JP4919510B2 - 食器カゴ - Google Patents

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本願発明は、食器洗浄装置用の食器カゴに関する。
学校施設、医療施設、介護施設などへ給食を提供する給食センターや、学内食堂、社員食堂など、一度に大量の食事を供給する必要がある施設では、食事を供給した後の大量の食器を効率的に回収して洗浄するため、食器カゴ内に収納した食器を食器カゴごと食器洗浄装置に載せ、食器カゴ内の食器に直接注水を行うことにより食器を洗浄するという方法が従来から広く用いられている。
その際、洗浄作業を適切に行って所要の洗浄効果を得るためには、食器を食器カゴ内に所定の向き、間隔で整然と収納する必要があり、このように整然と収納されていない場合には、洗浄前に食器を洗浄に適した向き、間隔に収納し直す必要がある。この煩雑さを避けるため、食器カゴの形状を工夫するなどにより、食器を整然と収納することが容易で、食器を収納しなおす必要をなくして、より効率的に食器の洗浄を行えるようにした食器カゴも知られている。例えば、特許文献1では、食器を仕切るための仕切り部材を取り付けることで食器1個ごとの収納部を複数設け、かつ仕切り部材の形状を食器の形状に合わせて湾曲させることなどによって、低学年の児童などでも食器を整然と収納することができ、そのままの状態で食器洗浄装置に載せて食器カゴごと洗浄することができるようにした給食用食器籠が開示されている(特許文献1参照)。
特開平10‐014854号公報
しかし、同文献に記載の食器カゴの場合、食器を収納する際に、はじめから食器を洗浄するときの状態である食器の開口面(食器に対して食物が盛られる側の面)を横に向けた状態で収納するようにしているため、収納時に食器から落下する残り汁や油などの残飯を受けるための汁受けパンを必要としていた。このため、この汁受けパンは、食器の外周に沿って移動可能に設けられ、食器洗浄の際には邪魔にならない食器の側方の位置に回避されることになるが、食器洗浄時においては、食器が汁受けパンの陰となって洗浄水が全面に行き届かないことから、食器洗浄後も汁受けパン内に残飯が残ったままとなり、別途汁受けパンの洗浄を要していた。即ち、食器洗浄に際して食器を洗浄する作業以外の作業も必要となり煩雑であった。
そこで、本願発明の解決すべき課題は、食器を整然と収納することが容易で、食器を収納し直す必要をなくして、より効率的に食器の洗浄を行えるようにした食器カゴであって、しかも、収納時に残飯が落下することがないようにして、食器を洗浄する作業だけで食器洗浄作業を完結させることが可能な食器カゴを提供することにある。
以上の課題を解決するため、本願発明は、食器の回収時には食器の開口面を上にして食器カゴに収納することができるようにして残飯が落下しないようにするとともに、食器を収納し直すことなく、食器の開口面を横向きにして洗浄を行うことができる食器カゴを提供する。即ち、第一の発明は、食器を上から積重ねるように収納するための収納開口と、収納開口面を食器洗浄装置のコンベア進行方向に向けて配置した際に、コンベア進行経路に設けられている注水部からの食器洗浄用水流を収納された食器に浴びせるための水流用開口とを備えた食器カゴを提供する。
また、第二の発明は、第一の発明を基礎として、水流用開口は、収納された食器の積層側面に対して水流を浴びせられるように配置されている食器カゴを提供する。
また、第三の発明は、第一又は第二の発明を基礎として、収納開口または、水流用開口に択一的に配置可能な食器規制部を有する食器カゴを提供する。
また、第四の発明は、第一から第三のいずれか一の発明を基礎として、収納開口面を食器洗浄装置のコンベア進行方向に向けて配置した際に、コンベア進行経路に設けられている注水部からの食器洗浄用水流であって、水流用開口を介して食器の積層側面に対して浴びせられ、一の食器の食器表面ならびに前記一の食器に隣接する一の食器の食器裏面により形成された間隙に沿って流れた水流を直接的に食器カゴ外に流出させるための流出用開口をさらに有する食器カゴを提供する。
本願発明により、食器を整然と収納することが容易で、食器を収納し直す必要をなくして、より効率的に食器の洗浄を行えるようにした食器カゴであって、しかも、収納時に残飯が落下することがないようにして、食器を洗浄する作業だけで食器洗浄作業を完結させることが可能な食器カゴを提供することが可能となる。
以下に、本願発明の実施例を説明する。実施例と請求項の相互の関係は以下のとおりである。実施例1は主に請求項1、請求項2などに関し、実施例2は主に請求項3などに関し、実施例3は主に請求項4などに関する。なお、本願発明はこれら実施例に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
<概要>
本実施例の食器カゴは、食器の回収時には食器の開口面を上にして食器カゴに収納することができるようにして残飯が落下しないようにするとともに、食器の洗浄時には食器を収納し直すことなく、食器の開口面を横向きにして洗浄を行うことができる食器カゴである。このため、本実施例の食器カゴは、食器を上から積重ねるように収納するための開口と、食器洗浄用水流を収納された食器に浴びせるための開口とを備える。また、食器洗浄用水流を収納された食器に浴びせるための開口が収納された食器の積層側面に対して水流を浴びせられるように配置されているものも本実施例の食器カゴに含まれる。
<構成>
(全般)
図1は、本実施例の食器カゴの概要図である。本図は、食器を収納する時の状態、即ち、食器を上から積重ねるように収納するための開口を上に向けた状態の食器カゴを斜視図で示したものである。
本図に示す食器カゴ0100は、6個の面(一部図に現れない面がある)を有する略直方体であり、この略直方体の形状を構成するための枠及び各面の央部に設けられた桟を線状部材(例えばステンレス製の金属線)で形成したものである。本図の食器カゴは、1つの面として、食器0120を上から積重ねるように収納するための収納開口0101(本図では上面として現れている)を備える。また、本図の食器カゴは、他の一つの面として、収納開口面を食器洗浄装置のコンベア進行方向(その典型的一例を矢印A方向で示す)に向けて配置した際にコンベア進行経路に設けられている注水部からの食器洗浄用水流を収納された食器に浴びせるための水流用開口0102(本図では右側の側面として現れている)を備える。
本願発明の食器カゴの収納対象となる「食器」には、例えば、皿、椀、小鉢、どんぶり、コップ、トレイ等が含まれる。また、ここでいう「食器」は、文字通り食物を盛り付けて食卓に供するための器に限られず、調理に用いる器具類であっても、食器カゴ内に積重ねて収納し、その積層側面に対して水流を浴びせることで洗浄効果が得られるものを広く含む概念であり、例えば、まな板、中華なべ、フライパン、焼肉用の鉄板などもここでいう「食器」に該当する。
食器カゴの材料としては、例えばステンレスなどの金属が用いられるが、食器を収納した状態での搬送及び洗浄時の注水に耐え得るものであれば、その材料は特に限定されない。
また、食器カゴの形状もこれを問わない。図1では略直方体のものを示しているが、食器の形状などに応じて略円柱、(略直方体以外の)略多角柱などであってもよく、要するに、食器を整然と収納することが容易で、かつ食器洗浄装置に載置可能な形状であればよく、特に限定はされない。また、図1の食器カゴは、既述のように、略直方体の形状を、枠及び各面の央部に設けられた桟を線状部材(例えばステンレス製の金属線)で形成したものであり、かかる形状の食器カゴ(特に水流用開口をかかる形状に形成したもの)は、好適な一例である。かかる形状が好適である理由は、第一に、水流用開口を通じて大量の食器洗浄用水流を収納された食器に対して浴びせることができるため(このように浴びせることが望ましい理由については後述する)であり、第二に、食器を収納した状態での搬送を容易に行えるように食器カゴ全体の重量を小さくできるためである。なお、図1において水流用開口の央部に設けられている2本の桟0111は、食器が食器カゴから飛び出さないように規制するための食器規制部であり、かかる桟を設置する数及び位置は、好適には、食器が食器カゴから飛び出さないようにするために最低限必要な数と位置である。図1における桟の設置数及び位置もかかる好適な一例である。
なお、図1では、収納時の状態を示しているため、収納に利用されている収納開口には食器が食器カゴから飛び出さないようにするための食器規制部は設けられていない。しかし、後述のように食器洗浄時には、収納開口は食器カゴの側面に位置することになるので、その際には食器が食器カゴから飛び出さないようにするための食器規制部が設けられることが望ましい。そこで、このための構成として、収納開口には、収納時には当該開口を全面的に開放し、食器洗浄時には当該開口から食器が飛び出さないように規制することができる開閉自在な桟である食器規制部を設けることが考えられる。この収納開口に設けられる食器規制部は、例えば、収納時には食器が水流用開口を通じて食器カゴから飛び出さないように規制するための食器規制部として水流用開口に設けられる桟を、収納開口と水流用開口とが共有する一つの桟として設けるようにしてもよい。図1の例もかかる両開口が共有する桟である食器規制部を有する食器カゴの例である。かかる構成の詳細については別の実施例にて後述する。
(収納開口)
「収納開口」は、既述のように、食器を上から積重ねるように収納するための開口である。食器を上から積重ねるように収納できるようにしたのは、使用された食器の収納時に食器から残飯が落下することがないようにするためである。「上から積重ねるように収納する」態様としては、図1に示したように、上面に位置する収納開口から食器の開口面を上にした状態で一枚ずつもしくは複数枚を重ねて一度に収納する態様が典型的に考えられる。
(水流用開口:全般)
「水流用開口」は、これも既述のように、収納開口面を食器洗浄装置のコンベア進行方向に向けて配置した際に、コンベア進行経路に設けられている注水部からの食器洗浄用水流を収納された食器に浴びせるための開口である。
本願発明の食器カゴが用いられる食器洗浄装置の概要については後述するが、上に言う食器洗浄装置の「コンベア」とは、その上に載置された食器カゴを移送するための手段(例えば無限軌道にて回転するベルトなど)である。また、「コンベア進行方向」は、好適にはコンベアの前進方向、換言すればコンベア上の食器カゴが進行していく先の方向を言う。これは、食器の洗浄を好適に行うため、通例、食器の開口面が前進方向に向くようにしてコンベアを進行させるためである。
ただし、本願発明の食器カゴが用いられる食器洗浄装置は、食器の洗浄を行う際に、食器の開口面が前進方向とは逆の方向に向くようにしてコンベアを進行させるものも排除しない。従って、「コンベア進行方向」には、コンベアの後進方向、換言すればコンベア上の食器カゴが進行していく方向とは逆の方向も含まれる。即ち、水流用開口が、収納開口面を食器洗浄装置のコンベアの後進方向に向けて配置した際に、コンベア進行経路に設けられている注水部からの食器洗浄用水流を収納された食器に浴びせるための開口であるものも、本願発明の技術的範囲に属する。
また、食器洗浄装置の「注水部」は、コンベア上を移送中の食器カゴ内の食器に食器洗浄用水流を浴びせるための手段をいう。
(水流用開口:具体的構成の一例)
次に、水流用開口の具体的構成の一例について説明する。
図2は、本実施例の食器カゴの概要図であるが、図1と異なり、食器を洗浄するために食器洗浄装置のコンベア上に載置した時の状態、即ち、水流用開口を上に向けた状態の食器カゴを、食器洗浄装置(一部)の位置とともに示した側面図である。
本図の「食器カゴ」0200は、食器洗浄装置の「コンベア」0231上に載置され、矢印A方向に向かって進行している状態である。食器カゴ内には「食器」0220が収納され、収納された食器の積層側面に対して食器洗浄装置の「注水口」0232から水流を浴びせられている状態である。
その際、本図に示すように、食器は多少の余裕を持って重ね合わせられた状態で食器カゴに収納される。このようにすることで、食器の開口面はコンベア面に対して厳密には垂直にはならず、垂直方向から若干傾斜して収納された状態となる。そして、注水部の真下を通過する時に、食器が若干開いた状態となり、この開いた隙間に注水部からの食器洗浄用水流が水流用開口を通じて浴びせられる。
かかる構造の食器洗浄装置については、本願発明と同一の発明者が発明し、本願出願人と同一の出願人が出願(特願2007‐085969)を行ったところであり、本願発明に係る食器カゴは、この食器洗浄装置に用いる場合に最もその効果を発揮しうるものである。この食器洗浄装置の特徴、構成については当該出願にかかる明細書等に詳細に説明したところであるが、一言で言えば、上に述べたように多少の余裕を持って重ね合わせられた食器と食器の間に開モーメントを加えて隙間を作るとともに、食器を一枚ずつ回転して移動させ、この順次形成される隙間に対しほぼ真上に設けられた注水部から強い水流を浴びせて食器に残った残飯を洗い落とすように構成されたものである。
その際、注水部から浴びせる水流は、その水圧ではなく水量が重要であり、滝のように大量の水を食器の積層側面に対して浴びせることで、食器の隙間が大量の浄水用水流で満たされ、食器にこびりついた固形化した米飯類等を洗い落とすことが可能となる。そこで、かかる特徴、構成を有する食器洗浄装置に適した本願発明に係る食器カゴにおいては、水流用開口は、収納された食器の積層側面に対して水流を浴びせられるように配置されていることが望ましく、さらに好適には、大量の水を食器の積層側面に対して浴びせることができるよう、水流用開口はできるだけ大きな開口面積を有していることが望ましい。
ここで「水を食器の積層側面に対して浴びせる」とは、収納開口面を食器洗浄装置のコンベア進行方向に向けて配置した際に、重ね合わせられた食器と食器の間に開モーメントを加えて作った隙間に対し水を浴びせるという意味である。
図3は、水を食器の積層側面に対して浴びせることの具体的意味を説明するための図であり、食器カゴ内に収納されて食器洗浄装置のコンベア上を進行中の食器を注水部の方向から見た平面図である(作図の便宜上食器洗浄装置のコンベア、注水部及び注水される水の図示を省略した)。このうち、図3(a)及び(b)は本実施例にいう「水を食器の積層側面に対して浴びせている状態」を示す。
まず、図3(a)では、食器カゴ0300は、収納開口面0301(食器カゴ内の食器0320の開口面が向いている面として現れている)を前進方向に向けて矢印A方向に進行中であり、従って、食器に対する注水は、左端の食器から右端の食器へと矢印B方向に向かって順次食器と食器の間に作られた隙間に対して行われていくことになる(図は、左から4枚目の食器と5枚目の食器の間の隙間に注水がなされている状態を示す)。
また、図3(b)では、食器カゴ0300は、収納開口面0301を後進方向に向けて矢印A方向に進行中であり、従ってやはり、食器に対する注水は、左端の食器から右端の食器へと矢印B方向に向かって順次食器と食器の間に作られた隙間に対して行われていくことになる(図は、左から4枚目の食器と5枚目の食器の間の隙間に注水がなされている状態を示す)。
(水流用開口:網状部材で覆われた開口でない構成例)
また、大量の水を食器の積層側面に対して浴びせることができるよう、水流用開口はできるだけ大きな開口面積を有していることが望ましいとの観点から、本実施例の食器カゴの水流用開口は、網状部材(開口部分が細かい網目状になっていて開口径が極めて小さい部材で覆われたものをいう。)で覆われた開口でないことが望ましい。かかる「網状部材で覆われた開口でない」一例は、図1で示したように、枠及び各面央部に設けられた桟を線状部材で形成したものである。
図4は、本実施例の食器カゴの概要図であって、図1に示したのと同様の食器カゴ0400の水流用開口0402を上に向けた状態を斜視図で示したものである。従って、本図の食器カゴも、図1に示した食器カゴと同様、枠及び各面央部に設けられた桟を線状部材で形成し、かつ桟を設置する数及び位置を食器0420が食器カゴから飛び出さないようにするために最低限必要な数と位置とした好適な例である。また、本図では、収納開口0401をかかる食器規制部を構成する桟0411が塞いでいる状態が示されているが、本図の例も図1と同様、収納開口と水流用開口が一つの桟を共有している場合の例、即ち、収納開口または水流用開口に択一的に配置可能な食器規制部を有する食器カゴの例であり、図1では水流用開口を塞いでいた桟を、両開口が接する辺を構成する枠0403に備えられている蝶番0405を中心に270度回転させて収納開口を塞ぐ状態にしたものである(かかる食器規制部の構成の詳細については後述する)。そこで、図4の状態では、水流用開口は、何ら食器規制部を構成する桟で塞がれることはなく、開口全面が開放された状態となっている。このようにすることで、注水部からの洗浄用水流を食器カゴに収納された食器の積層側面に対してより大量に浴びせることが可能となる。
(その他)
(流出用開口)
以上のほか、本実施例の食器カゴは、収納開口面を食器洗浄装置のコンベア進行方向に向けて配置した際に、コンベア進行経路に設けられている注水部からの食器洗浄用水流であって、水流用開口を介して食器の積層側面に対して浴びせられ、一の食器の食器表面ならびに前記一の食器に隣接する一の食器の食器裏面により形成された間隙に沿って流れた水流を直接的に食器カゴ外に流出させるための流出用開口をさらに有していてもよい。かかる構成についても、別の実施例として後述する。
(食器載置レール)
また、本実施例の食器カゴは、食器洗浄時における底面に、食器を載置するためのレール状の部材である食器載置レールを有していてもよい。この食器載置レールの目的は、食器洗浄時において横向きの食器を安定的に支持するとともに、開モーメントを加えて食器と食器の間に隙間を作る工程が円滑に実現されるよう、食器の微動を容易にすることにある。かかる構成についても、別の実施例として後述する。
(食器保持板)
また、本実施例の食器カゴは、収納時における底面(収納時において収納開口が上面に位置する典型的な構成にあっては、収納開口の対面)に、食器を安定的に保持するための食器保持板を有していてもよい。
図5は、収納開口面を上にした状態における食器カゴの一例を示す底面図である。本図の例では、食器カゴ0500の収納時における底面に、食器0520を保持するための食器保持板0504(斜線で示す)が備えられている。
この食器保持板は、食器収納時に食器を安定的に積重ねることができるようにするとともに、食器の搬送を安定的にできるようにするためのものである。既述のように、本実施例の食器カゴは、(1)水流用開口を通じて大量の食器洗浄用水流を収納された食器に対して浴びせることができるようにするとともに、(2)食器を収納した状態での搬送を容易に行えるように食器カゴ全体の重量を小さくするため、好適には、枠及び各面の央部に設けられた桟が線状部材(例えばステンレス製の金属線)で形成されるが、半面、軽量化のみを追求した場合には、食器カゴの強度が不足し、食器収納時に食器を安定的に積重ねたり、食器の搬送を安定的に行ったりする上で困難を生じるおそれがあることも否めない。そこで、上述の(2)の目的を害しないように配意しつつ、食器収納時に食器を安定的に積重ねたり、食器の搬送を安定的に行ったりできるようにするため、このように食器カゴの底面に、食器保持用板を設けることで、食器カゴの強度を補強し、かかるおそれを解消することとしたものである。従って、板の重量は、食器カゴ全体の重量が重くなりすぎない程度のものであることが望ましく、また、板の幅は、食器収納時に食器を安定的に積重ねたり、食器の搬送を安定的に行ったりする上で必要十分なものであることが望ましい。好適な一例としては、底面中央に底面幅の1/3程度の幅で渡されたステンレス製もしくは樹脂製の薄板が挙げられる。図5の例もこのような好適な例である。
<効果>
本実施例の発明により、食器を整然と収納することが容易で、食器を収納し直す必要をなくして、より効率的に食器の洗浄を行えるようにした食器カゴであって、しかも、収納時に残飯が落下することがないようにして、食器洗浄作業によってすべての食器の汚れを除去することが可能な食器カゴを提供することが可能となる。
<概要>
本実施例の食器カゴは、実施例1の食器カゴと基本的に共通する。ただし、本実施例の食器カゴは、収納開口または水流用開口に択一的に配置可能な食器規制部を有する点に特徴がある。
<構成>
(全般)
本実施例の食器カゴは、収納開口または水流用開口に択一的に配置可能な食器規制部を有する。「食器規制部」を配置する目的は、収納開口または水流用開口から食器が飛び出さないようにすることにある。前出の図1、図4に示した食器カゴも食器規制部を有する例である。以下、この図1、図4を用いて、食器規制部の構成の一例について説明する。
図1、図4では、食器規制部の一例として、収納時には収納開口を開放しつつ水流用開口を塞ぐとともに、食器洗浄時には収納開口を塞ぎつつ水流用開口を開放する、開閉自在な一つの桟を両開口が共有する例を示した。一方の開口を開放しつつ、他方の開口を塞ぐ理由は、収納時には、収納開口から食器を食器カゴ内に収納するため収納開口を全面的に開放する必要がある一方、側面に位置する水流用開口から食器が飛び出さないようにするために水流用開口を塞ぐ必要があるためである。また、食器洗浄時には、注水部からの大量の水を食器に浴びせるために、水流用開口を全面的に開放することが望ましい一方、側面に位置する収納開口から食器が飛び出したり食器が収納開口の下辺を形成する枠に乗り上げたりしないようにようするために収納開口を塞ぐ必要があるためである。
また、この収納時に水流用開口を塞ぎ、食器洗浄時に収納開口を塞ぐための食器規制部を両開口が共有するようにした理由は、双方のどちらの用途に用いるときでも両開口を同時に塞ぐ必要がないためであるとともに、食器カゴの構成を少ない材料で簡易に実現し、その重量を軽減して運搬が容易になるようにするためである。
(具体的構成の一例)
具体的には、この食器規制部は、例えば図1に示したような食器が2列に収納される食器カゴの場合には、互いに略平行に設けられた2本の線状部材(例えば金属線など)からなる桟で構成される(なお、図1の例と異なり、食器が1列に収納される食器カゴの場合には、1本の桟でもよい)。この桟の位置は、当該桟と略平行に位置する収納開口または水流用開口の枠との間隔(図1に示した収納時の例では、2本の桟0111と水流用開口の2本の枠0106、0107との間隔)が、食器が飛び出さないような間隔となるように決められる。このようにすることで、この2本の桟で構成される食器規制部が、食器カゴ内の食器が当該開口から飛び出さないように規制する役割を果たすことになる。
また、この食器規制部は、食器カゴ0100の収納開口0101と水流用開口0102が接する辺を形成する枠0103に備えられた蝶番0105を中心に回転自在に形成されており、食器洗浄時には、図1の状態から矢印B方向に270度回転させることにより、食器洗浄時に側面に位置することになる収納開口0101を規制するように構成される。
図4には、食器洗浄時において、このようにして回転させられた結果食器規制部を構成する2本の桟0411が、食器カゴ0400の収納開口0401の央部において当該開口を縦断する形で塞ぐように形成され、かかる構成によって食器規制部が食器カゴ内の食器が当該開口から飛び出さないように規制する役割を果たしている状態が示されている。
このように、収納開口と水流用開口のうち、利用されていない開口(即ち、収納時に於ける水流用開口、食器洗浄時における収納開口)から食器が飛び出さないように規制するための、両開口が共有する桟などである食器規制部を設けることで、(1)収納時には収納開口を開放し、食器の収納を可能にするとともに、水流用開口から食器が飛び出さないようにし、(2)食器洗浄時には水流用開口を開放し、注水部からの大量の水を食器に浴びせることを可能にするとともに、収納開口から食器が飛び出さないようにするという構成を、少ない材料で簡易に実現し、食器カゴの重量を軽減して運搬が容易になるようにすることが可能となる。
なお、以上では、食器規制部が線状部材(桟)で構成される好適な例を示した。かかる構成の食器規制部が好適である理由は、既に述べた水流用開口を通じて大量の食器洗浄用水流を収納された食器に対して浴びせることができるようにするとともに食器を収納した状態での搬送を容易に行えるように食器カゴ全体の重量を小さくすることができるようにするという本願発明の食器カゴの構成目的の一環として、食器規制部もかかる目的に資するように構成されていることが望ましいためである。しかし、食器規制部の構成目的自体は、食器カゴの利用していない開口から食器が飛び出さないように規制することにあるから、本願発明における食器規制部は、かかる線状部材で構成されるものに限られない。例えば、網状部材や板状部材で構成されるものであってもよい。
(その他の構成例:食器規制部に取り付けられる鍵)
なお、図1に示すように、食器規制部には、食器規制部をより確実に収納開口または水流用開口のうち利用されていない開口に固定するための鍵が取り付けられていてもよい。
図6は、かかる鍵が取り付けられた食器規制部の形状の一例を示す図である。このうち図6(a)は、図1に示したものと同様の例を示したものである。図6(a)の食器規制部は、収納開口と水流用開口が接する辺を形成する枠0603に備えられた蝶番0605に取り付けられた互いに略平行な2本の桟0611のほか、鍵を取り付けるための、当該2本の桟0611を水平に結ぶように設けられた2本の桟0612、0613を有する。
また、図6(a)の例では、食器規制部に取り付けられている鍵は、中空の円筒状部材0614と錘0615とから構成されている(これも図1に示した中空の円筒状部材0114と錘0115と同様の例を示したものである)。このうち、錘は、その上端部が円筒状部材を貫通しない寸法を有しており(本図の例は、円筒状部材の内径よりも大きな直径を有する略球状の部材である)、また下端部も円筒状部材を貫通しない寸法を有するとともに先端が二股に分かれた形状をしている(本図の例は、円筒状部材の内径よりも大きな幅を有するU字形の部材である)。このため、錘は、円筒状部材をすり抜けることがない範囲内で移動可能に保持される。
そこで、図1に示すように、食器規制部を構成する2本の桟0111を蝶番0105を中心に回転させて水流用開口を塞ぐ位置に持ってきた場合に、錘が自身の重量によって自然に下がり、2本の桟0111の先端で水流用開口を閉止している水平の桟0113(以下「閉止部材」という。)を水流用開口の枠0104ともに挟み込む。
なお、錘の先端部が側面に位置する開口の下辺をなす枠を形成する線状部材まで達した場合、当該線状部材が床面ないし食器洗浄装置のコンベア面に直接接する構造であると、錘の先端部が当該線状部材をうまく挟むことができないおそれがある。そこで、図示は省略するが、これを回避するために閉止部材0113や水流用開口の枠0104とコンベア面との間に隙間を設けるようにしてもよい。
また、図6(b)に示すように、収納開口と水流用開口が接する辺を形成する枠0603に備えられている蝶番0605部分を桟0611の長さ方向に沿った長孔形状とするとともに、鍵0616の先端部分が二股に分かれたものを枠0613の例えば二箇所に溶接などで固着させることによって、収納時には、食器規制部を一旦桟0611の長さ方向となる上方(図中矢印A方向で示す)へスライドさせてから、矢印B方向に270度回転させ、図1に示したように水流用開口を塞ぐ位置に持ってきた場合に、食器規制部が自身の重量によって自然に下へスライドして鍵の二股に分かれた先端部分が枠0104を挟み込むようにしてもよい。
なお、以上はあくまで一例であり、鍵の形状や構造は、要するに食器規制部をより確実に収納開口または水流用開口のうち利用されていない開口に固定する機能が発揮できるようなものであればよい。例えば、錘が下がったときに、閉止部材や水流用開口の枠より外側にくるようなものであってもよい。
<効果>
本実施例の発明により、特に、収納時には収納開口を開放し、食器の収納を可能にするとともに、側面に位置している水流用開口から食器が飛び出さないようにし、食器洗浄時には水流用開口を開放し、注水部からの大量の水を食器に浴びせることを可能にするとともに、側面に位置している収納開口から食器が飛び出さないようにするという構成を少ない材料で簡易に実現することが可能となる。
<概要>
本実施例の食器カゴは、基本的に実施例1又は2の食器カゴと共通する。ただし、本実施例の食器カゴは、収納開口面を食器洗浄装置のコンベア進行方向に向けて配置した際に、コンベア進行経路に設けられている注水部からの食器洗浄用水流であって、水流用開口を介して食器の積層側面に対して浴びせられ、一の食器の食器表面ならびに前記一の食器に隣接する一の食器の食器裏面により形成された間隙に沿って流れた水流を直接的に食器カゴ外に流出させるための流出用開口をさらに有する点に特徴を有する。平たく言えば、本実施例の食器カゴは、食器洗浄時に洗浄水が大量に浴びせられ食器を洗浄した際に、残飯などが食器カゴ内に引掛かり滞留しないようにするため、これら残飯が大量の洗浄水とともに食器カゴの底面(この場合の「底面」は、食器洗浄時における底面である)などからスムーズに排出されるよう底面などにも開口を設けたものである。
<構成>
(全般)
本実施例の食器カゴは、収納開口面を食器洗浄装置のコンベア進行方向に向けて配置した際に、コンベア進行経路に設けられている注水部からの食器洗浄用水流であって、水流用開口を介して食器の積層側面に対して浴びせられ、一の食器の食器表面ならびに前記一の食器に隣接する一の食器の食器裏面により形成された間隙に沿って流れた水流を直接的に食器カゴ外に流出させるための流出用開口をさらに有する。
「コンベア進行経路」、「注水部」の意味は、実施例1で説明したところと同じである。また、「食器表面」とは、食器の開口面をいい、「食器裏面」とは、その裏側の面、即ち食器の底面をいう。
既述のように、本願発明の食器カゴを最も効果的に使用することが可能な食器洗浄装置は、多少の余裕を持って重ね合わせられた食器と食器の間に開モーメントを加えて隙間を作り、この隙間に対しほぼ真上に設けられた注水部から強い水流を浴びせて食器に残った残飯を洗い落とすように構成されたものである。この食器と食器の間に開モーメントを加えて作った隙間が、本実施例にいう「食器表面ならびに食器裏面により形成された間隙」に相当する。その際、注水部からの水流は、滝のように大量に食器の積層側面に対して浴びせられるので、一の食器の食器表面ならびにこの食器に隣接する一の食器の食器裏面により形成された間隙には、大量の浄水用水流が満たされ、食器にこびりついた固形化した米飯類等を洗い落とすことが可能となる。しかし、この残飯を含んだ洗浄水が食器カゴから排出されるとき食器カゴにキャベツの千切りなどの残菜が引掛かってしまうと、せっかく洗浄された食器が使用後の洗浄水によって再び汚れてしまうことになりかねない。このため、「流出用開口」を設けて、これら残飯が大量の洗浄水とともに食器カゴからスムーズに排出されるようにしたのが、本実施例の食器カゴである。
従って、流出用開口は、食器洗浄時における底面に設けられることが望ましいほか、食器洗浄時における側面の全部または一部にも設けられてもよい。ただし、側面にも流出用開口を設ける場合には、一の食器の食器表面ならびにこの食器に隣接する一の食器の食器裏面により形成された間隙に大量の浄水用水流が満たされることが確保されるようにする必要がある。従って、最も好適な一例としては、流出用開口が食器洗浄時における底面にのみ設けられたものを挙げることができる。
なお、同様の観点から、これら大量の使用後の洗浄水が食器カゴから一旦排出されても再び食器カゴ内に還流することがないように、本実施例の食器カゴが用いられる食器洗浄装置のコンベアは、チェーンコンベアのようにコンベアの隙間から水を排出できるような構造のものであることが望ましい。
(具体的構成の一例)
食器洗浄時における底面に設けられる流出用開口の具体的な構成の一例としては、実施例1で各面について述べたのと同様の、枠及び面の央部に食器が食器カゴから飛び出さないようにするために最低限必要な数及び位置で設けられた桟を線状部材(例えばステンレス製の金属線)で形成したものが挙げられる。このような構成とすることで、洗浄水が大量に浴びせられ食器を洗浄した際に、残飯を洗浄水とともに食器カゴ内からスムーズに排出することができるとともに、食器を収納した状態での搬送を容易に行えるように食器カゴ全体の重量を小さくすることも可能となる。
(具体的構成の他の一例:食器載置レール)
また、本実施例の食器カゴの流出用開口は、食器を載置するためのレール状の部材である食器載置レールを設けることにより形成されるようにしてもよい。この食器載置レールの目的は、既述のように、食器洗浄時において横向きの食器を安定的に支持するとともに、開モーメントを加えて食器と食器の間に隙間を作る工程が円滑に実現されるよう、食器の微動を容易にすることにある。しかし、食器洗浄時における底面に食器載置レールを設けた場合には、これにより食器を安定的に支持することができる結果、底面の他の部分はすべて開口状態とすることが可能となる。そこで、かかる開口を通じて、洗浄水が食器に大量に浴びせられて食器を洗浄した際の残飯を洗浄水とともに食器カゴ内からスムーズに排出することによって、残菜が引掛かり食器カゴに溜まる要因を少なくすることができる。つまり、この場合、食器載置レールを設けることで、上に述べた本来の目的のほか、食器洗浄時における底面に流出用開口を設ける構成も合わせて実現することが可能となる。
図7は、食器載置レールを有する食器カゴの形状の一例を示す図であって、食器洗浄時における食器カゴの底面図で示したものである。本図に示すように、食器カゴ0700に設けられる食器載置レール0740は、食器0720の開口面0721に略直交する方向、換言すれば食器洗浄装置のコンベア進行方向(矢印A方向で示す)に略平行な方向に渡される。また、本図に示すように、食器載置レールの本数は、好適には、一列の食器につき2本である。これは、一列の食器を支持するのに必要かつ十分な数である。
さらに、食器載置レールの表面を樹脂で覆ってもよい。これにより、レール上での食器の滑りをよくすることによって、食器の洗浄時に各食器が微動しやすくなり、洗浄効果をよくすることができる。
図8は、食器載置レールが食器を支持する状態をコンベア進行方向から見た図である。本図に示すように、一列の食器0820が下枠0813(ここではコンベア進行方向を向いている面を形成する枠のうち下側に位置する枠をいう)に設けられた2本の食器載置レール0840によって支持されている。
また、図8に示す例のように、下枠0813と食器洗浄装置のコンベア面0831の間に隙間が設けられていることが望ましい。これは、食器を下枠に設けられた2本の食器載置レールによって支持した場合、下枠より下にはみ出す部分が生じるところ、下枠とコンベア面の間に隙間がないと、食器が食器載置レールから浮き上がってしまい、これをうまく支持することができないおそれがあるが、かかる隙間を設けることで、2本の食器載置レールによって安定的に食器を支持することができるからである。また、食器洗浄時に、食器を洗浄した後の残飯を洗浄水とともに食器カゴからスムーズに排出させるためでもある。なお、このコンベア面との間に隙間が形成されるように設けられる下枠は、収納開口については、食器規制部が設けられる場合に錘の先端部が閉止部材と枠とをうまく挟むことができるようにするために隙間が設けられる場合には、この隙間を形成するための枠と共通のものであってもよい。
<効果>
本実施例の発明により、特に、注水部から食器に大量に浴びせられ、食器を洗浄して残飯などを含んだ洗浄水が食器カゴ内に滞留しないようにするため、これら大量の使用後の洗浄水が食器カゴの底面などからスムーズに排出されるようにすることが可能となる。
実施例1の食器カゴの概要図 実施例1の食器カゴの概要図 水を食器の積層側面に対して浴びせることの具体的意味を説明するための図 実施例1の食器カゴの概要図 収納開口面を上にした状態における食器カゴの一例を示す底面図 鍵が取り付けられた食器規制部の形状の一例を示す図 食器載置レールを有する食器カゴの形状の一例を示す図 食器載置レールが食器を支持する状態をコンベア進行方向から見た図
符号の説明
0100 食器カゴ
0101 収納開口
0102 水流用開口
0103 食器カゴの収納開口と水流用開口が接する辺を形成する枠
0104 食器カゴの水流用開口のうち収納開口と接する辺とは反対側の辺を形成する枠
0105 蝶番
0106 食器規制部を構成する桟と平行に位置する水流用開口の枠
0107 食器規制部を構成する桟と平行に位置する水流用開口の枠
0111 食器規制部を構成する桟
0112 食器規制部を構成する桟を水平に結ぶように設けられた桟
0113 食器規制部を構成する桟を水平に結ぶように設けられた桟
0114 鍵を構成する中空の円筒状部材
0115 鍵を構成する錘

Claims (4)

  1. 食器を上から積重ねるように収納するための収納開口と、
    収納開口面を食器洗浄装置のコンベア進行方向に向けて配置した際に、コンベア進行経路に設けられている注水部からの食器洗浄用水流を収納された食器に浴びせるための水流用開口と、を備えた食器カゴ。
  2. 水流用開口は、収納された食器の積層側面に対して水流を浴びせられるように配置されている請求項1に記載の食器カゴ。
  3. 収納開口または、水流用開口に択一的に配置可能な食器規制部を有する請求項1又は2に記載の食器カゴ。
  4. 収納開口面を食器洗浄装置のコンベア進行方向に向けて配置した際に、コンベア進行経路に設けられている注水部からの食器洗浄用水流であって、水流用開口を介して食器の積層側面に対して浴びせられ、一の食器の食器表面ならびに前記一の食器に隣接する一の食器の食器裏面により形成された間隙に沿って流れた水流を直接的に食器カゴ外に流出させるための流出用開口をさらに有する請求項1から3のいずれか一に記載の食器カゴ。
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