JP4916501B2 - 自走式土質改良機及び自走式土質改良機の混合装置 - Google Patents
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Description
即ち、上記した近年の廃棄物再利用促進の機運の下、建設発生土をその掘削箇所に埋め戻す埋め戻し材として改良する他にも種々の用途が広がりつつあり、土質改良対象となる土砂の性状も極めて多種多様化してきている。ここで、上記通常の埋め戻し材として用いられる改良土に要求される最大粒径は10〜20mm程度であるため、通常は予め異物を除去した土砂を自走式土質改良機に投入して土質改良を行う。これに対し、例えば、道路工事の路床材や建造物下部の地盤改良工事等に用いられる改良土においては、最大粒径100〜200mm程度まで許容されるため、予め異物を除去せず石等ある程度大きな異物が混入したままの土砂を自走式土質改良機に投入して改良する場合もある。
図1は本発明の自走式土質改良機の一実施の形態の全体構造を表す側面図であり、図2は本発明の自走式土質改良機の一実施の形態の全体構造を表す上面図である。
これら図1及び図2において、この自走式土質改良機は、例えば油圧ショベルのバケット等の作業具により改質対象となる土砂が投入され、その投入土砂を所定の粒度に選別する篩ユニット1と、この篩ユニット1で選別された土砂を受け入れる土砂ホッパ2と、このホッパ2から導入された土砂を所定の土質改良材と混合して下方へ排出する混合装置(処理槽)3と、ホッパ2に受け入れた土砂を前記混合装置3へと搬送して導入する搬送コンベア4と、この搬送コンベア4により搬送される土砂に土質改良材を供給する土質改良材供給装置5とを搭載した土質改良機本体6、この土質改良機本体6の下方に設けられた走行体7及び前記混合装置3にて製造され排出された改良土を受け入れて自走式土質改良機後方側(図1中右側)に搬送し排出する排出コンベア8を有する。
これら図3乃至図5において、混合装置3は、土質改良機取付け部9Aの自走式土質改良機後方側(図1中右側)に略水平に設けられており、その自走式土質改良機前方側(図3中左側)上部の土砂及び土質改良材を導入する導入口34及び自走式土質改良機後方側(図3中右側)下部の改良土を排出する排出口35(詳細は後述)を有するトラフ容器である混合装置本体36と、この混合装置本体36内に互いに平行に設けられた複数本(この例では2本)のパドルミキサ37とを有している。なお前記の混合装置本体36は、前記導入口34及び排出口35以外の部位は密閉構造となっている。
すなわち先の図3及び図4において、前記排出口35は、混合装置本体36の自走式土質改良機後方側(図3中右側)端部から略中間部近傍まで開口しており、その自走式土質改良機前方側(図3及び図4中左側)にはカバー48が着脱可能に設けられている。
この図6及び先の図3及び図4に示すように、前記カバー48は、排出口35に取付けた状態で前記トラフ状の混合装置本体36の底面の一部を構成する断面が略「M」字形状の底板部48aと、この底板部48aの4辺から下方に曲成した曲成部48bとからなる。また曲成部48bは、前記カバー48を排出口35を構成する壁面に取付ける3辺(図6中上下側の2辺及び左側の1辺)の取付部48b’と、前記カバー48が取付けられた状態で攪拌混合された改良土の排出位置を画定する1辺(図6中右側の1辺)の仕切部48b”とからなる。
例えば油圧ショベルのバケット等により自走式土質改良機の前記篩ユニット1に土砂を投入すると、この篩ユニット1で選別されて前記格子部材18を通過した土砂成分が下方の土砂ホッパ2へと導入される。土砂ホッパ2で受け入れられた土砂は、その下方の搬送コンベア4によって自走式土質改良機後方へ向かって搬送されるとともに、その表面に土質改良材供給装置5により所定量の土質改良材が供給されて導入口34を介して混合装置3へと導入される。
図7は、本発明の自走式土質改良機の他の実施の形態に備えられた混合装置3Aの詳細構造を表す斜視図である(但し、繁雑防止のためパドルミキサ37は図示省略とする)。図中、先の図3乃至図6と同様の部分には同様の符号を付し説明を省略するとともに、必要に応じて先の図1及び図2を参照する。
図7に示すように本実施の形態においては、混合装置本体36の自走式土質改良機後方側(図7中矢印イ側)下部には、上記一実施の形態の排出口35とほぼ同じ開口面積で開口部52が開口しており、この開口部52の自走式土質改良機後方側(図7中矢印イ側)及び幅方向(図7中左右方向)両側から改良土を排出する排出口としてのスカート部材53が下方に延材して設けられている。また、このスカート部材53を構成する壁面のうち、自走式土質改良機幅方向(図7中左右方向)両側を構成する壁面の下端には、ガイド部53aがそれぞれ内側に曲成されて設けられており、このガイド部53aにより上記一実施の形態のカバー48とほぼ同形状(詳細は後述)のカバー54が自走式土質改良機前後方向(図7中矢印ア及び矢印イ方向)にスライド可能に支持されている。
図8は本発明の自走式土質改良機のさらに他の実施の形態に備えられた混合装置3Bの詳細構造を表す側断面図であり、図9は図8中IX−IX断面による水平断面図であり、図10は図8中X−X断面による縦断面図である。図中、先の図3乃至図6と同様の部分には同様の符号を付し説明を省略するとともに、必要に応じて先の図1及び図2を参照する。
これら図8乃至図10に示すように、本実施の形態において、パドルミキサ37aは、上記一実施の形態に比べて回転軸38の軸方向におけるパドル39の取付間隔が大きくなっている。また、これらパドル39は、図8及び図9に2点鎖線で示したように回転軸38に対して互いに逆方向の略一条螺旋軌跡状となるように設けられており、その攪拌部材39bは断続的に略スクリュー状の軌跡を描いている。
図11は、本発明の自走式土質改良機のさらに他の実施の形態に備えられる混合装置3Cの詳細構造を表す水平断面図であり、図中、先の図3乃至図6と同様の部分には同様の符号を付し説明を省略するとともに、必要に応じて先の図1及び図2も参照する。
図11に示すように、各パドルミキサ37bの自走式土質改良機前方側(図11中矢印Bにより区分された領域)の一条螺旋配置部37bAには、先に図8乃至図10により説明した実施の形態と同様、回転軸38に対して軸方向に大きな取付間隔で各パドル39が一条螺旋軌跡状に設けられており、自走式土質改良機後方側(図11中矢印Cにより区分された領域)の二条螺旋配置部37bBには二条螺旋軌跡状にパドル39が設けられており(すなわち、パドルミキサ37bの一条螺旋配置部37bAには、単位距離当り二条螺旋配置部37bBの約半数のパドル39が設けられており)、一条螺旋配置部37bA及び二条螺旋配置部37bBにおいて各パドル39の攪拌部材39bは、それぞれ断続的に一条及び二条の略スクリュー状の軌跡を描いている。その他の構成は、先に図8乃至図10により説明した実施の形態と同様である。
図12は本発明の自走式土質改良機のさらに他の実施の形態に備えられたパドル39Aの詳細構造を表す図である。図中、先の図3乃至図6と同様の部分には同様の符号を付し説明を省略するとともに、必要に応じて先の図1及び図2も参照する。
3A〜E 混合装置
37 パドルミキサ(攪拌手段)
37a〜c パドルミキサ(攪拌手段)
37bA 一条螺旋配置部(疎配置攪拌部)
37bB 二条螺旋配置部(密配置攪拌部)
38 回転軸
39 パドル(攪拌翼)
39A パドル(可倒式攪拌翼)
48 カバー
48b” 仕切部(改良土の排出位置を画定する壁面)
54 カバー
54b” 仕切部(改良土の排出位置を画定する壁面)
Claims (3)
- 受け入れた土砂を混合装置により攪拌混合して改良する自走式土質改良機において、
前記混合装置は、複数の回転軸のそれぞれに設けた複数の攪拌翼を有し導入した土砂及び土質改良材を攪拌混合する攪拌手段を備え、
前記攪拌手段は、一条螺旋軌跡状に前記攪拌翼を設け当該記攪拌翼を疎に配置した一条螺旋配置部と、二条螺旋軌跡状に前記攪拌翼を設け当該攪拌翼を密に配置した二条螺旋配置部とを備えている
ことを特徴とする自走式土質改良機。 - 請求項1記載の自走式土質改良機において、前記一条螺旋配置部の単位距離当りの前記攪拌翼の設置数は、前記二条螺旋配置部の半数程度であることを特徴とする自走式土質改良機。
- 受け入れた土砂及び土質改良材を攪拌混合して改良する自走式土質改良機の混合装置において、
複数の回転軸のそれぞれに設けた複数の攪拌翼を有し導入した土砂及び土質改良材を攪拌混合する攪拌手段を備え、
前記攪拌手段は、一条螺旋軌跡状に前記攪拌翼を設け当該記攪拌翼を疎に配置した一条螺旋配置部と、二条螺旋軌跡状に前記攪拌翼を設け当該攪拌翼を密に配置した二条螺旋配置部とを備えている
ことを特徴とする自走式土質改良機の混合装置。
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