JP4923580B2 - 活魚収納容器及び活魚収納容器へのエアポンプ装置収納方法 - Google Patents

活魚収納容器及び活魚収納容器へのエアポンプ装置収納方法 Download PDF

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本発明は、特に活きている魚や貝などの魚貝類をそのままの状態を維持しながら移送したり、保管する場合に好適な活魚収納容器及び活魚収納容器へのエアポンプ装置収納方法に関する。
上記活魚収納容器は、上方が開放された容器本体と、この容器本体の開口を閉じる蓋体とからなり、前記容器本体に、活魚が水と共に収納される活魚収納部と乾電池及び該乾電池にて駆動されるエアポンプを備えたエアポンプ装置を収納するためのエアポンプ装置収納部とを容器本体内を仕切る縦壁により形成することによって、活魚収納部内の水がエアポンプ装置収納部に侵入することがないようにしている。そして、エアポンプ装置収納部内に備えたエアポンプ装置からのエアを活魚収納部の水の中に供給することによって、活魚を所定時間に渡って活かすことができるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
又、発泡合成樹脂の容器本体の外側にポンプ収納用ポケットを一体に形成したものも提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2003−125671号公報(第1図参照) 登録実用新案第3023697号公報(第1図参照)
上記特許文献1の場合には、乾電池の持っている蓄電能力以上にはエアポンプを駆動することができないため、乾電池によるエアポンプの最大駆動時間を超える長時間に渡ってエアポンプを駆動することができない。その結果、乾電池が消耗した後、更に輸送する必要がある時には蓋体を開放状態にしてエアポンプ装置を取り出してから、電池交換を行った後、再度蓋体を閉じるようにしており、電池交換作業が手間のかかる煩わしいものであった。
特に、活魚収納容器をトラックの荷室などに積んで運搬する場合などは、蓋体が容器本体から外れて容器本体内の水などが荷室内に漏れてしまうことがないように、蓋体を粘着テープなどで容器本体に固定することが一般的に行われており、この場合には、粘着テープを一々剥がしてから蓋体を取り外し、電池交換後は、粘着テープにて再度、蓋体を容器本体に固定しなければならず、電池交換が非常に手間のかかる作業になっていた。
因みに、蓋体にてエアポンプ装置が密閉状態となっている状態では、エアポンプ装置が正常に駆動しているかどうかを正確に確認するには前記したように蓋体を取り外す必要が生じることになり、エアポンプ装置の点検作業も手間のかかるものであった。
又、特許文献2の場合には、ポケットからエアポンプ装置を取り出して、電池交換を容易迅速に行うことができるものの、容器本体からポケットが側方に一部分のみ突出した状態になっているため、多数の活魚収納容器を積み上げて輸送したり、保管する場合に容器本体同士間に無駄な隙間が発生し、活魚収納容器の収納空間を効率よく使用することができない不都合があった。又、エアポンプ装置の上部が外部に露出した状態になっているため、持ち運ぶ時や運搬中に他物にエアポンプ装置の上部を当接させてしまうことや、ポケットからエアポンプ装置が不測に離脱してしまうことがあり、改善の余地があった。
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、容器本体内にエアポンプ装置を収納することによって、活魚収納容器の収納空間を効率よく使用することができるだけでなく、持ち運ぶ時や運搬中に他物にエアポンプ装置の上部を接触させて損傷させてしまうことや、ポケットからエアポンプ装置が不測に離脱してしまうことを阻止することができるものでありながら、エアポンプ装置の二次電池の交換作業及びエアポンプ装置の点検作業を容易迅速に行うことができる活魚収納容器及び活魚収納容器へのエアポンプ装置収納方法を提供する点にある。
本発明の活魚収納容器は、前述の課題解決のために、底壁部とその底壁部から立ち上がった側壁部とからなる上方が開放された容器本体と、この容器本体の開口を閉じる蓋体とからなり、前記容器本体に、活魚が水と共に収納される活魚収納部と二次電池及び該二次電池にて駆動されるエアポンプを備えたエアポンプ装置を収納するためのエアポンプ装置収納部とを区分けする縦壁を備え、前記蓋体を閉じた状態で、前記エアポンプ装置を前記エアポンプ装置収納部へ収納し、かつ、該エアポンプ装置収納部に収納された該エアポンプ装置の取り出しを外部から行うための出し入れ用開口を前記容器本体の側壁部に備え、前記出し入れ用開口を通して前記エアポンプ装置収納部に前記エアポンプ装置を収納する際に、該エアポンプ装置を落とし込んで該エアポンプ装置の下部を保持するための保持を該収納部に備え、前記出し入れ用開口から前記エアポンプ装置収納部に挿入した前記エアポンプ装置を、その挿入方向と90度異なる左右方向のうちのいずれか一方向へ設定距離移動させることができる空間を前記エアポンプ装置収納部に備えさせ、前記左右方向のうちのいずれか一方向へ設定距離移動させたエアポンプ装置の真下に前記保持部を配置し、前記保持部に保持した前記エアポンプ装置の前側に、前記出し入れ用開口を形成した前記側壁部が配置されるようになしたことを特徴としている。
容器本体に蓋体が閉じられている状態であっても、二次電池の交換又は点検を行いたい場合には、蓋体を取り外すことなく、出し入れ用開口を通して外部からエアポンプ装置を取り出して、二次電池の交換又は点検を容易迅速に行うことができる。二次電池の交換又は点検が完了した後は、出し入れ用開口を通して収納部内の保持に収納することによって、エアポンプ装置を保持させることができる。そして、蓋体にて上端が閉じられたエアポンプ装置収納部を容器本体に備えることによって、エアポンプ装置収納部を活魚収納容器の外部に大きく突出して備えさせたものに比べて、活魚収納容器の収納空間を効率よく使用することができるだけでなく、持ち運ぶ時や運搬中に他物に外部に突出したエアポンプ装置の上部を当接させてしまうことや、ポケットからエアポンプ装置が不測に離脱してしまうことを確実に阻止することができる。
前記エアポンプ装置の上部を斜め下側から前記収納部内に挿入しながら、該エアポンプ装置全体を前記収納部内における前記保持部よりも上方位置に挿入可能となし、前記保持内に落とし込んで保持された前記エアポンプ装置の上下方向上側の前面に当接して、該ポンプ装置の前方側への倒れ込みを阻止するための前壁部を前記容器本体に備えさせてもよい。
記出し入れ用開口に挿入した前記エアポンプ装置を、その挿入方向と90度異なる左右方向のうちのいずれか一方向へ設定距離移動させて、前記エアポンプ装置を前記保持部に落とし込む際に、該エアポンプ装置の底部に当接して、該エアポンプ装置の底部を前記保持部内へ案内するための傾斜面を有する案内用壁部を形成してもよい。
合成樹脂製の袋を前記エアポンプ装置の上方から被せたままで、前記エアポンプ装置収納部に収納させてもよい。
前記容器本体と前記蓋体とを、発泡合成樹脂から構成してもよい。
請求項1〜のいずれかの活魚収納容器を用い、前記蓋体を閉じた状態で、合成樹脂製の袋を前記エアポンプ装置の上方から被せたままで、該エアポンプ装置を出し入れ用開口を通して前記エアポンプ装置収納部へ収納させた後、該収納部に備えさせた保持に該エアポンプ装置の下部を入り込ませて、該エアポンプ装置を保持させることにより、活魚収納容器へエアポンプ装置を収納するようにしてもよい。
前記蓋体を閉じた状態で、前記エアポンプ装置を前記エアポンプ装置収納部へ収納し、かつ、該エアポンプ装置収納部に収納された該エアポンプ装置の取り出しを外部から行うための出し入れ用開口を前記容器本体の側壁部に備え、前記出し入れ用開口を通して前記エアポンプ装置収納部に前記エアポンプ装置を収納する際に、該エアポンプ装置を落とし込んで該エアポンプ装置の下部を保持するための保持を該収納部に備えさせることによって、二次電池の交換又は点検を行いたい場合には、蓋体を取り外すことなく、容器本体出し入れ用開口を通して外部からエアポンプ装置を取り出して、二次電池の交換又は点検を容易迅速に行うことができる活魚収納容器を提供することができる。しかも、蓋体にて上端が閉じられた容器本体内に備えられたエアポンプ装置収納部を収納することによって、エアポンプ装置収納部を活魚収納容器の外部に一部分だけ大きく突出して備えさせたものに比べて、活魚収納容器の収納空間を効率よく使用することができるだけでなく、持ち運ぶ時や運搬中に他物に外部に突出したエアポンプ装置の上部を接触させて損傷させてしまうことや、ポケットからエアポンプ装置が不測に離脱してしまうことを確実に阻止することができ、使用面においても有利になる。
前記エアポンプ装置の上部を斜め下側から前記収納部内に挿入しながら、該エアポンプ装置全体を前記収納部内における前記保持部よりも上方位置に挿入可能となし、前記保持内に落とし込んで保持された前記エアポンプ装置の前方側への倒れ込みを該エアポンプ装置の上下方向上側の前面に当接して阻止するための前壁部を前記容器本体に備えさせることによって、例え運搬中に大きな振動が発生した場合でも、エアポンプ装置が保持から外れて前方へ倒れることを当接阻止することができ、取扱面において有利なものにすることができる。
前記出し入れ用開口から前記エアポンプ装置収納部に挿入した前記エアポンプ装置をその挿入方向と90度異なる左右方向のうちのいずれか一方向へ設定距離移動させることができる空間を前記エアポンプ装置収納部に備えさせ、前記左右方向のうちのいずれか一方向へ設定距離移動させたエアポンプ装置の真下に前記保持を配置し、前記保持部に保持した前記エアポンプ装置の前側に、前記出し入れ用開口を形成した前記側壁部が配置されるようになすことによって、保持からエアポンプ装置が外れることがあっても、左右方向のうちのいずれか一方向へ設定距離移動しない限り収納部からエアポンプ装置が離脱することを回避することができる。又、出し入れ用開口を通してエアポンプ装置収納部に位置させたエアポンプ装置を左右方向のうちのいずれか一方向へ設定距離移動させることができる空間を備えていることから、合成樹脂製の袋をエアポンプ装置にそれの上から被せて袋を迂回させるためにエアホースを下方へ一旦降ろしてから上方へ立ち上げた場合でも、その一旦降ろして立ち上げたエアホースをエアポンプ装置が移動して空き状態となった隙間(空間)内のスペースを利用して配置させることができるから、保持にエアポンプ装置を入り込ませて保持させることができる。エアポンプ装置に接続されるエアホースを伝ってくる水(エアポンプにて生成される多量の泡の一部がエアホースを伝わって来る場合もある)などがエアポンプ装置にかかることをそれに被せた袋にて阻止して、水や泡などでの故障を確実に防止することができる商品価値の高いものにすることができる。
記出し入れ用開口に挿入した前記エアポンプ装置を、その挿入方向と90度異なる左右方向のうちのいずれか一方向へ設定距離移動させて、前記エアポンプ装置を前記保持部に落とし込む際に、該エアポンプ装置の底部に当接して、該エアポンプ装置の底部を前記保持部内へ案内するための傾斜面を有する案内用壁部を形成することによって、エアポンプ装置の底部を傾斜面による当接案内作用にてスムーズに移動案内させることができる。
合成樹脂製の袋を前記エアポンプ装置の上方から被せたままで、前記エアポンプ装置収納部に収納させるように構成する、又は合成樹脂製の袋を前記エアポンプ装置の上方から被せたままで、該エアポンプ装置を出し入れ用開口を通して前記エアポンプ装置収納部へ収納させた後、該収納部に備えさせた保持に該エアポンプ装置の下部を入り込ませて、該エアポンプ装置を保持させることにより、例えエアポンプ装置収納部に水がかかったり、エアポンプ装置へエアホースから水が伝わってきたとしても、エアポンプ装置が水で損傷することを確実に阻止することができる。
図1〜図4に、本発明の魚介類を活きたままの状態を維持しながら移送したり、魚介類を活きたままの状態を維持しながら保管する場合に用いる魚介類用の活魚収納容器1を示している。この活魚収納容器1は、活魚を上方から入れるための開口2Kが形成された上方開放型の平面視ほぼ長方形の発泡合成樹脂製の容器本体2と、この容器本体2の上方開口2Kを閉じる平面視ほぼ長方形の発泡合成樹脂製の蓋体3とからなり、前記容器本体2は、活魚が水(又は海水)と共に収納される活魚収納部4と、二次電池としての乾電池(バッテリでもよい)にて駆動されるエアポンプを備えたエアポンプ装置5を収納するためのエアポンプ装置収納部6とを区分けするための平面視ほぼL字状の縦壁7を備えている。ここでは、平面視ほぼ長方形の容器を示しているが、正方形又は多角形あるいは円形等、どのような形状でもよいが、矩形状(長方形又は正方形)の容器とする場合には、車両等に多数積み込んで移送する場合に載置効率面で最適である。ここでは、軽量でコスト面において有利な発泡合成樹脂製の活魚収納容器1を示しているが、非発泡の合成樹脂で構成したものであってもよい。図1に示す8は、前記エアポンプ装置5からのエアを送るエアホース9の先端に接続されているエア吹き出し部である。前記エアポンプ装置5は、乾電池及びエアポンプがケーシング13内に収納され、このケーシング13に乾電池を交換する時に開放するための開閉自在なカバー14を備えているが、エアポンプ装置5としての具体的構成は図に示されるものに限定されるものではない。前記ケーシングの上端に、エアホース9が接続される排出口10、エアをエアポンプに取り入れるためのエア供給口11、エアポンプを駆動させるための押しボタン式のON−OFFスイッチ12が備えられているが、図に示される構成以外であってもよい。図1及び図2に示す3Cは、エアポンプから送られる空気を排気する(場合によっては、これら空気で生成される水泡の一部を容器外に排出する)ために蓋体3に形成されている排出用孔である。排出用孔3Cは蓋体3の中央側寄りに大きな孔を設け、排出用孔3Cから出てきた泡を蓋体3の外縁まで案内するための外縁側ほど低くなる傾斜面を備えた案内用の溝3Mが形成されている。これらの孔3Cや溝3Mは無くてもよい。3Kは、容器本体2に蓋体3を閉塞する際に、両者の嵌合部(後述する嵌合凸部と嵌合凹部間)に閉じこめられる空気を排気させることで閉蓋を容易にさせるための排出用孔である。尚、ここでは、活魚収納容器1の短辺方向を左右方向とし、長辺方向を前後方向として説明する。
図1、図2及び図4に示すように、前記蓋体3を閉じた状態で、前記エアポンプ装置5を前記エアポンプ装置収納部6へ収納し、かつ、該エアポンプ装置収納部6に収納された該エアポンプ装置5の取り出しを外部から行うための出し入れ用開口15を前記容器本体2の前側の側壁部2Cに備え、前記出し入れ用開口15を通して前記エアポンプ装置収納部6に前記エアポンプ装置5を収納する際に、該エアポンプ装置5の下部が入り込んで該エアポンプ装置5を保持するための保持16を該エアポンプ装置収納部6の下部に備えさせている。前記エアポンプ装置5を上下が反対となる状態で保持16に保持させてもよい。
前記出し入れ用開口15をそれの前方から前記エアポンプ装置5を挿入可能となるように該エアポンプ装置5のケーシング13の左右幅よりも少し大きな寸法を有し、かつ、上下寸法はエアポンプ装置5のケーシング13の上下寸法よりも少し小さな寸法を有する大きさに設定している。前記出し入れ用開口15の後側に上方が開放された前記エアポンプ装置収納部6が形成されている。そして、前記エアポンプ装置5を前記出し入れ用開口15を通して後側のエアポンプ装置収納部6に挿入してから、そのままの姿勢で該挿入方向と90度異なる左右方向のうちのいずれか一方向、図1,2では右側へ設定距離移動させることができる空間を前記エアポンプ装置収納部6に備えさせ、前記左右方向のうちのいずれか一方向(右側)へ設定距離移動させたエアポンプ装置5の真下に前記保持16を形成しているが、左側へ設定距離移動させることができる空間を前記エアポンプ装置収納部6に備えさせて実施することもできる。前記エアポンプ装置5を出し入れ用開口15を通して挿入可能となる上下端のうち、上端は後述する上側に位置する前壁部分24の下端にて設定され、下端は後述する左側の壁部分18の上端にて設定され、エアポンプ装置5を後述のように後下がり傾斜姿勢にて出し入れ用開口15を通してエアポンプ装置収納部6内へ移動させることになる。
図2、図4〜図7に示すように、前記保持16が、前記エアポンプ装置5の底面の一部を支持する底壁部17と、該エアポンプ装置5の後面に当接する後壁部7Aと、該エアポンプ装置5の前面に当接する前壁部を構成する前記前側の側壁部2Cと、該エアポンプ装置5の左側面に当接するとともに左側の底面を支持する左壁部を構成するL字状の壁部分18と、該エアポンプ装置5の右側面に当接する右壁部を構成する前記右側の側壁部2Dとからなっている。前記底壁部17は、前記エアポンプ装置5の底面の左右幅方向ほぼ中央部で前後方向奥側のみを支持する立方体形状に構成されている。前記後壁部7Aは、エアポンプ装置5の後側に位置し、前記縦壁7にて構成されている。前記前壁部は、前記前側の側壁部2Cの右側の角部寄りの縦壁部分20と、この縦壁部分20の上端からエアポンプ装置移動方向に延びる前壁部分24とからなる逆L字状に構成されている。前記左壁部は、後述する縦向きの仕切壁26の下端に右側に突出する状態で一体形成されている。前記右壁部は、前記右側の側壁部2Dの角部に位置する右側の壁部分19から構成されている。
前記出し入れ用開口15を通してそれの後方に位置する前記エアポンプ装置収納部6に前記エアポンプ装置5を移動させる際、及び該移動後に該エアポンプ装置5をそのままの姿勢で該挿入方向と90度異なる左右方向のうちのいずれか一方向(右側)へ設定距離移動させる際に、該エアポンプ装置5の底部22を当接案内するための案内用壁部23を前記左側の壁部分18の上端にて兼用構成している。前記壁部分7Aのエアポンプ装置収納部6側表面には、上下方向に延びる左右一対の膨出部7T,7Tを形成しているが、無くてもよい。
図4〜図6にも示すように、前記案内用壁部23が、前記出し入れ用開口15へ前方から前記エアポンプ装置5を挿入するときに該エアポンプ装置5の底部に当接して上方側へ案内するための後上がり傾斜面23Aと、この後上がり傾斜面23Aから後端に渡って形成された前記エアポンプ装置移動方向奥側ほど下方に位置する下り傾斜面23Bとを備えた例が図示されている。この例では、出し入れ用開口15からエアポンプ装置収納部6への移動を後上がり傾斜面23Aによる当接案内作用にてスムーズに移動案内させることができるので好ましい。又、エアポンプ装置収納部6に位置させたエアポンプ装置5を右側に位置する保持16へ下り傾斜面23Bによる当接案内作用にてスムーズに移動案内させることができるので好ましい。しかし、前記案内用壁部23を、前記エアポンプ装置移動方向奥側ほど下方に位置する下り傾斜面23Aのみを備えるものから構成してもよいし、それら後上がり傾斜面23A及び下り傾斜面23Bがないものであってもよい。
図2及び図5に示すように、前記保持16内に入り込んで保持されたエアポンプ装置5の前方側への倒れ込みを該エアポンプ装置5の上下方向上側の前面に当接して阻止するための前壁部を前記容器本体2の前側の側壁部2Cの上方に位置する前壁部分24にて兼用構成している。従って、図5に示すように、保持16に保持されているエアポンプ装置5が保持16から離脱しようとする場合には、エアポンプ装置5の上部前面が前壁部分24の背面に当接して保持16からの離脱を確実に阻止することができるようになっている。しかし、前壁部分24の下端を上方に位置させてエアポンプ装置5の前方側への倒れ込みに作用しないようにして実施してもよいし、前壁部分24が全く無い状態で実施することによって、エアポンプ装置5を出し入れ用開口15からのエアポンプ装置5の出し入れを容易迅速に行うことができるようにしてもよい。前壁部分24を設けた場合には、図2に示すように、エアポンプ装置5を図2の垂直姿勢のまま後方に移動させると、出し入れ用開口15を構成する左側壁部分18の上端が当接して邪魔をしてしまうため、エアポンプ装置収納部6に垂直姿勢のままで移動させることができない。そのため、図5に示すようにエアポンプ装置5をそれの上端が後下がりとなる傾斜姿勢にして矢印方向に挿入しながら垂直方向に戻すことによって、エアポンプ装置5をエアポンプ装置収納部6内に位置させることができるのである。
前記エアポンプ装置5の点検や電池交換を行いたい場合には、前記保持16に支持されているエアポンプ装置5を一旦持ち上げて保持16から離脱した状態にしてから、左側に設定距離移動させ、出し入れ用開口15を通してエアポンプ装置5をそれの下端側から前方に引き出しながら出し入れ用開口15を通過させることによって、外部にエアポンプ装置5を取り出して点検や電池交換を行うことになる。点検や電池交換後は、前記のようにエアポンプ装置5をそれの上端が後下がりとなる傾斜姿勢にした状態で出し入れ用開口15を通してエアポンプ装置収納部6内へ位置させてから、右側に設定距離移動させた後、保持16に落とし込んで保持させて作業を完了するのである。尚、エアポンプ装置5をエアポンプ装置収納部6から外部に取り出した位置までの移動距離分だけエアポンプ装置5に接続されるエアホース9を長くしておくことになるが、エアホース9を伸縮自在な材料から構成している場合には、エアポンプ装置5の取り出し時の余裕分のエアホース9の長さを短くすることができる。
図1及び図2には、前記縦壁7から前記エアポンプ装置5までの間に、前記エアホース9を伝わってくる水を外部に排出するための水排出用空間25を備えさせた例を示している。この例では、エアホース9を伝わってくる水がエアポンプ装置5側に移動し難いようにしているが、水排出用空間25を省略して実施してもよい。詳述すれば、縦壁7のエアポンプ装置5側の面の特定箇所と容器本体2の内面の特定箇所と上下方向で連結するための縦向きの仕切壁26を備えさせて水排出用空間25を形成し、この水排出用空間25の下方に開口27を形成して、水排出用空間25に排出された水を開口27を通して容器の外部に排出できるようにしているが、水排出用空間25に排出された水を溜める貯留部を備えさせて実施することもできる。この場合、貯留部に溜まった水を定期的に排出することができるように、容器本体2に貯留部を着脱自在に備えさせておいてもよい。このように、水排出用空間を備えさせている場合には、エアポンプ装置収納部6側へ水が伝わることを該水排出用空間25による排出作用により抑制することができ、エアポンプ装置5が水により駆動不能となることをより確実に回避することができる。
前記容器本体2は、図4に示すように、ほぼ長方形状の板状の底壁部2Aと、この底壁部2Aの外周縁から立ち上げられて外周壁を構成する4枚の縦向きで板状の側壁部2B,2C,2D,2Eとからなっているが、前述のように容器本体2の形状は、図に示されるもの以外であってもよい。又、前記側壁部2B,2C,2D,2Eの上端面の内外方向内側部分に、上方に突出し、かつ、周方向全域に渡る環状の嵌合凸部2Tを形成している。この嵌合凸部2Tを、これに対応する蓋体3の外周縁部に上方へ凹む嵌合凹部3Hに嵌合することによって、容器本体2に蓋体3を閉蓋状態で固定することができるようになっている。ここでは、嵌合凸部2Tを容器本体2に備えさせ、嵌合凹部3Hを蓋体3に備えさせているが、嵌合凸部を蓋体3に備えさせ、嵌合凹部を容器本体2に備えさせて実施することもできる。又、嵌合凸部及び、これに嵌合する嵌合凹部を周方向全域に設けず、断続した形状で部分的に設けることもできる。
前述したように、前記エアポンプ装置収納部6に収納されたエアポンプ装置5からのエアを前記活魚収納部4まで案内するためのエアホース9及び該エアホース9の(エア案内方向)終端からエアを排出するためのエア吹き出し部8を備え、前記縦壁7の上端に前記エアホース9が入り込んで該エアホース9を保持するための切欠き溝7Mを形成している。又、前記仕切壁26の上端にも、前記縦壁7の切欠き溝7Mから水排出用空間25を通ってエアポンプ装置収納部6へ案内されるエアホース9を保持するための切欠き溝26Mを形成している。ここでは、2箇所に形成されたほぼ90度方向の異なる切欠き溝7M、26Mにてエアホース9を保持する構成であることから、1箇所にのみ形成された切欠き溝にてエアホース9を保持する場合に比べて、エアポンプ装置5を外部に取り出すときに多少乱暴に扱ったとしても、エアホース9がエアポンプ装置5から近い位置にある切欠き溝26M又は両方の切欠き溝7M,26Mから抜けてしまうことを確実に防止することができるようにしているが、1箇所のみ切欠き溝を形成してもよいし、場合によっては3箇所以上に切欠き溝を形成してもよい。
前記切欠き溝7M内に入り込んだエアホース9に前記蓋体3の閉じ状態で上方から当接して該切欠き溝7Mを密閉するための当接部3Aを該蓋体3の下面に備えさせて、エアホース9と切欠き溝7Mとの間に発生する隙間をできる限り無くすようにすることで、エアホース9を伝ってくる水や空気の吹き込みによって生ずる水泡(以下、単に水と称する)を遮断することができるようにしているが、当接部3Aを省略することができる。前記当接部3Aの長手方向ほぼ中央から蓋体3の外周縁に向けて延びる突出部3Bを備えさせ、この突出部3Bが入り込む凹部7Hを前記縦壁7の上端に縦壁7の長手方向に沿って形成して、蓋体3の閉じ状態において両者3B,7Hが嵌合することによって、容器本体2内の水がエアポンプ装置収納部6に入り込み難いようにしている。つまり、容器本体2内の水がエアポンプ装置収納部6側へ移動するためには、突出部3Bと凹部7Hとの僅かな隙間に入り込まなければならないことになる。そして、例え前記僅かな隙間に水が入り込んだとしても、その入り込んだ水が凹部7Hを立ち上がらなければ、エアポンプ装置収納部6へ到達することができないことになる。
前記切欠き溝7Mの底面を、前記エアポンプ装置収納部6側ほど上方に位置する上り傾斜面、換言すれば前記活魚収納部4側ほど下方に位置する前下がり傾斜面に形成して、活魚収納部4の水がエアポンプ装置収納部6側へ移動し難いようにしているが、水平面に形成して実施することもできる。又、前記切欠き溝26Mも同様に構成して実施することもできる。
図8に示すように、前記エアポンプ装置5にそれの上から合成樹脂製の袋28を被せ(すなわち袋28の開口部がエアポンプ装置5の下部になるように)、袋28を被せたエアポンプ装置5をエアポンプ装置収納部6に収納することによって、例えエアポンプ装置収納部6に水がかかったり、エアホース9から水が伝ってきたとしても、エアポンプ装置5が水で損傷することを確実に阻止することができる。この場合、エアホース9は一旦下方へ移動させて袋28の下方の開口部分から外に出してから、上方へ立ち上げ、活魚収納部4側へエアホース9を配置することになる。その際、前記エアポンプ装置収納部6に形成される隙間に上下に折り返したエアホース9を配置させればよい。図8で説明しなかった部分は、図2と同一であり、図2と同一の符号を付している。
なお、エアポンプ装置5に合成樹脂製の袋28を被せないで使用する場合であって、容器本体2を蓋体3で閉塞する前は、エアポンプ装置5をエアポンプ装置収納部6の保持16に収納するには、エアポンプ装置収納部6の上方から通常のように収納することが一般的であるが、出し入れ用開口15からエアポンプ装置5を収納することも可能である。
しかし、エアポンプ装置5に合成樹脂製の袋28を上から被せる場合には、容器本体2を蓋体3で閉塞する以前であっても、出し入れ用開口15からエアポンプ装置5を収納することが推奨される。なぜなら、エアポンプ装置収納部6の上方から収納したのでは、エアポンプ装置5に上から被せた合成樹脂製の袋28が捲れ上がり、エアポンプ装置5の露出部分が多くなって耐水性が低下するためである。
前記容器本体2を、図9及び図10(a),(b)に示すように構成してもよい。つまり、エアポンプ装置5を一旦入り込ませることができるようにエアポンプ装置5の左右幅よりも大きな左右幅を有し、かつ、該エアポンプ装置5の上下寸法よりも大きな上下寸法を有する凹部29を形成し、この凹部29に前方から垂直姿勢のままで移動させて入り込ませたエアポンプ装置5をそのままの姿勢で右側の壁部分30に前記エアポンプ装置収納部6内へ挿入することができる縦長の開口30Aを形成し、前記縦壁7にて区分け形成されたエアポンプ装置収納部6の下方に、前記エアポンプ装置5の底面の左右幅方向ほぼ中央部を支持するために両側に水排出用の開口35,35(無くてもよい)を挟んで上方に突出形成した底壁部33と、前記縦壁7と、右側の側壁部2Dの角部に位置する壁部分34と、前側の側壁部2Cの右側角部に位置する壁部分32と、前記開口30Aの下端縁を形成する縦板部分31とでなる保持16を備えさせている。従って、図10(a)に示すように、容器本体2の前方に位置させたエアポンプ装置5を矢印の方向へ移動させることにより、凹部29内へ位置させてから、そのままの姿勢で矢印で示す右側へ移動させることによって、開口30Aを通してエアポンプ装置収納部6内に位置させてから下方に落とし込むことで保持16にてエアポンプ装置5の下部を4つの方向から保持させることができるようにしている(図10(b)参照)。前記縦板部31の上面31Aを底壁部33の上面33Aよりも高く設定することによって、保持16にて保持されているエアポンプ装置5が凹部29側へ移動することを当接阻止するようにしている。前記縦板部31の上面31Aを水平面に形成しているが、エアポンプ装置収納部6側ほど下方に位置する傾斜面にすることによって、エアポンプ装置5をエアポンプ装置収納部6への移動時にエアポンプ装置5の底部に当接してエアポンプ装置収納部6側へ移動案内させることができるようにしてもよい。前記エアポンプ装置収納部6内に保持されているエアポンプ装置5を外部に取り出す場合には、エアポンプ装置5を一旦上方に持ち上げて、保持16から離脱させてから左側へ移動させることで開口30Aを通して凹部29内へ位置させた後、手前側へ移動させることによってエアポンプ装置5を外部に取り出すことができる。尚、エアポンプ装置5をエアポンプ装置収納部6から外部に取り出した位置までの移動距離分だけエアポンプ装置5に接続されるエアホース9を長くしておくことになるが、エアホース9を伸縮自在な材料から構成している場合には、エアポンプ装置5の取り出し時の余裕分のエアホース9の長さを短くすることができる。
前記容器本体2を、図11(a),(b),(c)に示すように構成してもよい。図では、容器本体2の要部であるエアポンプ装置収納部6を示し、説明しない他の部分は、図1〜図8に示すものと同一であり、同一の符号を付している。つまり、図1で示した水排出用空間25を省略するとともに、図1で示した前壁部分24を省略し、前壁部分36を下方側に備えさせて、出し入れ用開口41を上方が開放されたU字状に形成している。前記エアポンプ装置収納部6の下方には、保持16側にエアポンプ装置5を移動させるために保持16側ほど下方に位置する傾斜面37を備えさせ、前記保持16を、エアポンプ装置5の下面を支持する底壁部38と、エアポンプ装置5の下側の4面に対向して位置する左側部分39と、右側の壁部分19の内側面19Aと、前記縦壁7にて兼用構成される壁部分7Aと、前壁部分36の内側面36Aとから構成している。図11(a),(b),(c)に示す40は、エアポンプ装置収納部6内に入り込んだ水を外部に排出するための水抜き用の孔であるが、無くてもよい。エアポンプ装置5を保持16内に収納する場合には、まず前側の側壁部2Cに形成の出し入れ用開口41を通してエアポンプ装置5をエアポンプ装置収納部6内に位置させてから、そのままの姿勢で右側へ設定距離移動させて、保持16の直上方に位置させた後、下方へエアポンプ装置5を落とし込むことによって、保持16を構成する底壁部38、左側部分39、右側の壁部分19の内側面19A、壁部分7A、前壁部分36の内側面36Aにより保持させることができるようになっている。図11(c)に示すように、蓋体3を容器本体2に装着した状態でも、保持16から出し入れ用開口41を通してエアポンプ装置5を取り出して電池交換や点検などを行った後、再度出し入れ用開口41を通してエアポンプ装置5を保持16へ収納することができるようにしている。図11(a),(b),(c)では、エアポンプ装置5をエアポンプ装置収納部6内に位置させてから、右側へ移動させて保持16に収納するようにしたが、これとは反対に、エアポンプ装置5をエアポンプ装置収納部6内に位置させてから、左側へ移動させて保持16に収納するように、保持16を左側へ配置したものであってもよい。
又、図示していないが、ポンプ出し入れ用開口部の下部になるほど狭くする事により、ポンプ装置を挿入後左右方向への移動を無くして、そのまま下方へ落とし込むことによって、挟持させて保持できる形状でもよい。これは、ポンプを上方から挿入する場合の図1,2で示した形状も実用的であり、ポンプ固定用凹部への案内用壁部が不要な構造である。
活魚収納容器の要部を示す分解斜視図である。 エアポンプ装置を収納する前の活魚収納容器の要部を示す分解斜視図である。 蓋体の要部を示す裏から見た斜視図である。 容器本体の平面図である。 図4におけるI−I線断面図である。 図4におけるII−II線断面図である。 容器本体の要部の平面図である。 エアポンプ装置に袋を被せて収納した活魚収納容器の要部を示す分解斜視図である。 別の容器本体の要部を示す斜視図である。 (a)は図9の横断平面図、(b)は図9の縦断正面図である。 別の容器本体の要部を示し、(a)はエアポンプ装置収納部の平面図、(b)はエアポンプ装置収納部の正面図、(c)はエアポンプ装置収納部の縦断側面図である。
符号の説明
1 活魚収納容器
2 容器本体
2A 底壁部
2B,2C,2D,2E 側壁部
2K 上方開口
2T 嵌合凸部
3 蓋体
3A 当接部
3B 突出部
3C,3K 排出用孔
3H 嵌合凹部
3M 溝
4 活魚収納部
5 エアポンプ装置
6 エアポンプ装置収納部
7 縦壁
7H 凹部
7M 溝
7T 膨出部
8 エア吹き出し部
9 エアホース
10 排出口
11 エア供給口
12 スイッチ
13 ケーシング
14 カバー
15 出し入れ用開
16 保持
17 底壁部
18〜21 壁部分
22 底部
23 案内用壁部
23A 傾斜面
23B 傾斜面
24 前壁部分
25 水排出用空間
26M 溝
26 仕切壁
27 開口
28 袋
29 凹部
30 壁部
30A 開口
31 縦板部
31A 上面
32 壁部分
33 底壁部
33A 上面
34 壁部分
35 開口
36 前壁部分
36A 内側面
37 傾斜面
38 底壁部
39 左側部分
40 孔
41 出し入れ用開口

Claims (6)

  1. 底壁部とその底壁部から立ち上がった側壁部とからなる上方が開放された容器本体と、この容器本体の開口を閉じる蓋体とからなり、前記容器本体に、活魚が水と共に収納される活魚収納部と二次電池及び該二次電池にて駆動されるエアポンプを備えたエアポンプ装置を収納するためのエアポンプ装置収納部とを区分けするための縦壁を備え、前記蓋体を閉じた状態で、前記エアポンプ装置を前記エアポンプ装置収納部へ収納し、かつ、該エアポンプ装置収納部に収納された該エアポンプ装置の取り出しを外部から行うための出し入れ用開口を前記容器本体の側壁部に備え、前記出し入れ用開口を通して前記エアポンプ装置収納部に前記エアポンプ装置を収納する際に、該エアポンプ装置を落とし込んで該エアポンプ装置の下部を保持するための保持を該収納部に備え、前記出し入れ用開口から前記エアポンプ装置収納部に挿入した前記エアポンプ装置を、その挿入方向と90度異なる左右方向のうちのいずれか一方向へ設定距離移動させることができる空間を前記エアポンプ装置収納部に備えさせ、前記左右方向のうちのいずれか一方向へ設定距離移動させたエアポンプ装置の真下に前記保持部を配置し、前記保持部に保持した前記エアポンプ装置の前側に、前記出し入れ用開口を形成した前記側壁部が配置されるようになしたことを特徴とする活魚収納容器。
  2. 前記エアポンプ装置の上部を斜め下側から前記収納部内に挿入しながら、該エアポンプ装置全体を前記収納部内における前記保持部よりも上方位置に挿入可能となし、前記保持内に落とし込んで保持された前記エアポンプ装置の上下方向上側の前面に当接して、該ポンプ装置の前方側への倒れ込みを阻止するための前壁部を前記容器本体に備えさせてなる請求項1記載の活魚収納容器。
  3. 記出し入れ用開口に挿入した前記エアポンプ装置を、その挿入方向と90度異なる左右方向のうちのいずれか一方向へ設定距離移動させて、前記エアポンプ装置を前記保持部に落とし込む際に、該エアポンプ装置の底部に当接して、該エアポンプ装置の底部を前記保持部内へ案内するための傾斜面を有する案内用壁部を形成してなる請求項1又は2記載の活魚収納容器。
  4. 合成樹脂製の袋を前記エアポンプ装置の上方から被せたままで、前記エアポンプ装置収納部に収納させてなる請求項1〜のいずれかに記載の活魚収納容器。
  5. 前記容器本体と前記蓋体とが、発泡合成樹脂からなる請求項1〜のいずれかに記載の活魚収納容器。
  6. 請求項1〜のいずれかの活魚収納容器を用い、前記蓋体を閉じた状態で、合成樹脂製の袋を前記エアポンプ装置の上方から被せたままで、該エアポンプ装置を出し入れ用開口を通して前記エアポンプ装置収納部へ収納させた後、該収納部に備えさせた保持に該エアポンプ装置の下部を入り込ませて、該エアポンプ装置を保持させることを特徴とする活魚収納容器へのエアポンプ装置収納方法。
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