JP4920916B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置、例えば、印刷装置、複写機、ファクシミリ装置、複合機等においては、画像形成ユニットが配設され、該画像形成ユニットに、感光体ドラム、転写ローラ、現像器、クリーニング装置等が配設され、前記感光体ドラムにトナー像が形成される。また、前記画像形成ユニットに隣接させて、露光装置、転写ローラ、定着装置等が配設され、前記感光体ドラムに形成されたトナー像は、用紙に転写された後、定着装置によって用紙に定着させられ、用紙上に画像が形成される。前記画像形成ユニットにおいては、ユニット本体に対してトナーカートリッジが着脱自在に配設され、該トナーカートリッジに収容された現像剤としてのトナーは、トナーカートリッジの下部に形成された供給口からユニット本体に供給される。
ところで、前記画像形成ユニットの温度が高なるのに伴って、前記トナーの温度が高くなると、トナーカートリッジ内で固化してしまう。そこで、前記トナーカートリッジに温度センサを配設し、トナーの温度が一定値以上になると、ファンを作動させてトナーカートリッジを冷却し、トナーを冷却するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−343884号公報
しかしながら、前記従来の画像形成装置においては、画像を形成する速度が高くなり、高速化するのに伴って、画像形成ユニットの温度が高くなったときの影響は、トナーカートリッジ内にとどまらず、他のトナーが移動する経路に及んでしまうことがある。その結果、特に、感光体ドラムの表面の温度が高くなると、トナーを吸引する静電特性が変動したり、トナーが溶融して感光体ドラムの表面に貼り付いてしまうフィルミング現象が発生したりして、画像品位が低下してしまう。
また、一般に、感光体ドラムは転写ローラ等の転写部材と接触又は近接させて配設されるので、感光体ドラムを冷却するための通風路を確保することができず、感光体ドラムの周囲に熱が溜まりやすい。その結果、画像形成ユニットを十分に冷却することができなくなってしまう。
本発明は、前記従来の画像形成装置の問題点を解決して、画像形成ユニットを十分に冷却することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像形成装置においては、現像剤像を形成する画像形成ユニットと、該画像形成ユニットと対向させて配設された転写部と、前記画像形成ユニットを冷却する冷却装置と、前記画像形成ユニットと転写部との当接及び離間を選択的に行うことによって離間部を形成する離間装置と、前記画像形成ユニットの温度を検出する温度検出部と、画像を形成する画像形成動作時及び画像を形成しない非画像形成動作時に、前記冷却装置を作動させて、画像形成ユニットを冷却するための送風を行う冷却処理手段とを有する。
そして、前記離間装置は、画像を形成しない非画像形成動作時に前記離間部を形成する。
また、定着器に近い画像形成ユニットの離間量は、他の画像形成ユニットの離間量より大きく設定される。
そして、前記冷却処理手段は、前記画像形成動作時に前記冷却装置を第1の送風量で作動させ、前記温度検出部によって検出された温度があらかじめ設定された温度より高くなって画像形成動作が停止させられ、前記離間装置によって離間部が形成されると、前記冷却装置を前記第1の送風量より大きい第2の送風量で作動させる。
本発明によれば、画像形成装置においては、現像剤像を形成する画像形成ユニットと、該画像形成ユニットと対向させて配設された転写部と、前記画像形成ユニットを冷却する冷却装置と、前記画像形成ユニットと転写部との当接及び離間を選択的に行うことによって離間部を形成する離間装置と、前記画像形成ユニットの温度を検出する温度検出部と、画像を形成する画像形成動作時及び画像を形成しない非画像形成動作時に、前記冷却装置を作動させて、画像形成ユニットを冷却するための送風を行う冷却処理手段とを有する。
そして、前記離間装置は、画像を形成しない非画像形成動作時に前記離間部を形成する。
また、定着器に近い画像形成ユニットの離間量は、他の画像形成ユニットの離間量より大きく設定される。
そして、前記冷却処理手段は、前記画像形成動作時に前記冷却装置を第1の送風量で作動させ、前記温度検出部によって検出された温度があらかじめ設定された温度より高くなって画像形成動作が停止させられ、前記離間装置によって離間部が形成されると、前記冷却装置を前記第1の送風量より大きい第2の送風量で作動させる。
この場合、温度検出部によって検出された温度があらかじめ設定された温度より高くなって画像形成動作が停止させられ、離間装置によって離間部が形成されると、冷却装置が第1の送風量より大きい第2の送風量で作動させられるので、画像形成ユニットを十分に冷却することができ、画像品位を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのカラーの印刷装置を使用して、画像を形成することによって印刷を行う場合について説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態における印刷動作時の印刷装置を示す断面図、図3は本発明の第1の実施の形態における印刷装置の制御ブロック図、図4は本発明の第1の実施の形態における非印刷動作時の印刷装置を示す断面図、図5は本発明の第1の実施の形態における昇降機構の動作を説明する第1の図、図6は本発明の第1の実施の形態における昇降機構の動作を説明する第2の図である。
図2及び4において、10は印刷装置の筐体、15Y、15M、15C、15Bkは、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色の画像形成部を構成する画像形成ユニットであり、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkは、記録媒体としての図示されない用紙の搬送方向において順に、かつ、隣接させて配設される。
各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkは、像担持体としての感光体ドラム14、該感光体ドラム14を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ16、前記感光体ドラム14に形成された静電潜像に現像剤としての図示されないトナーを付着させることによって現像を行い、現像剤像としての図示されないトナー像を形成する現像部材としての現像ローラ17、該現像ローラ17にトナーを供給するトナー供給部材としてのトナー供給ローラ17a、感光体ドラム14の表面に残留したトナーを除去する図示されないクリーニング装置、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkのユニット本体に対して着脱自在に配設され、各色のトナーを収容し、下部に形成された供給口からユニット本体内に供給するトナーカートリッジ15a等を備える。なお、前記現像ローラ17及びトナー供給ローラ17aによって現像器が構成される。
前記各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkと対向させて、露光装置としての印刷ヘッド20が配設され、該印刷ヘッド20は、前記帯電ローラ16によって帯電させられた前記感光体ドラム14の表面を照射して前記静電潜像を形成する。前記静電潜像は、文字、図形等のドットイメージの潜在的な画像である。
各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkの下方には、画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkと対向させて、かつ、各感光体ドラム14に沿って転写部を構成するベルトユニットu1が配設される。該ベルトユニットu1は、駆動部材としての駆動ローラr1、従動部材としての従動ローラr2、前記駆動ローラr1と従動ローラr2との間に張設され、矢印方向に走行自在に配設されたエンドレスのベルト22、及び該ベルト22を挟んで、前記各感光体ドラム14と対向させて回転自在に配設された転写部材としての転写ローラ18を備える。
前記ベルトユニットu1の下方には、用紙を収容する媒体収容部としてのカセットp1、該カセットp1から用紙を繰り出して給紙をする繰出部材としての給紙ローラ11等が配設される。該給紙ローラ11によって繰り出された用紙は搬送ローラ12、13によって搬送され、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkとベルトユニットu1との間を通過して、定着器21に送られる。該定着器21は加熱ローラ23、加圧ローラ24等を備える。
また、図3において、30は印刷装置の全体の制御を行う制御部であり、該制御部30は図示されないCPU、RAM、ROM等から成り、コンピュータとして機能し、プログラム、データ等に基づいて各種の演算を行う。また、前記制御部30は、帯電用制御部33を介して帯電ローラ16と、現像用制御部34を介して現像ローラ17及びトナー供給ローラ17aと、転写用制御部35を介して転写ローラ18と、モータ制御部36を介してモータ40、41と、印刷制御部37を介して印刷ヘッド20と、定着用制御部38を介して定着器21と、ファン制御部39を介して冷却装置としてのファン42、43と接続され、各種のセンサ類44からの検出信号を受けて、用紙の位置等を確認し、給紙ローラ11、搬送ローラ12、13、帯電ローラ16、現像ローラ17、トナー供給ローラ17a、転写ローラ18、駆動ローラr1、加熱ローラ23、加圧ローラ24等を回転させたり、印刷ヘッド20、モータ40、41等を駆動したり、定着器21、ファン42、43等を作動させたりして印刷を行う。
そのために、前記制御部30には外部装置、例えば、上位装置である図示されないホストコンピュータからの入力信号を受信するためのインタフェース部32が接続され、前記制御部30は、インタフェース部32を介して入力された印刷データ及び制御コマンドに従って画像データを生成し、該画像データを前記印刷制御部37に対して出力する。なお、前記制御部30は、表示部31と接続され、表示部31は印刷装置の状態を表示する。また、オペレータは、表示部31が備える図示されない操作部を操作し、各種の設定をしたり、設定を変更したりすることができる。
前記印刷制御部37は、制御部30から出力された画像データを受け、印刷ヘッド20に送ると、該印刷ヘッド20は、画像データに基づいて発光素子アレイの発光制御を行い、帯電ローラ16によって帯電させられた感光体ドラム14の表面に前記静電潜像を形成する。
前記ファン42は、印刷装置の背面側に配設され、印刷装置内の空気を排出する排気用のファン、43は、印刷装置の前面側に配設され、印刷装置内に空気を吸引する吸気用のファンであり、いずれも各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを冷却する。
前記構成の印刷装置において、制御部30が、モータ制御部36を介してモータ40を駆動して感光体ドラム14を回転させると、帯電ローラ16は感光体ドラム14の表面を均一に、かつ、一様に帯電させ、印刷ヘッド20は感光体ドラム14上に静電潜像を形成する。続いて、現像ローラ17は、前記静電潜像に対応する部分にトナーを付着させ、トナー像を形成し、転写ローラ18は、トナー像を、用紙に転写する。なお、この間、感光体ドラム14の回転と用紙の搬送とが同期させられ、モータ40が駆動されると、給紙ローラ11、搬送ローラ12、13等が同期させて回転させられる。そして、用紙が各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkとベルトユニットu1との間を通過する間に、各感光体ドラム14上のイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナー像が順次重ねて転写され、カラーのトナー像が形成される。また、転写後の感光体ドラム14の表面に残ったトナーはクリーニング装置によって除去される。
続いて、用紙は定着器21に送られ、該定着器21は、カラーのトナー像を加熱し、加圧して用紙に定着させ、カラー画像を形成し、その後、用紙は印刷装置外に排出される。
ところで、本実施の形態において、前記各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkは、寿命時に簡単に交換することができるように、印刷装置の装置本体に対して着脱自在に配設される。そのために、前記各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkは、ベルトユニットu1に対して接離自在に配設され、図2に示されるように、下方の作動位置に置いたり、図4に示されるように、上方の退避位置に置いたりすることができる。また、本実施の形態において、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkは、画像形成動作としての印刷動作が行われるときに前記作動位置に、印刷動作が行われないときに退避位置に置かれる。
そのために、離間装置として、図5及び6に示されるような昇降機構m1が配設される。該昇降機構m1は、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkとベルトユニットu1とを選択的に離間させて離間部を形成する。そのために、前記昇降機構m1は、進退自在に配設されたリフトアップレバー25を備え、該リフトアップレバー25と前記モータ41とが所定の図示されない伝達機構によって連結される。前記リフトアップレバー25は、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkに沿って進退自在に延在させられ、各感光体ドラム14に対応する位置に、所定の切欠から成る原節部としてのカム部25aが形成され、各感光体ドラム14に従節部としてのポスト26が前記各カム部25aに対して摺動自在に配設される。
前記制御部30の図示されない昇降処理手段(処理部)が、昇降処理を行い、モータ41を正方向に駆動すると、前記伝達機構によって回転運動が直進運動に変換され、前記リフトアップレバー25が矢印a方向に前進させられ、ポスト26がカム部25aから外れ、リフトアップレバー25の上縁に乗り上げる。その結果、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkが上方に移動させられ、退避位置に置かれる。前記昇降処理手段が、モータ41を逆方向に駆動すると、前記リフトアップレバー25が後退させられ、ポスト26がカム部25a内に収容される。その結果、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkが下方に移動させられ、作動位置に置かれる。
ところで、前記各トナーカートリッジ15a内のトナーは、温度が高くなると、トナーカートリッジ15a内で固化してしまう。そこで、前記各ファン42、43を作動させて画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを冷却することによってトナーカートリッジ15aを冷却し、トナーを冷却するようにしている。
図1は本発明の第1の実施の形態における非印刷動作時の印刷装置内の空気の流れを示す図、図7は本発明の第1の実施の形態における印刷動作時の印刷装置内の空気の流れを示す図、図8は本発明の第1の実施の形態における印刷装置の動作を示すタイムチャート、図9は温度の推移を比較する図である。なお、図9において、横軸に時間を、縦軸に温度を採ってある。
図において、10は印刷装置の筐体であり、該筐体10は、前壁10a、後壁10b、左の側壁10c、右の側壁10dから成る。また、15Y、15M、15C、15Bkは画像形成ユニット、21は定着器、42、43はファンである。前記筐体10と画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bk及び定着器21から成る印刷機構部との間に、筐体10に沿って矩形の空気流路Faが形成される。また、画像形成ユニット15Bkと定着器21との間に空気流路Fbが形成される。
前記空気流路Faは、前記前壁10a、後壁10b、側壁10c、10dに沿って形成された前流路fa、後流路fb及び側流路fc、fdから成る。前記ファン42は、前記前流路faの左側の端部に、すなわち、側流路fcの前端に隣接させて配設され、前記ファン43は、前記後流路fbの右側の端部に、すなわち、側流路fdの後端に隣接させて配設される。
前記構成の印刷装置において、前記制御部30(図3)の画像形成処理手段(処理部)としての図示されない印刷処理手段(処理部)は、画像形成処理としての印刷処理を行い、タイミングt1でモータ40をオンにし、加熱ローラ23(図2)に配設された第1の加熱部材としてのヒータ61、及び加圧ローラ24に配設された第2の加熱部材としてのヒータ62をオンにして印刷動作を開始する。
このとき、前記制御部30の図示されない冷却処理手段(処理部)は、冷却処理を行い、ファン42をオンにして作動させると、印刷装置内が負圧状態になるので、ファン43を介して印刷装置外の空気が印刷装置内に流入し、図7に示されるように、前記空気流路Fa、Fbを流れ、ファン42から排出される。その結果、印刷装置内における定着器21によって加熱された空気が印刷装置外に排出される。
この場合、定着器21によって発生させられた熱を放出し、用紙から発生させられた水蒸気を排出することが主たる目的となるので、画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkの冷却効果は小さい。
続いて、タイミングt2で印刷動作が終了すると、前記印刷処理手段は、モータ40をオフにするが、前記ヒータ61、62はオンにし続ける。
このとき、前記昇降処理手段は、モータ41を正方向に駆動し、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを退避位置に置き、タイミングt3でモータ41を停止させる。これに伴って、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkとベルトユニットu1との間に離間部が形成される。
この間、前記冷却処理手段は、前記タイミングt2で、ファン42をオンにしたまま、ファン43をオンにして作動させ、印刷装置内における定着器21によって加熱された空気を印刷装置外に排出するとともに、印刷装置外の空気を印刷装置内に吸引する。その結果、図1に示されるように、前記ファン43によって吸引された空気は、前記離間部を、ファン42に向けて斜め(対角線状)に流れ、ファン42によって排出される。
続いて、印刷動作が再び開始される前のタイミングt4で、前記昇降処理手段は、モータ41を逆方向に駆動し、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを作動位置に置き、タイミングt5でモータ41を停止させる。また、前記冷却処理手段は、前記タイミングt5で、ファン42をオンにしたまま、ファン43をオフにして停止させ、印刷装置内における定着器21によって加熱された空気を印刷装置外に排出する。これに伴って、再び印刷装置が負圧状態になるので、空気は、再び前記空気流路Fa、Fbを流れ、ファン42から排出される。
そして、前記タイミングt5で、前記印刷処理手段は、モータ40をオンにして再び印刷動作を開始する。
同様にして、タイミングt6で印刷動作が終了すると、前記印刷処理手段は、モータ40をオフにし、前記昇降処理手段は、モータ41をタイミングt7までの間正方向に駆動し、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを退避位置に置き、前記冷却処理手段は、ファン42をオンにしたまま、ファン43をオンにして作動させ、印刷装置内における定着器21によって加熱された空気を印刷装置外に排出するとともに、印刷装置外の空気を印刷装置内に吸引する。
そして、タイミングt6で印刷動作が終了した後、ホストコンピュータからの入力信号が一定時間以上受信されない場合、タイミングt8で前記印刷処理手段は、ヒータ61、62をオフにし、前記冷却処理手段は、ファン42、43をオフにしてパワーセーブモードに移行する。
このように、印刷動作時に、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkが作動位置に置かれ、ファン42によって冷却され、非印刷動作時に、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkが退避位置に置かれ、前記離間部が形成され、ファン42、43によって離間部に送風を行い、空気が流される。
この場合、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkが退避位置に置かれるのに伴って、ファン42、43間に障害物がなくなるので、空気抵抗が小さくなり、空気の流速が高くなる。したがって、定着器21が熱源となって画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkに輻射熱が送られる影響を最小限にすることができる。その結果、画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkの周囲の温度が急速に低くなり、画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを十分に冷却することができる。そして、各トナーカートリッジ15aを十分に冷却し、トナーを十分に冷却することができるので、トナーが固化するのを防止することができる。
また、前記離間部を流れる空気は感光体ドラム14を直接冷却するので、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを一層十分に冷却することができる。しかも、各感光体ドラム14は、熱伝導性の高い材料、本実施の形態においては、アルミニウムによって形成されるので、感光体ドラム14が冷却されるのに伴って、感光体ドラム14の周囲に配設された帯電ローラ16、現像ローラ17、転写ローラ18等の部材から熱を吸収する。したがって、画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkの全体を効率よく冷却することができる。
次に、24〔ppm〕の速度で6ページ分の印刷を6秒間隔で用紙の両面に行った場合の冷却効果について説明する。
図9において、L1は本実施の形態における感光体ドラム14の温度の推移を、L2は従来の印刷装置における感光体ドラム14の温度の推移を示す。本実施の形態においては、温度の上昇が防止されることが分かる。
ところで、本実施の形態においては、非印刷動作時にだけ前記離間部に送風を行うようになっているので、印刷動作が続く連続印刷中においては、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを十分に冷却することができない。その結果、感光体ドラム14及びその近傍の温度が限界温度以上に上昇してしまうことがある。
そこで、連続印刷中においても、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを十分に冷却することができるようにした、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図10は本発明の第2の実施の形態における画像形成ユニットの断面図である。
図に示されるように、定着器21(図2)に一番近い位置に配設される画像形成ユニット15Bkのフレーム50に温度検出部としてのサーミスタ51が取り付けられ、該サーミスタ51は、一定の押圧力で最大印刷範囲外の位置において、像担持体としての感光体ドラム14に当接させて配設され、画像形成部を構成する画像形成ユニット15Bkの温度を表す感光体ドラム14の温度を検出する。
次に、前記構成の印刷装置の動作について説明する。
図11は本発明の第2の実施の形態におけるファン制御部の動作を示すフローチャートである。
連続印刷が行われる際、感光体ドラム14の温度は徐々に高くなる。そして、サーミスタ51によって検出された温度があらかじめ設定された第1の温度、本実施の形態においては、50〔℃〕より高くなると、前記制御部30の画像形成動作停止処理手段(処理部)としての図示されない印刷停止動作処理手段(処理部)は、画像形成動作停止処理としての印刷動作停止処理を行い、前記サーミスタ51による検出結果に基づいてモータ40をオフにし、印刷動作を一時的に停止させる。
続いて、前記制御部30の前記昇降処理手段は、モータ41を所定の間正方向に駆動し、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを退避位置に置き、前記冷却処理手段は、冷却装置としてのファン42をオンにしたまま、ファン43をオンにして作動させ、印刷装置内における定着器21によって加熱された空気を印刷装置外に排出するとともに、印刷装置外の空気を印刷装置内に吸引し、前記離間部に送風を行い、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを冷却する。
そして、前記サーミスタ51によって検出された温度があらかじめ設定された第2の温度、本実施の形態においては、45〔℃〕以下になると、前記昇降処理手段は、モータ41を所定の間逆方向に駆動し、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを作動位置に置き、前記冷却処理手段は、ファン42をオンにしたまま、ファン43を停止させ、印刷装置内における定着器21によって加熱された空気を印刷装置外に排出する。
そして、前記印刷処理手段は、再び印刷動作を開始する。
このように、本実施の形態においては、サーミスタ51によって検出された温度が高くなると、印刷動作が一時的に停止させられ、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkが退避位置に置かれ、離間部が形成され、ファン42、43によって離間部に送風が行われる。
したがって、印刷装置がどのような使用条件に置かれても各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを十分に冷却することができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 印刷動作を開始する。
ステップS2 温度が50〔℃〕より高いかどうかを判断する。温度が50〔℃〕より高い場合はステップS3に、温度が50〔℃〕より低い場合はステップS9に進む。
ステップS3 印刷動作を一時的に停止させる。
ステップS4 画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを退避位置に置く。
ステップS5 ファン42、43を作動させる。
ステップS6 温度が45〔℃〕より高いかどうかを判断する。温度が45〔℃〕より高い場合はステップS5に戻り、温度が45〔℃〕より低い場合はステップS7に進む。
ステップS7 画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを作動位置に置く。
ステップS8 ファン43を停止させる。
ステップS9 印刷動作を開始し、処理を終了する。
前記第1、第2の実施の形態においては、印刷動作時にファン43が作動させられると、送風される空気によって、画像の乱れが発生する恐れがあるので、印刷動作時にファン43を停止させるようにしている。したがって、印刷動作時に各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを十分に冷却することができない。
そこで、印刷動作時においても、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを十分に冷却することができるようにした、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態における画像形成ユニット15Bkの構成については、前記第2の実施の形態における画像形成ユニット15Bkの構成と同じであるので図10を援用して説明する。
図12は本発明の第3の実施の形態における印刷装置の動作を示すフローチャートである。
この場合、冷却装置としてのファン43(図1)は、送風量を変更することによって、第1、第2の風量モードで作動させられ、印刷動作時に、第1の風量モードで作動させられ、送風量が最大風量の1/2程度にされ、非印刷動作時に、第2の風量モードで作動させられ、送風量が最大風量にされる。
したがって、印刷動作が開始された後、前記制御部30(図3)の前記冷却処理手段は、ファン42をオンにするとともに、ファン43をオンにして第1の風量モードで作動させ、温度検出部としてのサーミスタ51によって検出された温度があらかじめ設定された第1の温度、本実施の形態においては、50〔℃〕より高くなると、前記制御部30の前記印刷動作停止処理手段は、モータ40をオフにし、印刷動作を一時的に停止させる。
続いて、前記制御部30の前記昇降処理手段は、モータ41を所定の間正方向に駆動し、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを退避位置に置き、前記冷却処理手段は、ファン42をオンにしたまま、ファン43を第2の風量モードで作動させ、印刷装置内における定着器21によって加熱された空気を印刷装置外に排出するとともに、印刷装置外の空気を印刷装置内に吸引し、前記離間部に送風を行い、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを冷却する。
そして、前記サーミスタ51によって検出された温度があらかじめ設定された第2の温度、本実施の形態においては、45〔℃〕以下になると、前記昇降処理手段は、モータ41を所定の間逆方向に駆動し、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを作動位置に置き、前記冷却処理手段は、ファン42をオンにしたまま、ファン43を第1の風量モードで作動させ、印刷装置内における定着器21によって加熱された空気を印刷装置外に排出するとともに、印刷装置外から印刷装置内に空気を吸引する。
続いて、前記印刷処理手段は、再び印刷動作を開始する。
そして、所定のタイミングで印刷動作が終了すると、前記昇降処理手段は、モータ41を所定の間正方向に駆動し、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを退避位置に置き、前記冷却処理手段は、ファン42をオンにしたまま、ファン43を第2の風量モードで作動させ、印刷装置内における定着器21によって加熱された空気を印刷装置外に排出するとともに、印刷装置外の空気を印刷装置内に吸引し、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを冷却する。
そして、前記印刷処理手段が、前記第1、第2の加熱部としてのヒータ61、62をオフにすると、前記冷却処理手段は、ファン42、43をオフにし、停止させる。
このように、本実施の形態においては、印刷動作時にファン43が第1の風量モードで作動されるので、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを十分に冷却することができる。また、印刷動作時におけるファン43の送風量が少なくされるので、送付される空気によって、画像の乱れが発生する恐れがなく、画像品位を向上させることができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS11 印刷動作を開始する。
ステップS12 ファン43を第1の風量モードで作動させる。
ステップS13 温度が50〔℃〕より高いかどうかを判断する。温度が50〔℃〕より高い場合はステップS14に、温度が50〔℃〕より低い場合はステップS20に進む。
ステップS14 印刷動作を一時的に停止させる。
ステップS15 画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを退避位置に置く。
ステップS16 ファン43を第2の風量モードで作動させる。
ステップS17 温度が45〔℃〕より高いかどうかを判断する。温度が45〔℃〕より高い場合はステップS16に戻り、温度が45〔℃〕より低い場合はステップS18に進む。
ステップS18 画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを作動位置に置く。
ステップS19 ファン43を第1の風量モードで作動させる。
ステップS20 印刷動作を開始する。
ステップS21 印刷動作を終了する。
ステップS22 画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを退避位置に置く。
ステップS23 ファン43を第2の風量モードで作動させる。
ステップS24 ヒータ61、62をオフにする。
ステップS25 ファン42、43を停止させ、処理を終了する。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1〜第3の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図13は本発明の第4の実施の形態における非印刷動作時の印刷装置を示す断面図、図14は本発明の第4の実施の形態における印刷動作時の昇降機構の状態を示す第1の図、図15は本発明の第4の実施の形態における非印刷動作時の昇降機構の状態を示す第1の図、図16は本発明の第4の実施の形態における印刷動作時の昇降機構の状態を示す第2の図、図17は本発明の第4の実施の形態における非印刷動作時の昇降機構の状態を示す第2の図である。
この場合、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkが退避位置に置かれたとき、定着器21に最も近い画像形成ユニット15Bkの離間量ε1が、他の画像形成ユニット15Y、15M、15Cの離間量ε2より大きくなるように設定される。
そのために、リフトアップレバー25の画像形成ユニット15Y、15M、15Cの各感光体ドラム14に対応する位置に、第1の原節部としてのカム部65が、画像形成ユニット15Bkの感光体ドラム14に対応する位置に、第2の原節部としてのカム部66が形成され、各感光体ドラム14に従節部としてのポスト26が前記各カム部65、66に対して摺動自在に配設される。
そして、前記カム部65は、第1の傾斜面65a、底面65b及び第2の傾斜面65cを備え、第1、第2の傾斜面65a、65cの上端から水平方向に延在させてリフトアップレバー25の第1の上縁25aが形成される。また、前記カム部66は、第1の傾斜面66a、底面66b及び第2の傾斜面66cを備え、該第2の傾斜面66cの上端から水平方向に延在させて、前記第1の上縁25aが形成され、前記第1の傾斜面66aの上端から水平方向に延在させて、前記第1の上縁25aより高い位置に第2の上縁25bが形成される。
そして、前記底面65bと第1の上縁25aとの間の距離をh1とし、底面66bと第2の上縁25bとの間の距離をh2としたとき、
h1<h2
にされる。
したがって、リフトアップレバー25が前進させられるのに伴って、画像形成ユニット15Bkの感光体ドラム14は距離h2だけ上方に移動させられ、前記離間量ε1が形成され、他の画像形成ユニット15Y、15M、15Cの各感光体ドラム14は距離h1だけ上方に移動させられ、前記離間量ε2が形成される。
ところで、前記定着器21のフレーム21fは、定着器21の構造体として機能するが、加熱ローラ23及び加圧ローラ24において発生させられた熱を定着器21外に放出するのを防止する断熱材としても機能する。ところが、前記フレーム21fには、カラーのトナー像が形成された用紙を受けるための開口部21gが形成されるので、該開口部21gを介して前記加熱ローラ23及び加圧ローラ24の輻射熱が放射されてしまう。ところが、前記画像形成ユニット15Bkは、退避位置において、下端が前記開口部21gの上端より高くされるので、前記輻射熱を直接受けることはない。
したがって、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを十分に、かつ、確実に冷却することができる。
なお、前記画像形成ユニット15Bkを、他の画像形成ユニット15Y、15M、15Cより高い位置に置くために、前記カム部66において、ポスト26を第1の傾斜面66aに沿って移動させる必要があり、モータ41の定格のトルクをその分大きくする必要がある。前記モータ41の定格のトルクが十分に大きい場合には、前記各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkの前記離間量をいずれもε1にすることができる。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。なお、第1〜第4の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図18は本発明の第5の実施の形態における印刷動作時の印刷装置の要部を示す断面図、図19本発明の第5の実施の形態における非印刷動作の印刷装置の要部を示す断面図である。
図に示されるように、定着器21と画像形成部としての画像形成ユニット15Bkとの間に、遮蔽部材としての遮蔽板70が前記昇降機構m1の動作と連動させて、進退自在に配設され、図18に示されるように、前記各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkが作動位置に置かれるときに、前記遮蔽板70は上方の非遮蔽位置に置かれ、図19に示されるように、前記各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkが退避位置に置かれるときに、前記遮蔽板70は下方の遮蔽位置に置かれ、前記定着器21と各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkとの間を選択的に遮蔽する。
そのために、遮蔽板70の上端部にラック70aが形成され、印刷装置の装置本体の所定の箇所にピニオン71が回転自在に配設され、前記ラック70aと噛合させられる。
そして、前記昇降処理手段が各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを作動位置に置くと、前記制御部30の図示されない遮蔽処理手段(処理部)は、遮蔽処理を行い、前記モータ41と連動させてピニオン71を正方向に回転させ、遮蔽板70を上方に移動させ、非遮蔽位置に置く。続いて、前記昇降処理手段が各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを退避位置に置くと、前記遮蔽処理手段は、前記モータ41と連動させてピニオン71を逆方向に回転させ、遮蔽板70を下方に移動させ、遮蔽位置に置く。
このように、本実施の形態においては、定着器21と画像形成ユニット15Bkとの間に遮蔽板70が配設され、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkの上下方向において移動させるのに伴って、遮蔽板70が上下方向において移動させられるので、定着器21からの輻射熱が画像形成ユニット15Bkに伝達されるのを防止することができる。したがって、各画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Bkを一層十分に、かつ、確実に冷却することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における非印刷動作時の印刷装置内の空気の流れを示す図である。 本発明の第1の実施の形態における印刷動作時の印刷装置を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態における印刷装置の制御ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における非印刷動作時の印刷装置を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態における昇降機構の動作を説明する第1の図である。 本発明の第1の実施の形態における昇降機構の動作を説明する第2の図である。 本発明の第1の実施の形態における印刷動作時の印刷装置内の空気の流れを示す図である。 本発明の第1の実施の形態における印刷装置の動作を示すタイムチャートである。 温度の推移を比較する図である。 本発明の第2の実施の形態における画像形成ユニットの断面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるファン制御部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における印刷装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における非印刷動作時の印刷装置を示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態における印刷動作時の昇降機構の状態を示す第1の図である。 本発明の第4の実施の形態における非印刷動作時の昇降機構の状態を示す第1の図である。 本発明の第4の実施の形態における印刷動作時の昇降機構の状態を示す第2の図である。 本発明の第4の実施の形態における非印刷動作時の昇降機構の状態を示す第2の図である。 本発明の第5の実施の形態における印刷動作時の印刷装置の要部を示す断面図である。 本発明の第5の実施の形態における非印刷動作の印刷装置の要部を示す断面図である。
符号の説明
15Y、15M、15C、15Bk 画像形成ユニット
21 定着器
21g 開口部
42、43 ファン
51 サーミスタ
70 遮蔽板
m1 昇降機構
u1 ベルトユニット

Claims (4)

  1. (a)現像剤像を形成する画像形成ユニットと、
    (b)該画像形成ユニットと対向させて配設された転写部と、
    (c)前記画像形成ユニットを冷却する冷却装置と、
    (d)前記画像形成ユニットと転写部との当接及び離間を選択的に行うことによって離間部を形成する離間装置と、
    (e)前記画像形成ユニットの温度を検出する温度検出部と、
    (f)画像を形成する画像形成動作時及び画像を形成しない非画像形成動作時に、前記冷却装置を作動させて、画像形成ユニットを冷却するための送風を行う冷却処理手段とを有するとともに、
    (g)前記離間装置は、画像を形成しない非画像形成動作時に前記離間部を形成し、
    (h)定着器に近い画像形成ユニットの離間量は、他の画像形成ユニットの離間量より大きく設定され、
    (i)前記冷却処理手段は、前記画像形成動作時に前記冷却装置を第1の送風量で作動させ、前記温度検出部によって検出された温度があらかじめ設定された温度より高くなって画像形成動作が停止させられ、前記離間装置によって離間部が形成されると、前記冷却装置を前記第1の送風量より大きい第2の送風量で作動させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記温度検出部によって検出された温度があらかじめ設定された温度より高くなると、画像形成動作を停止させる画像形成動作停止処理手段を有する請求項1に記載の画像形成装置
  3. 前記定着器に近い画像形成ユニットの離間量は、画像形成ユニットの下端が前記定着器の開口部の上端より高くされるように設定される請求項1又は2に記載の画像形成装置
  4. (a)現像剤像を形成する画像形成ユニットと、
    (b)該画像形成ユニットと対向させて配設された転写部と、
    (c)前記画像形成ユニットを冷却する冷却装置と、
    (d)前記画像形成ユニットと転写部との当接及び離間を選択的に行うことによって離間部を形成する離間装置と、
    (e)前記画像形成ユニットの温度を検出する温度検出部と、
    (f)画像を形成する画像形成動作時及び画像を形成しない非画像形成動作時に、前記冷却装置を作動させて、画像形成ユニットを冷却するための送風を行う冷却処理手段とを有するとともに、
    (g)前記離間装置は、画像を形成しない非画像形成動作時に前記離間部を形成し、
    (h)前記冷却処理手段は、前記画像形成動作時に前記冷却装置を第1の送風量で作動させているときに、前記温度検出部によって検出された温度があらかじめ設定された温度より高くなって画像形成動作が停止させられ、前記離間装置によって離間部が形成されると、前記冷却装置を前記第1の送風量より大きい第2の送風量で作動させ、前記冷却装置を第1の送風量で作動させているときに、画像形成動作が終了して離間装置によって離間部が形成されると、前記冷却装置を前記第2の送風量で作動させることを特徴とする画像形成装置。
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