JP4911150B2 - 車両制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は内燃機関や変速機、ブレーキ等、車両の各装置を統括的に制御する車両制御部と、車両制御部から制御信号として出力される要求トルクに基づいて内燃機関の吸入空気量や燃料噴射量、点火時期を変更する機関制御部とを備え、要求トルクに基づいて内燃機関を制御するトルクディマンド型の機関制御を実行する車両制御装置に関する。
特許文献1には、要求トルクに基づいて目標トルクを設定し、機関トルクが目標トルクに一致するように内燃機関を制御するトルクディマンド型の機関制御を実行する車両制御装置が記載されている。
こうしたトルクディマンド型の車両制御装置を更に発展させ、内燃機関の各部を制御する機関制御部と車両の駆動力発生装置である内燃機関とをユニット化して駆動力発生ユニットを構成し、内燃機関の他に自動変速機やブレーキ等、車両全体を統括的に制御する車両制御部から機関制御にかかる機能を独立させることが考えられている。こうした構成の車両制御装置にあっては、車両制御部は駆動力発生ユニットに対して制御信号として要求トルクのみを出力する。そして駆動力発生ユニットにおける機関制御部は、機関トルクを要求トルクに一致させるための吸入空気量や燃料噴射量、点火時期等の各種パラメータを算出し、これらのパラメータに基づいて機関各部を制御する。
このように駆動力発生装置である内燃機関と、これを制御するための専用の制御部とによって駆動力発生ユニットを構成し、車両制御部から出力される要求トルクのみに基づいて駆動力を制御できるように車両制御装置が構成されていれば、制御態様の異なる駆動力発生装置、例えば気筒数の異なる内燃機関やモータ等によってそれぞれ構成された複数種類の駆動力発生ユニットを単一の車両制御部によって制御することができるようになる。すなわち、駆動力発生装置の変更に適合させるために車両制御装置全体の設計を変更したり、制御プログラム全体を変更したりすることなく、駆動力発生ユニットを換装することによって駆動力発生装置の異なる多様なバリエーションの車両を生産することができるようになる。
特開2000‐213387号公報
ところが、駆動力発生装置として内燃機関を搭載する車両に適用され、上記のように車両制御部から出力される要求トルクに基づいて内燃機関を制御する車両制御装置にあっては、フューエルカットの実行に際して以下のような不都合が生じるおそれがある。
例えば、運転者がアクセルペダルの踏み込みを解除したことによって図6の上段に示されるように急にアクセル操作量が「0」になり、これに起因して図6の下段に一点鎖線で示されるように要求トルクが急激に減少した場合には、直ちにスロットルバルブを閉弁させたとしても吸入空気の移送遅れに起因して吸入空気量がすぐには減少せず、図6の下段に実線で示されるように機関トルクが要求トルクよりも遅れて減少する。
このとき、図6の中段に実線で示されるように要求トルクが所定の値以下、例えば「0」になったときに直ちにフューエルカットを実行すると、図6の下段に実線矢印で示されるように機関トルクが大きいときにフューエルカットが実行されてトルクが急に「0」になるため、大きなトルクショックが生じてしまう。
そこで、吸入空気量や燃料噴射量、点火時期の変化等に基づいて実際に発生している機関トルクを推定し、図6の中段に破線で示されるように機関トルクが十分に小さくなってからフューエルカットを実行することも考えられる。こうした構成によれば、図6の下段に破線矢印で示されるように機関トルクが十分に小さくなってからフューエルカットが実行されてトルクが「0」になるため、トルクショックが抑制されるようになる。
しかしながら、車両制御部において実行されている横滑り防止制御に伴い機関トルクを低下させる場合や、自動変速機の制御にあわせて変速段の変更時に機関トルクを低下させる場合等、機関トルクを直ちに低下させるトルクダウン制御が必要とされる場合には、その要求に基づいて車両制御部から出力される要求トルクが低下したときに即座にフューエルカットを実行して速やかに機関トルクを低下させることが望ましい。
これに対して上記のように機関トルクが十分に小さくなるまで待ってからフューエルカットを実行する構成を採用した場合には、要求トルクの低下に伴って即座に機関トルクを低下させることができなくなってしまう。
このように制御信号として要求トルクのみが車両制御部から機関制御部に入力される車両制御装置にあっては、トルクダウン制御が必要な状況か否かを判別することがむずかしく、フューエルカットに伴うトルクショックの抑制と、トルクダウン制御の必要性に対応した速やかな機関トルクの低減とを両立させることが困難であった。
この発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は車両制御部から機関制御部に制御信号として要求トルクのみが出力される車両制御装置において、要求トルクに基づいて内燃機関を制御するトルクディマンド型の機関制御を実行しつつ、フューエルカットに伴うトルクショックの抑制と、トルクダウン制御の必要性に対応した速やかな機関トルクの低減とを両立させることにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、機関トルクを直ちに低下させるトルクダウン制御を実行する必要があるか否かを車両各部の状態に基づいて判定し、トルクダウン制御を実行する必要がある旨の判定がなされているときには要求トルクを第1閾値未満の値に設定する一方、トルクダウン制御を実行する必要がない旨の判定がなされているときには要求トルクを前記第1閾値よりも大きなガード値を下限値としてアクセル操作量及び車速に基づいて設定する車両制御部と、前記設定された要求トルクが前記第1閾値未満であるときには直ちにフューエルカットを実行してトルクダウン制御を実行する一方、前記設定された要求トルクが前記第1閾値以上であるときには機関トルクを前記要求トルクに一致させるように同要求トルクに基づいて吸入空気量と燃料噴射量と燃料点火時期とを変更し、前記要求トルクの低下に伴って同機関トルクが前記ガード値よりも大きな第2閾値以下まで低下したときにフューエルカットを実行する機関制御部とを備え、前記車両制御部から出力される前記要求トルクに基づいて内燃機関を制御するトルクディマンド型の機関制御を実行する車両制御装置である。
上記構成では、トルクダウン制御を実行する必要がある旨の判定がなされている場合には要求トルクの値を第1閾値未満の値に設定する一方、トルクダウン制御を実行する必要がない旨の判定がなされている場合には要求トルクを第1閾値よりも大きなガード値を下限値としてアクセル操作量及び車速に基づいて設定するようにしている。そのため、機関制御部は車両制御部から出力される要求トルクの大きさが第1閾値未満であるか否かに基づいてトルクダウン制御を実行する必要があるか否かを判別することができるようになる。そして、機関制御部は、要求トルクが第1閾値未満であるときにはトルクダウン制御を実行する必要があると判断して直ちにフューエルカットを実行してトルクダウン制御を実行する。一方で要求トルクが第1閾値以上であるときにはトルクダウン制御を実行する必要がないと判断して要求トルクに基づいて内燃機関の吸入空気量や燃料噴射量、点火時期の各パラメータを変更して内燃機関を制御する。また、機関制御部は要求トルクが第1閾値以上であり、トルクダウン制御を実行する必要がないときには要求トルクの低下に伴って機関トルクが第2閾値まで低下したときにフューエルカットを実行する。
このように上記構成によれば車両制御部から制御信号として要求トルクのみが出力される場合であっても、機関制御部は要求トルクの大きさに基づいてトルクダウン制御を実行する必要があるか否かを判別することができるようになり、トルクダウン制御を実行する必要がある場合には直ちにフューエルカットを実行して速やかに機関トルクを低下させることができるようになる。また一方で、トルクダウン制御を実行する必要がない場合には要求トルクの低下に伴って実際に発生している機関トルクが第2閾値以下になるまでフューエルカットの実行を遅延させフューエルカットの実行に伴うトルクショックを抑制することができるようになる。これにより、車両制御部から機関制御部に制御信号として要求トルクのみを出力し、要求トルクに基づいて内燃機関を制御するトルクディマンド型の機関制御を実現しつつ、フューエルカットに伴うトルクショックの抑制と、トルクダウン制御の実行の必要性に対応した速やかな機関トルクの低減とを両立させることができるようになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両制御装置において、前記第2閾値は、機関運転を継続しながら発生させることのできる最小の機関トルクに基づいて設定されていることをその要旨とする。
上記構成によれば、第2閾値が機関運転を継続しながら発生させることのできる最小の機関トルクに基づいて設定されているため、トルクダウン制御を実行する必要がないときには、機関トルクが極力小さくなるまでフューエルカットの実行を遅延させることができるようになる。これにより、フューエルカットの実行に伴うトルクショックの発生を最大限抑制することができるようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両制御装置において、前記車両制御部は、変速機の変速段変更に伴う変速操作を検出する変速操作検出手段を備え、前記変速操作が検出されたときにトルクダウン制御を実行する必要がある旨を判定することをその要旨とする。
上記構成によれば、変速操作が検出されたときに直ちにフューエルカットが実行されてトルクダウン制御が実行され、機関トルクが「0」にされる。そのため、変速段の変更に伴う変速ショックの発生を抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両制御装置において、前記車両制御部は、車輪の回転速度を検出する車輪回転速度検出手段を備え、前記車輪の回転速度に基づいて前記車輪の空転が検出されたときにトルクダウン制御を実行する必要がある旨を判定することをその特徴とする。
上記構成によれば、車輪の回転速度に基づいて車輪の空転が検出されたときに直ちにフューエルカットが実行されてトルクダウン制御が実行され、機関トルクが「0」にされる。そのため、車輪の空転を速やかに解消し、車両の挙動の乱れを好適に抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両制御装置において、前記車両制御部は、車速が基準車速以上になったときにトルクダウン制御を実行する必要がある旨を判定することをその要旨とする。
上記構成によれば、車速が基準車速以上になったときに直ちにフューエルカットが実行されてトルクダウン制御が実行され、機関トルクが「0」にされる。そのため、車速が基準車速以上になると車速の上昇が速やかに抑制されるようになり、基準車速を超えるような過度の車速上昇を好適に抑制することができるようになる。
以下、この発明にかかる車両制御装置を具体化した一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。図1は本実施形態にかかる車両制御装置の概略構成とその制御対象であるエンジン、自動変速機及びブレーキの関係を示すブロック図である。
図1に示されるように本実施形態の車両制御装置は、エンジン20や自動変速機30、ブレーキ40等、車両各部に制御信号を出力し、車両各部を統括的に制御する車両制御ECU100と、車両制御ECU100からの制御信号に基づいて機関制御に係る各種演算を行ってエンジン20を制御するエンジンECU200とを含んで構成されている。
図1に示されるように車両制御ECU100には、アクセルペダルの操作量であるアクセル操作量ACCPを検出するアクセルポジションセンサ10、車速SPDを検出する車速センサ11、前後左右の各車輪の回転速度である車輪回転速度NTをそれぞれ検出する車輪回転速度センサ12、自動変速機30の変速操作に伴って変速信号SHTを出力する変速スイッチ13等が接続されている。
車両制御ECU100は、車両各部を制御するための各種演算処理を実施する中央演算処理装置(CPU)、制御用のプログラムやデータが記憶された読み込み専用メモリ(ROM)、演算処理の結果等を一時的に記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)等を備えて構成されている。そして、各種センサ10〜13から車両各部の状態を示す信号を取り込み、取り込んだ信号に基づいて車両の各部を制御する。
具体的には、アクセル操作量ACCP及び車速SPDに基づいて運転者の要求している駆動力の大きさを推定し、それに見合った駆動力を発生するための要求トルクTQd及び自動変速機30の変速段を算出する。そして、エンジンECU200に制御信号として要求トルクTQdを出力して機関制御を実行させるとともに、自動変速機30に変速指令を出力して変速段を変更する変速操作を実行させる。また、車輪回転速度NTに基づいて前後左右の各車輪の空転を検出し、空転が検出されたときには要求トルクTQdを低下させて機関トルクTQを低下させ、車輪の空転を抑制して車両の挙動を安定させる横滑り防止制御を実行する。また、制動時には、車輪回転速度NTに基づいて車輪のロックを検出し、ロックが検出された車輪に対する制動力を減少させるようにブレーキ40を制御して車輪のロック状態を解除するアンチロックブレーキ制御を実行する。
エンジンECU200は、エンジン20を制御するために専用に設計された電子制御装置であり、機関制御にかかる各種演算処理を実施する中央演算処理装置(CPU)、制御用のプログラムやデータが記憶された読み込み専用メモリ(ROM)、演算処理の結果等を一時的に記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)等を備えて構成されている。
エンジンECU200にはエンジン20に設けられた各種のセンサ、例えば機関回転速度NEを検出する回転速度センサ、吸入空気量GAを検出するエアフロメータ、排気に含まれる酸素濃度に基づいて空燃比A/Fを検出する空燃比センサ等が接続されている。エンジンECU200は車両制御ECU100から出力される要求トルクTQdに加え、これらの各種センサの出力信号を取り込んで機関制御にかかる各種演算を実行する。具体的には、車両制御ECU100から出力された要求トルクTQdに基づき、各種センサから出力される信号に基づいて推定される機関トルクTQを要求トルクTQdに一致させるようにエンジン20の吸入空気量GA、燃料噴射量Q、点火時期TAを変更するトルクディマンド型の機関制御を実行する。
本実施形態にかかる車両制御装置が制御対象とする車両にあっては、図1に破線で示されるようにエンジン20とこれを制御するエンジンECU200とによって駆動力発生ユニットが構成されている。そして、車両制御ECU100はエンジンECU200に制御信号として要求トルクTQdのみを出力し、上述したように機関制御にかかる各種の演算及び機関各部の制御をエンジンECU200に実行させる。すなわち、この車両にあっては、エンジン20とエンジンECU200とによって駆動力発生ユニットを構成し、車両全体を統括的に制御する車両制御ECU100から機関制御にかかる機能を独立させている。これにより、例えば気筒数の異なるエンジンやモータ等とそれらを制御する専用の電子制御装置とによってそれぞれ構成された別の駆動力発生ユニットを換装した場合にも、車両制御ECU100から要求トルクTQdを出力することによってそれらの駆動力発生ユニットを制御することができるようになっている。
次に図2を参照して車両制御ECU100において実行される要求トルク設定制御について説明する。尚、図2は本実施形態にかかる要求トルク設定制御における一連の処理の流れを示すフローチャートである。
この制御は、機関運転中に車両制御ECU100において所定の制御周期で繰り返し実行される。この制御を開始すると車両制御ECU100は、まず図2に示されるようにステップS100においてアクセル操作量ACCP、車速SPD、車輪回転速度NT、変速信号SHT等、車両各部の状態を示す各種信号を読み込む。そして、ステップS110において、これらアクセル操作量ACCP、車速SPD、車輪回転速度NT及び変速信号SHTに基づいてトルクダウン制御実行条件が成立しているか否かを判定する。
トルクダウン制御実行条件は、車両各部の状態に基づいて機関トルクTQを直ちに低下させるトルクダウン制御を実行する必要がある状況か否かを判定するものである。具体的にステップS110にあっては、以下の3つの条件の少なくとも1つが成立しているときに機関トルクTQを直ちに低下させるトルクダウン制御を実行する必要がある状況であるとしてトルクダウン制御実行制御が成立している旨の判定を行う。
・変速信号SHTが検出されている、すなわち自動変速機30における変速段の変更操作中である。
・車輪回転速度NTに基づいて車輪の空転が検出されている。
・車速SPDが基準車速(例えば180km/h)以上である。
ステップS110において、トルクダウン制御実行条件が成立していない旨の判定がなされた場合(ステップS110:NO)、すなわちトルクダウン制御を実行する必要がない状況であるときには、ステップS120へと進む。
そして、ステップS120において、アクセル操作量ACCP及び車速SPDに基づいて運転者の要求している駆動力の大きさを推定し、それを実現するための機関トルクとして要求トルクTQdを算出する。尚、ここでは要求トルクTQdの設定に際して下限値としてガード値Gが設けられている。すなわち、ステップS120では、アクセル操作量ACCP及び車速SPDに基づいて運転者の要求している駆動力を実現するための要求トルクTQdとして、ガード値G以上の値が設定される。尚、このガード値Gは、後述する第1閾値Aよりも大きく、且つ第2閾値Bよりも小さな値に設定されている。
一方、ステップS110において、トルクダウン制御実行条件が成立している旨の判定がなされた場合(ステップS110:YES)、すなわちトルクダウン制御を実行する必要がある状況であるときには、ステップS130へと進み、要求トルクTQdを「0」に設定する。
こうしてステップS120又はステップS130を通じて要求トルクTQdを設定すると、車両制御ECU100は設定された要求トルクTQdを制御信号としてエンジンECU200に出力し、この制御を一旦終了する。
次に、図3を参照してエンジンECU200において実行される機関制御について説明する。尚、図3は本実施形態にかかる機関制御の一連の処理の流れを示すフローチャートである。
この制御は機関運転中にエンジンECU200において所定の制御周期で繰り返し実行される。この制御を開始するとエンジンECU200はまずステップS200において車両制御ECU100から出力された要求トルクTQdを読み込む。
そして、ステップS210において要求トルクTQdが第1閾値A以上であるか否かを判定する。尚、第1閾値Aは要求トルクTQdの大きさに基づいてトルクダウン制御を実行するか否かを判断するための閾値であり、エンジン20において機関運転を継続しながら発生させることのできる最小の機関トルクである最小発生可能トルクTQminよりも更に小さな値に設定されている。
ステップS210において要求トルクTQdが第1閾値A未満である旨の判定がなされた場合(ステップS210:NO)には、要求トルクTQdが第1閾値A未満であることに基づいてトルクダウン制御を実行する必要がある状況であると判断し、ステップS250へと進んでフューエルカットを実行する。このようにステップS210において要求トルクTQdが第1閾値A未満である旨の判定がなされたときには直ちにフューエルカットを実行して機関トルクTQを速やかに低下させるトルクダウン制御を実行する。
一方、ステップS210において、要求トルクTQdが第1閾値A以上である旨の判定がなされた場合(ステップS210:YES)には、これに基づいてトルクダウン制御を実行する必要がない状況であると判断し、ステップS220へと進む。
そして、要求トルクTQdに基づいて機関トルクTQを要求トルクTQdに一致させるように吸入空気量GA、燃料噴射量Q、点火時期TAを変更する。具体的には、要求トルクTQdが小さいときほど吸入空気量GAを減少させ、それにあわせて燃料噴射量Qを減少させる。更に吸入空気の移送遅れによる機関トルクTQの変化遅れを補うように点火時期TAを遅角させ機関トルクTQを減少させる。
そして、ステップS230へと進み、実際に発生している機関トルクTQを、吸入空気量GA、機関回転速度NE、点火時期TA、空燃比A/F等に基づいて推定する。
機関トルクTQを推定すると、ステップS240へと進み、推定された機関トルクTQが第2閾値B以下であるか否かを判定する。尚、第2閾値Bは、上述した最小発生可能トルクTQminに基づいて設定されており、最小発生可能トルクTQminよりも僅かに大きい値に設定されている。
ステップS240において、機関トルクTQが第2閾値Bよりも大きい旨の判定がなされた場合(ステップS240:NO)には、エンジンECU200は、そのままこの処理を一旦終了する。
一方、ステップS240において、機関トルクTQが第2閾値B以下である旨の判定がなされた場合(ステップS240:YES)、すなわち機関トルクTQが最小発生可能トルクTQmin近傍まで低下した旨の判定がなされた場合には、ステップS250へと進み、フューエルカットを実行して機関トルクTQを「0」にする。こうしてフューエルカットを実行するとエンジンECU200は、この処理を一旦終了する。
このようにエンジンECU200は、車両制御ECU100から出力される要求トルクTQdに基づいて機関トルクTQを要求トルクTQdに一致させるように機関各部を制御するとともに、要求トルクTQdが第1閾値A未満であるか否かに基づいてトルクダウン制御を実行するか否かを判断してフューエルカットの実行タイミングを変更する。
以下、図4及び図5を参照して本実施形態にかかる要求トルクTQd及び機関トルクTQの変化とフューエルカットの実行タイミングとの関係について説明する。
尚、図4は運転者によるアクセルペダルの踏み込み操作解除に起因してトルクダウン制御実行条件が成立しないまま要求トルクTQdが低下した場合の要求トルクTQd及び機関トルクTQの変化と、フューエルカットの実行タイミングとの関係を示すタイミングチャートである。
図4に示されるように時刻t1において運転者によるアクセルペダルの踏み込み操作が解除され、アクセル操作量ACCPが急に「0」まで低下すると、これに伴って図4の下段に一点鎖線で示されるように車両制御ECU100から出力される要求トルクTQdがガード値Gまで低下する(時刻t1〜t2)。
こうして要求トルクTQdが低下すると、エンジンECU200は要求トルクTQdの低下にあわせて機関トルクTQを低下させるべく、吸入空気量GA及び燃料噴射量Qを減少させるとともに点火時期TAを大幅に遅角させる。このとき、図4の下段に実線で示されるように点火時期TAの遅角によって機関トルクTQを低下させることのできる範囲では吸入空気の移送遅れに起因する機関トルクTQの低下遅れを点火時期TAの遅角によって補うことにより機関トルクTQは要求トルクTQdの低下にあわせて低下する。しかし、失火が生じない範囲で点火時期TAを最大限遅角させた後は、吸入空気の移送遅れに起因する機関トルクTQの低下遅れが生じ、機関トルクTQが要求トルクTQdに対して遅れて減少するようになる(時刻t1〜t3)。
そして、時刻t3においてエンジンECU200によって機関トルクTQが第2閾値Bまで低下した旨の判定がなされると、図4の中段に示されるようにフューエルカットが実行される。これにより図4の下段に実線で示されるように機関トルクTQは「0」になる。
このように本実施形態の車両制御装置にあっては、トルクダウン制御実行条件が成立していないときには、要求トルクTQdの低下に伴って吸入空気量GA、燃料噴射量Q、点火時期TAを変更することによって機関トルクTQが減少され、機関トルクTQが第2閾値以下になってからフューエルカットが実行される。
次にトルクダウン制御実行条件が成立したときのフューエルカットの実行タイミングについて図5を参照して説明する。
尚、図5は、トルクダウン制御実行条件が成立した場合の要求トルクTQd及び機関トルクTQの変化と、フューエルカットの実行タイミングとの関係を示すタイミングチャートである。
図5に示されるように時刻t4において、例えば変速信号SHTが検出されて変速操作中であることが判定されてトルクダウン制御実行条件が成立し、トルクダウン制御を実行する必要がある状況である旨の判定がなされると、車両制御ECU100は図5の下段に一点鎖線で示されるように要求トルクTQdを「0」に設定する。
このように要求トルクTQdが「0」に設定されると、エンジンECU200において要求トルクTQdが第1閾値A未満である旨の判定がなされ、これに基づいて図5の上段に示されるように直ちにフューエルカットが実行されてトルクダウン制御が実行される。こうしてトルクダウン制御が実行されることにより、図5の下段に実線で示されるように機関トルクTQは直ちに低下して「0」になる。
そして、時刻t5において変速操作が終了してトルクダウン制御実行条件が成立していない旨の判定がなされると、車両制御ECU100によって再びアクセル操作量ACCP及び車速SPDに基づいて算出された要求トルクTQdが出力されるようになる。これにより、エンジンECU200は燃料噴射を再開させて、機関トルクTQを要求トルクTQdに一致させるように機関各部を制御する。
このように本実施形態の車両制御装置にあっては、トルクダウン制御実行条件が成立したときには、要求トルクTQdが「0」に設定され、これに基づいて直ちにフューエルカットが実行される。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)上記実施形態では、トルクダウン制御実行条件が成立している旨の判定がなされた場合には要求トルクTQdの値を第1閾値A未満の「0」に設定するようにしている。一方で、トルクダウン制御実行条件が成立していない旨の判定がなされた場合には第1閾値Aよりも大きなガード値Gを下限値としてアクセル操作量ACCP及び車速SPDに基づいて要求トルクTQdを設定するようにしている。そのため、エンジンECU200は車両制御ECU100から出力される要求トルクTQdの大きさが第1閾値A未満であるか否かに基づいてトルクダウン制御を実行する必要があるか否かを判別することができる。そして、エンジンECU200は要求トルクTQdが第1閾値A未満であるときにはトルクダウン制御を実行する必要があると判断して直ちにフューエルカットを実行してトルクダウン制御を実行する。一方で要求トルクTQdが第1閾値A以上であるときにはトルクダウン制御を実行する必要がないと判断して要求トルクTQdに基づいて吸入空気量GAや燃料噴射量Q、点火時期TAの各パラメータを変更してエンジン20を制御する。また、エンジンECU200は要求トルクTQdが第1閾値A以上であり、トルクダウン制御を実行する必要がないときには要求トルクTQdの低下に伴って機関トルクTQが第2閾値Bまで低下したときにフューエルカットを実行する。
このように本実施形態によれば、エンジンECU200は、要求トルクTQdの大きさに基づいてトルクダウン制御を実行する必要があるか否かを判別することができる。そして、トルクダウン制御を実行する必要がある場合には直ちにフューエルカットを実行して速やかに機関トルクTQを低下させることができる。また一方で、トルクダウン制御を実行する必要がない場合には要求トルクTQdの低下に伴って実際に発生している機関トルクTQが第2閾値B以下になるまでフューエルカットの実行を遅延させフューエルカットの実行に伴うトルクショックを抑制することができる。すなわち、車両制御ECU100からエンジンECU200に制御信号として要求トルクTQdのみを出力するトルクディマンド型の機関制御を実現しつつ、フューエルカットに伴うトルクショックの抑制と、トルクダウン制御の実行の必要性に対応した速やかな機関トルクTQの低減とを両立させることができるようになる。
(2)第2閾値Bがエンジン20において機関運転を継続しながら発生させることのできる最小の機関トルクである最小発生可能トルクTQmin、すなわち吸入空気量GA、燃料噴射量Q、点火時期TAを変更することによって発生させることのできる最小の機関トルクに基づいて設定されている。そのため、上記実施形態によれば、トルクダウン制御を実行する必要がないときには、実際の機関トルクTQが極力小さくなるまでフューエルカットの実行を遅延させることができる。これにより、フューエルカットの実行に伴うトルクショックの発生を最大限抑制することができるようになる。
(3)上記実施形態では、変速スイッチ13によって出力される変速信号SHTに基づいて変速操作が検出されているときにトルクダウン制御実行条件が成立するようにしている。そのため、変速操作が検出された時には直ちにフューエルカットが実行されてトルクダウン制御が実行され、機関トルクTQが「0」にされる。そのため、変速段の変更に伴う変速ショックの発生を抑制することができる。
(4)上記実施形態では、車輪回転速度センサ12によって検出される車輪回転速度NTに基づいて車輪の空転が検出されたときにトルクダウン制御実行条件が成立するようにしている。そのため、車輪回転速度NTに基づいて車輪の空転が検出されたときに直ちにフューエルカットが実行されてトルクダウン制御が実行され、機関トルクTQが「0」にされる。そのため、車輪の空転を速やかに解消し、車両の挙動の乱れを好適に抑制することができる。
(5)上記実施形態では、車速センサ11によって検出される車速SPDが基準車速以上になったときにトルクダウン制御実行条件が成立するようにしている。そのため、車速SPDが基準車速以上になったときに直ちにフューエルカットが実行されてトルクダウン制御が実行され、機関トルクTQが「0」にされる。そのため、車速SPDが基準車速以上になると車速SPDの上昇が速やかに抑制されるようになり、基準車速を超えるような過度の車速上昇を好適に抑制することができる。
尚、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・トルクダウン制御実行条件の内容は適宜変更することができる。上記実施形態では、変速段の変更操作中であること。車輪の空転が検出されていること。車速SPDが基準車速以上であること。の3つの条件の少なくとも1つが成立しているときにトルクダウン制御実行条件が成立している旨を判定する構成を採用していた。これに対して、例えば、変速段の変更操作中であることのみをトルクダウン制御実行条件とする構成を採用することもできる。
・第2閾値Bは第1閾値Aよりも大きい値であればよいため、その大きさは適宜変更することができる。しかし、フューエルカットの実行に伴うトルクショックを抑制する上では、上記実施形態のように第2閾値Bを最小発生可能トルクTQminに基づいて極力小さな値に設定することが望ましい。
・第1閾値A、第2閾値B及びガード値Gの値の大きさは、これらの値の大小関係(第1閾値A<ガード値G<第2閾値B)が変化しなければその大きさを適宜変更することができる。
しかし、トルクダウン制御実行条件が成立していないときには、ガード値Gを下限値として要求トルクTQdを算出し、算出された要求トルクTQdが第1閾値A未満にならないようにしているため、要求トルクTQdの設定範囲を極力広くするためには、第1閾値A及びガード値Gを極力小さな値に設定することが望ましい。
また、上述したようにフューエルカットの実行に伴うトルクショックを抑制する上では第2閾値Bは発生可能最小トルクTQmin以上であり、且つこの値に極力近い小さな値に設定することが望ましい。すなわち、上記実施形態のように第2閾値Bを最小発生可能トルクTQminより僅かに大きな値に設定し、ガード値Gを最小発生トルクよりも小さな値に設定して第1閾値Aをこれら第2閾値B及びガード値Gよりも小さな値に設定することが望ましい。
・上記実施形態では、トルクダウン制御実行条件が成立しているときに要求トルクTQdを「0」に設定する構成を示した。これに対してトルクダウン制御実行条件が成立しているときに要求トルクTQdが第1閾値A未満の値に設定されていれば、エンジンECU200はこれに基づいてトルクダウン制御を実行する必要がある状況である旨を判定することができる。そのため、トルクダウン制御実行条件が成立しているときの要求トルクTQdの設定値は「0」に限定されるものではなく、第1閾値Aよりも小さな値であれば適宜変更することができる。
この発明の一実施形態にかかる車両制御装置を構成する車両制御ECU及びエンジンECUと、その制御対象であるエンジン、自動変速機及びブレーキとの関係を示すブロック図。 同実施形態にかかる要求トルク設定制御における一連の処理の流れを示すフローチャート。 同実施形態にかかる機関制御における一連の処理の流れを示すフローチャート。 トルクダウン制御実行条件が成立しないまま要求トルクが低下した場合の要求トルク及び機関トルクの変化と、フューエルカットの実行タイミングとの関係を示すタイミングチャート。 トルクダウン制御実行条件が成立した場合の要求トルク及び機関トルクの変化と、フューエルカットの実行タイミングとの関係を示すタイミングチャート。 従来の車両制御装置における要求トルク及び機関トルクの変化とフューエルカットの実行タイミングとの関係を示すタイミングチャート。
符号の説明
10…アクセルポジションセンサ、11…車速センサ、12…車輪回転速度センサ、13…変速スイッチ、20…エンジン、30…自動変速機、40…ブレーキ、100…車両制御ECU、200…エンジンECU。

Claims (5)

  1. 機関トルクを直ちに低下させるトルクダウン制御を実行する必要があるか否かを車両各部の状態に基づいて判定し、トルクダウン制御を実行する必要がある旨の判定がなされているときには要求トルクを第1閾値未満の値に設定する一方、トルクダウン制御を実行する必要がない旨の判定がなされているときには要求トルクを前記第1閾値よりも大きなガード値を下限値としてアクセル操作量及び車速に基づいて設定する車両制御部と、
    前記設定された要求トルクが前記第1閾値未満であるときには直ちにフューエルカットを実行してトルクダウン制御を実行する一方、前記設定された要求トルクが前記第1閾値以上であるときには機関トルクを前記要求トルクに一致させるように同要求トルクに基づいて吸入空気量と燃料噴射量と燃料点火時期とを変更し、前記要求トルクの低下に伴って同機関トルクが前記ガード値よりも大きな第2閾値以下まで低下したときにフューエルカットを実行する機関制御部とを備え、
    前記車両制御部から出力される前記要求トルクに基づいて内燃機関を制御するトルクディマンド型の機関制御を実行する
    車両制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両制御装置において、
    前記第2閾値は、機関運転を継続しながら発生させることのできる最小の機関トルクに基づいて設定されている
    ことを特徴とする車両制御装置。
  3. 前記車両制御部は、変速機の変速段変更に伴う変速操作を検出する変速操作検出手段を備え、前記変速操作が検出されたときにトルクダウン制御を実行する必要がある旨を判定する
    請求項1又は請求項2に記載の車両制御装置。
  4. 前記車両制御部は、車輪の回転速度を検出する車輪回転速度検出手段を備え、
    前記車輪の回転速度に基づいて前記車輪の空転が検出されたときにトルクダウン制御を実行する必要がある旨を判定する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両制御装置。
  5. 前記車両制御部は、車速が基準車速以上になったときにトルクダウン制御を実行する必要がある旨を判定する
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両制御装置。
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