JP4922982B2 - ガス湯沸器 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスバーナ内部への虫の侵入を防止する機能を有するガス湯沸器に関するものである。
台所や飲食店の調理場等に設置されるガス湯沸器において、ケーシングの隙間や開放部からケーシング内へ入り込んだクモ等の虫がガスバーナのバーナ管の内部にまで侵入し、そのバーナ管内やガス入口に巣を形成した場合には、出湯を開始する際に、バーナ管への燃料ガスや空気の供給が妨げられて、ガスバーナが正常に点火しない恐れがある。
かかる点を考慮して、従来のガス湯沸器では、上記バーナ管のガス入口に虫侵入防止カバーを設け、バーナ管内部への虫の侵入を防止したものがある。
図8は、上記虫侵入防止カバーを備えた従来のガス湯沸器7の概略構成図であり、ケーシング70上部に開設された排気口71からケーシング70内へ延びる燃焼排気通路72内には、後述する燃焼排ガスによって熱交換を行う熱交換器8が組み込まれている。
また、燃焼排気通路72の下端開口73側には、ガス配管Lgから送り込まれた燃料ガスを燃焼させて燃焼排ガスを生成するガスバーナ9が配設されており、このガスバーナ8で生成された燃焼排ガスと熱交換器8内の水との間で熱交換させることによって、出湯配管L2側へ高温の湯が供給される。
ガスバーナ9は、ガス配管Lgから供給される燃料ガスを後述するバーナ管92へ向けて噴射するノズルマニホールド91と、ノズルマニホールド91から噴射された燃料ガスを空気とともに炎孔92bから放出させる複数のバーナ管92とを備えている。
ノズルマニホールド91は、上記バーナ管92のガス入口であるスロート孔92aへ向かって延びる複数の噴射ノズル91aを備えており、これら各噴射ノズル91aからバーナ管92内へ燃焼ガスが噴射される。
一方、バーナ管92のガス出口である炎孔92bは、燃焼排気通路72の下端開口73へ臨んでおり、上記噴射ノズル91aからスロート孔92aへ向けて噴射された燃料ガスは、エゼクタ効果によってバーナ管92内へ吸引される空気を伴って上記炎孔92bから放出される。そして、この燃料ガスの燃焼排ガスが燃焼排気通路72を通って熱交換器8へ導かれる。
また、上記スロート孔92aは、ノズル挿通孔96aを有する虫侵入防止カバー96で覆われており、ノズルマニホールド91の各噴射ノズル91aは、このノズル挿通孔96aを貫通してスロート孔92a近傍まで迫り出している(図9(a)および(b)参照)。
虫侵入防止カバー96には、複数のスリット96bが開設されており、ガスバーナ9の点火動作が実行された際にエゼクタ効果によってバーナ管92内へ吸引される空気は、上記スリット96bを通ってバーナ管92内へ取り込まれる。
このものでは、開放部74からケーシング70内へ蛾やクモ等の虫が入り込んでも、虫侵入防止カバー96が妨げとなってバーナ管92の内部にまで虫が侵入し難い。これにより、スロート孔92aやバーナ管92の内部への巣の形成に起因するガスバーナ9の点火不良を防止できる。
特開平8−94186号公報
しかしながら、上記構成のものでは、スロート孔92aが常に虫侵入防止カバー96で覆われているので、その虫侵入防止カバー96自体がバーナ管92内へ吸引される空気の抵抗となる。特に、長期使用に伴って虫侵入防止カバー96のスリット96bが虫の巣や埃等の付着物で目詰まりした場合には、スロート孔92aからバーナ管92内へ燃料ガスの燃焼に適した量の空気が取り込まれず、ガスバーナ9が正常に点火しない恐れがある。
本発明は係る点に鑑みてなされたもので、
『ガスバーナで生成された燃焼排ガスを熱交換器内の水へ熱交換させて出湯を行うガス湯沸器であって、前記ガスバーナは、ガス配管から供給される燃料ガスを噴射する噴射ノズルと、前記噴射ノズルから噴射された燃料ガスを空気とともにガス入口から取り込み、混合ガスとして炎孔から放出するバーナ管と、前記ガス入口を覆う虫侵入防止カバーとを備えたガス湯沸器』において、長期使用しても、虫侵入防止カバー自体がバーナ管内への空気の吸引の妨げにならず、ガスバーナの点火不良を効果的に防止し得るガス湯沸器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に係る発明の技術的手段は、
『虫侵入防止カバーは、前記ガス入口を覆った閉覆状態と前記ガス入口を覆っていない開放状態との間で変位移動が可能であり、
虫侵入防止カバーが前記閉覆状態から開放状態へ変位移動する開放動作は、器具操作部による出湯許可操作に連動して実行される』ことである。
上記技術的手段によれば、出湯していない間は、虫侵入防止カバーがバーナ管のガス入口を覆った閉覆状態であるから、上記ガス入口からバーナ管内への虫の侵入が阻止される。
一方、出湯を開始すべく、器具操作部による出湯許可操作を行えば、その許可操作に連動して虫侵入防止カバーの開放動作が実行され、虫侵入防止カバーがバーナ管のガス入口を覆っていない開放状態になる。その結果、ガスバーナの点火動作が実行された際には、上記ガス入口からバーナ管内へ燃料ガスの燃焼に必要な量の空気が確実に吸引される。
請求項2に係る発明の技術的手段は、
前記請求項1において、
『前記器具操作部は、出湯の開始および停止を指示するための出湯操作部であり、
前記出湯許可操作は、出湯操作部による出湯の開始操作であることを特徴とする』ことである。
このものでは、出湯操作部による出湯の開始操作と虫侵入防止カバーの開放動作とが連動しているから、出湯を開始する前に、予め虫侵入防止カバーを開放させるための操作を上記出湯の開始操作とは別に行わなくても良い。
請求項3に係る発明の技術的手段は、
前記請求項1において、
『前記器具操作部は、出湯の開始および停止を指示するための出湯操作部による出湯の開始操作を禁止するロック操作部であり、
前記出湯許可操作は、ロック操作部による前記禁止の解除操作であることを特徴とする』ことである。
このものでは、ロック操作部を操作して、出湯操作部による出湯の開始操作の禁止状態を解除した時点で、虫侵入防止カバーが開放するから、出湯操作部によって出湯の開始操作を行う際には、既にバーナ管のガス入口から燃料ガスの燃焼に必要な量の空気をバーナ管内へ吸引することが可能な状態になっている。これにより、ガスバーナの点火不良を未然に回避できる。
請求項4に係る発明の技術的手段は、
前記請求項2において、
『前記開放状態から閉覆状態へ変位移動する虫侵入防止カバーの閉覆動作は、出湯操作部による出湯の停止操作に連動して実行される』ことである。
このものでは、出湯操作部による出湯の停止操作と虫侵入防止カバーの閉覆動作とが連動しているから、出湯を停止した後で、虫侵入防止カバーを閉覆させるための操作を上記出湯の停止操作とは別に行わなくても良い。
請求項5に係る発明の技術的手段は、
前記請求項1から4のいずれかにおいて、
『虫侵入防止カバーが前記閉覆状態である場合には、前記噴射ノズルからの燃料ガスの噴射を禁止する点火禁止手段を備えた』ことである。
このものでは、例えば、出湯の開始が指示されたにもかかわらず、虫侵入防止カバーを開放させる機構の異常によって、虫侵入防止カバーが閉覆状態のままである場合には、その虫侵入防止カバーが妨げとなって燃料ガスの燃焼に必要な量の空気をバーナ管内へ吸引することができない可能性があるから、この場合は、噴射ノズルからの燃料ガスの噴射を禁止する。これにより、ガスバーナの点火不良を未然に回避できる。
本発明は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。
請求項1に係る発明では、出湯停止中は、虫侵入防止カバーによってバーナ管内部への虫の侵入を防止し、出湯を開始する際には、虫侵入防止カバーが器具操作部の出湯許可操作に連動して開放され、燃料ガスの燃焼に必要な量の空気をバーナ管内へ確実に吸引することが可能となるから、長期使用しても、虫侵入防止カバー自体がバーナ管内への空気の吸引の妨げにはならず、これにより、ガスバーナの点火不良を効果的に防止できる。
請求項2に係る発明では、上記請求項1の効果に加えて、出湯を開始する前に、予め出湯操作部による出湯の開始操作とは別の操作によって虫侵入防止カバーを開放させるといった手間がかからないから、利便性が向上する。
請求項3に係る発明では、上記請求項1の効果に加えて、出湯を開始する際には確実に虫侵入防止カバーが開放されている構成を採用したことによって、ガスバーナの点火不良を未然に回避できるから、安全性が向上する。
請求項4に係る発明では、出湯を停止した後で、出湯操作部による出湯の停止操作とは別の操作によって虫侵入防止カバーを閉覆させるといった手間がかからないから、利便性が一層向上する。
また、虫侵入防止カバーの閉覆し忘れを生じないから、ガスバーナの点火不良を一層効果的に防止できる。
請求項5に係る発明では、虫侵入防止カバーが閉覆状態である場合には、噴射ノズルからの燃料ガスの噴射を禁止し、ガスバーナの点火不良が未然に回避されるから、安全性が一層向上する。
次に、上記した本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係るガス湯沸器1の概略構成図であり、ケーシング10内には、そのケーシング10の上部に開設された排気口11からケーシング10内部へ延びる燃焼排気通路12が形成されており、この燃焼排気通路12内には、後述する給水配管L1から送り込まれた水と後述する燃料ガスの燃焼排ガスとの間で熱交換させる熱交換器2が組み込まれている。
また、燃焼排気通路12の下端開口13側には、後述するガス配管Lgから送り込まれた燃料ガスを放出して燃焼させ、その燃焼排ガスを燃焼排気通路12内へ送り込むガスバーナ3が配設されている。
従って、ガスバーナ3で生成された燃焼排ガスは、燃焼排気通路12を通って熱交換器2側へ導かれ、さらに、熱交換器2の表面に接触した後、排気口11からケーシング10外へ排出される。
熱交換器2は、燃焼排気通路12の側壁相互間を蛇行するように延びる吸熱管21と、この吸熱管21に対して交差するように並ぶ複数の吸熱フィン22とを有しており、吸熱管21の上流側管端には、図示しない水供給源へ繋がる給水配管L1が接続され、吸熱管21の下流側管端には、吸熱管21内で生成された湯をシャワーヘッドHへ導く出湯配管L2が接続されている。
また、上記給水配管L1には、入水遮断弁23と、通水開始時における給水配管L1内の水圧変化に応じてガス配管Lgに設けられたガス遮断弁34(後述する)の開閉動作を行う水圧応動機構24と、給水配管L1からバイパス管路L3を介して出湯配管L2側へ供給する水量を調整する分流弁25とが上流側からこの順序で配設されており、これら入水遮断弁23および水圧応動機構24は、熱交換器2への給水動作やガスバーナ3の点消火動作等を制御する制御部Cへ電気的に接続されている。一方、分流弁25は、シャワーヘッドHからの出湯の温度を調整するための温調ダイヤルS3と機械的に接続されており、この温調ダイヤルS3の回動位置に応じて開度が調整される。
尚、図示しないが、水圧応動機構24は、給水配管L1内の水圧変化に応じて中心部を往復移動させるダイヤフラムと、その中心部の往復移動に連動して後述するガス遮断弁34を開閉させるプッシュロッドと、プッシュロッドが後述するガス遮断弁34を開方向へ作動させたか否かを検知する開弁センサとを備えており、この開弁センサが上記制御部Cへ電気的に接続されている。
ガスバーナ3は、図示しないガス供給源からガス配管Lgを介して供給される燃料ガスを後述するバーナ管32へ向けて噴射する複数の噴射ノズル31aを備えたノズルマニホールド31と、その噴射された燃料ガスをケーシング10内の空気とともに炎孔32bから放出させる複数のバーナ管32とを有している。
また、上記ノズルマニホールド31へ接続されるガス配管Lgには、電磁弁33と、給水配管L1の水圧応動機構24によって開閉されるガス遮断弁34と、ノズルマニホールド31へ供給する燃料ガスの流量を調整するガス量調整弁35とが上流側からこの順序で配設されており、電磁弁33は、上記制御部Cへ電気的に接続されている。尚、ガス量調整弁35には、能力切替レバーS1が連結されており、この能力切替レバーS1の回動位置に応じて開度を調整することが可能である。
ノズルマニホールド31には、上記各バーナ管32のガス入口であるスロート孔32aへ向かって延びる複数の噴射ノズル31aが形成されており、これら各噴射ノズル31aからバーナ管32内へ燃料ガスが噴射される。
バーナ管32は、プレス加工によって溝状に絞り込まれた一対の略対称形の金属板を重ね合わせることによって、一つの通路を形成した扁平管体であり、この管体の一端側のガス入口としてのスロート孔32aが、上記噴射ノズル31a側へ開放している一方、他端側のガス出口としての炎孔32bが、燃焼排気通路12の下端開口13側へ開放している。
また、上記炎孔32bの近傍には、イグナイタGから高電圧を印加することによって火花放電する点火プラグPと、炎孔32bから放出された燃料ガスの燃焼炎を検知するフレームロッドFとが設けられており、これらイグナイタGおよびフレームロッドFは、上記制御部Cへ電気的に接続されている。
従って、噴射ノズル31aから噴射された燃料ガスは、エゼクタ効果によってスロート孔32a周辺からバーナ管32内へ吸入される空気を伴って炎孔32bから放出され、さらに、点火プラグPからの火花放電によって着火される。
一方、バーナ管32のスロート孔32a側には、そのスロート孔32aに対して閉覆した状態と開放した状態との間で変位移動可能な虫侵入防止カバー36が設けられている。この虫侵入防止カバー36は、シャワーヘッドHからの出湯の開始および停止を指示するための出湯ボタンS2へ後述するカバー開閉機構37を介して機械的に接続されている。
また、上記スロート孔32aの近傍には、虫侵入防止カバー36がスロート孔32aを閉覆した際にオン状態になる閉覆検知スイッチEが設けられており、この閉塞検知スイッチEは、上記制御部Cへ電気的に接続されている。
制御部Cには、上記出湯ボタンS2が電気的に接続されているとともに、出湯ボタンS2による出湯の開始操作に応じて入水遮断弁23および電磁弁33を開放させ且つ点火プラグPから火花放電させる出湯動作や、閉塞検知スイッチEがオン状態である場合に電磁弁33の開放動作を禁止する点火禁止動作等の実行プログラムが組み込まれている。
尚、上記出湯ボタンS2が、既述請求項2の発明特定事項としての「出湯操作部」に対応し、上記「点火禁止動作を実行する」制御部Cの機能部が、既述請求項5の発明特定事項としての「点火禁止手段」に対応する。
[虫侵入防止カバー36およびカバー開閉機構37]
虫侵入防止カバー36は、図2に示すように、複数のノズル挿通孔36aが開設された板状体であり、上記ノズルマニホールド31の各噴射ノズル31aは、これら各ノズル挿通孔36aを貫通してスロート孔32aまで迫り出している。
また、虫侵入防止カバー36の両端には、軸接続孔36bを有する連結舌片360が形成されており、この連結舌片360の軸接続孔36bに後述する連結軸371の一端が螺合接続される。
一方、カバー開閉機構37は、図2および図3に示すように、後述するワイヤ37Cの引張動作を虫侵入防止カバー36のスロート孔32a周縁からの離反動作に変換する第1リンク37Aと、出湯ボタンS2の押入操作を後述するワイヤ37Cの引張動作に変換する第2リンク37Bと、上記第1リンク37Aおよび第2リンク37B相互を繋ぐワイヤ37Cとで構成されている。
第1リンク37Aは、図2に示すように、ケーシング10内に固設され且つ上記噴射ノズル31aの延長方向と平行に延びる二つのガイド孔37hを有する支持板370と、上記各ガイド孔37hに挿通された状態で一端が上記連結舌片360へ接続される連結軸371と、一端がその連結軸371の他端に接続され且つ他端が後述する連結板373へ接続される二つの細長板状の可動板372と、左右上端に可動板372の他端がそれぞれ回動可能な状態で接続され且つ下端に上記ワイヤ37Cが接続される略T字状の連結板373とを備えている。また、上記可動板372と連結板373との連結部には、可動板372を一方向へ回転付勢するねじりバネR1が組み付けられており、上記連結軸371がこのねじりバネR1の復帰力によって常にスロート孔32aに近接する方向へ押圧付勢されている。
第2リンク37Bは、図3に示すように、ケーシング10内に揺動可能な状態で軸支され且つ先端に上記ワイヤ37Cが接続される揺動アーム374と、出湯ボタンS2の裏面へ固設され且つ上記揺動アーム374の後端に挟持状態で係合する係合ヘッド375とを備えており、出湯ボタンS2が押し込まれる際に、上記係合ヘッド375の周面に形成されたフランジ37fが揺動アーム374の後端を押圧し、揺動アーム374を回動させる。
出湯ボタンS2は、プッシュロック式の操作ボタンであり、一回目の押入操作によってケーシング10内側へ押し込まれた位置で係止状態となり、二回目の押入操作によってその係止状態が解除され、圧縮バネR2の反発力によって元の位置へ復帰するように構成されている。
また、出湯ボタンS2の内部には、上記一回目の押入操作によってオン、二回目の押入操作によってオフ状態になる図示しないオンオフスイッチが組み込まれており、このオンオフスイッチが上記制御部Cへ電気的に接続されている。
従って、出湯ボタンS2の一回目の押入操作を行えば、上記オンオフスイッチがオン状態になるとともに出湯ボタンS2が上記係止状態になる。一方、揺動アーム374は、その後端が係合ヘッド375のフランジ37fに押圧されて、ワイヤ37Cを引っ張る方向へ回動する。そして、このワイヤ37Cの引張動作に応動して連結板373が引き下げられるとともに、可動板372が上記ねじりバネR1の復帰力に抗して連結板373との連結部を中心に回動し、連結軸371をスロート孔32aから離反する方向へ摺動させる。その結果、虫侵入防止カバー36がスロート孔32aの周縁に当接した状態から離反した位置まで移動し、スロート孔32aを開放する(図4(a)参照)。
その後、出湯ボタンS2の二回目の押入操作を行えば、上記オンオフスイッチがオフ状態になるとともに出湯ボタンS2の上記係止状態が解除される一方、揺動アーム374が係合ヘッド375によって元の位置まで回動する。また、揺動アーム374が回動するのに伴って、可動板372がねじりバネR1の復帰力によって連結板373との連結部を中心に回動し、連結軸371をスロート孔32aへ近接する方向へ摺動させる。その結果、虫侵入防止カバー36がスロート孔32aの周縁に当接する位置まで移動し、スロート孔32aを閉覆する(図4(b)参照)。
[ガスバーナ3の点消火動作]
具体的には、ガスバーナ3が消火されている状態において、出湯ボタンS2の一回目の押入操作(以下、「出湯の開始操作」という)がなされて上記オンオフスイッチがオン状態になると、制御部Cに組み込まれた上記出湯動作の実行プログラムによって、入水遮断弁23が開放され、給水配管L1から熱交換器2の吸熱管21への通水を開始する。このとき、バーナ管32のスロート孔32aを閉覆していた虫侵入防止カバー36は、上述したカバー開閉機構37によるスロート孔32aの開放動作によって、スロート孔32aを開放する。
そして、上記熱交換器2への通水の開始に伴う給水配管L1内の水圧変化を受けた水圧応動機構24のダイヤフラムは、プッシュロッドを軸線方向へ移動させて、ガス遮断弁34を開方向へ作動させる。さらに、水圧応動機構24の図示しない開弁センサによってガス遮断弁34の開放が検知されると、閉塞検査スイッチEがオフ状態であることを確認した後、点火プラグPから火花放電を開始させるとともに電磁弁33を開放し、ガス配管Lgからガスバーナ3のノズルマニホールド31への燃料ガスの供給を開始させる。
その結果、ノズルマニホールド31の各噴射ノズル31aからバーナ管32内へ向けて燃料ガスが噴射され、スロート孔32aからバーナ管32内へ吸引された空気とともに、炎孔32bから燃焼排気通路12内へ放出される。これにより、ガスバーナ3が点火され、シャワーヘッドHへの出湯が開始される。
尚、水圧応動機構24の図示しない開弁センサによってガス遮断弁34の開放が検知されたにもかかわらず、閉塞検査スイッチEがオン状態である場合は、例えば、上記スロート孔32a周縁への虫侵入防止カバー36の固着やカバー開閉機構37の動作不良等によって、虫侵入防止カバー36がスロート孔32aを閉覆したままの異常状態である可能性があり、この状態でガスバーナ3の点火動作を実行させれば、虫侵入防止カバー36が妨げとなって、燃料ガスの燃焼に必要な量の空気をバーナ管32内へ吸引することができず、ガスバーナ3の点火不良を招く恐れがある。
従って、ガス遮断弁34を開放しても閉塞検査スイッチEがオン状態である場合は、電磁弁33の開放動作を禁止してノズルマニホールド31からの燃料ガスの噴射を禁止するとともに、虫侵入防止カバー36の異常を図示しない報知部から音声出力や点灯表示等によって報知させる。
一方、ガスバーナ3が点火された状態において、出湯ボタンS2の二回目の押入操作(以下、「出湯の停止操作」という)がなされて上記オンオフスイッチがオフ状態になると、上記出湯動作の実行プログラムによって、入水遮断弁23および電磁弁33を閉じ、ノズルマニホールド31への燃料ガスの供給および吸熱管21への水の供給を共に遮断する。その結果、ガスバーナ3が消火され、シャワーヘッドHからの出湯が停止される。このとき、スロート孔32aから離反していた虫侵入防止カバー36は、上述したカバー開閉機構37によるスロート孔32aの閉覆動作によって、スロート孔32aを閉覆する。
即ち、シャワーヘッドHからの出湯を開始すべく、出湯ボタンS2による出湯の開始操作が行われた場合には、上記スロート孔32aを虫侵入防止カバー36で覆った閉覆状態から覆っていない開放状態へ変位移動させる開放動作が実行され、ノズルマニホールド31からバーナ管32へ燃料ガスが放出された際に、虫侵入防止カバー36とスロート孔32aの間に形成された間隙から燃料ガスの燃焼に必要な量の空気がバーナ管32内へ吸引される。
また、シャワーヘッドHからの出湯を停止すべく、出湯ボタンS2による出湯の停止操作が行われた場合には、上記スロート孔32aを虫侵入防止カバー36で覆っていない開放状態から覆った閉覆状態へ変位移動させる閉覆動作が実行され、スロート孔32aが虫侵入防止カバー36によって速やかに覆われる。
従って、このものでは、蛾やクモ等の虫が上記開放部14からケーシング10内へ入り込んでも、虫侵入防止カバー36によって、バーナ管32内部にまで侵入するのが阻止される。また、出湯を開始する際には、その虫侵入防止カバー36が出湯ボタンS2による出湯の開始操作に連動して開放され、燃料ガスの燃焼に必要な量の空気をバーナ管32内へ吸引することが可能となる。これにより、長期使用しても、虫侵入防止カバー36自体がバーナ管10内への空気の吸引の妨げにはならず、ガスバーナ3の点火不良を効果的に防止することが可能となる。
また、出湯ボタンS2の出湯の開始操作に連動して虫侵入防止カバー36の開放動作が実行される構成にしたことによって、出湯を開始する前に、予め出湯ボタンS2の押入操作とは別の操作によって虫侵入防止カバー36を開放させる必要がないから、利便性が良い。
さらに、出湯ボタンS2の出湯の停止操作に連動して虫侵入防止カバー36の閉覆動作が実行される構成を採用したことによって、出湯を停止した後で、出湯ボタンS2の押入操作とは別の操作によって虫侵入防止カバー36を閉覆させる必要がないから、利便性が一層良好である。また、虫侵入防止カバー36による上記スロート孔32aの閉覆し忘れを生じないから、上記点火不良を一層効果的に防止できる。
また、閉塞検知スイッチEがオン状態である場合は、電磁弁33の開放動作を禁止してノズルマニホールド31からの燃料ガスの噴射を禁止する構成を採用したことにより、ガスバーナ3の点火不良を未然に回避できるから、安全性も高い。
[他の実施形態]
上記実施の形態では、虫侵入防止カバー36の開放動作および閉覆動作をカバー開閉機構37によって機械的に行うものを説明したが、ソレノイドやモータ等の電気駆動手段を利用して行っても良い。
具体的には、図5に示すように、上記実施の形態におけるカバー開閉機構37に代えて、後述するプッシュプルソレノイド384を備えたカバー開閉機構38が組み込まれている。
上記カバー開閉機構38は、上記実施の形態と同様の支持板370と、その支持板370の各ガイド孔37hに挿通された状態で一端が虫侵入防止カバー36の連結舌片360へ接続される連結軸381と、その連結軸381の他端に回動可能な状態で取り付けられる回転ヘッド382と、先端の傾斜面が回転ヘッド382の周面に当接し且つ後端が後述するプッシュプルソレノイド384の可動プランジャに連結される押出ヘッド383と、所定電圧を印加することによって内部の可動プランジャをその軸線方向へ摺動させるプッシュプルソレノイド384とを備えている。また、上記連結軸381は、支持板370に固定された図示しないバネ部材の復帰力によって常にスロート孔32aから離反する方向へ押圧されている。
尚、図示しないが、上記プッシュプルソレノイド384は、磁性材料で形成された可動プランジャと、可動プランジャを一方(ここでは、押出ヘッド383がプッシュプルソレノイド384から押し出される方向)へ押圧する復帰バネと、可動プランジャを励磁作用によって上記復帰バネの押圧方向と反対側へ摺動させる電磁コイルとを備えており、この電磁コイルが、制御部Cへ電気的に接続されている。
制御部Cには、上記実施の形態と同様、出湯ボタンS2が電気的に接続されているとともに、上述の出湯動作、温調動作および点火禁止動作の実行プログラムに加えて、出湯ボタンS2のオンオフスイッチがオン状態になればプッシュプルソレノイド384へ所定の電圧を印加し、上記オンオフスイッチがオフ状態になればプッシュプルソレノイド384への所定電圧の印加を停止させるカバー開閉動作の実行プログラムが組み込まれている。
従って、出湯ボタンS2の出湯の開始操作を行い、そのオンオフスイッチがオン状態になれば、制御部Cから電磁コイルへ所定の電圧が印加される。すると、電磁コイルの励磁作用によって、可動プランジャに接続された押出ヘッド383がプッシュプルソレノイド384へ引き戻される方向へ移動し、さらには、その押出ヘッド383へ当接している回転ヘッド382が図示しないバネ部材の復帰力によってスロート孔32aから離反する方向へ移動する。その結果、虫侵入防止カバー36がスロート孔32aの周縁から離反し、スロート孔32aを開放する。
そして、出湯ボタンS2の出湯の停止操作を行い、オンオフスイッチがオフ状態になれば、電磁コイルへの所定電圧の印加が停止される。すると、プッシュプルソレノイド384に組み込まれた復帰バネの反発力によって、押出ヘッド383がプッシュプルソレノイド384から押し出される方向へ移動し、さらには、その押出ヘッド383へ当接している回転ヘッド382が図示しないバネ部材の復帰力に抗してスロート孔32aに近接する方向へ移動する。その結果、虫侵入防止カバー36がスロート孔32aの周縁に当接し、スロート孔32aを閉覆する。
これにより、出湯ボタンS2の出湯の開始操作に連動して虫侵入防止カバー36の開放動作が実行され、出湯ボタンS2の出湯の停止操作に連動して虫侵入防止カバー36の閉覆動作が実行されるから、上記実施の形態と同様の効果が発揮される。
尚、上記プッシュプルソレノイド384に代えて、モータを採用する場合は、上記押出ヘッド383とモータの回転軸とを歯車等によって連結し、この回転軸の回転動作に連動して押出ヘッド383が進出および後退する構成にすれば良い。
また、虫侵入防止カバー36へプッシュプルソレノイド384の可動プランジャを直接的に接続して、虫侵入防止カバー36を開閉させる構成にしても良いし、ラックピニオン歯車を介してモータと虫侵入防止カバー36とを接続して、虫侵入防止カバー36を開閉させる構成にしても良い。
さらに、上記実施の形態では、虫侵入防止カバー36の開放動作を出湯ボタンS2の出湯の開始操作に連動させたものを説明したが、出湯ボタンS2による出湯の開始操作の禁止および禁止の解除を切り替えるロックレバーS4を設け、このロックレバーS4の禁止の解除操作に連動させても良い。
具体的には、図6に示すカバー開閉機構39のように、上記実施の形態における第2リンク37Bに代えて、上記ロックレバーS4のロックアームS40にワイヤ37Cが接続される。
ロックレバーS4は、ケーシング10の取付け部に対して回動可能な状態で軸支されており、出湯ボタンS2がケーシング10内側へ押し込まれていない係止解除状態において所定のロック位置まで回動させれば、ロックアームS40の先端が出湯ボタンS2の軸端に設けられたフランジS20の正面側へ進出して出湯ボタンS2の押入方向への移動を阻止する一方、ロックレバーS4をロック位置から元のロック解除位置まで回動させれば、ロックアームS40の先端がフランジS20の正面側から後退して出湯ボタンS2の押入方向への移動を許可する。そして、ワイヤ37Cは、このロックアームS40の上記後退する動作に連動して引っ張られるように構成されている。即ち、出湯ボタンS2による出湯の開始操作の禁止状態を解除するロックレバーS4のロック解除位置への回動動作が、ワイヤ37Cの引張動作に変換されるようになっている。
従って、ロックレバーS4をロック解除位置まで回動させれば、ロックアームS40の先端が上記フランジS20の正面側から後退し、出湯ボタンS2の押入方向への移動を可能にするとともに、ワイヤ37Cが上記連結板373を引き下げる方向へ引っ張られる。その結果、上記実施の形態と同様、虫侵入防止カバー36がスロート孔32aの周縁から離反し、さらに、出湯ボタンS2による出湯の開始操作が可能になる。
尚、上記ロックレバーS4が、既述請求項3の発明特定事項としての「ロック操作部」に対応する。
このものでは、ロックレバーS4をロック位置に回動させた時点で、虫侵入防止カバー36が開放するから、出湯ボタンS2によって出湯の開始操作を行う際には、既に虫侵入防止カバー36が開放しており、燃料ガスの燃焼に必要な量の空気をバーナ管32内へ吸引することが可能な状態になっている。その結果、ガスバーナ3の点火不良が未然に回避されるから、安全性が良い。
尚、上記ロックレバーS4に代えて、出湯ボタンS2の押入操作の禁止および禁止の解除を切り替える機能を温調ダイヤルS3に兼備させ、この温調ダイヤルS3の上記禁止の解除操作に連動して虫侵入防止カバー36の開放動作が行われるように構成しても良い。この場合、上記温調ダイヤルS3が、既述請求項3の発明特定事項としての「ロック操作部」に対応する。
また、上記実施の形態における虫侵入防止カバー36は、バーナ管32のスロート孔32aの周縁に対して当接および離反する動作によって上記スロート孔32aを閉覆および開放させる構成であるが、バーナ管32のスロート孔32aの周縁に沿って摺動する動作によって上記スロート孔32aを閉覆および開放させる構成であっても良い。
具体的には、図7に示すように、上記実施の形態における第1リンク37Aに代えて、ワイヤ37Cとの引張動作によって虫侵入防止カバー36をスロート孔32a周縁に沿って移動させる連結機構39Aを採用する。
この連結機構39Aは、ケーシング10内に固設され且つスロート孔32a周縁端面と平行に延びるガイド孔39hを有する支持板390と、上記ガイド孔39hに抜け止め状態で挿通され且つ一端が後述する連結板393へ接続されるガイド軸391と、二つの虫侵入防止カバー36の両端に形成された各連結舌片360相互間を繋ぎ且つ下端に上述のワイヤ37Cが接続される略T字状の連結板393とを備えている。また、上記連結板393は、引張バネR3の復帰力によって常にワイヤ37Cの引張方向と反対側へ引張付勢されている。
このものでは、出湯ボタンS2の出湯の開始操作を行い、上述した第1リンク37Aによってワイヤ37Cの引張動作が行われると、その引張動作に応動して連結板393がガイド孔39hに沿って引き下げられる。その結果、連結板393に固定された虫侵入防止カバー36がスロート孔32aの周縁に沿って下方へ摺動し、スロート孔32aを開放する。また、出湯ボタンS2の出湯の停止操作を行い、ワイヤ37Cの引張動作が解除されると、上記引張バネR3の復帰力によって連結板393がガイド孔39hに沿って引き上げられる。その結果、連結板393に固定された虫侵入防止カバー36がスロート孔32aの周縁に沿って上方へ摺動し、スロート孔32aを閉覆する。これにより、上記実施の形態と同様の効果が発揮される。
尚、上記虫侵入防止カバー36は、その表面の一部もしくは全体に通気用のスリットや網目状部を設け、閉覆状態においても燃料ガスの燃焼に必要な量の空気をバーナ管32内へ吸引することができる構成にしても良い。
本発明の実施の形態に係るガス湯沸器1の概略構成図 本発明の実施の形態に係るガス湯沸器1のスロート孔32a周辺の概略斜視図 本発明の実施の形態に係るガス湯沸器1のカバー開閉機構37の説明図 本発明の実施の形態に係るガス湯沸器1の虫侵入防止カバー36の横断面図 本発明の他の実施形態に係るガス湯沸器1のスロート孔32a周辺の概略斜視図 本発明の他の実施形態に係るガス湯沸器1のカバー開閉機構39の説明図 本発明の他の実施形態に係るガス湯沸器1の連結機構39Aの説明図 従来のガス湯沸器7の概略構成図 従来のガス湯沸器7のスロート孔92a周辺の概略斜視図
符号の説明
1・・・ガス湯沸器
10・・・ケーシング
12・・・燃焼排気通路
2・・・熱交換器
3・・・ガスバーナ
31・・・ノズルマニホールド
31a・・・噴射ノズル
32・・・バーナ管
32a・・・スロート孔(ガス入口)
32b・・・炎孔
36・・・虫侵入防止カバー
Lg・・・ガス配管
S2・・・出湯ボタン(出湯操作部)
S4・・・ロックレバー(ロック操作部)

Claims (5)

  1. ガスバーナで生成された燃焼排ガスを熱交換器内の水へ熱交換させて出湯を行うガス湯沸器であって、前記ガスバーナは、ガス配管から供給される燃料ガスを噴射する噴射ノズルと、前記噴射ノズルから噴射された燃料ガスを空気とともにガス入口から取り込み、混合ガスとして炎孔から放出するバーナ管と、前記ガス入口を覆う虫侵入防止カバーとを備えたガス湯沸器において、
    虫侵入防止カバーは、前記ガス入口を覆った閉覆状態と前記ガス入口を覆っていない開放状態との間で変位移動が可能であり、
    虫侵入防止カバーが前記閉覆状態から開放状態へ変位移動する開放動作は、器具操作部による出湯許可操作に連動して実行される、ガス湯沸器。
  2. 請求項1に記載のガス湯沸器において、
    前記器具操作部は、出湯の開始および停止を指示するための出湯操作部であり、
    前記出湯許可操作は、出湯操作部による出湯の開始操作であることを特徴とする、ガス湯沸器。
  3. 請求項1に記載のガス湯沸器において、
    前記器具操作部は、出湯の開始および停止を指示するための出湯操作部による出湯の開始操作を禁止するロック操作部であり、
    前記出湯許可操作は、ロック操作部による前記禁止の解除操作であることを特徴とする、ガス湯沸器。
  4. 請求項2に記載のガス湯沸器において、
    前記開放状態から閉覆状態へ変位移動する虫侵入防止カバーの閉覆動作は、出湯操作部による出湯の停止操作に連動して実行される、ガス湯沸器。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のガス湯沸器において、
    虫侵入防止カバーが前記閉覆状態である場合には、前記噴射ノズルからの燃料ガスの噴射を禁止する点火禁止手段を備えた、ガス湯沸器。
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