JP4929838B2 - 帯掛け方法及びその帯掛け装置 - Google Patents
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Description
一方、例えばスーパーマーケット等の小売店では、寿司や惣菜、その他の生鮮食料品を容器に盛り付け、その商品を盛り付けた容器に蓋を被せて販売しているケースが多く、その場合、通常はその蓋を固定するために容器に亘ってテープを貼って止めている。そして、お客に購買意欲を促すため、前記蓋に、例えば特売商品であることを目立たせる為のラベルや、この商品は本物の○○産の魚であることを表示する特別のラベル(漁協、生産者組合等から提供されるラベル等)を貼付して、商品を陳列棚に陳列する場合がある。
上記販促ラベルとしては、特売商品であることを目立たせるためのPOP(Point of Purchase)ラベル、或いは本物の○○産の品物であることを表示するための特別のラベルや、店舗のロゴ等が挙げられる。
上記印字するステップと、販促ラベルを帯シートに貼付するステップの順序は、どちらが先でもよい。即ち、帯シートに所定事項を印字した後に販促ラベルを貼付しても、或いは帯シートに販促ラベルを貼付した後に帯シート又は帯シートと販促ラベルに所定事項を印字するなど何れでもよい。
又、上記商品ファイルには、商品毎の印字情報の他に、その印字情報の印字フォーマット、販促ラベル発行の有無等が設定されている。
上記手段によれば、印字情報を特定するという作業にて、販促ラベル位置情報(販促ラベルを貼付するための位置情報(タイミングデータ)のフォーマット)が読み出されるので、帯シートに印字を行うための作業だけで、販促ラベルを貼付する位置情報を読み出し、帯シートに販促ラベルを貼付することができる。
しかも、前記販促ラベルは帯シート上に貼付されるので、帯シートが内容物を隠す面積(範囲)内に、販促ラベルが内容物を隠す面積が重なるため、内容物を隠す面積を増やすことなく、お客に必要な情報(値付情報と販促情報等)をアピールすることができる。
また、販促ラベルは商品毎に設定された販促ラベル位置情報に基づいて帯シートに貼付されるので、販促ラベルの貼付位置についていちいち考える必要がなく、最適な位置に貼付することができる。
さらに、帯シートに印字される印字情報の印字位置と異なる位置に販促ラベルが貼付されるため、印字情報が販促ラベルで隠れて読み取りが不能となることはない。それにより、印字情報及び販促ラベルの情報の両方を、お客に対して確実に提示することができる。
図1乃至図3は、帯シートで商品に帯掛けする帯掛け装置Aの概略を示し、該装置は商品Wの周りに帯シートaを周回させるための初期ループを形成する環状のガイド1と、そのガイド1の側方に配置した帯シートロールa’の装填部2と、前記帯シートaに販促ラベルbを貼付するラベル貼付部(貼付手段)3と、前記帯シートaに商品情報を印字する印字部(印字手段)4と、商品情報が印字された帯シートを前記環状のガイド1内面に沿って繰り出し及び引き戻すフィード手段5と、初期ループ状態から帯シートの後端側を引き戻して商品Wの外周に沿うループ形状に縮径して帯シートの先端部と重合部を熱溶着する溶着部6と、帯シートを切断するカッタ7、及びこれら溶着部6とカッタ7を上下駆動する駆動部8と、更に商品情報等が表示される表示部9と、操作部10とで構成されている。
叉、上記ガイド1の窓孔11の下側孔縁は商品Wの載置部として機能する。尚、前後の側板に開設する窓孔11の形状は長方形状に限定されず、商品の出し入れに支障とならなければ形状は任意である。
そして、ディスペンサ19で台紙b’から剥離された販促ラベルbは、粘着面を帯シートaに付着して該帯シートaと共に搬送され、その貼付状態(貼付状態)をより確実なものとする為に押え部材20で押え付けられる。
その押さえ部材20としては、図4(b)に示す平板部材で構成した押圧ガイド20a、或いは図4(c)に示す押圧ローラ20b等、何れでもよい。
上記販促ラベルbは、特売やセールを告知するようなPOPラベルの他に、その商品が本物の○○産の物であることを表示証明するための特別のラベル等、種類及び形状は問わない。
そして、プラテンローラ24をサーマルヘッド23に対して接離させる移動機構26は、前記フレーム28に横架した軸31に前記プラテンローラ支持枠27を下方に押し下げる押圧片32を固着し、軸31の回転による押圧片32の下向き回動で前記プラテンローラ支持枠27が軸29を中心として下方に押し下げられることでプラテンローラ24がサーマルヘッド23に押し付けられる。そして、前記押圧片32を軸着した軸31の回転は、モータ33の回転軸と該軸31とを複数のリンク片34で連結し、モータ33の回転が軸31に伝達されるように構成されている。
尚、押圧片32を固着した軸31の前面側端部には操作レバー38が取り付けられ、手動操作で押圧片32によるプラテンローラ支持枠27の押圧を解除できるように構成されている。
そして、下側のフィードローラ5bはモータ5cによって駆動回転するように構成され、上側のフィードローラ5aは前記印字部4におけるプラテンローラ24の上下動(接離動)に連繋して下側のフィードローラ5bに対する接近/離反が切り換わるように構成されている。即ち、印字部(印字手段)4のプラテンローラ24がサーマルヘッド23に接近する印字状態時は上側のフィードローラ5aは下側のフィードローラ5bから離反し、印字手段4のプラテンローラ24がサーマルヘッド23から離反する時は上側のフィードローラ5aは下側のフィードローラ5bと接触するように構成されている。
この上側のフィードローラ5aが下側のフィードローラ5bと接触し、上下のフィードローラ5a,5bによって帯シートaが挾着され、下側のフィードローラ5bが正転方向(時計回り方向)に駆動回転することで帯シートaはガイド1に向けて送り出され、逆転方向(反時計回り方向)に駆動回転することで帯シート1は引き戻される。
そして、この前記枠体39は、該枠体39の側近でフレーム28に回動自在に軸支した押圧カム41によって下方に回動されるように構成されている。
上記押圧カム41の回動は、前記印字部(印字手段)4における押圧片32を固着した軸31と押圧カム41とをリンク42で連結し、軸31の回動により押圧カム41がリンク42を介して揺動されるように構成されている(図4(a)参照)。尚、上側のフィードローラ5aを保持した枠体39の上方への回動(フィードローラの離反)は、前記押圧カム41による枠体39の押圧が解除された時、付勢手段64によって軸40を中心として上方に回動することで離反される。
そして、前記フィード手段5寄りに配置した第1押え板43には上端面より僅か下方位置に帯シートaが嵌挿される通孔47が開設されており、フィード手段5の作動で繰り出される帯シートaの先端はこの通孔47を通ってガイド1に供給される。その為に、第1押え板43より下流側に配置される第2押え板44の上端は前記第1押え板43の通孔47の下側孔縁と面一か或いは下側孔縁より下方となるように配置されている。
叉、第1押え板43と第2押え板44との間に配置する熱溶着板45は、第1押え板43と第2押え板44で帯シートaを押えた後熱溶着する為、該熱溶着板45の上端は第2押え板44の上端より下方に位置されている。
更に、前記ガイド1における商品Wが載置される位置の線上外側には、商品検出センサ54が設置され、ガイド1内の所定位置に商品Wが置かれているか否かが検出されるようになっており、商品Wが検出されると前記フィード手段5が起動し、帯シートaの引き戻しを開始するようになっている。
帯掛制御部55は、通信用INFを介して印字制御部56と接続され相互に交信できるようにしてあり、各制御部55,56は、マイクロコンピュータで構成されるCPU(中央処理装置)57,61により制御される。
CPU57には、バス57aを介してROM58、RAM59、帯掛機構駆動部60、帯シート先端検出センサ(停止センサ)53、商品検出センサ54、カム原点センサ52、ラベル貼付部(貼付手段)3が接続されている。
ROM58は、CPU57が実行する制御プログラムが格納されており、RAM59には、CPU57とCPU61との通信データ等を一時記憶するエリアである。
ROM62は、CPU61が実行する制御プログラムが格納されており、RAM63には商品毎の品名等の商品情報を記憶しておく商品ファイル(図8参照)、商品を収容する蓋付き容器(トレイ)に関する各種データを記憶しておくトレイファイル(不図示)、帯掛けの帯シートに商品に関する所定の項目を印字する為の印字位置情報を記憶しておく印字フォーマットファイル(図9参照)、帯シートaに対する販促ラベルbの付着位置を規定する販促ラベルフォーマット(図9参照)等のファイルが記憶されている。
表示操作部9は、タッチパネルで構成されており、CPU61の指令に基づいて入力データの表示、プリセットデータの表示、各種メッセージの表示を行うものである。
キー操作部10は、装置の起動、停止等のための各種スイッチ及びデータの入力等を行うキーボードからなる。
印字位置Xは、対応項目の印字エリアについて、印字時における帯シートの進行方向と直交する方向における基点Oから印字開始位置のX座標を表し、ドット単位で示される値である。
印字位置Yは、対応項目の印字エリアについて、印字時における帯シートの進行方向における基点Oから印字開始位置のY座標を表し、ドット単位で示される値である。
印字領域X幅は、対応項目の印字エリアのX座標方向のドット数、印字領域Y幅は対応項目の印字エリアのY座標方向のドット数を表す。上記各ドット数は、キー操作部10の数字キーによる入力により任意の数字に設定することができる。また、本実施例では8ドット分が1mmに該当するようになっている。
尚、JANコード(バーコード)を帯シートに印字する場合、JANコードの印字位置データも印字フォーマットファイルに設定される。
POPラベル(販促ラベル)bを貼付するタイミングデータは、印字部(印字手段)のプラテンローラ24を駆動回転させるステッピングモータ25が駆動を開始して印字が開始された後、何秒後にラベル貼付部(貼付手段)3のモータ21を駆動させるかが設定されている。この時間を変えることで、帯シートaの長さ方向でのラベル貼付位置が可変される。
上記印字フォーマットは、各商品の品番に対応して設定されていることで、品番を選択することで、印字情報である品名や値段等の他に、POPラベル(販促ラベル)bの発行の有無、及びPOPラベル(販促ラベル)bを発行する場合の付着位置のデータ(タイミングデータ)が読み出される。
(S1)…帯シートaがセットされていることを確認し、オペレータにより電源スイッチがONされる。電源スイッチがONされるとCPU57は、溶着部6とカッタ部7を上下するカム機構49のカムが初期位置(カム原点センサ52を遮る)に戻るよう制御する。そして、フィード手段5が作動して帯シートaの先端を所定位置まで繰り出し、駆動部8が作動してカム機構49が作動することでカッタ7が上昇し、受け板46がカッタ7の上方位置へ突出移動し、受け板46とカッタ7とで帯シートaが挟まれ、帯シートaが切断される。そして、CPU57はフィード手段5を逆回転させて前記帯シートaの切断先端部を該フィード手段5(上下一対のフィードローラの接点間に帯シートの先端が挟まれる位置)へ引き戻し、位置させるよう制御する(図6参照)。この位置が帯シートの初期位置である。尚、印字部(印字手段)4のサーマルヘッドとプラテンローラとの接点からフィード手段5上の初期位置までの距離は装置構成時に決定される。本実施例では、この距離を40mmとする。
(S3)…スタートボタンがオペレータにより押される。
(S4)…(S2)で選択された品番に関連付けられている印字フォーマット番号の印字位置情報がRAM63の印字フォーマットファイルより読み出され、同様に品番に関連付けられているPOPラベル(販促ラベル)bを貼付するか否かを示すフラグがRAM63より読み出され(読み出し手段)、その読み出された品番の商品情報、印字位置情報、及びPOPラベル貼付有無情報がRAM63の他のエリアに一時記憶される。そして、RAM63の他のエリアに一時記憶された印字位置情報の印字開始データが40mmか否かをCPU61が判断する。つまり、該印字開始データから40mmを減算し、その値が“0(ゼロ)”かどうかを判断する。そして、その減算値(差分データ)を前記RAM63の他のエリアに一時記憶する。
(S5)…(S4)で読み出した印字位置情報に基づき、印字開始位置が合わされる。尚、前記印字位置情報には、印字開始データの他に、帯シートaに印字する項目毎に、印字位置の始点である幅方向(X)、長さ方向(Y)、その始点からのX方向の幅、Y方向の幅等のデータが設定されている(図9参照)。
(S4)で読み出した印字開始データが40mmでない場合、つまり40mm以上(本実施例では40mmが最小値)と判断された場合は、(S4)で一時記憶された印字位置情報の、印字開始データと初期位置である40mmとの差分データと、更にプラテン/フィードローラ開閉駆動モータ33を駆動させプラテンローラをサーマルヘッドから離反させる信号とを、通信INFを介してCPU61(印字制御部)からCPU57(帯掛制御部)へ送信する。つまり40mm以上(本実施例では40mmが最小値)と判断された場合は、印字部(印字手段)4のプラテンローラ24がサーマルヘッド23から離反するよう上昇する。
印字部(印字手段)4のプラテンローラの上下動と、フィード手段5の上側のフィードローラ5aの上下動は相反する動きをするようリンク結合されているので、フィード手段5の上側のフィードローラ5aは下降して下側のフィードローラ5bとで帯シートaを挟持し、(S4)でRAM59に一時記憶した印字開始データと40mmとの差分データ分だけ、フィード手段5のフィードローラモータ5cを回転させる。例えば、印字開始データが60mmである場合は、フィードローラモータ5cの駆動で帯シートaの先端を初期位置から20mmだけ前方に繰り出し、印字部(印字手段)4の位置から帯シートaの先端までの長さを60mmに合わせる。
(S7)…RAM63からラベル貼付フラグに[1]が設定されている場合、ラベル貼付位置Y(貼付開始のタイミングデータ)が読み出される。
(S8)…(S7)でRAM63に一時記憶されたラベル貼付位置情報の貼付位置Yのデータが70mm以上か否かをCPU61が判断する。ここで、70mmとは、サーマルヘッド23とラベル貼付部との間隔で、装置の機構的な理由によって決定される。70mmより小さい数値の場合は、ラベル貼付部よりも印字部(印字手段)4寄りになる為、ラベル用紙を貼付することは物理的に不可能である。YESの場合は(S9)に進み、NOの場合は(S12)に進む。
(S9)…(S7)でRAM63から読み出された印字項目の印字位置Yの座標ドットから70mmに該当する560ドット分を減算し、その減算したデータと、プラテン/フィードローラ開閉駆動モータを駆動させプラテンローラをサーマルヘッドから離反させる信号とを、通信INFを介してCPU61からCPU57へ送信する。
(S11)…(S9)にて、帯掛制御部側で受信したデータはRAM59の一時記憶エリアに記憶される。そして、CPU57の制御により、(S9)で算出された距離分、ステッピングモータが回転してPOPラベル(販促ラベル)bを帯シートa上に貼付する。
(S12)…(S6)でNOの場合は、POPラベル(販促ラベル)bは貼付されず、(S13)で帯シートa上に、CPU61の制御により、RAM63に記憶された印字フォーマットファイルと商品ファイルとに基づき印字部(印字手段)4で所定項目の印字が行われる。(S8)の判断がNOの場合も同様である。
(S14)…印字が終了したら、CPU57の制御により印字部4のプラテンローラをサーマルヘッドから離反させるモータを駆動させ、これによりプラテンローラがサーマルヘッドから離反し、フィード手段5にて帯シートを挟持する。
そして、フィード手段5により帯シートが所定量繰り出され、ガイド1内の商品載置部に置かれた商品Wに帯シートを帯掛けし、帯シートを商品外周に沿うように縮径させて商品Wへの帯掛けが完了する。
以上のようにすることで、図11(a)、(b)に示すように帯シートaにPOPラベル等の販促ラベルbを貼付することができ、該販促ラベルbが貼付された帯シートaによって商品Wを帯掛けすることができる。
例えば、印字フォーマットとPOPラベル(販促ラベル)bの貼付のための貼付位置フォーマットは別でもよい。
即ち、図12に示すように、商品ファイルに、品番(商品番号)毎にPOPラベル(販促ラベル)発行の有無と、POPラベル(販促ラベル)の発行有の場合は同時に該ラベルを帯シートに対して貼付する貼付位置を決めるタイミングデータの識別子であるPOP貼付フォーマット番号(例えば、「0」はPOPラベル発行無、「1」〜「4」はPOPラベル発行有を表す)を設定し、図13に示すように、POP貼付フォーマットファイルにはPOP貼付フォーマット番号毎に、帯シートに対するPOPラベルの貼付位置を決めるタイミングデータを設定してもよい。その場合は、所定の品番をキー操作で呼び出してから、POPラベル(販促ラベル)bの貼付位置を規定するファイルから使用するフォーマットを選択し、設定するようにしてもよい。
更に、POPラベル(販促ラベル)の貼付位置は、上記したようにフォーマットにより可変可能としたが、商品(品番)に関係なく貼付位置を一定(固定)としてもよい。
(1)本実施例では帯シートでループを形成する為に環状のガイドを用いたが、ガイドを用いない帯掛け装置でもよいものである。
(2)帯シートの機械読みする印字項目の印字位置エリアの裏側に印刷(例えば白色塗料による)を施し、その印刷した位置の帯シート表面にバーコードを印字するようにしてもよい。
(3)本装置の商品載置部に計量装置を配置し、或いは計量装置を接続して、商品の重量を計測し、その計測した重量データを帯シートに印字するようにしてもよい。
(4)印字内容は問わない。被帯掛け商品の産地、添加物名、賞味期限、商品の原体を示す個体識別番号等を印字してもよい。
(5)本実施例では、図10のフローチャートで示したように、帯シートに品名や値段等を印字した後に、POPラベル(販促ラベル)を貼付する例を示したがこれに限らず、帯シートの所定位置にPOPラベル(販促ラベル)を貼付した後に、帯シートのラベルが貼付された以外の箇所に品名や値段等の所定事項を印字するように、作業ステップの順序を逆にし、装置もそのように構成してもよい。又、その際、貼付したPOPラベル(販促ラベル)上にも所定事項を印字するようにしてもよい。例えば、牛を示すPOPラベルを帯シートに貼付した後、帯シート上でPOPラベルが貼付された以外の箇所に品名等を印字し、POPラベル上には牛の個体識別番号を印字するようにしてもよい。尚、個体識別番号は牛に限らず、鳥や豚であってもよいし、更には魚介類であってもよい。また、印字される内容は個体識別番号に限定されず、その商品に関連した事項でもよい。
b…販促ラベル(POPラベル) 1…ガイド
3…ラベル貼付部(貼付手段) 4…印字部(印字手段)
5…フィード手段 6…溶着部
7…カッタ 8…熱溶着部/カッタの上下駆動部
9…表示部 10…操作部
W…商品
Claims (3)
- 商品載置部を囲むように帯シートをループ状に繰り出し、その帯シートの先端部を固定し、反対側を引き戻して初期ループを商品外周に沿うループに絞り、帯シートの先端部と重合する部分を接着し切断して帯シートを商品に帯掛けする帯掛け方法において、
前記帯シートに少なくとも商品の値段を印字するステップと、
商品の上面に販促ラベルが位置するよう該販促ラベルを搬送される帯シートに貼付するステップと、
前記印字と前記販促ラベルが貼付された前記帯シートで商品に帯掛けするステップとを有し、
前記販促ラベルを前記帯シートに貼付するステップにおける該販促ラベルの貼付位置は、商品の前記上面に位置する該帯シートの範囲内で、且つ該帯シートに対する印字ステップの印字範囲外であることを特徴とする帯掛け方法。 - 商品載置部を囲むように帯シートをループ状に繰り出し、その帯シートの先端部を固定し、反対側を引き戻して初期ループを商品外周に沿うループに絞り、帯シートの先端部と重合する部分を接着し切断して帯シートを商品に帯掛けする帯掛け装置において、
商品毎の品名、値段等の印字情報が設定されている商品ファイルを有する記憶手段と、
前記商品を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された商品の印字情報を前記帯シートに印字する印字手段と、
搬送される帯シートに商品の上面に販促ラベルが位置するよう該販促ラベルを貼付する貼付手段と、
前記印字手段による印字と前記貼付手段による前記販促ラベルの貼付がされた前記帯シートを商品載置部を囲むループ状に供給し、商品に該帯シートを帯掛けするフィード手段とを備え、
前記記憶手段は、前記帯シートに対する前記販促ラベルの貼付位置を規定する販促ラベル位置情報を有し、
前記特定手段は前記販促ラベル位置情報を読み出す読み出し手段を有し、該読み出し手段により読み出された該販促ラベル位置情報に基づき、帯シートに前記販促ラベルが貼付され、
前記商品ファイルには、商品毎に前記帯シートに対する印字位置を定める印字フォーマットが関連づけられ、前記販促ラベル位置情報は、前記印字フォーマットで設定される印字位置と重複しない位置情報であることを特徴とする帯掛け装置。 - 前記特定手段が、前記読み出し手段を兼ねていることを特徴とする請求項2記載の帯掛け装置。
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