JP4915629B1 - 見開き型防寒手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の手袋では、指に怪我をして包帯を巻いた状態での着装は不可能であった。また指袋に工夫をしたものであっても、本体部の筒状の挿入口に患部を通さなければならず、患部に無理な圧力を掛けず、また巻いた包帯を乱すことなく着脱することは困難であった。
本発明は患部を筒や孔に通して手袋を嵌めるのではなく、患部をあてがって手袋を巻くという発想の、見開き型防寒手袋を提供する。
【解決手段】手袋の挿入口の縁より、側面から指の付け根に沿ってカットし、反対側側面を残して大きな見開き状にした、手袋の表裏を分けた構造を特徴とする、見開き型防寒手袋。
【選択図】図1

Description

本発明は、手指に怪我をしている状態においても患部を加圧することなく、また包帯を巻いた状態のままでも、包帯を乱すことなく着脱することを可能とした、見開き型防寒手袋に関するものである。
従来、手袋といえば筒状の入り口へ指先より挿入し、更に指袋に其々の指を挿入し、嵌めていた。また親指のみが独立した指袋を持ち、他4本の指を一つの袋に納めるミトン型がある。他に指袋部分に工夫を凝らした物で、指袋先端に孔をあけ指袋を伸縮させて指先を露出させるものや、指の付け根にスリットを入れ、指を露出させるもの、また指袋を取り外し可能にしたもの等がある。
しかしこれらは包帯を巻いた所謂怪我人用に考えられたものではなく、主に手袋を嵌めたまま指先の細かい操作を可能にするために考えられたものである為、実際、怪我人用に特化した防寒手袋は存在しない。
怪我人用ではないが、指先に障害を持つ方に対応したもので、親指を含めた掌までの本体部と、その他4本の指部分とを分け、本体部と其々の指袋を伸縮自在な帯状の弾性体にて接続されたものがある。(特許文献1参照)
実用新案登録第3136766号
通常の手袋では、指を怪我して包帯を巻いた状態での装着は、指袋への挿入を要することにより不可能であった。
包帯を巻いた指のみを手袋より露出させることが望ましいが、現存する指袋部分に工夫を凝らした物では、手袋の入り口が筒状であり、その挿入口より指先から手を入れ、更に指の付け根部分に設けたスリットや孔から包帯を巻いた指を露出させることは難しく、仮に無理して装着したとしても、包帯は乱れ、また着脱時に患部への無理な加圧が生じてしまう。またミトン型では患部である指が他の指と共に一つの袋に納められてしまうので、例えば自転車やバイクのハンドルや傘の柄等を握る時は、他の指と連動して屈曲させねばならない。
親指を含めた掌全体を覆う本体部と指袋部分とを分けて、開口部よりその他4本の指を露出させた後、本体部に接続された指袋をそれぞれの指に嵌めていくもの(特許文献1)であれば、親指以外の指に関しては包帯を巻いた状態でも対応はできるが、やはり着脱する際には本体部の筒状の入り口に患部である指先を通さなければならず、入り口を大きく広げ慎重に着脱しなければ、患部に触れてしまうことや包帯を乱してしまうことが考えられる。また親指に怪我をして包帯を巻いた状態では着装することは不可能であり、手の甲を怪我して包帯を巻いた状態においては、本体部に手を出し入れする際、患部を加圧してしまい着脱が困難であると考えられる。
何れも包帯を巻いた状態での使用を目的に考えられたものではないので、基本的には、まず手袋に手を入れて嵌める構造である。
患部に無理な圧を掛けず、それ故に包帯を乱してしまうこともなく着脱するには、手を入れて嵌めるのではなく、手をあてがって巻く構造が望ましい。
本発明は以上の問題点を解決するものである。
手袋の小指側の側面を手袋の挿入口の縁から小指の付け根まで切り込み、そのまま掌側の指の付け根に沿って切り込みを続け、親指の付け根を超えて手首までを大きくカットする。
これにより手袋は親指側の側面の手首から挿入口の縁までを軸とした、見開き状となる。
掌部分と指部分の上下を分ける構造ではなく、掌部分と指部分を含めた手の甲部分との表裏を分けた構造である。
例えば左手の場合、見開いた状態での軸より左側すなわち掌側には、見開きを閉じたときの隙間を埋めるためのマチを設け、軸より右側すなわち指袋を含めた手の甲側の開口部より、マチを設けた分やや大きくなる。
また指の付け根部分の切り込みは、着装時に露出させる包帯を巻いた指の付け根に余裕を持たせるため、直線ではなく指先に向けての山型の曲線にてカットする。これに準じて見開いた掌側に設けるマチの指の付け根にあたる部分は山型とする。
軸より左側の見開いた掌側の端と、軸より右側の側面は、見開きを閉じた際に重なり合う部位である為、この位置にマジックテープやホック等の留め具を設ける。また山型にしたマチも見開きを閉じた際には重なり合う部位であるので留め具を設けることも可能である。
以上の構成よりなる見開き型防寒手袋。
見開き型にしたことにより手袋本体には筒状の挿入口が存在せず、怪我や骨折をして包帯を巻いた状態であっても患部に無理な圧力を掛けることなく、また巻いた包帯を乱すことなく手袋を脱着することができる。
見開いた状態の手袋である為、手袋に存在する筒状の挿入口は五つの指袋であり、その指袋に挿入する指は包帯を巻いた指以外の4本である為、患部である指は筒や孔に通すことを必要とせず、手袋にあてがい、見開きを閉じることで装着することができる。
患部である指のみを露出させ、他4本の指や掌、手の甲、手首は手袋に覆われているため、冬の冷たい外気に晒されることなく、通勤あるいは通学することができる。
また指の付け根部分のカットを山型にしたことで、露出させた指にはある程度のゆとりがあり、関節を圧迫することなく、他4本の指でハンドルや柄などを握ることができる。
指だけではなく、手の甲の怪我により包帯を巻いた状態においても、手袋に手を通して嵌めるのではなく、手をあてがって手袋を巻く構造により、患部に無理な圧力を掛けず包帯も乱すことなく着脱できる。
怪我人だけではなく、指曲がり症の方や手や指に障害があり自由に動かすことが困難な方にも、指を入れた後、掌部を巻く構造の為、着脱しやすい。
本発明、左手の見開き状態の掌を正面に見た図 図1の見開きを閉じた図 本発明、左手の装着過程を示す図 本発明、左手の装着状態を示す図
以下、本発明の実施の形態を左手の例にて説明する。
(イ)手袋の小指(2)側の側面を挿入口の縁(1)より小指(2)の付け根に向けてカットし、そのまま指の付け根部分(3)に沿ってカットを続け、親指(4)の付け根を超えて手首部に達するところまでを大きくカットする。
(ロ)カットしたことで親指(4)側の側面と挿入口の縁(1)で繋がった部分を軸(点線Z)として手袋は筒状から見開き状となる。
(ハ)見開きの軸(点線Z)より右側の指袋を含めた手の甲側を本体部(A)とし、見開きの軸(点線Z)より左側の掌側を見開き部(B)として説明を続ける。
(ニ)本体部(A)の指の付け根部分(3)のカットは直線ではなく山型の曲線とし、見開き部(B)のマチ(5)もそれに準じて山型となる。
(ホ)見開き部(B)の端は見開きを閉じた際に本体部(A)と重なり合う部位である為マジックテープ等の留め具(6)を設ける。またマチ(5)も本体部(A)の指袋に重なり合う部位の為、ホック等の留め具(7)を設けることでより外気を防ぐ効果は増す。
本発明は以上のような構造である。
本発明の使用方法を、図3及び図4を参照して左手中指を患部とした例にて説明する。
まず本体部(A)の5本の指袋の内、患部である中指(8)以外の指を挿入し本体部(A)に手(9)をあてがい、見開き部(B)を閉じる。閉じた際、見開き部(B)の端は本体部(A)の小指側の手の甲に重なり合い、見開き部(B)の端に設けたマジックテープ等の留め具(6)にてしっかりと留める。更に指袋とそれに重なり合うマチ(5)に設けたホック等の留め具(7)を患部である中指以外に留めることで風防効果を増すことができる。
1 挿入口の縁
2 手袋の小指
3 手袋の指の付け根部分
4 手袋の親指
5 マチ
6 マジックテープ等の留め具
7 ホック等の留め具
8 患部である中指
9 手
Z 見開きの軸
A 本体部
B 見開き部

Claims (1)

  1. 手袋の小指側の側面を挿入口の縁より小指の付け根に向けてカットし、そのまま指の付け根部分に沿ってカットを続け、親指の付け根を超えて手首部に達するところまでを大きくカットし、親指側の側面と挿入口の縁で繋がった部分を軸として、手袋を筒状から見開き状にし、軸より指袋を含めた手の甲側を本体部とし、軸より見開いた掌側を見開き部とし、本体部の指の付け根部分のカットを直線ではなく指先に向けた山型の曲線とし、見開き部の指袋に重なる部分に山型のマチを其々設け、ホック等の留め具を施し、本体部と重なり合う見開き部の端に、マジックテープ(登録商標)等の留め具を設けた見開き型防寒手袋。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5328449A (en) * 1992-11-19 1994-07-12 Wells Lamont Wound dressing for the hands
US5444874A (en) * 1994-02-23 1995-08-29 Samelian; John K. Easy access hand covering
JP2004270065A (ja) * 2003-03-07 2004-09-30 Masanori Yamamoto 防水ファスナー付きゴム手袋
JP2008540869A (ja) * 2005-05-18 2008-11-20 シージップ・ホールディングス・エルエルシー 畳み込み式ハンドカバーシステム

Patent Citations (4)

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