JP4922920B2 - エアバッグ装置を車両構成部品に接続するための装置 - Google Patents

エアバッグ装置を車両構成部品に接続するための装置 Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の前文に係るエアバッグ装置を車両構成部品に接続するための装置に関する。
このタイプの装置は、接続されるべき2つのサブアセンブリのうちの一方に配置された拡張部材と、接続されるべき2つのサブアセンブリの他方に設けられ、拡張部材が係止開口部に導入された後、拡張状態で係止開口部縁部の背後に係合する係止位置を取ることができるように拡張部材を導入することのできる係止開口部と、係止開口部縁部の背後に係合している拡張状態の拡張部材を固定するように拡張部材と係合することが可能な固定部材とを有する。エアバッグ装置と車両構成部品、例えばステアリングホイール、との間のこの種の係止接続は、互いに接続される2つのサブアセンブリを互いに差し込むことにより簡単に接続できるという利点がある。すなわち、一方のサブアセンブリの少なくとも一つの拡張部材が、他方のサブアセンブリの少なくとも一つの係止開口部に導入され、その過程で、半径方向に圧搾されるため、係止開口部を通り抜け、再び半径方向に拡張するので、互いに接続される2つのサブアセンブリが密着接続(係止接続)される。しかし、拡張部材に基づくこの種の係止接続は、接続点に非常に大きな力が作用した際に、当該接続が(拡張部材の変形によって)解除される恐れがあるという問題がある。そのような力は、特に、衝突事故と称される場合のような自動車の急速な減速の結果、エアバッグ装置が作動し、乗員を保護するために数ミリ秒以内にエアバッグ装置のエアバッグが膨張し、それに対する反動が生じる場合、エアバッグ装置と車体の構成部品、例えばステアリングホイールとの間の接続点に生じることがある。
エアバッグ装置と車両構成部品との間の接続が不用意に解除されることがないように、固定部材を拡張部材に係合し、固定部材が、係止開口部縁部の背後に係合されることによって拡張部材を拡張状態に維持することが知られている。しかし、この拡張部材と係止開口部との接続の固定は、固定部材、例えば固定ピンを拡張部材に係合させなければならないという問題があり、個々の接続点へのアクセスが困難な場合には、装着の障害となり得る。さらに、この接続の固定によって接続解除が相応に困難になる可能性がある。これは、固定部材が拡張部材を拡張位置に保持して固定するので、この固定部材のために、拡張部材が拡張部で圧搾されて係止開口部を通り抜けることによって簡単に接続を解除することができないからである。従って、例えば修理又は点検の目的で接続を解除する時には、まず、各拡張部材から固定部材を取り外す必要がある。自動車内のエアバッグ装置へのアクセスが困難な場合には、この取外しによって、接続の解除がかなり難しくなる。
本発明は、冒頭に述べられたタイプのエアバッグ装置につき、自動車の車両構成部品(車両を構成する車両構成部品、ないし車両における支持部材)へ接続するための装置をさらに改善することを課題とする。
上記課題は、本発明に係る請求項1の特徴を有する装置によって解決される。
本発明によれば、固定部材は、最初は、拡張部材が設けられたサブアセンブリ(車両構成部品)とは別の車両構成部品に解除可能に接続され、その過程で拡張部材が係止開口部を通って係止位置を越えて誘導された時、拡張部材に係合するように係止開口部の背後に配置される。
本発明は、第1に、各固定部材が、装着時、すなわち拡張部材が個々の係止開口部へ導入される時に既に係止開口部の背後に保持されていれば、拡張部材とそれぞれの固定部材との係合が簡単かつ自動的にできるという点に基づいている。各拡張部材は、係止開口部を通って係止位置を越えて導入されることにより、適宜に固定部材と係合させることができる。拡張部材が各係止位置に戻される(特に引き戻される)と、固定部材は解除可能に固定された各構成部品から取り外すことができる。その時、各固定部材は、拡張部材と恒久的に係合され、拡張部材を拡張状態に保持する。
さらに、拡張部材が係止開口部に導入されて係止位置に固定され、一方、固定部材が最初はまだこの接続を固定する準備ができた状態に維持されている場合、エアバッグ装置及び車両構成部品を、個々の固定部材を取り出すことによって各拡張部材から外さなければならないといった事態を減らすことができる。拡張部材が係止位置を越えて移動し(例えば、衝突事故の場合)、固定部材に係合して恒久的に拡張された場合にのみ、各拡張部材と固定部材とが係合される。
本発明の変更例によれば、エアバッグ装置を車両構成部品に装着する際、各拡張部材は、係止開口部縁部の背後に拡張状態で係合する係止位置まで、係止開口部を通って誘導されるのみに構成されている。この場合、当該接続は固定部材によって固定されていない。当該変更例の場合、衝突事故時に各拡張部材と係止開口部との間でのみ、固定部材によって接続が固定される。衝突事故の際、各拡張部材は、エアバッグ膨張時にエアバッグ装置に発生する反動作用の下に係止位置を越えて移動し、その過程で固定部材を把持し、解除可能に接続されていた構成部品から解除された後、係止位置に戻る際に固定部材を携行する。従って、本発明のこの実施形態の場合、拡張部材と係止開口部によるエアバッグ装置と車両構成部品との間の接続は、衝突事故時に、実際に負荷に曝された場合に、付加的な固定部材によってのみ固定される。
本発明の他の変更例によれば、エアバッグ装置と車両構成部品との接続は、各拡張部材が係止位置を越え、構成部品に解除可能に接続されている固定部材を把持するまで移動して、拡張状態に保持されることによって、適宜に固定可能である。
いずれの変更例においても、拡張部材が、係止開口部への導入時に、係止開口部縁部の背後に密接状態で係合してこの縁部に押しつけられている係止位置と称される第1位置に移動可能であり、かつ、拡張部材が、固定部材と係合して、固定部材を把持し、対応する構成部品から取り外されて拡張部材の拡張状態を固定する係合位置と称される第2位置に係止位置を越えて移動可能であるようになされていることが好ましい。
好ましい変更例によれば、拡張部材は、基部(基幹部ないし軸部)及び弾性圧縮可能な拡張部を有し、拡張部材の基部は、拡張部材が係止位置に達するまで係止開口部に導入された後に係止開口部を貫通し、拡張部は、係止開口部縁部の背後に係合する。
この場合、拡張部材の基部が係止開口部を貫通するとともに、拡張部が係止開口部縁部から(軸方向、すなわち係止開口部の長さ方向に)離間している係合位置まで拡張部材が係止開口部に対して(係止位置を越えて)移動することが可能な程度の長さを有することが好ましい。この場合、拡張部材の拡張部は、拡張部材の係合位置において対応する構成部品にまだ解除可能に接続されている固定部材を把持できるようになされている。言い換えれば、係止開口部の長さ方向への基部の長さは、係止開口部自体の長さよりも長い。これによって、基部が係止開口部を移動することにより、拡張部材を係止開口部に対して長手方向に様々な位置に移動できる可能性が生じる。係止位置と称される一方の長手方向位置においては、拡張部材が係止開口部縁部に押し当てられ、この係止開口部の背後に密接して係合する。もう一方の係合位置と言われる長手方向位置においては、拡張部材が、係止開口部の背後に配置されて構成部品に解除可能に接続されている固定部材を把持する。
互いに接続される2つのサブアセンブリは、例えば、少なくとも一つの弾性部材としてのバネ(コイルスプリング:つる巻きバネ)によって、拡張部材が係止開口部に導入された後に係止位置を取りやすいように互いに弾性支持固定されている。バネ部材は、つる巻きバネとして構成され、拡張部材の基部に嵌合することができる。
係止開口部の背後に解除可能に配置された固定部材を把持することが可能な係合位置への拡張部材の移動は、2つのサブアセンブリの間の弾性圧縮応力の作用とは反対の方向に生じる。この弾性圧縮応力の復元作用によっても、各拡張部材が固定部材を把持した後(固定部材を携行した状態で)係止位置へ引き戻される。
互いに接続される2つのサブアセンブリは、第1に、例えば、膨張するエアバッグ及びガス発生装置の器体といったエアバッグ装置のハウジングの構成部品であり、第2に、例えば、ステアリングホイール上で作動させることのできる警笛を作動させるための接触ブリッジと称されるようなステアリングホイールの構成部品であってもよい。警笛は、例えば、エアバッグ装置が、カバーキャップに加わる力によって弾性部材の作用とは反対の方向に接触ブリッジに対して移動して接触ブリッジに作用することによって作動させることができ、互いに対応する電気接点部材が接触し、警笛を作動させる。主として警笛の作動に関わる(運転者の手でエアバック装置のキャップに作用することによる)力は、エアバッグ装置に設けられた拡張部材が各係止開口部の背後に位置する固定部材に係合できる(少なくとも、そのような係合が、本発明によると衝突事故の際にエアバッグ装置に作用する相応の大きな反動によって生じる場合)程度にエアバッグ装置が接触ブリッジに対して移動するほどの大きさではない。
固定部材は、解除可能に接続される構成部品において、射出成形によって簡単に形成されることが好ましい。その構成部品は、少なくともひとつの係止開口部が設けられたサブアセンブリの構成部品であることが好ましい。
固定部材が拡張部材によって把持され、拡張部材が復元バネの作用の下で係止位置に引き戻される時に構成部品からの固定部材の規定の取外しを可能とするため、固定部材と構成部品との間の解除可能な接続部は、少なくともひとつの所定の破談部点を有する。
固定部材を拡張部材に恒久的に固定して、拡張部材の恒久的拡張を確保することができるようにするため、拡張部材は(拡張部において)、密接して固定部材を把持することができる密接嵌合領域、特にアンダーカット形状を有している。さらに、拡張部材を固定部材に係合しやすくするために、ガイド部、例えば、1つまたはそれ以上の円錐形のガイド面を膨張部材及び/又は固定部材に設けることができる。ガイド部は、各拡張部材を係止開口部に導入しやすくすることもできる。
拡張部材は、係止開口部に導入される時は圧搾され、係止位置に達した後は再び弾性拡張するように、例えば、少なくとも2つの(溝によって互いに分離された)フックによって形成することができる。
エアバッグ装置と車両構成部品との間の接続部は、各拡張部材が係止開口部に密接状態で係合しているところに(少なくとも2つの)接続点を有していることが好ましい。
2つの自動車サブアセンブリ、すなわちエアバッグ装置及び車両構成部品の接続は、本発明に係る接続装置を用いて請求項31の特徴によって特徴付けられる。
図1及び2は、ステアリングホイール骨組(スケルトン乃至フレーム)Lに固定することのできる接触ブリッジ1、及び、接触ブリッジ1に接続する前の状態(図1)又は接触ブリッジ1に接続した状態(図2)のエアバッグ装置2を示している。
接触ブリッジ1は、ステアリングホイール骨組Lに固定するためのフック11と、接触ブリッジ1の本体10上に設けられた2つの中空円筒形係止体30に通路開口部である係止開口部3とを有する本体10を含む。
エアバッグ装置2は、取付台Tの付いたガス発生装置Gと、当該ガス発生装置GのためのデフューザDと、ガス発生装置Gによって膨張するエアバッグとを収容する器体20、及び、器体20を覆うキャップ25からなる装置ハウジングを含む。2つの拡張部材4が、装置ハウジング20,25から器体20の下側に突出し、それぞれ接触ブリッジ1上の係止開口部3に対応している。2つの拡張部材4は、それぞれ長手方向に延伸した基部40、及び、溝42によって分離された2つのフック41a,41bによって形成される拡張部を有し、拡張方向に弾性圧縮応力が与えられる。
接触ブリッジ1上にエアバッグ装置2を装着するためには、2つの拡張部材4を対応する係止開口部3に導く。この導入は、係止開口部3の縁部31上及び拡張部41a,41b上にそれぞれ相互に対応する導入スロープ310,410が設けられることで容易化されている。エアバッグ装置2が接触ブリッジ1に対して導入方向E(図1)に移動することよって、膨張部材4が対応する係止開口部3に導入される時、拡張部材4の拡張部41a,41bが、拡張部41a,41bを形成するとともに溝42によって分離されている係止フックの弾性変形を利用して半径方向内側に圧縮される。
拡張部41a,41bがそれぞれの係止開口部3を通って、各係止開口部3の縁部31の背後に密接して係合する時、拡張部材4は、係止開口部3に対して係止位置に達している。これは、拡張部41a,41bが、係止開口部3を通り抜けた後、半径方向に再び自動的に拡張することによって達成される。この係止位置においては、各拡張部材4は、基部40により係止開口部3を貫通している。
この場合、エアバッグ装置2及び接触ブリッジ1は、各拡張部材4の拡張部41a,41bが係止開口部3の縁部31に載った状態に維持されやすいように、各拡張部材4の基部40に嵌合されている弾性手段としてのつる巻きバネ(コイルスプリング)6によって互いに支持固定されている。
さらに、接触ブリッジ1に解除可能に接続された固定ピンである固定部材5が、係止開口部を形成する中空円筒形係止体30内部の各係止開口部3の背後に配置されている。
各拡張部材4の拡張部41a,41bが、係止開口部3の縁部31に押し当てられている係止位置にある場合、固定部材5は、軸方向a、すなわち係止開口部3の長さ(係止開口部3の面に対して垂直の)方向に拡張部材4の拡張部41a,41bから離間している。したがって、図2の状態において、エアバッグ装置2及び接触ブリッジ1は、係止開口部3に係合する各拡張部材4によって形成される係止接続部を介して、互いに密着して接続されているが、拡張部材4は固定部材によって恒久的に拡張状態に維持されてはいない。
前記接続点に特に大きな力が作用することのない自動車の通常運転時には、ステアリングホイールLのエアバッグ装置2と接触ブリッジ1との間のこの種の接続で十分である。しかし、衝突時にエアバッグ装置が作動する場合、すなわちガス発生装置Gが点火してエアバッグを膨張させる場合、前記接続の強度及び信頼性に問題が生じるおそれがある。この場合、エアバッグの膨張時に発生する反動力によって、エアバッグ装置2が、接触ブリッジ1に対して導入方向E(係止開口部3の軸方向)に動き、各拡張部材4の拡張部41a,41bが対応する固定部材5を把持し、固定部材5は拡張部材3の溝42にある程度侵入する。
復元バネとして機能する、つる巻きバネである弾性部材6の作用を受けて、エアバッグ装置2は、拡張部材4が係止位置に再び移動するように、接触ブリッジ1に対して導入方向Eとは反対の方向に動く。この場合、固定部材5は、接触ブリッジ1との接続が(所定の切断点を介して)解除可能であり、接触ブリッジ1から外すことができるので、拡張部材4はそれぞれの固定部材5を把持して移動する。その後、各固定部材5は、拡張部材4の溝42中央に留まり、係止開口部3の縁部31の背後で拡張部41a,41bと係合することにより、衝突事故時に拡張部材4を拡張状態に保持する。従って、大きな衝突力が発生した場合、エアバッグ装置2とステアリングホイールLとの十分にしっかりした接続が接続点3,4で確保される。
運転中に、エアバッグ装置2の作動につながる衝突が発生しない全ての自動車の場合において、全運転期間中、エアバッグ装置2は、固定部材5を使わずに拡張部材4及び係止開口部3によってステアリングホイールL又はステアリングホイールLの接触ブリッジ1に固定された状態に維持される。従って、当該接続部は、係止部材4が、係止部41a,41bで半径方向内側に圧搾されて係止開口部3から引き出されることにより非常に容易に解除可能である。
さらに、図1及び2は、一方が接触ブリッジ1に、他方がエアバッグ装置2又は装置ハウジング20,25に設けられた相互に対応する電気的接点部材K1,K2を示している。接点部材K1,K2は、エアバッグ装置2の装置ハウジング20,25のカバーキャップ25に(つる巻きバネ6の作用方向と反対方向に)力が加わることによって互いに接触させることができ、その結果、警笛を電気的に作動させることができる。
図3は、図1及び2に図示されたタイプの接続装置に使うことのできる拡張部材4′及び係止開口部3′の別の実施形態を示す斜視図である。
拡張部材4′は、基部40と、溝42により互いに分離された2つのフックによって形成された拡張部41a,41bとを有し、拡張部41a,41bが、溝幅が狭められるよう内側に圧搾可能となっている。拡張部41a,41bの導入方向下端部には、拡張部41a,41bの変形(半径方向の圧搾)によって係止体30に形成されている係止開口部3′に導入しやすくするために導入スロープ410が設けられている。
固定部材5である固定ピンが、係止開口部3′の縁部31の導入方向E背後に配置されている。固定部材5は、拡張部材4′の拡張部41a,41bが係止開口部3の縁部31に押し当てられた状態となる係止位置を越えて拡張部材4′が導入方向Eに移動される時、拡張部材4′の下部切込形状によって形成された密接嵌合領域45によって把持される。
図4aは、拡張部材4′の拡張部41a,41bが係止体30の係止開口部3の縁部31に押し当てられている係止位置に拡張部材4′が図3の状態から配置された状態を示す断面図である。
図4bは、拡張部材4が、(衝突による、エアバッグ装置作動時に生じる反動の結果)密接嵌合領域45によって固定部材5を把持するまで導入方向E(軸方向a)に係止位置を越えて移動した状態に配置された状態を示している。このためには、拡張部材4′の基部40は、拡張部材4′が係止開口部3′に対して長手方向に様々な位置を取ることができるよう、係止開口部3′よりも(導入方向E又は軸方向aに)十分に長くなければならない。
その後、拡張部材4′は、例えば、図2に示されているような復元スプリング6の作用の下で係止位置に戻る。この時、図4cによれば、固定部材5が、解除可能に固定されたステアリングホイールの対応するサブアセンブリ(接触ブリッジ1、図2参照)から解除された後、拡張部41a,41bの密接嵌合領域45に把持された状態で移動されている。図4cに示された状態では、拡張部材4′は、密接嵌合領域45に保持された固定部材5によって拡張状態が恒久的に維持されることにより係止位置に固定される。この場合、特に大きな力の作用で圧搾されて係止開口部3′をすり抜ける結果として、エアバッグ装置2が、もはやステアリングホイールLに確実に固定されないという事態が生じない。
図5は、衝突事故発生後、図1から図4cに図示されたタイプの接続点における時間t(ミリ秒)に対する力Fの典型的な変化を示すグラフである。
時間t=0では、衝突、すなわち当該自動車の特に急激な減速が検知されて、エアバッグ装置が作動する、すなわちエアバッグ装置に設けられたエアバッグを膨張させるためのガス発生装置が点火される。ガス発生装置によって生じる反動のためにバネ6を介してエアバッグ装置2によって接触ブリッジ(図2参照)に加えられる力を示す第1の力のピークK1が10ミリ秒以内に発生する。この力によって、つる巻きバネ6が変形した状態でエアバッグ装置2が接触ブリッジ1に対して移動し、その結果、(図4bに示されているように)膨張部材4′がそれぞれ固定部材5を把持することができる。反対方向に作用する第2の力のピークK2は、10ミリ秒をやや経過した後にエアバッグ装置2に反対方向に作用する引張力を示しており、この引張力によって、拡張部材4′がそれぞれの係止位置へ戻る。
図6aは、係止開口部3及び拡張部材4″によって形成される接続点の変更例を示しており、拡張部材4″は、図6aの状態で係止位置にある、すなわち(溝42の両側に設けられた)2つの係止フックによって形成された拡張部41a,41bが係止開口部30の縁部31に押し当てられ、縁部31の背後に係合されている。
接触ブリッジ1の構成部品と解除可能に接続され、固定ピンとして設計された固定部材5は、係止開口部の背後に設けられ、係止位置にある拡張部41a,41bから導入方向E又は軸方向aに離間し、(係止位置にある)係止部41a,41bと面している側に、係止部41a,41bの方に円錐状に先細りになったガイド部を有している。このガイド部には、拡張部材4″の密接嵌合領域45に固定部材5を導入しやくするために、拡張部材4″の溝42の断面円錐形の側壁420がガイド部に対応して割り当てられている。固定部材5は、さらに係止位置にある拡張部41a,41bとは反対側に円筒状表面から突出した支持部52を有している。
図6aを参照すれば一層明確化されるように、拡張部材4″の拡張部41a,41bは、その下方外縁部に係止開口部3の導入スロープ310と相互に作用する導入スロープ410を有し、エアバッグ装置2と接触ブリッジ1の組立て時に、拡張部41a,41bを有する拡張部材4″を導入方向Eに係止開口部3へ導入しやすくされている。この場合、拡張部材4″の拡張部41a,41bは、図6aに示された係止位置に達し再び拡張するまで、半径方向rと反対方向の内側に変形され、上記のようにして圧縮されて溝42が狭まる。
図6bは、図6aからの接続点を示しており、拡張部材4″は同じく係止位置にあるが、固定部材5は、拡張部材4″の密接嵌合領域45に保持されている。この固定部材は、拡張部41a,41bが係止開口部3の縁部31の背後に係合された拡張状態に恒久的に維持されるように、拡張部41a,41bの2つのフックを押し離して拡張部41a,41bを広げる。換言すれば、固定部材5は、拡張部材4″の密接嵌合領域45に位置している時、拡張部41a,41bの半径方向の圧搾を妨害し、その結果、拡張部41a,41bは係止開口部3をすり抜けることができない。それ故に、特に大きな力がかかった時に接続が緩むことが避けられる。
図6aに示された接続点の状態から図6bに示された状態へは、(軸方向a又は導入方向Eに伸びる拡張部材4″の基部40の長さが、この方向a又はEに沿った係止開口部30の長さよりも長いということを利用して)拡張部材4が、溝42に形成されて下部切込形状を規定する密接嵌合領域45によって固定部材5の円筒形本体50(固定ピン)を把持するまで、導入方向Eに係止位置を越えて移動するようにして移行する。この接続においては、拡張部材4″及び固定部材5のそれぞれに設けられた相互に作用するガイド部410,51によって、固定部材5を溝42へ、最終的には拡張部材4″の密接嵌合領域45へ導入しやすくされている。
図6bには、固定部材5が、拡張部材4″の密接嵌合領域45によって把持された後、対応する接触ブリッジ1の構成要素から解除される所定の切断点55も示されている。
図6a及び6bに示された接続点は、衝突事故時、特にエアバッグ装置のガス発生装置によって生ずる反動作用の下でのみ、拡張部材4″の密接嵌合領域45によって固定部材5が把持されるように構成することも可能である。また、互いに接続されるサブアセンブリ(接触ブリッジ1及びエアバッグ装置2)装着時のある一定の時点で、拡張部材4″が、拡張状態で係止位置にあって固定部材を保持していない図4aに示された状態から図6bに示された状態へ移行するようにし、拡張部41a,41bの拡張状態が固定部材5によって図6bに示された状態に保持されて、拡張部41a,41bが係止開口部3を抜けて係止位置から外れることがないように構成してもよい。
従って、例えば、各接続点が、拡張部材4″の係止部41a,41bが係止開口部3の縁部31の背後に係合する係止位置に拡張部材4″が固定部材5を把持せずに位置している図6aに示された状態となるように、互いに接続される2つのサブアセンブリを最初に組立てるようにすることも可能である。その後、例えば、対応するステアリングホイール及びエアバッグ装置を自動車に装着する際に、拡張部材4″が、固定部材5を把持することによって、拡張部41a,41bの拡張状態が固定部材5によって維持されている図6bに示された状態に移行されることによって接続点を固定させることができる。
従って、拡張部41a,41bの拡張状態は、接続点の解除がもはや必要ない程度まで装着過程が完了した時点で、所定の手法で固定される。別の方法としては、その動きについては上述したが、拡張部材4と固定部材5との係合が衝突事故時になされるようにすることも可能である。
図6a及び6bに示された構成は、第1に、ガイド面51及び延長部52と拡張部材4″の溝42の対応する内側面420とが組み合わさって固定部材5を拡張部材4″の密接嵌合領域45へ導入する助けとなるガイド形状が、同時に(衝突事故時に)大きな負荷がかかった場合に生じるせん断力の吸収において係止面上で拡張部材を補助し、拡張部材が係止位置から解除されるのを確実に防止することができるという利点を有する。さらに、上記実施形態の全てにおいて、拡張部材4,4′,4″に固定部材5を固定係止することによって、警笛作動時のきしり音が回避される。
対応する構成部品、例えば接触ブリッジ1の構成部品に解除可能に接続されている固定部材は、射出成形によって対応する構成部品上に形成することができるので、固定部材5を設けるのに、余分なコスト、特に別の構成部品を更に必要としないので、物流コストが最小限に抑えられる。また、固定部材5は、別個の構成部品として拡張部材4,4′,4″に導入される必要はなく、むしろ接続されるサブアセンブリのひとつ(接触ブリッジ1)の構成部品として係止開口部3の背後に最初から用意されているので、装着費用も最小限に抑えられる。特に、この接続においては、拡張部材4,4′,4″と材料を適切に組み合わせることも可能である。
本発明では、「前記拡張部材(4,4′,4″)が、基部(40)及び拡張部(41a,41b)を有し、前記基部(40)は、前記拡張部材(4,4′,4″)が前記係止位置に達するまで前記係止開口部(3)に導入された後に前記係止開口部(3)を貫通し、前記拡張部(41a,41b)が、前記係止開口部(3)の縁部(31)の背後に係合することを特徴とする請求項1または2に記載の装置」という態様(態様1)が想到される。
また本発明では、「前記基部(40)が前記係止開口部(3)を貫通するとともに、前記拡張部(41a,41b)が前記係止開口部(3)の縁部(31)から離間している係合位置へと、前記拡張部材(4,4′,4″)が前記係止開口部(3)に対して移動可能な長さ寸法を、前記拡張部材(4,4′,4″)の基部(40)が、前記係止開口部(3)の長さ方向(a,E)に関して有していることを特徴とする前記態様1の装置」という態様(態様2)が想到される。
また本発明では、「前記係止開口部(3)の長さ方向(a,E)に延伸する前記拡張部材(4,4′,4″)の基部(40)の長さが、前記方向(a,E)に沿った前記係止開口部(3)の長さよりも長いことを特徴とする前記態様2の装置」という態様(態様3)が想到される。
また本発明では、「接続される前記2つのサブアセンブリ(1,2)が、エアバッグサブアセンブリ(2)及びステアリングホイールサブアセンブリ(1)によって形成されていることを特徴とする請求項1から5、前記態様1から3のいずれか一項に記載の装置」という態様(態様4)が想到される。
また本発明では、「前記エアバッグサブアセンブリ(2,20)が、エアバッグ装置のハウジング(2)又はその構成部品(20)によって形成されていることを特徴とする前記態様4に記載の装置」という態様(態様5)が想到される。
また本発明では、「前記ステアリングホイールのサブアセンブリ(1)が、警笛機能を有するステアリングホイールの接触ブリッジによって形成されていることを特徴とする前記態様4又は5に記載の装置」という態様(態様6)が想到される。
また本発明では、「前記ステアリングホイールのサブアセンブリ(1)に対する前記エアバッグサブアセンブリ(2)の相対的な移動よって警笛が作動可能であることを特徴とする前記態様5または6に記載の装置」という態様(態様7)が想到される。
また本発明では、「前記エアバッグサブアセンブリ(2)が弾性部材の作用方向とは反対の方向へ移動することを特徴とする前記態様7に記載の装置」という態様(態様8)が想到される。
また本発明では、「前記相対移動の方向が、前記弾性部材(6)の作用方向とは反対であることを特徴とする請求項3から5までのいずれか一項、または請求項7に記載の装置」という態様(態様9)が想到される。
また本発明では、「前記エアバッグ装置のエアバッグの膨張時にガス発生装置によって生じる反動により、前記拡張部材(4,4′,4″)が前記固定部材(5)を把持することを特徴とする前記態様9に記載の装置」という態様(態様10)が想到される。
また本発明では、「互いに接続される前記2つのサブアセンブリ(1,2)の組立時に、前記固定部材(5)を前記拡張部材(4,4′,4″)に係合させることが可能とされていることを特徴とする前記態様9に記載の装置」という態様(態様11)が想到される。
また本発明では、「前記固定部材(5)が、前記係止開口部(3)を備えた前記サブアセンブリ(1)に解除可能に接続されていることを特徴とする請求項1から7、前記態様1から11のいずれかに記載の装置」という態様(態様12)が想到される。
また本発明では、「前記拡張部材(4,4′,4″)が前記固定部材(5)を把持した後、係止位置まで引き戻される時、前記固定部材(5)が、対応する前記構成部品(1)から取り外され、かつ、前記拡張部材(4,4′,4″)との係合が保持されるように、構成部品(1)に解除可能に接続されていることを特徴とする請求項1から7、前記態様1から12のいずれか一項に記載の装置」という態様(態様13)が想到される。
また本発明では、「前記弾性部材(6)の付勢力の作用の下で、前記拡張部材(4,4′,4″)を前記係止位置へ戻すことが可能とされていることを特徴とする請求項3から5のいずれか一項または前記態様13に記載の装置」という態様(態様14)が想到される。
また本発明では、「前記固定部材(5)を前記拡張部材(4″)に導入するためのガイド部(51,410)が、前記拡張部材(4″)及び/又は前記固定部材(5)上に形成されていることを特徴とする請求項1から10、前記態様1から14のいずれか一項に記載の装置」という態様(態様15)が想到される。
また本発明では、「前記ガイド部(51,410)の少なくとも複数箇所が円錐形状であることを特徴とする前記態様15に記載の装置」という態様(態様16)が想到される。
また本発明では、「前記拡張部材(4″)の前記係止開口部(3)への導入を容易化するべく、前記係止開口部(3)及び/又は前記拡張部材(4″)上に導入スロープ(310,410)が設けられていることを特徴とする請求項1から10、前記態様1から16のいずれか一項に記載の装置」という態様(態様17)が想到される。
また本発明では、「前記拡張部材(4,4′,4″)が少なくとも2つのフック状の領域(41a,41b)によって形成された拡張部を有することを特徴とする請求項1から11、前記態様1から17のいずれか一項に記載の装置」という態様(態様18)が想到される。
また本発明では、「前記固定部材(5)が円筒形本体(50)を有することを特徴とする請求項1から11、前記態様1から18のいずれか一項に記載の装置」という態様(態様19)が想到される。
また本発明では、「少なくとも2つの前記係止開口部(3)と前記拡張部材(4,4′,4″)が前記エアバッグ装置を前記車両構成部品に接続させるために設けられていることを特徴とする請求項1から11、前記態様1から19のいずれかに記載の装置」という態様(態様20)が想到される。
エアバッグ装置及びエアバッグ装置が接続されるステアリングホイールの接触ブリッジの斜視図である。 接続後の図1の構成の断面図である。 エアバッグ装置を接触ブリッジに接続するための接続手段の可能な実施形態を示す斜視図である。 図3の接続点の様々な状態を示している。 図3の接続点の様々な状態を示している。 図3の接続点の様々な状態を示している。 衝突事故時に接続点に作用する力を示すグラフである。 図1及び2の構成の接続点の別の実施形態を示している。 図1及び2の構成の接続点の別の実施形態を示している。
符号の説明
1 接触ブリッジ
2 エアバッグ装置
3 係止開口部
4 拡張部材
5 固定部材
6 弾性部材
10 本体
11 フック
20 器体
30 中空円筒形係止体
41a,41b 拡張部
42 溝
D デフューザ
G ガス発生装置
L ステアリングホイール骨組
T 取付台

Claims (12)

  1. エアバッグ装置を車両構成部品に接続する装置であって、
    接続されるサブアセンブリの一方に配置された拡張部材と、
    接続されるサブアセンブリの他方に設けられる係止開口部であって、当該係止開口部縁部の背後の係止位置に拡張状態で係合するように前記拡張部材を導入可能な係止開口部と、
    前記拡張部材を拡張状態に保持するべく、当該拡張部材に係合することが可能な固定部材を有し、
    前記固定部材(5)が、前記拡張部材(4,4′,4″)に係合する前に、前記拡張部材(4,4′,4″)が設けられたサブアセンブリ(2)とは異なる構成部品(1)に対して所定荷重を受けた際の切断によって当該構成部品から外れるように解除可能に接続されるとともに、前記拡張部材(4,4′,4″)が前記係止開口部(3)から係止位置を越えて導入された際に前記拡張部材(4,4′,4″)と係合するように前記係止開口部(3)の背後に配置されることを特徴とする装置。
  2. 前記拡張部材(4,4′,4″)が、前記係止開口部(3)への導入時に、前記係止開口部(3)の縁部(31)の背後に係合する係止位置として規定される第1位置に移動可能であるとともに、前記拡張部材(4,4′,4″)が、前記固定部材(5)と係合する係合位置として規定される第2位置に前記係止位置を越えて移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 接続される前記2つのサブアセンブリ(1,2)は、前記拡張部材(4,4′,4″)が前記係止開口部(3)に導入された後で係止位置に置かれるように互いに弾性支持固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記2つのサブアセンブリ(1,2)は、少なくとも1つの弾性部材(6)によって、互いに支持固定されていることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 前記弾性部材(6)が、前記拡張部材(4,4′,4″)の基部(40)に嵌合されていることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 接続される前記2つのサブアセンブリ(1,2)の相対的移動によって前記拡張部材(4,4′,4″)を導入方向(E)に沿って前記係止開口部(3)に導入可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 接続される前記2つのサブアセンブリ(1,2)の相対移動によって前記拡張部材(4,4′,4″)が前記固定部材(5)を把持するように、前記拡張部材(4,4′,4″)が前記固定部材(5)に係合することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記固定部材(5)を構成部品(1)に解除可能に接続させるべく、所定の破断部(55)が設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記固定部材(5)を構成部品(1)に解除可能に接続させるべく、前記固定部材(5)が射出成形により前記構成部品(1)に形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記拡張部材(4,4′,4″)が、前記固定部材(5)を密接状態で把持することができる密接嵌合領域(45)を有することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の装置。
  11. 拡張部材(4,4′,4″)の拡張部(41a,41b)が、前記拡張部材(4,4′,4″)を前記係止開口部(3)に導入すると圧搾され、前記係止位置に達すると再び拡張するよう弾発状に構成されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の装置に対する前記エアバッグ装置と前記車両構成部品間の接続構造。
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