JP4916559B2 - 除染設備 - Google Patents

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Description

本発明は、放射線関連施設において汚染度が高い環境下で作業した作業者の装備を回収し、装備の汚染を除去する除染設備に関する。
従来より、原子力発電所のような放射線関連施設においては、作業環境における放射線による汚染度に応じて、作業者が着用する装備が異なっている。例えば、汚染の程度による区分がB区域(表面汚染密度(ベクレル/cm)が4未満(α線を放出するものがない場合)、空気中の放射性物質濃度(ベクレル/cm)が1×10−4未満)の場合には、B装備を着用する。また、汚染の程度による区分がC区域(表面汚染密度(ベクレル/cm)が40未満(α線を放出するものがない場合)、空気中の放射性物質濃度(ベクレル/cm)が1×10−3未満)の場合には、C装備を着用する。
また、従来、C装備に関しては、作業者は、作業を終了した後、C装備に属する各種の装備を、装備別に回収ボックスに投入していく。そして、回収ボックスに集積された装備は、回収作業者によって袋詰めにされて、除染設備が備えられている場所に設けられた回収ボックスに運搬される。そして、除染作業者は、回収ボックスに蓄積された装備を、装備に対応した除染装置まで運んで除染を行っている。C装備の代表的なものとして、靴やマスクがある。マスクの除染装置としては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。
特開平9−080198号公報
ところで、作業を終了した後に作業者から回収したC装備は比較的汚染度が高いことから、除染設備を有するフロアにおいてC装備を回収した区域が、汚染度の低い他の区域に対して悪影響を与えるおそれがある。このような悪影響を防止するためにも、できるだけC装備の移動量は短く、しかも効率的に除染ができることが望ましい。
本発明は、このような問題点を解決し、汚染度が高い環境下で作業した作業者の装備の移動量が短く、しかも効率的に除染ができることを実現した除染設備を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するため、次に記載する構成を備えている。
(1) 放射線関連施設において作業した作業者の装備を再使用可能な状態にするクリーニング区域に設けられ、放射線関連施設において汚染度が高い環境下で作業した作業者の装備を回収する回収手段と、当該回収手段に回収された装備の除染を行う除染手段とを有する除染設備において、前記回収手段が配置された回収エリアと、前記除染手段が配置された除染エリアとを隣り合うように配置し、一つのエリアで装備の回収及び除染を行うことを特徴とする除染設備。
(1)によれば、放射線関連施設において汚染度が高い環境下で作業した作業者の装備の回収と除染を一つのエリアで行うことが可能になる。その結果、回収した装備を除染手段に運ぶまでの距離の短縮化を図ることが可能になり、効率的に除染作業を行うことが可能になる。
(2) (1)において、前記回収手段は、装備の種類毎に回収する複数の回収ボックスを備えたことを特徴とする除染設備。
(2)によれば、回収された装備を種類別に仕分ける作業が必要なくなる。これにより、効率的に除染作業を行うことが可能になる。
(3) (2)において、前記回収ボックスは、前面部、当該前面部に対向する背面部、及び前記前面部及び前記背面部の両側に配置された側面部を有し、前記前面部、前記背面部及び前記側面部によって装備の収納空間を形成しており、前記前面部は、上部に装備の投入及び前記回収ボックス内の視認を可能にする空間を有し、前記背面部は、一部に前記回収ボックス内の装備を取り出すための空間と、上部に前記回収ボックス内の視認を可能にする空間とを有することを特徴とする除染設備。
(3)によれば、装備を投入する前面部と、装備を取り出す背面側の両方から、回収ボックス内を視認することが可能となり、回収ボックス内の投入した装備の過度の積み重ねを早期に発見することが可能になり、装備の破損や変形を防止できる。
(4) (3)において、前記側面部の高さは、前記前面部の高さ及び前記背面部の高さよりも高いことを特徴とする除染設備。
(4)によれば、隣り合う回収ボックス間を確実に仕切ることが可能になる。
(5) (3)又は(4)において、前記回収ボックスは、前記背面部に鉛マットを取り付ける取付部を有することを特徴とする除染設備。
(5)によれば、必要に応じて背面部に鉛板マットを取り付けることにより、回収ボックス内の装備からの放射線によって、除染エリアの放射線量が上昇することを防止することができる。
(6) (1)〜(5)において、前記クリーニング区域は、前記回収エリア及び前記除染エリアを含む汚染区域と非汚染区域とを有し、前記非汚染区域から前記汚染区域を通って外部に排出される空気流を形成する空調装置を更に備え、前記除染手段は、前記汚染区域において、前記空気流における最も下流側に配置されていることを特徴とする除染設備。
(6)によれば、除染手段付近が、最も放射線量が高くなっているので、この除染手段を、換気手段による空気流の最も下流側に配置した。このため、除染手段付近の空気が非汚染区域に向かいにくくなり、除染手段付近に浮遊している塵埃が非汚染区域に移動することによる悪影響を与えることが防止できる。
(7) (6)において、前記回収手段は、前記除染手段に対して前記空気流における上流側に隣り合うように配置されており、前記回収手段において、最も汚染度が高い装備の回収位置が前記除染手段に隣り合うように配置されていることを特徴とする除染設備。
(7)によれば、回収手段において、最も汚染度が高い装備の回収位置付近の塵埃が、空気とともに非汚染区域に移動することを防止することができる。このため、最も汚染度が高い装備の回収位置付近の塵埃が、非汚染区域に悪影響を与えることが防止できる。
本発明によれば、汚染度が高い環境下で作業した作業者の装備の移動量が短く、しかも効率的に除染ができることを実現した除染設備を提供することが可能になる。
本発明の一実施形態の除染設備を設置した建築物のフロア構成を示す説明図。 装備回収ボックス10の外観を示す斜視図である。 装備回収ボックス10の外観を示す斜視図である。 装備回収ボックス10の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態の除染設備を設置した建築物のフロア構成を示す説明図である。
図1(a)に示すフロアは、建築物の地下1階に形成されており、このフロアは、作業者の各種の装備を回収し、除染、洗濯等を行い、装備を再使用可能な状態にする施設が配備されたクリーニング区域、更に、除染、洗濯等を行った装備の仕上げ及び収納を行う区域等に区切られている。また、クリーニング区域は、主にC装備を回収して、除染を行う汚染区域と、汚染区域以外の区域である非汚染区域とを備えている。汚染区域と非汚染区域との境界には、汚染区域と非汚染区域との境界を視覚的に分かるようにするチェンジングプレス50が配置されており、チェンジングプレス50を境に、汚染区域から非汚染区域への移動が規制される。例えば、汚染区域のC装備において、汚れを落としたC装備がチェンジングプレス50を越えて、汚染区域から非汚染区域へ移動することが可能になる。
汚染区域は、互いに隣り合っている被服回収エリア及び除染エリアを合わせたエリアである。被服回収エリアには、回収作業者が運搬してきた装備(主に、C装備)を種類別に投入し、収納する装備回収ボックス10が配備されている。また、除染エリアには、除染シンク41、靴用除染器具42、マスク用除染器具44(図4(b)参照)等が配備されている。
非汚染区域は、上階の脱衣エリアから被服シュータを介して落下した装備(主に、B装備)を集積する被服集積エリア、及び洗濯・乾燥機が配備された洗濯設備エリアからなる。被服集積エリアには、複数の被服シュータから種類別に落下した装備を回収して、運搬する被服運搬用カゴ(図示せず)が配置されている。
なお、除染、洗濯等を行った装備の仕上げ及び収納を行う区域としては、図1における、C装備保管エリアや仕上げエリアが該当する。
図1(b)は、図1(a)に示すフロアにおける、空気の流れを図中の矢印で示したものである。建築物の各階のフロアには空調装置100が設けられており、この空調装置100によって、地下1階のフロアにおいては、外部から導入した空気が非汚染区域側から汚染区域側に向かって流れて、フロア外に送り出されるような空気流が形成され、換気が行われる。本実施形態においては、汚染区域における空気流の最下流に、靴用除染器具42(図4(b)参照)が配置されている。
図2、図3は、装備回収ボックス10の外観を示す斜視図である。また、図4(a)は装備回収ボックス10の平面図、図4(b)は装備回収ボックス10の背面図である。図2、図3に示すように、装備回収ボックス10は回収ボックス10a〜10eを備えており、図1(b)に示す空気流の流れに沿って、回収ボックス10a〜10eは、C装備(主に、C服)・タイラック(C装備の上に着用する合羽のような着衣)用の回収ボックス10a、Cヘルメットの回収ボックス10b、マスクの回収ボックス10c、B靴の回収ボックス10d、C靴・C長靴の回収ボックス10eの順に並べて配置されている。
回収ボックス10a〜10eは、前面部に相当する前面板12と、背面部に相当する背面板16と、側面部に相当する側面板22によって四方が囲まれた収納空間を備えており、この収納空間に、回収作業者によって袋詰めにされた装備が収納される。ここで、前面板12の上部には、装備を収納空間に投入する空間である投入口14が形成されている。また、投入口14の下部には、投入する装備の種類を表示する表示板15が装着されている。具体的には、回収ボックス10aは、柱を挟んで二箇所の投入口14を備えており、これら投入口14の直下に、「C装備・タイラック」と表示された表示板15が装着されている。また、回収ボックス10bの投入口14の直下には、「Cヘルメット」と表示された表示板15が装着されている。また、回収ボックス10cの投入口14の直下には、「マスク」と表示された表示板15が装着されている。また、回収ボックス10dの投入口14の直下には、「B靴」と表示された表示板15が装着されている。また、回収ボックス10eの投入口14の直下には、「C靴・C長靴」と表示された表示板15が装着されている。
また、図4(b)に示すように、装備回収ボックス10の背面側は、背面を左右に分割した場合における一方の領域が、収納空間内の装備を取り出す空間である取出口18となっており、他方の領域の下部に背面板16が設けられている。また、背面板16の上方は、背面側から収納空間内の装備を視認するための空間である視認口20となっている。このため、装備回収ボックス10の収納空間内を、投入口14及び視認口20から視認することが可能になる。すなわち、装備回収ボックス10の収納空間内は、装備の投入側からも、回収側からも視認することが可能である。また、前面板12の高さと背面板16の高さは同一に設定されており、側面板22の高さは、前面板12及び背面板16よりも高く設定されている。このため、隣り合う回収ボックスが確実に仕切られ、収納した装備が隣の回収ボックスに移動することが防止される。
装備回収ボックス10の背面には、鉛板マット30を取り付けるための取付部が設けられている。取付部として、例えば、装備回収ボックス10の背面に、ねじによって固定するためのねじ穴が形成されている。図4(b)は、C装備・タイラック用の回収ボックス10aの背面全体に、鉛板マット30を敷き詰めるように固定した例を示すものである。なお、本実施形態においては、鉛板マット30をねじによって固定しているが、例えば、装備回収ボックス10の背面の上部、中央部及び下部にレールを設置し、上部と中央部とのレール間及び中央部と下部とのレール間に鉛板マット30を挿入、かつスライド移動させて敷き詰めるように構成してもよい。更には、フックを用いて鉛板マット30をぶら下げることによって敷き詰めるように構成してもよい。なお、回収ボックス10aの背面にも視認口20が形成されており、鉛板マット30が取り付けられていない状態においては、回収ボックス10aの背面側から視認口20を介して回収ボックス10a内を視認することができる。
また、図4(b)においては、C装備・タイラック用の回収ボックス10aの背面全体に、鉛板マット30を敷き詰めているため、背面側から装備を取り出すことができない。このため、C装備・タイラック用の回収ボックス10aにおいては、側方に取出口18が設けられている。また、本実施形態においては、図2、図3に示すように、装備回収ボックス10の上方(天井)には、開口24が形成されている。これにより、装備回収ボックス10内に照明を入れる必要がなくなる。
また、図3に示すように、回収ボックス10eと、回収ボックス10eに対して空気流の下流側の柱との間には、仕切板40が設けられており、この仕切板40と前面板12とは面一である。この仕切板40の背後には、図4(a)に示すように、コンクリート壁によって囲まれた除染シンク41及び靴用除染器具42が設けられている。したがって、仕切板40の背後のエリアは除染エリアに属する。
このように、図1(b)に示す汚染区域における空気流において、最下流に靴用除染器具42が配置されており、最下流の一つ手前にC靴・C長靴を収納する回収ボックス10eが配置される。すなわち、汚染区域において最も放射線量が多いと推定される靴用除染器具42が配備されたエリアが、換気用の空気流において、最下流に位置しており、靴用除染用具42のエリアの次に放射線量が多いと推定される回収ボックス10eのエリアが位置することになる。
更に、図4(a)に示すように、装備回収ボックス10の背後には、マスク用除染器具44が設けられている。靴用除染器具42には、除染シンクや除染用イスが含まれる。マスク用除染器具44には除染用イスや除染装置が含まれる。そして、除染作業者は、回収ボックス10d又は回収ボックス10eに回収された靴を、回収ボックス10eに隣り合うように配置されている靴用除染器具42に運び込み、靴用除染器具42を用いた除染作業を行う。また、除染作業者は、回収ボックス10cに回収されたマスクを、背後のマスク用除染器具44に運び込み、マスク用除染器具44を用いた除染作業を行う。これにより、回収ボックス10c〜10eに回収された装備の移動を短くすることが可能になり、効率的に除染作業を行うことが可能になる。なお、図示していないが、回収ボックス10a、10bに回収された装備の除染を行う施設も、除染エリアに備えられている。
以上、説明したように構成された本実施形態によれば、放射線関連施設において汚染度が高い環境下で作業した作業者の装備の回収と除染を一つのエリアで行うことが可能になる。その結果、回収した装備を除染手段(靴用除染器具42、マスク用除染器具44)に運ぶまでの距離の短縮化を図ることが可能になり、効率的に除染作業を行うことが可能になる。
また、本実施形態によれば、装備回収ボックス10は、装備の種類毎に回収する複数の回収ボックス10a〜10eを備えているため、回収された装備を種類別に仕分ける作業が必要なくなる。これにより、効率的に除染作業を行うことが可能になる。
また、本実施形態によれば、装備を投入する前面側の投入口14と、装備を取り出す背面側の取出口18及び視認口20の両方から、装備回収ボックス10内を視認することが可能となり、装備回収ボックス10内に投入した装備の過度の積み重ねを早期に発見することが可能になり、装備の破損や変形を防止できる。
ところで、装備回収ボックス10に投入される装備の中で、比較的破損や変形が発生しやすい装備は、マスクである。ここで、本実施形態によれば、回収ボックス10b〜10cが、収納された装備が、前面側及び背面側から視認可能に構成されているが、少なくとも、マスクを収納する回収ボックス10cの内部を前面側及び背面側から視認可能に構成することが望ましい。
また、本実施形態によれば、側面板22は、前面板12よりも高いので、隣り合う回収ボックス間を確実に仕切ることが可能になる。また、本実施形態によれば、取出口18が大きく形成されている。このため、除染処理を行う作業者が、袋詰めされている装備を取り出す際に、装備を回収ボックスの骨組みに衝突させて変形させてしまう、といったことを防止することができる。しかも、背面側には、扉が取り付けられていないため、例えば、装備を取り出す際に、扉の角部や蝶番に袋を引っかけて破損させてしまう、といったことも防止できる。
また、本実施形態によれば、装備回収ボックス10は、背面に鉛板マット30を取り付ける取付部を有している。このため、必要に応じて背面に鉛板マット30を取り付けることにより、回収ボックス内の装備からの放射線によって、除染エリアの放射線量を上昇させることを防止することができる。
また、本実施形態によれば、除染シンク41及び靴用除染器具42付近が、最も放射線量が高くなっており、この除染シンク41及び靴用除染器具42を、空気流の最も下流側に配置している。このため、除染シンク41及び靴用除染器具42付近の空気が非汚染区域に向かいにくくなり、除染シンク41及び靴用除染器具42に浮遊している塵埃が非汚染区域に移動することが防止できる。その結果、非汚染区域をクリーンな状態に保つことが可能になる。
また、本実施形態によれば、最も汚染度が高い装備であるC靴・C長靴を収納する回収ボックス10eが、除染シンク41及び靴用除染器具42に対して空気流における上流側に隣り合うように配置している。これにより、最も汚染度が高い装備を回収している回収ボックス10e付近の空気が、非汚染区域に移動することが防止できる。その結果、非汚染区域をクリーンな状態に保つことが可能になる。
10 装備回収ボックス
10a、10b、10c、10d、10e 回収ボックス
12 前面板
14 投入口
15 表示板
16 背面板
18 取出口
20 視認口
22 側面板
40 仕切板
41 除染シンク
42 靴用除染用具
44 マスク用除染用具
50 チェンジングプレス
100 空調装置

Claims (7)

  1. 放射線関連施設において作業した作業者の装備を再使用可能な状態にするクリーニング区域に設けられ、放射線関連施設において汚染度が高い環境下で作業した作業者の装備を回収する回収手段と、当該回収手段に回収された装備の除染を行う除染手段とを有する除染設備において、
    前記回収手段が配置された回収エリアと、前記除染手段が配置された除染エリアとを隣り合うように配置し、一つのエリアで装備の回収及び除染を行うことを特徴とする除染設備。
  2. 前記回収手段は、装備の種類毎に回収する複数の回収ボックスを備えたことを特徴とする請求項1記載の除染設備。
  3. 前記回収ボックスは、前面部、当該前面部に対向する背面部、及び前記前面部及び前記背面部の両側に配置された側面部を有し、前記前面部、前記背面部及び前記側面部によって装備の収納空間を形成しており、
    前記前面部は、上部に装備の投入及び前記回収ボックス内の視認を可能にする空間を有し、
    前記背面部は、一部に前記回収ボックス内の装備を取り出すための空間と、上部に前記回収ボックス内の視認を可能にする空間とを有することを特徴とする請求項2記載の除染設備。
  4. 前記側面部の高さは、前記前面部の高さ及び前記背面部の高さよりも高いことを特徴とする請求項3記載の除染設備。
  5. 前記回収ボックスは、前記背面部に鉛板マットを取り付ける取付部を有することを特徴とする請求項3又は4記載の除染設備。
  6. 前記クリーニング区域は、前記回収エリア及び前記除染エリアを含む汚染区域と非汚染区域とを有し、
    前記非汚染区域から前記汚染区域を通って外部に排出される空気流を形成する空調装置を更に備え、
    前記除染手段は、前記汚染区域において、前記空気流における最も下流側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の除染設備。
  7. 前記回収手段は、前記除染手段に対して前記空気流における上流側に隣り合うように配置しており、
    前記回収手段において、最も汚染度が高い装備の回収位置が前記除染手段に隣り合うように配置していることを特徴とする請求項6記載の除染設備。
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