JP4914060B2 - フライホイール発電機 - Google Patents

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Description

本発明は、フライホイールの回転運動エネルギーを利用したフライホイール発電機に関する。
従来から、フライホイール発電機は、発電機の回転子が備えるフライホイールに電力を運動エネルギーとして蓄えて、その運動エネルギーを電力として放出するものとして知られている。つまり、フライホイール発電機は、エネルギー貯蔵の方式として、電気エネルギーを慣性モーメントの大きな物体の回転エネルギーに変換して、電力の出し入れを行う方式をとっている。このフライホイール発電機は、一般に、パルス的な大電力を必要とする負荷に電力を供給する場合に活用されていることが多い。
例えば、磁場によるプラズマ閉じ込めを行う核融合装置においては、数秒という短時間で数十万kWという電力を供給する場合もあり、電力系統から直接にこのようなパルス電力をとることは電力系統に与える動揺が大きすぎて好ましくない。そこで、このような分野にフライホイール発電機が用いられる。フライホイール発電機は、数分間の時間をかけて発電機の回転数を上昇させ、フライホイールに運動エネルギーを蓄え、負荷への供給電力を得る際に回転子の運動エネルギーを放出して回転数を低下させるというサイクルで運転される。
従来のフライホイール発電機では、通常、駆動のための電動機を発電機に直結している。また、発電機の出力は電力系統から独立しており、電力の負荷への供給に伴って回転数を変化させるため周波数も回転数に同期して変化する。
図7は、このような従来のフライホイール発電機装置の制御装置の構成図である。フライホイール発電機51は、駆動用の電動機52により駆動されて運動エネルギーがフライホイール発電機51に蓄積される。電動機52は電力系統の受電端母線53から遮断器54aを介して接続され、セリビウス装置55により回転数検出手段56からの回転数に基づいて制御される。セリビウス装置55は電動機52を二次励磁制御を行うものであり、二次側で発生する二次電力の一部を遮断器54bを介して受電端母線53に回生する。
フライホイール発電機51から負荷57への電力供給に当たって、フライホイール発電機51は励磁装置58により励磁されて発電し、負荷57に電力供給して回転数を低下する。励磁装置58には受電端母線53から遮断器54cを介して励磁電源が供給されることが開示されている。(例えば特許文献1を参照)
フライホイール発電機の構造面では、従来のフライホイール発電機は、通常の突極形発電機にフライホイールを取付け、大気中で通常の軸受を用いて運転するものの他に、密閉容器内に、浮上用マグネットとこの浮上用マグネットと対向して位置する高温超電導体から成る浮上用バルクで構成される磁気軸を用い、かつ、密閉容器内での回転子の周囲気圧を0.1atmから0.4atmの間に設定して運転される技術が開示されている。(例えば特許文献2を参照)
特開2001−258294号公報 (段落番号0002〜0006) 特開平6−303738号公報 (段落番号0006〜0008)
フライホイール発電機では、フライホイールの重量が大きくなるほどエネルギー貯蔵容量は大きくなるが、逆に軸受部等の機械損が大きくなる。そのため、フライホイール発電機に通常の軸受を用いる場合は、出力の要求が大きい場合には軸受部での機械損も大きくなり、フライホイール発電機としての効率の低下は避けられない。
また、軸受の構造を特許文献2に開示されているように、密閉容器内に、浮上用マグネットとこの浮上用マグネットと対向して位置する高温超電導体から成る浮上用バルクで構成される磁気軸を用いるものでは、高温超電導体が十分に作動するためには大掛かりな装置が必要になる。
また、上述のように、フライホイール発電機を密閉容器内に収納する方式では、全体の装置が複雑で大型になり、かつ、保守点検の作業や保守点検後の再スタートの際に極めて手間がかかり、あまり好ましくない。
本発明は、これらの事情にもとづいてなされたもの、大気中でも効率よく出力の得られるフライホイール発電機を提供することを目的としている。
本願発明の実施の形態にかかる第1の特徴は、起動モータと、この起動モータの回転が第1の伝動機構を介して伝達されるフライホイールと、このフライホイールの回転が第2の伝動機構を介して伝達される発電機を具備したフライホイール発電機であって、
前記フライホイール回転軸と記第1の伝動機構との間に設けられた第1のクラッチと、前記フライホイール回転軸と前記第2の伝動機構との間に設けられた第2のクラッチと、
前記フライホイールの外周に等間隔で固定された複数の回転用永久磁石と、該回転用永久磁石に対向して離間配置された電磁石と、を備え、前記回転用永久磁石は、前記電磁石に対して、前記フライホイールの回転方向に向かって離間するように傾斜配置されていることを特徴とするフライホイール発電機である。
本発明によれば、大気中でも効率よく出力の得られるフライホイール発電機を実現することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明のフライホイール発電機の実施の形態を示す構成説明図であり、図2その要部の平面図である。
本実施の形態のフライホイール発電機1は、垂直方向の同一中心軸に沿って平面が略等辺三角形状の上段、中断および下段の各アングル構造体2、3、4が所定間隔で3段に離間して水平に配置されている。各アングル構造体2、3、4には、略等辺三角形状の中心軸に沿ってそれぞれ上段軸受5、中断軸受6および下段軸受7を支持している軸受支持部5a、6a、7aが形成されている。また、各アングル構造体2、3、4の三角形状の頂点部は、それぞれ、脚座に立設した固定ポール8により固定されて全体が一体となったアングル構造を形成している。
フライホイール11は、上段アングル構造体2と中段アングル構造体3との間で、上段軸受5と中段軸受6とにより軸支されたフライホイール回転軸11aにハブ12により固定されている。なお、フライホイール回転軸11aの下端側には、フライホイール回転軸11aに連接して伝動機構が形成されている。
すなわち、フライホイール回転軸11aは、中段アングル構造体3の下方に延在して第1クラッチ13に連接している。第1クラッチ13は電磁クラッチで第1プーリ回転軸14aに固定された第1プーリ14に連接している。従って、第1クラッチ13の開閉に伴なってフライホイール回転軸11aと第1プーリ回転軸14aとは、動力が断絶または連通される。なお、第1プーリ14は張架された伝動ベルト15を介して中段アングル構造体3の下面側に固体されている起動用の起動モータ16に動力伝達されている。起動モータ16は、例えば、インバータ使用の2.2KWの2極モータで、回転数は3,400rpmある。
フライホイール11の構造は、平行に離間して設けられた2枚の円板11bが、等角度(例えば、20度)に配置された複数(例えば、18本のように偶数本)の支持アーム17により固定された平行円板状の回転体である。また、2枚の円板11bを固定支持している各々の支持アーム17の高さ方向の略中央部には、それぞれ、フライホイール11の外周側に向けて回転用永久磁石18が固定されている。
図3に一部切欠平面図を示すように、支持アーム17に固定されている回転用永久磁石18は、平面形状は矩形であり、半径方向に対して外周側の辺18a(または、内周側の辺)が直交方向ではなく、直交方向と傾斜して配置されている。
この傾斜は、回転方向(矢印A)が半径方向の内側になるような配置である。この配置は、矩形状の回転用永久磁石18の外周側の頂点18cの位置で、外周側の辺18a(または、内周側の辺)と半径方向との交差する角度は、実験の結果から67.5度に設定されている。従って、支持アーム17についても、回転用永久磁石18を取り付ける取り付け面は、67.5度に設定されている。
また、支持アーム17は遠心力を増加させるために鉄製で形成されおり、ウエイトの役目も果たしている。回転用永久磁石18の外側の対向位置には近接して所定の隙間をもって一対の電磁石19が180度の位相で配置されている。すなわち、電磁石19の中心軸(半径方向)と回転用永久磁石18の外周側の辺18a(または、内周側の辺)との交差する角度は、回転用永久磁石18の外周側の頂点18cの位置で、67.5度に設定されている。
すなわち、フライホイール11に設けられている回転用永久磁石18と、この永久磁石と対向する位置に配置されている電磁石19との配置関係で説明すると、回転用永久磁石18は、フライホイール11の外側に離間しての設けられた電磁石19に対して対向位置で、電磁石19の中心軸の直交方向に対して回転方向に離間した傾斜角αで配置されている。この傾斜角αは実験よると30度以下が好ましく、良好な傾斜角αの中心値は、90度−67.5度=22.5度程度であることを確認している。
回転用永久磁石18と電磁石19との上述のような配置により、回転用永久磁石18と電磁石19とで磁気回路が形成される。それにより、2極のロータ(回転用永久磁石18側)と180度毎のステータ(電磁石19側)によるステッピングモータ(パルスモータ)を形成している。このステッピングモータにより駆動されるフライホイール11の回転数は400rpmである。
第1プーリ回転軸14aは、第1プーリ14の下方にディスクブレーキとして作動するブレーキディスク21が固定され、更に下方には、電磁クラッチを用いた第2クラッチ22が接続固定されている。第2クラッチ22の他方は一端が下段軸受7に軸支された第2プーリ回転軸23aに固定されている第2プーリ23に接続固定されている。第2プーリ23は張架された伝動ベルト25を介して、発電機26の回転軸に固定された発電機プーリ27に係合している。発電機プーリ27の回転に伴なって回転する発電機26は、例えば、定格が7.5KWで30Hzで600rpmである。
次に、これらの構成によるフライホイール11発電機26の発電の動作について説明する。なお、各部については図1乃至図3を援用している。
(ステップ1)・・・起動ステップ
第1クラッチ13を閉じ、第2クラッチ22を開いた状態にする。この状態で起動モータ16を所定方向に回転させると、起動モータ16の回転力は、伝動ベルトを介して第1プーリ14に伝達され、第1プーリ回転軸14aを回転させる。その際、第1クラッチ13が閉じているので、第1プーリ回転軸14aとフライホイール回転軸11aとは連結されている。従って、第1プーリ回転軸14aの回転はフライホイール回転軸11aに伝動されて、フライホイール回転軸11aを回転させ、このフライホイール回転軸11aに固定されているフライホイール11を起動して回転させる。
(ステップ2)・・・フライホイール11の回転ステップ
フライホイール11が起動回転した後に、第1クラッチ13を開いた状態にして第1プーリ14との結合から開放する。その状態で、所定のタイミングで一対の電磁石19にパルス通電をおこなう。すなわち、パルス通電のタイミングは、回転用永久磁石18が電磁石19に対して回転方向に先行してずれた位置である出口側でおこなう。電磁石19の励磁の結果、電磁石19と回転用永久磁石18との間に生じた蹴り出し力により、フライホイール11には回転力が付加されて連続的に回転する。フライホイール11が回転した後は、電磁石19へのパルス通電を停止しても、フライホイール11は慣性により自然停止までの所定時間の間は自力で回転を継続する。
なお、電磁石19にパルス通電をおこなうパルス通電のタイミングを、回転用永久磁石18が電磁石19に対して回転方向に先行してずれた位置である出口側でおこなうことについては、実験結果からの図4に示すグラフによる考察による。
すなわち、図4は、フライホイール11のステピィングモータが回転時の回転用永久磁石18の位置と回転力(蹴り出し力)との関係を示すグラフである。この場合は、回転用永久磁石18は、フライホイール11の半径方向(電磁石19の中心軸方向)に対して外周側の辺(又は、内周側の辺)が直交して配置されている。
すなわち、フライホイール11のステピィングモータの蹴り出し力は、フライホイール11に設けられた回転用永久磁石18と固定側の電磁石19との回転通過時の隙間を1mmに保ち、回転通過位置で0〜20mmの間、電磁石19に反発方向に10Aを通電した際、回転用永久磁石18が通過前(入口側)で8mm回転位相がずれたときの引込力と、通過後(出口側)の8mmずれた瞬間に、8kgの放出力が発生する。(図4のグラフで、横軸の「回転方向ずれ寸法」の8mmの位置での縦軸「回転力」が8kgとなる)
この場合、図5に部分拡大模式図を示すように、電磁石19による回転用永久磁石18への蹴り出し力は、回転用永久磁石18が、半径方向に対して外周側の辺(または、内周側の辺)が直交方向ではなく、直交方向と傾斜して配置されている。したがって、電磁石19にパルス通電をおこなうパルス通電のタイミングを出口側でおこなえば、回転用永久磁石18の外周側の辺18aに作用した後に連続して回転用永久磁石18の半径方向(フライホイール11の)の辺18bにも作用させることができる。その結果、回転用永久磁石18に対して強い蹴り出し力を付与することができる。実際に、実験でもパルス通電のタイミングを、回転用永久磁石18が電磁石19に対して回転方向に先行してずれた、出口側の斜めの位置で電磁石19に対して励磁をおこなうことが,蹴り出し力の増強に効果的であることを確認している。
(ステップ3)・・・発電ステップ
フライホイール11が所定の回転数に達した時点で、第1クラッチ13と第2クラッチ22の双方を閉状態にする。2つのクラッチ13、22の作用により、フライホイール回転軸11a、第1プーリ回転軸14aおよび第2プーリ回転軸23aとは同心状態で結合される。この結合により、フライホイール11の回転は、フライホイール回転軸11aと第1プーリ回転軸14aを経由して第2プーリ回転軸23aに伝達され第2プーリ回転軸23aを回転させる。第2プーリ回転軸23aを回転は、第2プーリ23を回転させ、更に、伝動ベルト25を介して発電機プーリ27を回転させる。発電機プーリ27は発電機26の回転軸に固定されているので、回転軸を介して発電機26を回転させて発電する。
また、停止が必要な場合は、ディスクブレーキのブレーキディスク21を挟持して停止させることができる。
次に、図6に示した説明図を参照して、フライホイール発電機1の動作時のフライホイール回転軸11aにおけるトルクについて説明する。なお、図6において、発電の動作時に2つのクラッチ13、22は閉じた状態である。したがって、各回転軸11a、14a、23aは一本の軸とみなせるのでクラッチ13、22は省略している。
フライホイール11の回転軸11aのトルク(TF)は、起動モータ16からのトルク(TA)とフライホイール11の外周部に形成されたステピィングモータ(TB)によるトルクとの和になる。
(A)フライホイール11の回転軸11aの起動モータ16によるトルク(TA)
モータ定格とトルクの関係式から算出
N;回転数(rpm)、 T;トルク(Nm)、 H;定格電力kwとすると、
H={T(2πN)/60}/1000・・・・・・・・(式1)
(式1)を変形すると、
T=(60000/2π)H/N・・・・・・・・・・・(式2)
また、単位の換算で、 1kg=9.80Nm
1Nm=0.101972kg・mである。
起動モータ16の出力は2.2kw、フライホイール11の回転軸11aの回転数は400rpmとすると、
(式2)より
TA(Nm)=(60000/2π)2.2/400
Nmをkgに単位換算すると
TA(kg)=(974×2.2)/400
=5.36kg・m
(B)フライホイール11の外周部に形成されたステピィングモータによるトルク(TB)
直径φ1.5mのフライホイール11で、このフライホイール11に対する電磁石19と回転用永久磁石18とによる反発力による蹴り出し力が8kgであり、かつ、2ヶ所に設けられているので、
TB=(8×1.5/2)×2=12kg・m
したがって、フライホイール11の回転軸11aのトルクTFは、
TF=TA+TB=5.36kg・m+12kg・m=17.36kg・m となる。
次に、フライホイール11の回転軸11aのトルクTFによる発電機26の回転軸のトルク(TG)を計算すると、発電機26の回転数は600rpmであるから、
TG=17.36/(600/400)=11.57kg・mとなる。
一方、単独に、(式2)により、発電機26の回転軸のトルク(TH)を算出すると、発電機26の出力は6.7kwであり、回転数は600rpmであるから
TH=(6.7×974)/600=10.87kg・mとなる。
ここで、フライホイール11の回転軸11aのトルクTFによる発電機26の回転軸のトルク(TG)と、単独に、(式2)により、発電機26の回転軸のトルク(TH)を算出した場合とを比較すると、
TG=11.57kg・m>TH=10.87kg・mの関係となる。
すなわち、発電機26にはフライホイール11側からから、発電機26の定格以上のトルクが付与される。したがって、発電機26は発電力を上昇されることができたと言える。
なお、本発明は上記実施形態のそのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明のフライホイール発電機の実施の形態を示す構成説明図。 本発明のフライホイール発電機の実施の形態を示す要部の平面図。 本発明のフライホイール発電機のフライホイールでの永久磁石の配置説明図。 フライホイールでのステピィングモータの蹴り出し力の説明グラフ。 ステピィングモータの蹴り出しについての部分拡大模式図。 フライホイール発電機の動作時のフライホイール回転軸におけるトルクについての説明図。 従来のフライホイール発電機装置の制御装置の構成図。
符号の説明
1…フライホイール発電機、2…上段アングル構造体、3…中段アングル構造体、4…下段アングル構造体、5…上段軸受、6…中段軸受、7…下段軸受、8…固定ポール、11…フライホイール、13…第1クラッチ、14…第1プーリ、15…伝動ベルト、16…起動モータ、17…支持アーム、18…回転用永久磁石、19…電磁石、21…ブレーキディスク、22…第2クラッチ、23…第2プーリ、26…発電機

Claims (1)

  1. 起動モータと、この起動モータの回転が第1の伝動機構を介して伝達されるフライホイールと、このフライホイールの回転が第2の伝動機構を介して伝達される発電機を具備したフライホイール発電機であって
    前記フライホイール回転軸と記第1の伝動機構との間に設けられた第1のクラッチと、前記フライホイール回転軸と前記第2の伝動機構との間に設けられた第2のクラッチと、
    前記フライホイールの外周に等間隔で固定された複数の回転用永久磁石と、該回転用永久磁石に対向して離間配置された電磁石と、を備え、前記回転用永久磁石は、前記電磁石に対して、前記フライホイールの回転方向に向かって離間するように傾斜配置されていることを特徴とするフライホイール発電機。
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