JP2021185276A - ウイルス付着を防止する手指用のミニ防護サック - Google Patents
ウイルス付着を防止する手指用のミニ防護サック Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 本発明は携帯且つ着脱が容易で着用する右または左および双方の手指をウイルスの付着から防止するための防護サックを新規に提供することを課題とする。【解決手段】 本発明は手のひらに当たる平面とその先部上に親指と人差し指から小指までの4本の指を分け入れするサック部と、平面の両側にバンドとバンド止めのボタン片を設けてミニ防護サックにして課題を解決する。【選択図】図1
Description
この発明は病気を感染させるウイルスの付着を防止する手指用のミニ防護サックについてのもので、不特定多数の人が乗る電車,バス内の吊り革や手摺りをはじめ、エスカレーターのベルト,コンビニエンスストアの冷蔵庫の開閉ノブ・ドアノブ,ショッピングカゴ・カートなどを手指にてさわることで、このウイルスが手指に付着しないかという不安がある。本発明は物にさわる利き手などの手指をウイルスの付着とそのおそれ,不安を解消するためのミニ防護サックに関するものある。
この種のものとしては実用新案登録第3153312号公報がある。この公報は手の甲の側で手首から親指の付け根までと他の4本の指の第三関節までの部分を切り欠いた手袋を提案している。
実用新案登録第3153312号公報
しかしながら、上記の手袋は5本の指を5個の指形サックにはめる構成によって、着用した手から抜き外す際に他方の手の助けを借りねばならず、この際に双方の手が接触してそれぞれにウイルスが付着したり、そのおそれが生ずるという課題がある。
本発明は手のひらに当たる平面素材の両端に2つのサック部を設けて、この2つのサック部に親指と人差し指以下の4本の指を分け入れて、握り圧にて2つのサック部を寄り合わせるようにして物をつかみ、握り圧を解くと2つのサック部は自然に元形に戻って難なく手指を抜き外し得るようにして、上記公報の課題を解決するようにしたのである。
本発明は2つのサック部に親指と他の4本の指を分け入れることで、手指の握り圧を利用して2つのサック部の寄り合わせとその解除ができるという効果を生ずる。
2つのサック部に指を分け入れて物を握るなどすることで、着用した手指にウイルスの付着が生じないという効果を生ずる。
手指の握り圧を解くことで2つのサック部は寄り合わせが解けて手指を難なく抜き外し得ることで他方の手指もウイルスの付着がないという効果を生ずる。
きわめて簡単な構造によって、安価にて提供することができるという効果を生ずる。
本発明のミニ防護サックは簡単に洗浄し乾燥することができて、常に清潔な状態にて繰り返し使用することができるという効果を生ずる。
本発明は小型で且つ折り畳むことができることで、携帯しやすく、夏季,湿気の多い季節も快適に着用することができるという効果を生ずる。
1は平面
2aは第1サック部
2bは第2サック部
2cは細帯
2dは平面体
2eはサック部
2fは親指用のサック部
3aは止穴片
3bはボタン片
3cはバンド
4,4a,4b,4cはミニ防護サック
5はすべり止め用の突子
2aは第1サック部
2bは第2サック部
2cは細帯
2dは平面体
2eはサック部
2fは親指用のサック部
3aは止穴片
3bはボタン片
3cはバンド
4,4a,4b,4cはミニ防護サック
5はすべり止め用の突子
本発明は手のひらに合わせた長方形状の平面素材の長手方向の両端に2つのサック部を設け、一方のサック部に人差し指から小指までの4本の指の指先から第2関節付近までを出し入れするようにし、他方のサック部に親指を出し入れするようにして、手指のミニ防護サックを形成する。
吊り革などを握る際にポケットなどからミニ防護サックを取り出して、右手または左手さらには両手の手指を2つのサック部に分け入れて着用し、吊り革などを握るようにする。すると手指の握り圧により2つのサック部は寄り合って吊り革などを両サック部の外面にてつかみ握ることになり、着用した手指は吊り革などに全く触れないことになる。
ミニ防護サックを抜き外すときは手指の握り圧を解くのである。すると2つのサック部は寄り合わせを解いて元位置に自然に戻って手指を難なく抜き外し得ることになる。この間に他方の手指の助けを殆んど必要としないことで両手の手指はウイルスの付着とそのおそれが生じないことになる。
材質としては皮革,合成皮革,木綿,化学繊維,ポリプロピレン等、特に弾撥屈伸性を有す薄いシリコンゴムが適当している。金属製のフックなどと違い、柔軟性,弾性を具備する材料を用いることでさわる物を傷つけたりするおそれは生じないことになる。
なお、ミニ防護サックは平面素材の長手側の両端に止穴片とボタン片を設けて内折りしてボタン止めすることで、さらに小型になって携帯を便利にする。同時に物に触れた面を内側に隠すことで他物に触れないようにする。
図1乃至図3は本発明の第1実施例であって、薄いシリコンゴム素材にて手のひらに当たる平面1とその長手側の両端に第1サック部2aと第2サック部2bおよび止穴片3aとボタン片3bを設けたミニ防護サック4を一体形成する。
第1サック部2aと第2サック部2bは手指を出し入れしやすいように甲丸形(図3)などにてふくらみを持たせて形成することもある。
電車,バス内の吊り革などを握る際はミニ防護サック4をバッグ,ポケットなどから取り出してボタン止めを解いて展開して第1,第2サック部2a,2bに親指と他の4本の手指を分け入れて着用し、吊り革などをつかみ握ることになり、着用した手指は吊り革などに触れないのでウイルスの付着とその不安が生じないこととなる。
吊り革などの握りを解いてミニ防護サック4を手指より抜き外すときは手指の握り圧を解くのである。すると第1,第2サック部2a,2bは寄り合いを解くとともに、弾撥屈伸性の作用の加わりもあって元の平面位置に自然に戻るので、手指は難なく抜き外し得ることになる。
抜き外したミニ防護サック4は図2に示すように第1,第2サック部2a,2bを外にして2つ折りして止穴片3aにボタン片3bのボタンをはめて固定してバッグ,ポケットなどに入れて携帯するのである。物にさわった面を内側にして折り畳むことでたとえウイルスが付着していたとしてもバッグ,ポケットなどに移り付くおそれははないことになる。
なお図中の符号5は平面1に設けた滑り止め突子である。滑り止め突子5は内外両面に設けることもあり、または設けないこともある。
なお図中の符号5は平面1に設けた滑り止め突子である。滑り止め突子5は内外両面に設けることもあり、または設けないこともある。
図4乃至図7は本発明の第2実施例であって、薄いシリコンゴム素材にて手のひらの先半部に当たる大きさの平面1と、その先部上に人差し指から小指までの4本の指の指先から第二関節付近までを揃えて弛るく出し入れすることができる細帯2cとその上に半円形の平面体2dを被せた形の半円形状のサック部2eを設け、且つ平面1の一側中間に止穴片3aを設けたバンド3cを設け、他側の中間にバンド止め用のボタン片3bを設けてウイルス付着防止用のミニ防護サック4aを一体成形する。
ミニ防護サック4aはサック部2eを外にしてコンパクトに折り畳んでバンド3c止めしてバッグ,ポケットなどに収納して携行し、電車の吊り革や手摺り、エスカレーターのベルト,ドアノブその他の物を握ったり、触れたりする前に取り出して利き手などの物にさわる側の手指に嵌めてバンド3c止めして着用し、ミニ防護サック4aの外面にて物に触れるようにしてウイルスが手指に付着しないようにする。また付着しない安心感がもたらされるようにする。なおミニ防護サック4aは外出する際にあらかじめ利き手などに着用することもある。
ミニ防護サック4aを抜き外す際は他方の手にてバンド3cのバンド止めを解くのみにて弾撥屈伸作用により4本の指はサック部2eより容易に抜き外すことができて、この際に他方の手との間で接触することがないことで、どちらの手にもウイルスが付着することがないことになる。
外したミニ保護サック4aは図5(b)に示すようにサック部2を外側にして折り畳んでバンド止めしてバッグ等に収納して携行するのである。なお、内折りしてバンド止めするかわりに収納袋・収納箱(図示してない)に入れて携行することもある。
ミニ防護サック4aは薄いシリコンゴム製によって、自宅その他の適宜の場所で簡単且つ素早く洗浄し乾かすことができる。
なお、ミニ防護サック4aの手のひらに当たる平面1は図6(a)(b)に示すように外面または内面の両面に滑り止め突子5を多設することもある。
また、サック部2は図7に示すように甲丸形にして体裁を整えることもある。
また、サック部2は図7に示すように甲丸形にして体裁を整えることもある。
図8は本考案の第3実施例であって、平面1を手首側に延長して、延長部の一方に親指を出し入れするサック部2fを設け、同時にバンド3cとバンド止めのボタン片3bの位置を延長側に移動して防護サック4bとしたもので、この親指を出し入れするサック部2fは右手用としては左側に、左手用としては右側に設けるのである。親指が使えることで5本の指で活動することができることになる。その他の構成と作用は第1実施例と同じである。
図9は第3実施例であって、ミニ防護サック4cを平面1とバンド3cおよびバンド止め用のボタン片3bのみにて形成したもので、より一層コンパクトになる。その他の構成と作用は第1実施例と同じである。
第1乃至4実施例を通じて本発明のミニ防護サックは手のひらの手首側と手の甲を広く開放していることで、暑い夏場、湿気の多い季節でも無理なく快適に着用することができるということになる。また洗浄も容易なため、反複して使用することができる。
なお、ミニ保護サックは、例えば目立たないように肌色に近い色に着色したり、またはパステルカラーや絵柄を施こしてファッション性を付加することもある。
本発明は、物にさわる・握るなどの活動をする手指にウイルスが付着することとそのおそれを防止することで広く利用されるものとなる。
Claims (4)
- 手のひらに当たる平面素材の長手側の両端に2つのサック部を設けて、着用する手の親指と人差し指以下4本の指を分け入れて、手指の握り圧により2つのサック部を寄り合わせて物をつかみ握るようにして着用した手の手のひらと手指にウイルスの付着が生じないようにしたことを特徴とするウイルス付着を防止する手指用のミニ防護サック。
- 手のひらの先半部に当たる平面とその先部上に人差し指から小指までの4本の指の指先から第二関節付近までを弛るく出し入れするサック部を設け、バンドの巻き止めにて着用して物にさわる手指にウイルスが付着しないようにした請求項1に記載のウイルス付着を防止する手指用のミニ防護サック。
- 平面を手首側に延長して4本の指を出し入れするサック部のほかに親指を出し入れするサック部を設けた請求項2に記載のウイルス付着を防止する手指用のミニ防護サック。
- 手のひらに当たる平面とその両側にバンドおよびバンド止めの突子片のみにてミニ防護サックとする請求項2に記載のウイルス付着を防止する手指用のミニ防護サック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020090272A JP2021185276A (ja) | 2020-05-25 | 2020-05-25 | ウイルス付着を防止する手指用のミニ防護サック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020090272A JP2021185276A (ja) | 2020-05-25 | 2020-05-25 | ウイルス付着を防止する手指用のミニ防護サック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021185276A true JP2021185276A (ja) | 2021-12-09 |
Family
ID=78815723
Family Applications (1)
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JP2020090272A Pending JP2021185276A (ja) | 2020-05-25 | 2020-05-25 | ウイルス付着を防止する手指用のミニ防護サック |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021185276A (ja) |
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2020
- 2020-05-25 JP JP2020090272A patent/JP2021185276A/ja active Pending
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