領域の描画軌跡の情報を取得する描画軌跡情報取得手段と、描画軌跡情報取得手段により取得された描画軌跡情報に基づいて画像の元の画像データ上における描画点形成領域の描画点データ軌跡の情報を取得する描画点データ軌跡情報取得手段と、描画点データ軌跡情報取得手段により取得された描画点データ軌跡情報に基づいて描画点データ軌跡に対応した複数の描画点データを画像データから取得する描画点データ取得手段とを備えたことを特徴とする。
また、上記本発明の第2および第3の描画点データ取得装置においては、基板上の所定位置にある複数の基準マークおよび/または基準部位を検出してその基準マークおよび/または基準部位の位置を示す検出位置情報を取得する位置情報検出手段をさらに備えたものとし、描画軌跡情報取得手段を、位置情報検出手段により取得された検出位置情報に基づいて描画軌跡情報を取得するものとすることができる。
また、予め設定された描画対象の所定相対移動方向および/または移動姿勢に対する画像の描画の際の描画対象の実相対移動方向および/または移動姿勢のずれ情報を取得するずれ情報取得手段をさらに備えたものとし、描画点軌跡情報取得手段を、ずれ情報取得手段により取得されたずれ情報に基づいて描画軌跡情報を取得するものとすることができる。
また、予め設定された描画対象の所定相対移動方向および/または移動姿勢に対する画像の描画の際の描画対象の実相対移動方向および/または移動姿勢のずれ情報を取得するずれ情報取得手段をさらに備えたもとし、描画点軌跡取得手段を、ずれ情報取得手段により取得されたずれ情報および位置情報検出手段により取得された検出位置情報に基づいて描画軌跡情報を取得するものとすることができる。
また、描画点データ取得手段を、描画軌跡情報によって表わされる描画軌跡の距離に応じて画像データを構成する各画素データから取得される描画点データの数を変化させるものとすることができる。
また、上記本発明の第1から第3の描画点データ取得装置においては、予め設定された描画対象の所定相対移動速度に対する画像の描画の際の描画対象の実相対移動速度の変動を示す速度変動情報を取得する速度変動情報取得手段をさらに備えたものとし、描画点データ取得手段を、速度変動情報取得手段により取得された速度変動情報に基づいて、描画対象の実相対移動速度が相対的に遅い描画対象上の描画領域ほど画像データを構成する各画素データから取得される描画点データの数が多くなるように各画素データから描画点データを取得するものとすることができる。
また、描画点形成領域を複数有するものとし、描画点データ取得手段を、描画点形成領域毎に描画点データの取得を行うものとすることができる。
また、描画点形成領域を形成する空間光変調素子を備えるようにすることができる。
また、描画点データ軌跡情報に描画点データを取得するピッチ成分を付随するようにすることができる。
また、複数の描画点形成領域を備えたものとし、描画点データ軌跡情報取得手段を、2つ以上の描画点形成領域毎に1つの描画点データ軌跡情報を取得するものとすることができる。
また、複数の描画点形成領域を2次元状に配列するようにすることができる。
本発明の第1の描画装置は、描画点データに基づいて描画点を形成する描画点形成領域を、描画対象に対して相対的に移動させるとともに、その移動に応じて描画点を描画対象上に順次形成して描画対象上に画像を描画する描画装置において、画像の元の画像データ上における描画点形成領域の描画点データ軌跡の情報を取得する描画点データ軌跡情報取得手段と、描画点データ軌跡情報取得手段により取得された描画点データ軌跡情報に基づいて描画点データ軌跡に対応した複数の描画点データを画像データから取得する描画点データ取得手段と描画点データ取得手段により取得された描画点データに基づいて描画点形成領域によって描画点を描画対象上に形成する描画手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第2の描画装置は、描画点データに基づいて描画点を形成する描画点形成領域を、描画対象に対して相対的に移動させるとともに、その移動に応じて描画点を描画対象上に順次形成して描画対象上に画像を描画する描画装置において、画像の描画対象上における描画点形成領域の描画軌跡の情報を取得する描画軌跡情報取得手段と、描画軌跡情報取得手段により取得された描画軌跡情報に基づいて画像の元の画像データ上における描画点形成領域の描画点データ軌跡の情報を取得する描画点データ軌跡情報取得手段と、描画点データ軌跡情報取得手段により取得された描画点データ軌跡情報に基づいて描画点データ軌跡に対応した複数の描画点データを画像データから取得する描画点データ取得手段と、描画点データ取得手段により取得された描画点データに基づいて描画点形成領域によって描画点を描画対象上に形成する描画手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第3の描画装置は、描画点データに基づいて描画点を形成する描画点形成領域を、描画対象に対して相対的に移動させるとともに、その移動に応じて描画点を描画対象上に順次形成して描画対象上に画像を描画する描画装置において、描画対象上の画像空間における描画点形成領域の描画軌跡の情報を取得する描画軌跡情報取得手段と、描画軌跡情報取得手段により取得された描画軌跡情報に基づいて画像の元の画像データ上における描画点形成領域の描画点データ軌跡の情報を取得する描画点データ軌跡情報取得手段と、描画点データ軌跡情報取得手段により取得された描画点データ軌跡情報に基づいて描画点データ軌跡に対応した複数の描画点データを画像データから取得する描画点データ取得手段と、描画点データ取得手段により取得された描画点データに基づいて描画点形成領域によって描画点を描画対象上に形成する描画手段とを備えたことを特徴とする。
また、上記本発明の第2および第3の描画装置においては、基板上の所定位置にある複数の基準マークおよび/または基準部位を検出してその基準マークおよび/または基準部位の位置を示す検出位置情報を取得する位置情報検出手段をさらに備えたものとし、描画軌跡情報取得手段を、位置情報検出手段により取得された検出位置情報に基づいて描画軌跡情報を取得するものとすることができる。
また、予め設定された描画対象の所定相対移動方向および/または移動姿勢に対する画像の描画の際の基板の実相対移動方向および/または移動姿勢のずれ情報を取得するずれ情報取得手段をさらに備えたものとし、描画点軌跡情報取得手段を、ずれ情報取得手段により取得されたずれ情報に基づいて描画軌跡情報を取得するものとすることができる。
また、予め設定された描画対象の所定相対移動方向および/または移動姿勢に対する画像の描画の際の描画対象の実相対移動方向および/または移動姿勢のずれ情報を取得するずれ情報取得手段をさらに備えたものとし、描画点軌跡取得手段を、ずれ情報取得手段により取得されたずれ情報および位置情報検出手段により取得された検出位置情報に基づいて描画軌跡情報を取得するものとすることができる。
また、描画点データ取得手段を、描画軌跡情報によって表わされる距離に応じて画像データを構成する各画素データから取得される描画点データの数を変化させるものとすることができる。
また、上記本発明の第1から第3の描画装置においては、予め設定された描画対象の所定相対移動速度に対する画像の描画の際の描画対象の実相対移動速度の変動を示す速度変動情報を取得する速度変動情報取得手段をさらに備えたものとし、描画点データ取得手段を、速度変動情報取得手段により取得された速度変動情報に基づいて、描画対象の実相対移動速度が相対的に遅い描画対象上の描画領域ほど画像データを構成する各画素データから取得される描画点データの数が多くなるように各画素データから描画点データを取得するものとすることができる。
また、描画点形成領域を複数有するものとし、描画点データ取得手段を、描画点形成領域毎に描画点データの取得を行うものとすることができる。
また、描画点形成領域を形成する空間光変調素子を備えるようにすることができる。
また、描画点データ軌跡情報に描画点データを取得するピッチ成分を付随するようにすることができる。
また、複数の描画点形成領域を備えたものとし、描画点データ軌跡情報取得手段を、2つ以上の描画点形成領域毎に1つの描画点データ軌跡情報を取得するものとすることができる。
また、複数の描画点形成領域を2次元状に配列するようにすることができる。ここで、上記「描画点形成領域」とは、基板上に描画点を形成する領域であれば如何なるものによって形成される領域でもよく、たとえば、DMDのような空間光変調素子の各変調素子によって反射されたビーム光によって形成されるビームスポットでもよいし、光源から発せられたビーム光自体によって形成されるビームスポットでもよいし、もしくはインクジェット方式のプリンタの各ノズルから吐出されたインクが付着する領域としてもよい。
本発明の第1から第3の描画点データ取得方法および装置並びに描画方法および装置によれば、画像を表わす画像データ上における描画点形成領域の描画点データ軌跡の情報を取得し、その取得した描画点データ軌跡情報に基づいて描画点データ軌跡に対応した複数の描画点データを画像データから取得するようにしたので、たとえば、画像の描画の際の基板上やその画像空間上における描画点形成領域の描画軌跡の情報を予め取得し、その描画軌跡情報に基づいて上記描画点データ軌跡情報を取得するようにすれば、たとえば、基板に変形や位置ずれが生じたような場合でも、基板上や画像空間上における描画点形成領域の描画軌跡の情報を予め取得し、その描画軌跡情報に対応した描画点データを画像データから取得することができるので、上記変形や位置ずれに応じた画像を基板上に描画することができる。この場合、たとえば、多層プリント配線板を形成する際には、各層の配線パターンをその各層の変形に応じて形成することができるので各層の配線パターンの位置合わせを行うことができる。
また、たとえば、上述したように基板を所定の走査方向に移動させることによって基板上を光ビームで走査するようにした場合において、基板の移動方向にずれが生じた場合においても、その移動方向のずれに応じた描画軌跡の情報を予め取得し、その描画軌跡情報に対応した描画点データを画像データから取得することができるので、上記移動方向のずれに影響されることなく基板上の所望の位置に所望の画像を描画することができる。
また、画像データを記憶するメモリのアドレスを上記描画点データ軌跡に沿って計算して描画点データを取得するようにすることができるので、上記アドレスの計算を容易に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の描画点データ取得方法および装置並びに描画方法および装置の第1の実施形態を用いた露光装置について詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態を用いた露光装置の概略構成を示す斜視図である。本発明の第1の実施形態を用いた露光装置は、多層プリント配線板の各層の配線パターン等の各種パターンを露光する装置であって、そのパターンを露光するために用いられる露光点データの取得方法に特徴を有するものであるが、まずは、露光装置の概略構成について説明する。
露光装置10は、図1に示すように、基板12を表面に吸着して保持する平板状の移動ステージ14を備えている。そして、4本の脚部16に支持された厚い板状の設置台18の上面には、ステージ移動方向に沿って延びた2本のガイド20が設置されている。移動ステージ14は、その長手方向がステージ移動方向を向くように配置されると共に、ガイド20によって往復移動可能に支持されている。
設置台18の中央部には、移動ステージ14の移動経路を跨ぐようにコの字状のゲート22が設けられている。コの字状のゲート22の端部の各々は、設置台18の両側面に固定されている。このゲート22を挟んで一方の側にはスキャナ24が設けられ、他方の側には基板12の先端および後端と、基板12に予め設けられている円形状の複数の基準マーク12aの位置とを検知するための複数のカメラ26が設けられている。
ここで、基板12における基準マーク12aは、予め設定された基準マーク位置情報に基づいて基板12上に形成された、たとえば孔である。なお、孔の他にランドやヴィアやエッチングマークを用いてもよい。また、基板12に形成された所定のパターン、たとえば、露光しようとする層の下層のパターンなどを基準マーク12aとして利用するようにしてもよい。また、図1においては、基準マーク12aを6個しか示していないが実際には多数の基準マーク12aが設けられている。
スキャナ24およびカメラ26はゲート22に各々取り付けられて、移動ステージ14の移動経路の上方に固定配置されている。なお、スキャナ24およびカメラ26は、これらを制御する後述するコントローラに接続されている。
スキャナ24は、図2および図3(B)に示すように、2行5列の略マトリックス状に配列された10個の露光ヘッド30(30A〜30J)を備えている。
各露光ヘッド30の内部には、図4に示すように入射された光ビームを空間変調する空間光変調素子(SLM)であるデジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)36が設けられている。DMD36は、マイクロミラー38が直交する方向に2次元状に多数配列されたものであり、そのマイクロミラー38の列方向が走査方向と所定の設定傾斜角度θをなすように取り付けられている。したがって、各露光ヘッド30による露光エリア32は、走査方向に対して傾斜した矩形状のエリアとなる。ステージ14の移動に伴い、基板12には露光ヘッド30ごとに帯状の露光済み領域34が形成される。なお、各露光ヘッド30に光ビームを入射する光源については図示省略してあるが、たとえば、レーザ光源などを利用することができる。
露光ヘッド30の各々に設けられたDMD36は、マイクロミラー38単位でオン/オフ制御され、基板12には、DMD36のマイクロミラー38の像(ビームスポット)に対応したドットパターン(黒/白)が露光される。前述した帯状の露光済み領域34は、図4に示すマイクロミラー38に対応した2次元配列されたドットによって形成される。二次元配列のドットパターンは、走査方向に対して傾斜されていることで、走査方向に並ぶドットが、走査方向と交差する方向に並ぶドット間を通過するようになっており、高解像度化を図ることができる。なお、傾斜角度の調整のバラツキによって、利用しないドットが存在する場合もあり、たとえば、図4では、斜線としたドットは利用しないドットとなり、このドットに対応するDMD36におけるマイクロミラー38は常にオフ状態となる。
また、図3(A)および(B)に示すように、帯状の露光済み領域34のそれぞれが、隣接する露光済み領域34と部分的に重なるように、ライン状に配列された各行の露光ヘッド30の各々は、その配列方向に所定間隔ずらして配置されている。このため、たとえば、1行目の最も左側に位置する露光エリア32A、露光エリア32Aの右隣に位置する露光エリア32Cとの間の露光できない部分は、2行目の最も左側に位置する露光エリア32Bにより露光される。同様に、露光エリア32Bと、露光エリア32Bの右隣に位置する露光エリア32Dとの間の露光できない部分は、露光エリア32Cにより露光される。
次に、露光装置10の電気的構成について説明する。露光装置10は、図5に示すように、CAM(Computer Aided Manufacturing)ステーションを有するデータ作成装置40から出力された、露光すべき配線パターンを表わすベクトルデータを受け付け、このベクトルデータをラスターデータ(ビットマップデータ)に変換するラスター変換処理部50と、カメラ26により撮影された基準マーク12aの画像に基づいて基準マーク12aの検出位置情報を取得する検出位置情報取得手段52と、検出位置情報取得手段52により取得された検出位置情報に基づいて、実際の露光の際における基板12上の画像空間上の各マイクロミラー38の露光軌跡の情報を取得する露光軌跡情報取得手段54と、露光軌跡情報取得手段54により取得された各マイクロミラー38毎の露光軌跡情報とラスター変換処理部50から出力されたラスターデータの露光画像データに基づいて、各マイクロミラー38毎の露光点データを取得する露光点データ取得手段56と、露光点データ取得手段56により取得された各マイクロミラー38毎の露光点データに基づいて露光ヘッド30のDMD36により露光されるよう露光ヘッド30を制御する露光ヘッド制御部58と、移動ステージ14をステージ移動方向へ移動させる移動機構60と、本露光装置全体を制御するコントローラ70とを備えている。なお、移動機構60は、移動ステージ14をガイド20に沿って往復移動させるものであれば如何なる既知の構成を採用してもよい。また、上記各構成要素の作用については後で詳述する。
次に、上記第1の実施形態を用いた露光装置10の作用について図面を参照しながら説明する。
まず、データ作成装置40において、基板12に露光すべき配線パターンを表すベクトルデータが作成される。そして、そのベクトルデータはラスター変換処理部50に入力され、ラスター変換処理部50においてラスターデータに変換されて露光点データ取得手段56に出力され、露光点データ取得手段56によって一時記憶される。
一方、上記のようにしてベクトルデータがラスター変換処理部50に入力されると、露光装置10全体の動作を制御するコントローラ70が移動機構60に制御信号を出力し、移動機構60はその制御信号に応じて移動ステージ14を図1に示す位置からガイド20に沿って一旦上流側の所定の初期位置まで移動させた後、下流側に向けて所望の速度で移動させる。なお、上記上流側とは、図1における右側、つまりゲート22に対してスキャナ24が設置されている側のことであり、上記下流側とは、図1における左側、つまりゲート22に対してカメラ26が設置されている側のことである。
そして、上記のようにして移動する移動ステージ14上の基板12が複数のカメラ26の下を通過する際、これらのカメラ26により基板12が撮影され、その撮影画像を表す撮影画像データが検出位置情報取得手段52に入力される。検出位置情報取得手段52は、入力された撮影画像データに基づいて基板12の基準マーク12aの位置を示す検出位置情報を取得する。基準マーク12aの検出位置情報の取得方法については、たとえば、円形状の画像を抽出することにより取得するようにすればよいが、他の如何なる既知の取得方法を採用してもよい。また、上記基準マーク12aの検出位置情報は、具体的には座標値として取得されるが、その座標値の原点は、たとえば、基板12の撮影画像データの4つの角のうちの1つの角のとしてもよいし、撮影画像データにおける予め設定された所定の位置でもよいし、複数の基準マーク12aのうちの1つの基準マーク12aの位置としてもよい。上記のように本実施形態においては、カメラ26と検出位置情報取得手段52とにより位置情報検出手段が構成されている。
そして、上記のようにして取得された基準マーク12aの検出位置情報は、検出位置情報取得手段52から露光軌跡情報取得手段54に出力される。
そして、露光軌跡情報取得手段54において、入力された検出位置情報に基づいて、実際の露光の際における基板12上の画像空間上の各マイクロミラー38毎の露光軌跡の情報が取得される。具体的には、露光軌跡情報取得手段54には、各露光ヘッド30のDMD36の各マイクロミラー38の像が通過する位置を示す通過位置情報が各マイクロミラー38毎に予め設定されている。上記通過位置情報は、移動ステージ14上の基板12の設置位置に対する、各露光ヘッド30の設置位置によって予め設定されているものであり、上記基準マーク位置情報および上記検出位置情報と同じ点を原点として、ベクトルまたは複数点の座標値で表わされるものである。図6に、プレスエ程などを経ていない理想的な形状の基板12、つまり、歪などの変形が生じておらず、基準マーク12aが予め設定された基準マーク位置情報12bの示す位置に配置している基板12と、所定のマイクロミラー38の通過位置情報12cとの関係を示す模式図を示す。
そして、露光軌跡情報取得手段54においては、図7に示すように、走査方向に直交する方向について隣接する検出位置情報12dを結ぶ直線と各マイクロミラー38の通過位置情報12cを表わす直線との交点の座標値が求められる。つまり、図7における×印の点の座標値が求められ、さらに、×印とその×印に上記直交する方向に隣接する各検出位置情報12dとの距離が求められ、上記隣接する検出位置情報12dのうちの一方の検出位置情報12dと×印との距離と、他方の検出位置情報12dと×印との距離との比が求められる。具体的には、図7におけるa1:b1、a2:b2、a3:b3およびa4:b4が露光軌跡情報として求められる。上記ようにして求められた比が、変形後の基板12上におけるマイクロミラー38の露光軌跡を表わしていることになる。ここで、各基準マーク位置情報12bを、下層のパターンの位置を示すものとして捉えた場合、求められた露光軌跡は、実際の露光の際の基板12上の画像空間上におけるビームの露光軌跡を表わしていることになる。なお、たとえば、通過位置情報12cが、図8に示すように、検出位置情報12dで囲まれる範囲外に位置する場合にも、図8に示すように、検出位置情報12dと×印との比が求められる。
そして、上記のようにして各マイクロミラー38毎に求められた露光軌跡情報が、露光点データ取得手段56に入力される。
露光点データ取得手段56には、上述したようにラスターデータである露光画像データDが一時記憶されている。露光点データ取得手段56は、上記のようにして入力された露光軌跡情報に基づいて、露光画像データDから各マイクロミラー38毎の露光点データを取得する。
具体的には、露光点データ取得手段56に記憶される露光画像データDには、図9に示すように、上記基準マーク位置情報12bが示す位置に対応した位置に配置された露光画像データ基準位置情報12eが付されており、走査方向に直交する方向に隣接する露光画像データ基準位置情報12eを結ぶ直線を、露光軌跡情報の示す比に基づいて分割した点の座標値が求められる。つまり、以下の式を満たすような点の座標値が求められる。なお、図9におけるハッチング部分が露光すべき配線パターンの一例を表している。
a1:b1=A1:B1
a2:b2=A2:B2
a3:b3=A3:B3
a4:b4=A4:B4
そして、上記のようにして求められた点を結ぶ線(データ読み出し軌跡またはデータ軌跡)上にある画素データdが、実際にマイクロミラー38の露光軌跡情報に対応した露光点データである。したがって、露光画像データD上を上記直線が通過する点の画素データdが露光点データとして取得される。なお、画素データdとは露光画像データDを構成する最小単位のデータである。図9の太線で囲まれた範囲を抽出した図を図10に示す。具体的には、図10のハッチングされた部分の画素データが露光点画像データとして取得される。なお、露光軌跡情報の示す比に基づいて分割した点を結んだ直線が、露光画像データD上に存在しない場合には、その直線上の露光点データは0として取得される。
なお、上記のように露光軌跡情報の示す比に基づいて分割した点を直線で結び、その直線上にある画素データを露光点データとして取得するようにしてもよいし、図11に示すように、上記点をスプライン補間などによって曲線で結び、その曲線上にある画素データを露光点データとして取得するようにしてもよい。上記のようにスプライン補間などによって曲線で結ぶようにすれば、より基板12の変形に忠実な露光点データを取得することができる。また、上記スプライン補間などの演算方法に基板12の材質の特性(たとえば、特定の方向にしか伸縮しないなど)を反映するようにすれば、さらに、より基板12の変形に忠実な露光点データを取得することができる。
そして、上記と同様にして、各マイクロミラー38毎について複数の露光点データがそれぞれ取得され、その各マイクロミラー38毎の露光点データが露光ヘッド制御部58に出力される。
一方、上記のように各マイクロミラー38毎の露光点データが露光ヘッド制御部58に出力されるとともに、移動ステージ14が、再び上流側に所望の速度で移動させられる。
そして、基板12の先端がカメラ26により検出されると(または、センサによって検出されたステージの位置から基板12の描画領域の位置が特定されると)、露光が開始される。具体的には、露光ヘッド制御部58から各露光ヘッド30のDMD36に上記露光点データに基づいた制御信号が出力され、露光ヘッド30は入力された制御信号に基づいてDMD36のマイクロミラーをオン・オフさせて基板12を露光する。
なお、露光ヘッド制御部58から各露光ヘッド30へ制御信号が出力される際には、基板12に対する各露光ヘッド30の各位置に対応した制御信号が、移動ステージ14の移動にともなって順次露光ヘッド制御部58から各露光ヘッド30に出力されるが、このとき、たとえば、図12に示すように、各マイクロミラー38毎に取得されたm個の露光点データの列の各列から、各露光ヘッド30の各位置に応じた露光点データを1つずつ順次読み出して各露光ヘッド30のDMD36に出力するようにしてもよいし、図12に示すように取得された露光点データに90度回転処理もしくは行列を用いた転置変換などを施し、図13に示すように、基板12に対する各露光ヘッド30の各位置に応じたフレームデータ1〜mを生成し、このフレームデータ1〜mを各露光ヘッド30に順次出力するようにしてもよい。
そして、移動ステージ14の移動にともなって順次各露光ヘッド30に制御信号が出力されて露光が行われ、基板12の後端がカメラ12により検出されると露光が終了する。
上記第1の実施形態を用いた露光装置10によれば、基板12上の所定位置に予め設けられた複数の基準マーク12aを検出してその基準マーク12aの位置を示す検出位置情報を取得し、その取得した検出位置情報に基づいて各マイクロミラー38の露光軌跡情報を取得し、その各マイクロミラー38毎の露光軌跡情報に対応した画素データdを露光画像データDから露光点データとして取得するようにしたので、基板12の変形に応じた露光点データを取得することができ、基板12の変形に応じた露光画像を基板12上に露光することができる。したがって、たとえば、多層プリント配線板などにおける各層のパターンを、その各層の露光時の変形に応じて形成することができるので各層のパターンの位置合わせを行うことができる。
なお、上記説明においては、プレス工程などにおいて変形した基板12に露光する際の露光点データの取得方法について説明したが、変形してない理想的な形状の基板12に露光する際についても、上記と同様の方法を採用して露光点データを取得することができる。たとえば、各マイクロミラー38毎に予め設定された上記通過位置情報に対応する、露光画像データ上における露光点データ軌跡の情報を取得し、その取得した露光点データ軌跡情報に基づいて露光点データ軌跡に対応した複数の露光点データを露光画像データから取得するようにしてもよい。
また、上記のように各マイクロミラー38毎の通過位置情報に基づいて予め露光点データ軌跡情報を露光画像データ上に設定し、その露光点データ軌跡に基づいて露光点データを取得する方法は、たとえば、何も露光画像が露光されていない基板上に最初に露光画像を露光する場合にも採用することができる。また、基板の変形に応じて露光画像データを変形させた場合にも、この方法を採用することができる。この方法を採用した場合、露光画像データを記憶するメモリのアドレスを露光点データ軌跡に沿って計算して露光点データを取得することができ、そのためアドレスの計算を容易に行うことができる。
また、たとえば、図14(A)に示すように、基板12が傾いてステージ14上に設置されている場合、この基板12のエッジをカメラ26によって検出し、マイクロミラー38の通過位置情報12cに対するエッジの傾きを取得し、この取得した傾きに基づいて、図14(B)に示すように露光画像データ上に露光点データ軌跡情報(図14(B)中の矢印)を設定し、この露光点データ軌跡情報上の露光点データを取得するようにしてもよい。
さらに、たとえば、図15に示すように、走査方向について基板12が伸縮している場合には、その伸縮の程度に応じて、露光画像データDにおける1つの画素データdから取得する露光点データの数を変化させるようにしてもよい。具体的には、たとえば、上記のように走査方向に基板12が伸縮し、検出位置情報12dと通過位置情報12cとが図15に示すような関係となり、走査方向に隣接する検出位置情報12dの間隔が、理想的な長さLの領域Aと、基板12が走査方向に伸びての上記間隔が長さLの2倍となった領域Bと、基板12が走査方向に縮んで上記間隔が長さLの1/2となった領域Cとが存在する場合には、たとえば、図16に示すように、領域Aに対応する露光点データについては、1つの画素データdに対し1つの露光点データを取得し、領域Bに対応する露光点データについては、1つの画素データdに対して2つの露光点データを取得し、領域Cの露光点データについては、2つの画素データに対して1つの露光点データを取得するようにしてもよい。なお、図16おける点線矢印は、各領域について取得する露光点データの数とその露光点データに対応する画素データdとを示している。また、2つの画素データに対して1つの露光点データを取得する際には、2つの画素データのうちの1つの画素データを露光点データとして選択して取得するようにすればよい。なお、上記説明においては、基板12が走査方向にのみ伸縮した場合における露光点データの取得方法を説明したが、上記のような場合に限らず、その他の方向にも基板12が変形している場合においても、基板12の検出位置情報12dで区切られた領域毎に、マイクロミラー38の通過位置情報の長さが異なる場合には、上記と同様にその長さに応じて1つの画素データから取得する露光点データの数を変化させるようにしてもよい。上記のように基板12の伸縮に応じて露光点データの数を変化させるようにすれば、基板12上の所望の位置に所望の露光画像を露光することができる。
なお、上記のように基板12の伸縮に応じて取得する露光点データの数を加減させる場合には、図17に示すように、各マイクロミラー38の露光点データ軌跡情報(図17中の矢印)について、露光画像データDの画像空間上の走査方向について同じ箇所(図17中の黒三角)の露光点データを加減するようにすることが望ましい。
次に、本発明の描画点データ取得方法および装置並びに描画方法および装置の第2の実施形態を用いた露光装置25について詳細に説明する。露光装置25の外観の概略構成については、図1に示す本発明の第1の実施形態を用いた露光装置10と同様である。
露光装置25は、図18に示すように、ラスター変換処理部50と、移動ステージ14のステージ移動方向と直交する方向へのずれ情報を取得するずれ情報取得手段80と、ずれ情報取得手段80に取得されたずれ情報に基づいて、実際の露光の際における基板12上の各マイクロミラー38の露光軌跡の情報を取得する露光軌跡情報取得手段82と、露光軌跡情報取得手段82により取得された各マイクロミラー38毎の露光軌跡情報とラスター変換処理部50から出力されたラスターデータの露光画像データに基づいて、各マイクロミラー38毎の露光点データを取得する露光点データ取得手段84と、露光ヘッド制御部58と、移動機構60と、本露光装置全体を制御するコントローラ70とを備えている。なお、図18において図5と同じ符号を付している構成については、上記本発明の第1の実施形態を用いた露光装置10とその作用は同様である。
次に、露光装置25の作用について図面を参照しながら説明する。
まず、露光点データ取得手段84にラスターデータを一時記憶するまでの作用については、上記第1の実施形態を用いた露光装置10と同様である。
そして、次に、ずれ情報取得手段80によって移動ステージ14の上記ずれ情報が取得される。ずれ情報とは、図19に示すように、予め設定されたステージ移動方向に対する、実際の移動ステージ14の移動方向のずれを示したものである。具体的には、図19に示すように、予め設定されたステージ移動方向への移動軌跡に対する実際の移動ステージ14の移動軌跡の、ステージ移動方向に直交する方向についてのずれ量を所定の間隔で取得したものである。図19に示す点線矢印の向きと長さがずれ量を示すものである。
ここで、上記のように移動ステージ14の移動軌跡にずれがある場合、露光の際の各マイクロミラー38の基板12上における実際の露光軌跡は、図20に示すように、予め設定された各マイクロミラー38の通過位置情報12cに対して上記ずれ量に応じてずれることになる。したがって、各マイクロミラー38の実際の露光軌跡に対応した露光点データを取得する必要がある。また、図20に示すように、マイクロミラーm1とマイクロミラーm2とは、基板12上における同じ位置を通過するものであるが、上記のような移動ステージ14の移動軌跡にずれがあると、これらの実際の露光軌跡は位相がずれたものになる。したがって、これらの位相ずれも考慮して露光点データを取得する必要がある。
そこで、露光装置25においては、上記のような各マイクロミラー38の露光軌跡のずれ量に応じた露光点データが取得される。具体的には、予め移動ステージ14のずれ量が計測され、その計測されたずれ量が、上記のようにしてずれ量取得手段80によって取得される。そして、ずれ量取得手段80は、取得したずれ量を露光軌跡情報取得手段82に出力する。ずれ量の計測方法としては、たとえば、ICウェーハ・ステッパー装置などで利用されるレーザ光を用いた測定方法を用いることができる。たとえば、移動ステージ14に、ステージ移動方向に延びる反射面を設けるとともに、その反射面に向けてレーザ光を射出するレーザ光源および上記反射面において反射した反射光を検出する検出部を設け、移動ステージ14の移動にともなって、反射光の位相ずれを順次検出部により検出することによって上記ずれ量を計測することができる。
露光軌跡情報取得手段82には、各マイクロミラー38毎の通過位置情報12cが設定されており、露光軌跡情報取得手段82は、入力されたずれ量と各マイクロミラー38毎の通過位置情報12cに基づいて、露光の際の各マイクロミラー38毎の基板12上における実際の露光軌跡を表わす露光軌跡情報を取得する。なお、上記通過位置情報12cについては、上記第1の実施形態を用いた露光装置10の説明と同様である。
そして、その各マイクロミラー38毎の露光軌跡情報を露光点データ取得手段84に出力する。そして、露光点データ取得手段84は、各マイクロミラー38毎の露光軌跡情報に対応する露光点データを、一時記憶された露光画像データDから取得する。
具体的には、図21に示す露光画像データDにおいて曲線で示された露光軌跡情報M1,M2上に配置された露光点データdが取得される。図21の太線で囲まれた範囲を抽出した図を図22に示す。具体的には、図22のハッチングされた部分の画素データが露光点データとして取得される。なお、図21に示す露光軌跡情報M1は、図20に示すマイクロミラーm1の露光軌跡情報であり、図21に示す露光軌跡情報M2は、図20に示すマイクロミラーm2の露光軌跡情報である。また、露光画像データDは、通過位置情報12cと相対的な位置関係を有しており、露光画像データDの各画素データdの配置の基準となる原点と、上記通過位置情報12cの原点とは一致しているものとする。
そして、上記と同様にして、各マイクロミラー38毎について複数の露光点データがそれぞれ取得され、その各マイクロミラー38毎の露光点データが露光ヘッド制御部58に出力される。
一方、上記のように各マイクロミラー38毎の露光点データが露光ヘッド制御部58に出力されるとともに、移動ステージ14が、上流側に所望の速度で移動させられる。
そして、基板12の先端がカメラ26により検出されると露光が開始される。具体的には、露光ヘッド制御部58から各露光ヘッド30のDMD36に上記露光点データに基づいた制御信号が出力され、露光ヘッド30は入力された制御信号に基づいてDMD36のマイクロミラーをオン・オフさせて基板12を露光する。
上記第2の実施形態を用いた露光装置25によれば、予め設定された基板12の所定相対移動方向に対する露光画像の露光の際の基板12の実相対移動方向のずれ情報を取得し、その取得したずれ情報に基づいて露光軌跡情報を取得し、その露光軌跡情報に対応した露光点データを露光画像データDから取得することができるので、基板12の移動方向のずれに影響されることなく基板12上の所望の位置に所望の露光画像を露光することができる。
次に、本発明の描画点データ取得方法および装置並びに描画方法および装置の第3の実施形態を用いた露光装置35について詳細に説明する。
露光装置35は、図23に示すように、上記第1の実施形態を用いた露光装置10の構成と上記第2の実施形態を用いた露光装置25の構成とを両方兼ね備えたものである。
露光装置35においては、上述のようにして検出位置情報取得手段52において取得された基準マーク12aの検出位置情報と、上述のようにしてずれ情報取得手段80において取得されたずれ情報とが、露光軌跡情報取得手段86に入力される。
そして、露光軌跡情報取得手段86は、入力された上記検出位置情報と上記ずれ情報とに基づいて、露光の際の各マイクロミラー38毎の基板12上の画像空間上における実際の露光軌跡を表わす露光軌跡情報を取得する。
具体的には、露光軌跡情報取得手段86において、上記第1の実施形態と同様に、走査方向に直交する方向について隣接する検出位置情報12d同士を結ぶ直線と各マイクロミラー38の通過位置情報12cを表わす直線との交点の座標値が求められ、その交点とその交点に上記直交する方向に隣接する各検出位置情報12dとの距離が求められ、上記隣接する検出位置情報12dのうちの一方の検出位置情報12dと上記交点との距離と、他方の検出位置情報12dと上記交点との距離との比が求められる。
一方、露光軌跡情報取得手段86は、上記第2の実施形態と同様に、入力されたずれ量と各マイクロミラー38毎の通過位置情報12cに基づいて、図21に曲線で示されるような、各マイクロミラー38毎の基板12上における仮露光軌跡情報を取得する。
そして、露光軌跡情報取得手段86は、上記のようにして求められた比と仮露光軌跡情報とを露光軌跡情報として露光点データ取得手段88に出力する。
そして、露光点データ取得手段56は、上記第1の実施形態と同様に、図24に示すように、露光画像データDにおいて、走査方向に直交する方向に隣接する露光画像データ基準位置情報12eを結ぶ直線を、入力された比に基づいて分割した点を求めた後、その点を結ぶ直線を求め、その直線の走査方向に対する傾き分だけ仮露光軌跡情報を傾けて露光軌跡情報を表わす曲線を求め、その曲線上における画素データdを露光点データとして取得する。つまり、図22のハッチングされた部分の画素データが露光点データとして取得される。なお、図22におけるA1:B1、A2:B2は、露光軌跡情報取得手段86から入力された比がa1:b1、a2:b2である場合に、a1:b1=A1:B1、a2:b2=A2:B2を満たすような比である。
そして、上記と同様にして、各マイクロミラー38毎の露光軌跡情報を表わす曲線が、上記と同様にして求められ、各曲線上における画素データdが各マイクロミラー38毎の露光点データとして取得される。
そして、上記のようにして取得された各マイクロミラー38毎の露光点データが露光ヘッド制御部58に出力される。
一方、上記のように各マイクロミラー38毎の露光点データが露光ヘッド制御部58に出力されるとともに、移動ステージ14が、上流側に所望の速度で移動させられる。
そして、基板12の先端がカメラ26により検出されると露光が開始される。具体的には、露光ヘッド制御部58から各露光ヘッド30のDMD36に上記露光点データに基づいた制御信号が出力され、露光ヘッド30は入力された制御信号に基づいてDMD36のマイクロミラーをオン・オフさせて基板12を露光する。
次に、本発明の描画点データ取得方法および装置並びに描画方法および装置の第4の実施形態を用いた露光装置45について詳細に説明する。露光装置45の外観の概略構成については、図1に示す本発明の第1の実施形態を用いた露光装置10と同様である。
露光装置45は、図25に示すように、上記第1の実施形態を用いた露光装置10の構成に加えてさらに、基板12の移動の速度変動情報を予め取得する速度変動情報取得手段90を備えている。そして露光点データ取得手段91は、速度変動情報取得手段90により取得された速度変動情報に基づいて、移動ステージ14の移動の速度が遅いほど各画素データから取得される露光点データの数が多くなるように各画素データから露光点データを取得するものである。なお、図25において図5と同じ符号を付している構成については、上記第1の実施形態を用いた露光装置10とその作用は同様である。
また、上記基板12の移動の速度変動情報とは、本実施形態においては、移動ステージ14の移動機構60の制御精度に応じて発生する移動速度のムラである。
図26は、実際の露光の際の基板12上における所定のマイクロミラー38の露光軌跡とそのマイクロミラー38により露光点を露光するタイミングとを表わしたものである。なお、図26における点線矢印が、移動ステージの速度変動がない場合におけるマイクロミラー38の露光軌跡と露光タイミングとを表わしたものであり、実線矢印が、移動ステージの速度変動がある場合におけるマイクロミラー38の露光軌跡と露光タイミングを表わしたものである。そして、直線上において矢印を付した部分がマイクロミラー38による露光点の露光タイミングを示している。なお、図26においては、説明の都合上、2つの露光軌跡を別々の直線で示しているが、これらの露光軌跡は同一のマイクロミラーの露光軌跡である。そして、図26におけるP1〜P8は、基板12上に露光される画像を構成する各画素を示したものである。また、露光タイミングと移動ステージ14とは、所望の解像度で基板12上に露光画像が露光されるように予め相対的な関係をもって設定されているものである。
図26に示すように、移動ステージ14の速度変動がない場合には、各画素P1〜P8は、マイクロミラー38によって1つの露光点により露光される。つまり、1つの画素に対して、マイクロミラー38が露光する露光点の数は1つである。
一方、移動ステージ14の速度変動がある場合には、各画素P1〜P8を露光する露光点の数は、その速度変動に応じて異なる。具体的には、1つの画素の幅を移動ステージ14が移動する間に露光タイミングが2回以上ある場合には、つまり相対的に遅い速度で移動ステージ14が移動して露光される領域は、各画素は2以上の露光点によって露光されることになる。そして、1つの画素の幅を移動ステージ14が移動する間に露光タイミングが全くない場合には、つまり相対的に速い速度で移動ステージ14が移動して露光される領域は、各画素は露光されない。
図26においては、画素P1,P5を露光する際には、移動ステージ14は相対的に遅い速度で移動し、画素P4,P8を露光する際には、移動ステージ14は相対的に早い速度で移動し、画素P2,P3,P6,P7を露光する際には、移動ステージ14は予め設定された一定の速度で移動している。
したがって、上記のような移動ステージの速度変動に応じて露光点データを取得する必要がある。
そこで、露光点データ取得手段91は、露光画像データDの1つの画素データdから速度変動情報取得手段90により取得された速度変動情報に応じた数の露光点データを取得する。速度変動情報とは、具体的には、たとえば、所定の露光タイミングピッチにおける移動ステージ14のステージ移動方向への移動距離の変動情報であり、速度変動情報取得手段90に予め設定される。
そして、上記のように速度変動情報取得手段90に予め設定された速度変動情報が、露光点データ取得手段91に出力され、露光点データ取得手段91は、たとえば、移動ステージ14の移動速度に変化がない場合、つまり速度変動情報が予め設定された移動距離と同じである場合には、図27に点線矢印で示すように、1つの画素データdについて1つの露光点データpn(nはたとえば1〜8)を取得する。一方、移動ステージ14の移動速度に変化がある場合、つまり速度変動情報が予め設定された移動距離よりも短いもしくは長い場合には、露光画像データDの1つの画素データdからその速度変動に応じた数の露光点データを取得する。たとえば、図26の実線矢印で示したような速度変動がある場合には、図27の実線矢印で示すように、画素P1を露光するための露光点データについては、1つの画素データdから3つの露光点データp1を取得し、同様に、画素P5を露光するための露光点データについては、1つの画素データdから3つの露光点データp5を取得する。また、画素P4および画素P8を露光するための露光点データは取得しない。そして、画素P2,P3,P6,P7を露光するための露光データについては、1つの画素データdから1つの露光点データp2,p3,p6,p7を取得する。つまり、図26に示すような速度変動がある場合には、露光点データ点データとしては、3つの露光点データp1と、1つの露光点データp2、p3と、3つの露光点データp5と、1つの露光点データp6、p7とが取得される。
そして、上記のようにして取得された露光点データが移動ステージ14の移動に応じて順次露光ヘッド制御部58に出力され、露光ヘッド制御部58から各露光ヘッド30のマイクロミラー38にその露光点データに応じた制御信号が出力され、その制御信号に応じてマイクロミラーがオン・オフされて基板12に露光点が露光される。
上記第4の実施形態を用いた露光装置45によれば、予め設定された基板12の所定相対移動速度に対する露光画像の露光の際の基板12の実相対移動速度の変動を示す速度変動情報を取得し、その取得した速度変動情報に基づいて、基板12の実相対移動速度が相対的に遅い基板12上の露光領域ほど各画素データdから取得される露光点データpnの数が多くなるように各画素データdから露光点データpnを取得するようにしたので、移動ステージ14の移動速度のムラに影響されることなく、基板12上の所望の位置に所望の露光画像を露光することができる。
なお、上記第4の実施形態の露光装置45において、検出位置情報取得手段52により検出位置情報を取得し、その検出位置情報に基づいて露光軌跡情報取得手段54において露光軌跡情報を取得し、露光点データ取得手段56において上記露光軌跡情報に応じた画素データを特定するまでの作用については、上記第1の実施形態の露光装置10と同様である。そして、上記のようにして特定された画素データdから露光点データを読み出す際に、上記のような方法を採用することができる。
また、上記第2、第3の実施形態の露光装置においても、上記と同様の方法を用いて露光点データを取得するようにすることができる。その場合においても露光軌跡情報に応じた画素データを特定するまでの作用については、上記第2、第3の実施形態の露光装置と同様である。
また、上記第2の実施形態の露光装置において、上記第4の実施形態の露光装置のように速度変動情報に応じて取得する露光点データの数を変化させるようにすれば、たとえば、図28(A)に示すような移動ステージ14の蛇行を補正できるだけでなく、図28(B)に示すようなヨーイングも考慮した補正、つまり基板の移動姿勢を考慮した補正を行うことができる。なお、ヨーイングとは、図28(A)に示すような移動ステージ14の蛇行に、移動ステージ14の回転が加わったものである。上記のような移動ステージ14の回転により、各マイクロミラー38の基板12上の像の位置が変化するとともに、所定の露光タイミングピッチにおける移動ステージ14のステージ移動方向への移動距離が変化することになるので、つまり上記回転により移動ステージ14の局所的速度変動が生じるので、上記像の位置変動および速度変動情報に応じて露光点データの数を変化させるようにすればよい。なお、蛇行成分を0として回転成分のみを考慮してもよい。
たとえば、図29(A)に示すように、ステージ14(基板12)がヨーイングした場合、点Bの移動距離に応じて露光タイミングを決定した場合、点Aの移動距離は一定ではないので、図29(B)に示すように、点Aを通過する露光軌跡上の露光点の間隔が一定でなくなる。したがって、点Aを通過する露光点データ軌跡情報上の露光点データの読み出しピッチを点Aの移動距離に応じて変化させるようにすればよい。
そして、上記のように露光点データ軌跡上の露光点データの読み出しピッチを変化させる場合には、図29に示すように、各マイクロミラー38の露光点データ軌跡情報(図30中の矢印)上について、時間的に同じ箇所(図30中の黒三角)で読み出しピッチを加減することが望ましい。
また、上記第1〜第4の実施形態を全て用いた露光装置とすることもできる。そのように構成した場合における露光装置の作用について、図31および図32のフローチャートを用いて簡単に説明する。なお、詳細な作用については上記説明と同様である。
まず、露光軌跡情報取得手段54,に各露光ヘッド30のDMD36の各マイクロミラー38の通過位置情報が入力設定され(S10)、移動ステージ14のずれ情報および速度変動情報がそれぞれずれ情報取得手段、速度変動情報取得手段90に入力設定される(S12)。そして、データ作成装置40において作成された配線パターンを表すベクトルデータがラスター変換処理部50に入力され、ラスター変換処理部50においてラスターデータに変換されて露光点データ取得手段56に出力され、露光点データ取得手段56によって露光画像データとして一時記憶される(S14)。
一方、上記のようにしてベクトルデータがラスター変換処理部50に入力されると、露光装置10全体の動作を制御するコントローラ70が移動機構60に制御信号を出力し、移動機構60はその制御信号に応じて移動ステージ14を図1に示す位置からガイド20に沿って一旦上流側の所定の初期位置まで移動させた後、ステージ移動方向へ所望の速度で移動させる(S16)。
そして、上記のようにして移動する移動ステージ14上の基板12に基準マーク12aがカメラ26によって撮影され、その撮影画像データに基づいて検出位置情報取得手段52によって検出位置情報が取得される(S18)
そして、上記のようにして取得された検出位置情報が、検出位置情報取得手段52から露光軌跡情報取得手段に出力されるとともに、ずれ情報取得手段において設定されたずれ情報が露光軌跡情報取得手段に出力される。そして、露光軌跡情報取得手段において、基板12上における各マイクロミラー38の露光軌跡情報が算出されるが、具体的には、まず、第1の実施形態の露光装置において説明したように、走査方向に直交する方向について隣接する検出位置情報12dを結ぶ直線と各マイクロミラー38の通過位置情報12cを表わす直線との交点の座標値が求められ、その交点とその交点に上記直交する方向に隣接する各検出位置情報12dとの距離の比が求められる。具体的には、図7におけるa1:b1、a2:b2、a3:b3およびa4:b4が露光軌跡情報として求められる。なお、上記比は、上記のようにして取得された検出位置情報からずれ量を差し引いた後に求められる。(S20)。
また、露光軌跡情報取得手段においては、上記のような比が算出されるとともに、入力されたずれ量と各マイクロミラー38の通過位置情報とに基づいて各マイクロミラー38毎の仮露光軌跡情報が求められ、この仮露光軌跡情報と上記比とが露光軌跡情報として取得され、露光点データ取得手段に出力される。なお、比と仮露光軌跡を求める順番は逆でもよい。そして、露光点データ取得手段においては、図22で説明したようにして露光軌跡情報に対応する曲線が求められ、露光画像データDにおける上記曲線上の画素データが露光すべき画素データとして特定される(S24)。そして、露光点データ取得手段には、速度変動情報取得手段において取得された速度変動情報が入力され、上記第4の実施形態の露光装置において説明したように、上記速度変動情報に応じた数の露光点データが露光画像データにおける各画素データから取得される(S26)。なお、このとき速度変動情報だけでなく、基板12の走査方向への伸縮も考慮して、つまり、基板12の検出位置情報12dで区切られた領域毎のマイクロミラー38の通過位置情報の長さも考慮して露光点データの数を決定することが望ましい。
そして、上記のようにして取得された各マイクロミラー38毎の露光点データの列に90度回転処理もしくは行列を用いた転置変換などが施され、図13に示すように、基板12に対する各露光ヘッド30の各位置に応じたフレームデータ1〜mが生成される(S28)。そして、このフレームデータ1〜mが移動ステージ14の移動に応じて各露光ヘッド30に順次出力され、各露光ヘッド30によりフレームデータに基づいた露光画像が基板12上に露光される(S30)。そして、全てのフレームデータが露光ヘッド30に入力され、露光が終了すると再び移動ステージ14は初期位置まで移動する(S32)。そして、次の基板12がある場合にはその基板12に交換された後、再びS16からの処理が行われ、次の基板12がない場合にはそのまま終了する(S34)。
なお、上記実施形態における露光点データ取得手段は描画点データ軌跡取得手段と描画点データ取得手段との両方を含んでいるものとする。
また、上記実施形態では、空間光変調素子としてDMDを備えた露光装置について説明したが、このような反射型空間光変調素子の他に、透過型空間光変調素子を使用することもできる。
また、上記実施形態では、いわゆるフラッドベッドタイプの露光装置を例に挙げたが、感光材料が巻きつけられるドラムを有する、いわゆるアウタードラムタイプ(またはインナードラムタイプ)の露光装置としてもよい。
また、上記実施形態の露光対象である基板12は、プリント配線基板だけでなく、フラットパネルディスプレイの基板であってもよい。この場合、パターンは、液晶ディスプレイなどのカラーフィルタ、ブラックマトリックス、TFTなどの半導体回路などを構成するものであってもよい。また、基板12の形状は、シート状のものであっても、長尺状のもの(フレキシブル基板など)であってもよい。
また、本実施形態における描画方法および装置は、インクジェット方式などのプリンタにおける描画にも適用することができる。たとえば、インクの吐出による描画点を、本発明と同様に形成することができる。つまり、本発明における描画点形成領域を、インクジェット方式のプリンタの各ノズルから吐出されたインクが付着する領域として考えることができる。
また、本実施形態における描画軌跡情報は、実際の基板上における描画点形成領域の描画軌跡を用いて描画軌跡情報としてもよいし、実際の基板上における描画点形成領域の描画軌跡を近似したものを描画軌跡情報としてもよいし、実際の基板上における描画点形成領域の描画軌跡を予測したものを描画軌跡情報としてもよい。
また、本実施形態においては、描画軌跡の距離が長いほど描画点データの数を多くし、距離が短いほど描画点データの数を少なくすることによって、描画軌跡情報によって表わされる距離に応じて画像データを構成する各画素データから取得される描画点データの数を変化させるようにしてもよい。
また、本実施形態における画像空間は、基板上に描画すべき又は描画された画像を基準とした座標空間であってもよい。
なお、上記のように、本実施形態における描画点形成領域の描画軌跡情報は、基板座標空間における描画軌跡と、画像座標空間における描画軌跡の両方でとらえることができる。また、基板座標と画像座標とが異なる場合がある。
また、上記実施形態においては、2つ以上のマイクロミラー(ビーム)毎に1つの露光点データ軌跡を取得するようにしてもよい。たとえば、マイクロレンズアレイを構成する1つのマイクロレンズによって集光される複数のビーム毎に露光点データ軌跡を求めることができる。
また、各露光点データ軌跡情報に、データ読み出しピッチ情報を付随させるようにしてもよい。この場合、ピッチ情報にサンプリングレート(描画点データを切り替える最小のビーム移動距離(補正がない場合に全ビーム共通)と画像の解像度(画素ピッチ)との比)が含まれていてもよい。また、露光軌跡の長さ補正に伴う露光点データの加減の情報を、ピッチの情報に含ませるようにすることができる。また、露光点データの加減の情報とともに、加減の位置をピッチ情報に含ませるようにし、露光軌跡に付随させるようにしてもよい。また、各露光点データ軌跡情報として、各フレームに対応するデータ読み出しアドレス(x,y)(時系列順の読み出しアドレス)を全て持たせておいてもよい。
また、画像データ上におけるデータ読み出し軌跡に沿った方向と、メモリ上におけるアドレスの連続方向とを一致させるようにしてもよい。たとえば、図9の例では、横方向がアドレスの連続方向となるようにメモリに画像データが格納される。この場合、ビーム毎に画像データを読み出す処理を高速に行うことができる。なお、メモリとしては、DRAMを用いることができるが、格納されたデータがアドレスが連続する方向に順次高速に読み出されうるものであれば如何なるものを使用してもよい。たとえば、SRAM(Static Random Access Memory)などのランダムアクセスでも高速なものを用いることもできるが、この場合、メモリ上のアドレスの連続方向を、露光軌跡に沿った方向に定義し、かつ、その連続方向に沿ってデータの読み出しが行われるようにしてもよい。また、メモリは、アドレスの連続方向に沿ってデータの読み出しが行われるように予め配線またはプログラムされたものであってもよい。また、アドレスの連続方向を、連続する複数ビット分がまとめて読み出される経路に沿った方向としてもよい。
本発明の描画方法および装置の第1〜第4の実施形態を用いた露光装置の概略構成を示す斜視図 図1の露光装置のスキャナの構成を示す斜視図 (A)は基板の露光面上に形成される露光済み領域を示す平面図、(B)は各露光ヘッドによる露光エリアの配列を示す平面図 図1の露光装置の露光ヘッドにおけるDMDを示す図 本発明の第1の実施形態を用いた露光装置の電気制御系の構成を示すブロック図 理想的な形状の基板上における基準マークと所定のマイクロミラーの通過位置情報との関係を示す模式図 マイクロミラーの露光軌跡情報の取得方法を説明するための図 マイクロミラーの露光軌跡情報の取得方法を説明するための図 マイクロミラーの露光軌跡情報に基づいて露光点データを取得する方法を説明するための図 図9の太線枠内を抽出した図 マイクロミラーの露光軌跡情報に基づいて露光点データを取得する方法を説明するための図 各マイクロミラー毎の露光点データ列を示す図 各フレームデータを示す図 (A)基板が傾いて載置された様子を示す図、(B)基板のエッジの傾きに応じた露光点データ軌跡情報を示す図 基板の走査方向への伸縮を説明するための図 基板の伸縮に応じた露光点データの取得方法を説明するための図 基板の伸縮に応じて露光点データを加減する際における露光点データ軌跡情報上のその加減点を示す図 本発明の第2の実施形態を用いた露光装置の電気制御系の構成を示すブロック図 移動ステージの移動方向のずれを説明するための図 所定のマイクロミラーの露光軌跡を示す図 マイクロミラーの露光軌跡情報に基づいて露光点データを取得する方法を説明するための図 図21の太線枠内を抽出した図 本発明の第3の実施形態を用いた露光装置の電気制御系の構成を示すブロック図 マイクロミラーの露光軌跡情報の取得方法を説明するための図 本発明の第4の実施形態を用いた露光装置の電気制御系の構成を示すブロック図 マイクロミラーの露光軌跡とそのマイクロミラーによる露光タイミングとを表わした図 移動ステージの速度変動情報に基づいて露光点データを取得する方法を説明するための図 蛇行とヨーイングを説明するための図 (A)ヨーイングを説明するための図、(B)ヨーイングした際の露光点を示す図 露光点データの読み出しピッチを変化させる際における露光点データ軌跡情報上のその変化点を示す図 本発明の第1〜第4の実施形態を全て用いた構成の露光装置の作用を説明するためのフローチャート 本発明の第1〜第4の実施形態を全て用いた構成の露光装置の作用を説明するためのフローチャート
符号の説明
10,25,35,45 露光装置
12 基板
12a 基準マーク
12b 基準マーク位置情報
12c 通過位置情報
12d 検出位置情報
14 移動ステージ
18 設置台
20 ガイド
22 ゲート
24 スキャナ
26 カメラ
30 露光ヘッド(描画手段)
32 露光エリア
36 DMD
52 検出位置情報取得手段
54,82,86 露光軌跡情報取得手段(描画軌跡情報取得手段)
56,84,88,91 露光点データ取得手段(描画点データ軌跡取得手段、描画
点データ取得手段)
80 ずれ情報取得手段
90 速度変動情報取得手段
D 露光画像データ(画像データ)
d 画素データ

Claims (48)

  1. 描画点データに基づいて描画点を形成する描画点形成領域を、描画対象に対して相対的に移動させるとともに、該移動に応じて前記描画点を前記描画対象上に順次形成して前記描画対象上に画像を描画する際に用いられる前記描画点データを取得する描画点データ取得方法において、
    前記画像の描画を行う際の前記描画対象上における前記描画点形成領域の通過位置を表す描画軌跡の情報を取得し、
    該取得した描画軌跡情報を、前記画像を表す画像データ上に対応付けて該画像データ上おける前記描画点形成領域の描画点データ軌跡の情報を取得し、
    該取得した描画点データ軌跡情報に基づいて表される前記画像データの線上に沿って、前記画像データを構成する画素データを取得することによって前記線の部分を前記描画対象上に描画する際の複数の前記描画点データを取得することを特徴とする描画点データ取得方法。
  2. 前記描画対象上の所定位置にある複数の基準マークおよび/または基準部位を検出して該基準マークおよび/または基準部位の位置を示す検出位置情報を取得し、
    該取得した検出位置情報に基づいて前記描画軌跡情報を取得することを特徴とする請求項記載の描画点データ取得方法。
  3. 前記相対的な移動方向に直交する方向に隣接した前記検出位置情報を結んだ直線と、前記描画点形成領域の通過位置である直線との交点を求め、該交点によって前記検出位置情報を結んだ直線が分割される比を前記露光軌跡情報として取得し、
    該取得した比に基づいて、前記画像を表す画像データ上において前記直交する方向に対応する方向に隣接して配置された基準位置情報を結んだ直線を分割し、該分割した比を前記描画点データ軌跡情報として取得し、
    該取得した比によって分割された点を前記相対的な移動方向に対応する方向について結んだ線上に沿って、前記画像データを構成する画素データを取得することによって前記線の部分を前記描画対象上に描画する際の複数の前記描画点データを取得することを特徴とする請求項2記載の描画点データ取得方法。
  4. 予め設定された前記描画対象の所定相対移動方向および/または移動姿勢に対する前記画像の描画の際の前記描画対象の実相対移動方向および/または移動姿勢のずれ情報を取得し、
    該取得したずれ情報に基づいて前記描画軌跡情報を取得することを特徴とする請求項記載の描画点データ取得方法。
  5. 予め設定された前記描画対象の所定相対移動方向および/または移動姿勢に対する前記画像の描画の際の前記描画対象の実相対移動方向および/または移動姿勢のずれ情報を取得し、
    該取得したずれ情報および前記検出位置情報に基づいて前記描画軌跡情報を取得することを特徴とする請求項2または3記載の描画点データ取得方法。
  6. 前記描画軌跡情報によって表わされる描画軌跡の距離に応じて前記画像データを構成する各画素データから取得される前記描画点データの数を変化させることを特徴とする請求項からいずれか1項記載の描画点データ取得方法。
  7. 予め設定された前記描画対象の所定相対移動速度に対する前記画像の描画の際の前記描画対象の実相対移動速度の変動を示す速度変動情報を取得し、
    該取得した速度変動情報に基づいて、前記描画対象の実相対移動速度が相対的に遅い前記描画対象上の描画領域ほど前記画像データを構成する各画素データから取得される前記描画点データの数が多くなるように前記各画素データから前記描画点データを取得することを特徴とする請求項1からいずれか1項記載の描画点データ取得方法。
  8. 複数の前記描画点形成領域によって前記描画を行う際に用いられる前記描画点データを取得する描画点データ取得方法であって、
    前記描画点形成領域毎に前記描画点データの取得を行うことを特徴とする請求項1からいずれか1項記載の描画点データ取得方法。
  9. 前記描画点形成領域が空間光変調素子によって形成されるビームスポットであることを特徴とする請求項1からいずれか1項記載の描画点データ取得方法。
  10. 前記描画点データ軌跡情報に前記描画点データを取得するピッチ成分が付随していることを特徴とする請求項1からいずれか1項記載の描画点データ取得方法。
  11. 複数の描画点形成領域を備え、2つ以上の描画点形成領域毎に1つの描画点データ軌跡情報を取得することを特徴とする請求項1から10いずれか1項記載の描画点データ取得方法。
  12. 前記複数の描画点形成領域が2次元状に配列されていることを特徴とする請求項1から1いずれか1項記載の描画点データ取得方法。
  13. 描画点データに基づいて描画点を形成する描画点形成領域を、描画対象に対して相対的に移動させるとともに、該移動に応じて前記描画点を前記描画対象上に順次形成して前記描画対象上に画像を描画する描画方法において、
    前記画像の描画を行う際の前記描画対象上における前記描画点形成領域の通過位置を表す描画軌跡の情報を取得し、
    該取得した描画軌跡情報を、前記画像を表す画像データ上に対応付けて該画像データ上における前記描画点形成領域の描画点データ軌跡の情報を取得し、
    該取得した描画点データ軌跡情報に基づいて表される前記画像データの線上に沿って、前記画像データを構成する画素データを取得することによって前記線の部分を前記描画対象上に描画する際の複数の前記描画点データを取得し、
    該取得した描画点データに基づいて前記描画点形成領域によって前記描画点を前記描画対象上に形成することを特徴とする描画方法。
  14. 前記描画対象上の所定位置にある複数の基準マークおよび/または基準部位を検出して該基準マークおよび/または基準部位の位置を示す検出位置情報を取得し、
    該取得した検出位置情報に基づいて前記描画軌跡情報を取得することを特徴とする請求項1記載の描画方法。
  15. 前記相対的な移動方向に直交する方向に隣接した前記検出位置情報を結んだ直線と、前記描画点形成領域の通過位置である直線との交点を求め、該交点によって前記検出位置情報を結んだ直線が分割される比を前記露光軌跡情報として取得し、
    該取得した比に基づいて、前記画像を表す画像データ上において前記直交する方向に対応する方向に隣接して配置された基準位置情報を結んだ直線を分割し、該分割した比を前記描画点データ軌跡情報として取得し、
    該取得した比によって分割された点を前記相対的な移動方向に対応する方向について結んだ線上に沿って、前記画像データを構成する画素データを取得することによって前記線の部分を前記描画対象上に描画する際の複数の前記描画点データを取得することを特徴とする請求項14記載の描画方法。
  16. 予め設定された前記描画対象の所定相対移動方向および/または移動姿勢に対する前記画像の描画の際の前記描画対象の実相対移動方向および/または移動姿勢のずれ情報を取得し、
    該取得したずれ情報に基づいて前記描画軌跡情報を取得することを特徴とする請求項1記載の描画方法。
  17. 予め設定された前記基板の所定相対移動方向および/または移動姿勢に対する前記画像の描画の際の前記基板の実相対移動方向および/または移動姿勢のずれ情報を取得し、
    該取得したずれ情報および前記検出位置情報に基づいて前記描画軌跡情報を取得することを特徴とする請求項14または15記載の描画方法。
  18. 前記描画軌跡情報によって表わされる描画軌跡の距離に応じて前記画像データを構成する各画素データから取得される前記描画点データの数を変化させることを特徴とする請求項1から1いずれか1項記載の描画方法。
  19. 予め設定された前記描画対象の所定相対移動速度に対する前記画像の描画の際の前記描画対象の実相対移動速度の変動を示す速度変動情報を取得し、
    該取得した速度変動情報に基づいて、前記描画対象の実相対移動速度が相対的に遅い前記描画対象上の描画領域ほど前記画像データを構成する各画素データから取得される前記描画点データの数が多くなるように前記各画素データから前記描画点データを取得することを特徴とする請求項1から18いずれか1項記載の描画方法。
  20. 複数の前記描画点形成領域によって前記描画を行う描画方法であって、
    前記描画点形成領域毎に前記描画点データの取得を行うことを特徴とする請求項1から19いずれか1項記載の描画方法。
  21. 前記描画点形成領域が空間光変調素子によって形成されるビームスポットであることを特徴とする請求項1から20いずれか1項記載の描画方法。
  22. 前記描画点データ軌跡情報に前記描画点データを取得するピッチ成分が付随していることを特徴とする請求項1から21いずれか1項記載の描画方法。
  23. 複数の描画点形成領域を備え、2つ以上の描画点形成領域毎に1つの描画点データ軌跡情報を取得することを特徴とする請求項1から2いずれか1項記載の描画方法。
  24. 複数の描画点形成領域が2次元状に配列されていることを特徴とする請求項1から2いずれか1項記載の描画方法。
  25. 描画点データに基づいて描画点を形成する描画点形成領域を、描画対象に対して相対的に移動させるとともに、該移動に応じて前記描画点を前記描画対象上に順次形成して前記描画対象上に画像を描画する際に用いられる前記描画点データを取得する描画点データ取得装置において、
    前記画像の描画を行う際の前記描画対象上における前記描画点形成領域の通過位置を表す描画軌跡の情報を取得する描画軌跡情報取得手段と、
    該描画軌跡情報取得手段により取得された描画軌跡情報を、前記画像を表す画像データ上に対応付けて該画像データ上における前記描画点形成領域の描画点データ軌跡の情報を取得する描画点データ軌跡情報取得手段と、
    該描画点データ軌跡情報取得手段により取得された描画点データ軌跡情報に基づいて表される前記画像データの線上に沿って、前記画像データを構成する画素データを取得することによって前記線の部分を前記描画対象上に描画する際の複数の前記描画点データを取得する描画点データ取得手段とを備えたことを特徴とする描画点データ取得装置。
  26. 前記基板上の所定位置にある複数の基準マークおよび/または基準部位を検出して該基準マークおよび/または基準部位の位置を示す検出位置情報を取得する位置情報検出手段をさらに備え、
    前記描画軌跡情報取得手段が、前記位置情報検出手段により取得された検出位置情報に基づいて前記描画軌跡情報を取得するものであることを特徴とする請求項2記載の描画点データ取得装置。
  27. 前記描画軌跡情報取得手段が、前記相対的な移動方向に直交する方向に隣接した前記検出位置情報を結んだ直線と、前記描画点形成領域の通過位置である直線との交点を求め、該交点によって前記検出位置情報を結んだ直線が分割される比を前記露光軌跡情報として取得するものであり、
    前記描画点データ軌跡情報取得手段が、前記描画軌跡情報取得手段によって取得された比に基づいて、前記画像を表す画像データ上において前記直交する方向に対応する方向に隣接して配置された基準位置情報を結んだ直線を分割し、該分割した比を前記描画点データ軌跡情報として取得するものであり、
    前記描画点データ取得手段が、前記描画点データ軌跡情報取得手段によって取得された比によって分割された点を前記相対的な移動方向に対応する方向について結んだ線上に沿って、前記画像データを構成する画素データを取得することによって前記線の部分を前記描画対象上に描画する際の複数の前記描画点データを取得するものであることを特徴とする請求項26記載の描画点データ取得装置。
  28. 予め設定された前記描画対象の所定相対移動方向および/または移動姿勢に対する前記画像の描画の際の前記描画対象の実相対移動方向および/または移動姿勢のずれ情報を取得するずれ情報取得手段をさらに備え、
    前記描画点軌跡情報取得手段が、前記ずれ情報取得手段により取得されたずれ情報に基づいて前記描画軌跡情報を取得するものであることを特徴とする請求項2記載の描画点データ取得装置。
  29. 予め設定された前記描画対象の所定相対移動方向および/または移動姿勢に対する前記画像の描画の際の前記描画対象の実相対移動方向および/または移動姿勢のずれ情報を取得するずれ情報取得手段をさらに備え、
    前記描画点軌跡取得手段が、前記ずれ情報取得手段により取得されたずれ情報および前記位置情報検出手段により取得された検出位置情報に基づいて前記描画軌跡情報を取得するものであることを特徴とする請求項26または27記載の描画点データ取得装置。
  30. 前記描画点データ取得手段が、前記描画軌跡情報によって表わされる描画軌跡の距離に応じて前記画像データを構成する各画素データから取得される前記描画点データの数を変化させるものであることを特徴とする請求項2から29いずれか1項記載の描画点データ取得装置。
  31. 予め設定された前記描画対象の所定相対移動速度に対する前記画像の描画の際の前記描画対象の実相対移動速度の変動を示す速度変動情報を取得する速度変動情報取得手段をさらに備え、
    前記描画点データ取得手段が、前記速度変動情報取得手段により取得された速度変動情報に基づいて、前記描画対象の実相対移動速度が相対的に遅い前記描画対象上の描画領域ほど前記画像データを構成する各画素データから取得される前記描画点データの数が多くなるように前記各画素データから前記描画点データを取得するものであることを特徴とする請求項2から30いずれか1項記載の描画点データ取得装置。
  32. 前記描画点形成領域を複数有し、
    前記描画点データ取得手段が、前記描画点形成領域毎に前記描画点データの取得を行うものであることを特徴とする請求項2から3いずれか1項記載の描画点データ取得装置。
  33. 前記描画点形成領域を形成する空間光変調素子を備えたことを特徴とする請求項2から32いずれか1項記載の描画点データ取得装置。
  34. 前記描画点データ軌跡情報に前記描画点データを取得するピッチ成分が付随していることを特徴とする請求項2から3いずれか1項記載の描画点データ取得装置。
  35. 複数の描画点形成領域を備え、
    前記描画点データ軌跡情報取得手段が、2つ以上の描画点形成領域毎に1つの描画点データ軌跡情報を取得するものであることを特徴とする請求項2から3いずれか1項記載の描画点データ取得装置。
  36. 複数の描画点形成領域が2次元状に配列されていることを特徴とする請求項2から3いずれか1項記載の描画点データ取得装置。
  37. 描画点データに基づいて描画点を形成する描画点形成領域を、描画対象に対して相対的に移動させるとともに、該移動に応じて前記描画点を前記描画対象上に順次形成して前記描画対象上に画像を描画する描画装置において、
    前記画像の描画を行う際の前記描画対象上における前記描画点形成領域の通過位置を表す描画軌跡の情報を取得する描画軌跡情報取得手段と、
    該描画軌跡情報取得手段により取得された描画軌跡情報を、前記画像を表す画像データ上に対応付けて該画像データ上における前記描画点形成領域の描画点データ軌跡の情報を取得する描画点データ軌跡情報取得手段と、
    該描画点データ軌跡情報取得手段により取得された描画点データ軌跡情報に基づいて表される前記画像データの線上に沿って、前記画像データを構成する画素データを取得することによって前記線の部分を前記描画対象上に描画する際の複数の前記描画点データを取得する描画点データ取得手段と、
    該描画点データ取得手段により取得された描画点データに基づいて前記描画点形成領域によって前記描画点を前記描画対象上に形成する描画手段とを備えたことを特徴とする描画装置。
  38. 前記基板上の所定位置にある複数の基準マークおよび/または基準部位を検出して該基準マークおよび/または基準部位の位置を示す検出位置情報を取得する位置情報検出手段をさらに備え、
    前記描画軌跡情報取得手段が、前記位置情報検出手段により取得された検出位置情報に基づいて前記描画軌跡情報を取得するものであることを特徴とする請求項37記載の描画装置。
  39. 前記描画軌跡情報取得手段が、前記相対的な移動方向に直交する方向に隣接した前記検出位置情報を結んだ直線と、前記描画点形成領域の通過位置である直線との交点を求め、該交点によって前記検出位置情報を結んだ直線が分割される比を前記露光軌跡情報として取得するものであり、
    前記描画点データ軌跡情報取得手段が、前記描画軌跡情報取得手段によって取得された比に基づいて、前記画像を表す画像データ上において前記直交する方向に対応する方向に隣接して配置された基準位置情報を結んだ直線を分割し、該分割した比を前記描画点データ軌跡情報として取得するものであり、
    前記描画点データ取得手段が、前記描画点データ軌跡情報取得手段によって取得された比によって分割された点を前記相対的な移動方向に対応する方向について結んだ線上に沿って、前記画像データを構成する画素データを取得することによって前記線の部分を前記描画対象上に描画する際の複数の前記描画点データを取得するものであることを特徴とする請求項38記載の描画装置。
  40. 予め設定された前記描画対象の所定相対移動方向および/または移動姿勢に対する前記画像の描画の際の前記基板の実相対移動方向および/または移動姿勢のずれ情報を取得するずれ情報取得手段をさらに備え、
    前記描画点軌跡情報取得手段が、前記ずれ情報取得手段により取得されたずれ情報に基づいて前記描画軌跡情報を取得するものであることを特徴とする請求項37記載の描画装置。
  41. 予め設定された前記描画対象の所定相対移動方向および/または移動姿勢に対する前記画像の描画の際の前記描画対象の実相対移動方向および/または移動姿勢のずれ情報を取得するずれ情報取得手段をさらに備え、
    前記描画点軌跡取得手段が、前記ずれ情報取得手段により取得されたずれ情報および前記位置情報検出手段により取得された検出位置情報に基づいて前記描画軌跡情報を取得するものであることを特徴とする請求項38または39記載の描画装置。
  42. 前記描画点データ取得手段が、前記描画軌跡情報によって表わされる距離に応じて前記画像データを構成する各画素データから取得される前記描画点データの数を変化させるものであることを特徴とする請求項37から41いずれか1項記載の描画装置。
  43. 予め設定された前記描画対象の所定相対移動速度に対する前記画像の描画の際の前記描画対象の実相対移動速度の変動を示す速度変動情報を取得する速度変動情報取得手段をさらに備え、
    前記描画点データ取得手段が、前記速度変動情報取得手段により取得された速度変動情報に基づいて、前記描画対象の実相対移動速度が相対的に遅い前記描画対象上の描画領域ほど前記画像データを構成する各画素データから取得される前記描画点データの数が多くなるように前記各画素データから前記描画点データを取得するものであることを特徴とする請求項37から42いずれか1項記載の描画装置。
  44. 前記描画点形成領域を複数有し、
    前記描画点データ取得手段が、前記描画点形成領域毎に前記描画点データの取得を行うものであることを特徴とする請求項37から43いずれか1項記載の描画装置。
  45. 前記描画点形成領域を形成する空間光変調素子を備えたことを特徴とする請求項37から44いずれか1項記載の描画装置。
  46. 前記描画点データ軌跡情報に前記描画点データを取得するピッチ成分が付随していることを特徴とする請求項37から45いずれか1項記載の描画装置。
  47. 複数の描画点形成領域を備え、
    前記描画点データ軌跡情報取得手段が、2つ以上の描画点形成領域毎に1つの描画点データ軌跡情報を取得するものであることを特徴とする請求項37から46いずれか1項記載の描画装置。
  48. 複数の描画点形成領域が2次元状に配列されていることを特徴とする請求項37から47いずれか1項記載の描画装置。
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