JP2008045224A - 防寒手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】手袋体に収納部を設け、この収納部に連設状態にして防寒機能が得られる被覆体を収納した構成の防寒手袋において、収納部からの被覆体の出し入れ操作の操作性を向上させること。
【解決手段】手袋体1の裾部10の側部を分断すると共に、甲部側の分断端部10Bと掌部側の分断端部10Cとをまち部11を介して連設して、このまち部11を畳むことで裾部10を手袋体1内に挿入した手首T周囲に沿設した状態とし得、このまち部11を開くことで甲部側の裾部10に設けた出入口部4を前記手袋体1に挿入した手首Tに対して外側に離反した状態とし得るように構成し、前記まち部11を畳んだ状態を保持する保持手段5を備え、この保持手段5を解除することで前記まち部11を開くことができる構成とした防寒手袋。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、スキー用やスノーボード用や登山用に適した防寒手袋に関するものである。
出願人は、この種の防寒手袋として、特開2004−360119号(特許文献1)を提案している。
この特許文献1を簡単に説明すると、手袋体の甲部分に収納部を設け、この収納部内に、手袋体の指先から裾部に至るまでの略全体を被覆し得るミトン形の被覆体を出し入れ自在に収納配設すると共に、この被覆体は手袋体若しくは収納部に対して分離することなく連設状態に設けた構成である。
そして、このように構成した特許文献1によれば、収納部内に被覆体を邪魔にならないように収納しておくことができるために、オーバーミトンと称される従来の防寒具のように防寒手袋と別個に携帯しておくような手間がなく、また、収納部は、手袋体の甲部分に設けられているため、手袋体の掌部分は従来の防寒手袋と同様の作業性・機能性を発揮することになり、しかも、単に、収納部内から被覆体を取り出して手袋体の指先から裾部に至るまでの略全体を被覆するだけの簡単な操作で手袋体の略全体に対して防寒性を付与することができるし、この際、手袋体若しくは収納部に対して被覆体が連設しているために、落として紛失するようなこともないなど、極めて実用的であった。
特開2004−360119号公報
本発明は、この特許文献1の実用性を更に追求した改良出願に係るもので、収納部からの被覆体の出し入れ操作の操作性を一層向上させた防寒手袋を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
手袋体1の甲部分に収納部2を設け、この収納部2内に、手袋体1の指先から裾部10に至るまでの略全体を被覆し得る被覆体3を収納配設し、この手袋体1の甲部分の裾部10に、この裾部10の裾縁10Aに沿った手首T周り方向に開口幅を有し且つこの裾部10の外部と前記収納部2の内部とを連通する開閉自在な出入口部4を設けて、この出入口部4を開放した連通開口部4Aを介して前記収納部2より前記被覆体3を出し入れし得るように構成し、この被覆体3を、前記裾部10若しくは前記収納部2に対して分離することなく連設状態に設けた防寒手袋において、前記手袋体1の裾部10の側部を分断すると共に、甲部側の分断端部10Bと掌部側の分断端部10Cとをまち部11を介して連設して、このまち部11を畳むことで裾部10を手袋体1内に挿入した手首T周囲に沿設した状態とし得、このまち部11を開くことで甲部側の裾部10に設けた前記出入口部4を前記手袋体1に挿入した手首Tに対して外側に離反した状態とし得るように構成し、前記まち部11を畳んだ状態を保持する保持手段5を備え、この保持手段5を解除することで前記まち部11を開くことができる構成としたことを特徴とする防寒手袋に係るものである。
また、前記手袋体1の裾部10の側部を分断してこの裾部10の甲部側の分断端部10Bを手袋体1の側方へ向けて延設すると共に、この甲部側の分断端部10Bたる側方延設部10Bの延設端部にまで前記出入口部4を延設してこの出入口部4を開放した際の前記連通開口部4Aの開口幅を拡大せしめ、この側方延設部10Bと掌部側の分断端部10Cとを前記まち部11を介して連設する構成としたことを特徴とする請求項1記載の防寒手袋に係るものである。
また、前記手袋体1の甲部分に、この手袋体1の外部と前記収納部2内部とを連通する開閉自在な補助開閉部6を設け、開放したこの補助開閉部6を介して収納部2内の前記被覆体3の収納状態を修正し得るように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の防寒手袋に係るものである。
また、前記被覆体3は伸縮性を有する構成とし、この伸縮性を有する被覆体3の裾部の一部を、前記収納部2内の前記連通開口部4A近傍に連設する構成とするか、若しくは前記収納部2内の前記連通開口部4A近傍に、伸縮性を有する連設部7を介して前記被覆体3の裾部の一部を連設する構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の防寒手袋に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、前記特許文献1の作用・効果に加えて、保持手段を解除してまち部を開くことで、手首に沿設していた甲部側の裾部を、手首に対して外側に離反した状態とすることができ、これにより裾部に設けた出入口部の連通開口部を手首に対して外側方向だけでなく手首の内側方向へも広げることができるため、たとえ、手袋体を手に装着した状態であってもこの連通開口部は非常に大きく開放することができ、この大きく開放する連通開口部から被覆体の出し入れ操作を容易に行うことができる極めて実用性に秀れた防寒手袋となる。
また、請求項2記載の発明においては、連通開口部の開口幅を側方延設部の延設端部にまで拡大したため、まち部を開いて甲部側の裾部を手首に対して外側に離反した状態とした際にこの連通開口部を更に大きく開放することができて、この連通開口部からの被覆体の出し入れ操作を一層容易に行うことができる実用性に秀れた構成の防寒手袋となる。
また、請求項3記載の発明においては、収納部内での被覆体の収まりが悪い場合に、補助開閉部を開放して被覆体の収納状況を簡単に収まり良く修正することができる一層実用性に秀れた構成の防寒手袋となる。
また、請求項4記載の発明においては、被覆体若しくはこの被覆体を収納部内の前記連通開口部近傍に連設する連設部が伸縮するので、被覆体の手袋体への着脱操作が非常に容易に行われる一層実用性に秀れた構成の防寒手袋となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
通常は、収納部2内に被覆体3を邪魔にならないように収納しておくことができる。従って、オーバーミトンと称される手袋に重ね装着する従来の防寒具のように、防寒手袋と別個に携帯しておく手間がない。
また、収納部2は、手袋体1の甲部分に設けられているため、被覆体3が収納状態であっても手袋体1の掌部分には何も影響がなく、この掌部分は従来の防寒手袋と同様の作業性・機能性を発揮する。
指先などが寒いときには、出入口部4を開放した連通開口部4Aを介して収納部2内から被覆体3を取り出し、この被覆体3で手袋体1の指先から裾部10に至るまでの略全体を被覆することで、手袋体1の略全体に対して防寒性を付与向上させることができる。
また、この際、手袋体1の裾部10若しくは収納部2に対して連設する被覆体3は、万一手袋体1から外れてしまっても落として紛失するようなことはない。
また、収納部2から被覆体3を取り出す際、保持手段5を解除してまち部11を開くと、手首Tに沿設するように湾曲した状態(図5の状態)となっている甲部側の裾部10を、手首Tの周囲(甲部分)に対して外側に離反するように(持ち上げるように)操作することが可能となり、この甲部側の裾部10が手首Tに対して外側に離反した状態で甲部側の裾部10に設けた出入口部4を開放すると、たとえ、手袋体1を手に装着した状態であっても、図6に示すように、甲部分の裾部10Aが手首Tから離れていることで連通開口部4Aを手首Tに対して外側の方向にだけでなく手首Tの内側の方向へも広げることができるため、図5の状態のように裾部が手首Tに対して外側に離反できない場合と比べて本発明の出入口部4は連通開口部4Aを非常に大きく開放することができ、この大きく開放することができる連通開口部4Aから被覆体3の取り出し操作を容易に行うことができる。
また、同様にして、大きく開放できる連通開口部4Aから収納部2への被覆体3の収納操作も容易に行うことができる。
また、例えば、前記手袋体1の裾部10の側部を分断してこの裾部10の甲部側の分断端部10Bを手袋体1の側方へ向けて延設すると共に、この甲部側の分断端部10Bたる側方延設部10Bの延設端部にまで前記出入口部4を延設してこの出入口部4を開放した際の前記連通開口部4Aの開口幅を拡大せしめ、この側方延設部10Bと掌部側の分断端部10Cとを前記まち部11を介して連設する構成とすれば、連通開口部4Aの開口幅が拡大したことで、前記まち部11を開いて甲部側の裾部10を手首Tに対して外側に離反した状態とした際にこの連通開口部4Aを更に大きく開放することができるので、この連通開口部4Aからの被覆体3の出し入れ操作を一層容易に行うことができる。
また、被覆体3の出し入れ操作を行わない際には、前記まち部11を畳み、この状態を保持手段5により保持することで、勝手にまち部11が開放するようなことなく、裾部10の手首Tへの装着感を良好に確保することができる(図5参照。)。
尚、請求項1中の「手首T」なる記載は、人体の手首そのものだけを意図したものではなく、スキーウェアや衣服などを着用することでこれらに覆われた状態の手首をも含む意味合いで用いている。
また、例えば、前記手袋体1の甲部分に、この手袋体1の外部と前記収納部2内部とを連通する開閉自在な補助開閉部6を設け、開放したこの補助開閉部6を介して収納部2内の前記被覆体3の収納状態を修正し得るように構成すれば、収納部2内での被覆体3の収まりが悪く、手袋体1若しくは裾部10の甲部分が局所的に大きく膨らんだりして装着感や体裁を損ってしまっているような場合に、補助開閉部6を開放して被覆体3の収納状況を簡単に収まり良く修正することができ、一層実用的となる。
また、例えば、前記被覆体3は伸縮性を有する構成とし、この伸縮性を有する被覆体3の裾部の一部を、前記収納部2内の前記連通開口部4A近傍に連設する構成とするか、若しくは前記収納部2内の前記連通開口部4A近傍に、伸縮性を有する連設部7を介して前記被覆体3の裾部の一部を連設する構成とすれば、被覆体3を手袋体1に被覆する際も、取り外す際も被覆体3若しくは連設部7が伸縮するので、この被覆体3の手袋体1への着脱操作を非常に行い易く、一層実用的となる。
本発明の具体的な実施例1について図1〜図7に基づいて説明する。
本実施例は、図1に示すような、スキー用としてもスノーボード用としても登山用としても使用できる、五本指タイプであって、手袋体1の手首部分から腕方向へ筒形状に延設する裾部10を備えたグローブ(防寒手袋)に適用している。
本実施例では、手袋体1の甲部分から裾部10にかけて収納部2を設け、この収納部2内に、手袋体1の指先から裾部10に至るまでの略全体を被覆し得るミトン形の被覆体3を出し入れ自在に収納配設すると共に、この被覆体3は手袋体1若しくは収納部2に対して分離することなく連設状態に設けている。
具体的には、手袋体1の甲部分の外地と内地とを縫合せずにこの外地と内地との間に隙間を生じ得るように構成し、この外地と内地とに生じさせた隙間を前記収納部2としている。即ち、収納部2は、手袋体1の甲部分に内装した構成としている。
また、この収納部2は、手袋体1の甲部分から裾部10に至るまでの略全域に内装した構成とし、この手袋体1の甲部側の裾部10の表面に、この手袋体1外部と前記収納部2内部とを連通する開閉自在な出入口部4を設け、この出入口部4を開放した連通開口部4Aを介して収納部2より前記被覆体3を出し入れし得るように構成している。
本実施例の出入口部4は、図1に示すように、甲部側の裾部10の裾縁10Aの近傍にしてこの裾縁10Aに沿った手首T周り方向に長さを有する一文字状の開口部に形成し、この一文字状の出入口部4をファスナー4Bにより開閉する構成とし、簡単に開閉操作を行えるようにしている。
尚、この収納部2には、被覆体3と同時に他の用品を収納したり、保温性を高めるために携帯用カイロなどの保温剤を収納したりすることもできる。
また、本実施例の被覆体3は、図2,図4に示すように、五指が全て包まれると共に、手袋体1の裾部10までもが略完全に覆われる二本指タイプのミトン形に形成している。即ち、この被覆体3は、オーバーミトンと称される手袋に重ね装着して防寒性を向上させる防寒具と同様の構成である。
また、この被覆体3の手首部分には、ゴムなどの伸縮素材を縫製して伸縮性を付与し、この被覆体3を前記手袋体1に被覆した際にこの被覆体3の手首部分の伸縮部3Aが手袋体1の手首部分にフィットして装着感を良好に保持し、簡単に被覆体3が外れてしまうことのない構成としている。尚、この被覆体3の手首部分に締付ベルト等の締付具を設けることで装着感を保持する構成としても良いが、本実施例のように伸縮部3Aを設ける構成の方が、収納部2内に収納する際に嵩を生じにくく(収納し易く)、実用的である。
また、この被覆体3の裾縁の甲部側に帯状の連設部7の一端部を縫着し、この連設部7の他端部を前記収納部2内の前記連通開口部4A近傍に縫着して被覆体3を手袋体1の収納部2に連設した構成としている(図2,図3参照。)。
また、この収納部2と被覆体3とを連設する連設部7は、伸縮性を有する素材製(例えばゴム製)とし、この連設部7を伸ばすことで容易に被覆体3を手袋体1に被覆したり、取り外したりすることができる構成としている。
尚、例えば、被覆体3を伸縮性を有する素材(生地)で構成し、この伸縮性を有する被覆体3の裾縁を前記収納部2内の前記連通開口部4A近傍に縫着することで被覆体3を手袋体1の収納部2に連設した構成として、この被覆体3自身がもつ伸縮性により、前記した伸縮性を有する連設部7により連設した構成と同等の、手袋体1に対する被覆体3の着脱容易性が発揮される構成としても良い。
また、本実施例では、前記手袋体1の裾部10の側部を分断すると共に、甲部側の分断端部10Bと掌部側の分断端部10Cとをまち部11を介して連設して、このまち部11を畳むことで裾部10を手袋体1内に挿入した手首T周囲に沿設した状態とし得、このまち部11を開くことで甲部側の裾部10と共にこの甲部側の裾部10に設けた前記出入口部4を前記手袋体1に挿入した手首Tに対して外側に離反した状態とし得るように構成している。
具体的には、図1,図2に示すように、前記手袋体1の裾部10の側部を分断してこの裾部10の甲部側の分断端部10Bを手袋体1の側方へ向けて延設すると共に、この甲部側の分断端部10Bたる側方延設部10Bの延設端部にまで前記出入口部4を延設してこの出入口部4を開放した際の前記連通開口部4Aの開口幅を拡大し、この側方延設部10Bと掌部側の分断端部10Cとをまち部11を介して連設する構成としている。
更に詳しくは、裾部10の左右側部のいずれか一方(図面では右手用手袋体1の甲側から見て左側部)を分断し、この分断端部間にまち部11を設けている。
そして、この左側部のまち部11を開くことで裾部10の筒径を広くすることができると共に、側方延設部10Bを手袋体1内に挿入した手首Tに対して持ち上げるように(外側に離反するように)操作することができるように構成している。
従って、前記収納部2から前記被覆体3を取り出す際にまち部11を開くことで、図5のように手首Tに沿設状態となっている甲部側の裾部10を、図6のように手首Tに対して外側に離反した状態とすることができ、この際、甲部側の裾部10が手首Tから離れることで連通開口部4Aを手首Tに対して外側の方向にだけでなく手首Tの内側の方向へも広げることができるため、このように甲部側の裾部を手首から大きく外側に離すことができず、裾部が常に手首周り方向に沿った湾曲状となる従来の手袋に出入口部4を設けた場合と比べて本実施例の連通開口部4Aは非常に大きく開放することができ、しかも、この甲部側の裾部10の側方延設部10Bの延設端部にまで出入口部4が形成されているため連通開口部4Aの開口幅が非常に広く、たとえ、手袋体1を手に装着した状態であっても、この大きく開放することができる連通開口部4Aから被覆体3の取り出し操作を容易に行うことができる構成としている。
また、本実施例では、前記まち部11を畳んで前記裾部10の筒径を狭くした状態を保持する保持手段5を備え、この保持手段5を解除することで前記まち部11を開くことができるように構成している。
具体的には、保持手段5は、前記側方延設部10Bの延設端部に、裾部10の手首周り方向に長さを有する帯状の止ベルト5Aを付設し、この止ベルト5Aの内面と、掌部側の裾部10とにマジックテープ(登録商標)5Bなどの着脱自在な係合止着部材5Bを付設して、図5に示すように、まち部11を内側に畳んで側方延設部10Bを掌部側の裾部10(分断端部10Cも含む)の表面に重合させると共に、止ベルト5Aを掌部側の裾部10に重合して前記係合止着部材5B同士を係合止着すると、このまち部11が畳まれて裾部10の筒径が狭くなった状態(手袋体1を手に装着した際に裾部10が手首Tの周囲に沿設した状態)が保持(裾部10の手首Tへの装着感が良好に保持)される構成としている。
また、本実施例では、前記手袋体1の甲部分に、この手袋体1の外部と前記収納部2内部とを連通する開閉自在な補助開閉部6を設け、図7に示すように、開放したこの補助開閉部6を介して収納部2内の前記被覆体3の収納状態を修正し得るように構成している。
具体的には、手袋体1の甲部分に、手袋体1の側縁部(図面では右手用手袋体1の甲側から見て右側縁部)に沿った方向に開口幅を有する一文字状の補助開閉部6を設け、この補助開閉部6はファスナー6Aにより容易に開閉操作し得る構成としている。
本発明の具体的な実施例2について図8に基づいて説明する。
本実施例は、補助開閉部6の別例を示したもので、他の構成は前記実施例1と同様である。
具体的には、開口形状が転L字状を呈する補助開閉部6を形成した場合を示している。
本発明の具体的な実施例3について図9に基づいて説明する。
本実施例も、補助開閉部6の別例を示したもので、他の構成は前記実施例1と同様である。
具体的には、開口形状が転コ字状を呈する補助開閉部6を形成した場合を示している。
尚、本発明は、実施例1〜3に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
例えば、本実施例では、五本指タイプの手袋体1を示したが、ミトンタイプ(二本指及び三本指タイプ)の手袋体1を採用しても良い。
また、本実施例では、手袋体1の裾部10の外側面に出入口部4を設けた場合を示したが、手袋体1の裾部10の内側面や裾縁10Aに出入口部4を設けても良い。
また、本実施例の被覆体3は、二本指タイプのミトン形に構成した場合を示したが、人差し指が分離した三本指タイプのミトン形に構成しても良いし、ミトン形でなく、五本指タイプに構成しても良い。
また、被覆体3には、ゴーグル・眼鏡等のくもりや水滴を除去するゴーグルブレード機能を持たせたり、防水機能を持たせたり、撥水機能を持たせたり、掌の部分にグリップの高い素材を採用してグリップ機能を持たせたり、保温素材で構成して更なる防寒機能を持たせても良い。
また、補助開閉部6は、実施例1〜3以外の形状のものを構成しても良い。
実施例1を示す正面図である。 実施例1の収納部から被覆体を取り出した状態を示す斜視図である。 実施例1の収納部から被覆体を取り出した状態を示す側面図である。 実施例1の手袋体に被覆体を被覆した状態を示す正面図である。 実施例1の、裾部のまち部を畳んで保持手段により保持した状態を示す説明図である。 実施例1の、保持手段を解除して裾部のまち部を開いた状態を示す説明図である。 実施例1の補助開閉部から収納部に指を入れて被覆体の収納状況を修正する様子を示した説明正面図である。 実施例2を示す正面図である。 実施例3を示す正面図である。
符号の説明
1 手袋体
2 収納部
3 被覆体
4 出入口部
4A 連通開口部
5 保持手段
6 補助開閉部
7 連設部
10 裾部
10A 裾縁
10B 甲部側の分断端部(側方延設部)
10C 掌部側の分断端部
11 まち部
T 手首

Claims (4)

  1. 手袋体の甲部分に収納部を設け、この収納部内に、手袋体の指先から裾部に至るまでの略全体を被覆し得る被覆体を収納配設し、この手袋体の甲部分の裾部に、この裾部の裾縁に沿った手首周り方向に開口幅を有し且つこの裾部の外部と前記収納部の内部とを連通する開閉自在な出入口部を設けて、この出入口部を開放した連通開口部を介して前記収納部より前記被覆体を出し入れし得るように構成し、この被覆体を、前記裾部若しくは前記収納部に対して分離することなく連設状態に設けた防寒手袋において、前記手袋体の裾部の側部を分断すると共に、甲部側の分断端部と掌部側の分断端部とをまち部を介して連設して、このまち部を畳むことで裾部を手袋体内に挿入した手首周囲に沿設した状態とし得、このまち部を開くことで甲部側の裾部に設けた前記出入口部を前記手袋体に挿入した手首に対して外側に離反した状態とし得るように構成し、前記まち部を畳んだ状態を保持する保持手段を備え、この保持手段を解除することで前記まち部を開くことができる構成としたことを特徴とする防寒手袋。
  2. 前記手袋体の裾部の側部を分断してこの裾部の甲部側の分断端部を手袋体の側方へ向けて延設すると共に、この甲部側の分断端部たる側方延設部の延設端部にまで前記出入口部を延設してこの出入口部を開放した際の前記連通開口部の開口幅を拡大せしめ、この側方延設部と掌部側の分断端部とを前記まち部を介して連設する構成としたことを特徴とする請求項1記載の防寒手袋。
  3. 前記手袋体の甲部分に、この手袋体の外部と前記収納部内部とを連通する開閉自在な補助開閉部を設け、開放したこの補助開閉部を介して収納部内の前記被覆体の収納状態を修正し得るように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の防寒手袋。
  4. 前記被覆体は伸縮性を有する構成とし、この伸縮性を有する被覆体の裾部の一部を、前記収納部内の前記連通開口部近傍に連設する構成とするか、若しくは前記収納部内の前記連通開口部近傍に、伸縮性を有する連設部を介して前記被覆体の裾部の一部を連設する構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の防寒手袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE202010001440U1 (de) * 2010-01-27 2011-06-01 RTI Sports Vertrieb von Sportartikeln GmbH, 56220 Handschuh
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