JP4910323B2 - 熱交換型換気装置、この熱交換型換気装置を備える空調システムおよびこの空調システムを備えた建物 - Google Patents

熱交換型換気装置、この熱交換型換気装置を備える空調システムおよびこの空調システムを備えた建物 Download PDF

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Description

本発明は、居住空間に供給する空気と居住空間から排出される空気との間で熱交換して居住空間の換気を行うことができる熱交換型換気装置、この熱交換型換気装置を備える空調システムおよびこの空調システムを備えた建物に関する。
熱交換型換気装置は、建物の内部に設置され、居住空間の熱エネルギーを利用しつつ居住空間を換気するために用いられる。このものでは、熱交換素子と、供給通路と、排出通路とを備えるものがある。熱交換素子は、内方に2つの空気の通路を有し、この両通路の空気の間での熱交換が可能である。供給通路は、建物の外部から取り入れた空気を熱交換素子の一方の通路を経て居住空間に供給する通路である。排出通路は、居住空間から取り込んだ空気を熱交換素子の他方の通路を経て建物の外部に排出する通路である。このため、熱交換型換気装置は、取り入れた外気を居住空間の熱エネルギーを利用して居住空間の温度に近づけた後居住空間に供給し、かつ居住空間の空気を排出する際、この空気から利用可能な熱エネルギーを回収している(例えば、特許文献1参照。)。
このような熱交換型換気装置では、居住空間の換気のために動作した際、同時に設置された環境の空間を換気することができるように、設置環境の空気を取り込むための導入口を設け、この導入口を排出通路に接続することが考えられている。
特開2004−263893号公報(第2−10頁、第1図)
しかしながら、このような導入口は、排出通路の熱交換素子よりも上流側に接続するか下流側に接続するかのいずれかとなるが、いずれの場合であっても熱エネルギーの大きな損失が生じてしまう。これは、一般に熱交換型換気装置は、建物の小屋裏空間や床下空間に設置されるが、これらの設置環境の温度変化は、建物の外部あるいは居住空間の温度変化と必ずしも一致するものではないことによる。
詳細には、導入口を熱交換素子よりも上流側で排出通路に接続した場合、設置環境と居住空間との温度差が大きくなるすなわち設置環境と建物の外部との温度差が小さくなると、居住空間の空気の熱エネルギーは、取り入れた外気だけではなく導入口から取り込まれた設置環境の空気にも伝達されてしまう。この設置環境の空気は、居住空間の空気と共に建物の外部へと排出されるので、居住空間の空気の熱エネルギーを効率良く利用することができなくなってしまう。このことを考慮して導入口を熱交換素子よりも下流側で排出通路に接続した場合、設置環境と居住空間との温度差が小さくなるすなわち設置環境と建物の外部との温度差が大きくなると、設置環境の空気を居住空間の空気と混合して熱交換素子を通しても両方の空気の熱エネルギーが取り入れた外気に伝達される、すなわち設置環境の空気と取り入れた外気との間で効果的に熱交換することができるにも拘わらず、設置環境の空気の熱エネルギーを建物の外部へ廃棄することとなってしまう。
そこで、本発明の目的は、居住空間および設置環境の熱エネルギーを効率良く利用しつつ居住空間および設置環境を同時に換気することができる熱交換型換気装置、これを備える空調システムおよびこの空調システムを備えた建物を提供することにある。
上記した課題を解決するために、請求項1に記載の熱交換型換気装置は、内方に2つの空気の通路を有しかつ両該通路の空気の間での熱交換が可能な熱交換素子と、建物の外部から取り入れた空気を前記熱交換素子内の一方の通路を経て居住空間に供給する供給通路と、前記居住空間の空気を取り込んで前記熱交換素子内の他方の通路を経て前記建物の外部へ排出する排出通路とを備え、前記建物の内部に設置される熱交換型換気装置であって、天井裏空間の空気を取り込み可能でありかつ前記排出通路の前記熱交換素子よりも下流位置に通じる第1の導入口と、前記天井裏空間の空気を取り込み可能でありかつ前記排出通路の前記熱交換素子よりも上流位置に通じる第2の導入口と、前記天井裏空間の温度を検出する第1の検出手段と、前記居住空間から取り込んだ空気の温度を検出する第2の検出手段と、を有し、前記第1の検出手段による検出値と前記第2の検出手段による検出値との差が、所定の値よりも大きい場合には、前記第2の導入口が閉鎖されるとともに前記第1の導入口が開放されることを特徴とする。
請求項2に記載の熱交換型換気装置は、内方に2つの空気の通路を有しかつ両該通路の空気の間での熱交換が可能な熱交換素子と、建物の外部から取り入れた空気を前記熱交換素子内の一方の通路を経て居住空間に供給する供給通路と、前記居住空間の空気を取り込んで前記熱交換素子内の他方の通路を経て前記建物の外部へ排出する排出通路とを備え、前記建物の内部に設置される熱交換型換気装置であって、天井裏空間の空気を取り込み可能でありかつ前記排出通路の前記熱交換素子よりも下流位置に通じる第1の導入口と、前記天井裏空間の空気を取り込み可能でありかつ前記排出通路の前記熱交換素子よりも上流位置に通じる第2の導入口と、前記天井裏空間の温度を検出する第1の検出手段と、前記居住空間から取り込んだ空気の温度を検出する第2の検出手段と、を有し、前記第1の検出手段による検出値と前記第2の検出手段による検出値との差が、所定の値よりも小さい場合には、前記第1の導入口が閉鎖されるとともに前記第2の導入口が開放されることを特徴とする。
請求項3に記載の熱交換型換気装置は、内方に2つの空気の通路を有しかつ両該通路の空気の間での熱交換が可能な熱交換素子と、建物の外部から取り入れた空気を前記熱交換素子内の一方の通路を経て居住空間に供給する供給通路と、前記居住空間の空気を取り込んで前記熱交換素子内の他方の通路を経て前記建物の外部へ排出する排出通路とを備え、前記建物の内部に設置される熱交換型換気装置であって、天井裏空間の空気を取り込み可能でありかつ前記排出通路の前記熱交換素子よりも下流位置に通じる第1の導入口と、前記天井裏空間の空気を取り込み可能でありかつ前記排出通路の前記熱交換素子よりも上流位置に通じる第2の導入口と、前記天井裏空間の温度を検出する第1の検出手段と、前記居住空間から取り込んだ空気の温度を検出する第2の検出手段と、を有し、前記第1の検出手段による検出値と前記第2の検出手段による検出値との差が、所定の値よりも大きい場合には、前記第2の導入口が閉鎖されるとともに前記第1の導入口が開放され、前記第1の検出手段による検出値と前記第2の検出手段による検出値との差が、前記所定の値よりも小さい場合には、前記第1の導入口が閉鎖されるとともに前記第2の導入口が開放されることを特徴とする。
請求項4に記載の熱交換型換気装置は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の熱交換型換気装置であって、前記第1の導入口および前記第2の導入口は、前記天井裏空間と前記排出通路との連通を断続自在な電動式の遮断扉を有することを特徴とする。
請求項5に記載の建物は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の熱交換型換気装置が前記天井裏空間に配置された空調システムを備えたことを特徴とする。
本発明に係る熱交換型換気装置によれば、設置環境の空気を排気通路に取り込むことができる第1の導入口と第2の導入口とを選択的に開放することができるので、設置環境と居住空間との温度差が小さいとき、第1の導入口を閉鎖して第2の導入口を開放することで、居住空間の空気および設置環境の空気と取り込んだ外気との間で熱交換させ、居住空間および設置環境の熱エネルギーを効率良く取り込んだ外気に与えることができる。また、設置環境と居住空間との温度差が大きいとき、第1の導入口を開放して第2の導入口を閉鎖することで、設置環境の空気は取り入れた外気と熱交換されることなく建物の外部へ排出され、かつ居住空間の空気と取り入れた外気との間では熱交換されるので、居住空間の熱エネルギーが設置環境の空気に回収されることを防止しかつ居住空間の熱エネルギーを効率良く利用することができる。
本発明を図1ないし図8に示した実施例に沿って詳細に説明する。
図1は、本発明の空調システム10が採用された建物11を模式的に示す斜視図である。図2は、空調システム10により建物11が換気される様子を模式的に示す断面図である。図3は、熱交換型換気装置12内の供給通路Sおよび排出通路Eの空気の流れを表すための図面であり、図1の空調システム10の熱交換型換気装置12の周辺を拡大して示した斜視図である。図4は、図3に示したI−I線に沿って得られた模式的な断面図である。なお、図2は、建物11内での空気の流れを表すための模式的な図面であり、必ずしも他の図面と一致するものではない。
建物11は、居住空間13と、小屋裏空間14(階間空間)(図2参照。)とを有する。居住空間13は、内部に壁で仕切られた複数の部屋を有する。各部屋間は、図2に示すように、壁あるいはドアの下部に設けられた隙間Gを介して空気の行き来が可能とされている。小屋裏空間14は、居住空間13の上方に位置し、居住空間13の天井部15と、建物11の屋根部11aとにより規定されている。小屋裏空間14には、空調システム10の熱交換型換気装置12が配置されている。天井部15には、天井開口16が形成されており、熱交換型換気装置12は、後述する本体ケース18の略半分に相当する熱交換室19の下方が天井開口16から居住空間13に露出するように設置されている。
次に、熱交換型換気装置12の内部構成について詳細に説明する。
熱交換型換気装置12は、図3および図4に示すように、本体ケース18を有する。本体ケース18は、全体に直方体形状を呈する箱形の金属ケースであり、長手方向に位置する一方の端壁部20および他方の端壁部21と、高さ方向に位置する上壁部22および下壁部23と、幅方向に位置する両側壁部24とにより規定されている。
本体ケース18の下壁部23には、本体開口25が形成され、この本体開口25が、天井部15の天井開口16に合うように本体ケース18の設置位置が設定されている。本体開口25は、後述する熱交換室19の下方で本体ケース18を開放する貫通孔であり、蓋板26により封止可能である。蓋板26は、図示を略すヒンジにより本体開口25の縁部に取り付けられており、本体開口25を開閉することができる。蓋板26には、蓋板取込口26aが設けられている。蓋板取込口26aは、蓋板26を貫通する貫通孔であり、蓋板26が本体開口25を閉鎖した状態で居住空間13と熱交換室19とを連通させる。
蓋板26の下方、すなわち、天井部15の天井開口16には、フロントパネル27が着脱可能に取り付けられている。フロントパネル27は、天井開口16を介して居住空間13から熱交換型換気装置12が見えることを防止する目隠し部材であり、パネル側取込口27aが設けられている。パネル側取込口27aは、フロントパネル27を貫通する複数の細孔であり、フロントパネル27と蓋板26との間を経て蓋板取込口26aに至る空気流路(図4矢印W参照。)の居住空間13の空気の取込個所となる。
本体ケース18には、その内方を長手方向の2つの空間に分割する仕切板28が設けられている。本体ケース18の内方は、一方の空間が、給気ファン29および排気ファン30が設置されるファン設置室31となり、他方の空間が、熱交換素子32が設置される熱交換室19となる。本体ケース18は、ファン設置室31側の一方の端壁部20に形成された外気吸入口33および排気口34と、他方の端壁部21すなわち熱交換室19側の端壁部21に形成された複数の給気口35および還気口36とを有する。
外気吸入口33は、建物11の外部の新鮮な空気OA(Outer Air:外気)の本体ケース18への吸入個所となる。給気口35は、外気OAが熱交換素子32を通過した後の空気SA(Supply Air:給気)の居住空間13へ向けた本体ケース18からの供給個所となる。還気口36は、居住空間13の空気RA(Return Air:還気)の本体ケース18への取り込み個所となる。排気口34は、還気RAが熱交換素子32を通過した後の空気EA(Exhaust Air:排気)の建物11の外部へ向けた本体ケース18からの排出個所となる。
熱交換素子32は、図示は略すが、段ボールの板紙のように、平板な板紙上に波状断面の板紙が接着され波状断面の空気の通路を形成する第1の板材および第2の板材が、互いの空気の通路が直交するように多数層に重ねられて構成され、第1の板材の通路および第2の板材の通路(図4矢印A、B参照。)を通る空気の間において潜熱及び顕熱または顕熱のみの熱交換が可能である。このため、一方の通路に還気RAを流し、他方の通路に外気OAを流すことにより、外気OAと還気RAとの間で熱交換を行うことができる。
熱交換素子32は、本体ケース18の内方で保持部材37により挟持されている。保持部材37は、発泡樹脂(例えば発泡ポリスチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン等)から形成され、圧縮したときに短時間で原型復帰する弾性作用を有する。保持部材37は、熱交換素子32を保持した状態で、端壁部21と仕切板28との間に圧入されている。この保持部材37は、熱交換素子32を保持した状態で本体開口25から脱着可能とされており、これにより、フロントパネル27を取り外しかつ蓋板26を開放することで本体開口25から熱交換素子32を取り出すことができる。
熱交換素子32を保持した状態の保持部材37は、本体ケース18の熱交換室19を上下方向に2つに分割する仕切板部37aを有する。仕切板部37aは、熱交換素子32の角部32a、32bに当接している。このため、熱交換室19は、熱交換素子32を介して上下方向に2つの空間に区画され、熱交換室19には、熱交換素子32で互いに交差する2つの通路(図4矢印A、B参照。)が形成されている。熱交換素子32の4つの角部は面取りされかつシール部材(図示せず。)が貼られており、互いに交差する両通路A、B間での空気の行き来が防止されている。
各通路A、Bは、本体ケース18内で、仕切板28に設けられた開口28a、28bを経てファン設置室31に通じている。ファン設置室31は、仕切板38により上下方向に2つに分割され、下側の空間39が開口28aを経て通路Aに通じ、上側の空間40が開口28bを経て通路Bに通じている。仕切板28には、それを貫通するようにモータ(駆動部)41が取り付けられている。モータ41は、図示しない制御基板に接続され、この制御基板からの電力制御により回転する。モータ41の回転軸42には、下側の空間39で給気ファン29が取り付けられ、上側の空間40で排気ファン30が取り付けられている。両ファン29、30は、仕切板28を挟んで並列しモータ41の回転により動作可能とされている。
下側の空間39は、外気吸入口33に通じており、上側の空間40は、排気口34に通じている。下側の空間39に通じる通路Aは、端壁部21の各給気口35に通じており、上側の空間40に通じる通路Bは、端壁部21の還気口36に通じている。給気ファン29は、通路Aに外気OAを送り、排気ファン30は、通路Bからの排気EAを建物11の外部へと送る。このため、下側の空間39および通路Aは、外気吸入口33から熱交換素子32を経て各給気口35に至る供給通路S(図2参照。)を構成し、上側の空間40および通路Bは、還気口36およびパネル側取込口27aから熱交換素子32を経て排気口34に至る排気通路E(図2参照。)を構成している。
供給通路Sにはフィルタ43が、排気通路Eにはフィルタ44がそれぞれ設けられている。フィルタ43は、外気OAに含まれる塵埃が供給通路Sを経て居住空間13に進入することを防止し、フィルタ44は、還気RAに含まれる塵埃が排気通路Eを経て建物11から排出されることを防止する。両フィルタ43、44は、熱交換素子32の各下面を覆うように配置されており、本体ケース18の本体開口25から着脱可能とされている。
外気吸入口33、排気口34、各給気口35および還気口36には、それぞれにダクトジョイント45が取り付けられている。外気吸入口33は、ダクトジョイント45を介して外気吸入ダクト46(図1ないし図3参照。)に接続されており、外気吸入ダクト46は、建物11の外部に通じている(図2参照。)。各給気口35は、ダクトジョイント45を介してそれぞれ給気ダクト47に接続されており、各給気ダクト47は供給グリル48を介して居住空間13に通じている。各供給グリル48は、居住空間13の天井部15に取り付けられており、各給気ダクト47から送られた給気SAを居住空間13に供給する。実施例1では、供給グリル48は、3個所に設けられている(図1参照。)。
還気口36は、ダクトジョイント45を介して還気ダクト49に接続されており、還気ダクト49は取込グリル50を介して居住空間13に通じている。取込グリル50は、居住空間13の天井部15に取り付けられており、居住空間13の空気を取り込み還気RAとして還気ダクト49へと送る。排気口34は、ダクトジョイント45を介して排気ダクト51(図1ないし図3参照。)に接続されており、排気ダクト51は、外気吸入ダクト46とは別に建物11の外部に通じている(図2参照。)。
本発明の空調システム10では、図3および図5に示すように、熱交換型換気装置12の本体ケース18の一方の側壁部24に第1の導入口52および第2の導入口53が設けられている。第1の導入口52は、熱交換素子32を通過した後、すなわち熱交換素子32よりも下流位置で排出通路Eに通じている。第2の導入口53は、熱交換素子32を通過する前、すなわち熱交換素子32よりも上流位置で排出通路Eに通じている。
図6および図7は、導入口52の開放状態および閉鎖状態を示している。なお、導入口53は、導入口52と同様の構成であるので図示を省略する。本実施例では、各導入口52、53は、導入貫通孔54と、遮断扉部55と、接続筒部56とを有する。各導入貫通孔54は、一方の側壁部24を貫通する貫通孔である。接続筒部56は、筒状の截頭円錐形状を呈し、本実施例では何も接続されていないが、ダクトの接続を可能とする。
遮断扉部55は、3つの遮断扉57と、それを支持する支持枠58とを有する。各遮断扉57は、全体に長尺の板形状を呈し、その長尺方向に沿う回転軸57aを有する。各支持枠58は、矩形断面の筒形状を呈し、導入貫通孔54を取り囲むように側壁部24から立ち上がっている。各支持枠58は、3つの遮断扉57の回転軸57aを回動自在に支持している。3つの回転軸57aは、その各回転軸線が側壁部24と平行な同一平面上に位置するように設定されている。各遮断扉57は、その幅方向が1つの直線上に位置する、すなわち同一平面上で並列する回動姿勢(図6参照。)とされたとき、各支持枠と協働して各導入貫通孔54を遮蔽する。また、各遮断扉57は、その幅方向が互いに平行となる回動姿勢(図7参照。)とされたとき、各導入貫通孔54を経て本体ケース18の外方と内方とを連通(図7矢印I参照。)させる。
このように、両導入口52、53は、3つの遮断扉57により断続可能であり、この各遮断扉57の回動姿勢は制御手段(図示せず。)により制御される。この制御のために、熱交換型換気装置12には、第1の検出手段59および第2の検出手段60(図3および図5参照。)が設けられている。両検出手段59、60は、その周囲の温度を検出することができる温度検出装置であり、それぞれ制御手段(図示せず。)に接続されている。
第1の検出手段59は、第1の導入口52の支持枠58の上方に設けられており、熱交換型換気装置12が設置された環境の温度を検出することができ、本実施例では、小屋裏空間14の温度T1を検出する。第2の検出手段60は、還気口36に接続されたダクトジョイント45の内方に設けられており、後述するように、還気口36を通る居住空間13から取り込まれた還気RAの温度T2を検出する。
制御手段(図示せず。)は、両検出手段59、60により検出された両温度T1、T2の差を求め、この差に応じて条件分けをして各遮断扉57を回動させる。これにより、両導入口52、53は、それぞれ開放されて断続する。本実施例では、第1の導入口52が開放されると第2の導入口53が閉鎖され、第1の導入口52が閉鎖されると第2の導入口53が開放されるように設定されている。
空調システム10は、熱交換型換気装置12に電力が供給されると、モータ41が回転駆動し排気ファン30が回転し、居住空間13内の室内空気が、還気RAとして取込グリル50およびパネル側取込口27aに取り込まれ(図1および図2参照。)、排出通路Eに流入し(図3の矢印Vおよび図4の矢印W参照。)、熱交換素子32を通過する(図3および図4に記載の矢印A参照。)。このとき、給気ファン29も回転するので、外気OAが外気吸入ダクト46を経て本体ケース18のファン設置室31に吸入されて供給通路Sに流入し(図3および図4の矢印X参照。)、熱交換素子32を通過する(図3および図4に記載の矢印B参照。)。これにより、熱交換素子32では、外気OAと還気RAとの間で熱交換が行われ、外気OAは給気SAとして各給気口35から居住空間13に向けて供給され(図3矢印Y参照。)、還気RAは排出通路E内で排気口34に導かれ(図4矢印Z参照。)、排気EAとして排気口34から建物11の外部へ向けて排出される。
このため、居住空間13では、各供給グリル48から給気SAが供給され(図1および図2参照。)、各部屋内の空気が循環される。各部屋間は隙間G(図2参照。)を経て空気の行き来が可能とされているので、居住空間13内を循環された空気は、居住空間13の略中央位置に設けられた熱交換型換気装置12の本体ケース18に、フロントパネル27のパネル側取込口27aから蓋板26の蓋板取込口26aを経て取り込まれ(図4矢印W参照。)、還気RAとして排出通路Eに送られる。また、居住空間13内を循環された空気は、取込グリル50に取り込まれ、還気RAとして還気ダクト49を経て排出通路Eに送られる。なお、空気取込グリル50および還気ダクト49を設けずに、各部屋間の隙間(アンダーカット部)Gを通して、パネル側取込口27aから吸い込むようにしてもよい。
このように、空調システム10は、居住空間13内の熱エネルギーを逃がすことなく、居住空間13内を換気することができる。この換気の際、本発明に係る熱交換型換気装置12を備える空調システム10では、同時に、居住空間13および小屋裏空間14の熱エネルギーを効率的に利用して小屋裏空間14の換気を行うことができる。これについて、以下に、図8のフローチャートに沿って説明する。
図8は、空調システム10が建物11を換気する際の熱交換型換気装置12の動作を示すフローチャートである。
空調システム10は、熱交換型換気装置12への電力の供給により動作を開始する(ステップS1)。
熱交換型換気装置12への電力の供給により、両ファン29、30が回転し、居住空間13の換気が行われる。このとき、両導入口52、53が閉鎖される(ステップS2)。
これに伴い、第1の検出手段59が小屋裏空間14の温度T1の検出を、第2の検出手段60が還気RAの温度T2の検出を開始する。
両導入口52、53の各遮断扉57を回動制御する制御手段は、|T1−T2|>5であるか否かを判断する(ステップS3)。
|T1−T2|>5である場合、すなわち小屋裏空間14の温度T1と居住空間13からの還気RAの温度T2との温度差が5(℃)よりも大きい場合、小屋裏空間14からの還気RA´を居住空間13からの還気RAと共に熱交換素子32に通過させると、建物11内の熱エネルギーを外気OAに対して効率良く利用することができないので、ステップS4へ進む。
|T1−T2|≦5である場合、すなわち小屋裏空間14の温度T1と居住空間13からの還気RAの温度T2との温度差が5(℃)よりも小さい場合、小屋裏空間14からの還気RA´を居住空間13からの還気RAと共に熱交換素子32に通過させると、建物11内の熱エネルギーを外気OAに対して効率良く利用することができるので、ステップS5へ進む。
|T1−T2|>5である場合、第1の導入口52を開放し、第2の導入口53を閉鎖する(ステップS4)。
これにより、小屋裏空間14からの還気RA´は、第1の導入口52から排出通路Eに取り込まれ(図3矢印O参照。)、熱交換素子32を通過することなく建物11の外部へ排出される(図5矢印O´参照。)。
|T1−T2|≦5である場合、第1の導入口52を閉鎖し、第2の導入口53を開放する(ステップS5)。
これにより、小屋裏空間14からの還気RA´は、第2の導入口53から排出通路Eに取り込まれ(図3矢印P参照。)、熱交換素子32を通過して、居住空間13からの還気RAと共に外気OAと熱交換された後、建物11の外部へ排出される(図5矢印P´参照。)。
建物11では、その外部、居住空間13および小屋裏空間14の温度の変化量が互いに一致するとは限らない。このため、熱交換型換気装置12への電力の供給が断たれない限りステップS3へ戻り、温度差に応じた条件分けにより両導入口52、53の開閉動作を繰り返す。熱交換型換気装置12への電力の供給が断たれた場合ステップS7へ進む(ステップS6)。
両ファン29、30が運転を停止し、居住空間13の換気が終了する(ステップS7)。
したがって、本発明に係る熱交換型換気装置12を備える空調システム10では、居住空間13および小屋裏空間14の熱エネルギーを効率良く利用しつつ、居住空間13および小屋裏空間14を同時に換気することができる。
これは、小屋裏空間14の還気RA´の温度が居住空間13の還気RAの温度よりも外気OAの温度に近い場合、還気RA´を熱交換素子32に通過させると、還気RA´は、外気OAに熱エネルギーを与えるのではなく還気RAから熱エネルギーを回収してしまうので、建物11の内部の熱エネルギーを効率良く外気OAに伝達することができない。このため、熱交換型換気装置12では、小屋裏空間14の還気RA´の温度T1と居住空間13の還気RAの温度T2との温度差が5(℃)よりも大きい場合、建物11の内部の熱エネルギーを効率良く外気OAに伝達するために、小屋裏空間14の還気RA´を第1の導入口52から排出通路Eに取り込んで熱交換素子32を通過させずに建物11の外部へ排出することによる。
また、小屋裏空間14の還気RA´の温度が外気OAの温度よりも居住空間13の還気RAの温度に近い場合、還気RA´を熱交換素子32に通過させると、還気RA´は、還気RAから熱エネルギーを回収することなく外気OAに熱エネルギーを与えるので、建物11の内部の熱エネルギーを効率良く外気OAに伝達することができる。このため、熱交換型換気装置12では、小屋裏空間14の還気RA´の温度T1と居住空間13の還気RAの温度T2との温度差が5(℃)よりも小さい場合、建物11の内部の熱エネルギーを効率良く外気OAに伝達するために、小屋裏空間14の還気RA´を第2の導入口53から排出通路Eに取り込んで熱交換素子32を通過させ、還気RAと共に還気RA´を外気OAと熱交換させた後、建物11の外部へ排出することによる。
熱交換型換気装置12には、互いに設置環境の空気(小屋裏空間14の空気)を排出通路Eに取り込むことができる第1の導入口52と第2の導入口53とが設けられ、この両導入口52、53は、いずれか一方を選択して開放可能とされている。この第1の導入口52が排出通路Eの熱交換素子32よりも下流位置に通じており、第2の導入口53が排出通路Eの熱交換素子32よりも上流位置に通じていることから、熱エネルギーの利用効率を考慮して設置環境の空気の熱エネルギーを外気OAと熱交換させるか否かを選択することができる。
両導入口52、53は、その各遮断扉57が両検出手段59、60からの検出結果に基づいて回動制御されることにより開閉されるので、建物11の外部、居住空間13および小屋裏空間14の温度のそれぞれの変化に対応して、建物11内の熱エネルギーを効率良く利用することができる。
なお、上記した実施例では、第2の検出手段60は、還気口36に接続されたダクトジョイント45の内方に設置されていたが、居住空間13から取り込まれた還気RAの温度T2を検出できるものであれば、例えば、パネル側取込口27aから蓋板取込口26aに至る通路(図4矢印W参照。)内に設置してもよく、上記した実施例に限定されるものではない。
上記した実施例では、第1の検出手段59は、第1の導入口52の上方に設置されていたが、熱交換型換気装置12が設置された環境の温度(本実施例では小屋裏空間14の温度T1)を検出できるものであれば、例えば、本体ケース18の上方に設置されていてもよく、上記した実施例に限定されるものではない。
上記した実施例では、小屋裏空間14の温度T1と居住空間13の温度T2との差が所定値(一例として5(℃))よりも大きいか否かを判断することにより各導入口52、53を開閉していたが、さらに外気OAの温度T3を判断の材料に採用してもよい。外気OAの温度T3は、例えば、外気吸入孔25に接続されたダクトジョイント45の内方に第3の検出手段を配置することにより検出することができる。この場合、ステップS3における判断条件を下記の式とすることで、図8に示したフローチャートと同様の動作を得ることができる。
|T1−T2|>|T1−T3|
このような構成とすると、検出手段を増設する必要はあるが、建物11内に蓄積された熱エネルギーをより効率良く取り入れた外気OAに与えることができる。
上記した実施例では、空調システム10は、平屋造りの建物11に採用されていたが、例えば、複数のフロアにそれぞれ居住空間を有するマンションあるいは2階立ての建物であってもよく、上記した実施例に限定されるものではない。
上記した実施例では、両導入口52、53は、導入貫通孔54と、遮断扉部55と、接続筒部56とにより構成されていたが、熱交換型換気装置12が設置された環境の空気を排出通路Eに取り込むことができ、かつこの取り込みを断続可能な構成とされているものであればよく、上記した実施例に限定されるものではない。
上記した実施例では、小屋裏空間14の温度T1と居住空間13の温度T2との差の所定値を一例として5(℃)としていたが、この所定値は適宜設定すればよく、上記した実施例に限定されるものではない。
上記した実施例では、空調システム10の熱交換型換気装置12が配置された小屋裏空間14は、1階建ての建物11の天井裏の空間であったが、居住空間の天井の裏側(上方)に形成される空間であれば、例えば、複数階の建物の1階の居住空間と2階の居住空間との間に形成される天井裏の空間(階間空間)であってもよく、上記した実施例に限定されるものではない。
本発明の空調システムとは、換気機能のみ、また換気機能に加えて冷房機能および暖房機能の少なくともいずれか一方を備えた空調システムを含むものであり、上記した実施例はその一例に過ぎない。
本発明に係る熱交換型換気装置を備える空調システムが採用された建物を模式的に示す斜視図である。 空調システムにより建物が換気される様子を模式的に示す断面図である。 熱交換型換気装置を拡大して示す模式的な斜視図である。 小屋裏空間に設置された熱交換型換気装置を模式的に示す断面図である。 熱交換型換気装置を模式的に示す側面図である。 導入口を模式的に示す斜視図であり、開放された状態を表している。 導入口を模式的に示す斜視図であり、閉鎖された状態を表している。 空調システムによる換気の際の両導入口の選択工程を示すフローチャートである。
符号の説明
10 空調システム
11 建物
12 熱交換型換気装置
13 居住空間
14 (設置環境としての)小屋裏空間
32 熱交換素子
52 第1の導入口
53 第2の導入口
57 遮断扉
59 第1の検出手段
60 第2の検出手段
A、B 熱交換素子の内方の2つの通路
S 供給通路
E 排出通路

Claims (5)

  1. 内方に2つの空気の通路を有しかつ両該通路の空気の間での熱交換が可能な熱交換素子と、建物の外部から取り入れた空気を前記熱交換素子内の一方の通路を経て居住空間に供給する供給通路と、前記居住空間の空気を取り込んで前記熱交換素子内の他方の通路を経て前記建物の外部へ排出する排出通路とを備え、前記建物の内部に設置される熱交換型換気装置であって、
    天井裏空間の空気を取り込み可能でありかつ前記排出通路の前記熱交換素子よりも下流位置に通じる第1の導入口と、
    前記天井裏空間の空気を取り込み可能でありかつ前記排出通路の前記熱交換素子よりも上流位置に通じる第2の導入口と、
    前記天井裏空間の温度を検出する第1の検出手段と、
    前記居住空間から取り込んだ空気の温度を検出する第2の検出手段と、を有し、
    前記第1の検出手段による検出値と前記第2の検出手段による検出値との差が、所定の値よりも大きい場合には、前記第2の導入口が閉鎖されるとともに前記第1の導入口が開放されることを特徴とする熱交換型換気装置。
  2. 内方に2つの空気の通路を有しかつ両該通路の空気の間での熱交換が可能な熱交換素子と、建物の外部から取り入れた空気を前記熱交換素子内の一方の通路を経て居住空間に供給する供給通路と、前記居住空間の空気を取り込んで前記熱交換素子内の他方の通路を経て前記建物の外部へ排出する排出通路とを備え、前記建物の内部に設置される熱交換型換気装置であって、
    天井裏空間の空気を取り込み可能でありかつ前記排出通路の前記熱交換素子よりも下流位置に通じる第1の導入口と、
    前記天井裏空間の空気を取り込み可能でありかつ前記排出通路の前記熱交換素子よりも上流位置に通じる第2の導入口と、
    前記天井裏空間の温度を検出する第1の検出手段と、
    前記居住空間から取り込んだ空気の温度を検出する第2の検出手段と、を有し、
    前記第1の検出手段による検出値と前記第2の検出手段による検出値との差が、所定の値よりも小さい場合には、前記第1の導入口が閉鎖されるとともに前記第2の導入口が開放されることを特徴とする熱交換型換気装置。
  3. 内方に2つの空気の通路を有しかつ両該通路の空気の間での熱交換が可能な熱交換素子と、建物の外部から取り入れた空気を前記熱交換素子内の一方の通路を経て居住空間に供給する供給通路と、前記居住空間の空気を取り込んで前記熱交換素子内の他方の通路を経て前記建物の外部へ排出する排出通路とを備え、前記建物の内部に設置される熱交換型換気装置であって、
    天井裏空間の空気を取り込み可能でありかつ前記排出通路の前記熱交換素子よりも下流位置に通じる第1の導入口と、
    前記天井裏空間の空気を取り込み可能でありかつ前記排出通路の前記熱交換素子よりも上流位置に通じる第2の導入口と、
    前記天井裏空間の温度を検出する第1の検出手段と、
    前記居住空間から取り込んだ空気の温度を検出する第2の検出手段と、を有し、
    前記第1の検出手段による検出値と前記第2の検出手段による検出値との差が、所定の値よりも大きい場合には、前記第2の導入口が閉鎖されるとともに前記第1の導入口が開放され、
    前記第1の検出手段による検出値と前記第2の検出手段による検出値との差が、前記所定の値よりも小さい場合には、前記第1の導入口が閉鎖されるとともに前記第2の導入口が開放されることを特徴とする熱交換型換気装置。
  4. 前記第1の導入口および前記第2の導入口は、前記天井裏空間と前記排出通路との連通を断続自在な電動式の遮断扉を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の熱交換型換気装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の熱交換型換気装置が前記天井裏空間に配置された空調システムを備えたことを特徴とする建物。
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