JP2000204543A - 土質改良機械 - Google Patents

土質改良機械

Info

Publication number
JP2000204543A
JP2000204543A JP11004290A JP429099A JP2000204543A JP 2000204543 A JP2000204543 A JP 2000204543A JP 11004290 A JP11004290 A JP 11004290A JP 429099 A JP429099 A JP 429099A JP 2000204543 A JP2000204543 A JP 2000204543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soil
sand
earth
crank
hopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11004290A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Sekino
聡 関野
Toshikazu Murai
俊和 村井
Hisanori Hashimoto
久儀 橋本
Takami Kusaki
貴巳 草木
Fujio Sato
藤男 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP11004290A priority Critical patent/JP2000204543A/ja
Publication of JP2000204543A publication Critical patent/JP2000204543A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 土砂投入ホッパに設置される篩い分け手段に
格別の外力を加えずに、投入土砂から迅速かつ確実に固
形物を分離すると共に、固形物を簀の子上から円滑かつ
効率的に排除できるようにする。 【解決手段】 土砂投入ホッパ30は枠体31に簀の子
ユニット32を装着する構成としたもので、簀の子ユニ
ット32は土砂投入ホッパ30の上部を覆うように、一
方向向けて所定のピッチ間隔となるようにして多数の簀
の子板33を配置している。各簀の子板33の両端は、
それぞれクランク軸35のクランク部38に回転可能に
連結され、一方のクランク軸35を回転駆動すると、各
簀の子板33は所定のストロークだけ上下方向に往復移
動して投入土砂に振動を与え、長手方向に所定のストロ
ークだけ往復移動することにより固形物を排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木現場や建設現
場において、土砂を掘削して、この掘削土を土質改良し
た上で埋め戻すために使用される土質改良機械に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】軟弱な地盤を改良して地盤強化を行うた
めの工法として、この地盤を構成する土に例えばセメン
トや石灰等の土質改良材を混合して固化処理するように
したものは従来から知られている。この工法は、地盤を
構成する土砂を所定の深さまで掘り起こして、この土砂
にセメント、石灰その他、土を固化処理するための土質
改良材を混合して埋め戻し及び整地を行い、最後に締め
固めを行うようにするのが一般的な作業手順である。こ
の土質改良工法では、土砂を掘削する手段と、土質改良
材を供給する手段と、掘削した土砂と土質改良材とを均
一に混合する手段と、整地及び締め固めを行う手段とが
必要になる。
【0003】まず、土質改良工法においては、最低限、
土砂を掘削する手段を必要とする。この掘削手段として
は、一般に、油圧ショベルが用いられる。ここで、油圧
ショベルにおける走行手段としては、履帯を用いたクロ
ーラ式のものと、車輪を有するホイール式のものとがあ
るが、この種の作業現場の一般的に地面は軟弱であり、
かつ凹凸のある不整地でもあることから、走行条件が劣
悪であることや、掘削抵抗等による車体の安定性を確保
する必要性その他の点から、走行手段としては履帯を用
いたクローラ式のものを用いるのが望ましい。
【0004】そして、土質改良材を供給して土砂と均一
に混合することによって改良土を生成するが、この改良
土を生成する方式は、大別すると、土砂と土質改良材と
処理容器内でミキシングするミキシング方式と、土質改
良材を地面に散布した上で、土砂を掘り返すようにして
混合する散布方式とが従来から用いられている。これら
の各方式のうち、土質改良材を均一に土砂に混合させ、
深い部位までの地盤改良を行える点で、ミキシング方式
の方が散布方式より優れている。
【0005】ミキシング方式としては、一般に2種類の
ものが知られている。そのうちの一つの方式は、例えば
特公平1−49538号公報に示されているミキシング
タンクを用いた方式である。この装置は、堆積土砂を供
給するためのバケットを備えた土砂供給機構と、ミキシ
ングタンク及び土質改良材の供給部とを備え、ホイール
式の走行手段を備えた自走式ミキシング装置として構成
され、また土砂供給機構は車体にある制限された角度だ
け水平方向に回動可能としている。さらに、このミキシ
ングタンクでは定量の土砂と定量の土質改良材とを投入
した後に、攪拌手段で攪拌・混合することにより改良土
を生成して、所定の位置に排出するようになっている。
【0006】この方式では、攪拌手段によりミキシング
タンク内の土砂と土質改良材とを十分攪拌すれば、均一
に混合した良質の改良土を生成することができる。しか
しながら、処理はバッチ方式で行われ、土砂及び土質改
良材のミキシングタンクへの供給と、それらの攪拌・混
合とは別工程で行われることから、処理効率の点で難点
がある。
【0007】また、ミキシング方式のもう一つの態様と
しては、例えば特開平9−195265号公報に示され
ているように、回転打撃子を備えた解砕方式を有する処
理装置であって、自走式の機械として構成したものがあ
る。この機械は、車台に履帯を有する下部走行体を設
け、車台には、土砂を投入するホッパと、土質改良材を
投入するホッパと、これら両ホッパから供給される土砂
及び土質改良材を搬送する搬送ベルトとから構成される
供給部と、処理装置としての解砕機と、搬出用のコンベ
アとを備える構成としている。解砕機は回転打撃子を有
するものであり、搬送ベルトに沿って搬送される土砂と
土質改良材とを自重で落下させ、この落下の途中でこの
回転打撃子で打撃を加えることによって、土塊を細かく
砕くようにするものであり、このようにして砕かれた土
砂に土質改良材が混合されることになる。
【0008】この解砕方式では、土砂と土質改良材とを
攪拌する訳ではないので、均一に混合するのは極めて困
難である。勿論、土砂と土質改良材との打撃回数をでき
るだけ多くすれば、ある程度は混合の均一化が図られる
が、解砕機では土砂と土質改良材とが自重で落下する間
に打撃を加えることから、打撃回数を増やそうとする
と、その分だけ解砕機の高さ方向の寸法が大きくなる。
この種の機械は工事現場等にトレーラ等の輸送手段によ
り搬入されるようになっており、道路交通時における高
さ制限その他の交通規制の点等から、機械の高さ寸法を
無闇に大きくすることはできず、このために解砕機にお
ける打撃回数をあまり多くすることはできない。従っ
て、解砕方式はミキシングタンク方式と比較して、処理
効率の点で有利であるものの、生成した改良土の品質と
いう点ではなお不満が残る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから、本出
願人は、自走可能な走行車両に、土砂と土質改良材とを
混合して改良土を連続的に生成する機構を備えた装置を
開発し、特願平9−146073号として特許出願を行
った。この先願の装置は、履帯式の走行体を備えた下部
走行体上に上部旋回体を旋回可能に設置し、この上部旋
回体に土砂の掘削手段を設けるようになし、さらにこの
走行車両の下部走行体側に土砂と土質改良材とを混合・
攪拌する処理ユニットを装着する構成としたものであ
る。処理ユニットは、パドルミキサ等から構成され、攪
拌・混合しながら移送する攪拌・混合手段を設けた処理
槽を有し、この処理槽には土砂の投入部と土質改良材の
投入部とを設け、さらに土砂と土質改良材とを混合して
得た改良土を排出する排出手段とを備える構成としてい
る。
【0010】このように構成すれば、土砂と土質改良材
とを均一に攪拌・混合でき、良質の改良土を生成できる
ようになり、しかも土砂及び土質改良材の投入と、それ
らの攪拌・混合処理とを同時に連続して行うことができ
るので、処理効率も向上する等の利点がある。しかしな
がら、この先願の土質改良機械にあっても、なお解決す
べき課題がない訳ではない。
【0011】パドルミキサは回転軸の外周にパドルと呼
ばれる羽根を所定のピッチ間隔で取り付けたものからな
り、このパドルミキサは処理槽内に複数本、通常は2
本,4本等の偶数本装着するようになし、これら各パド
ルミキサを回転駆動することによって、槽内の土砂と土
質改良材とを攪拌及び混合し、かつ回転軸の軸線方向に
移送する。そして、土砂と土質改良材との混合をより円
滑に行うために、相隣接するパドルミキサにおけるパド
ルの間隔はかなり短くなっている。
【0012】処理槽内に供給される土砂には岩石,コン
クリート片等様々な固形物が混入している可能性があ
る。混入固形物が小さな礫や砂利程度のものであれば、
処理槽内に入り込んでも攪拌・混合の効率はさほど低下
しないが、岩石等の大きな固形物が処理槽内に入り込む
と相隣接するパドル間にかみ込んで、パドルを損傷させ
たり、甚だしい場合にはパドルミキサの回転をロックさ
せたりする可能性がある。このために、処理槽内に土砂
を投入するに当っては、少なくとも岩石等の大きな固形
物を予め除去しなければならない。土砂投入ホッパに簀
の子等の篩い分け手段を装着することによって、土砂か
らある大きさ以上の固形物を予め篩い分け分離すること
ができる。そして、分離された固形物は篩い分け手段の
上に残留することになるが、この篩い上の残留物をその
ままにしておくと、続いて行われる土砂の投入時に邪魔
になり、土砂の投入を円滑に行えなくなる。
【0013】篩い分け手段による篩い分けをより円滑か
つ迅速に行い、またこの篩い分け手段により分離され
て、篩い上に残留する固形物を確実に排出するには振動
篩いを用いれば良い。しかしながら、篩いの振動は、通
常、枠体等を叩動することにより行うことから、叩動時
に振動や騒音が発生することになり、また枠体が変形す
る等、土砂投入ホッパを含めた機械全体にダメージを与
えるおそれがある等といった不都合がある。また、振動
を加えるだけでは、必ずしも篩い上に残存する固形物を
迅速かつ確実に排除できないという問題点もある。
【0014】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、土砂投入ホッパに設
置される篩い分け手段に格別の外力を加えずに、投入土
砂から迅速かつ確実に固形物を分離すると共に、固形物
を簀の子上から円滑かつ効率的に排除できるようにする
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、下部フレームに左右一対の走行体を
設けた走行車両に、土砂投入ホッパ及び土質改良材ホッ
パと、これら両ホッパから供給される土砂と土質改良材
とを攪拌・混合しながら移送する攪拌・混合手段を有す
る処理槽とを備え、前記土砂投入ホッパに土砂と固形物
とを分離する篩い分け手段を設置し、この篩い分け手段
は、ホッパ枠に回転自在に設けた主軸に、少なくとも2
つの方向に向けて延在させた複数のクランク部を一定の
ピッチ間隔で連設したクランク軸と、これら各クランク
部に相対回転可能に連結した簀の子部材とから構成した
ことをその特徴とするものである。
【0016】ここで、クランク軸を構成する各クランク
部はすべて同じ半径の回転軌跡上を移動するようにな
し、かつ2以上のクランクを組として、各組における各
々の位置のクランクの高さが同一の順列となるように配
置するのが望ましい。また、クランク軸は電動モータや
油圧モータ等の独立の回転駆動手段で回転駆動させるよ
うに構成しても良いが、クランク軸には回転伝達手段を
接続し、この回転伝達手段を処理槽の攪拌・混合手段を
駆動する油圧モータで駆動されるように構成することも
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。ここで、以下に示す土質改
良機械は、油圧ショベルにおけると同様の掘削手段を備
え、また走行手段としては油圧ショベルと同様のクロー
ラ式走行体で構成するようにしたが、要は自走式の走行
車両であって、走行体を取り付けた下部フレームに処理
槽を挿脱可能に装着されておれば良く、図示の構成に限
定されるものではない。
【0018】而して、図1乃至図4に本発明の土質改良
機械の全体構成を示す。これらの図から明らかなよう
に、下部走行体1と上部旋回体2とから作業車両が構成
され、この作業車両には掘削手段として、フロント作業
機構3が上部旋回体2に設けられている。また、下部走
行体1側には処理ユニット4が設けられ、さらに上部旋
回体2には運転室5及び機械室6が設置され、機械室6
にはエンジン,油圧ポンプ等、機械を駆動するための機
器等が収容されており、運転室5はオペレータが搭乗し
て機械全体の操作が行われることになる。上部旋回体2
は下部走行体1に対して旋回装置7により旋回可能とな
っている。
【0019】下部走行体1は左右に設けたクローラ式の
走行体10を有し、これら両走行体10はトラックフレ
ーム11の両端に設けた駆動輪としてのスプロケット1
2及び従動輪としてのアイドラ13と、これらスプロケ
ット12とアイドラ13との間に巻回して設けた履帯1
4とから構成され、スプロケット12は油圧モータで駆
動される。また、左右のトラックフレーム11はセンタ
フレーム15により連結されており、これら両トラック
フレーム11とセンタフレーム15とで下部フレームを
構成されるものであり、旋回装置7はこの下部フレーム
におけるセンタフレーム15に取り付けられている。こ
こで、センタフレーム15は旋回装置7が設置されてい
る水平な部位の両端に下方に向けて曲成することにより
構成されて、その両端部がトラックフレーム11に連結
されている。これによって、センタフレーム15の下方
部位に広いスペースを確保している。
【0020】フロント作業機構3は掘削手段を構成する
ものであり、上部旋回体2のフレーム2aに俯仰動作可
能に設けたブーム16と、このブーム16の先端に上下
方向に回動可能に連結したアーム17と、このアーム1
7の先端に回動可能に設けたバケット18とから構成さ
れ、これらブーム16,アーム17及びバケット18は
それぞれ油圧シリンダ16a,17a,18aにより駆
動されて、土砂の掘削等の作業が行われる。そして、こ
のフロント作業機構3で土砂の掘削を行うために、運転
室5内に操作レバー等の操作手段が設けられる。また履
帯14の駆動による走行、さらには旋回装置7による上
部旋回体2の旋回操作も、同様運転室5内の操作レバー
等で行われる。
【0021】次に、下部走行体1に設けた処理ユニット
4の構成について説明する。まず、図5及び図6に処理
ユニット4全体の概略構成を示す。これらの図から明ら
かなように、処理ユニット4は処理槽20を有し、この
処理槽20は幅方向の寸法より長さ方向の方が長手とな
った浅底の容器からなり、上面部と後端部とが開口して
いる。そして、この処理槽20内には、その前方側から
後方に向けて移送しながら攪拌・混合する攪拌・混合手
段としてのパドルミキサ21が4本平行に設けられてい
る。パドルミキサ21は回転軸22を有し、この回転軸
22には軸線及び円周方向に所定の間隔を置いて規則的
に設けた間欠羽根であるパドル23が植設されており、
回転軸22を回転させることによって、パドル23の作
用によって、処理槽20の内部が攪拌され、かつこの処
理槽20内の土砂等を移送できるようになっている。
【0022】処理槽20は下部走行体1において、左右
の走行手段10の間の位置であって、センタフレーム1
5の下部に設置される。そして、この処理槽20の前端
部、つまり車両の前方に位置する端部には駆動部24が
設けられている。駆動部24は全てのパドルミキサ21
を同時に駆動するためのものであり、油圧モータ25に
は駆動ギア26を設け、また各回転軸22の駆動部24
への延在部に歯車伝達機構が設けられて、単一の油圧モ
ータ25で、1本の回転軸を回転させると共に他の3本
の回転軸を追従回転させ、かつ相隣接する回転軸22,
22の回転方向は反対となるので、処理槽20の内部全
体を隈なく攪拌できるようになる。
【0023】処理槽20(処理槽20の端部には駆動部
24が連設されているが、以下の説明では、処理槽20
としては駆動部24を含むものとする)の上部は開口し
ており、この開口部分の上部には、土砂が投入される土
砂投入ホッパ30と、土質改良材を供給する土質改良材
手段50とが設けられ、また後部には排出手段60が接
続されている。土砂投入ホッパ30は処理槽20の一端
側に配置されており、処理槽20における土砂投入ホッ
パ30を設けた部位が上流側となり、排出手段60の接
続部が下流側となる。
【0024】そこで、図7乃至図11に土砂投入ホッパ
30の具体的な構成を示す。而して、図7乃至図9にお
いて、土砂投入ホッパ30にはフロント作業機構3のバ
ケット18で土砂が投入されるようになっており、この
土砂の投入作業を容易に行うために、上部側が効率的に
土砂を受け入れるために広口となり、下部側は土砂を確
実に処理槽20内に導くために、少なくともこの処理槽
20の幅寸法に規制されるように開口を制限するように
傾斜壁となった方形枠の枠体31と、この枠体31の上
部に設けられ、篩い分け手段としての機能を発揮する簀
の子ユニット32とから構成される。
【0025】簀の子ユニット32は土砂投入ホッパ30
の上部を覆うように、一方向、例えば作業車両の左右方
向に向けて所定のピッチ間隔となるようにして簀の子板
33を配置する構成としたものである。簀の子板33は
所定の厚みを有する細長い板体からなり、その板面が鉛
直方向に向くようにして水平方向に長手となるように配
置される。そして、これら各簀の子板33は所定のスト
ロークだけ上下方向に往復移動し、かつその間に長手方
向に所定のストロークだけ往復移動するようになってい
る。各簀の子板33は同時に駆動されるようになってお
り、このために枠体31の側板に固着して設けた受け板
31aの上部にそれぞれ支持板部34が固着して設けら
れ、これら両支持板部34にはそれぞれクランク軸3
5,35が設けられている。
【0026】クランク軸35は、図10に示したよう
に、主軸部36と、クランクアーム37と、相隣接する
クランクアーム37間に設けた複数のクランク部38か
ら構成される。各クランク部38は、図11に示したよ
うに、主軸部36の軸芯からクランクアーム37の長さ
により設定される半径Rの円軌跡上において、それぞれ
120°の位相関係をもって3位置に軸芯を有するクラ
ンク38A,38B,38Cと、相隣接するクランク同
士を連結する連結板39とから構成される。主軸部36
は支持板部34に設けた軸受40に回転自在に支承され
ており、また、左右に設けたクランク軸35における各
々のクランク部38を構成する各クランク38A,38
B,38Cには、その細径となった部位にそれぞれ簀の
子板33の両端が回転自在に連結されている。従って、
主軸部36を回転させると、クランク部38を構成する
クランク38A,38B,38Cは、それぞれ120°
の位相関係を保持した状態で、半径Rを有する円軌跡C
に沿って回転する。従って、簀の子板33の上下及び軸
線方向の往復ストロークは、この円Cの直径に相当する
間隔となる。
【0027】ここで、3つのクランク38A,38B,
38Cが組となり、各クランクは38A−38B−38
C−38A−38B−38C・・・の順列となるように
規則的に配置される。つまり、間に2個置いた位置のク
ランクはそれぞれ回転方向の位置が同一となるように配
列される。そして、相隣接するクランク間は連結板39
で連結されるか、または適宜の間隔毎に配置した主軸部
36とクランクアーム37で連結される。この各クラン
ク相互間及び主軸部36との連結機構の配列についての
一例は図10に示されているが、勿論この配置に限定さ
れるものではない。ここで、クランク部38間における
適宜の部位に主軸部36を介在させているが、これは投
入土砂等による荷重を軸受40で支承させるためであ
り、この結果クランク軸35の全体または一部分が撓む
等といった事態が生じるのが防止され、円滑な回転が可
能となる。
【0028】枠体31の両側に設けた各支持板部34の
うち、一方側の支持板部34に装着したクランク軸35
の一端部に配置した主軸部36には伝達ギア41が連結
して設けられ、また土砂投入ホッパ30の下部位置に配
置した処理槽20における駆動部24の前端面にはクラ
ンク駆動ギア42が設けられ、このクランク駆動ギア4
2と伝達ギア41との間にはチェーン43が巻回して設
けられている。そして、これら伝達ギア41,クランク
駆動ギア42及びチェーン43は駆動部24に固定的に
設けたケーシング44に内蔵されている。また、クラン
ク駆動ギア42の回転軸42aは、駆動部24内に延在
されて、油圧モータ25の回転軸に駆動ギア26と共に
連結されている。従って、クランク軸35は単独の駆動
手段で駆動されるのではなく、パドルミキサ21の駆動
手段である油圧モータ25により駆動されるようになっ
ており、このために簀の子ユニット32の駆動機構の構
成が簡略化される。
【0029】次に、処理槽20に石灰やセメント等の土
質改良材を供給するために、土質改良材供給手段50が
装着される。土質改良材供給手段50は図12に示した
ように、土質改良材供給手段50は、上部旋回体2のフ
レームに設置した供給源ユニット51と、下部走行体1
側に設けた土質改良材ホッパ52と、定量供給フィーダ
53から構成される。供給源ユニット51には土質改良
材を充填したフレキシブルコンテナ54が載置されて、
このフレキシブルコンテナ54から土質改良材ホッパ5
2及び定量供給フィーダ53から処理槽20に土質改良
材が供給されるようになっている。そして、定量供給フ
ィーダ53から供給される土質改良材は、処理槽20内
の土砂の送り量に応じて変化させることによって、土砂
と土質改良材とが一定の混合比となるように制御され
る。
【0030】さらに、処理槽20の後端部には排出手段
60が連結して設けられる。排出手段60は処理槽20
内で生成した改良土の出口部を構成するものであって、
図3からも明らかなように、下部走行体1において、走
行体10を構成する履帯14より後方位置に配置されて
いる。この排出手段60の具体的な構成は、図13に示
したようになっている。即ち、排出手段60は円筒形の
排出通路構成体61を有し、この排出通路構成体61は
下部走行体1の走行方向と直交する方向に配置されてお
り、一端側には開口した排出口61aとなっており、他
端側からこの排出口61aに臨むように排出用スクリュ
ー62が装着されている。排出用スクリュー62は回転
軸62aに設けた連続羽根62bから構成され、回転軸
62aは排出通路63の端部に連結した軸受ユニット6
4を経て駆動部65内にまで延在されている。駆動部6
5には排出用油圧モータ66が設けられており、この排
出用油圧モータ66により排出用スクリュー62の回転
軸62aが回転駆動されるようになっている。
【0031】以上のように構成することによって、掘削
手段を構成するフロント作業機構3のバケット18で土
砂を掘削すると共に、この掘削土を処理ユニット4にお
ける土砂投入ホッパ30に投入する。また、これと共に
処理槽20のパドルミキサ21等、各部を作動させるこ
とにより、土砂投入ホッパ30から処理槽20に掘削土
を取り込んで攪拌されながら移送する間に土質改良材ホ
ッパ52から土質改良材が供給され、この土質改良材が
土砂と均一に攪拌・混合されて改良土が生成される。こ
の改良土は、排出手段60に移行し、排出用スクリュー
62の作用により外部に排出される。しかも、土砂の供
給量に応じて土質改良材の供給量を制御することにより
混合比が一定となり、かつパドルミキサ21による攪拌
・混合を十分に行うことによって、極めて質の高い改良
土を生成することができる。
【0032】前述した土質改良処理の効率化,迅速化を
図るには、土砂投入ホッパ30に投入された土砂が速や
かに処理槽20内に供給され、処理槽20内には土砂以
外、特に岩石やコンクリート片等のような大きな固形物
が入り込まないようにしなければならない。岩石等が処
理槽20内に入り込むと、パドルミキサ21の作動の円
滑性が損なわれる。極端に大きな固形物が土砂投入ホッ
パ30に投入されないように予め排除するのが好ましい
が、小石等も除いて、完全に処理可能な土砂のみを選別
して土砂投入ホッパ30に投入するようにした場合に
は、フロント作業機構3のバケット18で土砂を掘削し
た後に篩い分けしなければならず、従って処理工程が複
雑になり、処理効率の観点からも好ましいものではな
い。
【0033】以上のことから、掘削土の選別及び篩い分
けを土砂投入ホッパ30で行うようにしている。このた
めに、土砂投入ホッパ30の上部位置には簀の子ユニッ
ト32が装着されている。この簀の子ユニット32は、
投入された掘削土に対して振動を与えることにより土砂
と固形物とを分離するだけでなく、さらに簀の子ユニッ
ト32上に残存した固形物を排除する機能をも発揮す
る。しかも、この簀の子ユニット32の作動は、処理槽
20における土質改良処理の開始に連動して行われるこ
とになる。
【0034】而して、バケット18による掘削土等の土
砂投入ホッパ30への供給が開始して、土質改良処理が
開始すると、パドルミキサ21を作動させて、処理槽2
0内の攪拌を開始する。ただし、土質改良処理の開始直
後において、未だ処理槽20内に土砂が供給されていな
い場合には、所定の時間遅れをもって土質改良材ホッパ
52からの土質改良材の供給を開始する。勿論、既に処
理開始直後から土砂の送りが開始される場合には、土質
改良材ホッパ52からの土質改良材の供給を行う。いず
れにしろ、パドルミキサ21は油圧モータ25により駆
動されるものであるから、パドルミキサ21の回転が開
始すると、油圧モータ25の回転がクランク駆動ギア4
2,チェーン43を介して伝達ギア41にまで伝達され
るから、クランク軸35が回転することになる。クラン
ク軸35が回転すると、その各クランク部38を構成す
る3つのクランク38A,38B,38Cに連結した簀
の子板33が駆動される。各簀の子板33は上下方向の
往復動作と左右方向への往復動作との複合動作を行うこ
とになるが、両端がクランク軸35に連結されており、
回転駆動される側のクランク軸に対して、他方側のクラ
ンク軸は追従回転することから、その動作位置がどの位
置であっても、各簀の子板33は常に水平状態に保たれ
る。
【0035】而して、図14に示したように、簀の子板
33が上下方向に動くことによって、簀の子ユニット3
2の上に投入された土砂及び固形物(以下においては投
入物という)が振動することになる。この振動は、各ク
ランク38A,38B,38Cの上下方向のストローク
の概略1/3であり、かつクランク軸35が1回転する
間に投入物が3回振動することになる。今、クランク3
8Aが図示の位置にあるとすると、このクランク38A
がこの位置から上昇し、上死点位置に至ると下降が開始
し、これに伴って簀の子板33上の投入物も一度上昇し
た後に下降する。これと共にクランク38Bが上昇する
ことになり、クランク38Aとクランク38Bとが同じ
高さ位置になった後には、クランク38Bにより投入物
を上昇させる。そして、クランク38Bが上死点を通過
した後には、投入物は再び下降することになり、この後
にクランク38Cが上昇するから、それがクランク38
Bと同じ位置になると、投入物は再度上昇することにな
る。従って、このように投入物を上下動させることによ
って、それに振動が加えられ、相隣接する簀の子板3
3,33間の隙間P以下の粒径の土砂や粒径の小さな礫
が簀の子ユニット32を通過して処理槽20内に落下
し、それ以上の大きさの固形物は簀の子ユニット32の
上部に残留するように、土砂と固形物とが迅速かつ確実
に分離されることになる。しかも、この投入物に対する
振動は、簀の子板33の上下動によるものであり、枠体
31等を叩動する等というように、外力を加えるもので
はないので、騒音や振動の低減が図られ、かつ枠体31
等の損傷や変形を抑制できる。
【0036】以上のようにして、固形物から迅速かつ確
実に分離された土砂は、処理槽20内において、パドル
ミキサ21の回転により攪拌されながら排出部60側に
向けて移送され、その間に土質改良材供給ホッパ52か
ら供給される土質改良材と混合され、均一に攪拌・混合
されることによって生成された土質改良材が排出部60
から排出されることになる。しかも、この操作は連続的
に行われることから、小型の処理槽20により効率的に
土質改良材が製造できる。また、処理槽20内には固形
物を完全に除去した状態で土砂が供給されるので、パド
ルミキサ21を構成するパドル23,23間やパドル2
3と処理槽20の内面との間に、このパドル23の作動
では破砕できない固形物がかみ込んで、回転軸22の回
転に対する抵抗が異常に高くなったり、またパドルミキ
サ21がロック状態になったりするおそれはない。
【0037】簀の子ユニット32で分離された後に、そ
の上部に固形物が残存したままであると、簀の子ユニッ
ト32の上部が一部覆われた状態になり、さらに投入物
が投入された時に土砂の通過に対する邪魔になる。しか
しながら、この簀の子ユニット32は固形物を土砂投入
ホッパ30の左右いずれかの側部から外部に排出する機
能も発揮する。而して、簀の子板33は前述した上下動
に加えて、左右方向、つまりこの簀の子板33の長手方
向にも往復移動する。ここで、クランクの回転軌跡のう
ち、上部の半円部分では簀の子板33は図中の左方向に
移動し、下部の半円の部位では簀の子板33は例えば図
中における右方向に移動することになる。既に説明した
ように、クランク38A,38B,38Cが投入物と接
触するのは、その動きの軌跡のうちの上死点を中心とし
て両側60°の角度分であり、しかもクランク38A,
38B,38Cが順次接触する。そして、この間におい
ては、図15に示したように、実線の状態から点線の状
態を経て二点鎖線の位置にまで移動する間は、いずれの
クランク38A,38B,38Cも矢印方向の移動軌跡
上を進行するから、前述した簀の子板33の上下動によ
り篩い分けられて上部に残存する固形物はこれらクラン
ク38A,38B,38Cの右方向への順次動きにより
移動させられて、土砂投入ホッパ30の右側の側部から
地面に落下するようにして排除されることになる。この
結果、土砂投入ホッパ30における簀の子ユニット32
の上部には、常に土砂が落下する際の障害物がない状態
に保持されて、円滑かつ効率的な篩い分け機能を有する
状態に保持される。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、土
砂投入ホッパに設置される篩い分け手段に格別の外力を
加えずに、投入土砂から迅速かつ確実に固形物を分離す
ると共に、固形物を簀の子の上から円滑かつ効率的に排
除できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す掘削手段付き土質
改良機械の正面図である。
【図2】フロント作業機構を省略して示す図1の平面図
である。
【図3】図1の左側面図である。
【図4】図1の背面図である。
【図5】本発明の実施の一形態における処理ユニットの
側面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】本発明の実施の一形態における土砂投入ホッパ
及びその上部に設けた簀の子ユニットの平面図である。
【図8】図7の左側面図である。
【図9】図7の正面図である。
【図10】図7のクランク軸の正面図である。
【図11】図10のクランク軸の作動説明図である。
【図12】本発明の実施の一形態を示す土質改良材供給
手段の全体構成図である。
【図13】本発明の実施の一形態における排出手段の構
成を示す正面図である。
【図14】本発明の実施の一形態による簀の子ユニット
の土砂と固形物との間の篩い分け分離機能についての作
用説明図である。
【図15】本発明の実施の一形態による簀の子ユニット
の固形物排除機能についての作用説明図である。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部旋回体 3 フロント作業機構 4 処理ユニット 11 トラックフレーム 20 処理槽 21 パドルミキサ 24 駆動部 25 油圧モータ 30 土砂投入ホ
ッパ 32 簀の子ユニット 33 簀の子板 35 クランク軸 36 主軸部 37 クランクアーム 38 クランク部 38A〜38C クランク 39 連結板 40 軸受 41 伝達ギア 42 クランク駆動ギア 43 チェーン
フロントページの続き (72)発明者 橋本 久儀 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 草木 貴巳 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 佐藤 藤男 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D040 AB07 AC05 CA01 CA03 EB04 4D021 AA01 AB04 AB18 CA04 CB16 DA01 DA13 DA15 EA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部フレームに左右一対の走行体を設け
    た走行車両に、土砂投入ホッパ及び土質改良材ホッパ
    と、これら両ホッパから供給される土砂と土質改良材と
    を攪拌・混合しながら移送する攪拌・混合手段を有する
    処理槽とを備えたものにおいて、前記土砂投入ホッパに
    土砂と固形物とを分離する篩い分け手段を設置し、この
    篩い分け手段は、ホッパ枠に回転自在に設けた主軸に、
    少なくとも2つの方向に向けて延在させた複数のクラン
    ク部を所定のピッチ間隔で連設したクランク軸と、これ
    ら各クランク部に相対回転可能に連結した簀の子部材と
    から構成したことを特徴とする土質改良機械。
  2. 【請求項2】 前記各クランク部はすべて同じ半径の回
    転軌跡上を移動するように構成し、かつ2以上のクラン
    クを組として、各組における各々の位置のクランクの高
    さが同一の順列となるように配置する構成としたことを
    特徴とする請求項1記載の土質改良機械。
  3. 【請求項3】 前記クランク軸を回転駆動するために、
    このクランク軸には回転伝達手段を接続し、この回転伝
    達手段は前記攪拌・混合手段を駆動する油圧モータで駆
    動されるように構成したことを特徴とする請求項2記載
    の土質改良機械。
JP11004290A 1999-01-11 1999-01-11 土質改良機械 Pending JP2000204543A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11004290A JP2000204543A (ja) 1999-01-11 1999-01-11 土質改良機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11004290A JP2000204543A (ja) 1999-01-11 1999-01-11 土質改良機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000204543A true JP2000204543A (ja) 2000-07-25

Family

ID=11580398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11004290A Pending JP2000204543A (ja) 1999-01-11 1999-01-11 土質改良機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000204543A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2379433A (en) * 2001-07-23 2003-03-12 Renby Ltd Self-cleaning grid
CN108160460A (zh) * 2017-12-27 2018-06-15 郑州诚合信息技术有限公司 一种曲轴传动的高效筛沙装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2379433A (en) * 2001-07-23 2003-03-12 Renby Ltd Self-cleaning grid
GB2379433B (en) * 2001-07-23 2005-02-23 Renby Ltd Grid arrangement
CN108160460A (zh) * 2017-12-27 2018-06-15 郑州诚合信息技术有限公司 一种曲轴传动的高效筛沙装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1112958C (zh) 自行式土壤处理机
JP2867235B2 (ja) 自走式土質改良機
JPH10317426A (ja) 掘削手段を備えた土質改良機械
JP2000204543A (ja) 土質改良機械
JP3375574B2 (ja) 土質改良機械の土砂ホッパ及び自走式土質改良機械
JP4108952B2 (ja) 自走式土質改良機
JP2002097663A (ja) 自走式土質改良機及び予解砕装置
JP2641849B2 (ja) 泥土モルタルに混練する掘削土の処理方法及びその装置
JP2000230231A (ja) 自走式土質改良機械
JP3769485B2 (ja) 自走式土質改良機及び架橋防止装置
JPH11229370A (ja) 掘削手段を備えた土質改良機械
JP3375556B2 (ja) 土質改良システム
JP3375577B2 (ja) 土質改良機械の土砂ホッパ及び自走式土質改良機械
JP2001336174A (ja) 土質混合改良機
JP2003170118A (ja) 土砂用篩い装置及び自走式土質改良機
JP2002070064A (ja) 自走式土質改良機および自走式土質改良機用混合装置
JP2001207441A (ja) 自走式土質改良機械
JP3375582B2 (ja) 自走式土質改良機械
JP2001342621A (ja) 自走式土質改良機及び自走式土質改良機用混合装置
JP4454143B2 (ja) 自走式土質改良機及び自走式土質改良機の混合装置
JP2000129667A (ja) 土質改良機械
JP2000104243A (ja) 自走式土質改良機械
JP3375558B2 (ja) 自走式土質改良機械
JP2002086009A (ja) 脱水ケーキ細粒化システム及び自走式混合解砕機械
JP2001038396A (ja) 泥土固化処理装置