JPH11151256A - 義歯洗浄装置 - Google Patents

義歯洗浄装置

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JPH11151256A
JPH11151256A JP32354697A JP32354697A JPH11151256A JP H11151256 A JPH11151256 A JP H11151256A JP 32354697 A JP32354697 A JP 32354697A JP 32354697 A JP32354697 A JP 32354697A JP H11151256 A JPH11151256 A JP H11151256A
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JP
Japan
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main body
electrolysis
body container
denture
cleaning device
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Application number
JP32354697A
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English (en)
Inventor
Satoru Inakagata
悟 田舎片
Takahiro Heiuchi
隆博 塀内
Kiyouko Eguchi
京虎 江口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルカリ性過酸化物等の薬剤を用いる必要が
なく、かつ家庭で簡単に義歯の洗浄ができる義歯洗浄装
置を提供する。 【解決手段】 水が供給される本体容器2と、この水に
電流を流して電解生成水を生成する複数の電解用電極3
と、この電解用電極3に電圧を印加する電源部4とを具
備する。電解電極3間に電圧を印加して本体容器2内の
水に電流を流すことにより、水素ガスと次亜塩素酸を発
生させて、本体容器2内の義歯を殺菌、洗浄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解水を生成して
義歯や眼鏡等の洗浄を行う義歯洗浄装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来義歯の洗浄には、薬剤を投入した水
の中に義歯を浸漬する方法が用いられてきた。この薬剤
としては、水に溶解すると過酸化水素のアルカリ溶液と
なるものが用いられており、このものは過ほう酸ナトリ
ウムや過炭酸ナトリウムを含有し、水い溶解すると過ほ
う酸ナトリウムや過炭酸ナトリウムの作用により水の表
面張力を低下させて過酸化水素の分解による酸素ガスの
発生が促されるものであった。ここで過酸化水素の分解
により発生する酸素ガスの泡は機械的清掃効果があると
されている。
【0003】このようなアルカリ性過酸化物の溶液に義
歯を浸漬させると、義歯に付着した歯垢等の汚れや菌を
除去することができるが、汚れを分解するのに長時間か
かるものであり、また菌を完全に死滅させることが困難
であり、僅かに生き残った菌がすぐに再び繁殖してしま
うという問題があった。また薬剤を使用して殺菌を行う
ため耐性菌が発生する恐れもあるものであった。
【0004】そこで義歯の殺菌洗浄のために水の電解に
より生成した酸性水を用いることが考えられる。水の電
解により殺菌洗浄水を生成する技術としては、従来口腔
内洗浄器として、特開平5−76550号公報で提供さ
れているものや、特願平8−195938号で提案され
ているものがあり、これらのものでは水道水を電気分解
してアルカリ水と酸性水を同時に生成し、酸性水を口腔
内の殺菌洗浄に用いるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のような口
腔内洗浄器で生成するアルカリ水は義歯の洗浄に不要で
あり、このような口腔内洗浄器の構成をそのまま義歯洗
浄装置に適用すると、アルカリ水の捨て水を溜めるスペ
ースが必要であり、またアルカリ水を捨てる手間もかか
るものであって、家庭で用いるのは不便なものであっ
た。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、アルカリ性過酸化物等の薬剤を用いる必要がな
く、かつ家庭で簡単に義歯の洗浄ができる義歯洗浄装置
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の義歯洗浄装置は、水が供給される本体容器2と、この
水に電流を流して電解水を生成する複数の電解用電極3
と、この電解用電極3に電圧を印加する電源部4とを具
備して成ることを特徴とするものである。また本発明の
請求項2に記載の義歯洗浄装置は、請求項1の構成に加
えて、電解用電極3間には隔膜を設けないことを特徴と
するものである。
【0008】また本発明の請求項3に記載の義歯洗浄装
置は、請求項1又は2の構成に加えて、本体容器2の下
側に、電解用電極3を収めた電極室11が配置されてい
ることを特徴とするものである。また本発明の請求項4
に記載の義歯洗浄装置は、請求項3の構成に加えて、本
体容器2と電極室11との間に通孔13を有する電極カ
バー12が配置されていることを特徴とするものであ
る。
【0009】また本発明の請求項5に記載の義歯洗浄装
置は、請求項1又は2の構成に加えて、本体容器2の上
部に設けられた開閉自在な蓋体5に電解用電極3が突設
されていることを特徴とするものである。また本発明の
請求項6に記載の義歯洗浄装置は、請求項1乃至5のい
ずれかの構成に加えて、本体容器2内に仕切り8が設け
られていること特徴とするものである。
【0010】また本発明の請求項7に記載の義歯洗浄装
置は、請求項1乃至6のいずれかの構成に加えて、義歯
14を収納するカゴ9が本体容器2内に着脱自在に取り
付けられていることを特徴とするものである。また本発
明の請求項8に記載の義歯洗浄装置は、請求項7の構成
に加えて、上記カゴ9が、本体容器2の上部に設けられ
た開閉自在な蓋体5に一体に取着されることを特徴とす
るものである。
【0011】また本発明の請求項9に記載の義歯洗浄装
置は、請求項1乃至8のいずれかの構成に加えて、添加
剤を本体容器2内に供給する添加剤供給手段を備えるこ
とを特徴とするものである。また本発明の請求項10に
記載の義歯洗浄装置は、請求項9の構成に加えて、上記
添加剤供給手段にて本体容器2内に供給される添加剤に
は次亜塩素酸により酸化される色素が含まれることを特
徴とするものである。
【0012】また本発明の請求項11に記載の義歯洗浄
装置は、請求項9又は10の構成に加えて、添加剤供給
手段として、本体容器2と本体容器2の上部に設けられ
た開閉自在な蓋体5との間に配置される添加剤供給タン
クと、添加剤供給タンクから添加剤を本体容器2内に供
給する添加剤供給釦7とを具備して成ることを特徴とす
るものである。
【0013】また本発明の請求項12に記載の義歯洗浄
装置は、請求項1乃至11のいずれかの構成に加えて、
上記電源部4が、電解用電極3への電圧の印加方向を切
り替えることができる手段を有することを特徴とするも
のである。また本発明の請求項13に記載の義歯洗浄装
置は、請求項12の構成に加えて、上記電源部4が、電
解用電極3への電圧の印加方向の切り替え時に電解用電
極3間に一定時間通常の電解時の電流以上の電流を流す
手段を有することを特徴とするものである。
【0014】また本発明の請求項14に記載の義歯洗浄
装置は、請求項1乃至13のいずれかの構成に加えて、
本体容器2内の水に超音波振動を伝播させる手段を備え
ることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1に示す義歯洗浄装置1では、平板状の台座2
2の上側に配置され、内部に水を入れることのできる本
体容器2の背面側に電源部4を台座22から立設すると
共にこの電源部4の上端に蓋体5を回動自在に取着し、
蓋体5にて本体容器2の上部の開口を開閉自在にしてあ
る。蓋体5の下面からは一対の電解用電極3が突設して
あり、蓋体5を閉じたときに電解用電極3が本体容器2
の内部に収まると共に本体容器2内に供給された水に浸
漬されるようになっている。ここでこの一対の電解用電
極3は、チタン等の導電材に白金等によるメッキを施し
て形成してあり、本体容器2内で電解水を生成した際の
その電解水による腐蝕や、電解時の電解用電極3の表面
に生じる高い電流密度に耐えることができるようになっ
ている。またこの電解用電極3は、蓋体5内部及び蓋体
5と電源部4との接続部を介して電源部4と電気的に接
続してある。ここで電源部4は家庭用電源から電力の供
給を受けて、電解用電極3間に電圧を印加する回路が組
み込まれているものである。また台座22の側面には、
電源部4の電源のオン・オフを明滅表示する表示ランプ
17が設けてある。また本体容器2は台座22及び電源
部4から着脱自在に配置してあり、本体容器2を脱離す
ることにより、本体容器2内に水や義歯14を容易に出
し入れすることができる。ここで電解用電極3が本体容
器2に直接設けてある場合は本体容器2と電源部4とを
電気的に接続しなければならず、本体容器2を電源部4
から着脱自在とすることは困難なものであるが、上記の
ように電解用電極3は蓋体5に突設してあり、電解用電
極3は、蓋体5内部及び蓋体5と電源部4との接続部を
介して電源部4と電気的に接続してあって、本体容器2
と電源部4を電気的に接続する必要がないため、本体容
器2を台座22及び電源部4から着脱自在に配置するこ
とが容易なものである。またリミットスイッチ等により
蓋体5を閉めたときに電解用電極3に通電するような構
成にすることができ、このようにすることで、電源が入
った状態で蓋体5が開けたときに電解用電極3に触れて
感電するような恐れがないものである。
【0016】このような義歯洗浄装置1を用いて義歯1
4の洗浄を行う場合は、まず義歯洗浄装置1から本体容
器2を脱離し、本体容器2内に水と義歯14を入れる。
このとき水には添加剤としてNaCl及びpH調整剤を
添加することができる。ここで本体容器2内にNaCl
を添加しない水道水を入れ、水道水中に含まれる塩素成
分を電解して次亜塩素酸を発生させることもできるが、
NaClを添加すると電解効率を上げることができるも
のであり、かつ電解時に水道水中に含まれる塩素成分だ
けでなく更にNaClも電解することにより、より多く
の次亜塩素酸を発生させることができるものである。ま
たpH調整剤は洗浄対象に応じて本体容器2内の水のp
Hを調整するものであって、例えば酢酸と酢酸ナトリウ
ムとの組合せ等を添加して本体容器2内の水を緩衝溶液
とするものである。ここで総入れ歯等の金属を使用しな
い義歯14を洗浄する場合は本体容器2内の水のpHが
2〜5の酸性度の高い状態になるようにpH調整剤を添
加して殺菌効果を高め、また金属のブリッジ部分を有す
る部分入れ歯等を洗浄する場合は、pHが5〜7の酸性
度の低い状態になるようにpH調整剤を添加して金属部
分の腐蝕を防ぐものである。ここでpHを5〜7の酸性
度の低い状態としたときは酸性度の高い状態と比較して
殺菌効果が低減するので、NaClの添加量を増やし、
あるいは電解時間を長くして次亜塩素酸濃度を増加させ
て殺菌効果を補完することが好ましい。また上記のNa
Cl、酢酸、及び酢酸ナトリウムは食品添加物であり、
口腔内に使用する義歯14を洗浄する水に添加する添加
剤としては、安全性の面で好適なものである。
【0017】次にこの本体容器2を台座22上に取着し
て蓋体5を閉じ、電源を入れて電解用電極3間に電圧を
印加し、本体容器2内の水に電流を流して水中の水とN
aClを電解して電解水を生成する。このとき電解用電
極3のうち電位の高い方がアノードとなってその表面で
次亜塩素酸が発生すると共に、電位の低い方がカソード
となってその表面で水素ガスが発生するものであり、水
素ガスの泡の機械的掃除効果により義歯14の汚れを取
り除くと共に、次亜塩素酸により煙草のやにや茶渋等の
除去、ムチン質や有機物質の分解、及び細菌、真菌の殺
菌を行うものである。ここで次亜塩素酸は義歯14に用
いられる着色されたレジン歯を漂白する作用があるが、
これは次亜塩素酸の濃度が数%に達した時点で問題とな
るものであり、このような電解水中の次亜塩素酸の濃度
は100ppm程度であって、問題にはならないもので
ある。
【0018】このような義歯洗浄装置1を用いると、電
解により生成する次亜塩素酸による分解作用と水素ガス
の泡による機械的洗浄作用により、義歯14に付着した
汚れを、従来のアルカリ性過酸化物等の薬剤を用いて洗
浄する場合と比較して短時間に取り除くことができるも
のであり、かつ次亜塩素酸の強力な殺菌作用により義歯
14に付着した細菌や真菌を完全に殺菌することができ
るものである。またこの義歯洗浄装置1では、電解用電
極3間に隔膜を設けない無隔膜方式による電解を行うも
のであるが、この場合でも添加剤を添加したことにより
電解効率が高く、充分な量の次亜塩素酸を発生させるこ
とができ、また電解水のpHを安定な酸性のものとし
て、殺菌洗浄効果の高い電解水を生成することができる
ものである。またこのように無隔膜方式の電解を行うこ
とにより、隔膜方式の場合のように水の電解時に酸性水
とアルカリ水が同時に生成するようなことがなく、義歯
14の洗浄に不要なアルカリ水を捨て水として捨てる手
間がないものであり、また義歯洗浄装置1にアルカリ水
の捨て水を溜めるためのスペースを設ける必要がないも
のである。従ってこのような義歯洗浄装置1を用いるこ
とにより、家庭内で簡単に義歯の洗浄を行うことができ
るものである。
【0019】また図2に示す義歯洗浄装置1では図1に
示す構成に加えて、義歯洗浄装置1に電動歯ブラシ18
の充電器19を一体に設けると共に、本体容器2の上部
の開口部の上方に、本体容器2内の水に添加剤を供給す
るための供給手段として添加剤用タンク6を配置したも
のである。この電動歯ブラシ18の充電器19は本体容
器2の側部側に台座22及び電源部4と一体に形成して
あり、電源部4の回路と充電器19の回路が共通化でき
るようになっている。ここで着脱可能な本体容器2が電
解用電極3に電圧を印加する回路を備えている場合は電
源部4の回路と充電器19の回路は分離しなければなら
ず、共通化はできないが、上記のように本体容器2の背
面側に電源部4を台座22から立設すると共にこの電源
部4の上端に蓋体5を回動自在に取着し、蓋体5の下面
から一対の電解用電極3を突設するようにしたため、電
解用電極3に接続されている配線は蓋体5と電源部4と
の接続部及び電源部4を経て充電器19に通じることが
でき、回路の共通化ができるものである。またこの充電
器19には、開口23を設けた支持部25と、支持部2
5の下方に設けられ、開口23の直下に充電端子19を
備えた充電部26とを具備するものであり、電動歯ブラ
シ18を充電するための電力が充電端子19から供給さ
れるようになっている。一方電動歯ブラシ18の端部に
は電動歯ブラシ18の内部に備えられている蓄電池に電
気的に接続されている電源端子27が設けてある。電動
歯ブラシ18を充電する際には電動歯ブラシ18を支持
部25の開口23に挿通すると共に電動歯ブラシ18の
電源端子27を充電部26の充電端子24に当接し、充
電器19の電源を入れるものであり、このようにすると
充電端子24から電動歯ブラシ18の電源端子27を介
して電動歯ブラシ18内の蓄電池に電力が供給されて電
動歯ブラシ18が充電されるものである。
【0020】このように義歯洗浄装置1に電動歯ブラシ
18の充電器19を一体に設けると、義歯洗浄装置1と
電動歯ブラシ18は一緒に使うことが多いため便利なも
のである。またこのように義歯洗浄装置1に電動歯ブラ
シ18の充電器19を一体に設けると、蓋体5を開けて
本体容器2の中に水や義歯を入れる際に充電器19が邪
魔になる恐れがあるが、上記のように本体容器2を台座
22及び電源部4から着脱自在に配置することにより、
本体容器2を脱離させてから水や義歯を入れることがで
き、充電器19が邪魔にならないものである。
【0021】また添加剤用タンク6は本体容器2の開口
の上方において、蓋体5を閉じた状態のときに本体容器
2と蓋体5の間に位置するように配設されるものであ
る。この添加剤用タンク6は平面形状を本体容器2の上
部の開口と略同一の形状に形成してある。また添加剤用
タンク6には、添加剤用タンク6の上面、下面、及び側
面に開口する凹部21を形成して、蓋体5の開閉の回動
操作時に電解用電極3がこの凹部21を通過できるよう
になっており、蓋体5が閉じているときは電解用電極3
がこの凹部21を通って添加剤用タンク6を上下に貫通
して本体容器2内に収められるようになっている。
【0022】また添加剤用タンク6の上面には添加剤供
給釦7と供給口31が設けられている。図3に示すよう
に添加剤供給釦7は側面が蛇腹状に形成してあり、下方
に押し込むことができるようになっている。また供給口
31は添加剤用タンク6の上面からその内部に貫通する
ように穿設するものであり、またその周辺部分を添加剤
用タンク6の上面から突出させて形成すると共に、その
側面に雄ネジを設けて形成してある。この供給口31に
は内面に雌ネジを設けて形成したキャップ体28を螺合
して取着するものである。ここでキャップ体28の上面
にはチューブ29を貫通させて取着してあり、キャップ
体28を供給口31に取着させた状態では、チューブ2
9の一端は添加剤用タンク6内に収められると共に、他
端は添加剤用タンク6の凹部21を通って本体容器2内
に配置される。そしてこの状態で添加剤供給釦7を押し
込むと、添加剤用タンク6内の内圧が高まり、添加剤用
タンク6内の添加剤をチューブ29を通って本体容器2
内に供給することができるものである。
【0023】また蓋体5には添加剤供給釦7に対応する
開口孔20が形成してあり、蓋体5を閉じたときに添加
剤供給釦7がこの開口孔20を挿通するようになってい
て、蓋体5を閉じた状態でも添加剤供給釦7が開口孔2
0から蓋体5の上面に露出しており、蓋体5を閉じた状
態で添加剤の供給の操作を行うことができようにしてあ
る。また義歯洗浄装置1の電解を開始する操作を行う電
解開始釦を蓋体5の上面に設けておけば、全ての操作を
蓋体5の上面で行うことができ、義歯洗浄装置1の操作
を簡便にすることができるものであり、特に高齢者にと
って便利なものである。また蓋体5の下面には、キャッ
プ体29を取着した状態の供給口31に対応する収納凹
部30が凹設してあり、蓋体5を閉じる際、このキャッ
プ体29を取着した状態の供給口31が収納凹部30内
に収まり、キャップ体29を取着した状態の供給口31
が邪魔になることなく蓋体5を閉じることができるもの
である。
【0024】またこの添加剤用タンク6には、添加剤と
して上記のような、NaClや、pH調整剤に加えて、
紅花色素や黄色一号のような次亜塩素酸によって漂白さ
れる色素を入れ、添加剤用タンク6から本体容器2内の
水に添加することができる。このようにすると、添加剤
を本体容器2内の水に添加したことが、色の変化によっ
て識別することができ、また本体容器2内の水が電解さ
れて次亜塩素酸が発生したとき、色素が漂白されて色が
消えるため、次亜塩素酸の発生を容易に確認することが
できるものである。また更に本体容器2内の水の中のこ
の色素の濃度を調整することにより、本体容器2内の色
素が漂白されて色が消えた時点での、本体容器2内の水
の中の次亜塩素酸を含む塩素イオン及び塩素の濃度であ
る残留塩素量を確認することも可能である。
【0025】また台座22の上部に本体容器2の底面に
接するように超音波発生用のホーンを設け、本体容器2
内の水に超音波振動を伝播できるようにすると、電解時
に発生する水素による機械的な洗浄効果に加えて、超音
波振動による洗浄効果を付加することができ、洗浄効果
を向上することができるものである。ここで電解による
洗浄と超音波振動による洗浄はそれぞれ単独で行っても
よいものである。
【0026】図4に示す義歯洗浄装置1は図1の構成に
加えて、本体容器2内に仕切り8を設けることにより、
複数の義歯14を本体容器2内に入れる場合に、仕切り
8によって分割された各スペースにそれぞれ義歯14を
入れることができるものである。ここでこの図4に示す
実施の形態では、二枚の板状の仕切り8を本体容器2内
に対向させて立設して形成したものであり、蓋体5を閉
じる際に電解用電極3がこの二枚の仕切り8の間を通過
できるようになっている。またこの仕切り8はその一端
のみが本体容器2の内壁に当接するように形成して本体
容器2内を完全には仕切らないようにして、蓋体5を閉
じた状態のときの電解用電極3よりも本体容器2の背面
側には仕切り8を設けないようにするものであり、この
仕切りを設けていない部分にて本体容器2内の水の対流
を確保して、電解時に発生した電解水が対流により電解
用電極3から本体容器2内全体に行き渡るようにするも
のである。また仕切り8を格子状や網目状に形成すると
更に電解水の対流が良好になり好ましい。
【0027】また図5に示す義歯洗浄装置1は図1の構
成に加えて、本体容器2内に着脱自在なカゴ9を備える
ものである。このカゴ9は、本体容器2内に収まるよう
な形状に形成してある。このカゴ9の内部には二枚の仕
切り8が設けてあり、カゴ9を本体容器2内に取着して
いるときは、この仕切り8は図4に示す仕切り8と同様
に、蓋体5を閉じる際に電解用電極3がこの二枚の仕切
り8の間を通過するようになっており、また蓋体5を閉
じた状態のときの電解用電極3よりも本体容器2の背面
側には仕切り8を設けないようにしてある。ここでこの
カゴ9に複数の義歯14を入れる場合は、仕切り8によ
って仕切られた各スペースにそれぞれ義歯14を入れる
ことができるものである。
【0028】この義歯洗浄装置1では、義歯14を本体
容器2内に取着して収めたカゴ9の中に入れた状態で電
解水を生成させて洗浄するものであり、洗浄が終了した
らまずカゴ9を本体容器2から脱離し、このカゴ9から
義歯14を取り出すようにすることにより、本体容器2
内の水に触れることなく義歯14を取り出すことがで
き、次亜塩素酸を含む酸性の電解水に触れて肌を荒らす
ようなことがないものである。
【0029】また図6に示す義歯洗浄装置1は、図5に
示す構成に加えて、カゴ9に形成した二枚の仕切り8の
上端部間に板体10を渡して設けて仕切り8間の上部の
隙間を塞いだものである。ここでカゴ9が本体容器2内
に収められていると共に蓋体5が閉じた状態における、
仕切り8間の電解用電極3が配置される部分には板体1
0は設けないようにするものである。図7に示すように
蓋体5を開いた状態では、電解用電極3は水平に近い状
態となっており、そのためカゴ9は、その仕切り8間の
板体10が設けていない部分に電解用電極3を挿通する
と共に板体10を電解用電極3に引っかけて、蓋体5と
一体化することができる。この状態で蓋体5を閉じると
電解用電極3が垂直な状態になって電解用電極3と仕切
り8間の板体10との引っかかりが解除され、カゴ9が
本体容器2内に落ち込むことになり、カゴ9を本体容器
2内に収納すると同時に電解用電極3を本体容器2内に
配置することができるものである。また蓋体5を開ける
と再び電解用電極3に仕切り8間の板体10が引っかか
り、蓋体5が開くに従ってカゴ9は本体容器2内から持
ち上げられて図7の状態にもどるものであり、蓋体5を
開くと同時にカゴ9を本体容器2から取り出すことがで
きるのである。
【0030】また図8に示す実施例では、本体容器2の
下側に、電極室11を本体容器2と連通させて設けたも
のである。また本体容器2下方の、電極室11の側方の
スペースには電源部4を設け、本体容器2下方のスペー
スを効率的に利用している。電極室11内には電極室1
1底部から一対の電解用電極3が立設してあり、この電
解用電極3は電源部4に電気的に接続され、電解用電極
3間に電圧が印加されるようになっている。また本体容
器2と電極室11との間は、複数の通孔13を有する電
極カバー12を配置して本体容器2と電極室11との間
を仕切るようにしてあり、そのため電解用電極3間に電
圧が印加されている際に電極室11内の電解用電極3に
手を触れて感電したり、電極室11内に何らかの固形物
が落ち込んだりすることを防止すると共に、通孔13に
て本体容器2と電極室11との間の水の流通、及び電解
用電極3で発生する次亜塩素酸と水素ガスの本体容器2
への拡散を確保することができるものである。
【0031】この義歯洗浄装置1を用いて義歯14の洗
浄をする際は、まず本体容器2の上部の開口から水と添
加剤を供給すると共に義歯14を入れる。このとき水と
添加剤は電極カバー12の通孔13を通じて電極室11
にも供給される。次に電源を入れて電解用電極3間に電
圧を印加し、本体容器2及び電極室11内の水に電流を
流して電解して電解水を生成する。このとき上記の図1
乃至7に示す実施例の場合と同様に、アノードでは次亜
塩素酸が発生すると共にカソードでは水素ガスが発生す
る。この電解用電極3で発生した次亜塩素酸と水素ガス
は電極カバー12の通孔13を通じて本体容器2内に拡
散するものであり、このため上記の図1乃至7に示す実
施例の場合と同様の殺菌洗浄効果が生じる。ここで電解
用電極3で発生した水素ガスは本体容器2内の水の中を
上昇して外気に至るまでの間に義歯14に触れることに
より機械的掃除効果が生じるものであるが、上記のよう
に電解用電極3で発生した水素ガスは本体容器2の下側
の電極室11から本体容器2内を上昇していくため、水
素ガスが義歯14に触れることなく拡散することを抑制
して多くの水素ガスが義歯14に触れるようにすること
ができ、水素ガスの機械的掃除効果による洗浄効率を向
上することができるものである。
【0032】また上記の図1乃至図8に示すような義歯
洗浄装置1を用いて義歯14の洗浄を行う際、電解用電
極3間に、一定方向のみに電圧を印加することとする
と、水中に含まれるカルシウム分等が電解用電極3表面
に析出し、電解効率が低下する恐れがある。そこで電解
用電極3間に印加する電圧の方向を周期的に切り替えて
反転させ、電解用電極3表面に析出したカルシウム分等
を再び水中に溶解することが好ましい。ここで電解用電
極3間に印加する電圧の方向の切り替え時は電解用電極
3間は一種の電池状態になっており、逆電圧が急にかけ
られると電池状態を反転させるためのみにエネルギーが
消費され、電解効率が低下するため、電圧の方向の切り
替え時には、一定時間通常の電解時よりも大きな電流を
流すようにすることが好ましい。また電解開始時は、前
回義歯14を洗浄したときに義歯14に付着していたプ
ラーク等を分解して生成した有機物の汚れが電解用電極
3表面に付着していて、電解効率が低下する場合がある
ため、このときも印加電圧の切替え時と同様に一定時間
通常の電解時よりも大きな電流を流してこの有機物を分
解することが好ましい。
【0033】図9は、上記のように電解用電極3間に印
加する電圧の方向を周期的に切り替え、かつ電解開始時
及び電圧の印加方向の切り替え時に電解用電極3間に一
定時間通常の電解時よりも大きな電流を流すために電源
部4に組み込む回路の一例を示すものである。この回路
では、AC−DCスイッチングレギュレーターにより降
圧され、かつ一次二次絶縁された電源は電極切替回路1
6に負荷される。このとき電源投入時にタイマ回路15
がリセットされ、タイマ回路15の出力で最初にトラン
ジスタQ15がオンし、このオンによりトランジスタQ
12がオンするので、電気分解の電流はA方向に流れ
る。このときタイマ回路15によりトランジスタQ10
が一定時間オンしていて抵抗R29、R42は並列に接
続されてツェナーダイオードZD4のスレッシュホール
ドレベルが見掛け上高くなっている。このためフォトカ
プラを介して一次側にフィードバックされる電流は小さ
くなるのでスイッチングレギュレータのトランジスタQ
1のオン時間は長くなり、電気分解の電流は大きくな
る。一定時間経過後はタイマ回路15にてQ10はオフ
するためR42の接続が切れてR29のみとなり、ツェ
ナーダイオードZD4のスレッシュホールドレベルが見
掛け上低くなる。従って電気分解の電流は絞られる。ま
た、さらに一定時間経過後タイマ回路15の出力にてト
ランジスタQ15がオフし、このオフによりトランジス
タQ12がオフすると共に、トランジスタQ14がオン
し、このオンによりトランジスタQ13がオンするの
で、電流はB方向に流れることになる。このとき電流が
A方向に流れる場合と同様に切り替わり後の一定時間は
大電流が流れ、その後定常電流に戻る構成になってい
る。
【0034】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に記載の
義歯洗浄装置は、水が供給される本体容器と、この水に
電流を流して電解水を生成する複数の電解用電極と、こ
の電解用電極に電圧を印加する電源部とを具備するた
め、本体容器に供給された水を電気分解することによっ
て次亜塩素酸と水素ガスを発生させることができ、次亜
塩素酸による分解作用と水素ガスの泡による機械的掃除
作用により、義歯に付着した汚れを、従来のアルカリ性
過酸化物等の薬剤を用いて洗浄する場合と比較して短時
間に取り除くことができるものであり、かつ次亜塩素酸
の強力な殺菌作用により義歯に付着した細菌や真菌を完
全に殺菌することができ、家庭内で簡単に義歯の洗浄を
行うことができるものである。
【0035】また本発明の請求項2に記載の義歯洗浄装
置は、請求項1の構成に加えて、電解用電極間には隔膜
を設けないため、隔膜方式の場合のように水の電解時に
酸性水とアルカリ水が同時に生成するようなことがな
く、義歯の洗浄に不要なアルカリ水を捨て水として捨て
る手間がないものであり、また義歯洗浄装置にアルカリ
水の捨て水を溜めるためのスペースを設ける必要がない
ものであり、家庭内で簡単に義歯の洗浄を行うことがで
きるものである。
【0036】また本発明の請求項3に記載の義歯洗浄装
置は、請求項1又は2の構成に加えて、本体容器の下側
に、電解用電極を収めた電極室が配置されているため、
水の電解時に発生する水素ガスを本体容器の下側から本
体容器内に吹き出すようして水素ガスが義歯に触れるこ
となく拡散することを抑制して多くの水素ガスが義歯に
触れるようにすることができ、水素ガスの機械的掃除効
果による洗浄効率を向上することができるものである。
【0037】また本発明の請求項4に記載の義歯洗浄装
置は、請求項3の構成に加えて、本体容器と電極室との
間に通孔を有する電解用電極カバーが配置されているた
め、電極室内の電解用電極に手を触れて感電したり、電
極室内に何らかの固形物が落ち込んだりすることを防止
すると共に、通孔にて本体容器と電極室の間の水の流
通、及び電解用電極で発生する次亜塩素酸と水素ガスの
本体容器への拡散を確保することができるものである。
【0038】また本発明の請求項5に記載の義歯洗浄装
置は、請求項1又は2の構成に加えて、本体容器の上部
に設けられた開閉自在な蓋体に電解用電極が突設されて
いるため、電解用電極は、蓋体内部及び蓋体と電源部と
の接続部を介して電源部と電気的に接続することがで
き、本体容器と電源部を電気的に接続する必要がなく、
本体容器を電源部から容易に着脱自在に配置することが
でき、本体容器を脱離することにより、本体容器内に水
や義歯を容易に出し入れすることができるものである。
【0039】また本発明の請求項6に記載の義歯洗浄装
置は、請求項1乃至5のいずれかの構成に加えて、本体
容器内に仕切りが設けられているため、複数の義歯を本
体容器内に入れる場合に、仕切りによって分割された各
スペースにそれぞれ義歯を入れることができるものであ
る。また本発明の請求項7に記載の義歯洗浄装置は、請
求項1乃至6のいずれかの構成に加えて、義歯を収納す
るカゴが本体容器内に着脱自在に取り付けられているた
め、義歯を本体容器内に取着して収めたカゴの中に入れ
た状態で電解水を生成させて洗浄することができ、また
洗浄が終了したらまずカゴを本体容器から脱離し、この
カゴから義歯を取り出すようにすることにより、本体容
器内の水に触れることなく義歯を取り出すことができ、
次亜塩素酸を含む酸性の電解水に触れて肌を荒らすよう
なことがないものである。
【0040】また本発明の請求項8に記載の義歯洗浄装
置は、請求項7の構成に加えて、上記カゴが、本体容器
の上部に設けられた開閉自在な蓋体に一体に取着される
ため、蓋体を開いた状態で蓋体にカゴを一体に取着し、
この状態で蓋体を閉じることによって、本体容器内にカ
ゴを収納すると同時に本体容器内に電解用電極を配置す
ることができるものである。
【0041】また本発明の請求項9に記載の義歯洗浄装
置は、請求項1乃至8のいずれかの構成に加えて、添加
剤を本体容器内に供給する添加剤供給手段を備えるた
め、本体容器内の水を電解する際の電解効率が高して、
充分な量の次亜塩素酸及び水素ガスを発生させることが
でき、また電解水のpHを安定な酸性のものとして、殺
菌洗浄効果の高い電解水を生成することができるもので
ある。
【0042】また本発明の請求項10に記載の義歯洗浄
装置は、請求項9の構成に加えて、上記添加剤供給手段
にて本体容器内に供給される添加剤には次亜塩素酸によ
り酸化される色素が含まれるため、添加剤を本体容器内
の水に添加したことが、色の変化によって識別すること
ができ、また本体容器内の水が電解されて次亜塩素酸が
発生したとき、色素が漂白されて色が消え、次亜塩素酸
の発生を容易に確認することができるものである。
【0043】また本発明の請求項11に記載の義歯洗浄
装置は、請求項9又は10の構成に加えて、添加剤供給
手段として、本体容器と本体容器の上部に設けられた開
閉自在な蓋体との間に配置される添加剤供給タンクと、
添加剤供給タンクから添加剤を本体容器内に供給する添
加剤供給釦とを具備するため、蓋体を閉じた状態で添加
剤の供給の操作を行うことができるものであり、また電
解を開始する操作を行う電解開始釦を蓋体の上面に設け
ておけば、全ての操作を蓋体の上面で行うことができる
ものである。
【0044】また本発明の請求項12に記載の義歯洗浄
装置は、請求項1乃至11のいずれかの構成に加えて、
上記電源部が、電解用電極への電圧の印加方向を切り替
えることができる手段を有するため、水の電解により電
解用電極表面に析出した水中に含まれるカルシウム分等
を、電解用電極への電圧の印加方向を切り替えた時に再
び水中に溶解することができ、電解用電極表面に析出し
たカルシウム分等により電解効率が低下することを防ぐ
ことができるものである。
【0045】また本発明の請求項13に記載の義歯洗浄
装置は、請求項12の構成に加えて、上記電源部が、電
解用電極への電圧の印加方向の切り替え時に電解用電極
間に一定時間通常の電解時の電流以上の電流を流す手段
を有するため、電解用電極間に印加する電圧の方向の切
り替え時に、一種の電池状態になっている電解用電極間
の電池状態を反転させるためのみにエネルギーが消費さ
れて電解効率が低下することを防ぐことができるもので
ある。
【0046】また本発明の請求項14に記載の義歯洗浄
装置は、請求項1乃至13のいずれかの構成に加えて、
本体容器内の水に超音波振動を伝播させる手段を備える
ため、電解時に発生する水素による機械的な洗浄効果に
加えて、振動による洗浄効果を付加することができ、洗
浄効果を向上することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の他の例を示す斜視図であ
る。
【図3】同上の実施の形態の添加剤用タンクの断面図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態の更に他の例を示す斜視図
である。
【図5】本発明の実施の形態の更に他の例を示す斜視図
である。
【図6】本発明の実施の形態の更に他の例を示す斜視図
である。
【図7】同上の実施の形態の動作を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態の更に他の例を示す断面図
である。
【図9】本発明に係る電源部に組み込まれる回路の一例
を示す回路図である。
【符号の説明】
1 義歯洗浄装置 2 本体容器 3 電解用電極 4 電源部 5 蓋体 6 添加剤用タンク 7 添加剤供給釦 8 仕切り 9 カゴ 11 電極室 12 電極室カバー 13 通孔

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水が供給される本体容器と、この水に電
    流を流して電解水を生成する複数の電解用電極と、この
    電解用電極に電圧を印加する電源部とを具備して成るこ
    とを特徴とする義歯洗浄装置。
  2. 【請求項2】 電解用電極間には隔膜を設けないことを
    特徴とする請求項1に記載の義歯洗浄装置。
  3. 【請求項3】 本体容器の下側に、電解用電極を収めた
    電極室が配置されていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の義歯洗浄装置。
  4. 【請求項4】 本体容器と電極室との間に通孔を有する
    電解用電極カバーが配置されていることを特徴とする請
    求項3に記載の義歯洗浄装置。
  5. 【請求項5】 本体容器の上部に設けられた開閉自在な
    蓋体に電解用電極が突設されていることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の義歯洗浄装置。
  6. 【請求項6】 本体容器内に仕切りが設けられているこ
    と特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の義歯洗
    浄装置。
  7. 【請求項7】 義歯を収納するカゴが本体容器内に着脱
    自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃
    至6のいずれかに記載の義歯洗浄装置。
  8. 【請求項8】 上記カゴが、本体容器の上部に設けられ
    た開閉自在な蓋体に一体に取着されることを特徴とする
    請求項7に記載の義歯洗浄装置。
  9. 【請求項9】 添加剤を本体容器内に供給する添加剤供
    給手段を備えることを特徴とする請求項1乃至8のいず
    れかに記載の義歯洗浄装置。
  10. 【請求項10】 上記添加剤供給手段にて本体容器内に
    供給される添加剤には次亜塩素酸により酸化される色素
    が含まれることを特徴とする請求項9に記載の義歯洗浄
    装置。
  11. 【請求項11】 添加剤供給手段として、本体容器と本
    体容器の上部に設けられた開閉自在な蓋体との間に配置
    される添加剤供給タンクと、添加剤供給タンクから添加
    剤を本体容器内に供給する添加剤供給釦とを具備して成
    ることを特徴とする請求項9又は10に記載の義歯洗浄
    装置。
  12. 【請求項12】 上記電源部が、電解用電極への電圧の
    印加方向を切り替えることができる手段を有することを
    特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の義歯洗
    浄装置
  13. 【請求項13】 上記電源部が、電解用電極への電圧の
    印加方向の切り替え時に電解用電極間に一定時間通常の
    電解時の電流以上の電流を流す手段を有することを特徴
    とする請求項12に記載の義歯洗浄装置
  14. 【請求項14】 本体容器内の水に超音波振動を伝播さ
    せる手段を備えることを特徴とする請求項1乃至13の
    いずれかに記載の義歯洗浄装置。
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