JP4920835B2 - 飲料容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、臼で挽いた微粉末状の粉茶やコーヒー等の粉末と液体(水等)を別々に収納しておき、飲む直前に粉末と液体を混合して飲料を調整する飲料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、お茶あるいはコーヒー等の飲料は、工場で既に決まった味に調合された飲料を大量生産され一定量を缶やビン、ペットボトル等の所定の容器に詰め、密閉されて出荷されて、自動販売機やコンビニエンスストアー、スーパーマーケット、小売店、デパート等を介して消費者に販売されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、容器に詰め、密閉された飲料が工場を出荷して消費者にわたるまでに時間がかかるため、長期保存のための施しをしたり、経時変化することで、工場にてあらかじめ調整されたお茶あるいはコーヒー等の飲料は、味や風味が悪く(無く)なってしまうと言う問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願発明は時間がたってもお茶やコーヒーの味を変えることなく美味しく飲むことが出来る飲料容器であり、粉(P)を収納する粉体収納部(2)と液体(L)を収納する液体収納部(3)が設けられた本体(4)と、本体(4)の粉体収納部(2)にネジ着されて本体(4)を閉鎖するキャップ(5)とからなり、上記粉体収納部(2)と液体収納部(3)は連通しており、該連通部分(8)には両収納部(2)、(3)を分割する仕切り膜(10)を設け、上記キャップ(5)内には仕切り膜(10)を破る破断部(11)が設けられ、キャップ(5)を締めつけることにより破断部(11)が仕切り膜(10)を破り、上記粉体収納部(2)を連通させて、粉(P)と液体(L)を混ぜ、飲料を調合し、しかも本体(4)の粉体収納部(2)にネジ着されるキャップ(5)には同キャップ(5)を締めつけた際に粉体収納部(2)の上面(2d)とキャップ(5)の内面側(5a)に当接して気密状態にするパッキン(12)を設けまた、上記本体(4)に対しキャップ(5)の途中ネジ着状態において、キャップ(5)の下部外周(5c)と粉体収納部(2)の外周(2b)に被着するシール部材(7)を設けまた、上記シール部材(7)には取り外し用の案内部(7a)を設け、また上記下方へ突出する破断部(11)を中心から外して偏心位置に設けたことを特徴とする飲料容器を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の飲料容器について図1および図2に基づき説明する。1は本願発明の飲料容器であり、粉体収納部2と液体収納部3とからなる本体4と、本体4を開閉自在に閉鎖するためのキャップ5と、粉体収納部2と液体収納部3とを区分けする仕切り部6と、キャップ5と本体4との間の気密を保つためのシール部材7とから構成される。
【0008】
上記本体4はペット樹脂を使用してブロー成形によりボトル形状に成形されたもので、粉体収納部2と液体収納部3とから構成される。粉体収納部2は液体収納部3の上面側3aに位置し、両収納部2、3は連通している。上記粉体収納部2の内面側2aには、お茶を臼によって挽いた粉末茶(粉茶)や顆粒状となった飲料の素(例えばコーヒーのようなもの)等の粉Pが収納され外周面2bにはキャップ5をネジ着する雄ネジ2cが刻設されている。
【0009】
上記粉体収納部2と液体収納部3の連通部分8には両収納部2、3を分割する仕切り部6が設けられている。該仕切り部6は連通部分8に段部9が設けられ、その上面側9aに薄膜の仕切り膜10が接着固定されている。該仕切り膜10はキャップ5に設けられた破断部11によって破られ、粉体収納部2に収納された粉Pが液体収納部3内にばらまかれ、収納された液体(例えば水や炭酸水など)Lと混ざりあって飲料が調合される。
【0010】
なお、上記仕切り膜10は飲料調合時に破断部11で破くことができるものならどんな材料(フィルム)を使用することができ、合成樹脂のフィルム(例えばポリエチレンのフィルムやポリエチレンテレフタレート(PET)のフィルム等)や、ラミネート(合成樹脂のフィルムにアルミニウム箔又は紙をはり合わせたもの)、アルミニウム箔、さらには撥水性を有する紙類等が使用できる。
【0011】
5は粉体収納部2に刻設した雄ネジ2cにネジ着するキャップであり、通常は粉体収納部2の雄ネジ2cの約半分程度まで締めている(途中ネジ着状態)。キャップ5の内面側5aには上記雄ネジ2cにネジ着する雌ネジ5b並びにキャップ5を締め付けることによって仕切り膜10を突き破る破断部11と、キャップ5を締め付けて仕切り膜10を破った状態で粉体収納部2の上面2dに接して、液体収納部3に収納された液体Lが漏れないようにするパッキン12が設けられている。
【0012】
上記破断部11は、キャップ5の内面側5aにその先端11aを下方に向かって突出し、またキャップに中心位置から外して偏心した位置に形成され、飲料を調合する場合には同部材11は仕切り膜10を大きく押し破るようになっている。また、同部材11はキャップ5と一体に成形しても良いし、別に成形し、後に接着するようにしても良い。
【0013】
7はキャップ5と本体4の気密を保つと共に飲料調合前にキャップ5の締付けを阻止するストッパーも兼用しているシール部材であり、キャップ5の下部外周5cと露出している粉体収納部2の外周2bを覆っている。
【0014】
上記シール部材7はキャップ5と本体4(粉体収納部2)に密着するもの(例えば熱収縮チューブやビニール等)によって構成されている。また、シール部材7には案内部7aが設けられており、飲料を調合する場合に上記案内部7aに沿ってシール部材7を破り、本体4から取り外すようになっている。なお上記案内部7aは飲料調合時にシール部材7を本体から取り外し易くするものであればよく、例えばミシン目や切れ目、溝を採用することができる
【0015】
次に本願発明の飲料容器1における飲料の調合について説明する。飲料容器1において飲料を調合する場合、キャップ5と本体4との気密を保つシール部材7に形成された案内部7aに沿ってシール部材7を破り、取り外す。次にキャップ5を締めこんでいく。この時。キャップ5内に設けた偏心位置にある破断部11の先端11aが仕切り部6の仕切り膜10に接触し、更にキャップ5を締めこむと破断部11がキャップの締め込みに伴って円弧状に動き、仕切り膜10を押し続け、仕切り膜10が大きく押し破られる。
【0016】
仕切り膜10が破断部11によって破られると、粉体収納部2から粉Pが液体収納部3内に入っていき、収納された液体Lと混ざって、飲料が調合される。さらに上記キャップ5を締めこんだ状態で飲料容器1を振り、液体収納部3内において粉Pと液体Lを混ぜることで、飲料の調合が終了する。このとき、飲料容器1内の液体Lはキャップ5内に設けられたパッキン12がキャップ5と粉体収納部2の上面2dとの間で接触しているため、飲料容器1は密閉された状態となり、液体Lが飲料容器1外に漏れることが無い。
【0017】
その後、キャップ5を緩めて本体4から外す(取り除く)ことによって、液体収納部3内で調合された飲料が連通部分8並びに粉体収納部2を通って、調合された飲料を飲むことができる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本願発明の飲料容器は粉と液体をそれぞれ粉体収納部、液体収納部に収納したため、飲料が長期保存のための施しをしたり、経時変化すること無く、味や風味が良い状態のまま維持でき、飲料を楽しめる。
【0020】
また、キャップと本体との気密を保つと共に通常時にキャップが閉まらないようにするストッパーも兼用しているシール部材を設けたため、不用意にキャップが動かないようになっていると共に粉体収納部が密閉状態(気密状態)となっているため、収納した粉が長期保存のための施しや経時変化しにくくなり、飲料を調合しても味や風味を損なうことが無い。
【0021】
また、キャップの内面と粉体収納部の上面の間にパッキンを設けたため、キャップを締めこみ、破断部によって仕切り部を破って、粉体収納部と液体収納部を連通させて飲料を調合し、さらに飲料容器を振って粉と液体を混ぜる場合に、本体(粉体収納部)とキャップの間から液体(飲料)が漏れるのを防止できる。
【0022】
また、キャップの内面に設けた下方へ突出形成した破断部11の位置を中心から外して偏心位置に設けてキャップの緩め時に該破断部により仕切り膜を大きく破るようにしたため、粉を確実に液体中に落下せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の飲料容器の要部を示す断面図。
【図2】本願発明の飲料容器の要部を示す外観図。
【符号の説明】
1 飲料容器
2 粉体収納部
2a 内面側
2b 外周面
2c 雄ネジ
2d 上面
3 液体収納部
4 本体
5 キャップ
5a 内面側
5b 雌ネジ
5c 下部外周
6 仕切り部
7 シール部材
8 連通部分
9 段部
9a 上面側
10 仕切り膜
11 破断部
11a 先端
12 パッキン
L 液体
P 粉

Claims (1)

  1. 粉(P)を収納する粉体収納部(2)と液体(L)を収納する液体収納部(3)が設けられた本体(4)と、本体(4)の粉体収納部(2)にネジ着されて本体(4)を閉鎖するキャップ(5)とからなり、上記粉体収納部(2)と液体収納部(3)は連通しており、該連通部分(8)には両収納部(2)、(3)を分割する仕切り膜(10)を設け、上記キャップ(5)内には仕切り膜(10)を破る破断部(11)が設けられ、キャップ(5)を締めつけることにより破断部(11)が仕切り膜(10)を破り、上記粉体収納部(2)を連通させて、粉(P)と液体(L)を混ぜ、飲料を調合し、しかも本体(4)の粉体収納部(2)にネジ着されるキャップ(5)には同キャップ(5)を締めつけた際に粉体収納部(2)の上面(2d)とキャップ(5)の内面側(5a)に当接して気密状態にするパッキン(12)を設けまた、上記本体(4)に対しキャップ(5)の途中ネジ着状態において、キャップ(5)の下部外周(5c)と粉体収納部(2)の外周(2b)に被着するシール部材(7)を設けまた、上記シール部材(7)には取り外し用の案内部(7a)を設け、また上記下方へ突出する破断部(11)を中心から外して偏心位置に設けたことを特徴とする飲料容器。
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