JP4920274B2 - 脈管用ステント - Google Patents

脈管用ステント Download PDF

Info

Publication number
JP4920274B2
JP4920274B2 JP2006074925A JP2006074925A JP4920274B2 JP 4920274 B2 JP4920274 B2 JP 4920274B2 JP 2006074925 A JP2006074925 A JP 2006074925A JP 2006074925 A JP2006074925 A JP 2006074925A JP 4920274 B2 JP4920274 B2 JP 4920274B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stent
tubular body
body forming
vascular
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006074925A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007244749A (ja
Inventor
敬二 伊垣
Original Assignee
株式会社 京都医療設計
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 京都医療設計 filed Critical 株式会社 京都医療設計
Priority to JP2006074925A priority Critical patent/JP4920274B2/ja
Publication of JP2007244749A publication Critical patent/JP2007244749A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4920274B2 publication Critical patent/JP4920274B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、生体の血管、気管や胆管などの脈管内に留置され、脈管の内腔を内側から支持する脈管用ステントに関する。
従来、生体の脈管、例えば、動脈などの血管に狭窄部が発生した場合に、この狭窄部にバルーンカテーテルの先端部近傍に設けたバルーンを挿入し、折り畳まれた状態にあるバルーンを膨張させることにより、血管狭窄部を拡張して血流を良くする手術である経皮的血管形成術(PTA)が行われている。
ところで、経皮的血管形成術を施しても、狭窄を発生させた部分に高い確立で再び狭窄を発生させることが知られている。
このような再狭窄を防止するため、経皮的血管形成術を施した部分に、管状のステントを植え込むことが行われている。このステントは、縮径された状態で血管内に挿入され、その後拡径されて血管内に植え込まれることにより、血管をその内部から支持し、血管に再狭窄が発生することを防止するようにしている。
この種のステントして、円筒状の金属体に切り込みを設け、拡径又は縮径されるようにしたものが知られている。また、金属製のワイヤを用いたステントして、特開平8−57057号公報(特許文献1)や特開平8−155035号公報(特許文献2)に記載されたものがある。
ところで、金属製のステントは、生体内に長期間留置することにより異物反応を生じさせるおそれもあり、生体内に半永久的に留置させるには適当でないといわれている。また、一旦生体内に植え込んだ金属製のステントを除去するためには、外科的手術がさらに必要になり患者への負担が極めて大きなものとなってしまう。
このような金属製ステントが有する問題を解決するため、本願の発明者は、生分解性ポリマリーを用いたステントをWO92/15342号公報(特許文献3)、WO00/13737号公報(特許文献4)において提案している。さらに、生分解性ポリマリーを用いたステントとしては、特開平11−57018号公報(特許文献5)に記載されたものが提案されている。
特開平8−57057号公報 特開平8−155035号公報 WO92/15342号公報 WO00/13737号公報 特開平11−57018号公報
ところで、生体の脈管内に植え込まれるステントは、バルーンカテーテルを用いて脈管内に挿入されるが、このステントが挿入される血管等の脈管は、途中で屈曲し、あるいは蛇行している、このような脈管に円滑に挿入するため、ステントは、屈曲しあるいは蛇行した脈管に倣って容易に変形するようなフレキシビリティーを有することが望ましい。
また、血管等の脈管は、生体の動きに伴って伸縮し、この伸縮に伴って縮径し、又は拡張する。さらに、ひねりに起因する変形を生ずる。
このような脈管に植え込まれるステントは、脈管の伸縮やひねり等の変形に倣って変形することが望ましい。脈管に植え込まれたステントが、脈管の伸縮や変形に倣って変形しないと、血管の内壁に刺激や負荷を与え、細胞増殖を招く原因ともなる。このような細胞増殖が生ずると、脈管の再狭窄を発生させることになる。
本発明の目的は、植え込まれる血管等の脈管の変形に倣って容易に変形し、脈管に対し刺激や負荷を与えることを抑えることができる脈管用ステントを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、フレキシビリティーに優れ、屈曲しあるいは蛇行した脈管内を円滑に挿入することができる脈管用ステントを提供することにある。
上述のような目的を達成するために提案される本発明に係る脈管用ステントは、一連に連続した線条体よりなり、上記線条体の一部を直線状の脚片と屈曲部が順次連続するジグザグ状に折り曲げ管状体の一部を構成する複数の管状体形成エレメントを上記管状体の軸方向に多段に形成した複数のステント構成部材により形成されている。これら複数のステント構成部材は、一のステント構成部材に形成された管状体形成エレメントの脚片と他のステント構成部材に形成された管状体形成エレメントの脚片を互いに隣接させて組み合わせて上記管状体を構成する。そして、管状体を構成する複数のステント構成部材は、上記互いに隣接する一対の脚片を筒状をなす一の保持部部材により相対移動を可能に保持して一体化され、一のステント構成部材の管状体形成エレメントと他のステント構成部材の管状体形成エレメントの上記管状体の軸方向への相対位置の変位を可能としている。
ステント構成部材を構成する線条体は、生分解性ポリマーからなる糸であり、ジグザグ状に折り曲げられた線条体の互いに隣接する一対の脚片を保持する保持部材も生分解性ポリマーにより形成されている。ステント構成部材と保持部材とは、同種の生分解性ポリマーにより形成することが望ましい。
ステント構成部材を構成する線条体及び保持部材は、ポリ乳酸(PLLA)、ポリグリコール酸(PGA)、ポリグリコール酸とポリ乳酸の共重合体、ポリジオキサノン、トリメチレンカーボネートとグリコリドとの共重合体、ポリグリコール酸又はポリ乳酸とεーカプロラクトンとの共重合体の1又は2以上の生体吸収性ポリマーにより形成される。
本発明に係る脈管用ステントは、互いに組み合わせられて一の管状体を形成するステント構成部材を構成する線条体をジグザグ状に折り曲げて形成した管状体形成エレメントの互いに隣接する一対の脚片が、固定されることなく、保持部材により互いに移動可能に保持されていることから、長手方向に亘って湾曲されたとき、隣接する脚片の相対的な移動が許容され、多段に連続する管状体形成エレメントの相対的な位置が変化する。その結果、脈管用ステントは、長手方向に亘って湾曲されたとき、管状体としての形態を維持しながら湾曲でき、湾曲方向の内周側と外周側とで長さを異にするように変形する。
さらにまた、管状体形成エレメントの互いに隣接する一対の脚片が移動可能に保持されていることから、管状体としての形態を維持しながら、長手方向の軸を中心にしたひねりも容易に実現できる。
このように変形し、ひねることができる本発明に係る脈管用ステントは、植え込まれる血管等の脈管の変形に倣って容易に変形し、脈管に対し刺激や負荷を与えることを抑えることができる。
さらに、本発明に係る脈管用ステントは、管状体としての形態を維持しながら湾曲されるので、管状体の内部に構成される流路を狭めることも防止できる。
以下、本発明を適用した脈管用ステントの実施の形態を図面を参照して説明する。
本発明に係る脈管用ステント1は、生体の脈管、例えば冠動脈のような血管内に植え込まれて用いられるものであって、図1乃至図3に示すように、円筒状の管状体2によって構成されている。
ここで、図1は、円筒状に形成された管状体2の一方の半円部分のみを示す側面図であり、図2には、管状体2の全体を示す側面図であり、図3は、図1のIII−III線断面図である。
血管内、例えば冠動脈内に植え込まれる脈管用ステント1は、外径R1を3〜8mmとし、その長さL1を10〜100mmとする大きさに形成される。この大きさは、生体の血管内に植え込まれたときの大きさである。なお、脈管用ステント1の大きさは、植え込まれる脈管に応じて適宜選択される。
本発明に係る脈管用ステント1は、一連に連続した線条体によって形成される。この線条体としては、金属製のワイヤや、ポリマーを溶融紡糸した糸を用いることができる。本実施の形態では、生分解性ポリマー製の糸3を用いて形成している。
生分解性ポリマー製の糸3を用いて形成される脈管用ステント1は、一連に連続した糸3を折り曲げて形成した複数のステント構成部材4,14,24を組み合わせて構成された円筒状の管状体2を備える。
なお、本実施の形態では、管状体2は、図1、図2、図3に示すように、3つのステント構成部材4,14,24を組み合わせて構成されている。
ここで、ステント構成部材4,14,24を構成する糸3は、人体等の生体に装着したとき、生体に悪影響を与えることがない生分解性ポリマーにより形成される。この生分解性ポリマーとしては、ポリ乳酸(PLLA)、ポリグリコール酸(PGA)、ポリグラクチン(ポリグリコール酸とポリ乳酸との共重合体)、ポリジオキサノン、ポリグリコネート(トリメチレンカーボネートとグリコリドの共重合体)、ポリグリコール酸又はポリ乳酸とεーカプロラクトン共重合体などが用いられる。また、これら材料を2以上複合した生分解性ポリマーを用いることができる。
また、糸3は、図4に示すように、生分解性ポリマーが一連に連続したモノフィラメントや、図5に示すように、複数本のモノフィラメント3aを一体化したマルチフィラメントによりなるものが用いられる。
なお、モノフィラメントやマルチフィラメントからなる糸3は、素材となる生分解性ポリマーを溶融紡糸機を用いて溶融紡糸することにより形成することができる。
そして、本実施の形態において、管状体2は、図1、図2、図3に示すように、3つの第1乃至第3のステント構成部材4,14,24を組み合わせて形成されている。これらステント構成部材4,14,24は、それぞれ連続した1本の糸3を、図6、図7、図8に示すように、折り曲げて形成されている。
第1、第2、第3のステント構成部材4,14,24には、それぞれ1本の糸3の一部をジクザグ状に折り曲げて形成された管状体形成エレメント5,15,25が形成されている。これら管状体形成エレメント5,15,25は、図6、図7、図8に示すように、多段に連結するように連続して形成されている。
第1、第2、第3のステント構成部材4,14,24にそれぞれ多段に形成された各段毎の管状体形成エレメント5,15,25は、互いに組み合わせられて管状体2の一部である管状部6を構成する。この管状部6は、図1及び図2に示すように、多段に連結された状態となされ、一連に連続した1の管状体2を構成する。
次に、第1、第2、第3のステント構成部材4,14,24をさらに具体的に説明する。
まず、第1のステント構成部材4を説明すると、第1のステント構成部材4は、図6に示すように、1段ごとに2つの山谷が形成されるように、1本の糸3を順次ジグザグ状に折り曲げて形成されている。このとき、糸3は、図6中左下端のa点を始端としてまず、図6中矢印Y1方向に折り曲げ部7が突出するように折り曲げられ、次いで、図6中矢印Y2方向に折り曲げ部7が突出するように折り曲げられる。そして、糸3は、折り曲げ部7の突出する方向が順次逆向きとなる山谷が交互に連続するようにジグザグ状に折り曲げられることにより1つの管状体形成エレメント5を形成する。
ここで形成される管状体形成エレメント5は、他のステント構成部材14,24の管状体形成エレメント15,25と互いに組み合わせられて円筒状の管状体2の一部である1つの管状部6を構成するものであって、一つの管状部6の周回り方向の1/3の部分を構成するように形成されている。(図3、図6参照)。
そして、1つの管状体形成エレメント5を形成するように折り曲げられる糸3は、1つの折り曲げ部7の両側に位置する左右の一対の脚片8a,8bがその長さをほぼ同一とするように折り曲げられている。折り曲げ部7を挟んでV字状若しくはU字状に折り曲げられた一対の脚片8a,8bは、折り曲げ部7を変位部として、これら脚片8a,8bがなす角θ1を大小とするように変位する。
ここで、糸3は、2つの山谷が交互に連続するようにジグザグ状に折り曲げられて1つの管状体形成エレメント5を形成する。1つの管状体形成エレメント5は、糸3を2つの山谷が交互に連続するように折り曲げられることから、折り曲げの始端a側に図6中矢印Y1方向の上方に突出する折り曲げ部7が位置するとき、逆側の折り曲げの終端側には、図6中矢印Y2方向の下方の突出する折り曲げ部7が位置する。その結果、糸3は、折り曲げの終端bにおいて、図6中矢印Y1方向の上方に向かって延長される。
そして、図6中最下段に位置する第1段目の管状体形成エレメント5から図6中矢印Y1方向に向かって延長される糸3は、第1段目の管状体形成エレメント5への連結部9aを折り曲げの始端として2つの山谷が交互に連続するようにジグザグ状に折り曲げられて第2段目の管状体形成エレメント5を形成する。このとき、第2段目の管状体形成エレメント5は、図6中矢印Y2方向の図中下方に向かって突出する折り曲げ部7の先端と第1段目の管状体形成エレメント5の図6中矢印Y1方向の上方に突出する折り曲げ部7の先端とが重なり合わないように折り曲げ形成される。
すなわち、第2段目の管状体形成エレメント5は、折り曲げ部7の先端が第1の管状体形成エレメント5の折り曲げ部7の先端との間に僅かの間隙を設け、若しくは重なることなく接触するようにして折り曲げられる。
そして、第2段目の管状体形成エレメント5は、第1段目の管状体形成エレメント5に対し、形成される管状体2の周回り方向にほぼ120度位置をずらせて形成される。
また、第2段目の管状体形成エレメント5から図6中上方に向かう矢印Y1方向に向かって延長される糸3は、第2段目の管状体形成エレメント5への連結部9aを折り曲げの始端として2つの山谷が交互に連続するようにジグザグ状に折り曲げられて第3段目の管状体形成エレメント5を形成する。この場合にも、第3段目の管状体形成エレメント5は、図6中下方に向かう矢印Y2方向に向かって突出する折り曲げ部7の先端と第2段目の管状体形成エレメント5の図6中上方に向かう矢印Y1方向に突出する折り曲げ部7の先端とが重なり合わないように折り曲げ形成される。
そして、第3段目の管状体形成エレメント5は、第2段目の管状体形成エレメント5に対し、形成される管状体2の周回り方向にほぼ120度位置をずらせて形成されている。
さらに、第3段目の管状体形成エレメント5から図6中上方に向かう矢印Y1方向に向かって延長される糸3は、第3段目の管状体形成エレメント5への連結部9aを折り曲げの始端として2つの山谷が交互に連続するようにジグザグ状に折り曲げられて第4段目の管状体形成エレメント5を形成する。このとき、第4段目の管状体形成エレメント5も、図6中下方に向かう矢印Y2方向に向かって突出する折り曲げ部7の先端と第3段目の管状体形成エレメント5の図6中上方に向かう矢印Y1方向に突出する折り曲げ部7の先端とが重なり合わないように折り曲げ形成される。
そして、第4段目の管状体形成エレメント5は、第3段目の管状体形成エレメント5に対し、形成される管状体2の周回り方向にほぼ120度位置をずらせて形成されている。
同様に、第4段目の管状体形成エレメント5から図6中上方に向かう矢印Y1方向に向かって延長される糸3は、第4段目の管状体形成エレメント5への連結部9aを折り曲げの始端として2つの山谷が交互に連続するようにジグザグ状に折り曲げられて第5段目の管状体形成エレメント5を形成する。このとき、第5段目の管状体形成エレメント5も、図6中下方に向かう矢印Y2方向に向かって突出する折り曲げ部7の先端と第4段目の管状体形成エレメント54の図6中上方に向かう矢印Y1方向に突出する折り曲げ部7の先端とが重なり合わないように折り曲げ形成される。
第5段目の管状体形成エレメント5は、第4段目の管状体形成エレメント5に対し、形成される管状体2の周回り方向にほぼ120度位置をずらせて形成されている。
そして、第2のステント構成部材14も、第1のステント構成部材4と同様に、1本の糸3を図7に示すように折り曲げて形成されている。
第2のステント構成部材14も、第1のステント構成部材4と同様の形態を備えるものであって、1段ごとに2つの山谷が形成されるように、1本の糸3を順次ジグザグ状に折り曲げて形成されている。
この第2のステント構成部材14に形成される管状体形成エレメント15も、互いに組み合わせられて円筒状の管状体2の一部である管状部6を構成するものであって、1の管状部6の周回り方向の1/3の部分を構成するように形成されている。(図3、図7参照)。
すなわち、第2のステント構成部材14も、第1のステント構成部材4と同様に、1つの折り曲げ部7の両側に左右の一対の脚片11a,11bからなる山谷を有する管状体形成エレメント15が形成されている。
さらに、第3のステント構成部材24も、第1、第2のステント構成部材4,14と同様に、1本の糸3を図8に示すように折り曲げて形成されている。
第3のステント構成部材24も、第1及び第2のステント構成部材4,14と同様の形態を備えるものであって、1段ごとに2つの山谷が形成されるように、1本の糸3を順次ジグザグ状に折り曲げて形成されている。
この第3のステント構成部材24に形成される管状体形成エレメント25も、互いに組み合わせられて円筒状の管状体2の一部である管状部6を構成するものであって、1の管状部6の周回り方向の1/3の部分を構成するように形成されている。(図3、図8参照)。
すなわち、第3のステント構成部材24も、第1及び第2のステント構成部材4,14と同様に、1つの折り曲げ部7の両側に左右の一対の脚片13a,13bからなる山谷を有する管状体形成エレメント25が形成されている。
なお、第1、第2、第3のステント構成部材4,14,24は、互いに組み合わせられて1つの管状体2を構成するものであるので、各ステント構成部材4,14,24には、同数の管状体形成エレメント5,15,25が形成される。
また、第1、第2、第3のステント構成部材4,14,24には、構成される管状体2の長さや、ジグザグ状に折り曲げられた山谷の高さにより適宜の段数の管状体形成エレメント5,15,25が設けられる。
上述のように構成された一組のステント構成部材4,14,24は、図1及び図2に示すように、互いに組み合わせられて一つの管状体2を構成する。
このとき、第1、第2、第3のステント構成部材4,14,24は、図1に示すように、糸3をジグザグ状に折り曲げられて形成した管状体形成エレメント5,15,25を互いに組み合わせて一つの管状体2を構成する。このとき、管状体形成エレメント5,15,25は、各段毎組み合わせられ、各段毎の管状部6を構成する。
ところで、第1、第2、第3のステント構成部材4,14,24にそれぞれ形成された管状体形成エレメント5,15,25は、連結部9aを介して多段に連結されているので、これら管状体形成エレメント5,15,25を組み合わせて形成された管状部6は、各ステント構成部材4,14,24の連結部9aを介して多段に連結されて1つの管状体2を構成している。
そして、第1乃至第3のステント構成部材4,14,24は、互いに組み合わせられた状態で隣接する各管状体形成エレメント5,15,25を形成する一対の脚片8a,8b,11a,11b,13a,13bの間が、図1、図2に示すように、保持部材16により保持されることにより一体化され1つの管状体2を構成する。
ここで、保持部材16は、ステント構成部材4,14,24を構成する糸3と同種の生分解性ポリマーを用いて形成される。この保持部材16は、図9に示すように、筒状に形成され、各管状体形成エレメント5,15,25の互いに隣接する一対ずつの脚片8a,8b,11a,11b,13a,13bが挿通されることにより保持する。
ところで、保持部材16は、各管状体形成エレメント5,15,25を組み合わせたとき互いに隣接する一対ずつの脚片8a,8b,11a,11b,13a,13b間を固定することなく互いに移動可能な状態に保持する。
すなわち、保持部材16は、互いに隣接する一対ずつの脚片8a,8b,11a,11b,13a,13b間を支持することにより、第1乃至第3のステント構成部材4,14,24を一体化し、一つの管状体2を構成する。
ところで、脈管用ステント1は、血管等の脈管の狭窄を防止することを目的に脈管内に植え込まれるものであるので、組み立てられた状態で管状の状態を維持されている必要がある。
そこで、保持部材16は、互いに隣接する一対ずつの脚片8a,8b,11a,11b,13a,13b間を移動可能に支持しながら、互いに組み合わせられた各管状体形成エレメント5,15,25が管状の形態を維持し得るようにするため、図10に示すように、これら脚片8a,8b,11a,11b,13a,13bを構成する2本の糸3,3が密接して挿通されるに足る径R1を有する挿通孔17を有する筒状に形成される。また、保持部材16は、管状体2の形態を維持し得るように、1の脚片8a,8b,11a,11b,13a,13bの1/3〜2/3程度の長さL2をもって形成されている。
上述した脈管用ステント1に用いられる保持部材16は、両端部側のみを開放した筒状に形成されているので、保持した脚片8a,8b,11a,11b,13a,13bからの脱落が防止でき、第1乃至第3のステント構成部材4,14,24の組み合わせ状態を確実に維持できる。
次に、上述したように保持部材16を用いて第1乃至第3のステント構成部材4,14,24を一体化した管状体2を備える脈管用ステント1の組立工程の一例を以下に示す。
まず、本発明に係る脈管用ステント1を構成する管状体2を組み立てるには、図11に示すように、第1のステント構成部材4を構成するための連続した1本の糸3−1を用意し、この糸3に両端部側のみを開放した筒状の保持部材16を予め挿通しておく。このとき、保持部材16を、第1のステント構成部材4の脚片8a,8bに隣接する第2及び第3のステント構成部材14,24の脚片11a,13a及び脚片11b,13bの数だけ挿通する。
この複数の保持部材16を挿通した糸3−1を、前述したように、2つの山谷が交互に連続するようにジグザグ状に折り曲げる。このとき、糸3−1に予め挿通した保持部材16を移動させ、図11に示すように、管状体形成エレメント5の山谷を構成する一対の脚片8a,8bのうち第2及び第3のステント構成部材14,24の脚片11a,13a又は脚片11b,13bと隣接する脚片8a,8bにそれぞれ一つずつ位置するようにする。
上述のように、第1段目の管状体形成エレメント5を形成した後、同様に糸3を折り曲げ、第2段目、第3段目と順次管状体形成エレメント5を形成し、第1のステント構成部材4を形成する。
次に、第2のステント構成部材14を構成する連続した1本の糸3−2を用意する。この糸3−2を、図12に示すように、第1のステント構成部材4の第1段目の管状体形成エレメント5を形成する脚片8a,8bのうち、第1段目の管状体形成エレメント5に連続する脚片8aに挿通された保持部材16に挿通する。次いで、この糸3−2を前述したように2つの山谷が交互に連続するようにジグザグ状に折り曲げ、折り曲げ部7の両側に一対ずつの脚片11a,11bが形成された第1段目の管状体形成エレメント15を形成する。この第1段目の管状体形成エレメント15を形成したところで、第1段目の管状体形成エレメント15の山谷を構成する一対の脚片11a,11bのうち第3のステント構成部材24の脚片13aと隣接する脚片11aにそれぞれ保持部材16を挿通する。
このように、第1段目の管状体形成エレメント15を形成した後、同様に糸3−2を保持部材16に挿通させながらジグザグ状に折り曲げ、第2段目、第3段目と順次管状体形成エレメント15を形成し、第2のステント構成部材14を形成する。
このとき、第2のステント構成部材14は、第1のステント構成部材4の管状体形成エレメント5を構成する脚片8aと隣接する脚片11aとの間が保持部材16に保持されることより、図12に示すように、第1のステント構成部材4との組み合わせが行われる。
次に、第3のステント構成部材24を構成するための連続した1本の糸3−3を用意し、この糸3−3を、図13に示すように、第2のステント構成部材14の第1段目の管状体形成エレメント15を形成する脚片11aに挿通された保持部材16に挿通する。次いで、この糸3−3を前述したように2つの山谷が交互に連続するようにジグザグ状に折り曲げ、さらに、第1のステント構成部材4の第1段目の管状体形成エレメント5を構成する脚片8aに挿通された保持部材16に挿通し、第1段目の管状体形成エレメント25を形成する。
第1のステント構成部材4の脚片8aに挿通された保持部材16に挿通された糸3−3は、保持部材16から引き出され、第2のステント構成部材14の第2段目の管状体形成エレメント15を形成する脚片11aに挿通された保持部材に挿通される。次いで、この糸3−3は、前述したように2つの山谷が交互に連続するようにジグザグ状に折り曲げられる。折り曲げされた糸3−3は、さらに、第1のステント構成部材4の第2段目の管状体形成エレメント5を構成する脚片8aに挿通された保持部材16に挿通され、第2段目の管状体形成エレメント25を形成する。
このように、第1段目及び第2段目の管状体形成エレメント25を形成した後、同様に糸3−3を各保持部材16に挿通させながらジグザグ状に折り曲げ、第3段目、第4段目と順次管状体形成エレメント25を形成することにより、第3のステント構成部材24を形成する。
第3のステント構成部材24は、第1及び第2のステント構成部材4,14の管状体形成エレメント5,15を構成する脚片8a,11aとそれぞれ隣接脚片13aとの間が保持部材16により保持される。このように、第3のステント構成部材24が第1及び第2のステント構成部材4,14に組み合わせられることにより、第1乃至第3のステント構成部材4,14,24は一体化され、図1及び図2に示すような連続した1の管状体2を構成する。
なお、管状体2を構成する第1乃至第3のステント構成部材4,14,24を形成した糸3の端部は、切断されるなどの端末処理が施される。
そして、第1乃至第3のステント構成部材4,14,24を上述したように組み合わせ一体化されて形成された管状体2は、熱処理等が施されて整形され、さらには、脈管への挿入が可能な状態に縮径処理等が施されて脈管用ステント1を構成する。
なお、図11乃至図13では、第1乃至第3のステント構成部材4,14,24の形成及び組み合わせの状態を理解し易いようにするため、湾曲して形成される状態を平面的に示している。
上述したように構成された脈管用ステント1は、各管状体形成エレメント5,15,25の互いに隣接する一対の脚片8a,8b,11a,11b,13a,13b間が保持部材16により相対的に移動可能に保持されているだけであるので、多段に連続する各管状体形成エレメント5,15,25を相対的に移動させて伸縮することができる。
すなわち、脈管用ステント1にこれを伸長させるような力が加えられたときには、図14に示すように、多段に連続する各管状体形成エレメント5,15,25は、互いに対向する折り曲げ部7,7間の間隔D1を大きくする方向の離間する方向に移動する。また、脈管用ステント1に、これを圧縮するような力が加えられたときには、図15に示すように、多段に連続する各管状体形成エレメント5,15,25は、互いに対向していた折り曲げ部7,7が互いに近接させ、さらには、互いに一定量D2を重ねる方向に移動する。
このように、多段に連続する各管状体形成エレメント5,15,25が移動変位することにより、図16に示すように、直線状にある脈管用ステント1は、長手方向に沿って湾曲されたとき、図17に示すように、曲率の小さい外周側が、多段に連続する各管状体形成エレメント5,15,25の間隔D1を広げるように移動変位し、曲率が大きくなる内周側は各管状体形成エレメント5,15,25の間隔Dを小さくし、さらには互いに対向する折り曲げ部7,7部分を重ねるように移動変位する。
このように、本発明に係る脈管用ステント1は、管状部6を構成する多段に連続する各管状体形成エレメント5,15,25が互いの位置をずらせながら湾曲するので、湾曲される部分が偏平されることなく管状の状態を維持して湾曲可能となる。
さらに、本発明に係る脈管用ステント1は、長手方向の軸を中心にしてひねられるツイストされた場合であっても、保持部材16により保持された一対の脚片8a,8b,11a,11b,13a,13b間を相対的に移動変位させることができるので、容易にひねり変形を実現できる。この場合においても、互いに隣接する一対の脚片8a,8b,11a,11b,13a,13b間が、保持部材16に保持された状態で、この保持部材16内で互いに回転するように移動変位することによりひねりを発生させるので、ひねられた部分が偏平されることなく管状の状態を維持することができる。
そして、本発明に係る脈管用ステント1は、図18に示すように、長手方向に沿ってひねり、すなわちツイストされながら湾曲した場合であっても、曲率を小さくして湾曲する外周側は、多段に連続する各管状体形成エレメント5,15,25の間隔D1を広げるように移動変位し、曲率を大きくするように湾曲する内周側は各管状体形成エレメント5,15,25の間隔D2を小さくするように移動変位し、しかも、互いに隣接する一対の脚片8a,8b,11a,11b,13a,13b間が、保持部材16に保持された状態で回転するように互いの位置をずらせるように変位するので、ツイストしながら湾曲する部分においても、管状の状態を維持することができる。
上述したように、本発明に係る脈管用ステント1は、大きな負荷を発生させることなく長手方向に沿って容易に湾曲変形可能であって、さらには、ひねりの方向の変形も可能であるので、この脈管用ステント1が植え込まれた血管が湾曲し、さらにはひねりを発生させた場合でも、血管に大きな負荷や刺激を与えることなく、血管の湾曲やひねりに追随して湾曲変形できるので、血管内の細胞増殖を抑え、再狭窄が発生する確率を抑えることができる。
また、この脈管用ステント1は、ひねられながら湾曲した場合であっても、偏平な状態とされることなく管状の状態を維持することができるので、血管の内壁の支持機能を損なうこともなく、血流の流路を確実に確保できる。
上述した実施の形態では、保持部材16として、図10に示すように、断面を円形とした筒状に形成したものを用いる例を挙げて説明したが、この保持部材16は、図19に示すように、断面形状を楕円となす挿通孔17を有する筒状に形成したものを用いることができる。この図19に示す保持部材16は、直径をXとする断面円形の2本の糸3,3が並列して配置したときの長さとほぼ等しい長径Yを有し、1本の糸3の直径Xとほぼ等しい短径Yを有する挿通孔17を有するように形成されている。このような保持部材16を用いることにより、互いに隣接する互いに隣接する一対ずつの脚片8a,8b,11a,11b,13a,13bを並列させた状態を維持しながら保持でき、脈管ステント1がひねり、すなわちツイストした場合においても、第1、第2、第2のステント構成部材の組み合わせ状態を確実に維持でき、管状体2としての安定した形態を維持することができる。
なお、図19に示す保持部材16は、断面楕円形の挿通孔17に対応して外周径も楕円形として形成されいる。すなわち、保持部材16は、周壁を均等な厚さで形成されている。

また、上述した実施の形態において、脈管用ステント1は、3つのステント構成部材4,14,24を組み合わせることによって形成されているが、2つ若しくは4つのステント構成部材を組み合わせて形成するようにしてもよい。
なお、本発明に係る脈管用ステント1は、複数のステント構成部材4,14,24をそれぞれ同一の生分解性ポリマー製の糸3により形成した例に限らず、材料を異にする生分解性ポリマー製の糸により形成したものであってもよい。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施の形態に限定されるものではなく、添付の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、様々な変更、置換又はその同等のものを行うことができることは当業者にとって明らかである。
本発明に係る脈管用ステントは、生体の冠動脈等の血管、気管、胆管などの脈管に植え込まれ、脈管を内部から支持する部材として用いられる。生分解性ポリマー製の糸を用いて形成された脈管用ステントは、生体の脈管に植え込まれた後、一定期間経過することにより生体内で消失される。
本発明に係る脈管用ステントの一方の側を示す側面図である。 本発明に係る脈管用ステントを示す斜視図である。 図1に示す脈管用ステントのIII−III線断面図である。 ステント構成部材を形成する糸を示す斜視図である。 ステント構成部材を構成する糸の他の例を示す斜視図である。 本発明に係る脈管用ステントを構成する第1のステント構成部材を示す側面図である。 本発明に係る脈管用ステントを構成する第2のステント構成部材を示す側面図である。 本発明に係る脈管用ステントを構成する第3のステント構成部材を示す側面図である。 互いに隣接する一対の脚片を保持部材により保持した状態を示す斜視図である。 互いに隣接する一対の脚片を保持部材により保持した状態を示す断面図である。 糸を折り曲げて第1のステント構成部材を形成する状態を展開して示す平面図である。 第1のステント構成部材に第2のステント構成部材を組み合わせる状態を展開して示す平面図である。 第1及び第2のステント構成部材に第3のステント構成部材を組み合わせる状態を展開して示す平面図である。 脈管用ステントを伸長させたときの管状体形成エレメントの相対位置関係を示す部分側面図である。 脈管用ステントを縮めたときの管状体形成エレメントの相対位置関係を示す部分側面図である。 本発明に係る脈管用ステントが直線状態にある側面図である。 本発明に係る脈管用ステントを長手方向に沿って湾曲させた状態を示す斜視図である。 本発明に係る脈管用ステントをひねりながら湾曲させた状態を示す斜視図である。 本発明に用いられる保持部材の他の例を示す断面図である。
符号の説明
1 脈管用ステント、 2 管状体、 3 糸、 4,14、24 ステント構成部材、 5,15,25 管状体形成エレメント、 7 折り曲げ部、 一方の脚片 8a,11a,13a、 他方の脚片 8b,11b,13b、 16 保持部材、 17 挿通孔

Claims (8)

  1. 一連に連続した線条体よりなり、上記線条体の一部を直線状の脚片と屈曲部が順次連続するジグザグ状に折り曲げ管状体の一部を構成する複数の管状体形成エレメントを上記管状体の軸方向に多段に形成した複数のステント構成部材を備え、
    上記複数のステント構成部材は、一のステント構成部材に形成された管状体形成エレメントの脚片と他のステント構成部材に形成された管状体形成エレメントの脚片を互いに隣接させて組み合わせて上記管状体を構成し、
    上記管状体を構成する複数のステント構成部材は、上記互いに隣接する一対の脚片を筒状をなす一の保持部材により相対移動を可能に保持して一体化され
    上記一のステント構成部材の管状体形成エレメントと上記他のステント構成部材の管状体形成エレメントの上記管状体における軸方向への相対位置の変位を可能としたことを特徴とする脈管用ステント。
  2. 上記複数のステント構成部材を組み合わせて構成された管状体は、ジグザグ状に折り曲げた上記線条体の折り曲げ部を変位部にして縮径又は拡張されることを特徴とする請求項1記載の脈管用ステント。
  3. 上記管状体は、3つのステント構成部材を組み合わせて構成され、各ステント構成部材は、上下に位置する各管状体形成エレメントが上記管状体の周回り方向に120度の角度位置をずらせて互いに形成されていることを特徴とする請求項1記載の脈管用ステント。
  4. 上記線条体上記保持部材は、生分解性ポリマーにより形成されていることを特徴とする請求項1記載の脈管用ステント。
  5. 上記線条体は、生分解性ポリマーからなる一連に連続したモノフィラメントであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の脈管用ステント。
  6. 上記線条体は、複数本の生分解性ポリマーからなるモノフィラメントが一体化されたマルチフィラメントであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の脈管用ステント。
  7. 上記線条体及び上記保持部材は、ポリ乳酸(PLLA)、ポリグリコール酸(PGA)、ポリグリコール酸とポリ乳酸の共重合体、ポリジオキサノン、トリメチレンカーボネートとグリコリドとの共重合体、ポリグリコール酸又はポリ乳酸とεーカプロラクトンとの共重合体の1又は2以上の生体吸収性ポリマーにより形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の脈管ステント。
  8. 上記線条体と上記保持部材とは、同種の生分解性ポリマーにより形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の脈管用ステント。
JP2006074925A 2006-03-17 2006-03-17 脈管用ステント Active JP4920274B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006074925A JP4920274B2 (ja) 2006-03-17 2006-03-17 脈管用ステント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006074925A JP4920274B2 (ja) 2006-03-17 2006-03-17 脈管用ステント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007244749A JP2007244749A (ja) 2007-09-27
JP4920274B2 true JP4920274B2 (ja) 2012-04-18

Family

ID=38589647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006074925A Active JP4920274B2 (ja) 2006-03-17 2006-03-17 脈管用ステント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4920274B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5060884B2 (ja) 2007-09-21 2012-10-31 富士重工業株式会社 牽引装置
US20100298926A1 (en) * 2007-10-16 2010-11-25 Kabushikikaisha Kyoto Iryo Sekkei Cylindrically-shaped element for luminal stent, and luminal stent
JP5243080B2 (ja) * 2008-03-31 2013-07-24 テルモ株式会社 生体内留置用ステントおよび生体器官拡張器具
JP5553750B2 (ja) * 2008-06-27 2014-07-16 株式会社 京都医療設計 脈管用ステント
JP6522518B2 (ja) * 2013-12-25 2019-05-29 株式会社 京都医療設計 脈管用ステント
EP3534837A1 (en) * 2017-02-24 2019-09-11 Bolton Medical, Inc. Constrainable stent graft, delivery system and methods of use

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004033579A (ja) * 2002-07-05 2004-02-05 Medicos Hirata:Kk 生体吸収性ステント及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007244749A (ja) 2007-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101547200B1 (ko) 맥관용 스텐트
US5749919A (en) Resilient prosthesis for widening a channel, particularly a blood vessel, and method for making same
JP4651943B2 (ja) 腸管内に埋設可能なプロテーゼ
US8070793B2 (en) Stent for vessel
JP4920274B2 (ja) 脈管用ステント
JP5384359B2 (ja) 脈管ステント用の管状体形成エレメント及び脈管ステント
JPH04256759A (ja) 体内管の狭窄部位を拡張させる装置
CN108472146B (zh) 合成树脂支架
JP6177259B2 (ja) ステントおよびステントグラフト
JP2011504407A (ja) 円筒形ステント
JP2004049806A (ja) ステント及びステント付きグラフト
JP4327548B2 (ja) ステント
JP4429833B2 (ja) ステント及びステントグラフト
JP6522518B2 (ja) 脈管用ステント
CN113613600A (zh) 合成树脂支架及支架递送系统
JP2017029387A (ja) 生分解性ステント
JP2016146869A (ja) 生分解性ステント
JP2003062084A (ja) 可撓性の改良されたステント
CN113347948A (zh) 支架及其制作方法
WO2022181661A1 (ja) ステント
JP7379766B2 (ja) ステント
JP2009101068A (ja) ステント
JP6729552B2 (ja) 合成樹脂ステント
JP2021154121A (ja) ステントの製造方法
JP2021078620A (ja) ステント

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080626

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4920274

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250