JP2009083911A - 帯巻装置 - Google Patents

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直毅 駒井
Ryoichi Kawamura
涼一 河村
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文浩 山中
Mitsunobu Hayashi
光信 林
Noriaki Koizumi
則昭 小泉
Tetsuji Watanabe
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Abstract

【課題】帯体を物品の周囲でループになるように供給したのち、帯体の先端部を固定して引き戻すことにより帯体を物品に巻き締め、帯体の先端部と後続部分との重合部を結合及び切断する帯巻装置において、物品に外周寸法のばらつきがあっても、安定して良好な帯巻状態を実現する。
【解決手段】フィルムFを物品の周囲でループになるように供給したのち引き戻す第1フィルム供給部30を駆動側及び受け側フィードローラ31,32で構成し、且つ受け側フィードローラ32にエンコーダ32aを組み付ける。そして、フィルムFを第1フィルム供給部30によって引き戻すとき、エンコーダ32aからの信号に基づいて受け側フィードローラ32の回転停止を検知すると、物品Xを引き締める引張力となるようにステッピングモータの駆動を制御すると共に、その状態でフィルムFを所定時間引き戻すように第1フィルム供給部30の駆動を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、物品に樹脂製や紙製の帯体を巻き締める帯巻装置に関し、物品包装の技術分野に属する。
従来、コンビニエンスストア等で販売される弁当等の蓋付商品は、蓋が外れないように樹脂製フィルム等の帯体が巻き締められている。このように物品に帯体を巻き締める帯巻装置には、例えば特許文献1に開示のものがある。この帯巻装置によれば、テーブルの一側方から供給された帯体は、テーブルに載置された物品の下方を通過したのち物品を取り巻くように進み、先端部が再びテーブルの一側方から物品の下方に入って後続部分の上に重なり合い、物品の周囲にループを形成する。次に、帯体は、先端部が固定されたのち、供給時とは逆方向に引き戻され、縮径して物品の外周に巻き締められる。そして、帯体は、先端部と後続部分との重合部が例えば溶着によって結合され、結合部より後続側の近傍で切断されて帯巻きが完了する。
特開2006−182449号公報
ところで、従来の帯巻装置では、ループに形成された帯体を物品の外周に巻き締めるときには、当該物品に対して予め設定された引き戻し量で帯体を引き戻すので、以下のような問題がある。すなわち、帯巻装置で良好な帯巻状態を実現する場合に重要なのは、ループに形成された帯体が物品の外周に弛みなく巻き付いたのちのタイトに引き締める段階にあるが、従来の帯巻装置では、帯体が物品の外周に弛みなく巻き付いた時点がわからないから、物品の外周寸法にばらつきがあると、引き締め過剰になって、帯体で物品を損傷したり、逆に引き締め不足になって、蓋が外れないようにするという帯体本来の役割を果たすことができなくなったりするおそれがある。
本発明は、従来の帯巻装置における前記問題に対処するもので、物品に外周寸法のばらつきがあっても、安定して良好な帯巻状態を実現することを課題とする。
まず、本願の特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、帯体を物品の周囲でループになるように供給したのち、該帯体の先端部を固定して引き戻すことにより該帯体を物品に巻き締めると共に、その状態で該帯体の先端部と後続部分との重合部を結合及び切断する帯巻装置であって、前記帯体を挟んで配置された駆動ローラと従動ローラとを有し、該帯体を物品の周囲でループになるように供給したのち引き戻す供給手段と、物品の周囲でループに形成された帯体を前記供給手段によって引き戻すときの引張力を調整する引張力調整手段と、前記従動ローラの回転を検出する回転検出手段と、前記供給手段と引張力調整手段の駆動を制御する制御手段とを備えており、該制御手段は、前記回転検出手段からの信号に基づいて前記従動ローラの回転停止を検知すると、物品を引き締める引張力となるように前記引張力調整手段の駆動を制御すると共に、その状態で帯体を所定時間あるいは所定長さ引き戻すように前記供給手段の駆動を制御することを特徴とする。
次に、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の帯巻装置において、前記制御手段は、物品の周囲でループに形成された帯体を前記供給手段によって引き戻すときは、前記回転検出手段からの信号に基づいて前記従動ローラの回転停止を検知するまでは、前記物品を引き締める引張力より小さい引張力で引き戻すように前記引張力調整手段の駆動を制御することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項1または請求項2に記載の帯巻装置において、前記引張力調整手段は、前記駆動ローラに対する前記従動ローラの押し圧を変更することにより、帯体を引き戻すときの引張力を調整する構成とされていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の帯巻装置において、物品の寸法ごとに巻き締められる帯体の長さを記憶した記憶手段と、前記回転検出手段からの信号に基づく前記供給手段による供給開始から巻き締め終了までの間の供給長さと引き戻し長さとから、物品に実際に巻き締められた帯体の長さを算出すると共に、この算出された帯体の長さと前記記憶手段に記憶された当該物品についての帯体の長さとを比較することにより、帯巻異常を判定する帯巻異常判定手段とを備えていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の帯巻装置において、前記制御手段は、帯体の先端部が物品の下方を通過した所の中間停止位置に到達した時点で供給を停止させるように前記供給手段の駆動を制御したのち、前記回転検出手段からの信号に基づいて従動ローラの回転を検知すると、帯体の先端部がループが完成する物品の直下方の最終停止位置に到達可能に帯体の供給を再開させるように前記供給手段の駆動を制御することを特徴とする。
そして、請求項6に記載の発明は、前記請求項5に記載の帯巻装置において、前記中間停止位置より下流側に帯体の先端部が挿入される挿入位置が設けられていると共に、帯体の先端部が前記挿入位置に到達したことを検知する第1検知手段と、帯体の先端部がループが完成する前記最終停止位置に到達したことを検知する第2検知手段とを備え、且つ前記制御手段は、前記第1検知手段による検知があると帯体を供給し、次いで前記第2検知手段による検知があると帯体の供給を停止させると共に、前記第2検知手段による検知がない場合であって、前記回転検出手段からの信号に基づいて所定長さ帯体を供給したときにも帯体の供給を停止させるように前記供給手段の駆動を制御することを特徴とする。
まず、請求項1に記載の発明によれば、制御手段が供給手段の駆動を制御することにより、帯体は物品の周囲でループに形成されたのち先端部が固定された状態で引き戻され、物品の外周に巻き締められる。その場合、供給手段は駆動ローラと従動ローラとを有しており、この従動ローラの回転を検出する回転検出手段を備えたので、帯体が物品の外周に弛みなく巻き付いた時点がわかり、以下のような制御を行うことができる。
すなわち、ループに形成された帯体を引き戻して巻き締めるとき、帯体が物品の外周に弛みなく巻き付けられると、物品が引き戻しの抵抗となって帯体の搬送は停止し、駆動ローラは空転する一方、従動ローラは回転停止となる。そのとき、制御手段は、従動ローラの回転を検出する回転検出手段からの信号に基づいて従動ローラの回転停止を検知する。
そして、従動ローラの回転停止を検知した時点から、つまり帯体が物品の周囲に弛みなく巻き付いた時点から、制御手段は、物品を引き締める引張力となるように引張力調整手段の駆動を制御して駆動ローラが空転しないようにした上で、所定時間あるいは所定長さ引き戻すように供給手段の駆動を制御する。したがって、帯体が物品の外周に弛みなく巻き付いたことを検知した上で帯体を引き締めるから、物品の外周寸法にばらつきがあっても、引き締め過剰になったり引き締め不足になったりせず、良好な帯巻状態を実現することができる。
次に、請求項2に記載の発明によれば、ループに形成された帯体を引き戻すとき、回転検出手段からの信号に基づいて従動ローラの回転停止を検知するまでは、つまり帯体が物品の外周に弛みなく巻き付くまでは、制御手段は、物品を引き締める引張力より小さい引張力で引き戻すように引張力調整手段の駆動を制御するので、巻き付け行程における物品の損傷は確実に回避される。
また、請求項3に記載の発明によれば、帯体を挟んだ状態で駆動ローラに対する従動ローラの押し圧を変更するという簡素化された構成で、引張力調整手段を具体化することができる。そして、帯体を物品に弛みなく巻き付けるまでの段階では、小さい押し圧として両ローラによるグリップ力を小さくし、帯体を引き締める段階では、大きい押し圧としてグリップ力を大きくすることが可能となる。
また、請求項4に記載の発明によれば、帯巻異常判定手段が、記憶手段に記憶された物品に巻き締められる帯体の長さと、実際に物品に巻き締められた帯体の長さとを比較することにより、物品間違い、帯巻きトラブル、帯巻き途中での物品の取り除き等の異常を発見することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、例えば、作業者が中間停止位置で停止している帯体の先端部を取り上げて引き出す場合には、制御手段は、回転検出手段からの信号に基づいて従動ローラの回転停止から回転開始への移行を検知して、帯体の先端部が最終停止位置に到達可能に帯体の供給を再開するように供給手段の駆動を制御することができるので、前記中間停止位置に専用の取り上げセンサを設置しなくて済む。
ところで、第1検知手段によって帯体の先端部が挿入位置に到達したことが検知されると帯体の供給が開始されると共に、この帯体の先端部が最終停止位置に到達したことが第2検知手段によって検知されると帯体の供給が停止される構成の場合には、上流側の挿入位置での第1検知手段による検知はあったものの、第2検知手段による検知がない状況が発生すると、上流側から挿入位置方向への帯体の供給は続行され、物品の周囲に帯体が溢れるようになる。その結果、物品の外周に巻き締めるため帯体を引き戻すときに時間がかかり、高速化が阻害されるようになる。
そのような場合に請求項6に記載の発明によれば、制御手段は、第2検知手段による検知がない場合であっても、第1検知手段による検知後、回転検出手段からの信号に基づいて帯体を所定長さ供給したら供給を停止させるように供給手段の駆動を制御する。したがって、物品の周囲には正常時に比較して前記所定長さ分長い帯体が存在するだけで済み、高速化を維持することができる。
図1は、本発明の最良の実施の形態に係る帯巻装置1の外観を示す斜視図である。この帯巻装置1は、箱形状の本体1Aと、本体1Aよりも高さの低い載置テーブル1Bとが横に一体に連結した形状をしている。作業者(図示せず)は、この帯巻装置1の正面側に立って作業することも(立ち位置を符号アで例示する)、あるいは、側面側に立って作業することも(立ち位置を符号イで例示する)可能である。
載置テーブル1Bの上面2に左右に延びる凹溝3が形成されている。この凹溝3の右端部は、帯体であるフィルムの供給が一時停止したときに、このフィルムの先端部が位置することになる停止位置Bを規定する。この凹溝3のやや本体1A寄りの位置にシール当て板4が配置されている。帯巻きしようとする物品は、このシール当て板4の上で、凹溝3を跨ぐように、載置テーブル1Bの上面2に載置される。
載置テーブル1Bの上面2と直角を成す本体1Aの右側面5にフィルムガイド6が備えられている。このフィルムガイド6の上端部と右側面5との間にスリット7が形成され、このスリット7は、供給が一時停止されて前記停止位置Bに位置しているフィルムの先端部を挿入する挿入位置Cを規定する。図例では、このフィルムガイド6は、載置テーブル1Bの凹溝3と連続した位置にあるが、矢印aで示すように、右側面5の裏に隠れるようにスライド移動可能となっている。
図2は、帯巻装置1の内部構造を示す縦断面図である。この帯巻装置1は、本体1Aの内部に、フィルムFのロールRを支持するフィルムロール支持部10と、フィルムFに印字を施す印字部20と、フィルムFを載置テーブル1Bの側へ供給し又は載置テーブル1Bの側から引き戻す第1フィルム供給部30と、フィルムFにラベルを貼付するラベル貼付部40とを備え、一方、載置テーブル1Bの内部に、載置テーブル1Bに載置された物品Xの周囲でループを形成したフィルムFの先端部と後続部分との重合部を固定し、ヒートシールし、切断するシールカットユニット50を備えている。
ロールRから繰り出されたフィルムFは、矢印bで示すように、ダンサローラ8a、ガイドローラ8b、ガイド板8c、印字部20のサーマルヘッド21とプラテンローラ22との間、第1フィルム供給部30の一対のフィードローラ31,32の間、ガイドローラ8d、及び押えローラ8eと支持板8fとの間を通過する。この押えローラ8eを抜けた直後の位置が原点位置Aである。フィルムFは、さらに、ラベル貼付部40の剥離棒41の直下方、及びラベル押えローラ8gを通過して、載置テーブル1Bの凹溝3の底面9に到達し、この底面9を水平に右方向に進んで、載置テーブル1Bに載置された物品Xの下方及びシールカットユニット50を通過して、先端部が前述の停止位置B、すなわち上面2に形成された凹溝3の右端部に到達する。その場合に、凹溝3の右端部は、底面9が湾曲して徐々に上方を向いたものとなっており、これにより、フィルムFの先端部が停止位置Bにおいて上方を向くように案内される。
フィルムFの先端部は、物品Xの右側方から上方にかけての空間を通過しながら、前記停止位置Bから挿入位置C、すなわちフィルムガイド6の上端部と本体1Aの右側面5との間に形成されたスリット7に移動され、このスリット7に挿入される。その場合に、スリット7は、前記停止位置Bがある側に開いている。スリット7に挿入されたフィルムFの先端部は、フィルムガイド6の裏面6aに進入し、この裏面6aと右側面5の窪み面5aとの間に形成された間隙5bを下方に進む。その場合に、フィルムFを挟んで配置された一対のフィードローラ61,62を有する第2フィルム供給部60が設けられている。比較的大径の左側のフィードローラ61が駆動側であって、本体1Aに備えられている。比較的小径の右側のフィードローラ62が受け側であって、フィルムガイド6に備えられている。
前記間隙5bは下端部が曲面になっており、フィルムFの先端部は、この曲面に沿って水平方向に向きを変えられ、再び載置テーブル1Bの凹溝3に上方から入ってフィルムFの後続部分の上に重なり合い、この状態で水平に右方向に進んで、シール当て板4の下面に設けられたストッパ4aに当接し停止する。このようにフィルムFの先端部がストッパ4aに当接して停止する位置が待機位置Dである。ここにおいて、フィルムFが物品Xの周囲を環状に取り巻いたループが完成する。
載置テーブル1Bに載置される物品Xは、例えばコンビエンスストア等で販売される弁当等の蓋付トレイである。図3に示すように、この物品Xは、帯巻装置1により、外周面にフィルムFが巻き締められる。その場合に、フィルムFには、前記印字部20により印字が施される印字領域が設定されている。なお、図中の矢印は、図2に示した物品Xを見ている方向を示す。
図4に示すように、矢印bで示すように繰り出されて個々の物品Xに巻き締められるフィルムFには、先端部から順に、前部シール領域、印字領域、非印字領域、及び後部シール領域が設けられている。その場合に、図4及び図5に示すように、先端の前部シール領域の上に後続の後部シール領域が重合されて、前記シールカットユニット50によりヒートシールされる。印字領域は、バーコードや商品説明あるいは商品マーク等が表示される部分である。バーコードの部分と商品マークの部分とに、前記ラベル貼付部40により不透明なラベルLが裏から貼付されている。これは、フィルムFが透明な樹脂製であり、物品Xの模様によってそのままではスキャナがバーコードを読み取り難い場合や、購買者が商品マークを視認し難い場合に、不透明ラベルLをフィルムFの裏面に貼付することで、バーコードの読み取り及び商品マークの視認を促進するためである。
図2及び図6に示すように、印字部20は、熱により印字を行う感熱式プリンタを採用し、特にインクリボンを用いる熱転写プリンタを搭載している。すなわち、印字部20は、サーマルヘッド21と、このサーマルヘッド21に対してフィルムFを挟んで反対側に配置されたプラテンローラ22と、サーマルヘッド21とフィルムFとに挟まれて走行するインクリボンIの繰り出し側ローラ23と、巻き取り側ローラ24とを含む。サーマルヘッド21、繰り出し側ローラ23、及び巻き取り側ローラ24は、印字部フレーム20aに支持され、プラテンローラ22は、本体1A側に支持されている。サーマルヘッド21は、印字部フレーム20aに設けられた支点21aを中心に揺動自在であり、印字時に電磁ソレノイド(図示せず)がオンされると、矢印cのように、プラテンローラ22に所定の圧力で押しつけられ、非印字時に電磁ソレノイドがオフされると、矢印dのように、プラテンローラ22から離間する。サーマルヘッド21がプラテンローラ22に押しつけられる印字中は、インクリボンIが巻き取り側ローラ24に連続して巻き取られる。
図2及び図7に示すように、第1フィルム供給部30は、フィルムFを挟んで配置された一対のフィードローラ31,32を含む。比較的大径の上側のフィードローラ31は、金属製であり、駆動側であって、矢印e方向に回転することにより、フィルムFを載置テーブル1Bの側へ供給し、矢印f方向に回転することにより、フィルムFを載置テーブル1Bの側から引き戻す。比較的小径の下側のフィードローラ32は、ラバー又は樹脂製であり、受け側であって、本体1A側に設けられた支点33aを中心に揺動自在のブラケット33の一端部に支持されている。ブラケット33の他端部は、リターンスプリング34を介して、本体1A側に設けられた支点35aを中心に揺動自在のアーム部材35に連結されている。アーム部材35は、ステッピングモータ36により正逆両方向に所定角度だけ揺動される。
その結果、駆動側フィードローラ31に対する受け側フィードローラ32の押し圧がステッピングモータ36により調整される。すなわち、ステッピングモータ36が矢印g方向に回転し、アーム部材35が矢印i方向に揺動するほど、リターンスプリング34が引き延ばされて、フィードローラ31,32間の押し圧が増大し、逆に、ステッピングモータ36が矢印h方向に回転し、アーム部材35が矢印j方向に揺動するほど、リターンスプリング34が戻されて、フィードローラ31,32間の押し圧が減少する。そして、この押し圧の調整を介し、特に物品Xの周囲でループに形成されたフィルムFを引き戻すときの引張力を調整することができる。
そして、前記受け側フィードローラ32と同軸に、この受け側フィードローラ32の回転を検出するエンコーダ32aが組み付けられている。
図2及び図8に示すように、ラベル貼付部40は、支持板8fの上を進むフィルムFの直上方に配置された剥離棒41と、この剥離棒41でラベルLが剥離された後の台紙シートSを挟んで配置された一対のシート搬送用ローラ42,42と、多数のラベルL…Lが剥離可能に並設された台紙シートSの繰り出し側ローラ43と、巻き取り側ローラ44とを含む。台紙シートSは、ガイドローラ45,45及び剥離棒41により急角度で曲折され、これにより、台紙シートSからラベルLが剥離され、印字部20により印字がされた面の裏面にラベルLが貼付されることになる。ラベルLが貼付されたフィルムFは、すぐに支持板8fとラベル押えローラ8gとの間を通過することにより、ラベルLの貼付が確実とされる。
図9に示すように、この帯巻装置1には、フィルムFによる物品Xの帯巻動作を総合管理する制御ユニット100が搭載されている。この制御ユニット100は、操作パネル101からの各種操作信号の他、挿入位置CにおいてフィルムFの先端部が挿入されたことを検知する挿入センサ102、待機位置DにおいてフィルムFの先端部が到達したことを検知する待機位置センサ103、載置テーブル1B上に物品Xが載置されていることを検知する物品載置センサ104からの検知信号を入力する。また、第1フィルム供給部30の受け側フィードローラ32に組み付けられたエンコーダ32aからの検出信号を入力する。
一方、制御ユニット100は、図2に示すようにフィルムロールRを矢印m,n方向に回転させる駆動モータ111、図6に示すようにサーマルヘッド21を矢印c,d方向に揺動させるソレノイド112、同じく図6に示すようにインクリボンIを矢印o方向に巻き取る駆動モータ113、図7に示すように第1フィルム供給部30の駆動側フィードローラ31を矢印e,f方向に回転させる第1フィルム供給部駆動モータ114、同じく図7に示すように受け側フィードローラ32を矢印i,j方向に揺動させるステッピングモータ36、図2に示すように台紙シートSを矢印p方向に巻き取る駆動モータ115、同じく図2に示すように第2フィルム供給部60の駆動側フィードローラ61を矢印q,r方向に回転させる第2フィルム供給部駆動モータ116、本体1Aのフィルムガイド6を載置テーブル1Bの凹溝3と連続する図1に示した位置から矢印a方向に退避させ及び復帰させるためのアクチュエータ117、シールカットユニット50を作動させるためのアクチュエータ118、シール当て板4を凹溝3内の図1に示した位置に進出させ及び凹溝3内から退避させるためのアクチュエータ119に各種制御信号を出力する。
そして、制御ユニット100は、メモリ100aを有している。このメモリ100aには、図10(a)〜(d)に例示するような各種テーブルが格納されている。図10(a)の商品マスタには、商品コードをキーとして、商品名、金額、印字フォーマット番号、フィルム番号、トレイ番号等の各種データが予め登録されている。図10(b)の印字フォーマットマスタには、印字フォーマット番号をキーとして、印字領域、バーコード座標、商品説明座標、商品マーク座標等の各種データが予め登録されている。図10(c)のフィルムマスタには、フィルム番号をキーとして、フィルムFの引き戻し時のトレイの強度に基づいて設定された引締力、シールカットユニット50によるフィルムFの重合部のシール力、フィルムFへのラベルL貼付の有無、フィルムFにラベルLを貼付する場合のラベル位置、第1〜第3供給量等の各種データが予め登録されている。図10(d)のトレイマスタには、トレイ番号をキーとして、トレイの幅、高さ、長さ等の各種データが予め登録されている。
例えば、商品コード「001」(ホタテ弁当)が指定されると、商品マスタからフィルム番号「F01」が読み出され、これをキーとして、例えば、フィルムマスタから「ホタテ弁当」についての第1供給量(原点位置Aから停止位置BまでのフィルムFの供給量)、第2供給量(停止位置Bから挿入位置CまでのフィルムFの供給量)、第3供給量(挿入位置Cから待機位置DまでのフィルムFの供給量)が読み出され、これらのデータに基づいてフィルムFの供給が行われる。
以下、この帯巻装置1による物品Xの帯巻動作の具体的一例を図11のフローチャートと図12のタイムチャートとを用いて説明する。また、図13〜図16の動作説明図を適宜参照することにする。
まず、ステップS1で、作業者が操作パネル101の作業開始スイッチを押下すると共に物品Xとしての商品を呼び出すと、ステップS2で、ステッピングモータ36により、第1フィルム供給部30のフィードローラ31,32間の押し圧が所定値P1に増大される。そして、ステップS3で、第1フィルム供給部30及びインクリボンIが駆動し、ステップS4で、サーマルヘッド21がプラテンローラ22に当接して印字部20において印字が開始する。その場合、第1フィルム供給部30が駆動してフィルムFが供給されると、受け側フィードローラ32の回転を検出するエンコーダ32aは、検出信号を出力する。その間に、作業者により物品Xが載置テーブル1Bの上面2に載置される。
一方、ステップS5で、ラベル貼付部40では、フィルムFの裏面にラベルLが貼付される。ステップS6で、印字部20で印字が終了すれば、サーマルヘッド21がプラテンローラ22から離間する。また、ステップS7で、インクリボンIの巻取りが停止する。
次に、ステップS8で、第1フィルム供給部30の駆動速度が増速し、印字及びラベル貼付が終了したフィルムFを高速で載置テーブル1Bの側へ供給する。そして、ステップS9で、フィルムFを第1供給量だけ供給すれば、第1フィルム供給部30を停止する。すなわち、エンコーダ32aからの検出信号つまり出力パルス数が設定された値に到達すると、制御ユニット100は第1フィルム供給部30を停止するように制御するのである。このとき、図13に例示するように、フィルムFは物品Xの下方を通過して先端部は停止位置Bにあり、しかも、凹溝3ないし載置テーブル1Bの上面2から上方へ所定長さ突出している。
次いで、ステップS10で、第1フィルム供給部30のフィードローラ31,32間の押し圧を所定値P2に減少させたのち、ステップS11で、停止位置Bで停止中のフィルムFが作業者により取り上げられて引き出されたことが、受け側フィードローラ32の回転を検出するエンコーダ32aからの検出信号を介して検知すると、第1フィルム供給部30を駆動する。その場合、フィードローラ31,32間の押し圧を前記所定値P2に減少させたことにより、作業者は違和感なくスムースにフィルムFを取り上げて引き出すことができる。そして、ステップS12で、フィルムFを第2供給量だけ供給すれば、第1フィルム供給部30を停止する。すなわち、エンコーダ32aからの検出信号つまり出力パルス数が設定された値に到達すると、制御ユニット100は第1フィルム供給部30を停止するように制御するのである。
次いで、ステップS13で、図14に例示するように、フィルムFの先端部が挿入位置Cに挿入されたことを挿入センサ102で検知したときに、第1フィルム供給部30と第2フィルム供給部60の両方を互いに同速度で駆動する。これにより、停止位置Bから挿入位置Cまでの物品Xの右側方空間及び上方空間を、両位置B,C間で露出しているフィルムFの長さつまり第2供給量が維持されたまま、フィルムFの先端部が待機位置D、すなわちシールカットユニット50の直上部のシール当て板4の下面に設けられたストッパ4aに近づいていく。
次いで、ステップS14で、フィルムFが第3供給量だけ供給されたら第1フィルム供給部30を停止する。すなわち、エンコーダ32aからの検出信号つまり出力パルス数が設定された値に到達すると、制御ユニット100は第1フィルム供給部30を停止するように制御するのである。そして、ステップS15で、フィルムFの先端部が待機位置Dに到達したことを待機位置センサ103で検知したときに、第2フィルム供給部60を停止する。これによってフィルムFの供給が終了し、図2に示したように、フィルムFが載置テーブル1B上の物品Xの周囲を所定の間隔を空けて余裕をもって取り巻き、ループを形成することになる。
次は、フィルムFの引き戻しである。すなわち、ステップS16で、テーブル1B上に物品Xが載置されていることを物品載置センサ104で確認した上で、フィルムFの引き戻しを開始する。まず、ステップS17で、シールカットユニット50を上昇させることにより、フィルムFの先端部をシール当て板4に押し付けて固定し、また、フィルムガイド6をアクチュエータ117により、フィルムFのループの縮径経路から退避させる。そして、ステップS18で、第1フィルム供給部30及びフィルムロールRを逆転駆動するのである。その場合、物品載置センサ104を備えたことにより、物品Xが載置テーブル1B上にない状態では引き戻しを禁止してエラー報知するようにすれば、物品Xが載置テーブル1B上にない状態あるいは帯巻き途中で物品Xが取り除かれた状態でフィルムFの引き戻しを行ったときに生じ得るフィルムガイド6やシール当て板4へのフィルムFの巻き付きのようなトラブルが未然に回避される。
次いで、図15に示すように、シールカットユニット50によって先端部がシール当て板4に押し付けられて固定されたフィルムFが物品Xの外周に弛みなく巻き付けられると、前述した引張力の設定では第1フィルム供給部30の駆動側フィードローラ31は空転する一方、受け側フィードローラ32は回転停止するため、エンコーダ32aからの検出信号に基づいて、ステップS19で、第1フィードローラ31,32間の押し圧を、ステッッピングモータ36を作動させることにより、引き締めに必要な引張力に応じて所定値P3に増大調整する。そして、ステップS20で、フィルムFを所定長さ引き締めるため第1フィルム供給部30を所定時間逆転駆動すると、物品Xは、フィルムFにより、物品Xの強度に適合した所定の引張力つまり引締力で引き締められることになる。
次いで、ステップS21で、シールカットユニット50を作動させて、フィルムFの先端部と後続部分との重合部をヒートシールし切断する。ここで、図16に基づいて、シールカットユニット50の構成及び動作を説明する。このシールカットユニット50は、図面上、左から順に、押え板51、カッタ52、ヒートシーラ53、及び第2押え板54を備えている。これらは、アクチュエータ118により、それぞれ独立に動作する。シールカットユニット50は、シール当て板4の直下方にあり、また、凹溝3の底面9に形成された開口を介して、下方からシール当て板4の下面つまりストッパ4aを臨んでいる。
図16(a)は、引き締め前の状態を示している。凹溝3の底面9を通過するフィルムFは、押え板51の上部に形成されたスリット51aを通過している。図16(b)で、押え板51が上昇してフィルムFの先端部をシール当て板4と押え板51との間に挟んで固定し、この状態でフィルムFの引き戻しが行われる。次いで、図16(c)で、第2押え板54が上昇してフィルムFの後続部分をフィルムFの先端部に押し当ててシール当て板4と第2押え板54との間に挟んで固定する。そして、図16(d)で、可動刃52とヒートシーラ53とが一体となって上昇し、可動刃52がフィルムFを切断し、ヒートシーラ53が重合部をヒートシールして結合する。切断された後続側のフィルムFの先端部は原点位置Aに戻ることになる。そして、図16(e)で、シールカットユニット50全体が下降し、初期の状態に戻ることになる。
再び図11のフローチャートに戻り、ステップS22で、シールカットユニット50が下降すると、フィルムガイド6が復帰し、ステップS23で、シール当て板4が凹溝3から退避する(図16(e)参照)。これにより、ヒートシール部が物品Xの底面に着き、帯巻きが完了した物品Xを載置テーブル1Bから取り上げることが可能となる。そして、シール当て板4が再び凹溝3内に進出する。
次いで、ステップS24で、切断されたフィルムFの後続部分の先端部が原点位置Aまで戻れば、第1フィルム供給部30及びフィルムロールRの逆転駆動を停止する。すなわち、エンコーダ32aからの検出信号つまり出力パルス数が設定された値に到達すると、制御ユニット100は第1フィルム供給部30を停止するように制御するのである。そして、ステップS25で、第1フィルム供給部30のフィードローラ31,32間の押し圧を所定の初期値P1にリセットして終了となる。
以上のように構成したことにより、まず、制御ユニット100が第1フィルム供給部30の駆動を制御することにより、フィルムFは物品Xの周囲でループに形成されたのち先端部が固定された状態で引き戻され、物品Xの外周に巻き締められる。その場合、第1フィルム供給部30は駆動側フィードローラ31と受け側フィードローラ32とを有しており、この受け側フィードローラ32の回転を検出するエンコーダ32aを備えたので、フィルムFが物品Xの外周に弛みなく巻き付いた時点がわかり、以下のような制御を行うことができる。
すなわち、ループに形成されたフィルムFを引き戻して巻き締めるとき、フィルムFが物品Xの外周に弛みなく巻き付けられると、物品Xが引き戻しの抵抗となってフィルムFの搬送は停止し、駆動側フィードローラ31は空転する一方、受け側フィードローラ32は回転停止となる。そのとき、制御ユニット100は、受け側フィードローラ32の回転を検出するエンコーダ32aからの信号に基づいて受け側フィードローラ32の回転停止を検知する。
そして、受け側フィードローラ32の回転停止を検知した時点から、つまりフィルムFが物品Xの周囲に弛みなく巻き付いた時点から、制御ユニット100は、物品Xを引き締める引張力となるようにステッピングモータ36の駆動を制御して駆動側フィードローラ31が空転しないようにした上で、所定時間あるいは所定長さ引き戻すように第1フィルム供給部30の駆動を制御する。したがって、フィルムFが物品Xの外周に弛みなく巻き付いたことを検知した上でフィルムFを引き締めるから、物品Xの外周寸法にばらつきがあっても、引き締め過剰になったり引き締め不足になったりせず、良好な帯巻状態を実現することができる。
次に、ループに形成されたフィルムFを引き戻すとき、エンコーダ32aからの信号に基づいて受け側フィードローラ32の回転停止を検知するまでは、つまりフィルムFが物品Xの外周に弛みなく巻き付くまでは、制御ユニット100は、物品Xを引き締める引張力より小さい引張力で引き戻すようにテッピングモータ36の駆動を制御するので、巻き付け行程における物品Xの損傷は確実に回避される。
また、図7に示したように、フィルムFを挟んだ状態でステッピングモータ36を介して駆動側フィードローラ31に対する受け側フィードローラ32の押し圧を変更するという簡素化された構成で、引張力を調整することができる。そして、フィルムFを物品Xに弛みなく巻き付けるまでの段階では、小さい押し圧として両フィードローラ31,32によるグリップ力を小さくし、フィルムFを引き締める段階では、大きい押し圧としてグリップ力を大きくすることが可能となる。
また、作業者が停止位置Bで停止しているフィルムFの先端部を取り上げて引き出す場合には、制御ユニット100は、エンコーダ32aからの信号に基づいて受け側フィードローラ32の回転停止から回転開始への移行を検知して、フィルムFの先端部が待機位置Dに到達可能にフィルムFの供給を再開するように第1フィルム供給部30の駆動を制御することができるので、前記停止位置Bに専用の取り上げセンサを設置しなくて済む。
ところで、挿入センサ102によってフィルムFの先端部が挿入位置Cに到達したことが検されるとフィルムFの供給が開始されると共に、このフィルムFの先端部が待機位置Dに到達したことが待機位置センサ103によって検知されるとフィルムFの供給が停止される構成の場合には、上流側の挿入位置Cでの挿入センサ102による検知はあったものの、待機位置センサ103による検知がない状況が発生すると、上流側から挿入位置方向へのフィルムFの供給は続行され、物品Xの周囲にフィルムFが溢れるようになる。その結果、物品Xの外周に巻き締めるためフィルムFを引き戻すときに時間がかかり、高速化が阻害されるようになる。
そのような場合に、制御ユニット100は、待機位置センサ103による検知がない場合であっても、挿入センサ102による検知後、エンコーダ32aからの信号に基づいてフィルムFを所定長さつまり第3供給量供給したら供給を停止させるように第1フィルム供給部30の駆動を制御する。したがって、物品Xの周囲には正常時に比較して前記所定長さ分長いフィルムFが存在するだけで済み、高速化を維持することができる。
すなわち、図17に示すように、まず、上流側の駆動側及び受け側フィードローラ31,32でなる第1フィルム供給部30の駆動により、フィルムFは、実線で示すように、原点位置Aと停止位置Bとを通過して、物品Xを下方と右側方と上方とから取り囲み、先端部は挿入位置Cに至る。そして、挿入位置Cで挿入センサ102による検知があると、下流側の駆動側及び受け側フィードローラ61,62でなる第2フィルム供給部60と前記第1フィルム供給部30とが駆動され、細く細かい二点鎖線で示すように、フィルムFの先端部は矢印b方向に搬送される。その場合、エンコーダ32aによる検出信号に基づいて、第3供給量だけフィルムFが搬送されると、第1フィルム供給部30は停止され、待機位置Dにおいて待機位置センサ103による検知があると、第2フィルム供給部60は停止され、物品Xの周囲にフィルムFのループが完成する。
一方、挿入位置Cで、フィルムFの先端部の第2フィルム供給部60への挿入がもたつくと、待機位置センサ103による検知がない場合であっても、第1フィルム供給部30による第3供給量だけの供給が終了すると第1フィルム供給部30は停止するから、太く粗い二点鎖線で示すように、物品Xの周囲には実線で示す正常時よりも前記第3供給量だけ長いフィルムFが存在するだけで済み、前述したようなフィルムFが溢れるような事態にはならないのである。
なお、図9に示した構成と異なり、上流側の第1フィルム供給部30と下流側の第2フィルム供給部60の駆動源が共通とされている場合には、前者のみ停止するのは容易ではない。その場合には、図7を参照して説明すると、ステッピングモータ36の駆動を介してアーム部材35が矢印j方向に最大量揺動したときに、駆動側フィードローラ31と受け側フィードローラ32とが離間するように構成する。すなわち、挿入位置Cでの挿入時に挿入センサ102による検知があると、制御ユニット100は、第1フィルム供給部30によって第3供給量だけフィルムFを供給したのち、図17に二点鎖線で示すように、両フィードローラ31,32が離間するようにステッピングモータ36の駆動を制御することで、フィルムFの供給を停止させることができる。
次に、他の実施の形態について説明する。
すなわち、この場合、制御ユニット100のメモリ100aには、物品Xの寸法ごとに、巻き締められるフィルムFの長さが記憶されている。また、制御ユニット100は、エンコーダ32aからの検出信号に基づく第1フィルム供給部30による供給開始から巻き締め終了までの間の供給長さと引き戻し長さとから、物品Xに実際に巻き締められたフィルムFの長さを算出すると共に、この算出されたフィルムFの長さと前記メモリ100aに記憶された当該物品XについてのフィルムFの長さとを比較することにより、帯巻異常を判定する。
これによれば、制御コントローラ100が、メモリ100aに記憶された物品Xに巻き締められるフィルムFの長さと、実際に物品Xに巻き締められたフィルムFの長さとを比較することにより、物品間違い、帯巻きトラブル、帯巻き途中での物品Xの取り除き等のエラーを発見することができる。なお、メモリ100aに記憶する物品Xに巻き締められるフィルムFの長さは、例えば、予備的なテストを行って計測された長さが採用され、図5を参照すると、図中のフィルムFの長さが相当する。そして、帯巻異常の判定があると、操作パネル101にエラー表示したりブザーで報知したりすればよい。
なお、本発明は、具体的に詳述した前記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨に沿うものであればよい。例えば、フィルムFと第1フィルム供給部30の駆動側フィードローラ31との間にスリップが生じることがあるので、駆動側フィードローラ31の回転に基づいてフィルムFの供給や引き戻しを精度よく制御し難いことがある。そこで、本発明では、エンコーダ32aのような回転検出手段を備え、受け側フィードローラ32の回転を忠実に検出することができるようになったことから、以下のような制御を行うことができる。
まず、例えば、停止位置Bで作業者が停止中のフィルムFの先端部を取り上げて引き出すと、第1フィルム供給部30の受け側フィードローラ32の回転を検出するエンコーダ32aによる検出信号に基づいて取り上げが検知される。その場合の取り上げ量(図12参照)は、同じ作業者でもばらつくことがあり、また、作業者が変わればなおさらである。したがって、作業者によって取り上げられて引き出されたのちのフィルムFの供給量を前記第2供給量に設定すると、停止位置Bから挿入位置Cに至るフィルムFの長さがばらつき、特に取り上げ量が多くなると、フィルムFを引き戻すときの引き戻し量が多くなって、高速化を阻害することになる。
そこで、制御ユニット100は、エンコーダ32aによる検出信号に基づいて、作業者によって取り上げられて引き出されたフィルムFの長さを算出する。そして、図12に示したように、制御ユニット100は、フィルムFの先端部の取り上げが検知されると、第1フィルム供給部30を駆動し、予め設定された前記第2供給量から前記算出された長さを差し引いた長さ分に相当する検出信号をエンコーダ32aから入力すると、第1フィルム供給部30を停止する。これにより、停止位置Bから挿入位置Cに至るフィルムFの長さは、常時前記第2供給量つまり常時一定となり、高速化を阻害することはない。
また、例えば、図18に示すように、物品Xの周囲にループに形成された二点鎖線で示すフィルムFでは、図例のように印字領域の先頭と最後尾とが位置し、物品Xの外周に弛みなく巻き付けられた実線で示す状態では、印字領域の最後尾は図例のように位置し、印字領域は物品Xの外周に沿って適正に位置することになるのが通例である。
ところで、想定外の外径寸法の小さい二点鎖線で示す物品X′が供給されると、矢印b′方向へのフィルムFの引き戻し時には、二点鎖線で示すループ状のフィルムFにおける印字領域の最後尾が、シールカットユニット50による切断位置を超えて矢印b′方向に引き戻されることがある。その状態でシールカットユニット50によってフィルムFを切断すると、物品X′には、印字領域が不完全な状態のフィルムFが巻き締められることになる。その場合には、物品X′を上方から見ただけでは、巻き締められたフィルムFに印字領域の異常があるのを視認することはできない。一方、切断されて残った後続側のフィルムFの先端部側には、前記印字領域の残部が存在することになるので、そのまま次回の巻き締めに使用すると、印字領域の不完全なフィルムFが物品Xに巻き締められることになる。また、この問題を解消するため、フィルムFに残った不完全な印字領域を除去することができるように、切断後の後続側のフィルムFを矢印b方向に空送りして適宜位置で切断することもできるが、面倒な作業である。
そこで、包装する物品Xごとに、エンコーダ32aによる検出信号に基づいてフィルムFにおける印字領域の最後尾の位置を制御ユニット100のメモリ100aに記憶し、例えば前述したように帯巻異常の判定があった場合には、図19に示すように、物品X′の周囲にループに形成されたフィルムFの矢印b′方向への引き戻し時に、エンコーダ32aによる検出信号に基づいて、記憶された印字領域の最後尾が切断位置を超える手前でフィルムFの引き戻しを停止するように、第1フィルム供給部30を停止させる。その状態でシールカットユニット50により切断位置でフィルムFを切断したのち、物品X′の周囲でループとされている印字済みのフィルムFを取り除けばよい。こうすることにより、印字領域が不完全なフィルムFが先行の物品X′や後続の物品Xに巻き締められるのを防止することができるようになる。
また、例えば、図20に示すように、第1フィルム供給部30は、フィルムFを矢印b方向に第1供給量だけ供給して先端部が停止位置Bに到達すると、一時停止するように制御される。そして、停止したとき、印字部20によるフィルムFへの印字が完了しておらず、設定された印字領域の最後尾が印字部20から長さxだけ上流側に位置するような事態が起こることがある。その場合には、フィルムFの先端部を停止位置Bから挿入位置Cに向けて供給するのに合わせて印字を再開することになり、印字中断前後で印字ずれが生じる恐れがある。なお、一例として、一時停止状態では、印字領域の印字済みの先頭、印字領域の印字済みの最後尾、及び設定された印字領域の最後尾は、図例の位置にあるものとする。
そこで、前記第1供給量を、図4における前部シール領域の長さと印字領域の長さとを加算した長さとして、制御ユニット100のメモリ100aに記憶する。そして、第1フィルム供給部30によってフィルムFの先端部を停止位置B方向に供給すると共に、印字部20によってフィルムFに印字を施すときに、前記第1供給量だけフィルムFを供給したのち停止させる。
これにより、フィルムFに対する所定の印字は完了し、フィルムFの先端部は、停止位置Bを長さx分だけオーバーランして停止する。そして、エンコーダ32aによる検出信号に基づいて、オーバーラン分の長さxだけ引き戻すように第1フィルム供給部30を逆転駆動させると、フィルムFの先端部は所定の停止位置Bに位置するようになる。すなわち、印字ずれの発生を防止しつつ、フィルムFの先端部を所定の停止位置Bに精度よく位置させることができる。
一方、前述したように印字領域が長い場合、フィルムFの先端部が停止位置Bに到達したときの印字位置に対応するフィルムFの所定領域を予め印字禁止領域に設定しておけば、先端部が停止位置Bに到達した時点でフィルムFの供給を一旦停止しても、前記所定領域には印字は施されないから、印字ずれの問題が生じることはない。
なお、回転検出手段としては、エンコーダ32aに限定されず、受け側フィードローラ32またはその回転軸の回転角、回転数、回転方向を検出することができる適宜の原理、構成のものが適用可能である。
ところで、前記実施の形態では、透明なフィルムFの商品マークやバーコードを印字した側とは反対側に印字箇所に対応して不透明なラベルLを貼付して、商品マークの視認を促進したり、バーコードの読み取りを容易にしたりしていたが、ラベルLを使用しない場合には、以下のようにしてもよい。
すなわち、印字部20の上流側に印刷部を設け、この印刷部でフィルムFの裏面の長手方向に白色のベタ印刷を施してもよい。これにより、商品マークやバーコードの印字箇所にのみ白色のベタ印刷を施す場合に懸念される印刷箇所と印字箇所との位置ずれの心配がなくなり、且つ物品サイズに容易に対応可能となる。
さらに、図21に示すように、前記印刷部でフィルムFの裏面にカラーの花柄や星等の模様印刷を施してもよい。その場合、後続する印字部20で印字された商品マークの視認やバーコードの読み取りを阻害しない色合いや模様を用いればよい。これにより、フィルムFの意匠性を高めたり高級感やPOP感を効果的に醸し出させたりすることができるようになる。
また、例えば、載置テーブル1B上への物品Xの載置位置が変動すると、物品Xに対するフィルムFの巻き締め位置がばらつくことになり、つまり印字された商品マーク、商品説明、バーコード等の商品情報の表示位置がばらつくことになり、その結果、商品情報の伝達が不十分となったり商品価値を損なったりすることがある。
その場合には、制御ユニット100のメモリ100aに、予め物品サイズや各情報項目の印字位置等に関連する完成品イメージを記憶した上で、載置テーブル1B上に載置された物品Xの寸法を認識すると共に載置位置を認識する構成とする。そして、その認識結果をメモリ100aに記憶した完成品イメージと照らし合わせ、その結果に基づいて印字部20によるフィルムFへの各商品情報の印字位置を長手方向に補正処理すればよい。これにより、載置テーブル1B上への物品Xの載置位置が変動しても、物品Xにおける各商品情報の表示位置は一定となり、前述した不具合を回避することができる。
なお、物品Xの寸法を認識するには、物品寸法を予めメモリ100aに記憶させておき、当該物品Xの包装作業時に読み出しておく方法、ラインセンサで自動計測する方法、CCDカメラで撮像する方法、当該物品Xの包装作業時に入力する方法等がある。一方、物品Xの載置位置を認識するには、載置位置をマーキングやガイド等によって固定する方法、ラインセンサで自動計測する方法、CCDカメラで撮像する方法等がある。
また、前記実施の形態では、図10(a)の商品マスタに予め「金額」が登録されており、「販売価格」の決まった物品Xを帯巻きしていたが、これに代えて、商品マスタに「単価」を登録し、物品Xごとに計量して、「販売価格」を「単価」と「重量」とからその都度決定することもある。その場合、物品Xを計量するための重量検出器を帯巻装置に内蔵することが考えられる。
例えば、図22に示すように、物品Xを載置する載置テーブル1Bの上面2を載置テーブル1Bから縁切りした構成として計量台とした上で、載置テーブル1Bの内部にロードセルのような重量検出器120を設置する。
計量動作と帯巻動作とについて説明すると、まず、物品Xを載置テーブル1Bの上面2に載置すると、計量が開始される。そして、重量検出器120による計量信号が安定すると、制御ユニット100は、この計量信号に基づいて物品Xの「重量」を算出したのち、この「重量」とメモリ100aに登録されている「単価」とから「販売価格」を算出し、「単価」、「重量」、及び「販売価格」をフィルムFに印字する。そして、このフィルムFを前述したような巻き締め動作によって物品Xに巻き締める。
その場合、例えば、作業者が、物品Xの計量中に停止位置BでフィルムFの先端部を取り上げて引き出すと、フィルムFで物品Xの底部を持ち上げるようになり、その結果、重量検出器120からの計量信号が安定せず、正確な計量を行うことができなくなるおそれがある。したがって、重量検出器120からの計量信号が安定するまでは前述した取り上げ動作を禁止するため、例えば、計量中はランプを点灯させて報知したり、適宜のクランプ機構によってフィルムFを固定したりすればよい。
以上、具体例を挙げて詳しく説明したように、本発明は、帯体を物品の周囲でループになるように供給したのち、帯体の先端部を固定して引き戻すことにより帯体を物品に巻き締め、帯体の先端部と後続部分との重合部を結合及び切断する帯巻装置において、物品に外周寸法のばらつきがあっても、安定して良好な帯巻状態を実現することができる技術であるから、物品包装の技術分野において広範な産業上の利用可能性が期待される。
本発明の実施の形態に係る帯巻装置の外観を示す斜視図である。 帯巻装置の内部構造を示す縦断面図である。 帯巻きされた物品の斜視図である。 物品に巻き締められるフィルムの平面図である。 帯巻きされた物品を図3の矢印のように見た正面図である。 印字部の構成を示す部分拡大図である。 第1フィルム供給部の構成を示す部分拡大図である。 ラベル貼付部の構成を示す部分拡大図である。 帯巻装置の制御システム図である。 制御ユニットのメモリに格納されたテーブルであって、(a)は商品マスタ、(b)は印字フォーマットマスタ、(c)はフィルムマスタ、(d)はトレイマスタである。 帯巻装置による帯巻動作の具体的一例を示すフローチャートである。 同じくタイムチャートである。 フィルムの先端部が停止位置Bで一時停止している様子を示す図2と類似の部分断面図である。 フィルムの先端部が挿入位置Cに挿入される様子を示す図2と類似の部分断面図である。 フィルムが物品の外周に弛みなく巻き付いた様子を示す図2と類似の部分断面図である。 シールカットユニットの動作の説明図であって、(a)〜(e)の順に作業が進む様子を示したものである。 挿入位置で挿入がもたついたときの様子を示す説明図である。 包装する物品が想定より小さいときの印字処理の説明図である。 同じく包装する物品が想定より小さいときの印字処理の説明図である。 印字領域が長いときの印字処理の説明図である。 別なる態様のフィルムの平面図である。 計量機能を付加した場合の図2と類似の断面図である。
符号の説明
1 帯巻装置
30 第1フィルム供給部(供給手段)
31 駆動側フィードローラ(駆動ローラ)
32 受け側フィードローラ(従動ローラ)
32a エンコーダ(回転検出手段)
36 ステッピングモータ(引張力調整手段)
100 制御ユニット(制御手段、帯巻異常判定手段)
100a メモリ(記憶手段)
102 挿入センサ(第1検知手段)
103 待機位置センサ(第2検知手段)
B 停止位置(中間停止位置)
C 挿入位置
D 待機位置(最終停止位置)
F フィルム(帯体)
X 物品

Claims (6)

  1. 帯体を物品の周囲でループになるように供給したのち、該帯体の先端部を固定して引き戻すことにより該帯体を物品に巻き締めると共に、その状態で該帯体の先端部と後続部分との重合部を結合及び切断する帯巻装置であって、
    前記帯体を挟んで配置された駆動ローラと従動ローラとを有し、該帯体を物品の周囲でループになるように供給したのち引き戻す供給手段と、
    物品の周囲でループに形成された帯体を前記供給手段によって引き戻すときの引張力を調整する引張力調整手段と、
    前記従動ローラの回転を検出する回転検出手段と、
    前記供給手段と引張力調整手段の駆動を制御する制御手段とを備えており、
    該制御手段は、前記回転検出手段からの信号に基づいて前記従動ローラの回転停止を検知すると、物品を引き締める引張力となるように前記引張力調整手段の駆動を制御すると共に、その状態で帯体を所定時間あるいは所定長さ引き戻すように前記供給手段の駆動を制御することを特徴とする帯巻装置。
  2. 前記請求項1に記載の帯巻装置において、
    前記制御手段は、物品の周囲でループに形成された帯体を前記供給手段によって引き戻すときは、前記回転検出手段からの信号に基づいて前記従動ローラの回転停止を検知するまでは、前記物品を引き締める引張力より小さい引張力で引き戻すように前記引張力調整手段の駆動を制御することを特徴とする帯巻装置。
  3. 前記請求項1または請求項2に記載の帯巻装置において、
    前記引張力調整手段は、前記駆動ローラに対する前記従動ローラの押し圧を変更することにより、帯体を引き戻すときの引張力を調整する構成とされていることを特徴とする帯巻装置。
  4. 前記請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の帯巻装置において、
    物品の寸法ごとに巻き締められる帯体の長さを記憶した記憶手段と、
    前記回転検出手段からの信号に基づく前記供給手段による供給開始から巻き締め終了までの間の供給長さと引き戻し長さとから、物品に実際に巻き締められた帯体の長さを算出すると共に、この算出された帯体の長さと前記記憶手段に記憶された当該物品についての帯体の長さとを比較することにより、帯巻異常を判定する帯巻異常判定手段とを備えていることを特徴とする帯巻装置。
  5. 前記請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の帯巻装置において、
    前記制御手段は、帯体の先端部が物品の下方を通過した所の中間停止位置に到達した時点で供給を停止させるように前記供給手段の駆動を制御したのち、前記回転検出手段からの信号に基づいて従動ローラの回転を検知すると、帯体の先端部がループが完成する物品の直下方の最終停止位置に到達可能に帯体の供給を再開させるように前記供給手段の駆動を制御することを特徴とする帯巻装置。
  6. 前記請求項5に記載の帯巻装置において、
    前記中間停止位置より下流側に帯体の先端部が挿入される挿入位置が設けられていると共に、帯体の先端部が前記挿入位置に到達したことを検知する第1検知手段と、
    帯体の先端部がループが完成する前記最終停止位置に到達したことを検知する第2検知手段とを備え、且つ
    前記制御手段は、前記第1検知手段による検知があると帯体を供給し、次いで前記第2検知手段による検知があると帯体の供給を停止させると共に、前記第2検知手段による検知がない場合であって、前記回転検出手段からの信号に基づいて所定長さ帯体を供給したときにも帯体の供給を停止させるように前記供給手段の駆動を制御することを特徴とする帯巻装置。
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JP2015030471A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 グローリー株式会社 紙葉類結束装置及び紙葉類結束装置のエラー復帰方法
JP2018008744A (ja) * 2016-06-29 2018-01-18 株式会社イシダ 連動システム
JP2019089601A (ja) * 2017-10-09 2019-06-13 ヘラーマンタイトン・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングHellermannTyton GmbH 締付バンドを装着するための手動式自己作動装置
JP2019119493A (ja) * 2018-01-05 2019-07-22 株式会社寺岡精工 帯掛け装置

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