JPH11157517A - 食品包装体のためのラベル貼着方法及びラベル貼着用シート - Google Patents
食品包装体のためのラベル貼着方法及びラベル貼着用シートInfo
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- JPH11157517A JPH11157517A JP32845797A JP32845797A JPH11157517A JP H11157517 A JPH11157517 A JP H11157517A JP 32845797 A JP32845797 A JP 32845797A JP 32845797 A JP32845797 A JP 32845797A JP H11157517 A JPH11157517 A JP H11157517A
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- sheet
- attaching
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Landscapes
- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
- Labeling Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 包装体を構成しているラップの全部を取り除
かなくてもラベル部分を除去できる方法を提供する。 【解決手段】 透明な薄いフィルム3でラッピングさ
れ、このフィルム上に価格表示又は商品表示のためのラ
ベル7を貼着してなる食品包装体1において、上記フィ
ルム3と同種又は類似のフィルムを帯状に構成したラベ
ル貼着用シート4を構成し、上記食品包装体1の表面の
一部を含むように該ラベル貼着用シート4を貼着し、こ
のラベル貼着用シート4に商品に関する情報を表示した
ラベル5,5を貼着することを特徴とする。
かなくてもラベル部分を除去できる方法を提供する。 【解決手段】 透明な薄いフィルム3でラッピングさ
れ、このフィルム上に価格表示又は商品表示のためのラ
ベル7を貼着してなる食品包装体1において、上記フィ
ルム3と同種又は類似のフィルムを帯状に構成したラベ
ル貼着用シート4を構成し、上記食品包装体1の表面の
一部を含むように該ラベル貼着用シート4を貼着し、こ
のラベル貼着用シート4に商品に関する情報を表示した
ラベル5,5を貼着することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売のために食品
を陳列する際、その食品をラップなどの包装用フィルム
でラッピングされた包装体に、商品名や製造日などの商
品に関する情報を表示したラベルを貼着するときの方法
及びラベル貼着用シートに関する。
を陳列する際、その食品をラップなどの包装用フィルム
でラッピングされた包装体に、商品名や製造日などの商
品に関する情報を表示したラベルを貼着するときの方法
及びラベル貼着用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、スーパーマーケットや生鮮食
料品店などで加工食品や生鮮食料品を陳列する場合、ト
レーに載せた食品を透明なフィルム(いわゆるラップ)
で包装していた。これは、第一に、取り出して品定めし
ても手が直接商品に触れず、品質を維持するなどの衛生
上の理由、第二に、包装されている食品が何であるか又
は鮮度はどうであるかなどを一見して判別できるための
機能上の理由からである。そこで、従来より行われてい
るラベルの貼着方法は、食品包装体の表面、即ち、透明
なフィルムに直接貼着していた。そして、ラベルは容易
に剥離できない程度に十分な接着力を有する接着剤が使
用されたものであった。
料品店などで加工食品や生鮮食料品を陳列する場合、ト
レーに載せた食品を透明なフィルム(いわゆるラップ)
で包装していた。これは、第一に、取り出して品定めし
ても手が直接商品に触れず、品質を維持するなどの衛生
上の理由、第二に、包装されている食品が何であるか又
は鮮度はどうであるかなどを一見して判別できるための
機能上の理由からである。そこで、従来より行われてい
るラベルの貼着方法は、食品包装体の表面、即ち、透明
なフィルムに直接貼着していた。そして、ラベルは容易
に剥離できない程度に十分な接着力を有する接着剤が使
用されたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
貼着方法では、一度ラベルを貼着した商品からラベルの
みを剥離することができなかった。そのため、入荷日に
例えば「新鮮」や「本日入荷」のような内容を表示した
ラベルを貼着したとすると、次の日にも当該ラベルを貼
着しておくことは許されず、当然、このようなラベルを
除去しなければならなかったのであるが、ラベルの剥離
が困難であるため、止むを得ず包装用のラップを取り除
き、新しいラップで包装し直していた。従って、取り除
いたラップによって多量のゴミを排出することとなり、
しかも、再度の包装に多大な労力を費やす結果となって
いた。
貼着方法では、一度ラベルを貼着した商品からラベルの
みを剥離することができなかった。そのため、入荷日に
例えば「新鮮」や「本日入荷」のような内容を表示した
ラベルを貼着したとすると、次の日にも当該ラベルを貼
着しておくことは許されず、当然、このようなラベルを
除去しなければならなかったのであるが、ラベルの剥離
が困難であるため、止むを得ず包装用のラップを取り除
き、新しいラップで包装し直していた。従って、取り除
いたラップによって多量のゴミを排出することとなり、
しかも、再度の包装に多大な労力を費やす結果となって
いた。
【0004】このことは、価格や品名を表示したラベル
を他の商品に間違えて貼着した場合も同様である。つま
り、一般的には同種の食品でも内容量や等級などに応じ
て価格が異なるものであるため、慣れた者でも十分な注
意をもって作業しなければ間違えることがあり得るので
あって、その際も、当然に包装を解体し、新しい包装と
新しいラベルを作成しなければならなかった。
を他の商品に間違えて貼着した場合も同様である。つま
り、一般的には同種の食品でも内容量や等級などに応じ
て価格が異なるものであるため、慣れた者でも十分な注
意をもって作業しなければ間違えることがあり得るので
あって、その際も、当然に包装を解体し、新しい包装と
新しいラベルを作成しなければならなかった。
【0005】また、単にラベルと呼ばれているものは、
「・・グラム」、「・・円」のような内容量の表示や価
格を表示するものや、「新鮮」、「本日入荷」、「・・
産」のような宣伝のために表示するものなど種々のラベ
ルが存在するが、包装されている食品の詳細な情報は、
価格等と一緒のラベルに記載されていることが多く、同
種の商品であっても、どんな料理に適する商品であるか
を知るためには、このようなラベルに記載されている細
かな文字を読まなければならなかった。このことは、魚
や肉において顕著であって、例えば、未加工の魚の切り
身が包装されているとすると、この切り身が何という種
類の魚であり、刺し身として食べることができるのか否
かを容易に判断することができず、また、未加工の細か
く切られた肉が包装されているとすると、この肉が豚肉
か牛肉かを容易に判別できないこともある。特に、年配
者や日本語(特に漢字)を読むことができない外国人が
戸惑うことが多く、目の不自由な人が自力で買い物をす
ることもできなかった。
「・・グラム」、「・・円」のような内容量の表示や価
格を表示するものや、「新鮮」、「本日入荷」、「・・
産」のような宣伝のために表示するものなど種々のラベ
ルが存在するが、包装されている食品の詳細な情報は、
価格等と一緒のラベルに記載されていることが多く、同
種の商品であっても、どんな料理に適する商品であるか
を知るためには、このようなラベルに記載されている細
かな文字を読まなければならなかった。このことは、魚
や肉において顕著であって、例えば、未加工の魚の切り
身が包装されているとすると、この切り身が何という種
類の魚であり、刺し身として食べることができるのか否
かを容易に判断することができず、また、未加工の細か
く切られた肉が包装されているとすると、この肉が豚肉
か牛肉かを容易に判別できないこともある。特に、年配
者や日本語(特に漢字)を読むことができない外国人が
戸惑うことが多く、目の不自由な人が自力で買い物をす
ることもできなかった。
【0006】本発明は、上記諸点にかんがみ、包装体を
構成しているラップの全部を取り除かなくてもラベル部
分を除去できる方法、及び、ラベルを容易に包装体から
剥離することができるラベル貼着用シートを提供するこ
とを目的とする。
構成しているラップの全部を取り除かなくてもラベル部
分を除去できる方法、及び、ラベルを容易に包装体から
剥離することができるラベル貼着用シートを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、透明な薄いフ
ィルムでラッピングされ、このフィルム上に価格表示又
は商品表示のためのラベルを貼着してなる食品包装体に
おいて、上記フィルムと同種又は類似のフィルムを帯状
に構成したラベル貼着用シートを構成し、上記食品包装
体の表面の一部を含むように該ラベル貼着用シートを貼
着し、このラベル貼着用シートに商品に関する情報を表
示したラベルを貼着することを特徴とする食品包装体の
ためのラベル貼着方法を要旨とする。
ィルムでラッピングされ、このフィルム上に価格表示又
は商品表示のためのラベルを貼着してなる食品包装体に
おいて、上記フィルムと同種又は類似のフィルムを帯状
に構成したラベル貼着用シートを構成し、上記食品包装
体の表面の一部を含むように該ラベル貼着用シートを貼
着し、このラベル貼着用シートに商品に関する情報を表
示したラベルを貼着することを特徴とする食品包装体の
ためのラベル貼着方法を要旨とする。
【0008】そして、前記ラベル貼着用シートが、ラベ
ルが貼着される側の表面に離形剤を施してなるラベル貼
着用シートであってもよく、また、紙又はプラスチック
フィルムによって構成されたラベル貼着用シートであっ
てもよい。また、前記ラベル貼着用シートが、包装すべ
き食品をイメージさせる色彩若しくは模様又は点字によ
る表示を有するフィルムによって構成されてなるのが好
ましい。
ルが貼着される側の表面に離形剤を施してなるラベル貼
着用シートであってもよく、また、紙又はプラスチック
フィルムによって構成されたラベル貼着用シートであっ
てもよい。また、前記ラベル貼着用シートが、包装すべ
き食品をイメージさせる色彩若しくは模様又は点字によ
る表示を有するフィルムによって構成されてなるのが好
ましい。
【0009】また、本発明は、薄肉の紙又はプラスチッ
クフィルムによって構成されたシート部材のうち、片面
に十分な接着力を有し、他面に離形剤を施してなること
を特徴とする食品包装体のためのラベル貼着用シートを
も要旨としている。そして、前記離形剤を施す面に、包
装されている食品をイメージさせる色彩又は模様を印刷
し、又は、点字による商品表示をしてなるのが好まし
い。
クフィルムによって構成されたシート部材のうち、片面
に十分な接着力を有し、他面に離形剤を施してなること
を特徴とする食品包装体のためのラベル貼着用シートを
も要旨としている。そして、前記離形剤を施す面に、包
装されている食品をイメージさせる色彩又は模様を印刷
し、又は、点字による商品表示をしてなるのが好まし
い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。ラベルの貼着方法にかかる発明の
実施形態は、まず、図1に示すように、略長方形のトレ
ー2の全体を透明なラップ3でラッピングされた食品包
装体1に対して、帯状に構成されたラベル貼着用シート
4を、この食品包装体1の表面の一部を通過するように
配設する。このとき、ラベル貼着用シート4は食品包装
体1の表面の一部分に露出できれば十分であるが、図示
のように、略長方形の長手方向に直行する向きへ一周巻
き付けるのが簡単である。そして、図2に示すように、
食品包装体1の表面に位置するラベル貼着用シート4に
は、その日の相場に基づく価格を表示するラベル5や、
「新鮮」又は「本日入荷」などの当日のみ使用できるラ
ベル6を貼着している。また、食品包装体1をラッピン
グしているラップ3には、まだ広く表示できる範囲が残
っているので、この部分には「・・産」などの継続的に
表示できるラベル7を貼着するものである。
に基づいて説明する。ラベルの貼着方法にかかる発明の
実施形態は、まず、図1に示すように、略長方形のトレ
ー2の全体を透明なラップ3でラッピングされた食品包
装体1に対して、帯状に構成されたラベル貼着用シート
4を、この食品包装体1の表面の一部を通過するように
配設する。このとき、ラベル貼着用シート4は食品包装
体1の表面の一部分に露出できれば十分であるが、図示
のように、略長方形の長手方向に直行する向きへ一周巻
き付けるのが簡単である。そして、図2に示すように、
食品包装体1の表面に位置するラベル貼着用シート4に
は、その日の相場に基づく価格を表示するラベル5や、
「新鮮」又は「本日入荷」などの当日のみ使用できるラ
ベル6を貼着している。また、食品包装体1をラッピン
グしているラップ3には、まだ広く表示できる範囲が残
っているので、この部分には「・・産」などの継続的に
表示できるラベル7を貼着するものである。
【0011】ここで、帯状のラベル貼着用シート4は、
ラップ3と同種のフィルムで構成させることができ、そ
の場合、ラベル貼着用シート4は特別に接着剤を使用し
なくとも、トレー2の裏側において、ラップ3と同様に
少し熱を与えることにより食品包装体と一体化させるこ
とができる。また、他の材料で構成した場合、熱によっ
て一体化できないものには、接着剤を帯状のラベル貼着
用シート4の一端に設けておけば、トレー2の裏側で他
端と接着させることができる。
ラップ3と同種のフィルムで構成させることができ、そ
の場合、ラベル貼着用シート4は特別に接着剤を使用し
なくとも、トレー2の裏側において、ラップ3と同様に
少し熱を与えることにより食品包装体と一体化させるこ
とができる。また、他の材料で構成した場合、熱によっ
て一体化できないものには、接着剤を帯状のラベル貼着
用シート4の一端に設けておけば、トレー2の裏側で他
端と接着させることができる。
【0012】食品包装体1の表面に貼着すべきラベル
5,6,7は、当日に限って使用しなければならないも
のと、賞味期間内であれば継続的に使用できるものとを
分類することによって、売れ残った場合には剥離しなけ
ればならないラベル5,6だけを選択的に除去できるこ
ととなる。その際、図3に示すように、ラベル貼着用シ
ート4は、食品包装体1を巻き付けた円環状を形成する
状態であるので、一部を切断することによって円環状か
ら帯状に戻ることとなり、巻き付けてあったラベル貼着
用シート4は簡単に除去できるととなる。なお、このラ
ベル貼着用シート4を除去するとき、食品包装体1の表
面に除去すべきラベル貼着用シート4の切れ端が残るこ
とは避けなければならないが、他の箇所(例えばトレー
2の裏側など)に上記のような切れ端が残っていても商
品価値を低下することには直結しないであろうから、ラ
ベル貼着用シート4は食品包装体1の表面から切断する
のが肝要であろう。
5,6,7は、当日に限って使用しなければならないも
のと、賞味期間内であれば継続的に使用できるものとを
分類することによって、売れ残った場合には剥離しなけ
ればならないラベル5,6だけを選択的に除去できるこ
ととなる。その際、図3に示すように、ラベル貼着用シ
ート4は、食品包装体1を巻き付けた円環状を形成する
状態であるので、一部を切断することによって円環状か
ら帯状に戻ることとなり、巻き付けてあったラベル貼着
用シート4は簡単に除去できるととなる。なお、このラ
ベル貼着用シート4を除去するとき、食品包装体1の表
面に除去すべきラベル貼着用シート4の切れ端が残るこ
とは避けなければならないが、他の箇所(例えばトレー
2の裏側など)に上記のような切れ端が残っていても商
品価値を低下することには直結しないであろうから、ラ
ベル貼着用シート4は食品包装体1の表面から切断する
のが肝要であろう。
【0013】次に、ラベル貼着用シートの実施形態を説
明する。図4に示すように、本実施形態は、紙又はプラ
スチックフィルムで構成されたラベル貼着用シート11
が仮接着台紙12に接着されたものであり、ラベル貼着
用シート11の表面(図中手前側の面)13には、離形
剤が施されており、裏面(図中仮接着台紙側の面)14
には、十分な接着力を有する接着剤が施されている。そ
して、仮接着台紙12にも離形剤が施されており、ラベ
ル貼着用シート11の裏面14が当該仮接着台紙12に
仮接着され、使用時にはラベル貼着用シート11が容易
に剥離できるように構成されているのである。なお、離
形剤としては、ラベル貼着用シート11が紙であればろ
うやシリコンなどを使用することによって、ラベルの貼
着力を調整でき、簡単には剥離しないものの人為的に剥
離するときは比較的容易な状態にすることができるので
ある。
明する。図4に示すように、本実施形態は、紙又はプラ
スチックフィルムで構成されたラベル貼着用シート11
が仮接着台紙12に接着されたものであり、ラベル貼着
用シート11の表面(図中手前側の面)13には、離形
剤が施されており、裏面(図中仮接着台紙側の面)14
には、十分な接着力を有する接着剤が施されている。そ
して、仮接着台紙12にも離形剤が施されており、ラベ
ル貼着用シート11の裏面14が当該仮接着台紙12に
仮接着され、使用時にはラベル貼着用シート11が容易
に剥離できるように構成されているのである。なお、離
形剤としては、ラベル貼着用シート11が紙であればろ
うやシリコンなどを使用することによって、ラベルの貼
着力を調整でき、簡単には剥離しないものの人為的に剥
離するときは比較的容易な状態にすることができるので
ある。
【0014】上記のような構成のラベル貼着用シート1
1を使用する場合は、図5に示すように、ラベル貼着用
シート11を仮接着台紙12から剥離して、食品包装体
1を包装しているラップ3の適宜箇所に貼着する。この
とき、ラベル貼着用シート11の裏面は十分な接着力を
有するのであるから、このラベル貼着用シート11をラ
ップ3から剥離することは不可能となる。そこで、この
ように十分に接着されたラベル貼着用シート11の表面
に、後日になって剥離すべき可能性を有するラベル5,
6を貼着するのである。このラベル貼着用シート11の
表面には、離形剤が施されているので、当該ラベルを剥
離する必要が生じた場合でも比較的容易に剥離させるこ
とができ、このラベル貼着用シート11の表面に貼着す
るのであれば、ラベル5,6の貼着及び剥離を数回繰り
返すことは可能となり、食品包装体の包装を新しくする
ことなく、ラベル5,6だけを交換することもできる。
1を使用する場合は、図5に示すように、ラベル貼着用
シート11を仮接着台紙12から剥離して、食品包装体
1を包装しているラップ3の適宜箇所に貼着する。この
とき、ラベル貼着用シート11の裏面は十分な接着力を
有するのであるから、このラベル貼着用シート11をラ
ップ3から剥離することは不可能となる。そこで、この
ように十分に接着されたラベル貼着用シート11の表面
に、後日になって剥離すべき可能性を有するラベル5,
6を貼着するのである。このラベル貼着用シート11の
表面には、離形剤が施されているので、当該ラベルを剥
離する必要が生じた場合でも比較的容易に剥離させるこ
とができ、このラベル貼着用シート11の表面に貼着す
るのであれば、ラベル5,6の貼着及び剥離を数回繰り
返すことは可能となり、食品包装体の包装を新しくする
ことなく、ラベル5,6だけを交換することもできる。
【0015】次に、他の実施形態を説明する。図6
(a)に示すラベル貼着用シート21の表面23には豚
の模様を、(b)に示すラベル貼着用シート31の表面
33にはう牛の模様を、それぞれ描いており、包装され
ている食品が豚肉を加工したものか、牛肉を加工したも
のかを一見して把握することができる。また、場合によ
っては、牛や豚の全体の模様のうちの一箇所を着色し
て、どこの箇所の肉かを示せば、小さな品名表示を見な
くとも容易に理解でき、年配者や字を読むことのできな
い外国人であっても不自由なく買い物ができる。さら
に、図7に示すように、魚などの包装にあっては、生で
食べれるか、鍋物用か(a)、若しくは、焼き魚用
(b)かを模様によって表示することができ、これもま
た、需要者に親切なサービスを提供できることとなる。
(a)に示すラベル貼着用シート21の表面23には豚
の模様を、(b)に示すラベル貼着用シート31の表面
33にはう牛の模様を、それぞれ描いており、包装され
ている食品が豚肉を加工したものか、牛肉を加工したも
のかを一見して把握することができる。また、場合によ
っては、牛や豚の全体の模様のうちの一箇所を着色し
て、どこの箇所の肉かを示せば、小さな品名表示を見な
くとも容易に理解でき、年配者や字を読むことのできな
い外国人であっても不自由なく買い物ができる。さら
に、図7に示すように、魚などの包装にあっては、生で
食べれるか、鍋物用か(a)、若しくは、焼き魚用
(b)かを模様によって表示することができ、これもま
た、需要者に親切なサービスを提供できることとなる。
【0016】なお、本発明の趣旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々なる実施の態様をとることができることは無
論である。例えば、上記の実施形態のうち、ラベル貼着
用シート11に模様を印刷したものを他の実施形態とし
て説明したが、ラベルの貼着方法にかかる実施形態にお
ける帯状のラベル貼着用シート4に印刷することもでき
る。また、これらの模様は種々のものを考えることがで
き、模様のほかに絵などであってもよい。さらに、これ
らの模様や絵のほか、点字によって商品を表示すれば、
目の不自由な人が購入することもできるようになり、障
害を有する人が社会進出する一助にもなる。
いて、種々なる実施の態様をとることができることは無
論である。例えば、上記の実施形態のうち、ラベル貼着
用シート11に模様を印刷したものを他の実施形態とし
て説明したが、ラベルの貼着方法にかかる実施形態にお
ける帯状のラベル貼着用シート4に印刷することもでき
る。また、これらの模様は種々のものを考えることがで
き、模様のほかに絵などであってもよい。さらに、これ
らの模様や絵のほか、点字によって商品を表示すれば、
目の不自由な人が購入することもできるようになり、障
害を有する人が社会進出する一助にもなる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明は、透明な薄いフ
ィルムでラッピングされ、このフィルム上に価格表示又
は商品表示のためのラベルを貼着してなる食品包装体に
おいて、上記フィルムと同種又は類似のフィルムを帯状
に構成したラベル貼着用シートを構成し、上記食品包装
体の表面の一部を含むように該ラベル貼着用シートを貼
着し、このラベル貼着用シートに商品に関する情報を表
示したラベルを貼着することを特徴とする食品包装体の
ためのラベル貼着方法を要旨とするので、販売する当日
のみ貼着できるラベルを食品包装体から除去する場合に
は、帯状のラベル貼着用シートのみを除去すればよく、
後日も使用できるラベルと、当日のみ使用するラベルと
を区別して貼着することによって、不必要となるラベル
のみをラベル貼着用シートとともに除去できることとな
り経済的である。また、ラベル貼着用シートは帯状に構
成されているので、除去に際してはハサミなどで切段す
ることによって容易に行えるものである。
ィルムでラッピングされ、このフィルム上に価格表示又
は商品表示のためのラベルを貼着してなる食品包装体に
おいて、上記フィルムと同種又は類似のフィルムを帯状
に構成したラベル貼着用シートを構成し、上記食品包装
体の表面の一部を含むように該ラベル貼着用シートを貼
着し、このラベル貼着用シートに商品に関する情報を表
示したラベルを貼着することを特徴とする食品包装体の
ためのラベル貼着方法を要旨とするので、販売する当日
のみ貼着できるラベルを食品包装体から除去する場合に
は、帯状のラベル貼着用シートのみを除去すればよく、
後日も使用できるラベルと、当日のみ使用するラベルと
を区別して貼着することによって、不必要となるラベル
のみをラベル貼着用シートとともに除去できることとな
り経済的である。また、ラベル貼着用シートは帯状に構
成されているので、除去に際してはハサミなどで切段す
ることによって容易に行えるものである。
【0018】そして、前記ラベル貼着用シートが、ラベ
ルを貼着する側の表面に離形剤を施したものであれば、
このようなラベル貼着用シートの表面に貼着したラベル
であっても容易に剥離させることができることとなり、
帯状のラベル貼着用シートをも除去する必要がなくなる
ものである。また、上記の帯状のラベル貼着用シートの
素材としては、ラップと同種であれば目立たないであろ
うが、逆に目立たせるために、紙又はプラスチックフィ
ルムによって構成することもでき、これによって、紙で
構成すれば種々の印刷が容易となり、また、プラスチッ
クフィルムで構成すれば、ラベルの剥離を簡易にするこ
ともできる。さらに、前記ラベル貼着用シートが、包装
すべき食品をイメージさせる色彩若しくは模様又は点字
による表示を有するフィルムによって構成されてなるこ
とによって、単純にラベルを貼着すべきシートを設けた
ことにとどまらず、積極的に食品包装体を装飾できるの
で、本発明にかかるフィルムが需要者に違和感なく受け
入れてもらうことができ、さらに、高齢者や目の不自由
な人でも購入することができるように配慮することもで
きる。
ルを貼着する側の表面に離形剤を施したものであれば、
このようなラベル貼着用シートの表面に貼着したラベル
であっても容易に剥離させることができることとなり、
帯状のラベル貼着用シートをも除去する必要がなくなる
ものである。また、上記の帯状のラベル貼着用シートの
素材としては、ラップと同種であれば目立たないであろ
うが、逆に目立たせるために、紙又はプラスチックフィ
ルムによって構成することもでき、これによって、紙で
構成すれば種々の印刷が容易となり、また、プラスチッ
クフィルムで構成すれば、ラベルの剥離を簡易にするこ
ともできる。さらに、前記ラベル貼着用シートが、包装
すべき食品をイメージさせる色彩若しくは模様又は点字
による表示を有するフィルムによって構成されてなるこ
とによって、単純にラベルを貼着すべきシートを設けた
ことにとどまらず、積極的に食品包装体を装飾できるの
で、本発明にかかるフィルムが需要者に違和感なく受け
入れてもらうことができ、さらに、高齢者や目の不自由
な人でも購入することができるように配慮することもで
きる。
【0019】また、本発明は、薄肉の紙又はプラスチッ
クフィルムによって構成されたシート部材のうち、片面
に十分な接着力を有し、他面に離形剤を施してなること
を特徴とする食品包装体のためのラベル貼着用シートを
も要旨としているので、当該ラベル貼着用シートは、食
品包装体の表面を構成している包装用フィルムの表面に
直接貼着することができ、このラベル貼着用シートが包
装用フィルムの表面に貼着した状態を維持しつつ、その
表面にラベルを貼着したり剥離したりを繰り返すことが
できる。従って、貼着すべきラベルを間違えた場合、当
該ラベルを簡単に剥離して、正確な商品に貼着すること
ができるので、ラベルや包装用フィルムの無駄をなくす
ことができる。
クフィルムによって構成されたシート部材のうち、片面
に十分な接着力を有し、他面に離形剤を施してなること
を特徴とする食品包装体のためのラベル貼着用シートを
も要旨としているので、当該ラベル貼着用シートは、食
品包装体の表面を構成している包装用フィルムの表面に
直接貼着することができ、このラベル貼着用シートが包
装用フィルムの表面に貼着した状態を維持しつつ、その
表面にラベルを貼着したり剥離したりを繰り返すことが
できる。従って、貼着すべきラベルを間違えた場合、当
該ラベルを簡単に剥離して、正確な商品に貼着すること
ができるので、ラベルや包装用フィルムの無駄をなくす
ことができる。
【図1】ラベルの貼着方法の発明にかかる実施形態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図2】ラベルの貼着方法の発明にかかる実施形態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】ラベルの貼着方法の発明にかかる実施形態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図4】ラベル貼着用シートの発明にかかる実施形態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図5】ラベル貼着用シートの発明にかかる実施形態の
使用態様を示す説明図である。
使用態様を示す説明図である。
【図6】ラベル貼着用シートの発明にかかる他の実施形
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図7】ラベル貼着用シートの発明にかかる他の実施形
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
1 食品包装体 2 トレー 3 ラップ 4 ラベル貼着用シート 5,6,7 ラベル 11 ラベル貼着用シート 12 仮接着台紙
Claims (6)
- 【請求項1】 透明な薄いフィルムでラッピングされ、
このフィルム上に価格表示又は商品表示のためのラベル
を貼着してなる食品包装体において、上記フィルムと同
種又は類似のフィルムを帯状に構成したラベル貼着用シ
ートを構成し、上記食品包装体の表面の一部を含むよう
に該ラベル貼着用シートを貼着し、このラベル貼着用シ
ートに商品に関する情報を表示したラベルを貼着するこ
とを特徴とする食品包装体のためのラベル貼着方法。 - 【請求項2】 前記ラベル貼着用シートが、ラベルを貼
着する側の表面に離形剤を施してなるラベル貼着用シー
トである請求項1記載の食品包装体のためのラベル貼着
方法。 - 【請求項3】 前記ラベル貼着用シートが、紙又はプラ
スチックフィルムによって構成されたラベル貼着用シー
トである請求項1又は2記載の食品包装体のためのラベ
ル貼着方法。 - 【請求項4】 前記ラベル貼着用シートが、包装すべき
食品をイメージさせる色彩若しくは模様又は点字による
表示を有するフィルムによって構成されたラベル貼着用
シートである請求項1ないし3のいずれかに記載の食品
包装体のためのラベル貼着方法。 - 【請求項5】 薄肉の紙又はプラスチックフィルムによ
って構成されたシート部材のうち、片面に十分な接着力
を有し、他面に離形剤を施してなることを特徴とする食
品包装体のためのラベル貼着用シート。 - 【請求項6】 前記離形剤を施す面に、包装されている
食品をイメージさせる色彩又は模様を印刷し、又は、点
字による商品表示をしてなる請求項5記載のラベル貼着
用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32845797A JPH11157517A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 食品包装体のためのラベル貼着方法及びラベル貼着用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32845797A JPH11157517A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 食品包装体のためのラベル貼着方法及びラベル貼着用シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11157517A true JPH11157517A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18210489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32845797A Pending JPH11157517A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 食品包装体のためのラベル貼着方法及びラベル貼着用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11157517A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002215041A (ja) * | 2000-11-14 | 2002-07-31 | Toshiba Tec Corp | 商品ラベル及び商品ラベル発行機 |
JP2007308187A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Teraoka Seiko Co Ltd | 帯掛け方法及びその帯掛け装置 |
JP2008087822A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Kobayashi Create Co Ltd | 紙製封筒 |
JP2021008082A (ja) * | 2019-07-02 | 2021-01-28 | 株式会社寺岡精工 | 印刷装置 |
-
1997
- 1997-11-28 JP JP32845797A patent/JPH11157517A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002215041A (ja) * | 2000-11-14 | 2002-07-31 | Toshiba Tec Corp | 商品ラベル及び商品ラベル発行機 |
JP2007308187A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Teraoka Seiko Co Ltd | 帯掛け方法及びその帯掛け装置 |
JP2008087822A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Kobayashi Create Co Ltd | 紙製封筒 |
JP2021008082A (ja) * | 2019-07-02 | 2021-01-28 | 株式会社寺岡精工 | 印刷装置 |
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