JP4922508B2 - 空ボトル用電解水生成装置および空ボトル用電解水製造方法 - Google Patents

空ボトル用電解水生成装置および空ボトル用電解水製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4922508B2
JP4922508B2 JP2001244444A JP2001244444A JP4922508B2 JP 4922508 B2 JP4922508 B2 JP 4922508B2 JP 2001244444 A JP2001244444 A JP 2001244444A JP 2001244444 A JP2001244444 A JP 2001244444A JP 4922508 B2 JP4922508 B2 JP 4922508B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
electrolyzed water
electrode
water generating
empty
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001244444A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003053344A (ja
Inventor
俊之 三浦
伸一 高橋
Original Assignee
三浦電子株式会社
俊之 三浦
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三浦電子株式会社, 俊之 三浦 filed Critical 三浦電子株式会社
Priority to JP2001244444A priority Critical patent/JP4922508B2/ja
Publication of JP2003053344A publication Critical patent/JP2003053344A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4922508B2 publication Critical patent/JP4922508B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器内の水を電気分解して酸性またはアルカリ性の電解水を作成する電解水生成装置に関する。さらに詳細には、本発明は、電極部を容器内に入れ、当該電極部に電流を流して容器内の水を電気分解することにより容器内部に電解水を製造することができるようにした空ボトル用電解水生成装置と、その装置を使用して電解水を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電解水生成装置は、水に少量の塩素系電解物質を混入し、当該水を電気分解することにより、酸性またはアルカリ性の電解水を生成できる装置として知られている。
このような電解水生成装置は、容器内を隔膜で仕切ることにより陽極槽と陰極槽とを形成し、陽極槽に陽極板を配置するとともに陰極槽に陰極板を配置し、陽極槽及び陰極槽に電解物質を少量溶かした水を供給し、前記陽極と陰極に直流を流し込むことにより、陽極槽から酸性の電解水を、また、陰極槽からアルカリ性の電解水を得ることができるようにした装置である(特開2000−246249号公報)。
このような従来の電解水生成装置によれば、電解条件にもよるが、水素イオン濃度が2.0〜3.5の酸性電解水を、水素イオン濃度が10.5〜12.0のアルカリ性電解水を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の電解水生成装置によれば、基本的に可搬型に構成されていないため、どこでも手軽に電解水を手に入れることができないという欠点があった。
また、上述した従来の電解水生成装置は、装置が大型化しており、部品点数が多く、かつ、高価であるという欠点があった。
さらに、上述した従来の電解水生成装置は、電解水を得るために、複雑な操作や制御が必要となるという欠点があった。
本発明は、上述した欠点に鑑みなされたものであり、場所を選ばず、携帯可能に、かつ、手頃に使用できる空ボトル用電解水生成装置及びその方法を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明に係る空ボトル用電解水生成装置は、容器内の水を電気分解して酸性またはアルカリ性の電解水を作成する電解水生成装置において、中空棒状体の内部を隔膜で仕切って二つの槽を形成し、前記各槽に電極をそれぞれ配置してなり、一方の槽の底部側に槽側への流れを可能とする逆止弁を設け、かつ、他方の槽の側面に外部と連通する長孔を設けてなる電極部と、直流電源からの電力を取り込み前記両電極部へ流す電流量を調整できる制御部とを備えたことを特徴とするものである。
請求項2記載に係る発明では、請求項1に係る空ボトル用電解水生成装置において、前記電極部は、中空棒状体の内部を二つの隔膜を所定間隔を配置することにより仕切って三つの槽を形成し、前記中央の槽を電解質槽とし、他の二つの槽に電極をそれぞれ配置してなることを特徴とする。
請求項3記載に係る発明では、請求項1に係る空ボトル用電解水生成装置において、前記電極部は、半径が異なる二つの導電性中空円筒を同心状に配置し、内側の中空円柱と外側の中空円筒の間に中空円筒状の隔壁を同心状に配置することにより隔壁内外に二つの槽を形成し、内側の槽の底部側に槽側への流れを可能とする逆止弁を設け、かつ、外側中空円筒に外部と連通する多数の孔を設けてなることを特徴とするものである。
請求項4記載に係る発明では、請求項1に係る空ボトル用電解水生成装置において、前記電極部は、半径が異なる二つの導電性中空円筒を同心状に配置し、内側の中空円柱と外側の中空円筒の間に所定の間隔を有する二つの中空円筒状の隔壁を同心状に配置することにより隔壁内外に二つの槽と二つの隔壁に囲まれた槽とを形成し、最も内側の槽の底部側に槽側への流れを可能とする逆止弁を設け、かつ、外側中空円筒に外部と連通する多数の孔を設けてなることを特徴とするものである。
【0005】
上記目的を達成するために、請求項5記載の発明に係る空ボトル用電解水生成装置は、容器内の水を電気分解して酸性またはアルカリ性の電解水を作成する生成装置において、中空棒状体の内部を隔膜で仕切って二つの槽を形成し、前記各槽に電極をそれぞれ配置してなり、一方の槽の電極と隔膜の間に高分子化合物からなる溶液吸収体を配置し、前記中空棒状体の側面上部又は上面に一方の槽の内部と連通する孔を設け、かつ、他方の槽に外部と連通する孔を設けてなる電極部と、直流電源からの電力を取り込み、前記両電極部へ流す電流量又は電圧量を調整できる制御部とを備えたことを特徴とする。
請求項に係る発明では、請求項5記載の空ボトル用電解水生成装置において、
前記電極部は、中空棒状体の内部を二つの隔膜を所定間隔で配置することによって仕切り、三つの槽を形成し、前記中央の槽を電解質槽とし、前記電解質槽に連通する孔を前記中空棒状体の側面上部又は上面に設け、他の二つの槽に電極をそれぞれ配置してなり、前記一方の槽の前記中空棒状体の側面上部又は上面に前記一方の槽の内部に連通する孔を設け、かつ、他方の槽に外部と連通する孔を設けてなることを特徴とする。
請求項に係る発明では、請求項5記載の空ボトル用電解水生成装置において、前記電極部は、中空棒状体の内部を二つの隔膜を所定間隔で配置することによって仕切り、三つの槽を形成し、前記中央の槽を電解質槽とし、前記電解質槽に高分子化合物からなる溶液吸収体を配置し、前記中央の槽の内部に連通する孔を前記中空棒状体の側面上部又は上面に設け、他の二つの槽に電極をそれぞれ配置してなり、前記中空棒状体の側面上部又は上面に前記一方の槽の内部に連通する孔を設け、かつ、他方の槽に外部と連通する孔を設けてなることを特徴とする。
【0006】
上記目的を達成するため、請求項8記載の発明係る空ボトル用電解水の製造方法は、請求項1乃至4記載の空ボトル用電解水生成装置を用いて電解水を製造する方法であって、空ボトル等の容器に、原水又は原水に電離性物質を溶解させた溶液をたし、所定の電気伝導値に調整し、中空棒状体の電解槽を前記容器に投入し、所定の電流電圧を印加して、前記容器、所望の酸性水又はアルカリ性水のみを生成することを特徴とする。
上記目的を達成するため請求項9記載の発明に係る空ボトル用電解水の製造方は、請求項5記載の空ボトル用電解水生成装置を用いて電解水を製造する方法であって、空ボトル等の容器に、原水を満たし、中空棒状体の電解槽の一方に、電離性物質又は電離性物質を溶解させて所定の電気伝導度に調整された溶液または電離性物質を溶解させて所定の電気伝導度に調整された溶液とこの溶液を吸収させる溶液吸収体とを入れ、前記容器に投入し、所定の電流電圧を印加して、前記容器に、所望の酸性性水又はアルカリ性水のみを生成することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1ないし図7は本発明の第1の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置を説明するための図である。ここに、図1は本発明の第1の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の全体構成を示す斜視図である。図2は本発明の第1の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す正面図である。図3は本発明の第1の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図2のA−A線断面図である。図4は本発明の第1の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す分解斜視図である。
【0008】
これらの図において、空ボトル用電解水生成装置1は、大別すると、電気分解をさせるための電極部3と、前記電極部3の上に設けられた制御部5と、前記制御部5に直流電力を供給する直流電源7とから構成されており、前記容器(図示せず)内に電極部3を挿入し当該容器内の水を前記電極部3で電気分解して酸性またはアルカリ性の電解水を作成する装置である。
【0009】
前記電極部3は、図1ないし図3に示すように、中空円筒形状をした中空棒状体31の内部を隔膜32で仕切って二つの槽(陽極槽33及び陰極槽34)を形成し、前記各槽(陽極槽33及び陰極槽34)に電極(陽極)35及び電極(陰極)36をそれぞれ配置してなり、前記陰極槽(一方の槽)34の底部側に槽側への流れを可能とする逆止弁37を設け、かつ、前記陽極槽(他方の槽)33の側面に外部と連通するスリット(長孔)38を複数設けて構成したものである。
また、陽極槽33の上部には、図1に示すように、塩素ガス抜き用スリット39が設けられている。同様に、陰極槽34の上部には、図1ないし図4に示すように、水素ガス抜き用孔40が設けられている。
【0010】
陽極槽33の内部に配置される電極(陽極)35及び陰極槽34の内部に配置される電極(陰極)36は、スペーサー41により隔膜32に対して一定の間隔を持たせた状態に支持されている。
また、電極部3の底部側に設けられた逆止弁37は、図3及び図4に示すように、電極部3の外径と同一の外径の有底中空円柱で構成され弁座部42と、当該弁座部42に置かれる精密球43とで構成されている。弁座部42は、所定の厚みを有する円板体44に精密球43が納まる凹所45を形成し、当該凹所45を連通する連通孔46を設けた第1の入水調整口47と、前記陰極槽34に連通する連通孔48を設けた円筒中空体からなる第2の入水調整口49とを備え、前記第2の入水調整口49の一端に前記第1の入水調整口47を嵌合してなるものである。また、第1の入水調整口47の他端には、電極部3の一端が嵌合するようになっている。
【0011】
また、電極部3の上部には、図1に示すように、キャップ9が回転可能に設けられている。
上述した制御部5の操作面50には、図1に示すように、電解レベル設定及び電解スタートスイッチ51と、電解スタートランプ52と、電解レベル(強、標準、弱)を示す指示ランプ53,54,55とが設けられている。
なお、制御部5は、電源用接続コード71により直流電源7に接続されるようになっている。この電源用接続コード71の先端にはプラグ72が設けられており、当該プラグ72が電極部3の操作面50の面と反対側の面に設けられたジャックに挿入されることにより電力の供給を受けられるようになっている。
【0012】
図5は本発明の第1の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の制御部を示すブロック図である。
この図5において、上述した制御部5は、直流電源7からの直流電力を取り込み前記両電極部(電極(陽極)35と電極(陰極)36)へ流す電流量と通電時間を調整できるようになっており、次のように構成されている。
ジャック56の一端子はアース電極に、ジャック56の他端はヒューズFを介して5V定電源57の入力端子と、定電流電源58の入力端子とにそれぞれ接続されている。
【0013】
定電流電源58は、直流電力を受けて一定電流を流す制御回路58aと、制御回路58aの出力と出力端子との間に接続された抵抗R1とを備え、抵抗R1の出力端子側から検出した信号を制御回路58aに入力できるようになっている。定電流電源58の出力端子は、FFリレーRL1の共通接点r1cに接続されている。
FFリレーRL1のa接点r1aは、電極(陽極)35とFFリレーRL2のb接点r2bとにそれぞれ接続されている。また、FFリレーRL1のb接点r1bは、電極(陰極)36とFFリレーRL2のa接点r2aとにそれぞれ接続されている。FFリレーRL2の共通接点r2cは、アース電極に接続されている。
【0014】
FFリレーRL1の励磁コイルRC1は、一端子を処理装置60の制御出力端子P1に、他端子をアース電極に接続されており、処理装置60により通電制御されるようになっている。
FFリレーRL2の励磁コイルRC2は、一端子を処理装置60の制御出力端子P2に、他端子をアース電極に接続されており、処理装置60により通電制御されるようになっている。
5V定電源57の出力端子は、処理装置60の電源入力端子Bに接続されている。5V定電源57の入力端子とアース電極の間にはコンデンサC1が、同出力端子とアース電極の間にはコンデンサC2が接続されている。
前記処理装置60の発信クロック用端子X1,X2には、発振回路59が接続されている。この発振回路59は、コンデンサC3,C4を介してアース電極に接続されている。
【0015】
前記処理装置60の入力端子J1とアース電極との間には、電解レベル設定及び電解スタートスイッチ51が接続されており、この電解レベル設定及び電解スタートスイッチ51により電解スタートや電解レベルの設定を処理装置60に指示できるようになっている。
前記処理装置60の入力端子J2とアース電極との間には、傾斜スイッチ61が接続されており、この傾斜スイッチ61により空ボトル用電解水生成装置1が倒れたことを検出し、当該検出結果を処理装置60に通知できるようになっている。
【0016】
前記処理装置60の入力端子J3とアース電極との間には、洗浄スイッチ62が接続されており、この洗浄スイッチ62により空ボトル用電解水生成装置1の電極部3が汚れを検出し、検出結果を処理装置60に通知できるようになっている。これが検出されると、処理装置60は、制御出力端子P1,P2に電力を与えてリレー接点をb接点側に切り替えることにより、プラス電圧を電極(陰極)36に、マイナス電圧を電極(陽極)35に、それぞれ与えて洗浄をおこなうことができるようになっている。
【0017】
前記処理装置60の入力端子J4とアース電極との間には、温度サーモ63が接続されており、この温度サーモ63により空ボトル用電解水生成装置1の制御部5が加熱したことを検出し、検出結果を処理装置60に通知できるようになっている。
処理装置60の出力端子P3とアース電極との間には、ブザーBZが接続されており、傾斜スイッチ61、洗浄スイッチ62あるいは温度サーモ63からの検出信号が処理装置60に入力されるとブザーBZに電圧を供給し、ブザーBZを鳴動させられるようになっている。
【0018】
処理装置60の出力端子P4とアース電極との間には、抵抗R2と、図示の極性に接続された発光ダイオードからなる発行電解スタートランプ52との直列回路が接続されている。また、処理装置60の出力端子P5とアース電極との間には、抵抗R3と、図示の極性に接続された発光ダイオードからなる指示ランプ53との直列回路が接続されている。また、処理装置60の出力端子P6とアース電極との間には、抵抗R5と、図示の極性に接続された発光ダイオードからなる指示ランプ55との直列回路が接続されている。
【0019】
なお、上述した直流電源7は、商用電源から所定の電圧の直流を得ることができるAC/DCコンバータ7aか、あるいは、所定の電圧のバッテリ7bかを使用することが可能であり、これら電源出力に電源用接続コード71を介してプラグ72を接続することにより、直流電力を供給できるようになっている。
このような空ボトル用電解水生成装置の使用の仕方を図1ないし図5を基に図6を参照して説明する。
【0020】
図6は本発明の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の使用の仕方を説明するための図であり、図6(1)は空ボトル用電解水生成装置の電極部をペットボトルに挿入する前の状態を示す斜視図、図6(2)は同電極部をペットボトルに挿入した後の状態を示す斜視図である。図7は本発明の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置を使用している際の逆止弁の動作を説明するための図であり、図7(1)はペットボトル11に電極部3を差し込んだときの逆止弁の動きを示す断面図であり、図7(2)はペットボトル11から電極部3を取り出すときの動作を示す断面図である。
まず、例えば500[mリットル]の容量を持った空のペットボトル11に
所定量の水道水を入れる。
図示しない計量スプーンにより所定量の食塩を計量し、当該食塩をペットボトル11に入れた後、よくシェークして食塩を水によく溶解させる。
【0021】
図6(1)に示すように、空ボトル用電解水生成装置1の電極部3をペットボトル11の口に差し込む。前記電極部3をペットボトル11の口から差し込み完了した後、前記電極部3の上にあるキャップ9を、ペットボトル11の口に締めて、図6(2)のような状態にする。
前記電極部3をペットボトル11の内部に差し込むと、図7(1)に示すように、電極部3の底部側に設けてある逆止弁37の第1の入水調整口47の凹所45にあった精密球43が水圧で浮上し、図7(1)の矢印jに示すように水が陰極槽34の内部に流れ込む。
【0022】
所定量の水が陰極槽34に流れ込むと、図7(2)に示すように、精密球43は、逆止弁37の第1の入水調整口47の凹所45に移動して凹所45にはまり込み、図7(2)の矢印kに示すように陰極槽34からペットボトル11側への水の流れを阻止する。
ここで、直流電源7のAC/DCコンバータ7aを商用電源のコンセントに差し込む。もちろん、プラグ72は、制御部5のジャック56に差し込まれているので、AC/DCコンバータ7aから電源用接続コード71を介して制御部5に直流電力が供給される。
【0023】
制御部5は、直流電力が供給されると、以前電解したときに選択していた電解レベルの指示ランプ53(強)、指示ランプ54(標準)または指示ランプ55(弱)が点灯する。
ここで、制御部5の操作面50の電解レベル設定及び電解スタートスイッチ51を操作し、電解レベル(強、標準、弱)を選択する。電解レベル設定及び電解スタートスイッチ51を操作することにより電解レベルが選択されると、処理装置60は、当該電解レベルの制御出力端子P1、P2またはP3を介して指示ランプ53、指示ランプ54または指示ランプ55に電力を供給し、指示ランプ53、指示ランプ54または指示ランプ55を点灯させる。
【0024】
そして、電解レベル設定及び電解スタートスイッチ51を例えば3秒間押し続けると、処理装置60は、これを検出して制御出力端子P4に電力を与えて電解スタートランプ52を点灯させるとともに、制御出力端子P3に電力を所定時間与えてブザーBZを所定時間鳴動させて電解開始を知らせる。
ここで、処理装置60は、上記設定された電解レベルに応じた、電解時間を設定されたプログラムタイマーをスタートさせる。処理装置60は、当該プログラムタイマーが電解時間に達したときに、制御出力端子P4への電力の供給を停止し電解スタートランプ52を消灯させるとともに、制御出力端子P3に所定時間だけ電力を供給してブザーBZを所定時間鳴動させることにより、電解が完了したことを通知する。
【0025】
空ボトル用電解水生成装置1の電極部3の上部にあるキャップ9をペットボトル11の口から外し、空ボトル用電解水生成装置1の制御部5を握り、電極部3をペットボトル11から引き抜く。このとき、図7(2)に示すように、逆止弁37の第1の入水調整口47の凹所45に上記精密球43が密着し、図7(2)の矢印kで示すように陰極槽34の内部にある電解水は外部に漏れだすことがない。
【0026】
ここで、陰極槽34の内部の電解水を捨てる場合には、空ボトル用電解水生成装置1の電極部3を例えば60度以上の角度に傾けると、第1の入水調整口47の凹所45に密着していた精密球43が、凹所45から離れることになり、陰極槽34の内部の電解水が外部に排水される。
【0027】
このような第1の実施の形態によれば、ペットボトル11の内部に電解酸性水が生成されるので、次のような利点がある。
(1)除菌効果、消臭効果、アストリンゼン効果のある電解酸性水を手軽に得ることができる。
(2)ペットボトル11を電解酸性水用槽として使用できるので、ペットボトル11のリユース(再利用)が可能で大幅なコスト低減ができる。また、ペットボトル11が保存容器になるため、従来のように、電解槽から電解水を移し替える必要がなくなる。
(3)可搬型に空ボトル用電解水生成装置1を構成したので、どこでも手軽に電解水を手に入れることができる。
(4)空ボトル用電解水生成装置1を小型化したので、安価に提供できる。
(5)制御部により電解状態を制御できるので、簡単な操作で電解水を得ることができる。
(6)直流電源7はバッテリ7bを使用することができるので、後はペットボトル状の容器と水さえあれば、いつでも、どこでも電解酸性水を作ることができる。
【0028】
また、電解アルカリ性水を作る場合は、空ボトルに水道水を入れた後、食塩、乳酸カルシム、硫酸カルシム、グリセロリン酸カルシウム等の電離性物質をボトルに入れ、よく溶解させた後、電極35及び電極36に印加する電圧を逆にすることにより、電極35を陰極に、電極36を陽極にして、電解することで、ボトル内に洗浄用のpH値の高い(10〜12.8程度)洗浄用アルカリ性水又は飲用に適するpH8〜pH10程度のアルカリ性水を得ることができる。水道水の電気伝導度が高い場合には、空ボトルに電離性物質を添加しなくとも、水道水のみを入れて電解しても、飲用に適する程度のpH値のアルカリ性水を得ることができる。
【0029】
上記第1の実施の形態では、電極部3と制御部5とを一体的に構成した例で説明したが、電極部3と制御部5とを別体で構成してもよい。
(第2の実施の形態)
図8及び図9は本発明の第2の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を説明するための図である。ここに、図8は本発明の第2の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す正面図である。図9は本発明の第2の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図8のA−A線断面図である。
【0030】
本発明の第2の実施の形態において、前記電極部3Aは、図7及び図8に示すように、中空棒状体31の内部を二つの隔膜32a,32bを所定間隔に配置することにより仕切って三つの槽(陰極槽34、電解室槽20、陽極槽33)を形成し、前記中央の槽を電解室槽20とし、他の二つの槽(陽極槽33、陰極槽34)に電極(陽極)35、電極(陰極)36をそれぞれ配置したことを特徴とするものである。
【0031】
また、電極(陰極)36と隔膜32aの間には、スペーサー41aを配置することにより一定の間隔が設けられるようにしている。隔膜32aと隔膜32bの間には、スペーサー41bを配置することにより一定の間隔が設けられるようにしている。隔膜32bと電極(陽極)35との間には、スペーサー41cを配置することにより一定の間隔が設けられるようにしている。
さらに、この第2の実施の形態において、制御部5、直流電源7、キャップ9については、第1の実施の形態と全く同様のものを使用する。
この第2の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様な作用効果を奏する。
【0032】
(第3の実施の形態)
図10ないし図12は本発明の第3の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を説明するための図である。ここに、図10は本発明の第3の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す正面図である。図11は本発明の第3の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図10のA−A線断面図である。図12は本発明の第3の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図10のB−B線断面図である。
【0033】
本発明の第3の実施の形態において、前記電極部3Bは、図10ないし図12に示すように、半径が異なる二つの導電性中空円筒13a,13bを、上部電極抑え17aと下部電極抑えである逆止弁37aの第2の入水調整口49aとにより同心状に配置し、内側の中空円柱13aと外側の中空円筒13bの間に中空円筒状の隔膜32cを、上部電極抑え17aと下部電極抑えである逆止弁37aの第2の入水調整口49aとで同心状に配置することにより、隔壁内外に二つの槽(陽極槽33,陰極槽34)を形成し、内側の槽(陰極槽34)の底部側に槽側への流れを可能とする逆止弁37を設け、かつ、外側中空円筒13bに外部と連通する多数の孔15,15,…を設けてなることを特徴とする。
【0034】
また、電極(陰極)36として作用する導電性中空円筒13aと隔膜32cとの間には、スペーサー41cを配置することにより一定の間隔が設けられるようにしている。隔膜32cと電極(陽極)35として作用する導電性中空円筒13bとの間には、スペーサー41dを配置することにより一定の間隔が設けられるようにしている。
さらに、この第3の実施の形態において、制御部5、直流電源7、キャップ9については、第1の実施の形態と全く同様のものを使用する。
この第3の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様な作用効果を奏する。
【0035】
(第4の実施の形態)
図13ないし図15は本発明の第4の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置を説明するための図である。ここに、図13は本発明の第4の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す正面図である。図14は本発明の第4の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図13のA−A線断面図である。図15は本発明の第4の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図13のB−B線断面図である。
【0036】
本発明の第4の実施の形態において、前記電極部3Cは、図13ないし図15に示すように、半径が異なる二つの導電性中空円筒13a,13bを、上部電極抑え17aと下部電極抑えとしての逆止弁37bの第2の入水調整口49bとにより同心状に配置し、内側の中空円柱13aと外側の中空円筒13bの間に所定の間隔を有する二つの中空円筒状の隔膜32d,32eを、上部電極抑え17aと下部電極抑えとしての逆止弁37bの第2の入水調整口49bとで同心状に配置することにより、隔壁32d内側と隔壁32eの外側とに二つの槽(内側に補陰極槽34、外側に陽極槽33)を形成するとともに、二つの隔壁32d,32eに囲まれた電解室槽20aを形成し、電極部3の底部側に陰極槽34側への流れを可能とする逆止弁を設け、かつ、外側中空円筒13bに外部と連通する多数の孔15,15,…を設けてなることを特徴とする。
【0037】
また、電極(陰極)36として作用する導電性中空円筒13aと隔膜32dとの間には、スペーサー41eを配置することにより一定の間隔が設けられるようにしている。隔膜32dと隔膜32eとの間には、スペーサー41fを配置することにより一定の間隔が設けられるようにしている。隔膜32eと電極(陽極)35として作用する導電性中空円筒13bとの間には、スペーサー41gを配置することにより一定の間隔が設けられるようにしている。
さらに、この第4の実施の形態において、制御部5、直流電源7、キャップ9については、第1の実施の形態と全く同様のものを使用する。
この第4の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様な作用効果を奏する。
【0038】
(第5の実施の形態)
図16および図17は本発明の第5の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置を説明するための図である。ここに、図16は本発明の第5の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す正面図である。図17は本発明の第5の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図16のA−A線断面図である。
【0039】
本発明の第5の実施の形態において、前記電極部3Dは、図13ないし図15に示すように、中空棒状体31dの内部を隔膜32dで仕切って二つの槽(陽極槽33d、陰極槽34d)を形成し、前記各槽(陽極槽33d、陰極槽34d)に電極(陽極35d、陰極36d)をそれぞれ配置してなり、前記中空棒状体31dの側面上部又は上面に前記一方の槽(陰極槽34d)の内部に連通する孔40dを設け、かつ、他方の槽(陽極槽33d)に外部と連通する長孔(スリット)38dを設けてなる。なお、符号Pは(陽極)電極端子であり、Mは(陰極)電極端子である。
【0040】
この第5の実施の形態は、第1の実施の形態のような逆止弁を設けておらず、中空棒状体31dの下部に電極槽カバー17daを設けることにより陰極槽34dが筒状入れ物体に構成されている点である。また、前記孔40dは、電解質及び電解水の供給や取り出しを行なうのに使用するほか、電解時の水素ガス抜きにも使用される。なお、陽極槽33の上部にも、図17に示すように、塩素ガス抜き用孔39dが設けられている。
【0041】
陽極槽33dの内部に配置される電極(陽極)35dと、陰極槽34dの内部に配置される電極(陰極)36dとは、スペーサー41dにより隔膜32dに対して一定の間隔を持たせた状態に支持されている。
このような第5の実施の形態によれば、中空棒状体31dの陰極槽34d(電解槽の一方)に、電離性物質又は電離性物質を溶解させて所定の電気伝導度に調整された溶液を入れ、ついで、第1の実施の形態と同様に、空ボトル等の容器に、原水を満たし、前記容器内に前記電極部3Dを投入し、所定の電流電圧を印加して、前記容器に、酸性性水を生成させることができる。なお、陽極35にマイナス電位を、陰極36にプラス電位を印加して同様のことを行えば、容器内にアルカリ性水を生成させることができる。なお、第5の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏する。
【0042】
(第6の実施の形態)
本発明の第6の実施の形態は、基本的には、第5の実施の形態とまったく同様の構造をしており、第5の実施の形態と異なるところは陰極槽34の内部において陰極36dと隔膜32dとの間に高分子ポリマー等の高分子化合物からなる溶液吸収体を配置した点に特徴がある。上述した第6の実施の形態によれば、第5の実施の形態と同様に動作し、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0043】
(第7の実施の形態)
図18ないし図20は本発明の第7の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置を説明するための図である。ここに、図18は本発明の第7の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す正面図である。図19は本発明の第7の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す側面図である。図20は本発明の第7の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図18のA−A線断面図である。
【0044】
本発明の第7の実施の形態において、前記電極部3Eは、図18ないし図20に示すように、中空棒状体31eの内部を二つの隔膜32da,32dbを所定間隔で配置することによって仕切って三つの槽を形成し、前記中央の槽を電解質槽20eとし、前記電解質槽20eに連通する孔70eを前記中空棒状体31eの側面上部又は上面に設け、他の二つの槽(陽極槽33e、陰極槽34e)に電極(陽極35e、陰極36e)をそれぞれ配置してなり、前記中空棒状体31eの側面上部又は上面に前記一方の槽(陰極槽34e)の内部に連通する孔40eを設け、かつ、他方の槽(陽極35e)に外部と連通する長孔38eを設けてなる。
【0045】
また、電極(陰極)36eと隔膜32eaの間には、スペーサー41eaを配置することにより一定の間隔が設けられるようにしている。隔膜32eaと隔膜32ebの間には、スペーサー41ebを配置することにより一定の間隔が設けられるようにしている。隔膜32ebと電極(陽極)35eとの間には、スペーサー41ecを配置することにより一定の間隔が設けられるようにしている。
上述した第7の実施の形態によれば、第5の実施の形態と同様に動作し、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0046】
(第8の実施の形態)
本発明の第8の実施の形態は、基本的には、第7の実施の形態とまったく同様の構造をしており、第7の実施の形態と異なるところは電解質槽20eの内部において隔膜32eaと隔膜32ebとの間に高分子ポリマー等の高分子化合物からなる溶液吸収体を配置した点に特徴がある。上述した第8の実施の形態によれば、第5の実施の形態と同様に動作し、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0047】
(第9の実施の形態)
図21ないし図23は本発明の第9の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置を説明するための図である。ここに、図21は本発明の第9の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す正面図である。図22は本発明の第9の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図21のA−A線断面図である。図23は本発明の第9の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部の上部を拡大して示す断面図である。
【0048】
本発明の第9の実施の形態において、前記電極部3Fは、図21ないし図23に示すように、半径が異なる二つの導電性中空円筒13fa,13fbを、上部電極抑17faと下部電極抑17fbとにより同心状に配置し、内側の中空円柱13faと外側の中空円筒13fbの間に中空円筒状の隔膜32fを、上部電極抑17faと下部電極抑17fbとで同心状に配置することにより、隔壁内外に二つの槽(陽極槽33f,陰極槽34f)を形成し、内側の槽(陰極槽34f)の側面上側または上部電極抑17fa部分に内側の槽(陰極槽34f)の内部に連通する孔39fを設け、かつ、外側中空円筒13fbに外部と連通する多数の孔15f,15f,…を設けてなる。また、外側の槽(陽極槽33f)の側面上側または上部電極抑17fa部分に外側の槽(陽極槽33f)の内部に連通する孔40fを設けている。なお、孔39fはガス抜きと電解質などを投入し、あるいは取り出しに使用される。孔40fはガス抜きに使用される。
【0049】
また、電極(陰極)36fとして作用する導電性中空円筒13faと隔膜32fとの間には、スペーサー41faを配置することにより一定の間隔が設けられるようにしている。隔膜32fと電極(陽極)35fとして作用する導電性中空円筒13fbとの間には、スペーサー41fbを配置することにより一定の間隔が設けられるようにしている。
さらに、この第9の実施の形態において、制御部5、直流電源7、キャップ9については、第1の実施の形態と全く同様のものを使用する。
この第9の実施の形態によっても、第5の実施の形態と同様に動作し、第1の実施の形態と同様な作用効果を奏す
【0050】
(第10の実施の形態)
本発明の第10の実施の形態は、基本的には、第9の実施の形態とまったく同様の構造をしており、第9の実施の形態と異なるところは陰極槽34fの内部において陰極36fと隔膜32fとの間に高分子ポリマー等の高分子化合物からなる溶液吸収体を配置した点に特徴がある。上述した第10の実施の形態によれば、第5の実施の形態と同様に動作し、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0051】
(第11の実施の形態)
図24ないし図29は本発明の第11の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置を説明するための図である。ここに、図24は本発明の第11の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す正面図である。図25は本発明の第11の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図24のA−A線断面図である。図26は本発明の第11の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部の上部を拡大して示す平面図である。図27は本発明の第11の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部の上部を拡大して示す断面図であり、図26のA−A線に沿って示す断面図である。図28は本発明の第11の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部の上部を拡大して示す断面図であり、図26のB−B線に沿って示す断面図である。図29は本発明の第11の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部の上部を拡大して示す断面図であり、図26のC−C線に沿って示す断面図である。
【0052】
本発明の第11の実施の形態において、前記電極部3Gは、図24ないし図29に示すように、半径が異なる二つの導電性中空円筒13ga,13gbを、上部電極抑17gaと下部電極抑17gbとにより同心状に配置し、内側の中空円柱13gaと外側の中空円筒13gbの間に所定の間隔を有する二つの中空円筒状の隔膜32ga,32gbを、上部電極抑17gaと下部電極抑17gbとで同心状に配置することにより、隔壁32ga内側と隔壁32gbの外側とに二つの槽(内側に陰極槽34g、外側に陽極槽33g)を形成するとともに、二つの隔壁32ga,32gbに囲まれた電解室槽20gを形成し、かつ、外側中空円筒13gbに外部と連通する多数の孔15g,15g,…を設け、かつ、陽極槽33gの上部に陽極槽33gの内部に連通する孔40gを、陰極槽34gの上部に陰極槽34gの内部に連通する孔39gを、電解室槽20gの上部に電解室槽20gの内部に連通する孔81gを設けて構成されている。なお、前記孔39gおよび40gはエアー抜き用として使用され、前記孔81gは電解溶液の投入・取り出し口として使用される。
【0053】
また、電極(陰極)36gとして作用する導電性中空円筒13gaと隔膜32gaとの間には、スペーサー41gaを配置することにより一定の間隔が設けられるようにしている。隔膜32gaと隔膜32gbとの間には、スペーサー41gbを配置することにより一定の間隔が設けられるようにしている。隔膜32gbと電極(陽極)35gとして作用する導電性中空円筒13gbとの間には、スペーサー41gcを配置することにより一定の間隔が設けられるようにしている。
【0054】
さらに、この第11の実施の形態において、制御部5、直流電源7、キャップ9については、第1の実施の形態と全く同様のものを使用する。
この第11の実施の形態によっても、第5の実施の形態と同様に動作し、第1の実施の形態と同様な作用効果を奏する。
【0055】
(第12の実施の形態)
本発明の第12の実施の形態は、基本的には、第11の実施の形態とまったく同様の構造をしており、第11の実施の形態と異なるところは電解室槽20gの内部において隔膜32gaと隔膜32gbとの間に高分子ポリマー等の高分子化合物からなる溶液吸収体を配置した点に特徴がある。上述した第12の実施の形態によれば、第5の実施の形態と同様に動作し、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
なお、上記各実施の形態において、ペットボトル11は、空であっても、あるいは、最初から水が入っていても、ペットボトル11を使用すれば本発明の範囲に入る。また、ペットボトル11は、図示した形状に限らず、深めの容器であって空ボトル用電解水生成装置1が垂直に近い状態(60度以上傾けない状態)に保てれものであれば、どのような形状のものであってもよい。
【0056】
【実施例】
(実施例1)
この空ボトル用電解水生成装置1で生成される電解水の特性は、ペットボトル11の容積が500[ミリリットル(ml)]とし、処理装置60によるプログラムタイマーの設定が、強選択時には25[分]、標準選択時で15[分]、弱選択時8[分]であるとすると、表1に示すようになる。
【0057】
【表1】
Figure 0004922508
【0058】
このようにして作成された上記電解酸性水は、皮膚の除菌・感染予防、口の除菌洗浄、食器等の除菌に適用できる。
【0059】
(実施例2)
容器サイズを500[ml]で、電気伝導度は約1500[μS/cm]とし、陰極室と陽極室との容量比を1:34とし、電極材質をチタンベースの白金イリジュムとし、定電流設定値を0.625[A]にし、電解時間を10[分]、20[分]、30[分]間での生成水のpH、有効塩素濃度および酸化還元電位を測定した。
その結果は表2にあるように、10分ではpH2.95、有効塩素濃度23.0[ppm]、酸化還元電位1110[mv]であり、20[分]ではpH2.65、有効塩素濃度28.4[ppm]、酸化還元電位1130[mv]であり、30[分]ではpH2.53、有効塩素濃度46.1[ppm]、酸化還元電位1164[mv]であった。
【0060】
【表2】
Figure 0004922508
【0061】
(実施例3)
容器サイズを500[ml]で、電気伝導度は約1500[μS/cm]とし、陰極室と陽極室との容量比を1:34とし、電極材質をチタンベースの白金とし、定電流設定値を0.625[A]にし、電解時間を10[分]、20[分]、30[分]間での生成水のpH、有効塩素濃度および酸化還元電位を測定した。
その結果は表3にあるように、10[分]ではpH2.95、有効塩素濃度10.6[ppm]、酸化還元電位1065[mv]であり、20[分]ではpH2.60、有効塩素濃度17.7[ppm]、酸化還元電位1114mvであり、30[分]ではpH2.44、有効塩素濃度28.4[ppm]、酸化還元電位1131[mv]であった。
【0062】
【表3】
Figure 0004922508
【0063】
(実施例4)
容器サイズを290[ml]で、電気伝導度を約1000[μS/cm]、1500[μS/cm],2000[μS/cm]と変え、陰極室と陽極室との容量比を1:23とし、電極材質をチタンベースの白金イリジュムとし、電解電圧をDC12[V]で、電解時間を15[分]、10[分]、5[分]間での生成水のpH、有効塩素濃度および酸化還元電位を測定した。
【0064】
この場合は電解容量が少ないために、電解時間を5[分]、10[分]、15[分]として電解室溶液の電解伝導度を1000[μS/cm]、1500[μS/cm]、2000[μS/cm]と変えて実施した結果、生成水の規格を満たすのは電解伝導度2000[μS/cm]であった。
その測定結果は、表4に示すとおりであり、以下にその内容を説明する。
【0065】
(1)電気伝導度を約1000[μS/cm]にした場合、15[分]ではpH2.94、有効塩素濃度17.7[ppm]、酸化還元電位1021[mv]であり、10[分]ではpH3.16、有効塩素濃度10.7[ppm]、酸化還元電位926[mv]であり、かつ、5[分]ではpH3.76、有効塩素濃度5.3[ppm]、酸化還元電位852[mv]であった。
(2)電気伝導度を約1500[μS/cm]にした場合、15[分]ではpH2.73、有効塩素濃度24.8[ppm]、酸化還元電位1115[mv]であり、10[分]ではpH2.86、有効塩素濃度17.7[ppm]、酸化還元電位1058[mv]であり、5[分]ではpH3.29、有効塩素濃度10.6[ppm]、酸化還元電位998[mv]であった。
(3)電気伝導度を約2000[μS/cm]にした場合、15[分]ではpH2.57、有効塩素濃度39.0[ppm]、酸化還元電位1128[mv]であり、10[分]ではpH2.75、有効塩素濃度26.6[ppm]、酸化還元電位1110[mv]であり、5[分]ではpH3.09、有効塩素濃度12.4[ppm]、酸化還元電位1032[mv]であった。
【0066】
【表4】
Figure 0004922508
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る空ボトル用電解水生成装置によれば、中空棒状体の内部を隔膜で仕切って少なくとも二つの槽を形成し、前記各槽に電極をそれぞれ配置してなり、一方の槽の底部側に槽側への流れを可能とする逆止弁を設け、かつ、他方の槽の側面に外部と連通する孔を設けてなる電極部と、直流電源からの電力を取り込み前記両電極部へ流す電流量を調整できる制御部とからなるので、次のような効果がある。
【0068】
(1)除菌効果、消臭効果、アストリンゼン効果のある電解酸性水を手軽に得ることができる。
(2)ペットボトルを電解酸性水用槽として使用できるので、ペットボトルのリユース(再利用)が可能で大幅なコスト低減ができる。また、ペットボトルが保存容器になるため、従来のように、電解槽から電解水を移し替える必要がなくなる。
(3)可搬型に空ボトル用電解水生成装置を構成したので、どこでも手軽に電解水を手に入れることができる。
(4)空ボトル用電解水生成装置を小型化したので、安価に提供できる。
(5)制御部により電解状態を制御できるので、簡単な操作で電解水を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す正面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図2のA−A線断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す分解斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の制御部を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の使用の仕方を説明するための図であり、図6(1)は空ボトル用電解水生成装置の電極部をペットボトルに挿入する前の状態を示す斜視図、図6(2)は同電極部をペットボトルに挿入した後の状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置を使用している際の逆止弁の動作を説明するための図であり、図7(1)はペットボトル11に電極部3を差し込んだときの逆止弁の動きを示す断面図であり、図7(2)はペットボトル11から電極部3を取り出すときの動作を示す断面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す正面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図7のA−A線断面図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す正面図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図9のA−A線断面図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図9のB−B線断面図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す正面図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図12のA−A線断面図である。
【図15】本発明の第4の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図12のB−B線断面図である。
【図16】本発明の第5の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す正面図である。
【図17】本発明の第5の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図16のA−A線断面図である。
【図18】本発明の第7の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す正面図である。
【図19】本発明の第7の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す側面図である。
【図20】本発明の第7の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図18のA−A線断面図である。
【図21】本発明の第9の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す正面図である。
【図22】本発明の第9の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図21のA−A線断面図である。
【図23】本発明の第9の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部の上部を拡大して示す断面図である。
【図24】本発明の第11の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部を示す正面図である。
【図25】本発明の第11の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部であって、図24のA−A線断面図である。
【図26】本発明の第11の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部の上部を拡大して示す平面図である。
【図27】本発明の第11の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部の上部を拡大して示す断面図であり、図26のA−A線に沿って示す断面図である。
【図28】本発明の第11の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部の上部を拡大して示す断面図であり、図26のB−B線に沿って示す断面図である。
【図29】本発明の第11の実施の形態に係る空ボトル用電解水生成装置の電極部の上部を拡大して示す断面図であり、図26のC−C線に沿って示す断面図である。
【符号の説明】
1 空ボトル用電解水生成装置
3,3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G 電極部
5 制御部
7 直流電源
9 キャップ
11 ペットボトル
13a,13b,13fa,13fb,13ga,13gb 中空円筒
15,15f,15g 孔
17a,17b,17fa,17ga 上部電極抑
20 電解質槽
31 中空棒状体
32,32a,32b,32c,32d,32fa,32fb,32ga,32gb 隔膜
33,33d,33e,33f,33g 陽極槽
34,34d,34e,34f,33g 陰極槽
35,35d,35e,35f,35g 電極(陽極)
36,36d,36e,36f,36g 電極(陰極)
37,37a,37b 逆止弁
38,38d,38e,38f,38g スリット(長孔)
39,39d,39e,39f,39g 孔
40,40d,40e,40f,40g 孔
41,41a,41b,41c,41d,41e,41f スペーサー
42 弁座部
43 精密球
44 円板体
45 凹所
46,48 連通孔
47 第1の入水調整口
49,49a,49b 第2の入水調整口
50 操作面
51 電解レベル設定及び電解スタートスイッチ
52 電解スタートランプ
53,54,55 指示ランプ
57 5V定電源
58 定電流電源
59 発振回路
60 処理装置

Claims (9)

  1. 容器内の水を電気分解して酸性またはアルカリ性の電解水を作成する電解水生成装置において、
    中空棒状体の内部を隔膜で仕切って二つの槽を形成し、前記各槽に電極をそれぞれ配置してなり、一方の槽の底部側に槽側への流れを可能とする逆止弁を設け、かつ、他方の槽の側面に外部と連通する長孔を設けてなる電極部と、
    直流電源からの電力を取り込み前記両電極部へ流す電流量を調整できる制御部と
    を備えたことを特徴とする空ボトル用電解水生成装置。
  2. 請求項1記載の空ボトル用電解水生成装置において、
    前記電極部は、中空棒状体の内部を二つの隔膜を所定間隔を配置することにより仕切って三つの槽を形成し、前記中央の槽を電解質槽とし、他の二つの槽に電極をそれぞれ配置してなることを特徴とする空ボトル用電解水生成装置。
  3. 請求項1記載の空ボトル用電解水生成装置において、
    前記電極部は、半径が異なる二つの導電性中空円筒を同心状に配置し、内側の中空円柱と外側の中空円筒の間に中空円筒状の隔壁を同心状に配置することにより隔壁内外に二つの槽を形成し、内側の槽の底部側に槽側への流れを可能とする逆止弁を設け、かつ、外側中空円筒に外部と連通する多数の孔を設けてなることを特徴とする空ボトル用電解水生成装置。
  4. 請求項1に係る空ボトル用電解水生成装置において、
    前記電極部は、半径が異なる二つの導電性中空円筒を同心状に配置し、内側の中空円柱と外側の中空円筒の間に所定の間隔を有する二つの中空円筒状の隔壁を同心状に配置することにより隔壁内外に二つの槽と二つの隔壁に囲まれた槽とを形成し、最も内側の槽の底部側に槽側への流れを可能とする逆止弁を設け、かつ、外側中空円筒に外部と連通する多数の孔を設けてなることを特徴とする空ボトル用電解水生成装置。
  5. 容器内の水を電気分解して酸性またはアルカリ性の電解水を作成する生成装置において、
    中空棒状体の内部を隔膜で仕切って二つの槽を形成し、前記各槽に電極をそれぞれ配置してなり、一方の槽の電極と隔膜の間に高分子化合物からなる溶液吸収体を配置し、前記中空棒状体の側面上部又は上面に一方の槽の内部と連通する孔を設け、かつ、他方の槽に外部と連通する孔を設けてなる電極部と、直流電源からの電力を取り込み、前記両電極部へ流す電流量又は電圧量を調整できる制御部とを備えたことを特徴とする空ボトル用電解水生成装置。
  6. 請求項5記載の空ボトル用電解水生成装置において、
    前記電極部は、中空棒状体の内部を二つの隔膜を所定間隔で配置することによって仕切り、三つの槽を形成し、前記中央の槽を電解質槽とし、前記電解質槽に連通する孔を前記中空棒状体の側面上部又は上面に設け、他の二つの槽に電極をそれぞれ配置してなり、前記一方の槽の前記中空棒状体の側面上部又は上面に前記一方の槽の内部に連通する孔を設け、かつ、他方の槽に外部と連通する孔を設けてなることを特徴とする空ボトル用電解水生成装置。
  7. 請求項5記載の空ボトル用電解水生成装置において、
    前記電極部は、中空棒状体の内部を二つの隔膜を所定間隔で配置することによって仕切り、三つの槽を形成し、前記中央の槽を電解質槽とし、前記電解質槽に高分子化合物からなる溶液吸収体を配置し、前記中央の槽の内部に連通する孔を前記中空棒状体の側面上部又は上面に設け、他の二つの槽に電極をそれぞれ配置してなり、前記中空棒状体の側面上部又は上面に前記一方の槽の内部に連通する孔を設け、かつ、他方の槽に外部と連通する孔を設けてなることを特徴とする空ボトル用電解水生成装置。
  8. 請求項1乃至4記載の空ボトル用電解水生成装置を用いて電解水を製造する方法であって、
    空ボトル等の容器に、原水又は原水に電離性物質を溶解させた溶液をたし、所定の電気伝導値に調整し、中空棒状体の電解槽を前記容器に投入し、所定の電流電圧を印加して、前記容器、所望の酸性水又はアルカリ性水のみを生成することを特徴とする空ボトル用電解水の製造方法。
  9. 請求項5記載の空ボトル用電解水生成装置を用いて電解水を製造する方法であって、
    空ボトル等の容器に、原水を満たし、中空棒状体の電解槽の一方に、電離性物質又は電離性物質を溶解させて所定の電気伝導度に調整された溶液または電離性物質を溶解させて所定の電気伝導度に調整された溶液とこの溶液を吸収させる溶液吸収体とを入れ、前記容器に投入し、所定の電流電圧を印加して、前記容器に、所望の酸性性水又はアルカリ性水のみを生成することを特徴とする空ボトル用電解水の製造方法。
JP2001244444A 2001-08-10 2001-08-10 空ボトル用電解水生成装置および空ボトル用電解水製造方法 Expired - Fee Related JP4922508B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001244444A JP4922508B2 (ja) 2001-08-10 2001-08-10 空ボトル用電解水生成装置および空ボトル用電解水製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001244444A JP4922508B2 (ja) 2001-08-10 2001-08-10 空ボトル用電解水生成装置および空ボトル用電解水製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003053344A JP2003053344A (ja) 2003-02-25
JP4922508B2 true JP4922508B2 (ja) 2012-04-25

Family

ID=19074369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001244444A Expired - Fee Related JP4922508B2 (ja) 2001-08-10 2001-08-10 空ボトル用電解水生成装置および空ボトル用電解水製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4922508B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4822763B2 (ja) * 2005-08-05 2011-11-24 九州日立マクセル株式会社 次亜塩素酸ナトリウム水溶液生成ボトル
JP5121013B2 (ja) * 2008-04-02 2013-01-16 株式会社イガデン 高濃度濃縮水製造装置
WO2011096503A1 (ja) * 2010-02-08 2011-08-11 Ishii Yoshihisa 次亜塩素酸水等の生成装置の電極構造体
JP4967050B2 (ja) * 2010-08-18 2012-07-04 株式会社Eプラン 電解イオン水生成装置
JP5747390B2 (ja) * 2013-11-29 2015-07-15 株式会社インテクトプランニング 水素水製造装置及びそれに用いられる電極
KR101662244B1 (ko) * 2014-10-08 2016-10-05 수소비전 주식회사 휴대용 중성 수소풍부 전해수 생성기
CN104386783B (zh) * 2014-11-25 2017-02-01 李复兴 一种富氢水棒
WO2016114372A1 (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 株式会社 東芝 電解水生成装置、電極ユニット、および電解水生成方法
JP6391659B2 (ja) * 2016-12-26 2018-09-19 株式会社コスモスエンタープライズ 水素水生成器

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55115393A (en) * 1979-02-28 1980-09-05 Nippon Electric Co Method of fabricating thin integrated circuit
JPS5858890A (ja) * 1981-10-02 1983-04-07 Toshiba Corp 電動機の速度制御装置
JPS63104694A (ja) * 1986-10-21 1988-05-10 Katsumi Ishii 温殺菌水生成装置
JPH0457296A (ja) * 1990-06-22 1992-02-25 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
JPH11319829A (ja) * 1998-05-08 1999-11-24 Denso Corp アルカリイオン整水装置
JP3113645B2 (ja) * 1999-03-01 2000-12-04 ファースト・オーシャン株式会社 電解水製造法
JP2001170632A (ja) * 1999-12-17 2001-06-26 Osamu Miyake 電解イオン水生成器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003053344A (ja) 2003-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4922508B2 (ja) 空ボトル用電解水生成装置および空ボトル用電解水製造方法
KR101645307B1 (ko) 수소수 제조장치
KR101648121B1 (ko) 수소수 제조장치
CN103936109A (zh) 饮水电解制取装置
US1200165A (en) Method and apparatus for sterilizing.
CN103951015A (zh) 电解水杯
JP2002336856A (ja) 電解水製造装置、及び電解水の製造方法
AU2004293566B2 (en) Method and device for producing one or several gases
CN203833683U (zh) 电解水杯
JP5004173B2 (ja) 加湿装置
KR20130135243A (ko) 이온수의 제조 방법 및 제조 장치
JP6353115B2 (ja) 電解水生成装置
KR20130027817A (ko) 산성이온수 제조장치
RU2350568C2 (ru) Бездиафрагменный электролизер
JPH11151256A (ja) 義歯洗浄装置
JPH0933479A (ja) センサカバー及びこれを用いた電解水生成装置
JPH11319829A (ja) アルカリイオン整水装置
CN107082472B (zh) 质子水发生器、盛水容器及质子水发生器的控制方法
US10590549B2 (en) Salt dissolver
CN218345551U (zh) 全自动智能次氯酸发生器及次氯酸消毒剂制备装置
JP6503054B2 (ja) 電解水生成装置、電極ユニット、および電解水生成方法
RU2344996C2 (ru) Бытовой диафрагменный электролизер
JP2005144398A (ja) 電解還元水製造法
JP3821360B2 (ja) 小型化が可能な電解水製造装置
RU2040479C1 (ru) Переносное устройство для электрохимической обработки жидкости

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4922508

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees