JP6002370B2 - 雨除け装置及び雨除け構造 - Google Patents
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Description
また、本発明の雨除け装置の設置構造の一態様は、柱の周囲に巻き付けて使用する雨除け装置の設置構造であって、前記雨除け装置は、前記柱の平断面に対応する形状で上面が開口されるとともに、底面が開口された、シート状素材の笠部と、前記柱の平断面の周囲の長さに対応した長さを有し、前記笠部の上面の辺から起立した帯部と、を備えており、前記帯部は、該帯部が有する定着手段によって、前記柱に対して定着されており、前記笠部は、該笠部が前記柱に接合する複数の梁に対応した位置に有する複数の定着手段によって、前記複数の梁に対して定着され、前記笠部の形状は、前記帯部が有する前記定着手段と、前記笠部が有する前記複数の定着手段とによって保持されたことを特徴とする。
本発明に係る雨除け装置は、高力ボルトにより柱と梁又は柱と柱とを接合する場合に好適である。
始めに、本発明に係る雨除け装置を適用する柱梁接合部について説明する。
次に、本発明に係る雨除け装置を適用する柱柱接合部について説明する。
次に、本実施の形態に係る雨除け装置の構成について説明する。
次に、本実施の形態に係る雨除け装置の別の構成について説明する。
次に、上記のように構成された雨除け装置30、40を用いて、柱と梁とを接合する施工方法について説明する。
(2)柱12に梁11を仮接合(仮ボルトで仮締め)する。仮接合は、対角に2箇所行う。
(3)雨除け装置30(又は雨除け装置40)が柱梁接合部を覆うように、帯部32を、柱梁接合部の上方の柱12に巻き付ける。
(4)定着部35(又は定着部43)を用いて笠部31(又は笠部41)の下端付近を梁11に磁着させる。
(5)下方より高力ボルト14で本接合(本ボルトで本締め)する。
上記のように構成された雨除け装置30、40を用いて、柱と柱とを接合する施工方法について説明する。
(2)下部柱21bに下階梁11を接合する。なお、下部柱21bと下階梁11との接合には、上述の施工方法1を用いる。
(3)上部柱21aを吊り上げ、下部柱21bの上方に移動させる。
(4)雨除け装置30(又は雨除け装置40)が、柱柱接合部を覆うような上部柱21aの位置に、帯部32を巻き付ける。
(5)上部柱21aを下げ、下部柱21bと嵌合させる。
(6)雨除け装置30の笠部31(又は雨除け装置40の笠部41)の中に入り、高力ボルト24で上部柱21aと下部柱21bとを接合する。
12 柱
13 梁接合面
14 高力ボルト
15 タップ孔
16 接合板
17 ボルト挿通孔
21a 上部柱
21b 下部柱
22 コラムカプラー
23 コーナークリッパー
24 高力ボルト
30、40 雨除け装置
31、41 笠部
32 帯部
33 面取り面
34、42 覆い面
35、43 定着部
36 延長笠部
37、44 閉じ合わせ部
Claims (12)
- 鋼管からなる柱の周囲に巻き付けて使用する雨除け装置であって、
四角錐の頂点が、前記柱の平断面の形状に対応する上面で切り取られた略四角錐状を形成し、前記上面及び略四角錐状の底面が開口された笠部と、
前記柱の平断面の形状の周囲の長さに対応した長さを有し、前記笠部の上面の辺から起立した帯部と、を備え、
前記笠部は、前記柱の平断面の形状の各辺を短辺とする長方形状の面取り面と、前記面取り面の間に形成される三角形状の覆い面とを有することを特徴とする、
雨除け装置。 - 前記笠部の下端付近に、前記柱に接合される梁への定着手段、を更に備える、
請求項1に記載の雨除け装置。 - 前記定着手段が、前記面取り面の下端付近に装着される、
請求項2に記載の雨除け装置。 - 前記笠部の下辺に接続する延長笠部、を更に備える、
請求項1に記載の雨除け装置。 - 前記定着手段が、磁石である、
請求項2ないし4に記載の雨除け装置。 - 前記帯部を前記柱に磁着させる為の磁石を、更に備える、
請求項1ないし5に記載の雨除け装置。 - 前記笠部から前記帯部に至る着脱手段を有する閉じ合わせ手段、を更に備える、
請求項1ないし6に記載の雨除け装置。 - 前記帯部の内面側に弾性を有する止水材を備える、
請求項1ないし7に記載の雨除け装置。 - 前記笠部が光の透過性を有する素材からなる、
請求項1ないし8に記載の雨除け装置。 - H形鋼からなり、端部に高力ボルトが挿通されるボルト挿通孔を有する接合板が設けられた梁と、角形鋼管からなり側面にタップ孔を有する梁接合面が設けられた柱とを、高力ボルトにより接合する柱梁接合部において、請求項1ないし9の雨除け装置を用いる雨除け構造であって、
前記笠部の下辺の一部が前記梁に接触するように、前記柱梁接合部より上方の前記柱の位置に前記帯部が巻き付けられることを特徴とする、
雨除け構造。 - 角形鋼管からなり、所定の高さに梁が接合された下部柱と、前記下部柱の上端に接合される上部柱とを、高力ボルトにより接合する柱柱接合部において、請求項1ないし9の雨除け装置を用いる雨除け構造であって、
前記笠部の下辺の少なくとも一部が前記柱柱接合部より低位となるように、前記柱柱接合部の直上に、前記帯部が巻き付けられることを特徴とする、
雨除け構造。 - 柱の周囲に巻き付けて使用する雨除け装置の設置構造であって、
前記雨除け装置は、
前記柱の平断面に対応する形状で上面が開口されるとともに、底面が開口された、シート状素材の笠部と、
前記柱の平断面の周囲の長さに対応した長さを有し、前記笠部の上面の辺から起立した帯部と、を備えており、
前記帯部は、該帯部が有する定着手段によって、前記柱に対して定着されており、
前記笠部は、該笠部が前記柱に接合する複数の梁に対応した位置に有する複数の定着手段によって、前記複数の梁に対して定着され、
前記笠部の形状は、前記帯部が有する前記定着手段と、前記笠部が有する前記複数の定着手段とによって保持されたことを特徴とする雨除け装置の設置構造。
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