JP2017009185A - 異物除去装置 - Google Patents

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有佑 青島
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Abstract

【課題】対象物から除去された異物が装置周辺に飛散してしまうことなく当該対象物の清浄化を行うことができる異物除去装置を提供する。【解決手段】異物除去装置10は、気体の循環密閉経路(例えば、ダクト30)と、循環密閉経路に介設され、循環密閉経路への気体の吐出および循環密閉経路からの気体の吸引を行う気体吐出吸引部(例えば、ジェットファン20)と、循環密閉経路に介設され、異物が除去されるべき対象物が収容される収容部(例えば、収容箱12)と、循環密閉経路に介設され、異物の回収を行う異物回収部(例えば、集塵フィルター14、15)とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、クリーンルームの外部から内部に持ち込む文房具やクリーン服等の対象物からパーティクル等の異物を除去するための異物除去装置に関する。
クリーンルームの外部から内部に持ち込む文房具やクリーン服等の対象物からパーティクル等の異物を除去する装置として従来から様々なタイプのものが知られている。例えば、特許文献1には、ドーム型の空気膜を設置して、この空気膜の内部だけを清浄環境に保つような簡易的なクリーンドームが開示されている。
実用新案登録第3097933号
しかしながら、特許文献1等に開示されるような従来のクリーンドームでは、ドーム内の物品からの発塵物をドームの周辺に飛散させてしまうおそれがあった。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、異物が除去されるべき対象物が収容される収容部を気体の循環密閉経路に介設することにより、対象物から除去された異物が装置周辺に飛散してしまうことなく当該対象物の清浄化を行うことができる異物除去装置を提供することを目的とする。
本発明の異物除去装置は、気体の循環密閉経路と、前記循環密閉経路に介設され、前記循環密閉経路への気体の吐出および前記循環密閉経路からの気体の吸引を行う気体吐出吸引部と、前記循環密閉経路に介設され、異物が除去されるべき対象物が収容される収容部と、前記循環密閉経路に介設され、異物の回収を行う異物回収部と、を備えたことを特徴とする。
このような異物除去装置によれば、気体の循環密閉経路に、当該循環密閉経路への気体の吐出および循環密閉経路からの気体の吸引を行う気体吐出吸引部が介設されているとともに、異物が除去されるべき対象物が収容される収容部が当該循環密閉経路に介設されているため、対象物から除去された異物が装置周辺に飛散してしまうことなく当該対象物の清浄化を行うことができる。
本発明の異物除去装置においては、前記異物回収部はフィルターを含んでいてもよい。
本発明の異物除去装置においては、前記異物回収部は、前記収容部における前記循環密閉経路からの気体の入口側および前記循環密閉経路への気体の出口側のうち少なくとも一方に設けられていてもよい。
本発明の異物除去装置においては、前記循環密閉経路における前記異物回収部よりも下流側には、気体に含まれる異物を測定する異物測定部が設けられていてもよい。
この場合、前記異物測定部はパーティクルカウンターを含んでいてもよい。
本発明の異物除去装置においては、前記収容部には開閉可能な扉が設けられており、前記扉を開いたときに前記収容部の内部にアクセスすることができるようになっていてもよい。
この場合、前記収容部には、異物が除去されるべき対象物が収容されるカゴを収容することができるようになっていてもよい。
本発明の異物除去装置によれば、対象物から除去された異物が装置周辺に飛散してしまうことなく当該対象物の清浄化を行うことができる。
本発明の実施の形態による異物除去装置の構成の一例を概略的に示す概略構成図である。 図1に示す異物除去装置における収容箱の扉を開いたときの状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態による異物除去装置の構成の他の例を概略的に示す概略構成図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図3は、本実施の形態による異物除去装置の様々な構成例を示す図である。
本実施の形態による異物除去装置の構成の一例を図1に示す。図1に示すように、本実施の形態による異物除去装置10は、気体(具体的には、エアー)の循環密閉経路であるダクト30と、ダクト30に介設され、当該ダクト30への気体の吐出およびこのダクト30からの気体の吸引を行うジェットファン20と、ダクト30に介設され、異物が除去されるべき対象物(具体的には、クリーンルームの外部から内部に持ち込む文房具やクリーン服等)が収容される収容箱12とを備えている。本実施の形態では、ジェットファン20から図1における右側にエアー等の気体がダクト30に吐出され、この吐出された気体はダクト30内を通って収容箱12の内部に送られるようになっている。また、収容箱12の内部に送られたエアー等の気体はこの収容箱12から排出された後、ダクト30内を通ってジェットファン20に戻されるようになる。このように、ジェットファン20から吐出されたエアー等の気体はダクト30内で循環するようになっており、この際に当該気体は収容箱12の内部を通過するようになっている。図1において、ダクト30内で循環するエアー等の気体の流れを矢印で示す。
また、収容箱12におけるダクト30からの気体の入口側には集塵フィルター14が設けられているとともに、収容箱12におけるダクト30への気体の出口側には集塵フィルター15が設けられている。このことにより、ダクト30内でエアー等の気体が循環する際に、ジェットファン20から吐出された気体に含まれるパーティクル等の異物は集塵フィルター14により回収されるようになっている。また、収容箱12の内部に収容された対象物から生じたパーティクル等の異物は集塵フィルター15により回収されるようになっている。
異物が除去されるべき対象物が収容される収容箱12には開閉可能な扉16が設けられており、この扉16を開いたときに収容箱12の内部にアクセスして対象物を収容箱12の内部に入れたり収容箱12から対象物を取り出したりすることができるようになっている。また、図2に示すように、収容箱12には、異物が除去されるべき対象物が収容されるカゴ18を収容することができるようになっている。この場合には、クリーンルームの外部から内部に持ち込む文房具やクリーン服等の対象物をカゴ18に収容した後、収容箱12の扉16を開いてこのカゴ18を収容箱12の内部に収容することにより、カゴ18に収容されている対象物からパーティクル等の異物を除去することができるようになる。
また、図1に示すように、ダクト30における集塵フィルター15の下流側には、気体に含まれる異物を測定する異物測定部としてパーティクルカウンター40が設けられている。このようなパーティクルカウンター40が設けられていることにより、集塵フィルター15によって異物が完全に回収されたか否かを検知することができるようになる。
なお、本実施の形態による異物除去装置10は、クリーンルームの内部に設置してもよく、あるいはクリーンルームの外部に設置してもよい。
次に、このような異物除去装置10による対象物の異物除去方法について説明する。
まず、作業者は収容箱12の扉16を開け、この収容箱12の内部に対象物を収容する。この際に、対象物をまずカゴ18に収容し、このカゴ18ごと対象物を収容箱12の内部に収容してもよい。そして、収容箱12の内部に対象物を収容し、扉16を閉じた後、ジェットファン20を作動させる。このことにより、ジェットファン20からエアー等の気体がダクト30内に吐出され、当該気体はダクト30内で循環するようになる。この際に、ジェットファン20から吐出された気体に含まれるパーティクル等の異物は集塵フィルター14により回収される。また、ダクト30内で循環する気体により、収容箱12の内部に収容された対象物からパーティクル等の異物が除去され、この除去された異物は集塵フィルター15により回収される。また、パーティクルカウンター40による測定結果に基づいて、集塵フィルター15によって異物が完全に回収されたか否かが検知される。このようにして、収容箱12の内部に収容された対象物からパーティクル等の異物を除去することができるようになる。
以上のような構成からなる本実施の形態の異物除去装置10によれば、気体の循環密閉経路としてのダクト30に、当該ダクト30への気体の吐出およびダクト30からの気体の吸引を行う気体吐出吸引部としてジェットファン20が介設されているとともに、異物が除去されるべき対象物が収容される収容部としての収容箱12が当該ダクト30に介設されているため、対象物から除去された異物が装置周辺に飛散してしまうことなく当該対象物の清浄化を行うことができる。
また、本実施の形態の異物除去装置10においては、上述したように、循環密閉経路としてのダクト30に介設され、異物の回収を行う異物回収部として、集塵フィルター14、15が用いられるようになっている。
また、本実施の形態の異物除去装置10においては、上述したように、異物回収部としての集塵フィルター14、15は、収容箱12におけるダクト30からの気体の入口側およびダクト30への気体の出口側にそれぞれ設けられている。なお、本実施の形態による異物除去装置は、このような構成のものに限定されることはなく、収容箱12におけるダクト30からの気体の入口側およびダクト30への気体の出口側のうちいずれか一方にのみ異物回収部としての集塵フィルターが設けられていてもよい。
また、本実施の形態の異物除去装置10においては、上述したように、ダクト30における集塵フィルター15よりも下流側には、気体に含まれる異物を測定する異物測定部としてパーティクルカウンター40が設けられている。この場合には、集塵フィルター15によって異物が完全に回収されたか否かを検知することができる。
また、本実施の形態の異物除去装置10においては、上述したように、収容箱12には開閉可能な扉16が設けられており、この扉16を開いたときに収容箱12の内部にアクセスすることができるようになっている。また、収容箱12には、異物が除去されるべき対象物が収容されるカゴ18を収容することができるようになっている。
なお、本実施の形態による異物除去装置は、上述したような態様に限定されることはなく、様々な変更を加えることができる。
本実施の形態による異物除去装置の他の構成例を図3に示す。図3に示すように、他の構成例に係る異物除去装置10aは、1つの収容箱12に対して気体(具体的には、エアー)の循環密閉経路が2つ設けられている。具体的には、上記の異物除去装置10で用いられるダクト30に加えて、循環形状となっている別のダクト32が設けられており、このダクト32には、当該ダクト32への気体の吐出およびこのダクト32からの気体の吸引を行うジェットファン22が設けられている。なお、図3に示す異物除去装置10aを説明するにあたり、図1および図2に示す異物除去装置10と同じ構成部材については同じ参照符号を付けてその説明を省略する。
図3に示す異物除去装置10aでは、ジェットファン20から図3における右側にエアー等の気体がダクト30に吐出され、この吐出された気体はダクト30内を通って収容箱12の内部に送られるようになっている。また、収容箱12の内部に送られたエアー等の気体はこの収容箱12から排出された後、ダクト30内を通ってジェットファン20に戻されるようになる。このように、ジェットファン20から吐出されたエアー等の気体はダクト30内で循環するようになっている。さらに、図3に示す異物除去装置10aでは、ジェットファン22から図3における左側にエアー等の気体がダクト32に吐出され、この吐出された気体はダクト32内を通って収容箱12の内部に送られるようになっている。また、収容箱12の内部に送られたエアー等の気体はこの収容箱12から排出された後、ダクト32内を通ってジェットファン22に戻されるようになる。このように、ジェットファン22から吐出されたエアー等の気体はダクト32内で循環するようになっている。
また、図3に示す異物除去装置10aでは、上記の集塵フィルター14、15に加えて、収容箱12におけるダクト32からの気体の入口側には集塵フィルター19が設けられているとともに、収容箱12におけるダクト32への気体の出口側には集塵フィルター(図示せず)が設けられている。
図3に示す異物除去装置10aでは、1つの収容箱12に対して気体(具体的には、エアー)の循環密閉経路が2つ設けられているため、収容箱12に収容されている対象物からパーティクル等の異物をより確実に除去することができるようになる。また、2つのジェットファン20、22や2つのダクト30、32のうちどちらかの構成部材で故障等が発生して使用することができなくなった場合でも、他方の構成部材を用いることにより収容箱12の内部にエアー等の気体を供給することができるようになる。
また、図1に示す異物除去装置10では、収容箱12におけるダクト30からの気体の入口側およびダクト30への気体の出口側にそれぞれ集塵フィルター14、15が設けられているが、本実施の形態による異物除去装置における集塵フィルターの設置場所は図1に示すような場所に限定されることはない。本実施の形態による異物除去装置では、ダクト30における任意の箇所に集塵フィルターを設置することができる。なお、対象物から除去されたパーティクル等の異物がジェットファン20に入ってしまうことを防止するために、集塵フィルターはジェットファン20よりも上流側かつ収容箱12よりも下流側におけるダクト30の任意の箇所に設置することが望ましい。
また、本実施の形態による異物除去装置における、異物が除去されるべき対象物が収容される収容部は、図1等に示すような構成の収容箱12に限定されることはない。異物が除去されるべき対象物を収容することができるものであれば、図1等に示すような収容箱12以外の構成のものを収容部として用いてもよい。また、対象物から除去された異物を回収する異物回収部は集塵フィルター14、15に限定されることはない。対象物から除去された異物を回収することができるものであれば集塵フィルター14、15以外の部材を異物回収部として用いてもよい。また、ダクト30内でエアー等の気体を循環させることができるのであれば、ジェットファン20以外の構成部材を本発明に係る気体吐出吸引部として用いてもよい。
10、10a 異物除去装置
12 収容箱
14、15 集塵フィルター
16 扉
18 カゴ
19 集塵フィルター
20、22 ジェットファン
30、32 ダクト
40 パーティクルカウンター

Claims (7)

  1. 気体の循環密閉経路と、
    前記循環密閉経路に介設され、前記循環密閉経路への気体の吐出および前記循環密閉経路からの気体の吸引を行う気体吐出吸引部と、
    前記循環密閉経路に介設され、異物が除去されるべき対象物が収容される収容部と、
    前記循環密閉経路に介設され、異物の回収を行う異物回収部と、
    を備えた、異物除去装置。
  2. 前記異物回収部はフィルターを含む、請求項1記載の異物除去装置。
  3. 前記異物回収部は、前記収容部における前記循環密閉経路からの気体の入口側および前記循環密閉経路への気体の出口側のうち少なくとも一方に設けられている、請求項1または2記載の異物除去装置。
  4. 前記循環密閉経路における前記異物回収部よりも下流側には、気体に含まれる異物を測定する異物測定部が設けられている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の異物除去装置。
  5. 前記異物測定部はパーティクルカウンターを含む、請求項4記載の異物除去装置。
  6. 前記収容部には開閉可能な扉が設けられており、前記扉を開いたときに前記収容部の内部にアクセスすることができるようになっている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の異物除去装置。
  7. 前記収容部には、異物が除去されるべき対象物が収容されるカゴを収容することができるようになっている、請求項6記載の異物除去装置。
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