JP4915503B2 - プロンプター方式操作装置 - Google Patents

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Description

本発明はプロンプター方式操作装置に関し、詳しくは操作部と、操作部を操作する手を撮影するビデオカメラと、ビデオカメラによって撮影された手画像をサブ画面としてメイン画面に重畳表示する表示装置とを備えるプロンプター方式操作装置に関する。
タッチパネルを直接操作する方法とは異なる操作方法を採用する装置として、プロンプター方式等の遠隔的に機器操作を行う操作装置がある。プロンプター方式操作装置は、操作画面(メイン画面)を表示する表示装置とは別に、操作者の手画像(サブ画面)の抽出,および操作者の手操作の検出を行うための操作情報入力部を設け、操作情報入力部で得られた手画像および手操作を表示装置の操作画面(メイン画面)に反映して、あたかもタッチパネルを直接操作しているかのように表示制御するものである。
従来技術として、ナビゲーションシステムの走行強制状態(車両の走行中の安全を確保するためにナビゲーションシステムの操作が制限された状態)において、運転者がハンドルに設けられた走行強制解除スイッチをオンにすると、入力操作の禁止を解除し、助手席などの乗員によって入力操作が行えるようにするものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、受信した放送データを番組放送や番組関連情報などのサービス単位に構築する処理を行い、番組サービスデータを文字や図形などのメディアに分解し、分解されたメディアデータの中から表示に関するデータを抽出し、データが走行規制データかどうかを変換定義テーブルと照合することで判断して、表示装置への表示制御を行うものがある(例えば、特許文献2参照)。
さらに、運転者が操作するレバー部材の角度検出を行い、その傾斜角に応じて適切なルックアップテーブルを選択し、そのルックアップテーブルを参照して視点変換画像を生成・表示するものがある(例えば、特許文献3参照)。
さらにまた、表示装置の表示画面上におけるカーソル操作を遠隔的に行うための遠隔操作器に、カーソルを1フレーム内において上下方向および左右方向に移動させる方向指示ボタン,カーソルを複数のフレーム間で移動させる表示領域内フレーム間ジャンプボタン,および表示領域−操作領域間ジャンプボタンを設け、遠隔操作器のジャンプボタンが押下された場合には、表示装置上のカーソルをセンタや情報メディアからのコンテンツ内容を表す表示領域からコンテンツ内容を表す操作領域へ移動させるようにしたものがある(例えば、特許文献4参照)。
なお、手画像を認識する技術としては、カメラ等による入力画像から手領域抽出画像および手領域細線画像の2種類の手形状認識画像を生成し、手領域抽出画像からは指の太さといった手の見掛け上の特徴を、手領域細線画像からは手の方向,指の根本座標といった手の骨格的特徴を画像特徴として抽出し、指の本数を認識し、得られた画像特徴と手の構造的特徴とを用いて手の方向を決定し、指領域の抽出を行い、得られた指領域抽出画像と手形状認識画像を解析することにより、画像特徴を得て、どの指が伸びているかを認識して手の形状を認識する手法が公知である(例えば、特許文献5参照)。
特開平11−198745 特開2000−348285 特開2003−102002 特開2005−22510 特開2003−346162
従来のプロンプター方式操作装置は、操作部が表示装置の表示画面上に無く、手画像をサブ画面としてメイン画面に重畳表示させるために、例えば走行強制等の操作制限されたスイッチ画像が手画像に隠れてしまい、運転者等の操作者に操作制限されたスイッチ画像がスイッチ操作制限状態であることが伝わりにくくなるという問題点があった。このため、運転者等の操作者は、操作部の操作をいくども繰り返してしまい、操作がメイン画面に反映されないことをいぶかしく思うという不具合が生じていた。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、メイン画面上に表示されている操作制限されたスイッチ画像の位置と、メイン画面上に表示すべき手画像の位置とが重なり合っている場合には、手画像の操作制限されたスイッチ画像との重畳部分を加工表示し、運転者等の操作者がスイッチ操作制限状態であることを容易かつ確実に認識できるようにしたプロンプター方式操作装置を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
請求項1に記載のプロンプター方式操作装置は、操作部と、該操作部を操作する手を撮影するビデオカメラと、該ビデオカメラによって撮影された手画像をサブ画面としてメイン画面に重畳表示する表示装置とを備えるプロンプター方式操作装置において、前記メイン画面上に表示されている操作制限されたスイッチ画像の位置と、メイン画面上に表示すべき手画像の位置とが重なり合っているかどうかを判定する重畳判定手段と、記操作制限されたスイッチ画像の位置と前記手画像の位置とが重なり合っていると前記重畳判定手段により判定された場合には、前記手画像における前記操作制限されたスイッチ画像との重畳部分を加工して、加工後の前記手画像を前記メイン画面に表示する重畳表示制御手段と、を有し、前記重畳表示制御手段は、前記メイン画面の上に表示する加工後の前記手画像によって、加工された重畳部分に位置する前記スイッチ画像が操作できない状態にあることを操作者に知らせることを特徴とする。請求項1に記載のプロンプター方式操作装置によれば、手画像の操作制限されたスイッチ画像との重畳部分を加工して手画像を表示するようにしたので、運転者等の操作者が操作制限されたスイッチ画像がスイッチ操作制限状態であることを容易かつ確実に認識することができる。
請求項2に記載のプロンプター方式操作装置は、請求項1に記載のプロンプター方式操作装置において、前記重畳表示制御手段が、前記手画像の前記操作制限されたスイッチ画像との重畳部分を削除加工して前記手画像を表示することを特徴とする。請求項2に記載のプロンプター方式操作装置によれば、手画像の操作制限されたスイッチ画像との重畳部分を削除して手画像を表示するようにしたので、運転者等の操作者は、手画像の欠損している部分に位置するスイッチ画像が操作制限されたスイッチ画像であり、このスイッチ画像に対しては操作ができないということを直感的に知ることができる。
請求項3に記載のプロンプター方式操作装置は、請求項1に記載のプロンプター方式操作装置において、前記重畳表示制御手段が、前記手画像の前記操作制限されたスイッチ画像との重畳部分を透かし画像に加工して前記手画像を表示することを特徴とする。請求項3に記載のプロンプター方式操作装置によれば、手画像の操作制限されたスイッチ画像との重畳部分を透かし画像にするようにしたので、運転者等の操作者は、手画像全体の輪郭を容易に把握することができ、透かし画像の部分に位置するスイッチ画像が操作制限されたスイッチ画像であり、このスイッチ画像に対しては操作ができないということを直感的に知ることができる。
請求項4に記載のプロンプター方式操作装置は、請求項1ないし3のいずれかに1項に記載のプロンプター方式操作装置において、前記重畳表示制御手段が、車両速度に応じて前記メイン画面に重畳表示する前記手画像の色ないしは透過度を変更することを特徴とする。請求項4に記載のプロンプター方式操作装置によれば、車両速度に応じて重畳表示する手画像の色ないしは透過度を変更するようにしたので、運転者等の操作者に車両速度に応じたプロンプター操作の危険度を提示することができる。
請求項5に記載のプロンプター方式操作装置は、請求項1ないし3のいずれかに1項に記載のプロンプター方式操作装置において、前記重畳表示制御手段が、ナビゲーションシステムの事故多発地帯等のパラメータに応じて前記メイン画面に重畳表示する前記手画像の色ないしは透過度を変更することを特徴とする。請求項5に記載のプロンプター方式操作装置によれば、ナビゲーションシステムの事故多発地帯等のパラメータに応じて重畳表示する手画像の色ないしは透過度を変更するようにしたので、運転者等の操作者にナビゲーションシステムの事故多発地帯等のパラメータに応じたプロンプター操作の危険度を提示することができる。
請求項6に記載のプロンプター方式操作装置は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のプロンプター方式操作装置において、前記重畳表示制御手段は、前記手画像が左右どちらの手であるかに基づいて前記操作部が運転席の操作者により操作されているかどうかを判定する操作者判定手段を備え、運転席の操作者により操作されていると判定される場合に前記重畳部分を加工した上で前記手画像の表示を行い、運転席以外の操作者により操作されていると判定される場合に前記重畳部分を加工することなしに前記手画像の表示を行うことを特徴とする。請求項6に記載のプロンプター方式操作装置によれば、運転席以外の操作者による操作の場合には手画像の加工表示を行わないようにしたので、運転席の操作者からは操作部の操作ができなくても、助手席や後部座席の操作者からは操作部の操作を可能にすることができるという利点がある。
また、作部と、該操作部を操作する手を撮影するビデオカメラと、該ビデオカメラによって撮影された手画像をサブ画面としてメイン画面に重畳表示する表示装置とを備えるプロンプター方式操作装置において、前記メイン画面上に表示されている操作制限されたスイッチ画像の位置と、前記メイン画面上に表示すべき手画像の位置とが重なり合っているかどうかを判定する重畳判定手段と、前記重畳判定手段により前記操作制限されたスイッチ画像の位置と前記手画像の位置とが重なり合っていると判定された場合には、前記手画像の重畳表示を停止する重畳表示制御手段とを有する構成としてもよい。これによれば、車両速度が所定の速度以上になったときに手画像の重畳表示を停止するようにしたので、車両の高速度運転中でのプロンプター操作による事故等の危険の発生を未然に回避することができる。
スイッチ画像がスイッチ操作制限状態であることを運転者等の操作者に容易かつ確実に認識させるという目的を、操作制限されたスイッチ画像の位置と手画像の位置とが重なり合っている場合に、手画像の操作制限されたスイッチ画像との重畳部分を加工して手画像を表示することにより達成した。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るプロンプター方式操作装置を使用するナビゲーションシステム10の構成を示すブロック図である。このナビゲーションシステム10は、車両に搭載されており、カーナビゲーション機能や通信機能も有するカーナビゲーション装置である。
ナビゲーションシステム10は、図1に示すように、車両の現在位置を検出する位置検出器110と、運転者等の操作者からの各種指示を入力するための操作情報入力部120と、地図データや各種の情報を記録した外部記録媒体から地図データ等を入力する地図データ入力器140と、地図表示画面やTV(Television)画面等の各種表示を行うための表示装置145と、各種のガイド音声等を出力したり、運転者等の操作者の音声を入力したりするための音声入出力装置150と、車両情報等の各種のデータを記憶するためのハードディスク記憶装置155と、車両情報の授受を行うための車両I/F(Interface)部160と、他の通信装置170aと近距離無線通信を行うための無線通信機170と、上述した位置検出器110,操作情報入力部120,地図データ入力器140,ハードディスク記憶装置155,車両I/F部160,無線通信機170からの入力に応じて各種処理を実行し、位置検出器110,操作情報入力部120,地図データ入力器140,表示装置145,音声入出力装置150,ハードディスク記憶装置155,車両I/F部160,無線通信機170を制御する制御回路135とを備えている。
位置検出器110は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの送信電波をGPSアンテナを介して受信し、車両の位置,方位,速度等を検出するGPS受信機110aと、車両に加えられる回転運動の大きさを検出するジャイロスコープ110bと、車両の前後方向の加速度等から走行した距離を検出する距離センサ110cと、地磁気から進行方位を検出する地磁気センサ110dとを備えている。そして、これら各センサ等110a〜110dは、各々が性質の異なる誤差を有しているため、互いに補完しながら使用するように構成されている。なお、精度によっては、上述したうちの一部のセンサで構成してもよく、またステアリングの回転センサや各転動輪の車輪センサ等を用いてもよい。
操作情報入力部120は、操作部としてのタッチパネル125と、手画像100を入力するためのビデオカメラである手画像入力カメラ130とを備えている。タッチパネル125は、図2に示すように、車両のセンターコンソール部(あるいは後部座席部分)に取り付けられており、手画像100の抽出を容易にするために、手との色合いを異ならせるように特定色(例えば、青色)に着色されている。また、タッチパネル125は、タッチセンサを備えており、タッチパネル125上のタッチセンサが押下されると、その座標が制御回路135に入力されるようになっている。なお、制御回路135において、タッチパネル125上のタッチセンサの操作入力受付範囲とメイン画面200上に表示されたスイッチ画像201とが関連付けられており、タッチパネル125上のタッチセンサが押下されると、メイン画面200上のスイッチ画像201が押下されたと判定されるようになっている。手画像入力カメラ130は、図2に示すように、車両のセンターコンソール部(あるいは後部座席部分)にタッチパネル125の表面を斜め上側から撮影するように取り付けられている。
操作情報入力部120の操作方法は、タッチパネル125の表面に手の指を当てて上下左右に移動させると、図3に示すように、手画像入力カメラ130が操作する手を含むタッチパネル125の表面を撮影する。制御回路135は、タッチパネル125の表面の撮影映像から公知の画像抽出手法(例えば、特許文献5等参照)を用いて手画像100を抽出し、画像合成部180により、図4に示すように、手画像100をサブ画面として表示装置145に表示されたメイン画面200(ここでは、地図操作画面)上に半透過合成して重畳表示する。このため、運転者等の操作者がタッチパネル125の表面に手の指を当てて上下左右に移動させると、これに併せて、表示装置145の表示画面上を手画像100が移動し、あたかも表示装置145の表面にタッチパネル125が存在しているかのような感覚で操作を行うことができる。この際、スイッチ画像201を押下したかどうかの検出は、タッチパネル125上にタッチセンサの操作入力受付範囲とメイン画面200上に表示されたスイッチ画像201とが関連付けられているので、タッチパネル125上のタッチセンサが押下されたことで、制御回路135がメイン画面200上のスイッチ画像201が押下されたと判定する。
地図データ入力器140は、ネットワークデータとしての道路データ,位置特定の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ等の地図データ,施設を示すマークデータ,案内用の画像や音声データ等を含む各種のデータを入力するための装置である。これらのデータの記録媒体としては、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory ),DVD−ROM(Digital Versatile Disc - Read Only Memory),ハードディスク,メモリ,メモリカード等を用いることができる。
表示装置145は、カラー表示装置であり、液晶ディスプレイ,プラズマディスプレイ,CRT(Cathode Ray Tube)などがあるが、そのいずれを用いてもよい。表示装置145の表示画面には、位置検出器110にて検出した車両の現在位置と地図データ入力器140より入力された地図データとから特定した現在地を示すマーク,目的地までの誘導経路,名称,目印,各種施設のマーク等の付加データとを重ねて表示することができる。また、施設のガイド等も表示できる。
音声入出力装置150は、地図データ入力器140より入力した施設のガイドや各種案内の音声や、車両I/F部160を介して取得した情報の読み上げ音声を出力することができる。また、音声入出力装置150は、図示しないマイク等を用いて運転者等の操作者の音声をコマンド等として制御回路135に入力することができる。
車両I/F部160は、各種の外部情報を入出力するためのものであり、車両状態検出や、図示しないラジオアンテナを介して受信したFM(Frequency Modulation)放送信号や、道路近傍に配置されたVICS(Vehicle Information and Communication System:道路交通情報システム)サービス用の固定局から受信した電波ビーコン信号および光ビーコン信号などを入力する。
無線通信機170は、他の通信装置170aと狭帯域通信を行うためのものであり、例えばDSRC(Dedicated Short Range Communications),BlueTooth(登録商標),無線LAN(Local Area Network),UWB(Ultra Wideband)などが使用されている。
制御回路135は、図示しないCPU(Central Processing Unit),ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory),I/O(Input/Output)およびこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM等に記憶されたプログラムに基づいて、操作情報入力部120から取得した手画像100をサブ画面としてメイン画面100(地図操作画面等)に重畳するための画像合成部180を有していて、合成画像を生成している。
また、制御回路135は、ROM等に記憶されたプログラムに基づいて、他にも、位置検出器110からの各検出信号に基づき座標および進行方向の組として車両の現在位置を算出し、地図データ入力器140を介して読み込んだ現在位置付近の地図や、操作情報入力部120の操作によって指示された範囲の地図等を表示装置145に表示する地図表示処理や、地図データ入力器140に格納された地点データに基づき、操作情報入力部120の操作に従って目的地となる施設を選択し、現在位置から目的地までの最適な経路を自動的に求める経路計算を行って経路案内を行う経路案内処理等を行う。このように自動的に最適な経路を設定する手法は、ダイクストラ法等の手法が知られている。また、制御回路135は、無線通信機170を介して他の車両に搭載されたナビゲーションシステム10(の他の通信装置170a)との間で情報交換をすることができる。
図5は、制御回路135による表示制御処理を示すフローチャートである。なお、このフローチャートは、本実施例1に係るプロンプター方式操作装置が右ハンドルの車両に搭載されていると仮定したものであり、左ハンドルの車両に搭載されている場合には、右手か左手かの判定が逆になる。
図6は、本実施例1に係るプロンプター方式操作装置において、表示装置145に表示される手画像100の表示例を示す図である。ここでは、表示装置145のメイン画面200には、地図操作画面が表示されており、このメイン画面200上には、現在地,目的地設定,メニュー,SECYRITY,エアコン,オーディオ,画質・消,情報・Gの各種のスイッチ画像201がサブ画面として重畳表示されている。各種のスイッチ画像201のうちの、目的地設定,メニュー,情報・Gが、走行強制等で操作制限されたスイッチ画像であり、操作制限の対象とならない他のスイッチ画像201とは異なる色で表示される。
次に、このように構成された実施例1に係るプロンプター方式操作装置の動作について、図1ないし図6を参照しながら説明する。
手画像入力カメラ130は、タッチパネル125を撮影しており、撮影映像を制御回路135に出力している。
図3に示すように、タッチパネル125の前面に運転者等の操作者の手が進入してくると、制御回路135は、撮影映像を解析し、タッチパネル125と運転者等の操作者の手との色の相違等に基づいて手画像100を抽出する(図5のS110)。手画像100を抽出する手法については、公知の任意の手法(例えば、前記特許文献5参照)を使用することができる。
次に、制御回路135は、抽出した手画像100が右手の手画像100であるか左手の手画像100であるかを判定する(図5のS120)。
手画像100が右手の手画像であれば(図5のS120:右手)、制御回路135は、右ハンドルの車両の場合には運転者以外の手画像100であり、ナビゲーションシステム10の操作を許容してよいと判断し、画像合成部180により、手画像100をメイン画面200に半透過合成して重畳表示し(図5のS180)、表示制御処理を終了する。
手画像100が左手の手画像であれば(図5のS120:左手)、制御回路135は、右ハンドルの車両の場合には運転者の手画像100であり、走行強制等による操作制限状態であれば操作制限されたスイッチ画像201の操作を禁止すると判断し、位置検出器110から得られる車両の現在位置を用いて地図データ入力器140から得られる地図データ等を参照することにより、車両の走行地点が交通事故多発地帯,危険地帯,悪路面状況等(以下、事故多発地帯等という)であるかどうかを判定する(図5のS130)。
車両の走行地点が事故多発地帯等であれば(図5のS130:YES)、制御回路135は、ステップS150に制御を移す。
車両の走行地点が事故多発地帯等でなければ(図5のS130:NO)、制御回路135は、車速センサ(図示せず)から車両I/F部160を経由して入力される車両速度が所定の走行強制速度(例えば、6km)以下かどうかを判定する(図5のS140)。
車両速度が所定の走行強制速度(例えば、6km)以下であれば(図5のS140:YES)、制御回路135は、車両がほぼ停止していると判断し、画像合成部180により、手画像100をメイン画面200に半透過合成して重畳表示し(図5のS180)、表示制御処理を終了する。
車両速度が所定の走行強制速度(例えば、6km)以下でなければ(図5のS130:NO)、制御回路135は、車両が走行していると判断し、走行強制等で操作制限されたスイッチ画像201の位置と、メイン画面200上に表示すべき手画像100の位置とが重なり合っているかどうかを判定する(図5のS150)。
操作制限されたスイッチ画像201の位置と手画像100の位置とが重なり合っていない場合には(図5のS150:NO)、御回路135は、画像合成部180により、手画像100をメイン画面220に半透過合成して重畳表示し(図5のS180)、表示制御処理を終了する。
操作制限されたスイッチ画像201の位置と手画像100の位置とが重なり合っている場合には(図5のS150:YES)、制御回路135は、手画像100の操作制限されたスイッチ画像201との重畳部分100a(図7参照)を削除する加工処理を施す(図5のS160)。
次に、制御回路135は、画像合成部180により、加工処理後の手画像100をサブ画面としてメイン画面220に重畳表示して(図5のS170)、表示制御処理を終了する。
実施例1によれば、操作制限されたスイッチ画像201の位置と手画像100の位置とが重なり合っている場合には、手画像100の操作制限されたスイッチ画像201との重畳部分100a(図7参照)を削除して手画像100を表示する。これにより、運転者等の操作者は、操作制限されたスイッチ画像201を操作することができないスイッチ操作制限状態であることを直感的に知ることができる。
ところで、実施例1では、手画像100の操作制限されたスイッチ画像201との重畳部分100a(図7参照)を削除して手画像100を表示するようにしたが、重畳部分100aをどのように加工表示するかに関しては、種々の変形例を考えることができる。
例えば、図7に示すように、運転者等の操作者の操作性を向上させるために、どの指が選択/押下する指かを判り易く表示する選択マーカー100bを手画像100に追加表示して、操作するための指の指定と、スイッチ画像201の押下点とを指示するようにしたプロンプター方式操作装置も知られている。このようなプロンプター方式操作装置の場合には、手画像100aの位置が操作制限されたスイッチ画像201の位置と重なった場合には、選択マーカー100bを消去するだけでもよい。
また、図8に例示するように、車両の走行速度が所定の走行強制速度(例えば、6km/h)以上になった時に、手画像100自体を表示しないようにしたり、透過度のより高い手画像100に変更したりするようにしてもよい。手画像100自体を表示しないようにするには、図5の表示制御処理のフローチャートにおいて、ステップS160およびS170を削除するようにすればよい。また、車両の走行速度に応じて、除々に手画像100の透過度を高めるように表示してもよい。この他にも、車両の走行速度に応じて、手画像100の表示色を変更することも可能である。手画像100の色ないしは透過度を変更する方法は、車両速度だけでなく、事故多発地帯等に近づいている時に用いても有効である。
さらに、図9に例示するように、手画像100をメイン画面220に単に重ね合わせて重畳表示するようなプロンプター方式操作装置も知られている。このようなプロンプター方式操作装置の場合には、走行強制等で操作制限されたスイッチ画像201の位置と、メイン画面200上に表示すべき手画像100の位置とが重なり合っているときには、手画像100の操作制限されたスイッチ画像201との重畳部分100aを表示しないようにするのではなく、重畳部分100aを透かし画像にするだけでもよい。
以上、本発明の実施例を説明したが、これはあくまでも例示にすぎず、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
本発明の実施例1に係るプロンプター方式操作装置を用いたナビゲーションシステムの構成を示すブロック図。 プロンプター方式操作装置の概要を説明するための車室内の要部斜視図。 プロンプター方式操作装置の撮影映像を例示する図。 表示装置のメイン画面に対する手画像の半透過合成を例示する図。 表示制御処理を示すフローチャート。 表示装置のメイン画面における手画像の重畳表示を例示する図。 表示装置のメイン画面における手画像の重畳表示を例示する図。 表示装置のメイン画面における手画像の重畳表示を例示する図。 表示装置のメイン画面における手画像の重畳表示を例示する図。
符号の説明
10 ナビゲーションシステム
100 手画像
110 位置検出器
120 操作情報入力部
125 タッチパネル(操作部)
130 手画像入力カメラ(ビデオカメラ)
135 制御回路(重量判定手段,重量表示制御手段)
140 地図データ入力器
145 表示装置
160 車両I/F部
180 画像合成部
200 メイン画面
201 スイッチ画像

Claims (7)

  1. 操作部と、該操作部を操作する手を撮影するビデオカメラと、該ビデオカメラによって撮影された手画像をサブ画面としてメイン画面に重畳表示する表示装置とを備えるプロンプター方式操作装置において、
    前記メイン画面上に表示されている操作制限されたスイッチ画像の位置と、前記メイン画面上に表示すべき手画像の位置とが重なり合っているかどうかを判定する重畳判定手段と、
    記操作制限されたスイッチ画像の位置と前記手画像の位置とが重なり合っていると前記重畳判定手段により判定された場合には、前記手画像における前記操作制限されたスイッチ画像との重畳部分を加工して、加工後の前記手画像を前記メイン画面に表示する重畳表示制御手段と、
    を有し、
    前記重畳表示制御手段は、前記メイン画面の上に表示する加工後の前記手画像によって、加工された重畳部分に位置する前記スイッチ画像が操作できない状態にあることを操作者に知らせることを特徴とするプロンプター方式操作装置。
  2. 前記重畳表示制御手段は、前記手画像の前記操作制限されたスイッチ画像との重畳部分を削除加工して前記手画像を表示する請求項1に記載のプロンプター方式操作装置。
  3. 前記重畳表示制御手段は、前記手画像の前記操作制限されたスイッチ画像との重畳部分を透かし画像に加工して前記手画像を表示する請求項1に記載のプロンプター方式操作装置。
  4. 前記重畳表示制御手段は、車両速度に応じて前記メイン画面に重畳表示する前記手画像の色ないしは透過度を変更する請求項1ないし3のいずれか1項に記載のプロンプター方式操作装置。
  5. 前記重畳表示制御手段は、ナビゲーションシステムの事故多発地帯等のパラメータに応じて前記メイン画面に重畳表示する前記手画像の色ないしは透過度を変更する請求項1ないし3のいずれか1項に記載のプロンプター方式操作装置。
  6. 前記重畳表示制御手段は、前記手画像が左右どちらの手であるかに基づいて前記操作部が運転席の操作者により操作されているかどうかを判定する操作者判定手段を備え、
    運転席の操作者により操作されていると判定される場合に前記重畳部分を加工した上で前記手画像の表示を行い、運転席以外の操作者により操作されていると判定される場合に前記重畳部分を加工することなしに前記手画像の表示を行う請求項1ないし5のいずれか1項に記載のプロンプター方式操作装置。
  7. 前記操作者判定手段は、右ハンドルの車両と左ハンドルの車両とでは、右手か左手かの判定が逆になる請求項6に記載のプロンプター方式操作装置。
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