JP4917197B2 - 研削装置の回転軸のアンバランス補正方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯車研削装置、平面研削装置、円筒研削装置、内面研削装置など、回転軸に取り付けられる砥石が、複雑な形状を有する砥石であったり、砥石直径に比べて軸方向の長さの比が比較的高い砥石を用いる研削装置において、前記砥石を軸承したままの状態で回転軸のアンバランスを容易に修正する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
歯車研削装置は知られており、実用化されている。例えば図8において、1は歯車研削装置、2はワークである被加工歯車、3はネジ状砥石、4は砥石の切り込みを決めるための水平方向(X軸方向)に往復移動可能なサドル、4aはモーター、5は砥石を前後方向(Y軸方向)に往復移動可能なテーブル、5aはモーター、6はドレッサーの切り込みを決めるための水平方向(U軸方向)にドレッサーを往復移動させる機構、7はドレッサーを前後方向(V軸方向)に往復移動させる機構、7aはモーター、8は砥石頭、9は砥石回転軸で、モーター9aの駆動により砥石3はS方向に回転する。10はコラム、11はワークテーブルの上下方向(Z軸方向)の上下機構、12はワークテーブルのA方向への旋回機構、13はワーク回転軸で回転軸はモーター13aの駆動によりワーク軸13に対してC方向に回転する。14は芯押台駆動部、15はワーク支持棒、16は超音波センサである。
【0003】
研削装置の回転体である砥石の回転の不釣り合い(アンバランス)の補正は、軸受部の振動を測定し、砥石修正面におもりをつけることにより行われる。求める回転体の不釣り合いベクトルをUoとし、これにより生じる軸受けのバランサの測定値Ao(Ao=aoUo)とし、修正面に既知量のためし錘U1をつけると軸受け振動はA01=ao(Uo+U1)となる。
よって、変換計数は ao=(A01−Ao)/U1 である。
回転体の回転の不釣り合いを修正すべき錘はUoと反対方向に等量加えればよい。これをUo’とすると、Uo’=−Uo
従って、Uo’=−Ao/ao=−U1x Ao/A1
さきにつけた錘U1を取り除かないで、さらに別の錘を付け足して補正する場合は回転体には(Uo+U1)と言う不釣り合いが付くこととなる。
このときの修正錘Uo1’は、Uo1’=−(Uo+U1)=−Ao1/aoよって、図13に示す作図計算により修正量と位置が求められる(計量管理協会編「動つりあい試験」、143−145頁:コロナ社刊行)。
【0004】
研削装置の砥石回転軸のアンバランスを修正する他の方法として、▲1▼研削装置の回転軸の砥石固定側にn個(nは2または3の整数)のバランスピースを取り付ける一定半径rの環状溝一対を有するバランス補正機構を備えさせ、回転軸の回転数と振幅を振動計で読み取り、バランスピースを取り付ける角度を求める単面修正方法(計量管理協会編「動つりあい試験」、143−145頁:コロナ社刊行。特開昭58−37530号、同60−259927号、特公平5−13768号、同6−63898号、同7−119661号、特許第2613464号など)および▲2▼回転軸の砥石固定側と砥石回転側に砥石を挟んで組み込まれたn個(nは2または3の整数)のバランスピースを取り付ける一定半径rの環状溝一対を有するバランス補正機構を用い、フィールド(重力)バランス装置を用い、アンバランスを修正する二面修正方法(計量管理協会編「動つりあい試験」、145−147頁:コロナ社刊行。特公昭58−29867号、特公平8−10173号など)は知られている。
【0005】
▲1▼の単面修正方法は、砥石直径に比べて軸方向の厚みの比が小さい砥石を備える研削装置の回転軸アンバランスの修正に用いられ、錘をつける角度を指示する制御装置を備えたオートバランサも知られている。例えば、特公平5−73168号公報には、回転体の一定回転半径上の任意の位置に質量の等しい2個のアンバランス補正用錘を装着自在に設け、かつ、前記回転体の回転軸の振動を検出する振動計を備え、
A=アンバランス補正用錘を環状溝に取り付けない状態での回転軸のアンバランス量による振動振幅、
φ=振動振幅Aを生じる位置の基準位置からの位相、
【0006】
B=アンバランス補正用錘を環状溝の任意の位置に1個取り付けた状態での回転体の遠心力による回転軸の振動振幅、
C=アンバランス補正用錘を基準位置より120度ずらせた環状溝の位置に1個取り付けた状態での回転体の遠心力による回転軸の振動振幅、
D=アンバランス補正用錘を基準位置より240度ずらせた環状溝の位置に1個取り付けた状態での回転体の遠心力による回転軸の振動振幅、
W=アンバランス補正用錘の遠心力による振幅、
2S=A+B+W、
としたとき、
【0007】
前記位相角φを、C=DまたはC>Dのときは
【数1】
より算出し、
C<Dのときは
より算出し、
【0008】
前記2個のアンバランス補正用錘を基準位置に対して取り付ける角度の位置αとβを下記式で算出することを特徴とする回転体のバランシング方法を提案する。
【数2】
【0009】
かかる角度αおよびβを決定する対話型のバランサー機器は、(株)岡本工作機械製作所よりマイクロバランサー MB−1(商品名)として販売され、特公平5−73168号公報の図4に示されるように軸受または砥石ヘッドの振動を振動計(非接触変位計または加速度ピックアップなど)で測定し、振動計より発した加速度電圧の交流信号を増幅器と、フィルタを介してA/D変換器を通して制御装置に入力し、演算部で計算し、マイクロバランサーの表示パネルに角度αおよびβを出力表示できるようになっている。
【0010】
一方、▲2▼の二面修正方法は、歯車研削装置のように砥石がネジ状砥石のように複雑であったり、砥石直径に対する砥石厚み(砥石軸方向長さ)の比が比較的大きい砥石を使用するときに用いられ、特にネジ状砥石や大型の砥石のときは、研削装置より回転軸を外し、機外でフィールドバランス装置を用いてアンバランスの修正を行ない、研削装置にアンバランスが補正された砥石を備える回転軸が装着され、しかる後に研削装置は稼動される。
バランスピースの量と位置を教える二面修正フィールドバランス装置としては、例えば株式会社明石製作所より明石つりあい試験機 FH4140(機種名)が販売されている。
【0011】
前記文献(計量管理協会編「動つりあい試験」、145−147頁:コロナ社刊行)に記載されるように、左右2面の不釣合い量は、それぞれの量をU01とU02とし、左右両軸の振動ベクトルをA0とB0とすると、次ぎの2次方程式を解くことにより求められる。
A0=αa1U01+αa2U02 (1)
B0=αb1U01+ab2U02 (2)
ここで、αa1は左側定面の不釣合い量が左側定面に及ぼす影響定数。
αa2は右側定面の不釣合い量が左側定面に及ぼす影響定数。
αb1は左側定面の不釣合い量が右側定面に及ぼす影響定数。
αb2は右側定面の不釣合い量が右側定面に及ぼす影響定数である。
修正面I上の既知の角度、例えば120度に既知量のためし錘U1を付けると各軸受の振動ベクトルは、
A01=αa1(U01+U1)+αa2U02 (3)
B01=αb1(U01+U1)+αb2U02 (4)。
同様に、錘U1を除き、修正面II上の既知の角度、例えば120度に既知量のためし錘U2を付けると各軸受の振動ベクトルは、
A02=αa1U01+αa2(U02+U2) (5)
B02=αb1U01+αb2(U02+U2) (6)。
【0012】
式(1)から(6)より、U1およびU2による両軸受の振動ベクトルA1とB1およびおよびA2とB2が求められるから、不釣り合いとそれによる振動のベクトル変換係数が解かる。
A1=A01−A0=αa1U1 よって、αa1=A1/U1 (7)
B1=B01−B0=αb1U1 よって、αb1=B1/U1 (8)
A2=A02−A0=αa2U2 よって、αa2=A2/U2 (9)
B2=B02−B0=αb2U2 よって、αb2=B2/U2 (10)
よって、(3)、(4)および(7)から(10)式より、
U01=(A0αb2−B0αa2)/(αa1αb2−αa1) (11)
U02=(A0αb1−B0αa1)/(αa2αb1−αa1αa2) (12)
従って、振幅と0度から360度の目盛を振ったベクトル計算図から各面IとIIにつける錘の重さと角度が求められる。よって、2個のためし錘の重量U1とU2を同一として行なえば角度だけ求めればよい。
【0013】
不釣り合い振動の位相検出器はローターの回転と同期した基準信号源を備える移相発電機を用いるか、ローターの1回転ごとに一瞬ずつ発行するストロボランプ方式の位相検出器を用いる。ローターは被試験体である砥石と同期回転する円盤状の永久磁石であって、発電コイルの巻いてあるステータはつまみによって動かせる構造となっており、ステータコイルが25度回されれば出力正弦波の位相も25度ずれるようになっている。ステータがランプとフォトトランジスターのユニットの際は出力波形はパルスとなる。
これら位相検出器で得た基準信号は測定回路によってピックアップからの不釣り合い信号と合流してそのベクトル量を制御装置で定めることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ワークが加工され、砥石の磨耗が激しくなると、砥石自体がツルーイング、ドレッシングされて修復される。この砥石の修復作業により砥石径が変化し、回転軸にアンバランスが生じる。
よって、ネジ状砥石や大型砥石を用いる回転軸の二面修正方法においては、再び、研削装置より砥石のついたフランジを研削装置の回転軸より外し、アンバランスの修正を行ない、修正を行った砥石を研削装置の回転軸に装着することが行なわれる。この作業に30〜40分間要していた。
このツルーイング、ドレッシングはワーク加工中、たびたび行なわれるので、単面修正方法のように砥石を研削装置の回転軸に付けたままアンバランスを自動的に補正する装置(フィールドオートバランサ)の出現が望まれていた。
【0015】
本発明は、砥石のツルーイング、ドレッシング後、一々、研削装置本体から砥石のついたフランジを取り外すことなく、砥石を研削装置の回転軸に付けたままツルーイング、ドレッシング後の砥石を備える回転軸のアンバランスを自動的に補正することができる研削装置の提供を目的とする。
本発明の他の目的は、かかるアンバランス修正可能な研削装置を用い、砥石のアンバランスを二面修正する方法の提供にある。
【0016】
【問題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、中央部に嵌合用円筒状空洞を有する砥石(3)を回転軸(20)にフランジ(31)により垂直に固定した研削装置(1)の回転軸のアンバランスを、
前記回転軸(20)の軸芯と同一軸芯上の主軸端(30)の中空内部に内蔵したモーター(38b,38b’)により回転可能な一対のバランスピース(m 3 ,m 4 )を有する部材を具備する前オートバランサヘッド(32b)と、同じく前記主軸端(30)の中空内部に内蔵したモーター(38a,38a’)により回転可能な一対のバランスピース(m 1 ,m 2 )を有する部材を具備する後オートバランサヘッド(32a)とからなるオートバランサ一組を前記砥石(3)の嵌合用円筒状空洞内であって、かつ、前記砥石(3)が嵌合する回転軸(20)の前記主軸端(30)の中空内部に前記円筒状空洞内部分を前記砥石(3)の厚み方向幅が前オートバランサヘッド(32b)と後オートバランサヘッド(32a)とで2分する位置にそれぞれ(32a,32b)を離間して設けた二面オートバランサ補正サブ機構(32)を具備し、前記回転軸(20)の前側のベアリング(27)付近に設けられた前振動計(28)および前記回転軸(20)の後側のベアリング(26)付近に設けられた後振動計(29)、これらの前振動計または後振動計から送られてくる加速度電圧と振幅の信号からオートバランサヘッドのバランスピースを有する部材の回転角度を算出し、モーターに砥石の不釣り合いを補正する該回転角度の分だけ部材を回転させる指示をする制御機構(60)、および、回転軸の後端に取り付けられたセンサ内蔵回転数検出計(24)とを具備する二面オートバランサ補正サブ機構(32)を用いて、次の1)から7)の工程を経てアンバランス補正する方法を提供するものである。
1)前記砥石(3)がフランジ(31)を介して回転軸(20)に嵌合される位置において、前記回転軸(20)を回動させる回転駆動用モーター(21)側により近い位置にあるフランジ(31)後ろ面の砥石回転側にn個(nは2または3の整数)のバランスピースを取り付ける半径rの環状溝を有する後バランス補正主機構(33a)と前記回転駆動用モーター(21)側により遠い位置にあるフランジ(31)前面の砥石固定側にn個(nは2または3の整数)のバランスピースを取り付ける半径rの環状溝を有する前バランス補正主機構(33b)を固定した前記フランジ(31)を、研削装置(1)外で2面フィールドバランシング装置を用いて、砥石(3)の2修正面上にある不釣り合いを補正するバランスピースを取り付ける角度およびバランスピースの重さを求め、環状溝に不釣り合いを補正する角度の位置に該当する重さのバランスピースを取り付けて砥石前後の2面補正を行う。
2)砥石前後の2面補正をした砥石(3)を備えるフランジ(31)を研削装置(1)の回転軸(20)の主軸端(30)に砥石(3)が垂直となるように、かつ、砥石の嵌合用円筒状空洞内に前記二面バランサ補正サブ機構(32)の前オートバランサヘッド(32b)と後オートバランサヘッド(32a)が位置するように固定する。
【0017】
砥石をいちいち回転軸から外す必要がなく、砥石を回転軸につけたままで2面バランス修正できる装置である。
【0022】
砥石の回転軸垂直面に対する前後面の二面バランス補正と、砥石の軸方向の前後面の二面バランス補正を行うことができる研削装置である。
【0029】
大型の砥石や複雑な形状の砥石を用いる研削装置であっても、砥石ツルーイング、ドレッシング後、一々、研削装置本体から砥石フランジを取り外すことなく、オートバランスすることが可能となった。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明をさらに詳細に説明する。
図1は歯車研削装置の砥石頭近傍の部分断面図、図2は図1におけるI−I方向からのオートバランサの矢視図、図3はバランス補正サブ機構を備える回転軸の主軸端の部分断面図、図4は図3におけるA−A断面図、図5は図3におけるA−A断面図、図6はオートバランササブ補正機構の機器構成図、図7はサブオートバランサの制御装置回路図である。
【0031】
図1に示す歯車研削装置1において、3はネジ状砥石、20はスピンドル回転軸、21はスピンドル回転軸駆動用モーター、22,23は歯車、24はセンサ内蔵および後オートバランサヘッドの給電部を備える回転数検出計(エンコーダ)、25はカールケーブル、25aはレセプター、26は後ベアリング、27は前ベアリング、28は後ACCセンサ(後振動計)、29は前ACCセンサ(前振動計)、30は砥石の嵌合用円筒状空洞間に位置する回転軸の主軸端、31は砥石固定用フランジ、32は二面オートバランサ補正サブ機構、32aは後オートバランサヘッド、32bは前オートバランサヘッドであり、両ヘッドは該砥石の厚み方向を2分するようにそれぞれ独立して回転軸の主軸端(前方部)30の中空内部に設けられている。
【0032】
33aはバランスピースを取り付ける一定半径rの環状溝一対を有する後バランス補正主機構、33bはバランスピースを取り付ける一定半径rの環状溝一対を有する前バランス補正主機構であり、両バランス補正主機構33a,33bでバランス補正主機構を成す。これらバランス補正主機構はボルト34、34、…によりフランジに固定される。35は締め付けリング、36はストッパー、37は前オートバランサ給電部である。
【0033】
図2、図3、図4および図5に示すようにオートバランス補正サブ機構32は、スピンドル回転軸20の主軸端30に設けられた中空部に設けられたDCモーター38a、38a’により回転駆動可能な一組の半円弧状のバランスピースm1とm2を備える前バランス補正サブ機構32bと同じくDCモーター38b、38b’により回転駆動可能な一組の半円弧状のバランスピースm3とm4を備える後バランス補正サブ機構32aよりなる。
【0034】
DCモータの後端の軸には永久磁石39aを備えた円盤(ロータ)39が備えられ、バランス補正時はロータ39の回転と同期した基準信号源を備えたセンサ40より発生されたパルスを受信センサ内蔵回転数検出計(エンコーダ)24で読み取る。
ACCセンサを備える振動計28,29とスピンドル軸20の回転を検出するセンサ内蔵回転数検出計(エンコーダ)24は同期させてスピンドル軸の回転に同期して振動を取り込むことでスピンドルの不釣り合い角度を検出する。
すなわち、図14bに示すようにスピンドル軸に反射テープを貼り、これを0度としてスピンドルが一回転する間の振動を等間隔で360点測定し、この測定した振動値360点を検索し、その振動(振幅)値が最大となった位置(図14aでは120度)を見つけ、この位置を不釣り合い角度とする。
スピンドルの一回転のパルス数が360であるときは、1パルスが回転角度1度に対応する。よって、不釣り合いを修正するのに回転錘m2またはm3を回転させる角度がx度である場合、エンコーダはxパルス分回転するようDCモータ38a,38a’,38b,38b’に指示すればよい。
【0035】
バランス用の錘m1とm2は同一重さであり、また、錘m3とm4は同じ重さである。錘m1とm3の重さは同一であっても異なっていてもよい。
バランス用の錘の原点位置とは、錘m1に対し錘m2がスピンドル軸20の延長上の主軸端の芯に対し、180度の位置にあることを意味する。また、錘m3に対し錘m4がスピンドル軸20の延長上の主軸端の軸芯に対し、180度の位置にあることを意味する。
【0036】
図3に示すオートバランス補正サブ機構32において、41はウオーム、42はベアリング、43はギヤーボックス、44はインターナルギヤー、45はベアリング、46は磁石、46Mは磁石を検知するマグネットセンサ、47はベアリング押え、48はピニオン、49はピニオン、50はセンサブラケット、51はプローブ基板、52はコンタクトプローブリセプタクル、53はソケット、54は押えフランジである。
【0037】
図4は図3のA−A断面図で、50はセンサブラケット、55はベアリングケースである。図5は図3のB−B断面図で、56はベアリング、57は中間ウオーム、58はスプリングピン、59はボールベアリングである。
【0038】
図6に示す補正機構機器構成図において、24はセンサ内蔵回転数検知計(エンコーダ)、25はカールケーブル、28は前ACCセンサ、29は後ACCセンサ、32はオートバランス補正サブ機構、60は操作部コントローラ、61は制御部コントローラ、62は電源ケーブル、63,64,65はオートバランサ補正機構通信ケーブル、66はI/Oコネクタ、67は後バランス補正機構32aの制御基板ボックス(2CH)、68は前バランス補正機構32bの制御基板ボックス(1CH)、69はオートバランサ補正機構通信ケーブル、、70は2CH用スリップリングユニット、71は1CH用スリップリングユニット、72,73,74はネジである。
【0039】
図7に示すコントローラ61の回路において、コネクター ピン番号は、図6で示す各部品のコネクターのピン番号である。コントローラ61への研削装置からの入力信号のI/Oの信号割り当ては、次の通りである。
I0:オートバランサ補正サブ機構有効。
I1:バランス補正開始。
I2:モニター監視
I3:予備
【0040】
コントローラ61から研削装置への出力信号のI/Oの信号割り当ては、次の通りである。
O0:駒位置有効。
O1:バランス補正中。モニター監視中。
O2:バランス補正終了完了信号。
O3:オートバランサ補正サブ機構異常。安全振動設定値オーバー。
【0041】
回転軸のアンバランスの補正は、次ぎの(1)から(7)の工程を経て行なわれる。
(1)砥石3を挟んで組み込まれたn個(nは2または3の整数)のバランスピースを取り付ける一定半径rの環状溝を有する砥石固定側と砥石回転側の一対のバランス補正機構33a、33bを備えたフランジ31を研削装置1外で二面フィールドバランシング装置、例えば株式会社明石製作所の明石つりあい試験機FH4140(機種名)を用いて、砥石の二修正面上にある不釣り合いを補正するバランスピースを取り付ける角度および錘の重量を求め、環状溝にバランスピースを取り付けて砥石前後の二面補正する。
(2)砥石前後の二面補正を行った砥石3を備えるフランジ31を研削装置1の回転軸30に固定する。
【0042】
(3)回転軸20の軸芯と同一軸芯上であって、内蔵したDCモーター42により回転可能な一組のバランスピースを有する部材を具備する前オートバランサ32bと後オートバランサ32aの一対を砥石の嵌合用円筒状空洞間に位置する回転軸の主軸端内部30に該砥石3の厚み(軸)方向を2分するようにそれぞれ独立して設けられたバランス補正サブ機構32の前オートバランサのバランスピースm1,m2を有する部材および後オートバランサのバランスピースm3,m4を有する部材をDCモーターにより回転させて原点の位置に復帰させる。
【0043】
(4)回転軸20、主軸端30を所定回転数、例えば1800rpmで回転させ、回転軸20の前側のベアリング27付近に設けられた前振動計(前ACCセンサ)29より送信されたデータより制御装置61でアンバランスの量(振幅a)を、回転軸の後側のベアリング26付近に設けられた後振動計(後ACCセンサ)28より送信されたデータより制御装置61でアンバランスの量(振幅b)を計算する。
(5)前オートバランサ32bの回転バランスピースm2をDCモータ38aでθxの角度回転させた後、回転軸20、主軸端30を所定回転数、例えば1800rpmで回転させ、回転軸の前側のベアリング付近に設けられた前振動計(ACCセンサ)より送信されたデータより制御装置でアンバランスの量(振幅c)を、回転軸の後側のベアリング付近に設けられた後振動計(ACCセンサ)より送信されたデータより制御装置でアンバランスの量(振幅d)を計算する。
【0044】
(6)前オートバランサの回転バランスピースm2を−θxの角度回転させて元の位置に復帰させた後、後オートバランサの回転バランスピースm3をθyの角度回転させ、ついで回転数1800rpmで回転軸20を回転させ、回転軸の前側のベアリング付近に設けられた前振動計(ACCセンサ)より送信されたデータより制御装置でアンバランスの量(振幅e)を、回転軸の後側のベアリング付近に設けられた後振動計(ACCセンサ)より送信されたデータより制御装置でアンバランスの量(振幅f)を計算する。
【0045】
(7)砥石3の二修正面上にある不釣り合いを補正するバランサ補正サブ機構の前オートバランサ32bのバランスピースを有する部材の回転角度および後オートバランサ32aのバランスピースを有する部材の回転角度を制御装置61で算出し、その砥石の二修正面上にある不釣り合いを補正する回転角度だけDCモーターによりバランサ補正サブ機構の回転バランスピースm1,m2,m3,m4を有する部材を回転させて砥石の二修正面上にある不釣り合いの補正を終了する。
【0046】
【実施例】
比較例1
直径350mm、厚み104mm、ネジピッチΠx2.5のネジ状砥石を、2個のバランスピースを取り付けた半径(外径230mm)の環状溝を有するバランス補正機構の一対33a,33bを備えたフランジ31で固定し、このネジ状砥石を備えたフランジ31を、2面フィールドバランシング装置(株式会社明石製作所の明石つりあい試験機 FH4140)を用いて、砥石の二修正面上にある不釣り合いを求めた。
バランスピースを取り付ける角度度および錘の重量は、前バランサ33b側で23.5g、角度20度、後オートバランサ33a側で9.5gで、角度−32度であった。
【0047】
この砥石前後の二面修正をした後、この砥石を備えるフランジ31を株式会社岡本工作機械製作所の歯車研削装置 TAG 400CNC(商品名)のスピンドル軸20の主軸端30に取り付け、スピンドル軸回転数1780rpmで砥石を回転させ、ワークのバイアスクラウニング加工を行なった。なお、主軸端30空洞内のオートバランサ32a,32bの錘は原点位置とした。
得られた加工ワーク(歯車)の歯型誤差を図9に、歯すじ誤差を図10に示す。
加工ワークの歯すじ方向うねり誤差は、歯すじ右側で5.0μm、歯すじ左側で6.0μmであった。
【0048】
実施例1
比較例1で使用したフィールドバランス補正が行なわれた砥石を図1および図3に示すスピンドル軸20の主軸端30に備える歯車研削装置を用い、主軸端内部にあるオートバランサ32a,32bの自動補正をスピンドル軸回転数1780rpmで行った。オートフィールド二面修正バランサとして、図6および図7に示す構成の大宮工業株式会社製のフルオートバランサ OM181B(試作品の商品名)を用いた。
不釣り合い補正時の錘m2の回転角度θx を30度、錘m3の回転角度θyを30度として行った。
不釣合い量を補正する前オートバランサの錘m2の位置の補正角度は8.7度、後オートバランサの錘m3の位置の補正角度は−5.2度、と表示され、自動的に錘m2と錘m3は軸20の軸芯の延長上の主軸端の軸芯回りにこれら角度に回転され、不釣合いの補正が行なわれた。
【0049】
このようにしてバランス補正された砥石頭をスピンドル軸に備える上記歯車研削装置を用い、スピンドル軸回転数1780rpmでワークの加工を行なった。
得られた加工ワーク(歯車)の歯型誤差を図11に、歯すじ誤差を図12に示す。加工ワークの歯すじうねり方向の誤差は、歯すじ右側で0.5μm、歯すじ左側で1.0μmであった。
図10と比較して図12は歯車のクラウニングが精度良く行なわれていることが窺がい知れる。
【0050】
実施例2
実施例1において、ネジ状歯車のドレッシングが五回行なわれ、その間に研削装置のオートバランスの補正がなされなかったが、得られた加工ワーク(歯車)の歯型誤差は、歯型右側で2.0μm、歯型左側で2.0μmであった。また、歯すじ誤差も実施例1の図12に示すものと大差なかった。
【0051】
【発明の効果】
本発明の研削装置は、砥石の回転アンバランス補正をスピンドル軸に対し垂直方向の砥石前後および砥石の嵌合用円筒状空洞部が位置する中央スピンドル軸の主軸端前後の水平方向の4面で行うことができ、寸法精度よくワークの研削加工を行うことができる。また、砥石ドレッシング後の不釣合いの補正も砥石を備えたフランジを研削装置本体から取り外すことなくオートバランス補正機構を用いて数十秒〜2分の短時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法を実施する歯車研削装置の砥石頭近傍の部分断面図である。
【図2】 図1におけるI−I方向からのオートバランサの矢視図である。
【図3】 バランス補正サブ機構を備える回転軸の主軸端の部分断面図である。
【図4】 図3におけるA−A断面図である。
【図5】 図3におけるB−B断面図である。
【図6】 補正機構機器構成図である。
【図7】 オートバランサの制御装置回路図である。
【図8】 公知の歯車研削装置の斜視図である。
【図9】 二面をフィールドバランスした研削装置を用いて加工された歯車の歯型誤差を示す図である。(比較例)
【図10】 二面をフィールドバランスした研削装置を用いて加工された歯車の歯スジ誤差を示す図である。(比較例)
【図11】 4面をバランスした研削装置を用いて加工された歯車の歯型誤差を示す図である。(実施例)
【図12】 4面をバランスした研削装置を用いて加工された歯車の歯車の歯すじ誤差を示す図である。(実施例)
【図13】 回転体のアンバランスの量を求めるベクトル作図である。
【図14】 回転体のアンバランスの角度を求める図である。
【符号の説明】
1 歯車研削装置
2 ワーク
3 砥石
20 スピンドル回転軸
24 センサ内蔵回転数検出器
28 後ACCセンサ(後振動計)
29 前ACCセンサ(前振動計)
30 回転軸の主軸端
31 砥石固定用フランジ
32 オートバランサ補正サブ機構
33 バランサ補正主機構
m1、m2、m3、m4 錘
39 ロータ
60 操作部
61 制御装置
Claims (1)
- 中央部に嵌合用円筒状空洞を有する砥石(3)を回転軸(20)にフランジ(31)により垂直に固定した研削装置(1)の回転軸のアンバランスを、
前記回転軸(20)の軸芯と同一軸芯上の主軸端(30)の中空内部に内蔵したモーター(38b,38b’)により回転可能な一対のバランスピース(m 3 ,m 4 )を有する部材を具備する前オートバランサヘッド(32b)と、同じく前記主軸端(30)の中空内部に内蔵したモーター(38a,38a’)により回転可能な一対のバランスピース(m 1 ,m 2 )を有する部材を具備する後オートバランサヘッド(32a)とからなるオートバランサ一組を前記砥石(3)の嵌合用円筒状空洞内であって、かつ、前記砥石(3)が嵌合する回転軸(20)の前記主軸端(30)の中空内部に前記円筒状空洞内部分を前記砥石(3)の厚み方向幅が前オートバランサヘッド(32b)と後オートバランサヘッド(32a)とで2分する位置にそれぞれ(32a,32b)を離間して設けた二面オートバランサ補正サブ機構(32)を具備し、前記回転軸(20)の前側のベアリング(27)付近に設けられた前振動計(28)および前記回転軸(20)の後側のベアリング(26)付近に設けられた後振動計(29)、これらの前振動計または後振動計から送られてくる加速度電圧と振幅の信号からオートバランサヘッドのバランスピースを有する部材の回転角度を算出し、モーターに砥石の不釣り合いを補正する該回転角度の分だけ部材を回転させる指示をする制御機構(60)、および、回転軸の後端に取り付けられたセンサ内蔵回転数検出計(24)とを具備する二面オートバランサ補正サブ機構(32)を用いて、次の1)から7)の工程を経てアンバランス補正する方法。
1)前記砥石(3)がフランジ(31)を介して回転軸(20)に嵌合される位置において、前記回転軸(20)を回動させる回転駆動用モーター(21)側により近い位置にあるフランジ(31)後ろ面の砥石回転側にn個(nは2または3の整数)のバランスピースを取り付ける半径rの環状溝を有する後バランス補正主機構(33a)と前記回転駆動用モーター(21)側により遠い位置にあるフランジ(31)前面の砥石固定側にn個(nは2または3の整数)のバランスピースを取り付ける半径rの環状溝を有する前バランス補正主機構(33b)を固定した前記フランジ(31)を、研削装置(1)外で2面フィールドバランシング装置を用いて、砥石(3)の2修正面上にある不釣り合いを補正するバランスピースを取り付ける角度およびバランスピースの重さを求め、環状溝に不釣り合いを補正する角度の位置に該当する重さのバランスピースを取り付けて砥石前後の2面補正を行う。
2)砥石前後の2面補正をした砥石(3)を備えるフランジ(31)を研削装置(1)の回転軸(20)の主軸端(30)に砥石(3)が垂直となるように、かつ、砥石の嵌合用円筒状空洞内に前記二面バランサ補正サブ機構(32)の前オートバランサヘッド(32b)と後オートバランサヘッド(32a)が位置するように固定する。
3)前記回転軸(20)の軸芯と同一軸芯上であって、内蔵したモーター(38a,38a’)により半径rの環状溝内を回転可能な一対のバランスピース(m 3 ,m 4 )を有する後オートバランサヘッド(32a)と、同じく前記主軸端(30)の空洞内に内蔵したモーター(38b,38b’)により回転可能な一対のバランスピース(m 1 ,m 2 )を有する前オートバランサヘッド(32b)を有する二面オートバランサ補正サブ機構(32)のオートバランサー組を砥石(3)が嵌合する回転軸(20)の主軸端(30)の円筒状空洞内に前記砥石(3)の厚み方向を2分するようにそれぞれ離間して設けた二面オートバランサ補正サブ機構(32)のバランスピース(m 1 ,m 2 )を有する前オートバランサヘッド(32b)およびバランスピース(m 3 ,m 4 )を有する後オートバランサヘッド(32a)をモーター(38a,38a’,38b,38b)により回転させて原点の位置に復帰させる。
4)砥石(3)を嵌合する回転軸(20)を所定回転数で回転させ、回転軸(20)の前側のベアリング(27)付近に設けられた前振動計(28)より送信されたデータよりアンバランスの量(振幅a)を、回転軸(20)の後側のベアリング(26)付近に設けられた後振動計(29)より送信されたデータより制御装置(61)でアンバランスの量(振幅b)を計算する。
5)バランスピース(m 1 ,m 2 )を有する前オートバランサヘッド(32b)をある角度(θx)回転させた後、砥石(3)を嵌合する回転軸(20)を所定回転数で回転させ、回転軸(20)の前側のベアリング付近に設けられた前振動計(28)より送信されたデータより制御装置でアンバランスの量(振幅c)を、回転軸の後側のベアリング付近に設けられた後振動計(29)より送信されたデータより制御装置でアンバランスの量(振幅d)を計算する。
6)バランスピース(m 1 ,m 2 )を有する前オートバランサヘッド(32b)をーθxの角度回転させて元の位置に復帰させた後、バランスピース(m 3 ,m 4 )を有する後オートバランサヘッド(32a)をある角度(θy)回転させ、ついで所望の回転数で砥石を嵌合する回転軸(20)を回転させ、回転軸(20)の前側のベアリング付近に設けられた前振動計(28)より送信されたデータより制御装置でアンバランスの量(振幅e)を、回転軸の後側のベアリング付近に設けられた後振動計(29)より送信されたデータよりアンバランスの量(振幅f)を計算する。
7)砥石軸の二修正面上にある不釣り合いを補正する二面バランサ補正サブ機構(32)のバランスピース(m 1 ,m 2 )を有する前オートバランサヘッドの回転角度およびバランスピース(m 3 ,m 4 )を有する後オートバランサヘッドの回転角度を制御装置で算出し、その砥石の2修正面上にある不釣り合いを補正する回転角度だけモーター((38a,38a’、38b,38b’)により二面バランサ補正サブ機構(32)のバランスピース(m 1 ,m 2 、m 3 ,m 4 )を有するオートバランサヘッド(32a,32b)を回転させて砥石(3)の二修正面上にある不釣り合いの補正を終了する。
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