JP4921344B2 - 検査ソケット - Google Patents

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本発明は、たとえば携帯電話機に組み込まれる増幅回路やミキサ回路、フィルタ回路、メモリ、CPUなど、高周波・高速用(アナログで周波数の高いものを高周波といい、デジタルでパルス幅およびパルス間隔が非常に短いものを高速という、以下両方纏めてRFともいう)回路のモジュールやICなどを回路基板などに組み込む前にその電気的特性を検査する場合に、その被検査デバイスと検査装置との接続を確実にする高周波・高速用デバイスの検査ソケットに関する。さらに詳しくは、被検査デバイスの電極端子間のピッチが0.3mm程度以下と非常に狭ピッチ化した場合に対応させるため、接続用のコンタクトプローブを、空隙を介して金属ブロックの貫通孔内に保持する構造でも、コンタクトプローブと金属ブロックとの接触事故が起きないように改善された構造の検査ソケットに関する。
半導体ウェハ、ICあるいはモジュールなどのRF用デバイスの電気的特性を検査する場合、とくに端子部の接触状態が充分でないとインピーダンスなどが変化し測定値が変動するため、たとえば図8(a)に示されるように、金属ブロック2の内部にコンタクトプローブ1(1SIG、1POW、1GND)を固定した検査ソケットが用いられ、その上面のデバイスガイド板9で囲まれた凹部内に図示しない被検査デバイスを押し付け、ソケットの下側に図示しない検査装置と接続された配線基板が設けられ、被検査デバイスの電極端子と、配線基板の配線とを、コンタクトプローブ1を介して接続することにより行われる。この被検査デバイスの電極端子には、信号用、電源用、グランド用があり、グランド用電極端子に接続されるコンタクトプローブ1GNDは、金属ブロック2と接続されるように設けられる必要がある一方、信号用および電源用の電極端子と接続されるコンタクトプローブ1SIG、1POWは、金属ブロック2とは接触しないように挿入される必要がある。また、被検査デバイスが、RF信号を含んでいる場合、そのRF信号用電極端子と接続されるコンタクトプローブ1SIGは高周波特性を良好に維持するように特定インピーダンスの同軸構造にする必要がある。特定インピーダンス(たとえば50Ω)の同軸構造にするには、中心導体の外形dと外部導体の内径Dとの間には、その間の誘電体の比誘電率をεとして、次式(1)の関係を満たす必要がある。そのため、狭い間隔で同軸構造にするため、誘電体としてできるだけ比誘電率の小さい空気になるように、図8(b)に示される絶縁性の押え板31に形成した凹部33による支持や、図示されていないが金属板や金属ブロックに凹部を形成してその凹部内に絶縁スペーサを挿入して支持する構造や、コンタクトプローブ1の周囲にOリングを挿入して支持する構造などが考えられ、図8(b)に示されるように、信号用コンタクトプローブ1SIGを金属ブロック2の貫通孔24の内径と同心に保持しながら中空状態で支持することにより、εを殆ど1として貫通孔24の内径を小さくする構造が採用されている(たとえば特許文献1参照)。なお、図8(b)で16は、電源用コンタクトプローブ1POWの周囲に被せられた絶縁チューブを示している。
Figure 0004921344
特開2006−098375号公報
ところが、最近の電子機器の高集積化および小型化の要請により、電極端子のピッチが非常に小さくなる傾向にあり、0.4mmピッチでも満足されず、0.3mmピッチ程度以下のものが要求されてきている。このような狭い電極間ピッチ構造で同軸構造の寸法関係を満たすためには、たとえば図7(a)に示される構造で、コンタクトプローブの太さ(外径)dをφ0.11mm、金属ブロック2の貫通孔24の内径をφ0.25mmとする必要があり、コンタクトプローブ1と貫通孔24の内壁との間隔は0.07mm程度と非常に小さくなる。なお、コンタクトプローブ1の長さは、金属ブロック2の部分で5mm程度、押え板31、32の厚さはそれぞれ0.6mm程度である。しかも、コンタクトプローブは、製造時またはソケット組付け後の外因により、図7(b)に示されるように、最大のところで0.07mm以上の曲がり(コンタクトプローブ1の中心軸のずれ)が生じる場合があり、このような曲がりが生じると、金属ブロック2の貫通孔24の内壁と接触するという問題がある。すなわち、0.07mmの間隙しかない部分で、その間隙をさらに狭めるような0.07mm以上の曲がりが生じると、同軸構造の中心導体と外部導体とが短絡してしまい、電気信号を伝達することができなくなってしまう。しかも、このような0.3mmピッチ以下になると、コンタクトプローブ1自身が非常に細くなるため、前述の金属ブロックや金属板の凹部内に絶縁スペーサを挿入して固定する構造や、絶縁リングをコンタクトプローブ1に挿入する構造も採用することができなくなる。
このようなコンタクトプローブの曲がりによる金属ブロックとの接触の問題を防止しようとすると、電源用コンタクトプローブや低周波信号用プローブで通常用いられるように、ポリイミドチューブなど絶縁チューブをコンタクトプローブに被せる必要があるが、そのようなチューブはいくら薄くしても0.019mm程度はあり、隙間の1/4を誘電体で埋めてしまうことになり、中空にして誘電率を下げるという趣旨に反することになり、結局は高周波特性を劣化させてしまうという問題が生じる。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、近年の電極端子間隔が非常に狭い狭ピッチの電極端子を有するRF用デバイスを検査する場合でも、製造が簡単で、コスト高とならない同軸構造のコンタクトプローブを用いて、高周波特性を良好に維持しながら、信頼性の高い検査をすることができる検査ソケットを提供することを目的とする。
本発明による検査ソケットは、金属ブロックと、該金属ブロックの貫通孔内に空隙を介して設けられ、同軸構造の中心導体とする信号用コンタクトプローブと、該信号用コンタクトプローブを含むコンタクトプローブの軸方向および径方向の移動を押えるために前記金属ブロックの両面に設けられる絶縁性の押え板とを有し、前記金属ブロックの一面側に設けられる被検査デバイスの電極端子と該金属ブロックの他面側に設けられる検査装置と接続された配線基板の配線とを前記同軸構造のコンタクトプローブを介して接続し、前記被検査デバイスの特性検査を行う検査ソケットであって、前記金属ブロックの貫通孔を横切る面で前記金属ブロックが少なくとも2分割され、該少なくとも2分割された金属ブロックの分割面に、前記金属ブロックの貫通孔と同心になり、前記信号用コンタクトプローブの外径より大きく、前記貫通孔の内径より小さい孔があけられた絶縁シートを介在させて前記少なくとも2分割された金属ブロックが固定されている。
ここに金属ブロックとは、コンタクトプローブの周囲を被覆する平板状の金属部分を意味し、コンタクトプローブを押える固定構造部分を含まない。また、コンタクトプローブとは、たとえば金属パイプ内にスプリングを介してリード線(プランジャ)が設けられ、プランジャの一端部は金属パイプから突出するが、他端部は金属パイプから抜け出ないように形成されることにより、プランジャの一端部を押し付ければ金属パイプの端部まで引っ込むが、外力を解除すればスプリングの力によりプランジャが金属パイプから外方に突出する構造のように、リード線の先端が可動し得る構造のプローブを意味する。
前記金属ブロックが、該金属ブロックの厚さ方向における中央付近で2分割されてもよいし、略等間隔で3分割以上に分割されてもよい。
前記金属ブロックと前記絶縁性の押え板との間に、グランド用コンタクトプローブと接触し、他のコンタクトプローブとは接触しないように形成されたグランド板が介在され、前記絶縁シートに形成される孔が、全てのコンタクトプローブに対して同じ孔径で形成されてなることにより、被検査デバイスが異なり、電極端子の配置が異なっても、通常は端子の配置される位置は同じであるため、コンタクトプローブの位置を変えるだけで、絶縁シートは孔が共通となり、変更する必要がなくなる。
本発明によれば、コンタクトプローブの長さをほぼカバーする厚さの金属ブロックを2分割以上に分割し、その分割した面に絶縁シートを介在させ、しかも、その絶縁シートには、金属ブロックの貫通孔と同心で、かつ、コンタクトプローブの太さ以上で貫通孔の内径よりも小さい孔が貫通孔と同心になるように設けられているため、コンタクトプローブに曲がりがあっても、絶縁シートにより保持され、コンタクトプローブと金属ブロックとが接触して、同軸構造の中心導体と外部導体とを短絡させることはなくなる。その結果、近年の電子デバイスの高密度、高集積化に伴って、電極端子間が狭くなり、電極端子ピッチが0.3mm以下と非常に小さくなっても、また、何らかの外部要因により5mm程度の長さがあるコンタクトプローブに曲がりが生じても、2分割されて、その間に絶縁シートが介在されていることにより、2.5mm程度の長さのところで絶縁シートにより支えられることになり、また、5mmより長い場合でも、3分割以上にすることにより、コンタクトプローブの長さ2.5mm以下の長さごとに絶縁シートが介在することになり、コンタクトプローブと金属ブロックとを接触させる恐れを完全に除去することができる。しかも、コンタクトプローブを金属ブロックの貫通孔内に保持して、所定の特性インピーダンスの同軸構造を形成することができる。その結果、非常に高集積化されて電極端子ピッチが非常に狭くなったRF用デバイスの検査をする場合でも、非常に信頼性の高い検査をすることができる検査ソケットが得られる。
つぎに、図面を参照しながら本発明の検査ソケットについて説明をする。本発明の検査ソケットは、図1にその一実施形態である検査ソケットの一部拡大断面および金属ブロック部分の全体の断面の説明図、およびコンタクトプローブ部の一例の拡大断面説明図が示されるように、金属ブロック2と、その金属ブロック2の貫通孔24内に、コンタクトプローブ1が設けられ、その内のRF信号用コンタクトプローブ1SIG(以下、単に信号用コンタクトプローブ1SIGともいう)は貫通孔24内に空隙を介して設けられており、その金属ブロック2の一面側に設けられる被検査デバイスの電極端子と、金属ブロック2の他面側に設けられる検査装置と接続された配線基板の配線とを、RF信号用の場合には、貫通孔24を介して金属ブロック2との間で同軸構造としたコンタクトプローブ1SIGにより接続し、図示しない被検査デバイスの特性検査を行う検査用ソケットである。そして、本発明では、金属ブロック2の貫通孔24を横切る面で金属ブロックが少なくとも2分割され、該少なくとも2分割された金属ブロックの分割面のそれぞれに、金属ブロック2の貫通孔24と同心になり、信号用コンタクトプローブ1SIGの外径より大きく、貫通孔24の内径より小さい孔41があけられた絶縁シート4を介在させて少なくとも2分割された金属ブロックが固定されている。なお、図1に示される例は、2分割の例で、第1の分割ブロック21および第2の分割ブロック22に分割された例が示されている。
なお、図1(b)では、金属ブロック2の部分だけしか示されていないが、実際にはこの上面側に、図8(a)に示されるように、デバイスガイド板が設けられており、金属ブロック2の下面側に設けられる位置決めピン6を図示しない配線基板などの所定の位置に合せて配線基板の配線と各コンタクトプローブ1SIG、1POW、1GNDを接続させ、上部のデバイスガイド板の凹部内にICなど被検査デバイスを挿入することにより、被検査デバイスの電極端子とコンタクトプローブ1とを接続させて検査を行えるようにすることもできる。
コンタクトプローブ1は、たとえば図1(c)に一例の断面説明図が示されるように、金属パイプ13内にスプリング14とプランジャ11、12の一端部が収納され、金属パイプ13に設けられる括れ部13aによりプランジャ11、12が金属パイプ13から抜け出ないようにされると共に、スプリング14により外方に付勢されており、プランジャ11、12の先端部を押し付ければスプリング14が縮んで金属パイプ13内に押し込められ、力が加わらないときはプランジャ11の先端部がたとえば1mm程度突出する構造になっている。図1(c)に示される例では、両端にプランジャ11、12が設けられる構造になっているが、少なくとも被検査デバイスとの接触側の一方がプランジャ11となる構造になっていればよい。なお、金属パイプ13の長さは数mm程度〜10mm程度で、たとえば洋白(銅・ニッケル・亜鉛合金)により形成され、プランジャ11、12は、たとえばSK材またはベリリウム銅などからなる、0.1mm程度の太さの線材が用いられ、スプリング14はピアノ線などにより形成される。
このコンタクトプローブ1の構造は、信号用、電源用、およびグランド用のいずれの用途に対するものであっても、ほぼ同様の構造であるが、RF信号用コンタクトプローブ1SIGは、後述する金属ブロック2の貫通孔24の内壁を外部導体とする同軸構造にするため、その外径dと貫通孔24の内径Dは前述の式(1)を満たすように形成され、たとえば0.3mmピッチ(コンタクトプローブが0.3mmのピッチでマトリクス状に設けられるもの)の検査ソケットにする場合、dがφ0.11mmに形成され、貫通孔24の内径Dがφ0.25mm程度に形成されている。電源用およびグランド用のコンタクトプローブ1POW、1GNDは、できるだけ太い方がよく、ピッチに応じてRF信号用に形成される貫通孔24と同程度の貫通孔24に挿入される太さで形成される。なお、電源用コンタクトプローブ(図1(a)では図示せず)および低周波信号用で同軸構造にする必要のない信号用コンタクトプローブ(図示せず)は、金属ブロック2との間でショートしない程度の厚さの絶縁チューブ(図示せず)が被せられるか、前述のRF信号用と同様の構造(式(1)のようなdとDの関係を満たす必要はない)にされており、グランド用コンタクトプローブ1GNDは、後述するように、貫通孔24の内壁との接触をよくするため、リン青銅からなるグランドチューブ17が被せられるか、他の構造が採用される。
金属ブロック2は、被検査デバイスであるICやモジュールの電極端子と接触させるための信号用コンタクトプローブ1SIGや電源用コンタクトプローブ1POWなどを保持するもので、たとえばアルミニウムや真鍮などの金属体を用いることにより、前述のように、信号用コンタクトプローブ1SIGを挿入する挿入孔21の内壁を外部導体とし、信号用コンタクトプローブ1SIGを中心導体とする同軸構造にすることができる。
本発明では、この金属ブロック2が、通常は2分割、または3分割され、図1に示される例では、第1の分割ブロック21および第2の分割ブロック22の2分割で構成されている。その2体の金属ブロック21、22は、その間に絶縁シート4を挟んで、貫通孔24が繋がるように重ね合せて図示しない螺子などにより固定されている。この絶縁シート4は、後述するように、コンタクトプローブ1を貫通させる孔41を有しており、信号用コンタクトプローブ1SIGの曲がりによる金属ブロック2との接触を防止するものである。この金属ブロック2の平面的な大きさは、ICと配線が施された配線基板とを仲介するだけのICソケットや、同軸ケーブルなどが接続された基板と接続する検査ソケットなど、用途によって異なるが、通常は10〜30mm角程度の大きさに形成される。また、金属ブロック2の厚さは、分割する前の厚さで、3〜6mm程度のもので、通常は1/2または1/3程度に分割されるため、第1および第2の分割ブロック21、22は1.5mm〜2.5mm程度の厚さに形成される。
すなわち、線状のコンタクトプローブ1に曲がりが生じると、長さの中間部分が一番大きく撓むため、その大きく撓む部分で金属ブロックと接触しないようにすればよいことから、コンタクトプローブ1の長さの中間部、換言すると金属ブロック2の厚さの半分のところで分割して絶縁シート4を挟むのが一番効果的である。しかし、本発明者が鋭意検討を重ねて検討した結果、貫通孔24よりも孔径の小さい絶縁シート4によりコンタクトプローブ1の曲がりを保持し、コンタクトプローブ1自身非常に細いため、2分割にする場合でも、完全に中央部(1:1の厚さ)で分割しなくても、金属ブロック2の一面から30〜70%の中央付近の位置で分割して絶縁シート4を挿入すれば、接触事故を防止することができることを見出した。さらに、コンタクトプローブ1自身が非常に細くなっているため、コンタクトプローブ1の長さが長くなると、半分の長さでも、その中間でも撓みが生じてくる場合があり、前述の0.07mm程度の撓みは、コンタクトプローブ1の太さの20倍以上の長さになると簡単に生じることを見出した。その結果、0.11mm程度の太さのコンタクトプローブ1では、2.5mm以下程度の厚さごとに絶縁シート4が介在される必要があり、コンタクトプローブ1が長くなり、金属ブロック2の厚さが厚くなる場合には、3分割以上にして、分割ブロックの厚さが2.5mm以下になるように分割して、その分割面に絶縁シート4を介在させる必要がある。
押え板31、32は、コンタクトプローブ1が金属ブロック2から抜け出ないように押えて位置決めするもので、従来の押え板と同様の0.6mm厚程度の電気的絶縁性基板で形成され、コンタクトプローブ1の肩部、すなわち金属パイプ13の端部を嵌め合す凹部33が形成されると共に、プランジャ11、12を自由に貫通させる貫通孔34が形成されている。その結果、コンタクトプローブ1自身は軸方向および径方向にも固定されながら、プランジャ11、12は軸方向に自由に可動し得る構造になっている。この押え板31、32は、たとえばポリエーテルイミド(PEI)を用いれば、型成型で凹部33や貫通孔34を正確な位置で形成しながら、機械的強度も強く、1mm程度の厚さに形成すれば、数百本のコンタクトプローブ1がある場合でも、反りなどが生じることなく非常に安定して固定することができる。なお、図示されていないが、この押え板31、32は、金属ブロック2の貫通孔24などと正確に位置合せをして螺子などにより固定するため、図示しない位置決めピン挿入孔も形成されている。
絶縁シート4は、前述のように、金属ブロック2を分割した分割面に挟み込んで、中空で保持する信号用コンタクトプローブ1SIGに曲がりがあっても、コンタクトプローブ1SIGが金属ブロック2と接触しないようにするために設けられている。そのため、電気的絶縁性材料で、ある程度の機械的強度を有し、熱や経年変化による収縮などが起こりにくく、かつ、加工が容易な材料であることが好ましく、0.125mm厚のポリイミドシートが用いられる。この絶縁シート4には、前述の中空保持する信号用コンタクトプローブ1SIGの外径以上で、かつ、金属ブロック2に設けられる貫通孔24より小さい孔41が、信号用コンタクトプローブ1SIGなど、コンタクトプローブ1の位置に合せて形成されている。中空保持しない信号用コンタクトプローブ(図示せず)や電源用コンタクトプローブ1POWの位置の孔41は、信号用コンタクトプローブ1SIGの位置の孔径と同じにすることもできるが、後述するグランドチューブ17(図2(a)参照)を挿入する場合には、別の孔径にして、金属ブロック2の貫通孔24と同じ大きさ以上の孔に形成することもできる。絶縁シート4の孔41を全て同じ孔径にすれば、被検査デバイスの種類が変り、電極端子のピッチは同じであるが電極の種類が異なる場合でも共用することができるが、孔径を異ならせると、その被検査デバイスごとに製造し直さなければならない。このグランド用コンタクトプローブ1GND用の孔径に関しては後述する。このような金属ブロック2の貫通孔24の位置と合せて各孔41が形成された絶縁シート4は、前述の第1および第2の金属ブロック21、22の貫通孔24と位置決めピン5により位置合せをして、図示しない螺子などにより固定することにより、金属ブロック2内に絶縁シート4を挟み込んだものが形成される。位置決めピン5は、通常2本あれば、しっかりと位置決めをすることができるが、それより多くても構わない。
この絶縁シート4は、信号用コンタクトプローブ1SIGを確実に金属ブロック2と接触させないようにするには、厚い方が安全であるが、絶縁シート4を挟むこと自体、その絶縁シート4のところでは、部分的に外部導体が無い同軸構造になり、その厚さが厚くなればなるほど電気的特性が劣化することが予想され、絶縁シート4の機械的強度にもよるが、0.1〜0.2mm程度の厚さのものを用いることができる。
このような構造の検査ソケットでは、RF信号用プローブの周囲の金属ブロック2がRF的にグランド電位になっている必要がある。そのため、信号用コンタクトプローブ1SIGの周囲などにはグランド用コンタクトプローブ1GNDが設けられ、そのグランド用コンタクトプローブ1GNDと金属ブロック2とを接触させて、金属ブロック2のグランド電位を確保している。このグランド用コンタクトプローブ1GNDを金属ブロック2と電気的に接続する方法としては、図2(a)に示されるように、グランドチューブ17を介して接続する方法と、図2(b)に示されるように、グランド板18を介して接続する方法が考えられている。
図2(a)のグランドチューブ17は、スプリング性のある板状体により形成される、割りの入った円筒状のものを断面が楕円形状に押し潰したものでグランドチューブ17の内面および外面共にコンタクトプローブ1GNDおよび貫通孔24の内壁に確実に接触するように形成されているもので、このグランドチューブ17をグランド用コンタクトプローブ1GNDに挿入し、そのグランド用コンタクトプローブ1GNDを金属ブロック2の貫通孔24内に挿入することによりグランド用コンタクトプローブ1GNDと金属ブロック2とを電気的に接続している。そのため、絶縁シート4がこの貫通孔24内に延びていると、グランドチューブ17と金属ブロック2との接触が妨げられるので、絶縁シート4が貫通孔24の内側に露出しないようにする必要がある。すなわち、前述の信号用コンタクトプローブ1SIGの位置では、貫通孔24の孔径よりも小さい孔41が絶縁シート4に形成されているため、その孔41と同じ孔径にすると、グランドチューブ17と金属ブロック2との接触が不十分になる。そのため、このような構造の場合には、被検査デバイスの種類が変って、コンタクトプローブ1の位置が変るとその都度絶縁シート4を作り直さなければならないが、グランド用コンタクトプローブ1GNDの孔径は金属ブロック2の貫通孔24の孔径以上にしておく必要がある。
一方、図2(b)のグランド板18は金属ブロック2の外表面と押え板31、32の間に、グランド用コンタクトプローブ1GNDと接触し、他のコンタクトプローブ1とは接触しないように介在されている。グランド板18は、たとえば0.02〜0.05mm程度厚で、ニッケルメッキ下地で金メッキが施されたリン青銅板やステンレンス板などのバネ性のある薄い金属板からなり、グランド用コンタクトプローブ1GNDの部分に割りつき孔が形成されており、グランド用コンタクトプローブ1GNDと確実に接触するようになっている。このグランド板18は、金属ブロック2の上面および下面の両方に設けられているため、金属ブロック2の分割面に絶縁シート4が介在されていても、金属ブロック2の外表面とグランド用コンタクトプローブ1GNDとの間で確実に電気的接合を得ることができる。そのため、前述の絶縁シート4が貫通孔24内に突出していても、何ら支障はない。すなわち、この構造にすれば、前述の被検査デバイスの種類が変って、グランド電極端子位置や信号用電極端子位置が変っても、通常は電極端子の場所は同じになるように設計されるので、この絶縁シート4を種々の被検査デバイス用に共通化することができる。なお、図2において、その他の図1と同じ部分には、図1と同じ符号を付して、その説明を省略する。
前述のように、熱や経年的変化の影響を受け難いポリイミドシートで0.125mm厚のものを用いて、電気的特性への影響をシミュレーションにより調べた。この特性検討は、図1(a)の厚さが6.35mm(図7のモデルと同等)で、図5に示されるように、0.3mmピッチでコンタクトプローブ1が縦横3本づつマトリクス状に設けられ、その中心のRがRF信号用の前述の空隙を介して貫通孔24内に配置した信号用コンタクトプローブ1SIGであり、その周囲のGがグランド用コンタクトプローブ1GNDである。この構造で、信号用コンタクトプローブ1SIGに周波数を変えた信号を伝達した場合における、周波数(GHz)に対する挿入損失(dB)の変化、および周波数(GHz)に対する反射損失(dB)の変化を、本発明の0.125mm厚の絶縁シート挿入した場合(A)と、絶縁シートを挿入しない従来の構造(B)とで対比して、図3および図4に、それぞれ示す。
図3から明らかなように、7GHzまでは、挿入損失は従来構造と何ら差がなく、絶縁シート4を介在させたことによる弊害は現れていないことを示している。また、反射損失に関しても、図4から明らかなように、1〜10GHzの範囲では、絶縁シート4がある方が、若干反射損失が大きいが、ほぼ同等の損失といえる。すなわち、絶縁シート4の厚さが、金属ブロック2の厚さに比べて充分に薄ければ、絶縁シート4を金属ブロック2の分割面に挟み込むことによる電気的特性面への影響は殆どなく、コンタクトプローブ1と金属ブロック2との接触を完全に防止することができるという効果を得ることができる。
図1に示される例では、金属ブロック2が2分割された例であるが、前述のように、コンタクトプローブ1が長く、金属ブロック2の厚さが厚い場合には、分割ブロック21、22の厚さが2.5mm以下になるようにさらに分割する必要がある。その例が図6に示されている。すなわち、図6は3分割された例で、たとえば6mm厚程度の金属ブロック2が3分割され、それぞれが2mm厚程度の第1の分割ブロック21、第2の分割ブロック22および第3の分割ブロック23の3体で構成され、それぞれの分割面に絶縁シート4が介在されている。絶縁シート4は、前述と同様の孔41が形成され、2枚の絶縁シート4は全く同じ大きさの孔41が形成されている。この場合、絶縁シート4の位置は、コンタクトプローブ1の長さ方向の中央部の位置ではないが、2mm程度の等間隔で絶縁シート4が介在されているため、コンタクトプローブ1に曲がりが生じても、金属ブロック2の貫通孔24の内壁と接触することはない。この分割は、等分割での分割が効果的であるが、等分割に限るものではない。また、この分割は、3分割に限らず、さらに多く分割することもできる。この分割数が異なる以外は、図1に示される例と同じで、図1と同じ部分には同じ符号を付してその説明を省略する。
なお、図6に示される例では、グランド用コンタクトプローブ1GNDを金属ブロック2と接触させる構造にグランドチューブ17を用いる例で示されているが、図2(b)に示されるようなグランド板18を用いる場合には、第2分割ブロック22と接触するようなグランド板18を第2分割ブロック22のいずれかの面に介在させる必要がある。
本発明による検査ソケットの一実施形態の構成を示す断面説明図である。 図1のグランド用コンタクトプローブを金属ブロックと接触させる構造の例を示す説明図である。 本発明による絶縁シートを介在させたことによる挿入損失への影響を従来構造と比較して調べた結果を示す図である。 本発明による絶縁シートを介在させたことによる反射損失への影響を従来構造と比較して調べた結果を示す図である。 図3および図4の特性を調べたモデルのコンタクトプローブの配置を示す図である。 本発明による金属ブロックを分割する他の例を示す図である。 被検査デバイスの電極ピッチが0.3mmの場合の各部の寸法例と、そのときの問題点を示す図である。 従来のRFデバイス用検査治具の一例を示す構成説明図である。
符号の説明
1 コンタクトプローブ
11 プランジャ
13 金属パイプ
17 グランドチューブ
18 グランド板
2 金属ブロック
21 第1の分割ブロック
22 第2の分割ブロック
23 第3の分割ブロック
24 貫通孔
31 押え板
32 押え板
4 絶縁シート
41 孔
5 位置決めピン

Claims (4)

  1. 金属ブロックと、該金属ブロックの貫通孔内に空隙を介して設けられ、同軸構造の中心導体とする信号用コンタクトプローブと、該信号用コンタクトプローブを含むコンタクトプローブの軸方向および径方向の移動を押えるために前記金属ブロックの両面に設けられる絶縁性の押え板とを有し、前記金属ブロックの一面側に設けられる被検査デバイスの電極端子と該金属ブロックの他面側に設けられる検査装置と接続された配線基板の配線とを前記同軸構造のコンタクトプローブを介して接続し、前記被検査デバイスの特性検査を行う検査ソケットであって、前記金属ブロックの貫通孔を横切る面で前記金属ブロックが少なくとも2分割され、該少なくとも2分割された金属ブロックの分割面に、前記金属ブロックの貫通孔と同心になり、前記信号用コンタクトプローブの外径より大きく、前記貫通孔の内径より小さい孔があけられた絶縁シートを介在させて前記少なくとも2分割された金属ブロックが固定されてなる検査ソケット。
  2. 前記金属ブロックが、該金属ブロックの厚さ方向における中央付近で2分割されてなる請求項1記載の検査ソケット。
  3. 前記金属ブロックが、略等間隔で3分割以上に分割されてなる請求項1記載の検査ソケット。
  4. 前記金属ブロックと前記絶縁性の押え板との間に、グランドコンタクトプローブと接触し、他のコンタクトプローブとは接触しないように形成されたグランド板が介在され、前記絶縁シートに形成される孔が、全てのコンタクトプローブに対して同じ孔径で形成されてなる請求項1、2または3記載の検査ソケット。
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