JP4925861B2 - 構造物設置架台 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池モジュール等の平板状の構造物を地面や陸屋根上に設置するのに好適な構造物設置架台に関する。
この種の従来の架台では、地面や陸屋根上への設置を考慮して、脚部を設けることが多い。例えば、太陽電池モジュールを支持する場合は、4本の脚部を地面や陸屋根上に立設し、これらの脚部の上に矩形状の枠体を固定支持し、この枠体上に太陽電池モジュールを載置している。また、前側の2つの脚部を後側の2つの脚部よりも短くして、枠体を傾斜させ、太陽電池モジュールの受光面を太陽光の入射方向に略向けるようにしている(特許文献1、2を参照)。
一方、平板状の太陽電池モジュールに風圧を受け易いので、太陽電池モジュールの荷重だけではなく風圧に対しても、架台の強度を十分に高くする必要がある。
例えば、図17(a)に示すように各脚部102、103を垂直に立設して、各脚部102、103により枠体101を支持する構造では、枠体101及び枠体101上の太陽電池モジュール104の荷重Gが各脚部102、103と平行に作用するので、荷重Gに対する各脚部102、103の強度を高くすることができる。
ところが、図17(b)に示すように太陽電池モジュール104に風圧Fが作用すると、この風圧Fが各脚部102、103に対して斜めに作用することから、各脚部102、103に垂直方向の力f1だけではなく該各脚部102、103と直交する方向の力f2も作用し、この直交方向の力f2が各脚部102、103を倒す方向に作用するので、風圧Fに対する各脚部102、103の強度が不足し易い。
あるいは、図17(c)に示すように各脚部102、103を枠体101に対して垂直に設けた場合は、風圧Fが各脚部102、103と平行に作用するので、風圧Fに対する各脚部102、103の強度が高くなる。
しかしながら、図17(d)に示すように枠体101及び枠体101上の太陽電池モジュール104の荷重Gが各脚部102、103に対して斜めに作用することから、各脚部102、103に垂直方向の力g1及び該各脚部102、103と直交する方向の力g2が作用し、この直交方向の力g2が各脚部102、103を倒す方向に作用して、荷重Gに対する各脚部102、103の強度が不足し易い。
すなわち、図17(a)、(b)に示すように各脚部102、103を垂直に立設した場合は、荷重Gに対する強度が高くても、風圧Fに対する強度が不足し易く、また図17(c)、(d)に示すように各脚部102、103を枠体101に対して垂直に設けた場合は、風圧Fに対する強度が高くても、荷重Gに対する強度が不足し易くなる。
このため、従来は、前側の2つの脚部102を垂直に立設し、かつ後側の2つの脚部103を枠体101に対して垂直に設けて、荷重G及び風圧Fのいずれについても強度不足とならないようにしたり、あるいは各脚部102、103を垂直に立設した上で、各脚部102、103と枠体101間の連結強度を十分に高くして、荷重G及び風圧Fのいずれに対しても強度を高めていた。
特開2000−101123号 特開平11−177115号
しかしながら、上記従来のように前側の各脚部102を垂直に立設し、かつ後側の各脚部103を枠体101に対して垂直に設けた場合は、荷重Gに対しては、前側の各脚部102の強度が高くても、後側の各脚部103の強度が不足し、また風圧Fに対しては、後側の各脚部103の強度が高くても、前側の各脚部102の強度が不足するため、荷重G及び風圧Fのいずれに対しても強度が十分に高くはならなかった。
また、各脚部102、103を垂直に立設した上で、各脚部102、103と枠体101間の連結強度を十分に高くするには、構成部品や接続箇所の強度を十分に高くしたり、部品点数を増大させる必要があって、コストが増大し、また現場での組立て作業が複雑化した。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、荷重及び風圧のいずれに対しても強度が高く、構成部品や接続箇所の強度に頼らずに、全体の強度を高く維持することができ、部品点数も少なくて、コストを低く抑えることが可能な構造物設置架台を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の構造物設置架台は、2つの基礎部を離間して配置し、構造物が載置される載置用桟の先端部を前記各基礎部の一方に固定し、縦支柱を前記各基礎部の他方と前記載置用桟間に介在させて固定し、前記載置用桟と前記縦支柱を垂直に配置し、これにより前記載置用桟を傾斜させて支持しており、前記一方の基礎部に固定された載置用桟の先端部は、2枚重ねとなるように金属板を折り曲げ加工したものであり、この2枚重ねとなった先端部が該一方の基礎部に固定している。
そして、前記載置用桟は、該載置用桟の長手方向に延びる相互に平行な2つの側板を少なくとも有するように金属板を折り曲げ加工したものであり、前記各側板の先端側を折り曲げて2枚重ねとし、この2枚重ねとなった各側板の先端側により該載置用桟の傾斜端面部を形成すると共に、基礎部と平行となるように該2枚重ねとなった各側板の先端側の先端部を折り曲げて、前記傾斜端面部よりも先の先端部を形成し、この先端部を前記基礎部に固定している。
また、本発明の構造物設置架台は、構造物が載せられる載置用桟を傾斜させて支持した構造物設置架台において、前記載置用桟は、該載置用桟の長手方向に延びる相互に平行な2つの側板を少なくとも有するように金属板を折り曲げ加工したものであり、前記各側板の先端側を折り曲げて2枚重ねとし、この2枚重ねとなった各側板の先端側により該載置用桟の傾斜端面部を形成すると共に、基礎部と平行となるように該2枚重ねとなった各側板の先端側の先端部を折り曲げて、前記傾斜端面部よりも先の先端部を形成し、この先端部を前記基礎部に固定している。
そして、前記基礎部に対して他の基礎部を離間して配置し、縦支柱を前記他の基礎部と前記載置用桟間に介在させて固定し、前記載置用桟と前記縦支柱を垂直に配置し、これにより前記載置用桟を傾斜させて支持している。
更に、前記縦支柱は、該縦支柱の長手方向に延びる相互に平行な2つの側板を少なくとも有するように金属板を折り曲げ加工したものであり、前記各側板の下端側を折り曲げて2枚重ねとし、この2枚重ねとなった各側板の下端側により該縦支柱の下端面部を形成し、この下端面部を前記他の基礎部に当接させて固定している。
また、前記各基礎部を連結するテンションバーを備えている。
更に、前記載置用桟は、該載置用桟の長手方向に延びる主桟部と、この主桟部の一端に接続固定された先端桟部とを備え、前記先端桟部は、前記傾斜端面部、及び該傾斜端面部よりも先の前記先端部を有している。
また、前記2枚重ねとなった各側板の先端側の先端部に重ねて固定され、該先端部の上面及び前記傾斜端面部に共に当接する補強部材を備えている。
このような本発明の構造物設置架台では、載置用桟の先端部を一方の基礎部に固定し、縦支柱を他方の基礎部と載置用桟間に介在させて、載置用桟と縦支柱を垂直に配置し、載置用桟を傾斜させて支持している。これにより、2つの基礎部上に載置用桟と縦支柱を直角三角形状に組み合わせた架台が構成される。
このような直角三角形状に構成された架台では、力がいずれの方向から載置用桟に作用しても、この力を分散させて受けることができる。このため、載置用桟の上に太陽電池モジュール等の平板状の構造物を載置して固定した状態で、荷重や風圧が作用しても、これらの荷重や風圧に対して架台が耐えることができる。
しかも、主なる構成部品が2つの基礎部、載置用桟、及び縦支柱だけなので、部品点数が少なく、コストを低く抑えることができ、組立て作業が容易である。
また、載置用桟と縦支柱を垂直に配置しているので、載置用桟上の平板状の構造物に対して風圧が垂直に作用したときには、この風圧が縦支柱に平行に加わることになり、この風圧に対する強度が十分に高くなる。
このような直角三角形状では、力を分散させて受けることができても、全ての力が基礎部との接続箇所に集中するので、この基礎部との接続箇所の強度を高める必要がある。そこで、2枚重ねとなるように金属板を折り曲げ加工して、載置用桟の先端部(直角三角形状の頂点)を形成し、この2枚重ねとなった先端部を一方の基礎部に固定して、載置用桟の先端部と一方の基礎部間の強度を高くしている。
例えば、記載置用桟を該載置用桟の長手方向に延びる相互に平行な2つの側板を少なくとも有するように金属板を折り曲げ加工して形成し、各側板の先端側を折り曲げて2枚重ねとし、この2枚重ねとなった各側板の先端側により載置用桟の傾斜端面部を形成すると共に、基礎部と平行となるように該2枚重ねとなった各側板の先端側の先端部を折り曲げて、傾斜端面部よりも先の先端部を形成し、この先端部を基礎部に固定する。すなわち、1枚の金属板を折り曲げ加工して、2枚重ねの先端部を形成し、この先端部を基礎部に固定する。
また、本発明の構造物設置架台では、載置用桟を該載置用桟の長手方向に延びる相互に平行な2つの側板を少なくとも有するように金属板を折り曲げ加工して形成し、各側板の先端側を折り曲げて2枚重ねとし、この2枚重ねとなった各側板の先端側により該載置用桟の傾斜端面部を形成すると共に、基礎部と平行となるように該2枚重ねとなった各側板の先端側の先端部を折り曲げて、傾斜端面部よりも先の先端部を形成し、この先端部を基礎部に固定している。
架台に作用した力は、架台と基礎部との接続箇所に集中するので、この基礎部との接続箇所の強度を高める必要がある。そこで、2枚重ねとなるように金属板を折り曲げ加工して、載置用桟の先端部を形成し、この2枚重ねとなった先端部を基礎部に固定している。
そして、基礎部に対して他の基礎部を離間して配置し、縦支柱を他の基礎部と載置用桟間に介在させて固定し、載置用桟と縦支柱を垂直に配置し、載置用桟を傾斜させて支持している。
これにより、2つの基礎部上に載置用桟と縦支柱を直角三角形状に組み合わせた架台が構成される。そして、このような直角三角形状に構成された架台は、先に述べたように載置用桟の上に太陽電池モジュール等の平板状の構造物を載置して固定した状態で、荷重や風圧が作用しても、これらの荷重や風圧に対して架台が耐えることができる。
また、載置用桟と縦支柱を垂直に配置しているので、載置用桟上の平板状の構造物に対して風圧が垂直に作用したときには、この風圧が縦支柱に平行に加わることになり、この風圧に対しては十分な強度がある。
更に、縦支柱についても、該縦支柱の長手方向に延びる相互に平行な2つの側板を少なくとも有するように金属板を折り曲げ加工し、各側板の先端側を折り曲げて2枚重ねとし、この2枚重ねとなった各側板の先端側により該縦支柱の先端面を形成し、この先端面を他の基礎部に当接させて固定している。これにより、縦支柱と他の基礎部との接続箇所の強度も高めることができる。
また、各基礎部を連結するテンションバーを設けているので、各基礎部間が補強される。各基礎部を地面等の強度の高い箇所に設置する場合は、テンションバーを格別に設ける必要はないが、各基礎部を強度の低い箇所に設置する場合は、テンションバーを設けて、各基礎部間を補強する必要がある。
更に、載置用桟を主桟部と先端桟部とに分割し、これらの主桟部と先端桟部を組み合わせて、載置用桟を組立てている。これにより、先端桟部が短くなって、その製造が容易になり、延いては載置用桟の製造が容易になる。仮に、長い載置用桟を一体的に製造する場合は、1枚の長い金属板を折り曲げ加工する必要があるが、先端側を2枚重ねに折り曲げて所定の形状とするには、その長い金属板の上下左右等の移動を許容するスペースが必要となり、折り曲げ加工が困難になる。
また、2枚重ねとなった各側板の先端側の先端部に重ねて固定され、該先端部の上面及び傾斜端面部に共に当接する補強部材を備えている。載置用桟の傾斜面と先端部の上面とが相互に角度をなすので、これらの面に補強部材を当接させることにより、載置用桟が起き上がる方向に先端部が折れ曲がることを防止することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の構造物設置架台の一実施形態を示す斜視図である。本実施形態の構造物設置架台1は、太陽電池モジュール等の平板状の構造物を地面や陸屋根上に設置するためのものである。この架台1では、一対の基礎部2、3を地面や陸屋根上に一定距離を開けて設置し、載置用桟4の先端部4aを一方の基礎部2に接続固定し、縦支柱5を他方の基礎部3と載置用桟4間に介在させて固定し、載置用桟4と縦支柱5を相互に垂直配置し、各基礎部2、3間にテンションバー6を架け渡して固定している。
各基礎部2、3は、図2に示すように矩形状基台7にボルト8を突設したものであり、ボルト8を上方に向けて、矩形状基台7を地面や陸屋根に固定配置する。
載置用桟4は、図3(a)、(b)に示すようなハット型の断面形状を有する主桟部11及び先端桟部12を組み合わせたものであり、図4(a)〜(d)に示すように主桟部11の一端に先端桟部12を接続固定する。
縦支柱5は、図5に示すようにコの字型の断面形状を有している。また、テンションバー6は、図1及び図4(a)〜(d)に示すようにL字型の断面形状を有している。
載置用桟4、縦支柱5、及びテンションバー6のいずれも、メッキ鋼板等の金属板を切断及び折り曲げ加工したものである。
ここで、図1及び図4(a)〜(d)に示すようにテンションバー6の先端部6aの孔に基礎部2のボルト8を挿し通して、テンションバー6の先端部6aを基礎部2に載せ、載置用桟4の先端部4aの孔にボルト8を挿し通し、更に補強部材13の孔にボルト8を挿し通し、基礎部2上に、テンションバー6の先端部6a、載置用桟4の先端部4a、及び補強部材12を順次重ね合わせ、この後にボルト8にワッシャを挿し通し、ボルト8にナット15をねじ込んで締め付けている。これにより、基礎部2上に、テンションバー6の先端部6a及び載置用桟4の先端部4aを固定している。
また、図5に示すようにテンションバー6の後端部6cの孔に基礎部3のボルト8を挿し通して、テンションバー6の後端部6cを基礎部3に載せ、縦支柱5の下端面部5aの孔に基礎部3のボルト8を挿し通し、更に押え部材16の孔にボルト8を挿し通し、基礎部3上に、テンションバー6の後端部6c、縦支柱5の下端面部5a、及び押え部材16を順次重ね合わせ、この後にボルト8にワッシャを挿し通し、ボルト8にナット18をねじ込んで締め付けている。これにより、基礎部3上に、テンションバー6の後端部6b及び載置用桟4の先端部4aを固定している。
更に、図1に示すように縦支柱5の上端部をハット型の主桟部11の内側に差し込み、ボルト19を主桟部11及び縦支柱5に貫通させて、ボルト19にナット(図示せず)をねじ込んで締め付け、縦支柱5を主桟部11に連結固定している。縦支柱5の上端部は、該縦支柱5と主桟部11が相互に垂直に配置されるように位置決めされて連結される。
このような構造物設置架台1は、後で詳しく述べるように複数のものを地面や陸屋根等に並設して用いられる。複数の構造物設置架台1を略平行に並べて固定し、各構造物設置架台1の載置用桟4上に複数の横桟を水平方向に架け渡し、これらの横桟間に太陽電池モジュールを支持する。
図1から明らかなように、構造物設置架台1の全体をみると、載置用桟4、縦支柱5、及びテンションバー6を直角三角形状に組み合わせている。このような直角三角形状に構成された架台1では、載置用桟4に作用した力を該載置用桟4、縦支柱5、及びテンションバー6に分散させて受けることができるので、架台1の強度が高くなる。例えば、載置用桟4上に載置された太陽電池モジュールの荷重や太陽電池モジュールに加わった風圧等を載置用桟4、縦支柱5、及びテンションバー6に分散させて受けることができる。
また、載置用桟4の断面形状をハット型にして、その断面強度を高くし、更に縦支柱5の断面形状をコの字型にしたり、テンションバー6の断面形状をL字型にして、それらの断面強度を高くしている。すなわち、載置用桟4、縦支柱5、及びテンションバー6の部品そのものについても、それぞれの強度を高くしている。
尚、各基礎部2、3を陸屋根に強固に取り付けることができて、各基礎部2、3相互間の位置ズレを生じない状況であれば、テンションバー6を省略しても構わない。ただし、各基礎部2、3を地面に設置する場合は、テンションバー6が必要である。
ところで、載置用桟4、縦支柱5、及びテンションバー6からなる直角三角形状の構造では、力を載置用桟4、縦支柱5、及びテンションバー6に分散させて受けることができるが、この力が、載置用桟4の先端部4aや縦支柱5の下端面部5aに最終的に集中するので、これらの箇所の強度を高くする必要がある。
そこで、本実施形態では、載置用桟4の先端部4a及び縦支柱5の下端面部5aのいずれについても、強度を格別に高めるための構造を採用している。
次に、載置用桟4の先端部4aの構造を説明する。載置用桟4は、図3(a)、(b)に示すような主桟部11及び先端桟部12を組み合わせたものである。主桟部11は、その断面形状がハット型となるように金属板を折り曲げ加工したものであり、主桟部11の長手方向に延びる中板11aと、中板11a両側の相互に平行な各側板11bと、各側板11bの縁から両側に突出するそれぞれの縁板11cとを有する。また、先端桟部12は、主桟部11と同様に金属板を折り曲げ加工したものであり、中板12aと、各側板12bと、各縁12cとを有し、更に中板12aから前方に突出した傾斜端面部12dと、傾斜端面部12dよりも先の先端部4aとを有する。
図1に示すように主桟部11の中板11aの相互に離間した複数箇所には、係合孔11dを形成している。また、図3(a)に示すように主桟部11の一端近傍で、中板11aに2つの孔11eを形成し、各縁11cにも2つ孔11eをそれぞれ形成し、合計で6個の孔11eを形成している。
図3(b)に示すように先端桟部12の中板12aには、開口孔12fを形成している。また、先端桟部12の中板12aに2つの孔12gを形成し、各縁12cにも2つ孔12gをそれぞれ形成し、合計で6個の孔12gを形成している。
図4(a)〜(d)に示すように主桟部11の一端内側に先端桟部12を嵌合させ、主桟部11の6個の孔11eと先端桟部12の6個の孔12gを重ね合わせ、6本のボルト21を各孔11e、12gに挿し通し、各ボルト21にそれぞれのナット22をねじ込んで締め付け、主桟部11及び先端桟部12を組み合わせて固定する。このとき、先端桟部12の開口孔12fが主桟部11の一端近傍の係合孔11dに重なって、主桟部11の一端近傍の係合孔11dが開放された状態となる。
図6は、先端桟部12を展開して示す図である。先端桟部12は、図6の展開形状にメッキ鋼板等の金属板を切断して、この展開形状の金属板を折り曲げ成形したものであり、各折り曲げ線23を山折りし、各折り曲げ線24を谷折りして、中板12a、各側板12b、及び各縁12cを形成し、また各側板12bの折り曲げ線25を山折りし、各側板12bの先端側を重ね合わせて、傾斜端面部12d及び該傾斜端面部12dよりも先の先端部4aを形成し、更に傾斜端面部12dと先端部4a間の折り曲げ線26を谷折りして、先端部4aを先端桟部12(載置用桟4)の長手方向に対して傾斜させている。そして、図3(b)に示すように先端部14aに孔4bを形成している。
ここで、載置用桟4の先端部4aを基礎部2に固定し、縦支柱5を基礎部3と載置用桟4間に固定しているので、載置用桟4が傾斜して支持される。この状態では、折り曲げ線26で谷折りされた先端部4aが基礎部2の矩形状基台7の上面と丁度平行になる。
このため、図4(a)〜(d)に示すように先端部4aをテンションバー6の先端部6aを介して基礎部2の矩形状基台7に載せ、更にその上に補強部材13を重ねてから、ボルト8にナット15をねじ込んで締め付けると、先端部4aがテンションバー6の先端部6aを介して基礎部2の矩形状基台7の上面に均等に押し付けられて、先端部4aが基礎部2上に強固に固定される。
また、補強部材13は、図7に示すようにコの字型の断面形状を有しており、その中央に孔13aを形成し、その両側に縁板13cを設けたものである。各縁板13cの先端側を斜めに切断して、それぞれの当接端面13dを形成している。
この補強部材13を先端桟部12の先端部4aに載せるときには、図8に示すように補強部材13の各当接端面13dを先端桟部12の傾斜端面部12dに向ける。そして、ボルト8にナット15をねじ込んで締め付け、補強部材13の下面を先端桟部12の先端部4aに圧接させ、かつ補強部材13の各当接端面13dを先端桟部12の傾斜端面部12dに圧接させる。これにより、先端桟部12の傾斜端面部12dが押え付けられて、先端桟部12の先端部4aが補強され、載置用桟4が起き上がる方向に先端部4aが折れ曲がることを防止することができる。
このように載置用桟4の先端部4aは、図6に示す展開形状の金属板を折り曲げ成形したものであって、2枚重ねとなった傾斜端面部12d及び先端部4aを有し、この先端部4aが基礎部2に固定される。また、補強部材13により、載置用桟4が起き上がる方向に折れ曲がらないように先端桟部12の先端部4aが補強される。
尚、図6において、傾斜端面部12dの2辺に一点鎖線で示すそれぞれの補強板12eを付設し、これらの補強板12eを先端桟部12の内側に折り込んで各側板12bに重ね合わせ、これにより先端桟部12の強度を更に高めても良い。
次に、縦支柱5の下端面部5aの構造を説明する。縦支柱5は、図9に示すようにその断面形状がコの字型となるように金属板を折り曲げ加工したものであり、該縦支柱5の長手方向に延びる中板5cと、同様に長手方向に延びる相互に平行な各側板5dとを有している。そして、各側板5dの折り曲げ線5eを山折りし、各側板5dの先端側を重ね合わせて、下端面部5aを形成し、この下端面部5aに孔5bを形成している。
図5に示すように縦支柱5の下端面部5aをテンションバー6の後端部6cを介して基礎部3の矩形状基台7に載せ、更にその上に押え部材16を重ねてから、ボルト8にナット18をねじ込んで締め付けて、縦支柱5の2枚重ねとなった下端面部5aを基礎部3に固定する。
このように載置用桟4の先端桟部12に2枚重ねとなった傾斜端面部12d及び先端部4aを設けて、この先端部4aを基礎部2に固定し、また縦支柱5に2枚重ねとなった下端面部5aを設けて、この下端面部5aを基礎部3に固定している。
載置用桟4の先端桟部12の2枚重ねとなった傾斜端面部12d及び先端部4aは、その強度が1枚の部位よりも強度が高く、また補強部材13により補強されている。このため、載置用桟4に作用した力が先端部4aに集中したとしても、この力に先端部4aが耐えることができる。
同様に、縦支柱5の2枚重ねとなった下端面部5aも強度が高くなっていることから、載置用桟4に作用した力が縦支柱5の下端面部5aに集中したとしても、この力に下端面部5aが耐えることができる。
例えば、載置用桟4に太陽電池モジュールを載せた状態では、太陽電池モジュールの荷重が直角三角形状の載置用桟4、縦支柱5、及びテンションバー6に分散して作用するが、載置用桟4の先端部4a及び縦支柱5の下端面部5aのいずれにも水平方向の力及び垂直方向の力が集中して加わることになる。
また、載置用桟4上の太陽電池モジュールに風圧が作用したときには、この風圧も作用して、先端部4a及び下端面部5aに加わる水平方向の力及び垂直方向の力が増大する。
ところが、先端部4a及び下端面部5aの強度が高いので、これらの力に先端部4a及び下端面部5aが耐えることができ、太陽電池モジュールを支障なく支持することができる。
仮に、先端部4a及び下端面部5aの強度が高くなかったならば、太陽電池モジュールの荷重や風圧に先端部4a及び下端面部5aが耐え切れず、これらが変形もしくは損傷することになる。
逆に言えば、先端部4a及び下端面部5aの強度を高くしたからこそ、載置用桟4、縦支柱5、及びテンションバー6からなる直角三角形状の構造を採用することが可能になったといえる。
また、縦支柱5を載置用桟4に対して垂直に配置しているので、載置用桟4に作用した風圧を縦支柱5で受け止めることができ、厳しい気象状況での大きな風圧に対しても耐えることができる。
更に、載置用桟4の先端部4a及び縦支柱5の下端面部5aは、それらの強度が高いながらも、1枚の金属板を切断して折り曲げ加工したものであり、部品点数の増大を招くことがない。
次に、本実施形態の構造物設置架台1の施工例を説明する。図10は、太陽電池モジュール等の平板状の構造物を支持するために並設された複数の構造物設置架台1を示している。ここでは、4台の構造物設置架台1を一定間隔を開けて並設し、各構造物設置架台1の載置用桟4上に3本の横桟27を所定間隔で水平方向に配置して架け渡している。また、相互に隣り合う2本の縦支柱5間には2本の斜交い28を架け渡して、各縦支柱5を補強している。
下側と中央の2本の横桟27間には複数枚の太陽電池モジュール(図示せず)を横に並べて固定し、同様に中央と上側の2本の横桟27間にも複数枚の太陽電池モジュール(図示せず)を横に並べて固定している。
この構造物設置架台1では、図1及び図10に示すように載置用桟4の主桟部11の複数箇所に係合孔11dを形成しており、図11に示すように主桟部11の中板11aの裏側から係合孔11dを通じてタップ金具31を取り付け、タップ金具31の一対の支持片31aを中板11aの表側に突出させ、この一対の支持片31a間に横桟27を挟み込んで支持している。
タップ金具31は、図12に示すようにその中板31bにネジ孔31cを形成し、その両側に側板31dを設けて2重に折り曲げ、更にそれぞれの側板31dの中央から突出するT字型の支持片31aを設けたものである。
側板31dの上端を中板31bの上面よりも低くして、側板31dの上端とT字型の支持片31a間の隙間Paを、中板31bの上面とT字型の支持片31a間の隙間Pbよりも広くしている。
また、タップ金具31の横幅Qaは、主桟部11の各側板12bの内側離間距離Qb(図11に示す)よりも僅かに狭く設定されている。
図13(a)、(b)に示すように、タップ金具31の一方の支持片31aを主桟部11の挿入スリット11fに挿し込んで、一方の支持片31aを挿入スリット11fから係合孔11dへと移動させ、引き続いてタップ金具31の他方の支持片31aを挿入スリット11fに挿し込んで、他方の支持片31aも挿入スリット11fから係合孔11dへと移動させ、各支持片31aのT字型の頭部を係合孔11dに引っ掛けて、タップ金具31を主桟部11に取り付ける。このとき、タップ金具31の各側板31dが主桟部11の各側板11bに対して垂直に配置される。
タップ金具31の支持片31aを挿入スリット11fに挿し込むときには、タップ金具31を主桟部11の中板11aに対して傾斜させる必要があるが、タップ金具31を傾斜させた状態では、タップ金具31の側板31dの上端とT字型の支持片31a間の広い隙間Paに係合孔11dの両縁を通すことになるので、タップ金具31の支持片31aの挿し込み作業が容易になる。
また、各支持片31aのT字型の頭部を係合孔11dに引っ掛けただけでは、一方の支持片31aのT字型の頭部が係合孔11dの縁に当接するまで、タップ金具31が係合孔11dに沿って主桟部11の傾斜下方向に滑動し、タップ金具31がぶら下がった状態となるが、挿入スリット11fが係合孔11dよりも傾斜上方向に設けられているので、各支持片31aのT字型の頭部が挿入スリット11fから抜け落ちることはない。
尚、主桟部11の中板11aの先端近傍の係合孔11d及び挿入スリット11fは、先端桟部12の中板12aの開口孔12fに重なるので、これらの係合孔11d及び挿入スリット11fには開口孔12fを通じてタップ金具31の各支持片31aを挿し込むことになる。
こうして載置用桟4の主桟部11の係合孔11dにタップ金具31を取り付けた後、図11に示すようにタップ金具31の一対の支持片31a間に横桟27を配置し、タップ金具31の部位で、押え部材32を横桟27に重ね合わせ、ボルト33を押え部材32の孔及び横桟27の溝孔27aを通じてタップ金具31のネジ孔31cにねじ込んで締め付け、横桟27を載置用桟4の主桟部11に固定する。
このとき、タップ金具31の横幅Qaを主桟部11の各側板12bの内側離間距離Qbよりも僅かに狭く設定しているので、タップ金具31と主桟部11間の隙間が殆どなくなる。また、タップ金具31の中板31bが主桟部11の中板11aに重なり合って密接する。従って、タップ金具31の上部及び側部では、タップ金具31と主桟部11間の隙間が殆どなくなり、このタップ金具31の部位で主桟部11が補強されることになる。
また、タップ金具31の各側板31dが主桟部11の各側板11bに対して垂直に配置さているので、タップ金具31の各側板31dにより載置用桟11の各側板11bの撓みが防止され、載置用桟11の各側板11bが強固に補強され、載置用桟11のねじれ等の変形が防止される。
このため、このタップ金具31に大きな荷重や力が作用しても、このタップ金具31の部位で主桟部11が変形したり損傷することがなく、主桟部11からタップ金具31が脱落することがない。
次に、図10に示すように複数の構造物設置架台1を用いて、太陽電池モジュールを支持するための施工手順を説明する。
まず、3本の横桟27を各載置用桟4に架け渡し、横桟27毎に、横桟27を各載置用桟4の一対の支持片31a間に配置し、それぞれのボルト33を各載置用桟4のタップ金具31のネジ孔31cにねじ込んで締め付け、横桟27を各載置用桟4に固定する。このとき、下側の横桟27については、各ボルト33を強く締め付けて確実に固定する。また、中央及び上側の横桟27については、各ボルト33を軽く締め付けて仮固定する。
引き続いて、横桟27毎に、図14に示すようにボルト41及びネジ止め金具42を用いて、横桟27に固定金具43を固定する。この固定金具43は、その上端に引っ掛け爪43aを有し、この引っ掛け爪43aを太陽電池モジュールの一辺に係合させて、太陽電池モジュールを固定支持するものであり、太陽電池モジュールの一辺について2個1組で用いられる。
また、図15(a)、(b)に示すように下側の横桟27の前方に、軒先カバー44を装着する。
この後、図16(a)に示すように太陽電池モジュール45を下側の横桟27と中央の中央の横桟27間に挿入して配置する。実際には、複数枚の太陽電池モジュール45を横並びにして下側の横桟27と中央の中央の横桟27間に配置する。
このとき、中央の横桟27を仮止めしている各ボルト33を緩めて、この中央の横桟27を支持している各タップ金具31を各載置用桟4の係合孔11dに沿って移動させて、この中央の横桟27の位置を調節し、この中央の横桟27を太陽電池モジュール45の上側一辺に当接させる。
引き続いて、図16(b)に示すように太陽電池モジュール45の上側一辺を持ち上げて、図16(c)に示すように太陽電池モジュール45の下側一辺を下側の横桟27に押し付ける。これにより、固定金具43の引っ掛け爪43aが太陽電池モジュール45の下側一辺の係合溝45aに係合する。
更に、図16(d)に示すように太陽電池モジュール45の上側一辺を降ろして中央の横桟27上に載せる。
そして、中央の横桟27を太陽電池モジュール45の上側一辺に押し付けて、下側の横桟27と中央の横桟27間に太陽電池モジュール45を挟み込み、この状態で、中央の横桟27を仮止めしている各ボルト33を強く締め付けて、中央の横桟27を確実に固定する。これにより、太陽電池モジュール45が下側の横桟27と中央の横桟27間に挟み込まれて強固に支持される。
同様の手順で、中央の横桟27と上側の横桟27間にも、太陽電池モジュール45を挟み込んで支持する。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、多様に変形することができる。例えば、載置用桟の断面形状をハット型にしているが、コの字型やC型にしても構わない。また、載置用桟を主桟部と先端部に分割しているが、必ずしも分割する必要はない。先端部単体では、その長さが短く、折り曲げ加工が容易であることから、主桟部と先端部に分割している。仮に、主桟部と先端部が一体であると、先端部の折り曲げ加工のときに、先端部の向きや位置が変わり、これに伴って長い主桟部の向きや位置も変わるので、このためのスペースを必要とし、加工作業が困難になる。
本発明の構造物設置架台の一実施形態を示す斜視図である。 図1の構造物設置架台における基礎部を示す斜視図である。 (a)及び(b)は、図1の構造物設置架台における載置用桟を構成する主桟部及び先端桟部を示す斜視図である。 (a)、(b)、(c)、及び(d)は、図1の構造物設置架台における載置用桟の先端近傍を示す斜視図、正面図、側面図、及び平面図である。 図1の構造物設置架台における縦支柱の下端近傍を示す斜視図である。 図3(a)の先端桟部を示す展開図である。 図1の構造物設置架台における補強部材を示す斜視図である。 図1の構造物設置架台における載置用桟の先端近傍を図4(a)とは異なる方向から見て示す斜視図である。 図1の構造物設置架台における縦支柱を示す斜視図である。 図1の構造物設置架台の施工例を示す斜視図である。 図1の構造物設置架台におけるタップ金具の取り付け状態を示す斜視図である。 図11のタップ金具を示す斜視図である。 (a)及び(b)は、図11のタップ金具及び載置用桟を表側及び裏側から見て示す斜視図である。 図1の構造物設置架台への横桟及び固定金具の取り付け状態を示す斜視図である。 (a)及び(b)は、構造物設置架台への横桟及び軒先カバーの取り付け状態を示す側面図である。 (a)乃至(d)は、図1の構造物設置架台に太陽電池モジュールを載せて支持するときの施工手順を示す図である。 (a)乃至(d)は、従来の架台の概略構成と強度を説明するために用いた模式図である。
符号の説明
1 構造物設置架台
2、3 基礎部
4 載置用桟
5 縦支柱
6 テンションバー
7 矩形状基台
8、21、33、41 ボルト
11 主桟部
12 先端桟部
13 補強部材
15、18、22 ナット
16 押え部材
31 タップ金具
32 押え部材
42 ネジ止め金具
43 固定金具
44 軒先カバー
45 太陽電池モジュール

Claims (8)

  1. 2つの基礎部を離間して配置し、構造物が載置される載置用桟の先端部を前記各基礎部の一方に固定し、縦支柱を前記各基礎部の他方と前記載置用桟間に介在させて固定し、前記載置用桟と前記縦支柱を垂直に配置し、これにより前記載置用桟を傾斜させて支持しており、
    前記一方の基礎部に固定された載置用桟の先端部は、2枚重ねとなるように金属板を折り曲げ加工したものであり、この2枚重ねとなった先端部が該一方の基礎部に固定されたことを特徴とする構造物設置架台。
  2. 前記載置用桟は、該載置用桟の長手方向に延びる相互に平行な2つの側板を少なくとも有するように金属板を折り曲げ加工したものであり、前記各側板の先端側を折り曲げて2枚重ねとし、この2枚重ねとなった各側板の先端側により該載置用桟の傾斜端面部を形成すると共に、基礎部と平行となるように該2枚重ねとなった各側板の先端側の先端部を折り曲げて、前記傾斜端面部よりも先の先端部を形成し、この先端部を前記基礎部に固定したことを特徴とする請求項1に記載の構造物設置架台。
  3. 構造物が載せられる載置用桟を傾斜させて支持した構造物設置架台において、
    前記載置用桟は、該載置用桟の長手方向に延びる相互に平行な2つの側板を少なくとも有するように金属板を折り曲げ加工したものであり、前記各側板の先端側を折り曲げて2枚重ねとし、この2枚重ねとなった各側板の先端側により該載置用桟の傾斜端面部を形成すると共に、基礎部と平行となるように該2枚重ねとなった各側板の先端側の先端部を折り曲げて、前記傾斜端面部よりも先の先端部を形成し、この先端部を前記基礎部に固定したことを特徴とする構造物設置架台。
  4. 前記基礎部に対して他の基礎部を離間して配置し、縦支柱を前記他の基礎部と前記載置用桟間に介在させて固定し、前記載置用桟と前記縦支柱を垂直に配置し、これにより前記載置用桟を傾斜させて支持したことを特徴とする請求項3に記載の構造物設置架台。
  5. 前記縦支柱は、該縦支柱の長手方向に延びる相互に平行な2つの側板を少なくとも有するように金属板を折り曲げ加工したものであり、前記各側板の下端側を折り曲げて2枚重ねとし、この2枚重ねとなった各側板の下端側により該縦支柱の下端面部を形成し、この下端面部を前記他の基礎部に当接させて固定したことを特徴とする請求項4に記載の構造物設置架台。
  6. 前記各基礎部を連結するテンションバーを備えることを特徴とする請求項3に記載の構造物設置架台。
  7. 前記載置用桟は、該載置用桟の長手方向に延びる主桟部と、この主桟部の一端に接続固定された先端桟部とを備え、
    前記先端桟部は、前記傾斜端面部、及び該傾斜端面部よりも先の前記先端部を有することを特徴とする請求項3に記載の構造物設置架台。
  8. 前記2枚重ねとなった各側板の先端側の先端部に重ねて固定され、該先端部の上面及び前記傾斜端面部に共に当接する補強部材を備えることを特徴とする請求項3に記載の構造物設置架台。
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