JP4930961B2 - コークス炉ダクトのガス漏れ防止方法およびその装置 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、コークス炉の蓄熱室間に位置し、燃焼室に供給されるガスを通すダクトでのガス漏れ防止方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3に、一般的なコークス炉炉幅方向断面図を示す。また、図4は、従来の炭化室と燃焼室の一対部分拡大図である。この図3および図4に示すように、コークス炉においては、通常、炭化室1と燃焼室2が交互に配置され、燃焼室2で生じた熱で炭化室1の石炭を乾留してコークスを製造している。また、これらの下方には、蓄熱室が設置されている。蓄熱室は隣接する2つが一組となっていて、図3の場合は、片側の蓄熱室(A)3で燃焼室2へ供給するガスを予熱し、もう片側の蓄熱室(B)4で燃焼室にて燃焼した高温の排ガスを導入して廃熱回収をしており、隣り合う蓄熱室内では必ずガスは互いに逆方向に流れるようになっている。
【0003】
ここで複式コークス炉においては、通常使用している燃料が停止している場合に備えて別途燃焼室へ燃料ガス等を供給するためのガスダクト5が蓄熱室間に設置されているが、このガスダクト5と蓄熱室は、通常は煉瓦6のみで仕切られているため、図5に示すように、煉瓦の老朽化などで亀裂や目地切れ7等が発生すると、燃焼室予熱中のガスの一部が、直接廃熱回収を行っている蓄熱室へ漏洩する。蓄熱室間のガス流れの短絡8を引起し、結果としてガス使用量の増加や蓄熱室内での異常燃焼により他の煉瓦の劣化を引起こす等の問題がある。
【0004】
すなわち、図5は、ガスダスト内ガス漏れ状態を示す図で、図5(a)は縦方向断面図、図5(b)は横方向断面図である。なお、符号9は石炭装入入口であり、矢印はガスの流れ方向を示す。このため、亀裂や目地切れ等の損傷部の補修は非常に重要で、従来から損傷部にモルタルを浸透させるモルタル補修という方法が行われており、また、実開昭56−111146号公報(特許文献1)などにおいては、特にガスダクト下方の煉瓦温度が100〜300℃の比較的低温な部分の劣化を防止する目的で耐熱性の樹脂をガスダクト内に被覆させると言う方法が提案されている。
【0005】
【引用文献】
(1)特許文献1(実開昭56−111146号公報)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような問題を解消するために、発明者らは鋭意開発を進めた結果、その調査により、煉瓦損傷は実際には煉瓦温度が300℃以上の比較的高温なガスダクト上方にも及んでいこと、そしてこれらによる燃焼用ガスの損失が多大な製造費の増加を招いていることが明らかになって来た。一方、従来の耐熱性樹脂による補修の場合では材質から修復可能な個所が比較的低温部に限定されてしまうという欠点がある。また、モルタル補修の場合も、モルタルが液状であるため亀裂が大きい場合には、十分に亀裂を閉塞する前に流れてしまうため、損傷が軽微な場合以外には殆ど効果がないという問題があった。 本発明の目的は、前述した従来技術の欠点を解消し、ガスダクト高温部から低温部までの幅広い損傷への対策を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
その発明の要旨とするところは、
(1)コークス炉の蓄熱室間に位置し、燃焼室に供給されるガスを通すダクトにおいて、該ガスダクト内のガスダクトの高温部から低温部に渡ってガス漏れ防止材をガスダスト内ガス通路11の断面積を該ガス漏れ防止材の挿入前のガスダクト断面積の30〜90%になるように挿入して亀裂や目地切れ等によって生ずるガスダクトと蓄熱室間のガス流れを防止することを特徴とするコークス炉ダクトのガス漏れ防止方法。
【0008】
(2)コークス炉の蓄熱室間に位置し、燃焼室に供給されるガスを通すダクトのガス漏れ防止装置において、該ガスダクト内の挿入しガスダクトの高温部から低温部に渡ってガス漏れ防止材をガスダスト内ガス通路11の断面積を該ガス漏れ防止材の挿入前のガスダクト断面積の30〜90%になるように挿入してなることを特徴とするコークス炉ダクトのガス漏れ防止装置。
【0009】
(3)前記(2)に記載のガス漏れ防止材の内部にガス通路を設けたことを特徴とするコークス炉ダクトのガス漏れ防止装置。
(4)前記(2)または(3)に記載のガス漏れ防止材の本体または継ぎ手を可撓性としたことを特徴とするコークス炉ダクトのガス漏れ防止装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面に従って詳細に説明する。
図1は、本発明に係るコークス炉ダクトのガス漏れ防止装置を設置した状態を示す図であり、図2は、本発明に係るガスダスト内にガス漏れ防止装置を設置した状態の拡大図で、図2(a)は縦方向断面図、図2(b)は横方向断面図である。この図1および図2に示すように、本発明はガスダクト5内にガス漏れ防止材10を挿入して亀裂や目地切れ等によって生ずる蓄熱室間のガス流れを防止するものである。このガス漏れ防止材10を挿入しない場合は、ガスダクト5内のガス流路11に蓄熱室間のガス流れ8を阻害するものは全くなく、大量のガスが廃熱回収中の蓄熱室へ漏れてしまうが、ガス漏れ防止材10を装入すると、ガスダクト5内のガス流路11が狭くなり、通気抵抗が増すため、蓄熱室間へのガス流れが阻害され、短絡するガス量を減らすことが出来る。
【0011】
このガス漏れ防止材は、耐高温、耐食性を備えたセラミックスやSUSが望ましく、また、ガスダクト5内の温度等の環境が位置により変化するので位置により適した材質にする方が好ましい。これは連続的に材質を変化させても良いし、継ぎ手12等で複数種の材質や部分的に取り替える場合や長さに制約がある場合、さらには、長さの異なるガス漏れ防止材を組合せることが出来る構造とすることが望ましい。例えば、図2に示すように燃焼室近くの高温部にあるガス漏れ防止材10を高耐熱性材料を用いる方が好ましいが、燃焼室から離れた位置の低温部13のガス漏れ防止材は雰囲気温度が低いため耐熱性を下げることができる。また、狭く曲がったガスダクト5内にできるだけ広い範囲で挿入するために、このガス漏れ防止材は例えば金属などの可撓性を持つ材質とすることが好ましい。
【0012】
また、このガス漏れ防止材の効果は、ガスダクト内の流路を狭め、ガスの流れを防止することによって生じているため、あまりに小さなガス漏れ防止材は効果が少ない。内部が中空であっても問題はないが、本発明者らが試験を行った結果では、ガス漏れ防止材を挿入することによりガスダクト5内ガス通路11が本来のガスダクト5内の流路断面積の90%以下となることが好ましい。しかし、30%未満になるとその効果が十分でない。従って、その最適範囲を30〜90%とする。さらに、このガス漏れ防止材を挿入するガスダクトにはガスを通す場合があるので、任意のタイミングでガスダクトより着脱可能とするため継ぎ手12等で取り付けておくことが好ましい。
【0013】
あるいは、ガスを通すために図2のように、このガス漏れ防止材である中空体のガス通路14を有する構造となっても良い。この場合燃焼室に供給するガスの一部をこのガス漏れ防止材内を通すことで、漏れなく燃焼室に供給できるため燃焼室温度の上昇を図ることも可能である。また、ガス漏れ防止材は、これまで述べたような特徴の複数以上を同時に持ち合わせている方が現実の操業を考慮した場合には好ましい。なお、符号15は挿入物固定用フランジであり、16はガス漏れ防止材中空体にガスを吹き込むガス配管を示す。
【0014】
【実施例】
以下、本発明について実施例によって具体的に説明する。
大きさを変えた中実または中空のガス漏れ防止材を数種類製作し、ガスダクトに設置した。ここでガス漏れ防止材の上部の燃焼室付近の部分は耐熱性金属で作製し、燃焼室から離れた部分のガス漏れ防止材は耐熱性の低い金属で作製した。ガス漏れ防止材を設置後1ケ月間、操業に使用するガス量一定のまま操業し、燃焼室温度を測定した結果を表1に示す。この表に示すように、設置前に比較して最高で17℃上昇した。これは蓄熱室間を短絡するガス流れを防止できるためである。また、中空のガス漏れ防止材も殆ど効果は変わらなかった。
【0015】
【表1】
【0016】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によるガス漏れ防止材を使用することで、同じガス量で燃焼室の温度を上げることが出来た。これによって燃料ガスの節約を図ることができ、極めて優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコークス炉ダクトのガス漏れ防止装置を設置した状態を示す図、
【図2】本発明に係るガスダスト内にガス漏れ防止装置を設置した状態の拡大図、
【図3】一般的なコークス炉炉幅方向断面図、
【図4】従来の炭化室と燃焼室の一対部分拡大図、
【図5】ガスダスト内ガス漏れ状態を示す図である。
【符号の説明】
1 炭化室
2 燃焼室
3 蓄熱室(A)
4 蓄熱室(B)
5 ガスダクト
6 煉瓦
7 亀裂や目地切れ
8 ガス流れの短絡
9 石炭装入入口
10 ガス漏れ防止材
11 ガスダクト内ガス通路
12 継ぎ手
13 低温部
14 中空体のガス通路
15 挿入物固定用フランジ
16 ガス配管
Claims (4)
- コークス炉の蓄熱室間に位置し、燃焼室に供給されるガスを通すダクトにおいて、該ガスダクト内のガスダクトの高温部から低温部に渡ってガス漏れ防止材をガスダスト内ガス通路11の断面積を該ガス漏れ防止材の挿入前のガスダクト断面積の30〜90%になるように挿入して亀裂や目地切れ等によって生ずるガスダクトと蓄熱室間のガス流れを防止することを特徴とするコークス炉ダクトのガス漏れ防止方法。
- コークス炉の蓄熱室間に位置し、燃焼室に供給されるガスを通すダクトのガス漏れ防止装置において、該ガスダクト内のガスダクトの高温部から低温部に渡ってガス漏れ防止材をガスダスト内ガス通路11の断面積を該ガス漏れ防止材の挿入前のガスダクト断面積の30〜90%になるように挿入してなることを特徴とするコークス炉ダクトのガス漏れ防止装置。
- 請求項2に記載のガス漏れ防止材の内部にガス通路を設けたことを特徴とするコークス炉ダクトのガス漏れ防止装置。
- 請求項2または3に記載のガス漏れ防止材の本体または継ぎ手を可撓性としたことを特徴とするコークス炉ダクトのガス漏れ防止装置。
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