JP4917325B2 - ワイヤハーネス及びその製造方法 - Google Patents

ワイヤハーネス及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4917325B2
JP4917325B2 JP2006049053A JP2006049053A JP4917325B2 JP 4917325 B2 JP4917325 B2 JP 4917325B2 JP 2006049053 A JP2006049053 A JP 2006049053A JP 2006049053 A JP2006049053 A JP 2006049053A JP 4917325 B2 JP4917325 B2 JP 4917325B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
wire
wires
electric wire
terminal fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006049053A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007227257A (ja
Inventor
正 宮崎
茂樹 池田
久朗 今西
克典 八木
寿夫 丹羽
正広 中島
幸一 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2006049053A priority Critical patent/JP4917325B2/ja
Publication of JP2007227257A publication Critical patent/JP2007227257A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4917325B2 publication Critical patent/JP4917325B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)

Description

本発明は、特に大径の電線に適用するに好適なワイヤハーネスに関する。
例えばハイブリッド車や電気自動車では、例えば3本の動力電線を一つに束ねた三相交流用のワイヤハーネスによってモータとインバータとの間を接続する。この種のワイヤハーネスとしては、動力電線の一端側に各電線毎にそれぞれボルト締め用の単極型のコネクタを配し、他端側に三極型の雄型コネクタを設けたものが知られている。なお、上記多極型の雄型コネクタの一例としては、例えば特許文献1に示すように各電線の先端に舌片状の端子金具を接続し、これらの端子金具を合成樹脂製のハウジング内に収容した構成が公知である。
このようなワイヤハーネスによってインバータ装置とモータとを接続するには、まずハーネスメーカーによって動力電線の両端に所要のコネクタを取り付けてハーネスを製造し、これをカーメーカーに納入する。すると、カーメーカーでは例えば3個の単極型コネクタをモータの各端子に固定し、次に動力電線を車両の所定の配索経路に沿って所定形状となるように曲げながら車体に固定し、最後に、雄型コネクタをインバータ側の雌型コネクタに嵌合固定するのである。
ところで、近年、この種の車両にあってはモータの高出力化によって動力電線の大径化が進んでいる。電線が大径化すると、それに伴い剛性が大きくなる。このため、ワイヤハーネスの製造中や、製造後にカーメーカーに納入するまで、さらには、カーメーカーにて動力電線を曲げながら行う車両へのワイヤハーネスの取付け時に、動力電線に大きな捻れ方向の応力が発生することがある。この結果、端子金具がコネクタハウジング内で許容されたガタの中で最大に傾いた状態になり、結局、相手方コネクタの端子金具にいわゆる片当たり状態となって接触抵抗が増大することが懸念されている。
ワイヤハーネスの両端のコネクタが、双方とも多極タイプならば、3本の動力電線が同時に一つのコネクタハウジングに対して所定の位置関係で固定された状態にあるから、電線相互がズレ動くことが少なく、結局、電線から端子金具に無理な力が作用することが少ない。しかし、ワイヤハーネスの一端側では単極型コネクタが電線毎に独立して設けられ(電線相互が自由に動くことができる)、他端側に多極型のコネクタが設けられている(電線相互間の変位に制約がある)場合には、かえって多極型のコネクタ内の端子金具と動力電線との間に大きな応力が作用し、端子金具がコネクタハウジング内で傾きやすくなってしまうのである。
また、電線の径寸法が小さければ、その剛性は低いから、コネクタハウジング内で端子金具が傾いたとしても、相手方の雌型コネクタに設けられたバネの圧力によってその姿勢が矯正され、片当たり状態が解消可能である。しかし、上述のように電線の剛性が高いとバネ圧によって端子金具の姿勢を矯正することが困難になる。かといって、バネを大形化して電線の剛性に打ち勝つだけの圧力を生じさせるようにすると、今度はコネクタの嵌合抵抗が極めて大きくなるため、現実には困難が生ずる。
特開2001−35589公報
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、複数本の電線の一端側にそれぞれ単極型のコネクタが設けられ、かつ、他端側に各電線を集約した多極型のコネクタが設けられているワイヤハーネスにあって、その電線が剛性の高いものであっても、端子金具がコネクタハウジング内で正規の姿勢に保持できるワイヤハーネスを提供することを目的とする。
本発明のワイヤハーネスは、三本以上の電線を備え、それらの各電線の一端側に単極型のコネクタを各電線毎に独立して設け、他端側には前記電線群を集約する多極型のコネクタを設けたワイヤハーネスにおいて、前記多極型コネクタのコネクタハウジングから導出された電線群のうち隣り合う2本の電線からなる各電線対が、それらの電線群の配索経路に沿って曲げられた状態で、隣の電線対を構成する1本の電線を含んで、結束バンドによって順次結束されているところに特徴を有する。
この構成とすると、例えば各電線を単極型のコネクタから固定してワイヤハーネスの電線部分を配索経路に沿って固定し、最終的に多極型のコネクタを嵌合するという手順を採用しても、あるいは逆に、多極型のコネクタを先に嵌合し、電線を配索経路に沿って固定し、最終的に単極型の各コネクタを接続するという手順を採用したとしても、ワイヤハーネスを配索経路に沿わせて固定するときの力が多極型コネクタの各端子金具に及びにくくなる。
なぜなら、並行して配索されている複数本の電線を曲げるときには、内周側の電線と外周側の電線との間で相互にずれ動きが発生するから、そのずれ動きが許容されていないと、電線群は極めて曲がりにくくなる。この点に鑑み、本発明では、隣り合う2本の電線からなる各電線対を互いに結束バンドによって結束した。しかも、単に2本づつを結束するのではなく、予め配索経路に沿って曲げられた状態としておいた上で、隣の電線対を構成する1本の電線を含んで隣接する2本の電線対を順次結束するものであるから、相互のずれ動きが確実に防止され、結局、曲げ力に対して強い抵抗を生じさせて予め曲げられた配索経路に沿う状態が維持される。また、単に、電線群の全てをまとめて結束すると、結束バンドと接触しない電線が生じて電線間の滑りによって電線相互のずれ動きが発生することんが懸念されるが、本発明のように2本のみを結束することとすれば、結束バンドと各電線との接触長さは最大長さにすることができ、かつ、電線相互のずれ動きを確実に防止することができるから、曲げに対する抵抗力は極めて大きくなる。
なお、前記多極型コネクタがコネクタハウジング内に舌片状の端子金具を配置した雄型コネクタである場合、コネクタハウジングの相手方コネクタとの嵌合用開口部に端子金具の先端部を捻れ変位が規制された状態で挿通させるスリットを備えたキャップを嵌合しておくと、そのスリットに端子金具を挿通させつつコネクタハウジングに装着するか、或いは、端子金具をコネクタハウジングに装着した後にキャップを嵌合すると、端子金具は捻れ変位が規制された状態になる。従って、ワイヤハーネスの配索時に電線が曲げられたとしても、結束バンドによる電線相互のずれ動き防止効果に加えて、端子金具自体の捻れ変位を規制することができるから、それがコネクタハウジング内で過剰に傾いてしまうことを確実に防止できる。そこで、ワイヤハーネスの配索後にキャップを外して多極型コネクタを嵌合させれば、コネクタハウジング内で端子金具のがたつきを許容した状態で嵌合が可能になり、嵌合作業を円滑に行うことができる。
以上述べたように、本発明によれば、結束バンドによって電線相互がずれ動くことを確実に防止できるから、電線が剛性の高いものであっても、ワイヤハーネスの配索時に電線群に加わる力によって端子金具がコネクタハウジング内で傾いてしまうことを確実に防止することができる。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図10を参照して説明する。
本実施形態のワイヤハーネス10は、例えばハイブリッド車においてインバータ装置とモータとの間を結ぶワイヤハーネスの接続部分に適用したものである。
まず、全体構造を概略的に示すと図1の通りである。3本の電線11は、共に芯線11Aの回りに絶縁被覆11Bを被覆してなる周知構造であり、芯線11Aの断面積は例えば20cm2であって自動車用としては剛性が高いものである。3本の電線11の周りには、これらを一括して覆うシールド用の編組線12が電線11の全長に沿って被せてある。
3本の電線11群の一端側(図示しないインバータ装置に接続される側)には単一のコネクタハウジング21内に3本の雄型の端子金具40を収容してなる多極型コネクタである3極コネクタ20が設けられ、他端側(図示しないモータに接続される側)には各電線11毎に、3個のモータ端子(図示せず)にボルト止めするための同数(3個)の単極型コネクタであるモータ側コネクタ60が設けられている。なお、このモータ側コネクタ60は、詳細には図示しないが電線11の芯線11Aに端子金具61を圧着し、その端子金具61部分にコネクタハウジング62をモールド成型してコネクタとなしたものである。このようなワイヤハーネス10は、まず各モータ側コネクタ がモータのモータ端子にボルトによって固定され、そして車両の所定の配索経路に沿って所定形状となるように曲げられて車体に固定され、最後に、3極コネクタ20がインバータ側の雌型3極コネクタ(図示せず)に嵌合固定される。
次に、上記3極コネクタ20について、より詳細に述べる。前記コネクタハウジング21は、金属製例えばアルミダイキャスト製のシールドハウジング22と、合成樹脂製のターミナルハウジング30との2部品からなる。シールドハウジング22は、長円筒状の本体筒部23の外周面からフランジ部24を放射方向に延びるように延出させた構成で、そのフランジ部24の例えば3箇所にボルト挿通孔25が形成されている。なお、本体筒部23の外周面には前記編組線12が被せてあり、その外側からカシメリング26をカシメ付けることで編組線12をシールドハウジング22に固定している(電気的接続を兼ねる)。
一方、ターミナルハウジング30は、シールドハウジング22の本体筒部23内に挿通可能な大きさを有する長円筒状の本体部31と、その本体部31の前方に本体部31よりも大型の長円筒状をなすフード部32とを一体に有する。本体部31内には3カ所に前後(図3において左右方向。左側を前とする。)に延びるキャビティ33が横並びに形成され、それらの各キャビティ33内には前方を自由端とした弾性係合片であるランス34が設けられている。キャビティ33の後端部は僅かに内径を大きくした円筒状のシール部35となっている。
ターミナルハウジング30のフード部32内は2枚の隔壁36によって3室に区画されている。また、フード部32の外周面には環状のシール収納溝37が形成され、ここに環状の防水シール38が嵌め込まれている。この防水シール38は、3極コネクタ20が図示しない相手方の雌型コネクタと嵌合されると、そのフード部の内周面に密着する。
電線11の先端部は所定の長さだけ絶縁被覆11Bが剥がされ、露出された芯線11Aの先端寄りに端子金具40が取り付けられている。この端子金具40は図2示すように矩形の舌片状をなすいわゆる雄タブ端子であり、基端側に設けられているバレル部41を芯線11Aの先端にカシメ付けることで電線11に固定されている。また、端子金具40の中央近くには矩形の係合孔42が形成されており、電線11に固定した端子金具40をターミナルハウジング23のキャビティ33内に後方から挿入すると、キャビティ33内のランス34の上部突起34Aが端子金具40の下面に当接してランス34が弾性的に押し下げられ、係合孔41が上部突起34Aに遭遇する位置まで端子金具40が挿入されると、ランス34が弾性的に復帰して上部突起34Aが係合孔42内に進入することで端子金具40のキャビティ33内からの抜け止めがなされる。
なお、端子金具40がキャビティ33内の正規位置に装着された状態で、端子金具40はキャビティ33前端面に形成されているスリット33Aを貫通してフード部32内に突出しており、かつ、その状態で各所に存在するギャップによって実際には端子金具40は電線11の軸線周りに僅かな角度範囲内で回動(傾き変位)が可能である。
なお、端子金具40のキャビティ33内への装着時には、ターミナルハウジング23のフード部32前縁の開口部内に、予めキャップ50を嵌着しておくことが好ましい。このキャップ50は、図5及び図6に示すように、フード部32内にぴったりと嵌合可能な3連型の栓体部51を有し、これらの各栓体部51に端子金具40の先端部を挿入可能なスリット52がそれぞれ形成されている。スリット52の前方側は前面に開放する陥没部53となっており、かつ、スリット52の内部寸法は端子金具40の先端部がぴったりと嵌合するように設定されており、端子金具40の先端部を挿通させることでその捻れ変位が規制される。
また、端子金具40をキャビティ33内に装着する際には、電線11の絶縁被覆11Bの先端部分にリング状の防水シール42及び合成樹脂製のシール押さえ43を予め嵌合しておき、端子金具40が正規位置に装着された後に、防水シール42及びシール押さえ43を先端側に滑らせてキャビティ33のシール部35内に押し込むことによってキャビティ33の後端側の防水性を確保する。
さて、各電線11に端子金具40をカシメ付け、その端子金具40をターミナルハウジング23に装着した状態では、図2に示すように、各電線11が各キャビティ33の後端から後方に真っ直ぐ導出された状態となる。そこで、図3に示すように、その電線11群を予め判っている車両内での配索経路に沿うように曲げ(この場合、端子金具40の配列方向に沿った面内で曲げることが好ましい)、その後、結束バンド65によって2本の電線11を結束する。
このとき、電線11群のうち隣り合う2本の電線11からなる各電線対が、隣の電線11対を構成する1本の電線を含むようにする。具体的には、図3に示すように、最上段と中段の2本の電線11を結束し、次に、中段と最下段の2本の電線11を結束する。なお、結束バンド65は、合成樹脂製のものであって電線結束用として広く利用されているものである。
上記構成の本実施形態では、従来と同様にワイヤハーネス10を車両に組み付けるには、例えばコネクタ60をモータ側コネクタに接続し、各電線11を所定の配索経路に沿うよう曲げながら車体に固定し、最後にキャップ50を外して3極コネクタ20を例えばインバータ装置のコネクタに嵌合する。このような配索過程において、各電線11に曲げ力が及ぼされると、それは電線11の相互のずれ動きとなって吸収される。
ところが、本実施形態では、3極コネクタ20の後端から導出された3本の電線11は2本ずつが互いに結束されているため、相互のずれ動きは全く許容されておらず、その部分で全体が固まったように固定され、電線11の曲がりは発生しない。すなわち、ワイヤハーネス10の車両への配索過程でも、3極コネクタ20の後端部分の電線11群は、配索経路に沿って予め曲げられた形状を維持しつつ、最終的に相手方コネクタとの嵌合が行われる。この結果、配索過程において最終的に相手方コネクタとの嵌合が終了するまで、端子金具40に対して電線11から無理な力が作用することがなく、端子金具40はターミナルハウジング23内で正規位置に保持され、端子金具40がターミナルハウジング23内で傾いてしまうことを確実に防止できる。
しかも、特に本実施形態では、電線11を単に2本づつ結束するのではなく、予め配索経路に沿って曲げられた状態としておいた上で、隣の電線11対を構成する1本の電線11を含んで隣接する2本の電線11対を順次結束するものであるから、相互のずれ動きが確実に防止され、結局、曲げ力に対して強い抵抗を生じさせて予め曲げられた配索経路に沿う状態が維持される。また、単に、3本の電線群を全てまとめて結束すると、結束バンドと接触しない電線が生じて電線間の滑りによって電線相互のずれ動きが発生することんが懸念されるが、本実施形態のように2本のみを結束することとすれば、結束バンド65と各電線11との接触長さは最大長さにすることができ、かつ、電線11相互のずれ動きを確実に防止することができるから、曲げに対する抵抗力は極めて大きくなる。
さらに、本実施形態では、コネクタハウジング21にキャップ50を装着し、そのキャップ50のスリット52に端子金具40の先端部を挿通させてあるから、端子金具40はその捻れ変位が規制された状態となる。これにより、ワイヤハーネス10の配索時に電線11が曲げられたとしても、上述した結束バンド65による電線11相互のずれ動き防止効果に加えて、端子金具40自体の捻れ変位を規制することができ、端子金具40のコネクタハウジング21内での傾き等を確実に防止できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、結束バンド65を合成樹脂製のものとしたが、これに限らず、金属製のものであってもよく、要は、三本以上の電線を備えたものにあって、それらの電線群のうち隣り合う2本の電線からなる各電線対が、それらの電線群の配索経路に沿って曲げられた状態で、隣の電線対を構成する1本の電線を含んで、結束バンドによって順次結束しておけばよいものである。
(2)上記実施形態では防水構造のコネクタに適用した例を示したが、必ずしも防水構造は必要ではなく、防水シールを備えないコネクタにも適用可能である。
本発明に係るコネクタの概観斜視図 コネクタの組み付け状態を表わす拡大縦断面図 コネクタに組み付けた電線を結束した状態を表わす拡大横断面図 コネクタハウジングとキャップの分解断面図 コネクタにキャップを嵌め端子金具を挿入状態を表わす拡大横断面図 コネクタにキャップを嵌め端子金具を挿入状態を表わす拡大縦断面図 キャップの背面図 コネクタハウジングの正面図 キャップの正面図 キャップの平面図
符号の説明
10…ワイヤーハーネス
11…電線
12…編組線
20…コネクタ
21…コネクタハウジング
22…シールドハウジング
30…ターミナルハウジング
35…係合溝
40…端子金具
50…キャップ
65…結束バンド

Claims (3)

  1. 三本以上の電線を備え、それらの各電線の一端側に単極型のコネクタを各電線毎に独立して設け、他端側にはそれらの電線群を集約する多極型のコネクタを設けたワイヤハーネスであって、前記多極型コネクタのコネクタハウジングから導出された電線群のうち隣り合う2本の電線からなる各電線対が、それらの電線群の配索経路に沿って曲げられた状態で、隣の電線対を構成する1本の電線を含んで、結束バンドによって順次結束されていることを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 前記多極型コネクタはコネクタハウジング内に舌片状の端子金具を配置した雄型コネクタであり、前記コネクタハウジングの相手方コネクタとの嵌合用開口部には前記端子金具の先端部を捻れ変位が規制された状態で挿通させるスリットを備えたキャップが嵌合されていることを特徴とする請求項1記載のワイヤハーネス。
  3. 三本以上の電線を備え、それらの各電線の一端側に単極型のコネクタを各電線毎に独立して設け、他端側にはそれらの電線群を集約する多極型のコネクタを設けたワイヤハーネスを製造する方法であって、前記多極型コネクタのコネクタハウジングから導出された電線群のうち隣り合う2本の電線からなる各電線対を、それらの電線群の配索経路に沿って予め曲げ、その状態で、隣の電線対を構成する1本の電線を含んで、結束バンドによって結束することを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
JP2006049053A 2006-02-24 2006-02-24 ワイヤハーネス及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4917325B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006049053A JP4917325B2 (ja) 2006-02-24 2006-02-24 ワイヤハーネス及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006049053A JP4917325B2 (ja) 2006-02-24 2006-02-24 ワイヤハーネス及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007227257A JP2007227257A (ja) 2007-09-06
JP4917325B2 true JP4917325B2 (ja) 2012-04-18

Family

ID=38548865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006049053A Expired - Fee Related JP4917325B2 (ja) 2006-02-24 2006-02-24 ワイヤハーネス及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4917325B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4737300B2 (ja) 2009-01-30 2011-07-27 株式会社デンソー 燃料供給装置
JP5572372B2 (ja) * 2009-12-07 2014-08-13 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネスの配索構造及びワイヤハーネス
JP5175897B2 (ja) * 2010-05-12 2013-04-03 トヨタ自動車株式会社 電気ケーブルおよび電気コネクタ
JP4842405B1 (ja) * 2011-03-29 2011-12-21 株式会社ミハマ 締付けバンド
JP2013148203A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Denso Corp 自動変速機の制御装置
JP5994758B2 (ja) * 2013-09-19 2016-09-21 日立金属株式会社 ハーネス

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5894704A (ja) * 1981-11-18 1983-06-06 株式会社エルコ・イェタ−ナショナル ハ−ネス
JP4834959B2 (ja) * 2004-04-22 2011-12-14 住友電気工業株式会社 配線部材及びその製造方法
JP3876897B2 (ja) * 2004-07-06 2007-02-07 住友電気工業株式会社 ケーブルハーネス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007227257A (ja) 2007-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7140914B2 (en) Connector, cable with the same, and producing method of the cable
JP5329100B2 (ja) 電線付きコネクタ端子が挿入されたコネクタ
WO2011052549A1 (ja) 圧着端子
JP4917325B2 (ja) ワイヤハーネス及びその製造方法
EP3783755B1 (en) Assembly comprising a connector and a cable
WO2011052548A1 (ja) 圧着端子
US11362466B2 (en) Electrical connector and connector assembly
US11411352B2 (en) Connector for automotive applications
JP4729416B2 (ja) コネクタ
JP2009099300A (ja) シールドコネクタ
JP2018078066A (ja) 電線取付部材、電線付き電線取付部材、及び、コネクタ
JP5216095B2 (ja) 短絡回路を含むワイヤハーネス及びその製造方法
US11374350B2 (en) Waterproof communication cable
JP5365099B2 (ja) 短絡回路を含むワイヤハーネス
WO2023136013A1 (ja) 端子接続構造、コネクタ、および接続導体
WO2023135986A1 (ja) 接続導体、端子接続構造、および端子の接続方法
JP4381959B2 (ja) ワイヤハーネス用ジョイントコネクタ及びその製造方法
JP5365100B2 (ja) 短絡回路を含むワイヤハーネス及びその製造方法
JP7421375B2 (ja) 防水ゴム栓を有する電線接続端子
WO2024018868A1 (ja) シールド受け部材およびシールドコネクタ
JPH0512828B2 (ja)
JP2017045523A (ja) コネクタ付き電線
JP2006108051A (ja) ジョイントコネクタ用端子金具
JP2024113327A (ja) 絶縁カバー付き圧着端子
JP2024100334A (ja) 端子金具及び端子付き電線

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090224

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090224

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20090224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090224

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090911

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120119

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120126

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees