JP4911178B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、装着されるカートリッジ内の現像剤の残量を検出可能な画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、一般に、トナーを収容した現像剤カートッジを備え、現像剤カートリッジからトナーを感光体に供給して画像形成を行っている。このような画像形成装置では、現像剤カートリッジ内に残っているトナーの量を検出するために、現像剤収容室の側壁に対向する一対の光透過窓を設け、一方の光透過窓から検出光を入射し、他方の光透過窓の前で受光し、この受光信号が高レベルであれば、トナーの残量が少なくなってきたと判定する構成が用いられることがある(特許文献1)。
ところで、トナーは、現像剤収容室内で繰り返し撹拌されることで、徐々に劣化し、所定の印字枚数を超えると初期の帯電性能が得られなくなり、形成される画像の質が低下する。そのため、良好な画像を形成するためには、現像剤収容室内のトナーをすべて使い切らずに、所定量残す必要がある。
特開2001−005276号公報
一方、現像剤カートリッジは、トナーの初期容量の異なる複数種類、例えば、大容量タイプと小容量タイプの2種類が設定され、販売されることが多い。しかし、従来の画像形成装置では、トナーの初期容量に拘わらず、トナーの量が一定量以下になったときに現像剤カートリッジの交換時期であると判定していた。
しかし、トナーの劣化の状態はおよそ現像剤カートリッジの使用時間に応じるため、同じトナー残量であっても、大容量タイプの現像剤カートリッジに比較すると、少容量タイプの現像剤カートリッジの残トナーは劣化していない。そのため、トナーの初期容量に拘わらず、トナーの量が一定量以下になったときにトナーエンプティを判定すると、少量タイプの現像剤カートリッジでは、残トナーが未だ使用に耐え得るにも拘わらずトナーエンプティを判定してしまい、トナーを有効に使用できないという問題があった。
本発明は、以上のような背景に鑑みてなされたものであり、現像剤の初期容量に応じて適切な劣化状態まで現像剤を使用できるようにする画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した課題を解決する本発明は、現像剤の量を光学的に検出するための光透過部を有し、現像剤の初期容量の異なる複数種類のカートリッジを装着可能に構成された画像形成装置であって、前記光透過部を通して前記カートリッジ内へ検出光を照射する発光素子と、前記光透過部を通った検出光を受光する受光素子と、前記受光素子の受光信号に基づいて前記カートリッジの交換時期を判定する判定手段と、装着された前記カートリッジの初期容量を検出する検出手段と、前記検出手段で検出した前記カートリッジの初期容量に応じて前記カートリッジ内を通る検出光の高さ位置を、初期容量の小さいものが初期容量の大きいものより低くなるように変更する光路変更手段とを備えたことを特徴とする。
このような画像形成装置によれば、光路変更手段は、検出手段で検出したカートリッジの現像剤の初期容量に応じて検出光の高さ位置を変更する。具体的には、現像剤の初期容量の小さいカートリッジの場合には、初期容量の大きい場合よりも検出光の高さが低くなるように検出光の高さを変更する。そのため、初期容量の小さいカートリッジを使用した場合には、初期容量の大きいカートリッジを使用した場合よりも現像剤の量が少なくなったときに判定手段でトナーエンプティを判定するので、初期容量に応じて適切な劣化状態まで現像剤を使用できる。
前記した課題を解決する本発明は、現像剤の量を光学的に検出するための光透過部を有し、現像剤の初期容量の異なる複数種類のカートリッジを装着可能に構成された画像形成装置であって、前記光透過部を通して前記カートリッジ内へ検出光を照射する発光素子と、前記光透過部を通った検出光を受光する、異なる位置に複数設けられた受光素子と、前記受光素子の受光信号に基づいて前記カートリッジの交換時期を判定する判定手段と、装着された前記カートリッジの初期容量を検出する検出手段とを備え、前記判定手段は、前記検出手段で検出した前記カートリッジの初期容量に応じて、初期容量の小さいものが初期容量の大きいものより低くなるように、使用する前記受光素子を変更することを特徴とする。
このような画像形成装置によれば、判定手段により、初期容量の小さいものが初期容量の大きいものより使用する受光素子の位置が低くなるように、使用する受光素子を選択する。そのため、初期容量の小さいカートリッジを使用した場合には、初期容量の大きいカートリッジを使用した場合よりも現像剤の量が少なくなったときに判定手段でトナーエンプティを判定するので、初期容量に応じて適切な劣化状態まで現像剤を使用できる。
前記した課題を解決する本発明は、現像剤の量を光学的に検出するための光透過窓を有し、現像剤の初期容量の異なる複数種類のカートリッジを装着可能に構成された画像形成装置であって、前記光透過窓を通して前記カートリッジ内へ検出光を照射する発光素子と、前記光透過窓を通った検出光を受光する受光素子と、前記受光素子の受光信号に基づいて前記カートリッジの交換時期を判定する判定手段とを備え、前記発光素子および前記受光素子は、異なる高さ位置に複数組設けられ、前記カートリッジは、現像剤の初期容量に応じ、初期容量の小さいものが初期容量の大きいものより低くなるように前記複数組の発光素子および受光素子のいずれかの組に対応した位置に前記光透過窓が配置されたことを特徴とする。
このような画像形成装置によれば、現像剤の初期容量に応じ、初期容量の小さいものが初期容量の大きいものより低くなるように前記複数組の発光素子および受光素子のいずれかの組に対応した位置に前記光透過窓が配置されているため、カートリッジを画像形成装置に装着すると、初期容量に応じて、カートリッジ内を通過する検出光の高さが変わる。そのため、初期容量の小さいカートリッジを使用した場合には、初期容量の大きいカートリッジを使用した場合よりも現像剤の量が少なくなったときに判定手段でトナーエンプティを判定するので、初期容量に応じて適切な劣化状態まで現像剤を使用できる。
前記した課題を解決する本発明は、現像剤の量を光学的に検出するための光透過部を有し、現像剤の初期容量の異なる複数種類のカートリッジを装着可能に構成された画像形成装置であって、前記光透過部を通して前記カートリッジ内に検出光を照射する発光素子と、前記光透過部を通った検出光を受光する受光素子と、前記受光素子の受光信号に基づいて前記カートリッジの交換時期を判定する判定手段と、装着された前記カートリッジの初期容量を検出する検出手段とを備え、前記カートリッジは、初期容量に応じて異なる形状である初期容量識別部を有し、前記発光素子および前記受光素子の少なくとも一方は、複数種類のうち少なくとも1種の前記カートリッジを装着することで前記初期容量識別部に当接して押し動かされ、初期容量の小さいものが初期容量の大きいものより低くなるように高さ位置が変更されるように構成されたことを特徴とする。
このような画像形成装置によれば、カートリッジの装着により、初期容量識別部が発光素子および受光素子の少なくとも一方に当接してこれらを押し動かし、初期容量の小さいものが初期容量の大きいものより低くなるように高さ位置を変更する。そのため、初期容量の小さいカートリッジを使用した場合には、初期容量の大きいカートリッジを使用した場合よりも現像剤の量が少なくなったときに判定手段でトナーエンプティを判定するので、初期容量に応じて適切な劣化状態まで現像剤を使用できる。
本発明の画像形成装置によれば、初期容量の小さいカートリッジを使用した場合には、初期容量の大きいカートリッジを使用した場合よりも現像剤の量が少なくなったときに判定手段でトナーエンプティを判定するので、初期容量に応じて適切な劣化状態まで現像剤を使用できる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの断面図である。 現像カートリッジの拡大断面図である。 大容量タイプの場合の現像カートリッジ周辺の構成を示す図2のIII−III断面図である。 小容量タイプの場合の現像カートリッジ周辺の構成を示す図2のIII−III断面図である。 第2実施形態における大容量タイプの場合の現像カートリッジ周辺の構成を示す図2のIII−III断面図である。 第2実施形態における小容量タイプの場合の現像カートリッジ周辺の構成を示す図2のIII−III断面図である。 第3実施形態における大容量タイプの場合の現像カートリッジ周辺の構成を示す図2のIII−III断面図である。 第3実施形態における小容量タイプの場合の現像カートリッジ周辺の構成を示す図2のIII−III断面図である。 第4実施形態における大容量タイプの場合の現像カートリッジ周辺の構成を示す図2のIII−III断面図である。 第4実施形態における小容量タイプの場合の現像カートリッジ周辺の構成を示す図2のIII−III断面図である。 第5実施形態における大容量タイプの場合の現像カートリッジ周辺の構成を示す図2のIII−III断面図である。 第5実施形態における小容量タイプの場合の現像カートリッジ周辺の構成を示す図2のIII−III断面図である。 第6実施形態における大容量タイプの場合の現像カートリッジ周辺の構成を示す図2のIII−III断面図である。 第6実施形態における小容量タイプの場合の現像カートリッジ周辺の構成を示す図2のIII−III断面図である。 第7実施形態における大容量タイプの場合の現像カートリッジ周辺の構成を示す側面図である。 第7実施形態における小容量タイプの場合の現像カートリッジ周辺の構成を示す側面図ある。
[第1実施形態]
<レーザプリンタの概略構成>
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、方向はレーザプリンタを使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における左側を「前」、右側を「後」とし、手前側を「右」、奥側を「左」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1は、本体筐体2内に、用紙Pを供給する給紙部3と、露光装置4と、用紙P上にトナー像を転写するプロセスユニット5と、用紙P上に転写されたトナー像を熱定着させる定着装置6とを主に備えている。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、用紙Pを収容する給紙トレイ31と、用紙Pの前側を持ち上げる用紙押圧板32およびリフトレバー33と、ピックアップローラ34と、給紙ローラ35と、給紙パッド36と、レジストローラ37とを主に備えている。給紙トレイ31内の用紙Pは、リフトレバー33と用紙押圧板32によってピックアップローラ34に寄せられ、ピックアップローラ34によって送り出される。送り出された用紙Pは、給紙ローラ35と給紙パッド36によって1枚ずつ分離され、レジストローラ37を通り、感光体ドラム51と転写ローラ53との間に向けて搬送される。
露光装置4は、本体筐体2内の上部に設けられ、図示しないレーザ発光部と、回転駆動するポリゴンミラー41と、レンズ42,43と、反射鏡44,45とを主に備えている。レーザ発光部から出射された画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)は、ポリゴンミラー41、レンズ42、反射鏡44、レンズ43、反射鏡45の順に反射または通過して、感光体ドラム51の表面上に高速走査にて照射される。
プロセスユニット5は、露光装置4の下方に配置され、本体筐体2に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口から本体筐体2に対して着脱可能に装着される構成となっている。このプロセスユニット5は、感光体ユニット5Aと、カートリッジの一例としての現像カートリッジ5Bとから構成されている。
感光体ユニット5Aは、感光体フレーム50A内に、感光体ドラム51と、帯電器52と、転写ローラ53とを主に備えている。また、現像カートリッジ5Bは、感光体ユニット5Aに対して着脱可能に装着される構成となっており、現像フレーム50B内に、現像ローラ54と、供給ローラ55と、層厚規制ブレード56とを主に備え、現像剤の一例としてのトナーを収容するトナー収容室58を有する。
プロセスユニット5では、感光体ドラム51の表面が、帯電器52により一様に帯電された後、露光装置4からのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム51上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容室58内のトナーは、供給ローラ55を介して現像ローラ54に供給され、現像ローラ54と層厚規制ブレード56との間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ54上に担持される。
現像ローラ54上に担持されたトナーは、現像ローラ54から感光体ドラム51上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム51上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム51と転写ローラ53との間を用紙Pが搬送されることで感光体ドラム51上のトナー像が用紙P上に転写される。
定着装置6は、プロセスユニット5の後方に設けられ、加熱ローラ61と、加熱ローラ61との間で用紙Pを挟持する加圧ローラ62とを主に備えている。用紙Pに転写されたトナー像は、加熱ローラ61と加圧ローラ62との間を用紙Pが搬送されることで熱定着される。トナー像が熱定着された用紙Pは、定着装置6から排出経路23に搬送され、排出経路23から排出ローラ24によって排紙トレイ22上に排出される。
次に、現像カートリッジ5Bの交換時期の判定について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず交換時期の判定に拘わる現像カートリッジ5Bおよびレーザプリンタ本体の構成について説明した後、本実施形態の交換時期の判定について説明する。
<現像カートリッジの構成>
レーザプリンタ1に装着可能な現像カートリッジ5Bには、トナーの初期容量が異なる2種類のタイプがある。具体的には、例えば、最大印字可能枚数が6000枚に設定された大容量タイプと、最大印字可能枚数が3000枚に設定され、大容量タイプよりもトナーの初期容量が少ない小容量タイプである。なお、各タイプの現像カートリッジ5Bは、トナー収容室58内に収容されるトナーTの初期容量が異なるだけであり、構成は略同一である。
図2に示すように、現像カートリッジ5Bは、現像フレーム50Bによって、供給ローラ55などが配置される現像室57と、トナーTが収容されるトナー収容室58とに区画されている。現像室57とトナー収容室58とは、連通部59によって連通している。この連通部59は、供給ローラ55のローラ部分の軸方向における略全幅にわたって形成されており、トナーTは、連通部59を介して現像室57とトナー収容室58との間を相互に行き来できるようになっている。
トナー収容室58には、回転することでトナーTを撹拌するアジテータ70が配置されている。アジテータ70は、回転支軸71と、回転支軸71から延びる撹拌部72と、撹拌部の先端のシート取付部73に取り付けられた可撓性のシート部材75とから主に構成されている。また、図3に示すように、トナー収容室58(現像フレーム50B)の側壁50L,50Rには、それぞれ、左右方向において対向する光透過部の一例としての光透過窓101,102が設けられている。光透過窓101は、後述する2つの発光素子111,112が発する光が共に通過できるような十分な大きさで形成されている。光透過窓102は、後述する2つの受光素子121,122の受光面に対面する範囲を含むように十分な大きさで形成されている。なお、光透過部は、必ずしも窓状の物である必要はなく、側壁50R、50L全体を透明にして構成してもよいし、現像フレーム50B全体を透明にして構成することもできる。
図3に示す現像カートリッジ5Bは、大容量タイプのものであり、以下の説明においてタイプを特定した現像カートリッジ5Bを示すときは、符号501〜506を用いる。大容量タイプの現像カートリッジ501は、現像フレーム50Bの下面のうち、後述する本体筐体2に設けられたスイッチ161に対面する部分が平らであり、本体筐体2に現像カートリッジ501を装着しても、スイッチ161が押されないようになっている。
一方、図4に示す現像カートリッジ502は、小容量タイプのものであり、現像フレーム50Bの下面のうち、スイッチ161に対面する部分に識別突起162が設けられている。識別突起162は、現像カートリッジ502を本体筐体2に装着したときに、スイッチ161を押すことができる大きさに形成されている。
<残量判定のためのレーザプリンタ本体の構成>
図3に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2内の光透過窓101に対面する部分に上下に並んで2つの発光素子111,112が設けられている。また、光透過窓102に対面する部分には、上下に並んで2つの受光素子121,122が設けられている。
発光素子111と受光素子121は、光透過窓101,102を挟んで対面して設けられた組である。発光素子112と受光素子122は、光透過窓101,102を挟んで対面して設けられた組であり、それぞれ発光素子111と受光素子121の下に設けられている。各発光素子および受光素子の組は、公知の光センサを用いることができる。
本体筐体2には、現像カートリッジ5B(501,502)の下面に対応する位置に、検出手段の一例としてのスイッチ161が設けられている。前記したように、スイッチ161は、小容量タイプの現像カートリッジ502に設けられた識別突起162により押されると、回路が閉じて、判定手段150および光路変更手段の一例としての切換手段160に信号を出力する。
レーザプリンタ1は、CPU、RAM、ROM、入出力回路などを備えた図示しない制御装置が設けられ、制御装置は、判定手段150および切換手段160を有している。
図3および図4に破線で示すように、発光素子111または発光素子112から出射された光は、光透過窓101を通って現像カートリッジ5B(トナー収容室58)内に入り、トナーTが所定量以下になると、光透過窓102を通って受光素子121または受光素子122で受光される。受光素子121,122は、受光した光の強度に応じて出力電圧値が変化する素子であり、光を受光することで発生する信号を判定手段150に出力する。
判定手段150は、ROMに記憶されたプログラムやデータ、受光素子121,122の出力などに基づいて、現像カートリッジ5Bが交換時期か否かを判定する。
交換時期の判定の方法を簡単に説明すると、受光信号の強度が予め設定された受光基準値を超えた時間を算出し、この超えた時間の割合(デューティ比)が判定閾値を超えた場合に現像カートリッジ5Bが交換時期(トナーエンプティ)であると判定する。
判定手段150は、スイッチ161からの信号に基づいて、受光素子121および122のいずれからの信号をトナーエンプティの判定に用いるかを決定する。具体的には、スイッチ161からの信号が入力されない場合には、受光素子121の信号を用い、スイッチ161からの信号が入力された場合には、受光素子122の信号を用いるように構成されている。
切換手段160は、スイッチ161からの信号に基づき、発光素子111および発光素子112のいずれを発光させるかを決定し、これらの発光素子111,112を発光させる手段である。具体的には、スイッチ161の信号が入力されない場合には、発光素子111を発光させ、スイッチ161の信号が入力された場合には、発光素子112を発光させるように構成されている。
<トナーエンプティの判定の動作>
以上のように構成されたレーザプリンタ1におけるトナーエンプティの判定について説明する。
大容量タイプの現像カートリッジ501を用いる場合、本体筐体2に現像カートリッジ501を装着すると、図3に示すように、現像カートリッジ501の下面でスイッチ161は押されない。そのため、スイッチ161から、判定手段150および切換手段160には信号は出力されない。
切換手段160は、スイッチ161からの信号の入力がないため、上の発光素子111を発光させ、判定手段150は、上の受光素子121からの信号を利用してトナーエンプティを判定する。したがって、検出光Lは、トナー収容室58内で比較的高い位置を通り、この高い位置の検出光Lに基づいてトナーエンプティが判定される。つまり、大容量タイプでは、比較的多いトナー残量でトナーエンプティが判定される。
一方、小容量タイプの現像カートリッジ502を用いる場合、本体筐体2に現像カートリッジ502を装着すると、図4に示すように、現像カートリッジ502の下面の識別突起162でスイッチ161が押される。そのため、スイッチ161から、判定手段150および切換手段160に信号が出力される。
切換手段160は、スイッチ161からの信号の入力があるため、下の発光素子112を発光させ、判定手段150は、下の受光素子122からの信号を利用してトナーエンプティを判定する。したがって、検出光Lは、トナー収容室58内で比較的低い位置を通り、この低い位置の検出光Lに基づいてトナーエンプティが判定される。つまり、小容量タイプでは、比較的少ないトナー残量でトナーエンプティが判定される。
このようにして、本実施形態のレーザプリンタ1によれば、初期容量の小さい現像カートリッジ502を使用した場合には、初期容量の大きい現像カートリッジ501を使用した場合よりもトナーTの量が少なくなったときに判定手段150でトナーエンプティを判定するので、初期容量に応じて適切な劣化状態までトナーTを使用できる。
以上に本発明の一実施形態について説明したが、本発明の画像形成装置は、以下に説明するようにさらに他の形態で実施することも可能である。なお、以下の形態の説明においては、第1実施形態と異なる点のみ説明し、同じ部分については、図面に同じ符号を付して説明を省略する。
[第2実施形態]
図5および図6に示すように、第2実施形態においては、発光素子111,112が2つ設けられ、受光素子220が1つのみ設けられた場合を説明する。なお、現像カートリッジ501,502は、第1実施形態と同じである。
第2実施形態では、スイッチ161の信号は、切換手段160にのみ出力され、切換手段160は、第1実施形態と同様に、スイッチ161の信号が入力されない場合には、発光素子111を発光させ、スイッチ161の信号が入力された場合には、発光素子112を発光させるように構成されている。
受光素子220は、2つの発光素子111および発光素子112のいずれが発光した検出光Lでも受光できるように十分な大きさの受光面を有している。
このような第2実施形態のレーザプリンタにおいても、大容量タイプの現像カートリッジ501を用いると、図5に示すように、スイッチ161が押されないため上の発光素子111が発光され、小容量タイプの現像カートリッジ502を用いると、図6に示すように、スイッチ161が押されるため下の発光素子112が発光される。すなわち、現像カートリッジ501,502内のトナーTの初期容量に応じて上の発光素子111または下の発光素子112が発光され、トナー収容室58内を通る検出光Lの高さが変わる。
一方、受光素子220は1つであっても、発光素子111,112の両方の光を受光できれば、どちらが発光したかによらず残量の判定はできるので、第2実施形態のレーザプリンタも第1実施形態と同様に、初期容量の小さい現像カートリッジ502を使用した場合には、初期容量の大きい現像カートリッジ501を使用した場合よりもトナーTの量が少なくなったときに判定手段150でトナーエンプティを判定する。したがって、初期容量に応じて適切な劣化状態までトナーTを使用できる。また、この形態によれば、受光素子の部品点数を減らし、コストダウンを図ることができる。
[第3実施形態]
図7および図8に示すように、第3実施形態においては、発光素子210が1つのみ設けられ、受光素子121,122が2つ設けられた場合を説明する。なお、現像カートリッジ501,502は、第1実施形態と同じである。
第3実施形態では、スイッチ161の信号は、判定手段150にのみ出力され、判定手段150は、第1実施形態と同様に、スイッチ161からの信号が入力されない場合には、受光素子121の信号を用い、スイッチ161からの信号が入力された場合には、受光素子122の信号を用いるように構成されている。
発光素子210は、2つの受光素子121および受光素子122のいずれにも検出光Lが届くように、僅かに拡がるビームが発されるようになっている。
このような第3実施形態のレーザプリンタにおいても、大容量タイプの現像カートリッジ501を用いると、図7に示すように、スイッチ161が押されないため上の受光素子121からの信号が判定手段150でのトナーエンプティの判定に用いられ、小容量タイプの現像カートリッジ502を用いると、図8に示すように、スイッチ161が押されるため下の受光素子122からの信号が判定手段150でのトナーエンプティの判定に用いられる。すなわち、トナー収容室58内を通る検出光Lの全体の高さは変わらないが、トナーエンプティの判定に利用される光の部分の高さが実質的に変更される。
したがって、第3実施形態のレーザプリンタも、第1実施形態と同様に、初期容量の小さい現像カートリッジ502を使用した場合には、初期容量の大きい現像カートリッジ501を使用した場合よりもトナーTの量が少なくなったときに判定手段150でトナーエンプティを判定する。したがって、初期容量に応じて適切な劣化状態までトナーTを使用できる。また、この形態によれば、発光素子の部品点数を減らし、コストダウンを図ることができる。
[第4実施形態]
図9および図10に示すように、第4実施形態は、発光素子111および受光素子121が上下に移動する形態である。なお、現像カートリッジ501,502は、第1実施形態と同じである。
発光素子111および受光素子121は、それぞれ上下方向に移動可能なリニアアクチュエータ231,232に支持されている。
スイッチ161の信号は、切換手段170に出力されている。
切換手段170は、スイッチ161の信号に基づき、リニアアクチュエータ231,232を駆動する。具体的には、切換手段170は、スイッチ161からの信号が入力されない場合には、リニアアクチュエータ231,232を駆動して発光素子111および受光素子121を上に位置させ、スイッチ161からの信号が入力された場合には、発光素子111および受光素子121を下に位置させるように構成されている。
判定手段150は、受光素子121からの信号に基づき、第1実施形態と同様にしてトナーエンプティの判定を行う。
このような第4実施形態のレーザプリンタにおいては、大容量タイプの現像カートリッジ501を用いると、図9に示すように、スイッチ161が押されないため切換手段170によりリニアアクチュエータ231,232が駆動され、大容量タイプの現像カートリッジ501に最適な上の位置に発光素子111および受光素子121を位置させる。一方、小容量タイプの現像カートリッジ502を用いると、図10に示すように、スイッチ161が押されるため切換手段170によりリニアアクチュエータ231,232が駆動され、小容量タイプの現像カートリッジ502に最適な下の位置に発光素子111および受光素子121を位置させる。
このように、第4実施形態のレーザプリンタによれば、第1実施形態と同様に、初期容量が大きい場合には、現像カートリッジ5B内での検出光Lの高さが高く、初期容量が小さい場合には、現像カートリッジ5B内での検出光Lの高さが低くなる。そのため、初期容量の小さい現像カートリッジ502を使用した場合には、初期容量の大きい現像カートリッジ501を使用した場合よりもトナーTの量が少なくなったときに判定手段150でトナーエンプティを判定する。したがって、初期容量に応じて適切な劣化状態までトナーTを使用できる。
[第5実施形態]
図11および図12に示すように、第5実施形態においては、発光素子111および受光素子121がそれぞれ1つ設けられ、発光素子111が発する検出光Lの高さ位置を第1導光部材250Aおよび第2導光部材250Bにより変更する場合を説明する。なお、現像カートリッジ501,502は、第1実施形態と同じである。
第1導光部材250Aは、発光素子111と光透過窓101の間において本体筐体2に回転可能に支持されている。第1導光部材250Aは、外形が略円柱状の形状を有し、外周にギヤ部251を有している。第1導光部材250Aは、その中央(軸心)が、発光素子111が発する検出光Lの光軸Xと一致し、その内部の中央に、光軸Xと45度傾いた反射面を有するミラー252が設けられている。ミラー252は、図11においては上方に検出光Lを反射している。図11において、ミラー252の上方には、ミラー252で反射された検出光Lを右方向に反射する、ミラー252と平行な反射面を有するミラー253が設けられている。
このように、第1導光部材250Aは、これらのミラー252およびミラー253で、発光素子111が発する検出光Lの光路をずらして現像カートリッジ5B内に導入するものである。第1導光部材250Aのギヤ部251は、ステッピングモータ240Aの出力軸に設けられたギヤ241Aと噛合しており、ステッピングモータ240Aの駆動力により回動される。
第2導光部材250Bは、第1導光部材250Aと同じ構成であり、第1導光部材250Aと左右対称に設けられている。第2導光部材250Bは、現像カートリッジ5Bを通過した検出光Lの光路をずらして受光素子121に導出するものである。第2導光部材250Bは、本体筐体2に回動可能に支持され、回動軸が光軸Xに合致している。また、第1導光部材250Aと同様に、ギヤ部251がステッピングモータ240Bの出力軸に設けられたギヤ241Bと噛合しており、ステッピングモータ240Bの駆動力により回動される。
スイッチ161の信号は、切換手段180に出力されている。
切換手段180は、スイッチ161の信号に基づき、ステッピングモータ240A,240Bを駆動する。具体的には、切換手段180は、スイッチ161からの信号が入力されない場合には、ステッピングモータ240A,240Bにより、ミラー253がミラー252の上方に位置するように第1導光部材250Aおよび第2導光部材250Bの向きを調整し、スイッチ161からの信号が入力された場合には、ステッピングモータ240A,240Bにより、ミラー253がミラー252の下方に位置するように第1導光部材250Aおよび第2導光部材250Bの向きを調整するように構成されている。
判定手段150は、受光素子121からの信号に基づき、第1実施形態と同様にしてトナーエンプティの判定を行う。
このように、第5実施形態のレーザプリンタによれば、第1実施形態と同様に、初期容量が大きい場合には、現像カートリッジ5B内での検出光Lの高さが高く、初期容量が小さい場合には、現像カートリッジ5B内での検出光Lの高さが低くなる。そのため、初期容量の小さい現像カートリッジ502を使用した場合には、初期容量の大きい現像カートリッジ501を使用した場合よりもトナーTの量が少なくなったときに判定手段150でトナーエンプティを判定する。したがって、初期容量に応じて適切な劣化状態までトナーTを使用できる。
なお、第5実施形態においては、発光素子111と受光素子121の両方に対応して、回動する導光部材を設けたが、一方のみに設けてもよい。この場合、発光素子111側だけ導光部材を設ける場合には、受光素子121の受光面を十分に大きくするのがよく、受光素子121側だけ導光部材を設ける場合には、発光素子111が発するビームが僅かに拡がるようになっているとよい。
また、第5実施形態においては、導光部材により検出光を反射させてその光路をずらした例を示したが、屈折により検出光の光路をずらすように構成してもよい。
[第6実施形態]
図13および図14に示すように、第6実施形態においては、発光素子111,112が2つ設けられ、受光素子121,122も2つ設けられた場合を説明する。この形態においては、第1実施形態と異なり、制御装置による検出光Lを発光させる発光素子の切換は行わない。その代わりに、現像カートリッジ503と504とで、光透過窓の位置を異ならせてある。
具体的には、大容量タイプの現像カートリッジ503は、上に位置した発光素子111に対面して側壁50Lに光透過窓261が設けられ、上に位置した受光素子121に対面して側壁50Rに光透過窓261が設けられている。一方、小容量タイプの現像カートリッジ504は、下に位置した発光素子112に対面して側壁50Lに光透過窓262が設けられ、下に位置した受光素子122に対面して側壁50Rに光透過窓262が設けられている。なお、発光素子111および発光素子112は、装着される現像カートリッジ5Bのタイプによらず、トナー残量の検知を行うときには両方共、検出光Lが発光されるようになっている。
このような第6実施形態のレーザプリンタにおいては、大容量タイプの現像カートリッジ503を装着すると、図13に示すように、発光素子111から発した検出光Lのみが光透過窓261を通過し、トナー収容室58および反対側の光透過窓261を通過して受光素子121に入る。そして、第1実施形態と同様に判定手段150によりトナーエンプティの判定がなされる。
一方、小容量タイプの現像カートリッジ504を装着すると、図14に示すように、発光素子112から発した検出光Lのみが光透過窓262を通過し、トナー収容室58および反対側の光透過窓262を通過して受光素子122に入る。そして、第1実施形態と同様に判定手段150によりトナーエンプティの判定がなされる。
このようにして、第6実施形態のレーザプリンタでは、光透過窓261と光透過窓262の高さの違いによりトナー収容室58内を通る光の高さが変わる。そのため、初期容量の小さい現像カートリッジ504を使用した場合には、初期容量の大きい現像カートリッジ503を使用した場合よりもトナーTの量が少なくなったときに判定手段150でトナーエンプティを判定する。したがって、初期容量に応じて適切な劣化状態までトナーTを使用できる。
[第7実施形態]
第7実施形態に係るレーザプリンタは、図15および図16に示すように、制御装置で制御することなく、現像カートリッジ5B(505,506)の機械的な構成により検出光Lの高さを変更するものである。
本体筐体2には、発光素子111を保持した矩形の保持部材272を上下方向にスライド移動可能に案内するリニアガイド271が設けられている。リニアガイド271は、光透過窓261または光透過窓262の位置の間で発光素子111が動けるような位置に配置されている。検出手段の一例としての保持部材272は、バネ275により上方に付勢されており、リニアガイド271の上端に設けられたストッパ271Aに係合することで、大容量タイプの現像カートリッジ505に適した高さに保持部材272を位置決め、つまりは発光素子111を位置決めするようになっている。保持部材272の上辺には、半円状の凹部273が形成されている。
大容量タイプの現像カートリッジ505は、第6実施形態と同様に、小容量タイプに比較して高い位置に光透過部の一例としての光透過窓261が設けられている。そして、側壁50Lの光透過窓261の上下には突起は設けられていない。
一方、小容量タイプの現像カートリッジ506は、第6実施形態と同様に、大容量タイプに比較して低い位置に光透過部の一例としての光透過窓262が設けられている。そして、側壁50Lには、初期容量識別部の一例として、光透過窓262の上部に側方へ突出する円柱状の突起280が設けられている。この突起280の位置は、詳しくは、発光素子111と凹部273の中心間距離と、光透過窓262と突起280の中心間距離とが同じになるように配置されており、突起280が保持部材272の凹部273と係合して保持部材272を下方へ押し下げることで光透過窓262と発光素子111が対面するようになっている。
図示は省略するが、現像カートリッジ505,506は左右対称に構成されて、小容量タイプの現像カートリッジ506は、右側の側壁50Rにも、突起280が設けられている。また、リニアガイド271、保持部材272およびバネ275も、本体筐体2の右側に、図15と同様のものが左右対称に設けられ、発光素子111の代わりに受光素子121が設けられている。
このように構成された第7実施形態のレーザプリンタでは、大容量タイプの現像カートリッジ505を装着すると、図15に示すように、側壁50Lおよび側壁50Rに突起が無いため、発光素子111および受光素子121は動かず、高い位置に維持される。そして、発光素子111から発された検出光Lは、側壁50Lの高い位置に設けられた光透過窓261を通過し、トナー収容室58および反対側の光透過窓261を通過して受光素子121に入る。そして、第1実施形態と同様に判定手段150によりトナーエンプティの判定がなされる。
一方、小容量タイプの現像カートリッジ506を装着すると、図16に示すように、側壁50Lおよび側壁50Rに突起280が有るため、突起280が保持部材272の凹部273に係合して保持部材272を押し下げる。これにより、発光素子111および受光素子121は下がり、光透過窓262に対応した低い位置に位置する。そして、発光素子111から発された検出光Lは、側壁50Lの低い位置に設けられた光透過窓262を通過し、トナー収容室58および反対側の光透過窓262を通過して受光素子121に入る。そして、第1実施形態と同様に判定手段150によりトナーエンプティの判定がなされる。
このようにして、第7実施形態のレーザプリンタでは、突起280による発光素子111および受光素子121の移動によりトナー収容室58内を通る光の高さが変わる。そのため、初期容量の小さい現像カートリッジ506を使用した場合には、初期容量の大きい現像カートリッジ505を使用した場合よりもトナーTの量が少なくなったときに判定手段150でトナーエンプティを判定する。したがって、初期容量に応じて適切な劣化状態までトナーTを使用できる。
なお、第7実施形態においては、大容量タイプの現像カートリッジ505と小容量タイプの現像カートリッジ506とで、光透過窓261,262の高さ位置を変えていたが、発光素子111の高さ位置の変更に対応できる十分な大きさを有している場合には、同じ光透過窓を用いることができる。もちろん、側壁50Lおよび側壁50Rが全部透明であってもよい。
以上に、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前記した形態に限定されることなく、適宜変形して実施することが可能である。
前記実施形態では、現像カートリッジの初期容量として大容量タイプと小容量タイプの2タイプのみで説明したが、3種類以上の初期容量のタイプがある場合には、検出光の高さ位置が3種類以上になるように構成することができる。例えば、第1実施形態の態様であれば、発光素子と受光素子の組を3組以上の複数組設ければよいし、第4実施形態の態様であれば、発光素子および受光素子を3種類以上の高さ位置に位置させるようにリニアアクチュエータ231,232を制御すればよい。また、初期容量が3種類の場合においても、検出光の高さ位置は2箇所に設定してもよい。つまり、初期容量が異なる2種類については検出光の高さを同じ高さにしてもよい。
前記実施形態では、検出手段の一例としてスイッチ161を例示したが、カートリッジにICタグを設けて、画像形成装置本体に設ける検出手段としてICタグリーダーを設けてもよい。
前記実施形態では、画像形成装置の一例としてレーザプリンタ1を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば、複写機や複合機などを採用してもよい。
1 レーザプリンタ
2 本体筐体
5 プロセスユニット
5A 感光体ユニット
5B(501〜506) 現像カートリッジ
58 トナー収容室
101,102,261,262 光透過窓
111,112,210 発光素子
121、121,220 受光素子
150 判定手段
160,170,180 切換手段
161 スイッチ
162 識別突起
231 リニアアクチュエータ
240A,240B ステッピングモータ
250A 第1導光部材
250B 第2導光部材
272 保持部材
280 突起
L 検出光
T トナー
X 光軸

Claims (9)

  1. 現像剤の量を光学的に検出するための光透過部を有し、現像剤の初期容量の異なる複数種類のカートリッジを装着可能に構成された画像形成装置であって、
    前記光透過部を通して前記カートリッジ内へ検出光を照射する発光素子と、
    前記光透過部を通った検出光を受光する受光素子と、
    前記受光素子の受光信号に基づいて前記カートリッジの交換時期を判定する判定手段と、
    装着された前記カートリッジの初期容量を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出した前記カートリッジの初期容量に応じて前記カートリッジ内を通る検出光の高さ位置を、初期容量の小さいものが初期容量の大きいものより低くなるように変更する光路変更手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記発光素子および前記受光素子は、異なる高さ位置に複数組設けられ、
    前記光路変更手段は、前記検出手段で検出した前記カートリッジの初期容量に応じて使用する前記発光素子を変更し、
    前記判定手段は、前記検出手段で検出した前記カートリッジの初期容量に応じて使用する前記受光素子を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記発光素子は、異なる高さ位置に複数設けられ、
    前記光路変更手段は、前記検出手段で検出した前記カートリッジの初期容量に応じて使用する前記発光素子を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記光路変更手段は、前記検出手段で検出した前記カートリッジの初期容量に応じて前記発光素子および前記受光素子の少なくとも一方を移動させて高さ位置を変更するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記発光素子から入射される検出光を反射または屈折させることで検出光の光路をずらして前記カートリッジ内へ導入すると共に入射される検出光の光軸周りに回動可能なように画像形成装置本体に支持された第1導光部材をさらに備え、
    前記光路変更手段は、前記検出手段で検出した前記カートリッジの初期容量に応じて前記第1導光部材を回動させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記カートリッジから出射される検出光を反射または屈折させることで検出光の光路をずらして前記受光素子へ導出すると共に前記受光素子へ出射される検出光の光軸周りに回動可能なように画像形成装置本体に支持された第2導光部材をさらに備え、
    前記光路変更手段は、前記検出手段で検出した前記カートリッジの初期容量に応じて前記第2導光部材を回動させることを特徴とする請求項1または請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 現像剤の量を光学的に検出するための光透過部を有し、現像剤の初期容量の異なる複数種類のカートリッジを装着可能に構成された画像形成装置であって、
    前記光透過部を通して前記カートリッジ内へ検出光を照射する発光素子と、
    前記光透過部を通った検出光を受光する、異なる高さ位置に複数設けられた受光素子と、
    前記受光素子の受光信号に基づいて前記カートリッジの交換時期を判定する判定手段と、
    装着された前記カートリッジの初期容量を検出する検出手段とを備え、
    前記判定手段は、前記検出手段で検出した前記カートリッジの初期容量に応じて、初期容量の小さいものが初期容量の大きいものより低くなるように、使用する前記受光素子を変更することを特徴とする画像形成装置。
  8. 現像剤の量を光学的に検出するための光透過窓を有し、現像剤の初期容量の異なる複数種類のカートリッジを装着可能に構成された画像形成装置であって、
    前記光透過窓を通して前記カートリッジ内へ検出光を照射する発光素子と、
    前記光透過窓を通った検出光を受光する受光素子と、
    前記受光素子の受光信号に基づいて前記カートリッジの交換時期を判定する判定手段とを備え、
    前記発光素子および前記受光素子は、異なる高さ位置に複数組設けられ、
    前記カートリッジは、現像剤の初期容量に応じ、初期容量の小さいものが初期容量の大きいものより低くなるように前記複数組の発光素子および受光素子のいずれかの組に対応した位置に前記光透過窓が配置されたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 現像剤の量を光学的に検出するための光透過部を有し、現像剤の初期容量の異なる複数種類のカートリッジを装着可能に構成された画像形成装置であって、
    前記光透過部を通して前記カートリッジ内に検出光を照射する発光素子と、
    前記光透過部を通った検出光を受光する受光素子と、
    前記受光素子の受光信号に基づいて前記カートリッジの交換時期を判定する判定手段と、
    装着された前記カートリッジの初期容量を検出する検出手段とを備え、
    前記カートリッジは、初期容量に応じて異なる形状である初期容量識別部を有し、
    前記発光素子および前記受光素子の少なくとも一方は、複数種類のうち少なくとも1種の前記カートリッジを装着することで前記初期容量識別部に当接して押し動かされ、初期容量の小さいものが初期容量の大きいものより低くなるように高さ位置が変更されるように構成されたことを特徴とする画像形成装置。
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