JP3975220B1 - 食器洗浄用籠及び食器洗浄方法 - Google Patents

食器洗浄用籠及び食器洗浄方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3975220B1
JP3975220B1 JP2006082668A JP2006082668A JP3975220B1 JP 3975220 B1 JP3975220 B1 JP 3975220B1 JP 2006082668 A JP2006082668 A JP 2006082668A JP 2006082668 A JP2006082668 A JP 2006082668A JP 3975220 B1 JP3975220 B1 JP 3975220B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tableware
holding
bowl
washing
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006082668A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007252729A (ja
Inventor
るみ 杉山
Original Assignee
るみ 杉山
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by るみ 杉山 filed Critical るみ 杉山
Priority to JP2006082668A priority Critical patent/JP3975220B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3975220B1 publication Critical patent/JP3975220B1/ja
Publication of JP2007252729A publication Critical patent/JP2007252729A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

【課題】省スペースな構造により、搬送用器具や収納保管器具を小型化することができ、かつ、一度により多くの食器を洗浄できて作業効率を高くし得る食器洗浄用籠を提供する。
【解決手段】複数の食器40を保持して洗浄ノズルを有する食器洗浄機に食器40と共に搬入される食器洗浄用籠であって、籠枠体1と、籠枠体1内で食器40を起立状態で重ね合わせ状に保持する食器保持手段14と、を備えている。また、食器保持手段14は、食器洗浄機内の上記洗浄ノズルから噴出される噴出洗浄液の付勢力にて各食器40を水平移動させて隣り合う食器40,40間に洗浄用微小間隙を形成するための食器保持用棒部材2を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、食器洗浄用籠及び食器洗浄方法に関する。
従来、複数の食器を保持して洗浄ノズルを有する食器洗浄機に食器と共に搬入される種々の食器洗浄用籠が知られている。
図15に於て、従来の食器洗浄用籠30について説明する。従来の食器洗浄用籠30は、籠枠体31と、籠枠体31内を仕切って複数の食器収納部33…を形成する複数の固定仕切り部32…と、を備えている。従来の食器洗浄用籠30では、各食器収納部33につき一つの食器40を収納し、固定仕切り部32にて食器40を起立状態で保持するようにしていた。そして、この複数の食器40…が収納された食器洗浄用籠30を食器洗浄機内のコンベア51にて搬送しつつ、洗浄ノズル52から噴出される噴出洗浄液にて、食器40…の洗浄を行っていた。
また、上記の食器洗浄用籠30の他にも、従来、食器を起立状態で保持する固定仕切り部を備えた種々の食器洗浄用籠が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、樹脂製の第一ラックと、この第一ラックに組み付けられる第二ラックとからなり、第二ラックが、食器を起立状態で保持可能に形成された複数の固定仕切り部を備えた食器洗浄用籠が開示されている。
特開2002−253470号公報
図15や上記特許文献1で示したような従来の食器洗浄用籠では、固定仕切り部によって形成された各食器収納部に収納される食器は一つのみであり、隣り合う固定仕切り部間の水平距離は、起立状態の食器の水平方向の大きさより小さくすることができなかった。これにより、食器洗浄用籠の大きさは大きなものとなり、食器洗浄機内外において食器洗浄用籠を搬送する搬送用器具や食器洗浄用籠を収納して保管する収納保管器具にも大容積を必要としていた。
また、従来の食器洗浄用籠では、無理やり各食器収納部につき複数の食器を重ね合わせて収納し、食器の洗浄を行おうとした場合には、重ね合わされて相互に接触状態となった食器の糸尻部分を充分に洗浄できないという問題があった。つまり、従来の食器洗浄用籠は、広い収納スペースを必要とし、一度に多くの食器を洗浄することができないので作業時間がかかり、作業効率が低いものであった。
そこで、本発明は、省スペースな構造により、搬送用器具や収納保管器具を小型化することができ、かつ、一度により多くの食器を洗浄できて作業効率を高くし得る食器洗浄用籠及び食器洗浄方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る食器洗浄用籠は、複数の食器を保持して洗浄ノズルを有する食器洗浄機に該食器と共に搬入される食器洗浄用籠であって、籠枠体と、該籠枠体内で該食器を起立状態で重ね合わせ状に保持する食器保持手段と、を備え、さらに、上記食器保持手段は、上記食器洗浄機内の上記洗浄ノズルから噴出される噴出洗浄液の付勢力にて各上記食器を水平移動させて隣り合う該食器間に洗浄用微小間隙を形成するための食器保持用棒部材を有するものである。
また、上記食器保持手段は、起立状態の上記食器の周縁近傍に配設されて該食器を水平移動自在にガイドする複数のガイド部を有し、所定の上記ガイド部には、水平方向のスリット部が設けられ、上記食器保持用棒部材は、該スリット部に挿通される取付部が設けられると共に上記食器が係止される棒状の保持本体と、該スリット部に挿通された該取付部に取り付けられると共に該保持本体より上記スリット部方向の部材寸法が大きい間隔形成部材と、を有し、さらに、該間隔形成部材の上記スリット部方向の部材寸法は、所定形状の上記食器を重ね合わせた際に形成される隣り合う該食器間の水平距離と略同一寸法に設定されている。
また、上記間隔形成部材は、上記保持本体の上記取付部に着脱自在に取り付けられ、上記部材寸法を変更可能に構成した。
また、上記保持本体は、略コの字状に形成され、かつ、略コの字状の各辺には、上記取付部が設けられて、上記食器保持用棒部材が3点支持されている。
また、上記保持本体は、芯材と、該芯材に被覆されて上記食器が傷まないようにするための保護層と、から形成されている。
また、上記籠枠体は、外形が直方体状であり、上記食器保持用棒部材が取り付けられる枠本体と、該枠本体に開閉自在に取り付けられた蓋枠と、該枠本体と該蓋枠とが閉じられた状態に維持するためのロック部と、を有する。
上記ガイド部は、上記蓋枠の内側に着脱自在に設けられた棒材から成る上ガイド部を有し、さらに、該上ガイド部は、芯材と、該芯材に被覆されて上記食器が傷まないようにするための保護層と、から形成されている。
また、本発明に係る食器洗浄方法は、複数の食器を起立状態で水平移動自在として、かつ、重ね合わせ状に食器洗浄用籠内に移動余裕代をもって保持させ、食器洗浄機に、上記食器洗浄用籠を搬入し、該食器洗浄機内にて該食器洗浄用籠を搬送しつつ、該食器洗浄機内の洗浄ノズルから噴出される噴出洗浄液を該食器洗浄用籠内の該食器に当てて最も端の該食器から順次、上記移動余裕代に対応する距離を移動させ、隣り合う該食器間に洗浄用微小間隙を形成しつつ、該食器の洗浄を行うものである。
また、枠本体に対して開閉自在な蓋枠が設けられると共に外形が直方体状の上記食器洗浄用籠内に、複数の上記食器を積み重ね状に保持させ、次に、上記蓋枠を閉じた後、上記食器洗浄用籠を90度回転して、複数の該食器を起立状態で重ね合わせ状として食器洗浄機内へ搬入する。
本発明は、次のような著大な効果を奏する。
本発明に係る食器洗浄用籠は、食器保持手段にて食器を保持させた際に隣り合う食器の間隔を従来よりも小さくできる。これにより、従来と比較して省スペースな食器洗浄用籠としてより多くの食器を一度に洗浄でき、搬送用器具及び収納保管器具も小型化することができ、作業効率を高くし得る。また、食器間に洗浄用微小間隙を形成するので、食器の糸尻部分を、充分に洗浄することが可能となる。しかも、洗浄用微小間隙を形成するために食器を移動させる駆動手段を別途設ける必要もなく、経済性に優れる。
また、間隔形成部材のスリット部方向の部材寸法を、所定形状の食器を重ね合わせた際に形成される隣り合う食器間の水平距離と略同一寸法に設定することによって、極限まで隣り合う食器の間隔を小さくできる。また、複数のガイド部にて食器を水平移動自在にガイドするので、食器をスムーズに移動させることができる。
また、間隔形成部材を変更可能に構成することにより、深さの異なる種々の食器に対応することが可能となる。
また、食器保持用棒部材が3点支持されることにより、食器の起立状態を確実に維持できる。
また、保持本体の保護層により、食器洗浄用籠に食器の出し入れを行う際や食器の洗浄中に食器が傷まないようにできる。
また、籠枠体内の食器保持用棒部材にて食器を保持した状態で、容易に食器洗浄用籠を載置する向きを変更することができるので、向きを気にせず食器洗浄用籠を運搬することができ、作業効率を高くし得る。
また、ガイド部は、蓋枠の内側に着脱自在に設けられた棒材から成る上ガイド部を有し、さらに、上ガイド部は、芯材と、芯材に被覆されて食器が傷まないようにするための保護層と、から形成されているので、保護層にて、食器が傷まないようできると共に、上ガイド部の保護層が劣化したときには、簡単に上ガイド部を新しいものに交換できる。
また、本発明に係る食器洗浄方法は、食器洗浄機の稼働時間を短縮し、食器の洗浄作業を行う作業者の負担を小さくして、作業効率を高くし得る。
また、隣り合う食器間に洗浄用微小間隙を形成しつつ食器の洗浄を行うので、食器の糸尻部分を充分に洗浄することが可能となる。しかも、作業者は手間がかからない。
また、従来と比較して省スペースな食器洗浄用籠として、食器洗浄用籠の搬送用器具及び収納保管器具も小型化することができる。
また、食器洗浄用籠に対して食器の取り出しと収納を行う際、予め積み重ねた複数の食器をその積み重ねた状態のまま食器洗浄用籠内で一度に保持させたり、洗浄後の複数の食器を、積み重ねた状態で一度に取り出したりすることが可能になる。これにより、作業効率を高くし得る。
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
図1〜図3に於て、本発明の実施の一形態に係る食器洗浄用籠10は、複数の食器40…を保持して洗浄ノズル52を有する業務用(社員食堂,レストラン,学校,病院等)の食器洗浄機50(図11参照)に食器40…と共に搬入されるものである。
この食器洗浄用籠10は、籠枠体1と、籠枠体1内で食器40を起立状態で重ね合わせ状に保持する食器保持手段14と、を備えている。なお、図1及び図2は、食器40…が起立状態で保持されるように食器洗浄用籠10を載置した状態である通常載置状態を示している。また、本実施形態において、図1の矢印F方向を前方向とする。また、本実施形態では、重ね合わせをする複数の食器40…は、すべて所定形状(皿状)で同じものとする。
籠枠体1は、外形が直方体状であり、複数のアングル材,帯板材,棒部材等を組み合わせ、相互にロウ付けを行ったりボルト・ナット等で固定したりすることによって形成されている。籠枠体1は、複数の食器保持用棒部材2…が取り付けられる枠本体8と、枠本体8に開閉自在に取り付けられた蓋枠9と、枠本体8と蓋枠9とが閉じられた状態に維持するためのロック部11と、を有している。
枠本体8の背面側には、(使用詳細は後述するが、)食器載置板18が付設されている。
ここで、食器保持手段14は、図3〜図7に於て示すように、複数の食器保持用棒部材2…と、起立状態の食器40の周縁近傍に配設されて食器40を水平移動自在(前後移動自在)にガイドする複数のガイド部3…と、を有している。
ガイド部3…は、食器40の上下左右への移動を規制して食器40を水平移動自在(前後移動自在)にするものである。本実施形態では、このガイド部3…として、左右ガイド部3a,3aと下ガイド部3bと上ガイド部3c,3cが設けられている。そして、これらのうち所定のガイド部(左右ガイド部3a,3aと下ガイド部3b)に、水平方向(前後方向)のスリット部4が設けられている。
より詳しくガイド部3…について述べると、左右ガイド部3a,3aは、枠本体8の内側左右側部に設けられて、食器40の左右方向への移動を規制している。左右ガイド部3a,3aは、夫々、スリット部4が貫設されたチャンネル部材15と、チャンネル部材15の内隅部にロウ付けされる横断面円形の一対の棒部材16,16と、を有している。棒部材16,16間の隙間の大きさX2 は、図5に示すように、スリット部4の幅X1 よりも大きくなるように設定されている。
下ガイド部3bは、枠本体8の内側底部に設けられて、食器40の下方向への移動を規制している。この下ガイド部3bは、所定の間隔を隔てて配設された2本の前後方向のガイド棒部材17, 17にて構成されている。食器洗浄用籠10の通常載置状態では、下ガイド部3bのガイド棒部材17, 17にて、食器40の下端を支持するようになっている。また、ガイド棒部材17, 17の間に形成された隙間が、スリット部4とされている。このスリット部4の幅は、左右ガイド部3aのスリット部4の幅X1 と略同一になるように設定されている。
上ガイド部3c,3cは、蓋枠9の内側に着脱自在に設けられた前後方向の棒材から成っている。より具体的には、この上ガイド部3c,3cは、蓋枠9が閉じられた状態において、食器40の上方向への移動を規制するようになっている。上ガイド部3c,3cは、図1に示すように、その両端部に雄ねじ部20を有しており、ナット部材21を使用して着脱自在とされている。また、各上ガイド部3cは、図6に示すように、芯材12と、芯材12に被覆されて食器40が傷まないようにするための保護層13と、から形成されている。保護層13は、例えば、ナイロンチューブに芯材12を挿通させた後にそのナイロンチューブを収縮させることによって形成したり、芯材12をテフロン(登録商標)コーティングすることによって形成するのが好ましい。
このようして、上ガイド部3c,3cは、保護層13が劣化したとき、ナット部材21を緩めて簡単に新しいものに交換可能となっている。
次に、食器保持用棒部材2について詳しく述べる。食器保持用棒部材2は、図3〜図5、及び、(上記上ガイド部3cと共通の)図6に示すように、左右ガイド部3a,3a及び下ガイド部3bのスリット部4…に夫々挿通される取付部5が設けられると共に食器40が係止される横断面円形の保持本体6と、スリット部4に挿通された取付部5に取り付けられる間隔形成部材7と、を有している。
保持本体6は、略コの字状に形成されており、略コの字状の各辺には、雄ねじ部を有する取付部5が設けられている。また、保持本体6の略コの字状の各辺が、食器40の周縁部40aを係止するようになっている。
保持本体6は、上記上ガイド部3cと同様、芯材12と、芯材12に被覆されて食器40が傷まないようにするための保護層13と、から形成されている。これにより、保持本体6は、金属の芯材12にて剛性を高くしながらも保護層13にて食器40に傷がつきにくいものとしている。
間隔形成部材7は、図3,5及び図7に示すように、ガイド部3a(及び下ガイド部3bの)スリット部4の幅X1 よりも外形が大きな円柱状となっている。この間隔形成部材7は、ねじ孔19を有している。間隔形成部材7は、左右ガイド部3aの棒部材16,16間に配設されると共にねじ孔19を保持本体6の取付部5の雄ねじ部に螺合させることによって、取付部5に着脱自在に取り付けられている。
また、間隔形成部材7は、下ガイド部3bの2本のガイド棒部材17, 17間のスリット部4に挿通された保持本体6の取付部5の雄ねじ部にねじ孔19を螺合させることによって、取付部5に着脱自在に取り付けられている。
ここで、間隔形成部材7が取付部5に取り付けられた状態において、間隔形成部材7は、保持本体6よりもスリット部4方向(前後方向)の部材寸法L1 が大きくなるように形成されている。つまり、本実施形態では、横断面円形の保持本体6の直径より横断面円形の間隔形成部材7の直径の方が大きくなるように形成されている。
また、図7に示すように、間隔形成部材7のスリット部4方向の部材寸法L1 は、所定形状の食器40を起立状態で重ね合わせた際に形成される隣り合う食器40,40間の水平距離L2 と略同一寸法に設定されている。
このようにして、食器保持用棒部材2は形成され、3点支持されている。そして、この3点支持によって、食器保持用棒部材2は、食器40の重量で傾くようなことなく、かつ、スリット部4に沿って前後方向に移動自在とされている。
また、図7に示すように、この食器保持用棒部材2は、左右ガイド部3a及び下ガイド部3bの各スリット部4に沿って間隔形成部材7が一列に並ぶようにして、複数取り付けられている。これにより、各食器保持用棒部材2は、独立して前後方向に移動自在とされている。つまり、ある食器保持用棒部材2を動かすと、隣の食器保持用棒部材2との間隔を変化させることができ、この際、動かした食器保持用棒部材2の間隔形成部材7とその隣の間隔形成部材7との間隔が変化するようになっている。また、隣り合う食器保持用棒部材2,2の間隔形成部材7,7を接触させた場合には、それら食器保持用棒部材2,2の保持本体6,6同士の間隔が最小となるように構成されている。この最小間隔は、食器40の周縁部40aの厚みtよりも若干大きい程度に設定されている。
また、すべての食器保持用棒部材2…について、隣り合う食器保持用棒部材2,2の間隔形成部材7,7同士を接触させた場合、スリット部4には、間隔形成部材7があと数個並ぶ程度の余裕が生じるように構成されている。そして、各食器保持用棒部材2は、最大でもこの余裕分の移動が可能となっている。
本実施形態では、隣り合う食器保持用棒部材2,2の保持本体6,6間に各食器40の周縁部40aを差し込み状として保持するようになっている。保持本体6,6間に各食器40の周縁部40aを保持させ、隣り合う保持本体6,6の間隔を最小とした場合(隣り合う間隔形成部材7,7を接触させた場合)には、隣り合う食器40, 40は接触するか若しくは近接状となっている。これは、上述のように、間隔形成部材7のスリット部4方向の部材寸法L1 を、所定形状の食器40を起立状態で重ね合わせた際に形成される隣り合う食器40,40間の水平距離L2 と略同一寸法に設定しているからである。
また、隣り合う保持本体6,6の間隔を最小の間隔から大きくした場合、この保持本体6,6間にて保持された食器40と、その隣の食器40との間には、間隙が形成される。この間隙は、洗浄用微小間隙Sとされる。即ち、隣り合う食器40, 40が接触するか若しくは近接状であると、洗浄液が隣り合う食器40, 40間、特に食器40の糸尻40b部分に充分に浸入することができないが、隣り合う食器40, 40間に洗浄用微小間隙Sを形成することによって、洗浄液を食器40の糸尻40b部分に充分に浸入させるのである。
隣り合う保持本体6,6の間隔を大きくして洗浄用微小間隙Sを形成するには、食器保持用棒部材2を移動させればよいが、本発明では、この食器保持用棒部材2を移動させるのに、次のような方法をとっている。即ち、食器洗浄機50内の洗浄ノズル52(図11及び図13参照)から噴出される噴出洗浄液の付勢力にて各食器40を食器保持用棒部材2と共に水平移動させるのである。つまり、食器保持用棒部材2は、食器洗浄機50内の洗浄ノズル52から噴出される噴出洗浄液の付勢力にて各食器40を水平移動させて隣り合う該食器40,40間に洗浄用微小間隙Sを形成するために設けられたものといえる。
なお、各食器保持用棒部材2の間隔形成部材7は、最大でも、間隔形成部材7数個分の距離しか移動できないので、隣り合う食器保持用棒部材2,2の保持本体6,6の間隔が最大になったとしても、保持本体6,6間の食器40が起立状態から大きく傾くことがない。
また図7及び図8に示すように、本実施形態では、食器40,40間の水平距離L2 が異なる(深さが異なる)食器40を使用する場合には、食器保持用棒部材2の間隔形成部材7を取り替えて、間隔形成部材7のスリット部4方向の部材寸法L1 を変更するようにしている。これにより、隣り合う食器保持用棒部材2,2の保持本体6,6の間隔を調節し、保持本体6,6間に食器40を保持することを可能としている。
次に、図9〜図14を参照して、本発明に係る食器洗浄用籠10を使用した食器洗浄方法について詳説する。
まず、図9に示すように、枠本体8に対して開閉自在な蓋枠9が設けられると共に外形が直方体状の本発明に係る食器洗浄用籠10を用意する。そして、この食器洗浄用籠10を、食器載置板18が下側となるように90度回転させて横倒しにした食器出入用載置状態とする。
次に、この状態で、食器洗浄用籠10内の食器保持手段14に、複数の食器40を積み重ね状に保持させる。具体的には、まず、最も下部に位置する食器保持用棒部材2,2の隣り合う保持本体6,6間に最初の食器40の周縁部40aを差し込み、その差し込んだ状態で、食器載置板18に載置する。次に、最初の食器40の周縁部40aを差し込んだ保持本体6,6の隣の保持本体6,6間に、別の食器40の周縁部40aを差し込み、この別の食器40を下側の保持本体6に係止させる(若しくは最初の食器40の上に載置する)。このようにして、食器40…を積み重ねていく。この際、平板状の食器載置板18上に食器40を積み重ねていくので、まっすぐ安定して積み重ねることができる。
また、本実施形態では、上述したように、食器保持用棒部材2の間隔形成部材7の部材寸法L1 が、食器40を重ね合わせた際に形成される隣り合う食器40,40間の距離L2 と略同一寸法に設定されている(図7参照)。これにより、食器載置板18上に複数の食器40…を積み重ねた場合、各食器40の周縁部40aが、対応する保持本体6,6間に位置するようになっている。従って、上記とは別の方法として、食器載置板18上に複数の食器40…を予め積み重ね、食器載置板18上を滑らすようにして、積み重ねた食器40…を移動させることにより、積み重ねた食器40…の周縁部40aを一度に対応する食器保持用棒部材2,2の保持本体6,6間に差し込むことも可能とされている(図示省略)。
次に、蓋枠9を閉じた後、ロック部11にて枠本体8と蓋枠9とを確実に閉じた状態で固定する。
次に、図10に示すように、食器洗浄用籠10を90度回転して通常載置状態に戻し、複数の食器40…を起立状態で重ね合わせ状とする。これにより、複数の食器40…は、起立状態で水平移動自在として、かつ、重ね合わせ状に、食器洗浄用籠10内に保持される。ここで、食器洗浄用籠10の前部(スリット部4の前部)に、食器40の移動余裕代Wをもつようにする。なお、この状態において、各食器40の食物載置面40cは、食器洗浄用籠10の前側に向くようにしている。
次に、図11に示すように、コンベア51と洗浄ノズル52とを内部に有する食器洗浄機50に、食器洗浄用籠10を前側から搬入する。
次に、図12及び図13に示すように、食器洗浄機50内のコンベア51にて食器洗浄用籠10を搬送しつつ、食器洗浄機50内の洗浄ノズル52から噴出される噴出洗浄液を、食器洗浄用籠10内の食器40に当てて一方への付勢力を与える(図12の矢印A方向)。
そして、最も前端の食器40から順次、移動余裕代Wに対応する距離を移動させて隣り合う食器40, 40間に洗浄用微小間隙Sを形成しつつ、食器40の洗浄を行う。洗浄用微小間隙Sを形成することにより、噴出洗浄液が、隣り合う食器40, 40間、特に食器40の糸尻40b部分に充分に浸入することができる。
そして、図14に示すように、食器洗浄用籠10内の全ての食器40…の洗浄が終わると、連続して、次の食器洗浄用籠10内の食器40…の洗浄を行っていく。
なお、本発明は上述の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。例えば、本実施形態では、食器保持用棒部材2が3点支持されている場合を例示したが、本発明はこれに限らず、食器保持用棒部材2が4点以上で支持されてもよい。
また、本実施形態では、間隔形成部材7が円柱状である場合を例示したが、本発明はこれに限らず、間隔形成部材7を他の形状にしてもよい。例えば、間隔形成部材を楕円柱状としてもよい。また、食器保持用棒部材の間隔形成部材が保持本体に固着されていてもよい。
また、本実施形態では、重ね合わせをする複数の食器40…は、すべて所定形状(皿状)で同じものとしたが、本発明はこれに限らず、種々の形状の食器を重ね合わせて食器保持手段にて保持させてもよい。
また、洗浄ノズル52とコンベア51とを有するだけでなく消毒保管が可能な食器洗浄機に対して本発明の食器洗浄用籠10を用いるのも好ましい。
以上のように、本発明に係る食器洗浄用籠は、複数の食器40…を保持して洗浄ノズル52を有する食器洗浄機50に食器40…と共に搬入される食器洗浄用籠10であって、籠枠体1と、籠枠体1内で食器40を起立状態で重ね合わせ状に保持する食器保持手段14と、を備え、さらに、食器保持手段14は、食器洗浄機50内の洗浄ノズル52から噴出される噴出洗浄液の付勢力にて各食器40を水平移動させて隣り合う食器40, 40間に洗浄用微小間隙Sを形成するための食器保持用棒部材2を有するので、食器保持手段14にて食器40…を保持させた際に隣り合う食器40, 40の間隔を従来よりも小さくできる。これにより、従来と比較して省スペースな食器洗浄用籠としてより多くの食器40…を一度に洗浄でき、搬送用器具及び収納保管器具も小型化することができ、作業効率を高くし得る。また、食器40, 40間に洗浄用微小間隙Sを形成するので、重ね合わされて相互に接触状態若しくは近接状態の食器40…では洗浄が不十分となる食器40, 40間を充分に洗浄することが可能となる。特に、食器40の糸尻部分を充分に洗浄することが可能となる。しかも、洗浄用微小間隙Sは、食器洗浄機50内の洗浄ノズル52から噴出される噴出洗浄液の付勢力にて各食器40を水平移動させて形成するようにしたので、食器40を移動させる駆動手段を別途設ける必要もなく、経済性に優れる。
また、食器保持手段14は、起立状態の食器40の周縁近傍に配設されて食器40を水平移動自在にガイドする複数のガイド部3…を有し、所定のガイド部3a,3bには、水平方向のスリット部4が設けられ、食器保持用棒部材2は、スリット部4に挿通される取付部5が設けられると共に食器40が係止される棒状の保持本体6と、スリット部4に挿通された取付部5に取り付けられると共に保持本体6よりスリット部4方向の部材寸法L1 が大きい間隔形成部材7と、を有し、さらに、間隔形成部材7のスリット部4方向の部材寸法L1 は、所定形状の食器40を重ね合わせた際に形成される隣り合う食器40, 40間の水平距離L2 と略同一寸法に設定されているので、隣り合う保持本体6,6の間隔を、重ね合わされて隣り合う食器40, 40が接触するか若しくは近接状となる大きさにできる。即ち、極限まで隣り合う食器40, 40の間隔を小さくできる。また、複数のガイド部3…にて食器40を水平移動自在にガイドするので、食器40をスムーズに移動させることができる。
また、間隔形成部材7は、保持本体6の取付部5に着脱自在に取り付けられ、部材寸法L1 を変更可能に構成したので、隣り合う保持本体6,6の間隔を変更することができる。これにより、深さの異なる種々の食器40に対応することが可能となる。
また、保持本体6は、略コの字状に形成され、かつ、略コの字状の各辺には、取付部5が設けられて、食器保持用棒部材2が3点支持されているので、食器保持用棒部材2にて食器40を保持した際に、食器40から加わる力によって、食器保持用棒部材2が容易に傾かないようにできる。これにより、食器40の起立状態を確実に維持できる。また、保持本体6は、略コの字状に形成されているので、保持本体6の開口した部分から容易に食器40の周縁部40aを差し込むことができると共に容易に食器40を保持できる。
また、保持本体6は、芯材12と、芯材12に被覆されて食器40が傷まないようにするための保護層13と、から形成されているので、食器洗浄用籠10に食器40…の出し入れを行う際や食器40…の洗浄中に、食器40…が保持本体6と当たったり擦れたりしても、食器40…が傷まないようにできる。
また、籠枠体1は、外形が直方体状であり、食器保持用棒部材2が取り付けられる枠本体8と、枠本体8に開閉自在に取り付けられた蓋枠9と、枠本体8と蓋枠9とが閉じられた状態に維持するためのロック部11と、を有するので、籠枠体1内の食器保持用棒部材2にて食器40…を保持した状態で、容易に食器洗浄用籠を載置する向きを変更することができる。これにより、向きを気にせず食器洗浄用籠を運搬することができ、作業効率を高くし得る。
また、ガイド部3は、蓋枠9の内側に着脱自在に設けられた棒材から成る上ガイド部3c,3cを有し、さらに、上ガイド部3c,3cは、芯材12と、芯材12に被覆されて食器40が傷まないようにするための保護層13と、から形成されているので、保護層13にて、ガイドされる食器40…が傷まないようできると共に、上ガイド部3cの保護層13が劣化したときには、簡単に上ガイド部3cを新しいものに交換することができる。
また、本発明に係る食器洗浄方法は、複数の食器40を起立状態で水平移動自在として、かつ、重ね合わせ状に食器洗浄用籠10内に移動余裕代Wをもって保持させ、食器洗浄機50に、食器洗浄用籠10を搬入し、食器洗浄機50内にて食器洗浄用籠10を搬送しつつ、食器洗浄機50内の洗浄ノズル52から噴出される噴出洗浄液を食器洗浄用籠10内の食器40に当てて最も端の食器40から順次、移動余裕代Wに対応する距離を移動させ、隣り合う食器40,40間に洗浄用微小間隙Sを形成しつつ、食器40の洗浄を行うので、従来と比較してより多くの食器40…を食器洗浄用籠10内に保持させて、一度に洗浄することができる。
これにより、食器洗浄機50の稼働時間を短縮し、食器40の洗浄作業を行う作業者の負担を小さくして、作業効率を高くし得る。
また、従来と比較して省スペースな食器洗浄用籠10として、食器洗浄用籠10の搬送用器具及び収納保管器具も小型化することができる。
また、食器洗浄機50の稼働時間を短縮できるので、食器洗浄機50のランニングコストを低減することができる。
また、隣り合う食器40, 40間に洗浄用微小間隙Sを形成しつつ食器40の洗浄を行うので、重ね合わされて相互に接触状態若しくは近接状態の食器40…では洗浄が不十分となる食器40, 40間を充分に洗浄することが可能となる。特に、食器40の糸尻部分を充分に洗浄することが可能となる。しかも、洗浄用微小間隙Sは、食器洗浄機50内の洗浄ノズル52から噴出される噴出洗浄液を食器40に当てて移動させることによって形成するので、作業者は手間がかからない。
また、枠本体8に対して開閉自在な蓋枠9が設けられると共に外形が直方体状の食器洗浄用籠10内に、複数の食器40を積み重ね状に保持させ、次に、蓋枠9を閉じた後、食器洗浄用籠10を90度回転して、複数の食器40を起立状態で重ね合わせ状として食器洗浄機50内へ搬入するので、食器洗浄用籠10に対して食器40の取り出しと収納を行う際、予め積み重ねた複数の食器40…をその積み重ねた状態のまま食器洗浄用籠10内で一度に保持させたり、洗浄後の複数の食器40…を、積み重ねた状態で一度に取り出したりすることが可能になる。これにより、作業効率を高くし得る。
本発明の実施の一形態に係る食器洗浄用籠を示す斜視図である。 蓋枠が開いた状態を示す斜視図である。 食器保持手段の要部斜視図である。 食器保持手段を示す断面正面図である。 食器保持用棒部材の取付部周辺を示す要部断面図である。 食器保持手段の上ガイド部若しくは食器保持用棒部材の保持本体の横断面図である。 重ね合わせ状とされた食器と、食器を保持する食器保持用棒部材との関係を説明する断面側面図である。 重ね合わせ状とされた別の食器と、別の食器を保持する食器保持用棒部材との関係を説明する断面側面図である。 食器洗浄用籠を食器出入用載置状態とした斜視図である。 本発明に係る食器洗浄方法を説明するための簡略断面側面図である。 本発明に係る食器洗浄方法を説明するための簡略断面側面図である。 本発明に係る食器洗浄方法を説明するための簡略断面側面図である。 本発明に係る食器洗浄方法を説明するための簡略断面側面図である。 本発明に係る食器洗浄方法を説明するための簡略断面側面図である。 従来の食器洗浄用籠を用いた洗浄方法を示す断面側面図である。
符号の説明
1 籠枠体
2 食器保持用棒部材
3 ガイド部
3a 左右ガイド部
3b 下ガイド部
3c 上ガイド部
4 スリット部
5 取付部
6 保持本体
7 間隔形成部材
8 枠本体
9 蓋枠
10 食器洗浄用籠
11 ロック部
12 芯材
13 保護層
14 食器保持手段
40 食器
50 食器洗浄機
52 洗浄ノズル
1 間隔形成部材のスリット部方向の部材寸法
2 所定形状の食器を重ね合わせた際に形成される隣り合う食器間の水平距離
S 洗浄用微小間隙
W 移動余裕代

Claims (9)

  1. 複数の食器(40)を保持して洗浄ノズル(52)を有する食器洗浄機(50)に該食器(40)と共に搬入される食器洗浄用籠であって、
    籠枠体(1)と、該籠枠体(1)内で該食器(40)を起立状態で重ね合わせ状に保持する食器保持手段(14)と、を備え、
    さらに、上記食器保持手段(14)は、上記食器洗浄機(50)内の上記洗浄ノズル(52)から噴出される噴出洗浄液の付勢力にて各上記食器(40)を水平移動させて隣り合う該食器 (40)(40) 間に洗浄用微小間隙(S)を形成するための食器保持用棒部材(2)を有することを特徴とする食器洗浄用籠。
  2. 上記食器保持手段(14)は、起立状態の上記食器(40)の周縁近傍に配設されて該食器(40)を水平移動自在にガイドする複数のガイド部(3)を有し、
    所定の上記ガイド部(3a)(3b)には、水平方向のスリット部(4)が設けられ、
    上記食器保持用棒部材(2)は、該スリット部(4)に挿通される取付部(5)が設けられると共に上記食器(40)が係止される棒状の保持本体(6)と、該スリット部(4)に挿通された該取付部(5)に取り付けられると共に該保持本体(6)より上記スリット部(4)方向の部材寸法(L1 )が大きい間隔形成部材(7)と、を有し、
    さらに、該間隔形成部材(7)の上記スリット部(4)方向の部材寸法(L1 )は、所定形状の上記食器(40)を重ね合わせた際に形成される隣り合う該食器 (40)(40) 間の水平距離(L2 )と略同一寸法に設定されている請求項1記載の食器洗浄用籠。
  3. 上記間隔形成部材(7)は、上記保持本体(6)の上記取付部(5)に着脱自在に取り付けられ、上記部材寸法(L1 )を変更可能に構成した請求項2記載の食器洗浄用籠。
  4. 上記保持本体(6)は、略コの字状に形成され、かつ、略コの字状の各辺には、上記取付部(5)が設けられて、上記食器保持用棒部材(2)が3点支持されている請求項2又は3記載の食器洗浄用籠。
  5. 上記保持本体(6)は、芯材(12)と、該芯材(12)に被覆されて上記食器(40)が傷まないようにするための保護層(13)と、から形成されている2,3又は4記載の食器洗浄用籠。
  6. 上記籠枠体(1)は、外形が直方体状であり、上記食器保持用棒部材(2)が取り付けられる枠本体(8)と、該枠本体(8)に開閉自在に取り付けられた蓋枠(9)と、該枠本体(8)と該蓋枠(9)とが閉じられた状態に維持するためのロック部(11)と、を有する請求項2,3,4又は5記載の食器洗浄用籠。
  7. 上記ガイド部(3)は、上記蓋枠(9)の内側に着脱自在に設けられた棒材から成る上ガイド部 (3c)(3c) を有し、
    さらに、該上ガイド部 (3c)(3c) は、芯材(12)と、該芯材(12)に被覆されて上記食器(40)が傷まないようにするための保護層(13)と、から形成されている請求項6記載の食器洗浄用籠。
  8. 複数の食器(40)を起立状態で水平移動自在として、かつ、重ね合わせ状に食器洗浄用籠(10)内に移動余裕代(W)をもって保持させ、
    食器洗浄機(50)に、上記食器洗浄用籠(10)を搬入し、
    該食器洗浄機(50)内にて該食器洗浄用籠(10)を搬送しつつ、該食器洗浄機(50)内の洗浄ノズル(52)から噴出される噴出洗浄液を該食器洗浄用籠(10)内の該食器(40)に当てて最も端の該食器(40)から順次、上記移動余裕代(W)に対応する距離を移動させ、隣り合う該食器 (40)(40) 間に洗浄用微小間隙(S)を形成しつつ、該食器(40)の洗浄を行うことを特徴とする食器洗浄方法。
  9. 枠本体(8)に対して開閉自在な蓋枠(9)が設けられると共に外形が直方体状の上記食器洗浄用籠(10)内に、複数の上記食器(40)を積み重ね状に保持させ、
    次に、上記蓋枠(9)を閉じた後、上記食器洗浄用籠(10)を90度回転して、複数の該食器(40)を起立状態で重ね合わせ状として食器洗浄機(50)内へ搬入する請求項8記載の食器洗浄方法。
JP2006082668A 2006-03-24 2006-03-24 食器洗浄用籠及び食器洗浄方法 Expired - Fee Related JP3975220B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006082668A JP3975220B1 (ja) 2006-03-24 2006-03-24 食器洗浄用籠及び食器洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006082668A JP3975220B1 (ja) 2006-03-24 2006-03-24 食器洗浄用籠及び食器洗浄方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3975220B1 true JP3975220B1 (ja) 2007-09-12
JP2007252729A JP2007252729A (ja) 2007-10-04

Family

ID=38556265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006082668A Expired - Fee Related JP3975220B1 (ja) 2006-03-24 2006-03-24 食器洗浄用籠及び食器洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3975220B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082653A (ja) * 2007-10-03 2009-04-23 Aiho Corp 食器カゴ
JP2011015703A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Aiho Corp 食器カゴ

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5205297B2 (ja) * 2009-01-28 2013-06-05 日本調理機株式会社 食器籠
JP5475397B2 (ja) * 2009-10-30 2014-04-16 株式会社中西製作所 食器篭
JP5560047B2 (ja) * 2010-01-05 2014-07-23 株式会社中西製作所 食器篭
JP6013008B2 (ja) * 2012-04-10 2016-10-25 株式会社アイホー 食器カゴ
JP6276328B2 (ja) * 2016-06-09 2018-02-07 株式会社中西製作所 食器篭

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082653A (ja) * 2007-10-03 2009-04-23 Aiho Corp 食器カゴ
JP2011015703A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Aiho Corp 食器カゴ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007252729A (ja) 2007-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3975220B1 (ja) 食器洗浄用籠及び食器洗浄方法
JP4306790B1 (ja) 食器カゴ
JP2008173258A (ja) 食器の洗浄方法および食器の収納具
JP2008173258A5 (ja)
JP5448399B2 (ja) 食器洗浄装置
JP5865677B2 (ja) 食器洗浄装置および食器洗浄方法
JP4256913B1 (ja) 食器洗浄装置および食器洗浄方法
JP5339613B2 (ja) 食器カゴ
JP2008036057A (ja) 食器洗浄用籠
JPH10137172A (ja) 食器篭及び食器の洗浄方法
JP5202201B2 (ja) 食器洗浄装置
JP4701226B2 (ja) 食器の洗浄方法
JP5437749B2 (ja) 物品搬送容器用洗浄装置
JP4556224B2 (ja) 洗浄方法
JP6013008B2 (ja) 食器カゴ
JP2008220549A (ja) 食器の洗浄方法および食器の収納具
JP4556223B2 (ja) 洗浄方法
JP2008220549A5 (ja)
JP6129505B2 (ja) 食器洗浄方法
JP5449726B2 (ja) 食器の収納具および食器の洗浄方法
KR102091187B1 (ko) 식기세척기
JP2010068937A5 (ja)
JP5661907B2 (ja) 食器の洗浄方法
JP6276328B2 (ja) 食器篭
JP5952037B2 (ja) 食器篭

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070618

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130622

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140622

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees