JP4918006B2 - テント - Google Patents
テント Download PDFInfo
- Publication number
- JP4918006B2 JP4918006B2 JP2007252845A JP2007252845A JP4918006B2 JP 4918006 B2 JP4918006 B2 JP 4918006B2 JP 2007252845 A JP2007252845 A JP 2007252845A JP 2007252845 A JP2007252845 A JP 2007252845A JP 4918006 B2 JP4918006 B2 JP 4918006B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- tent
- main
- main frame
- rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Non-Flushing Toilets (AREA)
- Tents Or Canopies (AREA)
Description
メインフレームは横方向へ延びる横部材と、この横部材の両端部に連なり縦方向に延びる縦部材を有するほぼ長方形の枠状体から成る。また連結フレームは互いに対向して配置される前記メインフレームの、互いに対向する縦部材どうしを連結する部材である。
上記のようにして平面視が四角形の枠状になるように組み立てられたフレームにシートを被せて、シートによって遮蔽された内部空間を形成する。垂直側面タイプのテントは内側面もほぼ垂直で、内部空間も広く取れるという長所を有している。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、垂直側面タイプでありながら、フレームを構成するメインフレームと連結フレームどうしがぴったりと当接して重なり合うコンパクトな収納状態に畳む作業と、シートを被せることができる使用状態にする作業を、ごく簡単に短時間に行うことができるテントを提供することを、その目的とする。
図1に示すようにテント1は主として金属パイプ製のフレーム3と合成樹脂製のシート5とから成り、ほぼ垂直な4つの側面を有する垂直側面タイプのものである。シート5はフレーム3に対し着脱可能に被せられて支持される。
まず、フレーム3の構成について説明する。
フレーム3は一対のメインフレーム7、9を有しており、メインフレーム7とメインフレーム9は同じ形状である。従って。メインフレーム7を代表例として説明し、メインフレーム7の構成部材とメインフレーム9の同じ構成部材については同じアラビア数字を付し、また両構成部材を区別するためにメインフレーム7の構成部材を指すアラビア数字の後にaを付し、またメインフレーム9の構成部材を指すアラビア数字の後にbを付すものとする。
メインフレーム7は横方向へ延びる横部材11aと、この横部材11aの両端部上面には後述する規制部材としてのワイヤ13を連結するリング15がそれぞれ取り付けられている。
互いに対向して配置された一対のメインフレーム7、9は4つの連結フレーム23、25、27、29を介して連結されている。
連結フレーム23、25は、メインフレーム7の互いに対向する縦部材17aと縦部材17bとを回動部31を介して連結し、また連結フレーム27、29は、メインフレーム9の互いに対向する縦部材19aと縦部材19bとを回動部31を介して連結している。従って、回動部31は合計8ヶ所設けられている。
また、回動パイプ33には、連結フレーム23、25、27、29の両端部が固定されており、連結フレーム23、25、27、29と縦部17a、17b、19a、19bに対しそれぞれ相対的に回動可能となっている。
連結フレーム23、25の長さ寸法は100cmであり、連結フレーム27、29の長さ寸法は98cmである。また、メインフレーム7の横部11aの長さ寸法、メインフレーム9の横部11bの長さ寸法は共に100cmである。
また、連結フレーム27、29はメインフレーム7、9の横部材11a、11bの上面より高い位置に備えられており、連結フレーム27、29の下面と横部材11a、11bの上面との間の寸法Nは2cmである。
なお、連結フレーム25には、面ファスナの雄側37が取り付けられている。
シート5は下面が開口しており、前面にファスナ39、41が設けられている。また、シート5の内側の下端部の角部にはバンド43がそれぞれ設けられており、このバンド43の一端部と他端部には面ファスナの雄側と雌側が固定されており、ループ状に連結できるようになっている。
更に、シート5の内側の上端部の角部には取り付け部材としてのバンド45がそれぞれ設けられており、この固定バンド45は図4に示すようにシート5の内側と外側を貫通する状態でシート5に固定されている。即ち、シート5を縫製する際に、シート5の構成部材5a、5bと共に重ね合わされて糸47によって縫い合わされている。
テント1を組み立てる場合には、フレーム3を図8に示す完全に折り畳んだ状態から、図7に示すようにメインフレーム7、9を開き、更に図に示すようにメインフレーム7とメインフレーム9とが互いに対向する状態にする。そして、ワイヤ13をリング15に取り付ける。ワイヤ13は互いに対角位置にあるリング15どうしを連結するように取り付ける。このようにしてワイヤ13をリング15に取り付けることにより対角方向に位置する回動部31どうしが接近する方向へ移動するのが規制される。
そして、シート5のファスナ39、41を全開にした状態で、シート5をフレーム3に被せる。このシート5をフレーム3に被せる作業は、メインフレーム7を下にしてフレーム3を倒した状態で行うと、小柄な者でも容易に行うことができる。
4つのバンド43のうちの2つはメインフレーム7、9の縦部材17a、17bと連結フレーム23の両方にそれぞれ巻き付け、残りの2つのバンド43は縦部材19a、19bにそれぞれ巻き付ける。
次いで、4本のロープ52の一端を4つのロープ連結部45aにそれぞれ連結し、他端を地面に打ち込んだ4本の杭49にそれぞれ連結する。既述のようにロープ連結部45aはフレーム3に連結されたフレーム連結部45bと一体になっているので、テント1を杭49にロープ52を介して強固に固定することができる。
そして、マット53を横部材11a、11bと連結フレーム23、27に囲まれた領域に置く。次に、このマット53上に手摺り63と便器65を設置する。
このようにしてテント1を用いた仮設トイレが完成する。
そして、フレーム3を図7、図12に示すように、互いに近づけた回動部31を中心に二つ折りにして、図8に示すようにメインフレーム7とメインフレーム9とが重なるように折り畳み、収納状態とする。
しかも、連結フレーム23、25はメインフレーム7、9の縦部材17a、17bより外側へ突出して備えられており、連結フレーム27、29はメインフレーム7、9の横部材11a、11bの上面より高い位置に備えられているので、図8、図9に示すように、メインフレーム7とメインフレーム9とを当接させてぴったり重ね合わせることができる。即ち、連結フレーム23、25はメインフレーム7、9より外側に位置し、また連結フレーム27、29はメインフレーム7、9に上下方向に重なるので、連結フレーム23、25、27、29はメインフレーム7、9に接触しない位置に備えられることなる。
従って、フレーム3を二つ折りして、メインフレーム7とメインフレーム9とを当接させてぴったり重ね合わせることができ、しかも連結フレーム23、25、27、29がメインフレーム7、メインフレーム9に接触することがない。よって、フレーム3をコンパクトな収納状態に畳むことができる。
例えば、上記実施の形態では、本発明のテントを仮設トイレに適用する場合を示したが、本発明はこれに限定されず、仮設のシャワー室等に適用することも可能である。
また、上記実施の形態で面ファスナを用いた箇所にホック等の他の固定手段を用いてもよいのは勿論である。
5a、5b…シート構成部材
7、9…メインフレーム 11a、11b…横部材
13…ワイヤ 15…リング 17a、17b…縦部材
19a、19b…縦部材 21a、21b…連結部材
23、25、27、29…連結フレーム 31…回動部
33…回動パイプ 35…回動軸 37…面ファスナ
39、41…ファスナ 43、45…バンド
45a…ロープ取付け部 45b…フレーム取付け部
46…面ファスナ 47…糸 49…杭
52…ロープ 53…マット 55…シート材
57…管状体 59…トイレットペーパーのホルダ
61…便座シートのケース
L1a、L2a、L3a、L4a…回動部の回動中心Pどうしを結ぶ直線の距離
L1b、L2b、L3b、L4b…回動部の回動中心Pどうしを結ぶ直線の距離
Claims (4)
- フレームと、前記フレームに着脱可能に被せられるシートを有し、前記フレームは横方向へ延びる横部材と前記横部材に連なり縦方向へ延びる縦部材とを有する一対のメインフレームと、互いに対向して配置された前記メインフレームの互いに対向する縦部材どうしを連結する連結フレームとを具備するテントにおいて、
前記連結フレームと前記メインフレームは互いに回動可能な回動部を介して取り付けられ、且つ前記回動部の回動中心どうしを結ぶ直線のうちの少なくとも1つの距離が他の直線の距離と異なり、前記連結フレームは、前記フレームを対角方向に位置する回動部どうしを接近させ、更に前記メインフレームどうしが重なるように前記接近した回動部を中心に二つ折りにした状態で、前記メインフレームに接触しない位置に備えられ、前記連結フレームの下面が、前記メインフレームの横部材の上面より高い位置に備えられていることを特徴とするテント。 - フレームと、前記フレームに着脱可能に被せられるシートを有し、前記フレームは横方向へ延びる横部材と前記横部材に連なり縦方向へ延びる縦部材とを有する一対のメインフレームと、互いに対向して配置された前記メインフレームの互いに対向する縦部材どうしを連結する連結フレームとを具備するテントにおいて、
前記連結フレームと前記メインフレームは互いに回動可能な回動部を介して取り付けられ、且つ前記回動部の回動中心どうしを結ぶ直線のうちの少なくとも1つの距離が他の直線の距離と異なり、前記連結フレームは、前記フレームを対角方向に位置する回動部どうしを接近させ、更に前記メインフレームどうしが重なるように前記接近した回動部を中心に二つ折りにした状態で、前記メインフレームに接触しない位置に備えられ、前記連結フレームは前記メインフレームの縦部材より外側へ突出して備えられていることを特徴とするテント。 - フレームと、前記フレームに着脱可能に被せられるシートを有し、前記フレームは横方向へ延びる横部材と前記横部材に連なり縦方向へ延びる縦部材とを有する一対のメインフレームと、互いに対向して配置された前記メインフレームの互いに対向する縦部材どうしを連結する連結フレームとを具備するテントにおいて、
前記連結フレームと前記メインフレームは互いに回動可能な回動部を介して取り付けられ、且つ前記回動部の回動中心どうしを結ぶ直線のうちの少なくとも1つの距離が他の直線の距離と異なり、前記シートの内側と外側とを貫通する状態で前記シートに取り付けられる取り付け部材が設けられ、前記取り付け部材のシートの外側に位置する部分が固定物と前記テントとを連結する連結体を取り付ける連結体取付け部になっており、前記シートの内側に位置する部分が前記フレームに連結されるフレーム連結部になっていることを特徴とするテント。 - 請求項1から3のいずれかに記載したテントにおいて、
フレームには対角方向に位置する回動部どうしが接近する方向へ移動するのを規制する規制部材が着脱自在に備えられていることを特徴とするテント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007252845A JP4918006B2 (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | テント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007252845A JP4918006B2 (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | テント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009084807A JP2009084807A (ja) | 2009-04-23 |
JP4918006B2 true JP4918006B2 (ja) | 2012-04-18 |
Family
ID=40658581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007252845A Active JP4918006B2 (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | テント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4918006B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104234450A (zh) * | 2014-06-27 | 2014-12-24 | 天津市升明工贸有限公司 | 一种野营房内的浴室结构 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8104611A (nl) * | 1981-10-09 | 1983-05-02 | Ruivenkamp J | Transportabele houder met panelen voor het samenstellen van een hal. |
JPH0730639B2 (ja) * | 1986-06-16 | 1995-04-10 | 内外パイオニヤ株式会社 | アコ−デイオン式包囲柵 |
-
2007
- 2007-09-28 JP JP2007252845A patent/JP4918006B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104234450A (zh) * | 2014-06-27 | 2014-12-24 | 天津市升明工贸有限公司 | 一种野营房内的浴室结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009084807A (ja) | 2009-04-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6901940B2 (en) | Collapsible structures | |
US20170096834A1 (en) | Cantilevered Watercraft Canopy | |
US11346123B2 (en) | Rooftop tent for vehicle | |
US8051865B1 (en) | Canopy for umbrellas | |
JP4918006B2 (ja) | テント | |
JP4117321B2 (ja) | 折畳み式建屋 | |
JP2019210659A (ja) | 屋内用テント | |
JP2011179276A (ja) | テントとそのテントを立てる方法 | |
JP2010159617A (ja) | 養生シートの開閉装置 | |
KR101493513B1 (ko) | 조립식 천막장치 | |
KR20130004129U (ko) | 거실 확장형 텐트 | |
JP5595570B1 (ja) | 折畳み式テント | |
JP6002370B2 (ja) | 雨除け装置及び雨除け構造 | |
KR101493512B1 (ko) | 조립식 천막장치 | |
JP5572751B1 (ja) | 折畳み式テント | |
JP2009178282A (ja) | 組立て浴槽とブース | |
US10711483B2 (en) | Collapsible changing tent assembly | |
KR101463546B1 (ko) | 연등 | |
JP3231174U (ja) | 避難所用折畳み式テント | |
JP5779035B2 (ja) | テント | |
JP2015140556A (ja) | 屋内用テント | |
JP2514844B2 (ja) | 折畳み式ハウス | |
JPH11152939A (ja) | エアーチューブテント | |
JP2005155062A (ja) | 屋内設置室 | |
KR200475922Y1 (ko) | 프레임 구조물 및 프레임 구조물을 이용한 조립식 평상 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20090519 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100630 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110609 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110712 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110902 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120110 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120127 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4918006 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |