JP4921834B2 - X線コンピュータ断層撮影診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、臨床にて造影検査に用いる際、最適な撮影タイミングをとらえるための、ボーラストラッキング補助機能に関するもので、特に、X線を生体に照射し体内の情報を画像として得る、医用X線コンピュータ断層撮影診断装置に関するものである。
X線コンピュータ断層撮影診断装置での造影剤撮影では、被検体に投与した造影剤が撮影部位に流入するタイミングで、診断用画像を撮影するためのスキャン(メインスキャン)を行うことが重要である。このため、メインスキャンの前に、予備のスキャン(プレップスキャン)を行い、このプレップスキャンにより測定されるCT値の変化に基づいて造影剤の流入を検出し、これに応じてメインスキャンを自動的に開始する技術が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
一般には、プレップスキャンはメインスキャンの対象となる部位とは異なる部位を対象として行われる。例えば、メインスキャンにより肝臓を撮影する場合、プレップスキャンは腹部大動脈を対象として行われる。このため、プレップスキャンにより測定されるCT値が閾値を超えた後、更に一定時間が経過したタイミングよりメインスキャンを開始する。これは、撮影部位に造影剤が十分に流入するのを待つためである。
特開2003−245275
ところで、近年、マルチスライスCT(以下MSCT)の多列化により、短時間で薄いスライスを用いた広範囲撮影が可能となっている。これにより、シングルスライスCT時代には起こらなかった造影剤の撮影タイミングが難しくなっている。
図8は、従来の一般的なボーラストラッキングによる被検体の概略断面図である。
CT造影検査では、造影剤と称されるX線の吸収差を作る薬剤が用いられて、血流情報が、図8に示されるように画像化される。このように、被検体100の横断像上で、造影剤101により動脈にROIが設定され、被ばくが少ない低線量モードで血中のCT値の測定が行われる。
図9は、この測定値を、横軸が時間、縦軸がCT値の経時的変化として表したグラフである。このグラフに於いて、血管内腔が十分に造影剤で染まる閾値(HU)をCT値が超えたとき(t0 )に動脈相の撮影が開始され、次いで体内での造影剤の流れを追いかけてヘリカルスキャンが行われる。
このように、ボーラストラッキングの開始後にはすぐ動脈相の撮影に入るため、撮影条件の変更は不可能となる。実際、臨床に於いて、体重、体表面積、循環血液量、心拍数、心拍出量、血管径、心駆出率、血流速度、疾患、血管確保の位置といった体内の血流動態の差異により、造影剤の到達時間の遅延が数多く報告されている。臨床に於いては、患者に侵襲的な検査を受けてもらう以上、結果が求められるため、造影剤を追い越して撮影を継続することや、染まりすぎたタイミングで撮影を行うといったことを低減させていく必要がある。
ところが、上述した従来技術に於いては、ボーラストラッキング開始後に撮影条件を変更することができず、被検者の個人差による造影剤注入条件(造影剤濃度、注入レート、注入法、血管確保部位)や造影剤動態により、最適な撮影タイミングに撮影条件を合わせることができない場合があった。また、手動で患者の体格、循環機能の情報より、造影条件や撮影条件を決定する必要があり、検査が煩雑になっていた。
したがって本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、造影剤条件、ボーラストラッキングのCT値計測データや、患者の体格、循環機能を基に、撮影条件を最適化することにより最適なタイミングを合わせる機能と検査の煩雑化を改善したX線コンピュータ断層撮影診断装置を提供することである。
本発明のX線コンピュータ断層撮影診断装装置は、第1の局面においては、造影剤を用いて診断用の断層像を撮影するためのメインスキャンに先立ってボーラストラッキングを行うX線コンピュータ断層撮影診断装置に於いて、前記ボーラストラッキングの状態に応じて、前記メインスキャンの撮影開始タイミングを制御する制御手段を具備し、前記制御手段は、前記ボーラストラッキング開始されて前記被検体のCT値が所定の閾値に到達するまでの時間を検出し、該検出された時間に応じて、前記ボーラストラッキング終了後から前記メインスキャン開始までの休止時間を変更することを特徴とする。
本発明のX線コンピュータ断層撮影診断装装置は、第2の局面においては、造影剤を用いて診断用の断層像を撮影するためのメインスキャンに先立ってボーラストラッキングを行うX線コンピュータ断層撮影診断装置に於いて、前記ボーラストラッキングの状態に応じて、前記メインスキャンの撮影開始タイミングを制御する制御手段を具備し、前記制御手段は、前記ボーラストラッキング開始されて前記被検体のCT値が所定の閾値に到達するまで間で前記CT値の経時的変化曲線の傾きを検出し、該検出された傾きに応じて、前記ボーラストラッキング終了後から前記メインスキャン開始までの休止時間を変更することを特徴とする。
本発明のX線コンピュータ断層撮影診断装装置は、第3の局面においては、造影剤を用いて診断用の断層像を撮影するためのメインスキャンに先立ってボーラストラッキングを行うX線コンピュータ断層撮影診断装置に於いて、前記ボーラストラッキングの状態に応じて、前記メインスキャンの撮影開始タイミングを制御する制御手段を具備し、前記制御手段は、少なくとも造影剤条件、被検体個人の体格、循環機能、病変、撮影部位に応じて、前記メインスキャンの撮影開始タイミングを決定する機能を有することを特徴とする。
本発明のX線コンピュータ断層撮影診断装装置は、第4の局面においては、造影剤を用いて診断用の断層像を撮影するためのメインスキャンに先立ってボーラストラッキングを行うX線コンピュータ断層撮影診断装置に於いて、前記ボーラストラッキングの状態に応じて、前記メインスキャンの撮影開始タイミングを制御する制御手段を具備し、前記制御手段は、少なくとも造影剤注入量、造影剤注入時間、造影剤注入速度、造影剤濃度、生理食塩水フラッシュの有無、造影剤の粘性、ボーラストラッキングにて収集したCT値の経時的変化曲線、画像、若しくは被検体個人の体重の1つに応じて、前記メインスキャンの撮影開始タイミングを変更することを特徴とする。
本発明によれば、造影剤条件、ボーラストラッキングのCT値計測データや、患者の体格、循環機能を基に、撮影条件を最適化することにより最適なタイミングを合わせる機能と検査の煩雑化を改善したX線コンピュータ断層撮影診断装置を提供することができる。
また、CT造影検査を行う際、施設や検査者による経験的な造影法によらず、対象疾患に最適なタイミングで撮影することが可能となる。更に、検査の操作が簡便になる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るX線コンピュータ断層撮影診断装置(X線CT診断装置)の主要部の構成を示すブロック図である。
図1に於いて、本実施形態のX線CT診断装置は、スキャンガントリ1と、コンピュータ装置3とから構成される。スキャンガントリ1は、被検体に関する投影データを収集するための構成要素である。スキャンガントリ1で収集された投影データは、コンピュータ装置3での画像再構成及びリアルプレップ等の処理に供される。
スキャンガントリ1は、寝台10、X線管装置11、X線検出器12、架台回転駆動部13、高電圧発生部14、寝台駆動部15及びデータ収集部16を含んで構成される。
スキャンガントリ1に於いて、X線管装置11及びX線検出器12は、図示されない円環状の回転架台に対向関係で搭載されている。回転架台は、架台回転駆動部13により駆動されて回転する。このとき、X線管装置11とX線検出器12とが、同一の回転軸RAの軸周りを回転する。スキャンガントリ1は、X線管装置11及びX線検出器12の回転軌道の内側に、空洞(撮影口)を形成している。
X線管装置11は、X線管21及びX線フィルタ22を有している。X線管21は、高電圧発生部14から電力供給を受けて、X線検出器12に向けてX線を放射する。X線フィルタ22は、被曝低減のために低エネルギ成分を除去するものである。高電圧発生部14は、高電圧変圧器、フィラメント電流発生器及び整流器を備えている。
この他に高電圧発生部14は、管電圧及びフィラメント電流を任意にまたは段階的に調整するために、管電圧切換器及びフィラメント電流切換器等を備えている。
X線検出器12は、複数のX線検出素子列を回転軸RAに沿う方向に配列して構成される。X線検出器12は、入射するX線を検出して、その強度に応じた電気信号を出力する。
被検体は、寝台10の天板20に載置される。寝台10は、寝台駆動部15により駆動されて、天板20をその長手方向(図1に於いて左右方向)に移動する。通常、この長手方向が回転軸RAと平行になるように寝台10が設置される。また、通常、被検体は、その体軸が回転軸RAに沿うように天板20に載置される。かくして、被検体は、天板20の移動に伴ってスキャンガントリ1の空洞内に挿入される。
データ収集部16は、X線検出器12の出力を収集し、コンピュータ装置3に供給する。尚、X線検出器12とデータ収集部16との間には、スリップリングや光通信等を用いたインターフェースが介挿される。これにより、データ収集部16は、回転架台を連続回転させながら、X線検出器12の出力を収集できる。
コンピュータ装置3は、ガントリ制御部31、前処理部32、画像再構成部33、表示部34及び操作パネル35を備えている。これらのガントリ制御部31、前処理部32、画像再構成部33、表示部34及び操作パネル35は、データ/制御バス36を介して互いに接続されている。
スキャンガントリ1からコンピュータ装置3に供給されたデータは、前処理部32を介して、投影データとして画像再構成部33に供給される。画像再構成部33では、上記の投影データに基づいて断層画像データが再構成される。断層画像データは、表示部34に表示されると共に、ガントリ制御部31にも供給されてメインスキャン開始のタイミングを決定するための処理のために使われる。
操作パネル35は、操作者が、例えばメインスキャンの条件やプレップ処理の条件を始め様々な情報や各種指示を入力するために設けられている。この操作パネル35は、操作画面を備えている。
ガントリ制御部31は、プレップスキャンやメインスキャンを行うようにスキャンガントリ1の動作を制御するものである。ガントリ制御部31は、更に以下のような機能を備えている。
その1つ目の機能は、プレップスキャンにより得られた画像に基づいて血流の速さを判定する。2つ目の機能は、判定した血流の速さに基づいて、プレップスキャンを終了してからメインスキャンを開始するまでの待ち時間を決定する。3つ目の機能は、上記の待ち時間により決定されるメインスキャンの開始タイミングに同期して、メインスキャンに関するガイダンスを出力する。4つ目の機能は、判定した血流の速さに基づいて、メインスキャンの際に於ける回転軸RAに沿う方向のスキャンの速度、すなわち天板20の移動速度を決定する。5つ目の機能は、メインスキャンの際に於ける天板20の移動速度を、上記の決定した速度とする。6つ目の機能は、メインスキャンの際に於ける天板20の移動速度に応じて、回転軸RAに沿う方向についての単位時間当たりの情報収集密度を変化させる。
次に、以上のように構成されたX線CT診断装置の動作について説明する。
本発明は、上述した従来技術に対して、以下の処理を追加している。すなわち、
(1)造影条件から撮影条件を設定し、ボーラストラッキングの最中に手動で撮影条件を変更する。
これは、i)被検体の体格、循環機能情報、病変、撮影部位の情報をCT装置若しくはインジェクタのインターフェースより設定し、自動で造影剤条件を設定する。また、この被検体の体格、循環機能情報、病変、撮影部位の情報と造影剤条件とにより、撮影条件を設定しボーラストラッキングのCT値の経時的変化の曲線(time density curve;TDC)を使用して撮影条件を変更する。
ii)被検体の体格と循環機能とボーラストラッキングの移動平均をしたCT値計測データから得られる曲線から傾きを検出、また、ボーラストラッキング開始〜閾値に到達するまでの時間を検出する。
iii)撮影範囲、息止め可能時間、上記ii)のデータを基に最適な撮影条件へ変更する。
(2)造影条件から撮影条件を設定し、ボーラストラッキングの最中に手動で撮影条件を変更する。
i)造影条件を設定する。これにより撮影条件を設定する。
ii)ボーラストラッキングの最中にボーラストラッキングで得られる画像データとCT値の経時的変化の曲線を目視してユーザが撮影条件を手動で変更する。
このように、造影剤動態といった個体差に依存する検査を標準化し、診断に寄与しうる画質を常に臨床現場に提供できるような補助機能を追加している。
以下、図2のフローチャートを参照して、本発明の第1の実施形態によるX線CT診断装置の処理の流れについて説明する。
本シーケンスが開始されると、先ず、ステップS1にて、操作者により撮影プランが作成されるべく、患者の体格、循環機能、病変、撮影部位により造影条件が設定される。そして、この造影条件のパラメータと患者により自動で撮影条件が設定される。これらは、操作者が、コンピュータ装置3の表示部34の表示画面を参照しながら、操作パネル35の入力操作をすることによって行われる。
例えば、上述した造影条件を変更すると、撮影条件設定が変化する。また、造影剤注入時間を変更すると、ボーラストラッキング後の休止時間、間欠スキャン時間、ボーラストラッキング前休止時間、ボーラストラッキング時の閾値等が変化する。また、造影剤注入時間の代わりに造影剤量としてもよい。造影剤の注入速度を変更すると、傾き算出の補正係数、ボーラストラッキング時の閾値が変化する。
また、造影剤濃度を変更すると、傾き算出の補正係数、ボーラストラッキング時の閾値が変化する。更に、生理食塩数フラッシュの有無によりボーラストラッキング後の休止時間が、造影剤の粘性によりボーラストラッキング後の休止時間が変化する。
このようにしてプランが作成されたならば、ステップS2にて、撮影範囲決定のための位置決め画像であるスキャノが撮影される。次いで、ステップS3にて、ガントリ制御部31により、1スライス分のプレップスキャンが行われるようにスキャンガントリ1が動作されて、非造影相による撮影が行われる。そして、ステップS4では、非造影相にて作成された画像から、ボーラストラッキング断面と閾値が設定される。
ステップS5では、インジェクタ同期がかけられて、被検体への造影剤注入が行われると共に、ボーラストラッキングにて、被検体の血中のCT値の計測が開始される。次いで、ステップS6に於いて、CT値の経時的変化の曲線の移動平均が行われながら、図3に示されるように、CT値の経時的変化の曲線は上昇してボーラストラッキングが行われる。
図3は、横軸を時間、縦軸をCT値として、CT値の経時的変化を表したグラフである。ここでは、ボーラストラッキング開始から時間t1 にて上記経時的変化の曲線(CT値)が所定の閾値(THt )に到達するまでの時間(A)が検出される。その結果、ステップS7にて、CT値が所定の閾値(THt )に到達するまでの時間が検出されるまでは、上記ステップS6及びS7の処理が繰り返される。
そして、ステップS7にて、時間t2 にてCT値が所定の閾値(THt )に到達するまでの時間(B)が検出されたならば、ステップS8に移行する。このステップS8では、パラメータである撮影範囲、息止め可能時間、循環機能、ボーラストラッキング開始から経時的変化曲線が閾値に到達するまでの時間を基に、ガントリ制御部31によって最適な撮影条件へ変更される。
ガントリ制御部31では、例えば、パラメータとして得られたデータにより撮影条件が変更されるが、撮影範囲ではHP、列数、寝台速度、画像収集スライス厚、ボーラストラッキング後の休止時間、撮影範囲が変更される。ボーラストラッキング開始から経時的変化曲線が閾値に到達するまでの時間を変更すると、ボーラストラッキング後の休止時間が変化する。そして、心拍数と心拍出量、血圧、血液の粘性等を変更すると、それぞれボーラストラッキング後の休止時間が変化する。
次に、ステップS9に於いて上述した経時的変化曲線にて予め設定された閾値THh にCT値が到達したならば、ステップS10に移行して、トリガがかかったのでヘリカルスキャン(メインスキャン)が開始される。つまり、ボーラストラッキング後の休止時間を変化させることによって、ヘリカルスキャンによる撮影開始時間が変更可能になる。したがって、ヘリカルスキャンによる最適な撮影開始時間を得るために、ボーラストラッキング後の休止時間を変更するようにしている。その後、ヘリカルスキャンが行われて撮影が終了すると、本シーケンスが終了する。
このように、本実施形態では、上述したヘリカルスキャンを開始する撮影タイミングを合わせるため、図4の対応表に示されるように、ボーラストラッキング後の休止時間(図3のB)を変更している。これは、造影剤の注入開始からボーラストラッキング終了までの時間(図3のA)が長い患者は、多くの症例に比べ、ボーラストラッキングが完了して造影剤のコントラストのピークに到達するまでの時間(B)が遅い場合が多いからである。本実施形態に於けるX線CT診断装置では、コンピュータ装置3により、図4の対応表に従って自動的にボーラストラッキング後の休止時間(B)を決定することで、撮影タイミングを合わせるようにしている。これにより、造影剤条件に応じて最適なタイミングで検査を行うことができ、検査の煩雑化を改善することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
上述した第1の実施形態では、造影剤の注入開始からボーラストラッキング終了までの時間を、所定の閾値を設定して検出していたが、以下に述べる第2の実施形態では、CT値の経時的変化の曲線の傾きを検出することによって求めている。
尚、本第2の実施形態に於いて、X線CT診断装置の構成については、図1に示される第1の実施形態のX線CT診断装置の構成と同じであるので、同一の部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明は省略する。
図5は、本発明の第2の実施形態によるX線CT診断装置の処理の流れについて説明するフローチャートである。
尚、図5のフローチャートに於けるステップS21〜S26及びステップS29〜S30の処理動作は、図2のフローチャートに於けるステップS1〜S6及びステップS9〜S10と同じであるので、それぞれ対応するステップ番号を参照するものとして、その説明は省略する。
ステップS21〜S25に於いて、撮影条件の設定、スキャノ撮影、非造影相の撮影、造影剤の注入及びボーラストラッキングが実行される。次いで、ステップS26に於いて、CT値の経時的変化の曲線の移動平均が行われると共に、図3に示されるように、CT値の経時的変化の曲線は上昇してボーラストラッキングが行われる。ここでは、ボーラストラッキング開始から上記経時的変化の曲線(CT値)の傾きが検出される。この傾きは、ボーラストラッキングの終了直前(CT値が所定の閾値(THt )に到達する直前)の傾きである。その結果、ステップS27にて、経時的変化の曲線の傾きが検出されるまでは、上記ステップS26及びS27の処理が繰り返される。
そして、ステップS27にて、上記経時的変化の曲線の傾きが検出されたならば、ステップS28に移行する。このステップS28では、撮影範囲、息止め可能時間、循環機能、傾きを基に、最適な撮影条件へ変更される。
例えば、得られたデータにより撮影条件のパラメータが変更されるが、撮影範囲と傾きではHP、列数、寝台速度、画像収集スライス厚、ボーラストラッキング後の休止時間、撮影範囲が変更される。そして、心拍数と心拍出量、血圧、血液の粘性等を変更すると、それぞれボーラストラッキング後の休止時間が変化する。
その後、ステップS29に於いて上述した経時的変化曲線にて予め設定された閾値THh にCT値が到達したならば、ステップS30にてヘリカルスキャン(メインスキャン)が開始される。そして、ヘリカルスキャンが行われて撮影が終了すると、本シーケンスが終了する。
このように、第2の実施形態によれば、CT値の経時的変化の曲線の傾きを検出し、この検出結果に応じてボーラストラッキング後の休止時間を変更している。この第2の実施形態によっても、上述した第1の実施形態と同様に、造影剤条件に応じて最適なタイミングで検査を行うことができ、検査の煩雑化を改善することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
上述した第1及び第2の実施形態では、ボーラストラッキング後の休止時間の決定の方法について説明したが、以下に述べる第3の実施形態では、ボーラストラッキング後の休止時間を変更する造影剤条件を、上述した第1、第2の実施形態と異ならせている。
尚、本第2の実施形態に於いて、X線CT診断装置の構成については、図1に示される第1の実施形態のX線CT診断装置の構成と同じであるので、同一の部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明は省略する。
図6は、本発明の第3の実施形態によるX線CT診断装置の処理の流れについて説明するフローチャートである。
尚、図6のフローチャートに於けるステップS41〜S46及びステップS49〜S50の処理動作は、図2のフローチャートに於けるステップS1〜S6及びステップS9〜S10と同じであるので、それぞれ対応するステップ番号を参照するものとして、その説明は省略する。
ステップS41〜S45に於いて、撮影条件の設定、スキャノ撮影、非造影相の撮影、造影剤の注入及びボーラストラッキングが実行される。次いで、ステップS46に於いて、CT値の経時的変化の曲線の移動平均が行われると共に、図3に示されるように、CT値の経時的変化の曲線は上昇してボーラストラッキングが行われる。ここでは、ボーラストラッキング開始から時間t1 にて上記経時的変化の曲線(CT値)が所定の閾値(THt )に到達するまでの時間が検出される。或いは、ボーラストラッキング開始から上記経時的変化の曲線(CT値)の傾きが検出されるようにしてもよい。その結果、ステップS47にて、CT値が所定の閾値(THt )に到達するまでの時間が検出される、或いは経時的変化の曲線の傾きが検出されるまでは、上記ステップS46及びS47の処理が繰り返される。
そして、ステップS47にて、上記CT値が所定の閾値(THt )に到達したか、或いは経時的変化の曲線の傾きが検出されたならば、ステップS48に移行する。このステップS48では、造影剤量、造影剤の注入速度、CT値、患者の体重、スキャン時間を基に、最適な撮影条件へ変更される。これらの造影剤量、造影剤の注入速度、CT値、患者の体重、スキャン時間によって、それぞれボーラストラッキング後の休止時間、撮影範囲が変化する。
例えば、体重が異なる患者の場合、図7に示される表のように、造影剤の注入速度を変更する必要がある。これは、血液の総量は体重におよそ比例していると考えられており、患者毎の造影剤コントラストを高く保ち、且つ、できるだけ少ない造影剤で効果的に診断を行うために、血液中の造影剤濃度を一定にする必要があるからである。
したがって、操作者は、予め操作パネル35によって、図7の表に従った入力操作を行う。この場合、患者の体重が45kg以下の場合は造影剤注入速度は2.5ml/s、46〜119kgの場合は3ml/s、そして120kg以上の場合は4ml/sに、それぞれ設定される。
そして、ボーラストラッキング後の休止時間は、
休止時間B=(造影剤量/注入速度)−0.75*スキャン時間
で求められる。
その後、ステップS49に於いて上述した経時的変化曲線にて予め設定された閾値THh にCT値が到達したならば、ステップS50にてヘリカルスキャン(メインスキャン)が開始される。そして、ヘリカルスキャンが行われて撮影が終了すると、本シーケンスが終了する。
このように、第3の実施形態によれば、手動で患者の体重に対応した造影剤の注入速度を設定して非常に検査を煩雑にしていたのが、自動的に注入速度を設定することができるので、検査を簡便にすることができる。
以上述べた実施形態によれば、ボーラストラッキング開始後に於いて、撮影条件を自動的に変更するので、メインスキャンによる撮影タイミングが早すぎたり、遅すぎたりすることによる血管内腔の造影ムラをなくし、対象部位で描出不良の場合の追加撮影を防ぐことができる。また、過剰被ばくの面からも有用と考えられる。更に、最適なタイミングで撮影できることで、造影剤注入量を低減し、造影剤アレルギーによる副作用を減らすことにも有用である。
そして、これらのことを実現することで、より患者に優しい検査を行うことが可能になる。
尚、上述した実施形態に於いては、ボーラストラッキング後の休止時間の変更は、コンピュータ装置3(ガントリ制御部31)で行っている例で説明したが、これに限られるものではなく、操作者が手動により変更してもよいものである。例えば、図4に示されるような対応表に従って行えば、手動による変更も可能である。
また、それぞれパラメータに対する計算式やテーブルをコンピュータ装置に持たせてもよく、これにより自動的に造影条件や撮影条件を決定することができる。
また、撮影条件を決定する際に、考慮されるパラメータは、造影剤条件(造影剤注入時間、造影剤注入速度、造影剤濃度、生食フラッシュの有無、造影剤の粘性、造影剤注入量、造影剤の種類)、個人の体格(息止め時間、体重、身長、体表面積)、循環機能(心拍数、心拍出量、血圧、血液の粘性、血圧)、病変、撮影部位(ボーラストラッキングにて設定した閾値、収集したCT値の経時的変化曲線の傾き、造影剤注入開始またはボーラストラッキング開始から終了するまでの時間、設定した閾値)に限られるもではない。加えて、これらの造影条件に応じた撮影条件(ボーラストラッキング前の休止時間、ボーラストラッキング時の間欠スキャンの時間と閾値、ボーラストラッキング後の休止時間、メインスキャン速度、メインスキャン範囲、収集列数、収集スライス厚)も上述したものに限られるものではない。
更に、造影検査の対象とする部位は、心臓、腹部(肝臓、膵臓、腎臓、胆嚢)、下肢等である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態以外にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
更に、上述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に係るX線コンピュータ断層撮影診断装置(X線CT診断装置)の主要部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態によるX線CT診断装置の処理の流れについて説明するフローチャートである。 横軸を時間、縦軸をCT値として、CT値の経時的変化を表したグラフである。 造影剤注入開始からボーラストラッキング終了までの時間と、ボーラストラッキング後からメインスキャンが開始されるまでの休止時間との対応を示した表である。 本発明の第2の実施形態によるX線CT診断装置の処理の流れについて説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施形態によるX線CT診断装置の処理の流れについて説明するフローチャートである。 患者の体重と造影剤の注入速度との対応を示した表である。 従来の一般的なボーラストラッキングによる被検体の概略断面図である。 従来のボーラストラッキングによるCT値の経時的変化を表したグラフである。
符号の説明
1…スキャンガントリ、3…コンピュータ装置、10…寝台、11…X線管装置、12…X線検出器、13…架台回転駆動部、14…高電圧発生部、15…寝台駆動部、16…データ収集部、20…天板、21…X線管、22…X線フィルタ、31…ガントリ制御部、32…前処理部、33…画像再構成部、34…表示部、35…操作パネル、36…制御バス。

Claims (4)

  1. 造影剤を用いて診断用の断層像を撮影するためのメインスキャンに先立ってボーラストラッキングを行うX線コンピュータ断層撮影診断装置に於いて、
    前記ボーラストラッキングの状態に応じて、前記メインスキャンの撮影開始タイミングを制御する制御手段を具備し、
    前記制御手段は、前記ボーラストラッキング開始されて前記被検体のCT値が所定の閾値に到達するまでの時間を検出し、該検出された時間に応じて、前記ボーラストラッキング終了後から前記メインスキャン開始までの休止時間を変更することを特徴とするX線コンピュータ断層撮影診断装置。
  2. 造影剤を用いて診断用の断層像を撮影するためのメインスキャンに先立ってボーラストラッキングを行うX線コンピュータ断層撮影診断装置に於いて、
    前記ボーラストラッキングの状態に応じて、前記メインスキャンの撮影開始タイミングを制御する制御手段を具備し、
    前記制御手段は、前記ボーラストラッキング開始されて前記被検体のCT値が所定の閾値に到達するまで間で前記CT値の経時的変化曲線の傾きを検出し、該検出された傾きに応じて、前記ボーラストラッキング終了後から前記メインスキャン開始までの休止時間を変更することを特徴とするX線コンピュータ断層撮影診断装置。
  3. 前記メインスキャンの撮影開始タイミングは、操作パネルの入力操作によって設定変更可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のX線コンピュータ断層撮影診断装置。
  4. 対象とする部位は、少なくとも心臓、腹部、下肢であることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のX線コンピュータ断層撮影診断装置。
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