JP4306790B1 - 食器カゴ - Google Patents

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Abstract

【課題】食器出入用開口部を利用して収納空間部に対して食器を容易に出し入れできる食器カゴを提供する。
【解決手段】食器カゴ1は、食器洗浄時に食器を移動させるための移動用空間となる余地を残して複数の食器を重ねて収納する収納空間部11を備える。食器カゴ1は、収納空間部11の上面前側を上方に向って開口させる食器出入用開口部16を備える。収納空間部11の上面には上規制部17を配設し、収納空間部11の下面には下規制部23を配設する。また、収納空間部11の前面には前規制部25を配設し、収納空間部11の後面には後規制部27を配設する。食器洗浄装置への投入の際には、食器カゴ1を前規制部25が上側になるように90度回転した洗浄姿勢状態にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の食器が重ねられて収納される食器カゴに関するものである。
従来、例えば下記の特許文献1に記載された食器カゴが知られている。
この従来の食器カゴは、食器収納部である収納空間部の周囲に食器重ね方向に沿って配置された上下方向の複数の支持棒と、食器の周端部を保持するために各支持棒にそれぞれ複数個ずつ移動自在に装着された保持部材と、上下方向の回転軸部を中心として回動可能に設けられ収納空間部の前面を開閉する扉(蓋)と、この扉を閉状態にロックするためのフック機構とを備えている。
また、この食器カゴは、保持部材の個数に対応した複数個の食器を表面(内面)を上向きにしかつ各食器の間にそれぞれ保持部材を介在させた状態で収納空間部に重ねて収納した時に、最上部にある食器の上方に食器の形状と寸法に応じた所定距離だけ食器が保持部材とともに移動できる余地を生ずるように構成されている。
特開平10−137172号公報(図1ないし図3)
しかしながら、上記従来の食器カゴでは、互いに隣り合う食器間に保持部材を介在させる必要があるため、食器を収納空間部に収納するのに手間取るおそれがある。また、収納空間部に対する食器の出し入れの際には、扉およびフック機構を適宜操作しなければならない。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、食器出入用開口部を利用して収納空間部に対して食器の出し入れを容易に行なうことができる食器カゴを提供することを目的とする。
請求項1記載の食器カゴは、複数の食器を収納したまま食器洗浄装置に投入される扉無しの食器カゴであって、前記食器洗浄装置による食器洗浄時に食器を食器重ね方向に移動させるための移動用空間となる余地を残して複数の食器が上下方向に重ねられて収納される収納空間部と、この収納空間部の上面前側を上方に向って常時開口させ、前記収納空間部に対して食器の出し入れをするための食器出入用開口部と、前記収納空間部の上面に配設され、前記食器出入用開口部に臨んで位置する上規制部と、前記収納空間部の下面に配設され、前記収納空間部に上下方向に重ねられて収納された複数の食器を下方から支持する下規制部と、前記収納空間部の前面に配設され、前記収納空間部に上下方向に重ねられて収納された複数の食器との当接により食器の前方への移動を規制する前規制部と、前記収納空間部の後面に配設され、前記収納空間部に上下方向に重ねられて収納された複数の食器との当接により食器の後方への移動を規制する後規制部とを備え、前記前規制部は互いに離間対向する上下方向長手状の左右1対の前規制棒を有し、これら両前規制棒の離間距離が食器の外形寸法より短く、これら両前規制棒間には前記食器出入用開口部に連通した前面開口部が形成され、この前面開口部を介して前記収納空間部が前方に向って開口しており、前記上規制部は折り曲げられずに左右方向長手状である場合に比べて前記食器出入用開口部が大きくなるように折り曲げられ前記食器出入用開口部の後端に臨んで位置する上規制棒を有し、食器の出し入れ時に前記収納空間部の前側寄りの位置に収納された食器と前記上規制棒とが平面視で互いに重なり合わない構成になっており、前記食器洗浄装置への投入の際には、前記前規制部が上側になるように90度回転した洗浄姿勢状態にされ、この洗浄姿勢状態では、前記後規制部が、前記収納空間部に水平方向に重ねられて収納された複数の食器を下方から支持し、前記上規制部が、前記収納空間部に水平方向に重ねられて収納された複数の食器のうちの一方端の食器との当接により食器の一方向への移動を規制し、前記下規制部が、前記収納空間部に水平方向に重ねられて収納された複数の食器のうちの他方端の食器との当接により食器の他方向への移動を規制するものである。
請求項2記載の食器カゴは、請求項1記載の食器カゴにおいて、収納空間部の前後方向寸法が食器の前後方向寸法より長く、かつ食器出入用開口部の前後方向寸法が食器の前後方向寸法の半分より長くなっているものである
請求項1に係る発明によれば、例えば扉およびフック機構等を操作することなく、食器出入用開口部を利用して収納空間部に対して食器の出し入れを容易に行なうことができ、しかも、食器洗浄装置による食器洗浄時には、互いに隣り合う食器間に洗浄用の間隙を生じさせることにより食器を適切に洗浄できる。
請求項2に係る発明によれば、収納空間部の前後方向寸法が食器の前後方向寸法より長く、かつ食器出入用開口部の前後方向寸法が食器の前後方向寸法の半分より長くなっているため、食器の出し入れをきわめて容易に行なうことができる
本発明の食器カゴの関連技術を図面を参照して説明する。
図1ないし図4において、1は食器カゴで、この食器カゴ1は、例えば金属製の複数本の棒状部材等が組み合わされて外形略直方体状に構成された扉無しつまり蓋無しの金網カゴで、この食器カゴ1内には複数の食器2がその表面を上にして重ねられて収納される。
食器2は、例えば円形の開口部5を上面に有する円形状の椀等である。食器2は、円形状の底面部6と、この底面部6の周端部に設けられ上方に向って拡径する截頭円錐筒状の側面部7と、この側面部7の上端部全周に外側方に向って突設された周端部である鍔部8とを有している。
食器カゴ1は、外形略直方体状の枠体10を備え、この枠体10内に左右2つの食器収納部である収納空間部11が形成されている。そして、各収納空間部11には、図2ないし図4に示すように、食器洗浄装置12による食器洗浄時に食器カゴ1内で食器2を食器重ね方向に移動させるための移動用空間13となる余地14を上端の食器2の上方に残して(図5、図9参照)、複数の食器2が上下方向に重ねられて収納される。
このとき、複数の食器2は、互いに隣り合う食器2のうちの一方の食器2の表面(内面)と他方の食器2の裏面(外面)とが介在部材(従来における保持部材等)を介さずに互いに接触して対向した状態に重ねられて収納される。
なお、ここでいう一方の食器2の表面と他方の食器2の裏面とが互いに接触する場合には、表面と裏面とが厳密な意味で接触する場合のほか、表面と裏面とが略接触する場合も含まれる。例えば互いに隣り合う食器2間に食器2に付着した汚れである付着物(残飯、残汁等の残滓)が存在して表面と裏面とが若干離れている場合も含まれる。
また、食器カゴ1は、収納空間部11の上面前側すなわち例えば上面前半部を上方に向って開口させ、収納空間部11に対して食器2の出し入れをするための横長矩形状の食器出入用開口部16を備えている。つまり、各収納空間部11の上面前半部は、食器出入用開口部16を介して上方に向って常時開口し、この食器出入用開口部16を介して収納空間部11に対して食器2の出し入れが行なわれる(図6参照)。
さらに、食器カゴ1は、各収納空間部11の上面に配設され食器出入用開口部16の後端に臨んで位置する上規制部17を備えている。上規制部17は、互いに離間対向する左右方向長手状の前後1対の上規制棒18と、両上規制棒18の中間部同士を連結する前後方向長手状の連結棒19とにて構成されている。上規制棒18は、枠体10の棒20,21に取り付けられ、前側の上規制棒18が食器出入用開口部16の後端に臨んで位置している。そして、食器出入用開口部16は、前側の上規制棒18と棒20,21とにて区画形成されている。
なお、図1に示されるように、枠体10の左右の棒21には、取手部22が回動可能に取り付けられている。図1以外の図面では取手部22が省略されている。
また、食器カゴ1は、各収納空間部11の下面に配設され収納空間部11に上下方向に重ねられて収納された複数の食器2を下方から支持する支持部である下規制部23を備えている。下規制部23は、枠体10に取り付けられ互いに間隔をおいて左右方向に並ぶ複数本、例えば3本の前後方向長手状の下規制棒24にて構成されている。
さらに、食器カゴ1は、各収納空間部11の前面に配設され収納空間部11に上下方向に重ねられて収納された複数の食器2の鍔部8との当接により食器2の前方への移動を規制する前規制部25を備えている。前規制部25は、枠体10に取り付けられ互いに離間対向する上下方向長手状の左右1対の前規制棒26にて構成されている。両前規制棒26の離間距離は食器2の外径寸法(外形寸法)より短く、これら両前規制棒26間の前面開口部15を介して収納空間部11が前方に向って開口している。これによって、特に円形状の食器2については、図3でも示すように、食器2の鍔部8の一部を前面開口部15から食器カゴ1の前方に突出させた状態で、収納空間部11に対して出し入れが可能となることから、食器2を持ったまま、収納空間部11内にある食器2への積み重ねや、取り出しがさらに容易になっている。
また、食器カゴ1は、各収納空間部11の後面に配設され収納空間部11に上下方向に重ねられて収納された複数の食器2の鍔部8との当接により食器2の後方への移動を規制する後規制部27を備えている。後規制部27は、下端部が枠体10に取り付けられ上端部が後側の上規制棒18に取り付けられ互いに離間対向する上下方向長手状の左右1対の後規制棒28にて構成されている。両後規制棒28間の離間距離は両前規制棒26間の離間距離より短く、食器2の鍔部8が食器カゴ1の後面から突出しないようになっている。また、後規制棒28は、金属製の棒部28aと、この棒部28aの外周側に嵌合された合成樹脂製の円筒状部28bとにて構成されている。円筒状部28bは、食器2との摩擦が小さい合成樹脂材にて形成されている。
さらに、食器カゴ1は、各収納空間部11の外側面に配設され収納空間部11に上下方向に重ねられて収納された複数の食器2の鍔部8との当接により食器2の外側方への移動を規制する外側規制部31を備えている。外側規制部31は、枠体10に取り付けられ互いに離間対向する上下方向長手状の前後1対の外側規制棒32にて構成されている。
なお、図3に示されるように、食器カゴ1では、平面視で収納空間部11の前後方向寸法L1が食器2の前後方向寸法(外径寸法)より長く、かつ、平面視で食器出入用開口部16の前後方向寸法L2が食器2の前後方向寸法の半分より長くなっている。なお例えば図示しないが、平面視で食器出入用開口部16の前後方向寸法が食器2の前後方向寸法より長くなるようにしてもよい。
そして、食器洗浄装置12への投入の際には、図5に示すように、食器カゴ1は、前規制部25が上側になるように90度回転した洗浄姿勢状態にされる。
この図5に示す洗浄姿勢状態では、後規制部27の後規制棒28が収納空間部11に水平方向に重ねられて収納された複数の食器2を下方から支持し、上規制部17の上規制棒18が収納空間部11に水平方向に重ねられて収納された複数の食器2のうちの一方端の食器2との当接により食器2の一方向(図5では左方向)への移動および転倒を防止し、下規制部23の下規制棒24が収納空間部11に水平方向に重ねられて収納された複数の食器2のうちの他方端の食器2との当接により食器2の他方向(図5では右方向)への移動を規制するようになっている。
なお、この図5の状態では、他方端の食器2は下規制部23に当接しているが、一方端の食器2は上規制部17に当接しておらず、一方端の食器2と上規制部17との間には食器洗浄の際に食器カゴ1内で食器2を移動させるための移動用空間13があり、食器2は食器カゴ1内で食器重ね方向に不安定な状態となっている。
次に、上記食器カゴ1の作用等を説明する。
食器2を収納空間部11に対して出し入れする際には、前規制部25が前側になるように食器カゴ1を通常姿勢状態(出入姿勢状態)にする。
例えば図6に示すように、学校等においては、給食を食べた後、各生徒は自分が使った食器2を食器出入用開口部16から収納空間部11に順次投入し、図7に示すように、予め決められた枚数の複数の食器2が、収納空間部11の後側寄りの位置に上下方向に重ねられて収納される。つまり、食器2は収納空間部11の前側寄りの位置つまり出入時用空間11aに順次積み重ねられるが、所定枚数の食器2が積み重ねられると、重なった所定枚数の食器(食器群)2は、下規制部23上をスライドして収納空間部11の後側寄りの位置つまり洗浄時用空間11bに収納される。出入時用空間11aと洗浄時用空間11bとは、一部が互いに重なり合っている。
なお、収納空間部11に上下方向に重ねられて収納された複数の食器2のうちの上端の食器2と上規制部17との間には、食器洗浄時に食器2を移動させるための移動用空間13となる余地14が残っている。
食器2の運搬等はこの図7に示す通常姿勢状態のまま行なわれるが、食器カゴ1内の食器2は、前規制部25、後規制部27、外側規制部31、および隣の収納空間部11に収納された食器2によって周囲が包囲されているため、運搬時等において食器2が食器カゴ1内から飛び出す不具合は生じない。
そして、食器洗浄装置12を使用して食器カゴ1内の食器2を洗浄する場合、図5および図8に示すように、食器カゴ1を前規制部25が上側になるように90度回転させて洗浄姿勢状態にしてから、食器洗浄装置12内へ投入する。
ここで、食器洗浄装置12は、例えば複数の食器2を食器カゴ1内に収納したまま、浸漬水に浸すことなく洗浄水Wを用いて連続的に洗浄する業務用洗浄装置で、複数の食器2を収納した食器カゴ1を搬送するコンベヤ等の搬送手段41と、食器カゴ1が移動する移動領域の上方に配設され移動中の食器カゴ1内の食器2に向けて上方からカーテン状の洗浄水Wを噴射するスリット状の噴射口部42が下面に形成された複数の洗浄ノズル43とを備えている。食器カゴ1の移動方向に間隔をおいて並んで位置する複数の噴射口部42は、食器カゴ1の移動方向と直交する水平方向に長手方向を有するスリット状に形成されている。
そして、例えば食器カゴ1内の収納空間部11に重ねられて収納された複数の食器2の食器重ね方向が食器カゴ1の移動方向と直交するように食器カゴ1が搬送手段41上に載置され、この搬送手段41の作動により食器カゴ1が食器洗浄装置12内に投入される。
そして、図9に示すように、洗浄ノズル43の噴射口部42からの食器重ね方向に沿ったカーテン状の洗浄水Wつまり食器カゴ1の移動方向と直交する水平方向寸法以上の幅寸法を有するカーテン状の洗浄水Wが、1つの食器カゴ1内のすべての食器2の側面部7に上方から当たると、下規制部23に当接した他方端の食器2以外の食器2は、移動用空間13側に向って一斉に移動し、隣り合う食器2から離れる。
その結果、食器カゴ1内のすべての食器2に関して互いに隣り合う食器2間に洗浄用の間隙45が同時に生じ、これらの各間隙45に洗浄水Wの一部が入り込み、この入り込んだ洗浄水Wによって食器2の表面および裏面に付着した汚れである付着物(残飯、残汁等の残滓)が除去される。そのカーテン状の洗浄水Wによって生じる各間隙45の大きさは略等しく、洗浄水Wが入り込んで食器2の汚れを除去するのに十分な大きさである。間隙45がわずかな大きさであっても洗浄水Wが入り込めば浸漬効果によって食器2の汚れが除去される。
なお、すべての食器2に関して隣り合う食器2間に間隙45が生じるとあるが、ここでいう「すべて」には厳密な意味でのすべてのほか、略すべての意味が含まれる。すなわち例えば隣り合う食器2間に残飯等が付着しているために、洗浄用の間隙45が生じにくいことがある。この場合には、2番目以降の少なくともいずれかの洗浄ノズル43の噴射口部42からの洗浄水Wによってその隣り合う食器2間に間隙45が生じることとなる。
また、この洗浄作業の際に、隣り合う食器2との間に間隙45を保持した状態で、食器カゴ1内のすべての食器2が、噴射口部42からのカーテン状の洗浄水Wから受ける力で、食器カゴ1の移動方向前側が下方に向う方向および食器カゴ1の移動方向後側が下方に向う方向の両方向に向って食器カゴ1に対して回転するため、食器全体に洗浄水Wが当たることとなる。
このようにして食器カゴ1の移動方向に並ぶ複数の洗浄ノズル43から噴射されるカーテン状の洗浄水Wによって洗浄作業が繰り返し順次行なわれる。
なお、例えば図示しないが、食器重ね方向が食器カゴ3の移動方向と一致するように食器カゴ1を搬送手段41上に載置して食器洗浄装置12内に投入することにより、食器洗浄を行なうようにしてもよい。
そして、このような食器カゴ1によれば、従来の食器カゴとは異なり例えば扉およびフック機構等を何ら操作することなく、食器出入用開口部16を利用して収納空間部11に対して食器2の出し入れを容易に行なうことができ、しかも、食器洗浄装置12による食器洗浄時には、互いに隣り合う食器2間に洗浄用の間隙45を生じさせることにより食器2を適切に洗浄できる。
また、収納空間部11の前後方向寸法が食器2の前後方向寸法より長く、かつ食器出入用開口部16の前後方向寸法が食器2の前後方向寸法の半分より長くなっているため、食器2の出し入れをきわめて容易に行なうことができる。
さらに、前規制部25が互いに離間対向する左右1対の前規制棒25にて構成されているため、左右1対の前規制棒25間に手を入れることができ、食器2の出し入れを容易かつ適切に行なうことができる。
次に、本発明の一実施の形態に係る食器カゴについて説明する。
本発明の一実施の形態に係る食器カゴ1は、前記関連技術のものにおいて、例えば図10に示すように、真上から複数の食器2をまとめて収納空間部11に入れたり収納空間部11から真上へ複数の食器2をまとめて出したりできるように、図3に示すものに比べて食器出入用開口部16を大きくした構成である。
この図10に示す構成では、前側の上規制棒18が中間の4箇所で折り曲げられ、この上規制棒18は左右方向に沿った3つの棒部18a,18a,18bと左右方向に対して傾斜した2つの傾斜棒部18c,18cとにて構成されている。そして、図10から明らかなように上規制部17の前側の上規制棒18と収納空間部11の前側寄りの位置(出入時用空間11a)に収納された食器とが平面視で互いに重なり合わない構成になっている。
また、例えば収納空間部11を大きくして、出入時用空間11aと洗浄時用空間11bとが平面視で互いに重なり合わない構成にしてもよい。
さらに、左右2つの収納空間部11を有した構成ではなく、左右方向に並ぶ3つ以上の収納空間部11を有した構成や、収納空間部11を1つのみ有した構成等でもよい。
また、左右2つの収納空間部11が連続した1つの空間になっている構成には限定されず、例えば隣り合う左右の収納空間部11の内側面に配設され収納空間部11に上下方向に重ねられて収納された複数の食器2の鍔部8との当接により食器2の内側方への移動を規制する内側規制部を備えた構成等でもよい。
なお、収納空間部11に収納する食器2は、円形状の椀には限定されず、円形状の皿、トレイ等でもよく、また4角等の多角形状の椀、皿、トレイ等でもよい。
本発明の関連技術に係る食器カゴの斜視図である。 同上食器カゴの正面図である。 同上食器カゴの平面図である。 同上食器カゴの側面図である。 同上食器カゴの洗浄姿勢状態の側面図である。 同上食器カゴに食器を収納している状態の斜視図である。 同上食器カゴに食器が収納された状態の斜視図である。 同上食器カゴの洗浄姿勢状態の斜視図である。 食器洗浄装置による食器洗浄状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る食器カゴの平面図である。
符号の説明
1 食器カゴ
2 食器
11 収納空間部
12 食器洗浄装置
13 移動用空間
14 余地
15 前面開口部
16 食器出入用開口部
17 上規制部
18 上規制棒
23 下規制部
25 前規制部
26 前規制棒
27 後規制部

Claims (2)

  1. 複数の食器を収納したまま食器洗浄装置に投入される扉無しの食器カゴであって、
    前記食器洗浄装置による食器洗浄時に食器を食器重ね方向に移動させるための移動用空間となる余地を残して複数の食器が上下方向に重ねられて収納される収納空間部と、
    この収納空間部の上面前側を上方に向って常時開口させ、前記収納空間部に対して食器の出し入れをするための食器出入用開口部と、
    前記収納空間部の上面に配設され、前記食器出入用開口部に臨んで位置する上規制部と、
    前記収納空間部の下面に配設され、前記収納空間部に上下方向に重ねられて収納された複数の食器を下方から支持する下規制部と、
    前記収納空間部の前面に配設され、前記収納空間部に上下方向に重ねられて収納された複数の食器との当接により食器の前方への移動を規制する前規制部と、
    前記収納空間部の後面に配設され、前記収納空間部に上下方向に重ねられて収納された複数の食器との当接により食器の後方への移動を規制する後規制部とを備え、
    前記前規制部は互いに離間対向する上下方向長手状の左右1対の前規制棒を有し、これら両前規制棒の離間距離が食器の外形寸法より短く、これら両前規制棒間には前記食器出入用開口部に連通した前面開口部が形成され、この前面開口部を介して前記収納空間部が前方に向って開口しており、
    前記上規制部は折り曲げられずに左右方向長手状である場合に比べて前記食器出入用開口部が大きくなるように折り曲げられ前記食器出入用開口部の後端に臨んで位置する上規制棒を有し、食器の出し入れ時に前記収納空間部の前側寄りの位置に収納された食器と前記上規制棒とが平面視で互いに重なり合わない構成になっており、
    前記食器洗浄装置への投入の際には、前記前規制部が上側になるように90度回転した洗浄姿勢状態にされ、
    この洗浄姿勢状態では、
    前記後規制部が、前記収納空間部に水平方向に重ねられて収納された複数の食器を下方から支持し、
    前記上規制部が、前記収納空間部に水平方向に重ねられて収納された複数の食器のうちの一方端の食器との当接により食器の一方向への移動を規制し、
    前記下規制部が、前記収納空間部に水平方向に重ねられて収納された複数の食器のうちの他方端の食器との当接により食器の他方向への移動を規制する
    ことを特徴とする食器カゴ。
  2. 収納空間部の前後方向寸法が食器の前後方向寸法より長く、かつ食器出入用開口部の前後方向寸法が食器の前後方向寸法の半分より長くなっている
    ことを特徴とする請求項1記載の食器カゴ。
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