JP4909642B2 - 給湯器の無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、給湯器本体との間で有線通信を行う親機と、親機との間で無線通信を行う無線リモコンからなる子機とを備え、親機を中継して子機と給湯器本体との間で通信可能とする給湯器の無線通信システムに関する。
従来より、給湯器等において、屋内のリモコンの配線工事が不要で施工性がよく、また、既設の給湯器にリモコンを簡易に後付設置できることから、屋外の給湯器を親機を中継して屋内の子機(無線リモコン)で無線通信により遠隔操作する無線通信システムが知られている。
例えば、図5に示すように、この種の無線通信システムは、給湯器本体101の電子ユニット102と有線通信回線106で接続して給湯器本体101と有線通信する親機103と、この親機103と無線通信する子機105とを備え、親機103と給湯器本体101との間の通信は有線による常時通信を行い、親機103と子機105との間の通信は無線による間欠通信を行っている。そして、親機103と子機105との間欠通信は、親機103からの親機無線データに次のデータ送信時点を示す送信開始時点情報を含めることで、子機103側でこの送信開始時点情報を基に通信タイミングを同期させている(特許文献1)。
従って、子機105のスイッチ操作による操作情報が無線の間欠通信により親機103に送信されると、親機103からの作動指示が有線の常時通信により直ちに給湯器本体101に送信される。これにより、給湯器本体101は、その作動指示に従った動作を行う。また、給湯器本体101のモニタ情報(燃焼運転中、燃焼停止中、給湯温度など)は、有線の常時通信により親機103で常時受信され、親機103からは無線の間欠通信により子機105に送信される。これにより、子機105は、給湯器本体101の最新のモニタ情報が定期的に得られ、このモニタ情報を表示部に表示する。このようにして、上記無線通信システムは、親機103を中継して、無線リモコンとなる子機105によって、屋外の給湯器本体101を遠隔操作し且つ給湯器本体101のモニタ情報を表示する。
特開2005−328296 特開2005−328295 特開2004−132671 特開平4−172899号
ところで、給湯器本体101においては給湯温度の設定が例えば1℃ずつしか変更できない機種や、出湯中に給湯温度を設定変更しても給湯器本体101での燃焼制御を細かく行って出湯温度の急変を抑制する等の要望に応えるため、子機105で給湯温度を変更すると、親機103は、給湯器本体101に対して、給湯器本体101の給湯温度を小刻み(例えば1℃ずつ)に変更するように作動指示する。一方、親機103は、給湯器本体101との間で常時通信しているので、給湯器本体101へのデータ送信中でも給湯器本体101からモニタ情報を常時受信し、そして、子機105との間の無線による間欠通信の送信タイミングで、その時の給湯器本体101のモニタ情報を子機105に送信する。そのため、送信タイミングによっては、給湯器本体101での給湯温度の変更が未だ完了していない情報である給湯器本体101のモニタ情報が親機103から子機105へ送信されることがある。
例えば、子機105で、給湯器本体101の給湯温度を現在の40℃から50℃に変更すると、親機103は、給湯器本体101の給湯温度が40℃から50℃に変更されるように、給湯温度に「+1℃」する作動指示を給湯器本体101に対し連続して10回自動送信する。そして、間欠通信のタイミングとなった時点で、給湯器本体101の給湯温度が、まだ43℃にしか変更されていない場合でも、「給湯温度:43℃」というモニタ情報が子機105へ送信される。すると、子機105では、子機105での設定情報と親機103のモニタ情報を同じ表示部で共用しているので、先に給湯温度を50℃に変更し、その表示部で「給湯温度:50℃」とする表示内容が、親機103から受信したモニタ情報によって「給湯温度:43℃」と書き換えられてしまう。そのため、使用者においては、子機105で給湯温度を50℃に変更したはずの表示内容が43℃に変わったのを見て、不信感や違和感を与え、また、子機105が故障していると誤解させる等の問題がある。
そこで、このような支障を来たさないために、子機105において、親機103からの無線データをしばらく受信しないようにする手段も考え得るが、この場合、親機103からの次のデータ送信時点を示す送信開始時点情報までも受信できなくなるため、子機105と親機103との間の間欠通信の通信タイミングが同期できなくなるという不具合が起こる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、子機と親機との間の間欠通信の通信タイミングに支障を来たすことなく、子機の操作で表示する給湯温度がその後の親機からの無線データで変更されないようにし、使用者にとって使い勝手のよい無線通信システムを提供することを課題とする。
(1)請求項1に係る給湯器の無線通信システムは、
給湯器本体を無線で遠隔操作する子機と、給湯器本体とは有線による常時通信を行うと共に子機とは無線による間欠通信を行って給湯器本体と子機との通信の中継を行う親機とを備える給湯器の無線通信システムにおいて、
子機は、給湯器本体を遠隔操作するスイッチ部と、スイッチ部での操作情報や給湯器本体のモニタ情報を表示する表示部と、親機との間で無線による間欠通信を行う子機無線通信回路と、親機の通信タイミングと同期するように制御する子機通信制御部とを備え、
親機は、給湯器本体との間で有線による常時通信を行う有線通信回路と、子機との間で無線による間欠通信を行う親機無線通信回路と、給湯器本体のモニタ情報を給湯器本体から常時受信する一方、このモニタ情報を次のデータ送信時点を示す送信開始時点情報と共に子機に間欠送信するように制御する親機通信制御部とを備え、
親機の親機通信制御部は、子機から給湯器本体の給湯温度を所定の要求温度に変更する指示を受信した場合は、給湯器本体には子機の要求温度になるまで給湯器本体の給湯温度を所定の温度単位ずつ段階的に変更する作動指示を送信する一方、子機には給湯器本体の給湯温度が子機からの要求温度となる一定時間が経過するまで上記モニタ情報に含む給湯器本体の給湯温度に代えて子機からの要求温度を送信するように制御することを特徴とするものである。
これにより、子機から給湯器本体の給湯温度を変更する場合、親機から給湯器本体に対して給湯器本体の給湯温度を小刻みに変更する作動指示を行っても、上記一定時間が経過するまでは、変更途中の給湯器本体の給湯温度が親機から子機へ送信されることがなく、子機からの要求温度が送信される。この場合、子機の表示部では、親機から受信した子機での要求温度を給湯器本体の給湯温度として表示することとなり、この表示部で表示される給湯温度は、先に子機で指示し設定した要求温度そのものであるから、子機の表示部で表示されている給湯温度が変わることはない。
また、この場合、子機は、親機から受信した無線データに含む送信開始時点情報を取得するので、子機と親機との間の間欠通信の通信タイミングに支障を来たすこともない。
(2)請求項2に係る給湯器の無線通信システムは、
給湯器本体を無線で遠隔操作する子機と、給湯器本体とは有線による常時通信を行うと共に子機とは無線による間欠通信を行って給湯器本体と子機との通信の中継を行う親機とを備える給湯器の無線通信システムにおいて、
子機は、給湯器本体を遠隔操作するスイッチ部と、スイッチ部での操作情報や給湯器本体のモニタ情報を表示する表示部と、親機との間で無線による間欠通信を行う子機無線通信回路と、親機の通信タイミングと同期するように制御する子機通信制御部とを備え、
親機は、給湯器本体との間で有線による常時通信を行う有線通信回路と、子機との間で無線による間欠通信を行う親機無線通信回路と、給湯器本体のモニタ情報を給湯器本体から常時受信する一方、このモニタ情報を次のデータ送信時点を示す送信開始時点情報と共に子機に間欠送信するように制御する親機通信制御部とを備え、
親機の親機通信制御部は、子機から給湯器本体の給湯温度を所定の要求温度に変更する指示を受信した場合は、給湯器本体には子機の要求温度になるまで給湯器本体の給湯温度を所定の温度単位ずつ段階的に変更する作動指示を送信する一方、子機には給湯器本体の給湯温度が子機からの要求温度となる一定時間が経過した後に給湯器本体の給湯温度を示す上記モニタ情報を送信するように制御することを特徴とするものである。
これにより、子機から給湯器本体の給湯温度を変更する場合、親機から給湯器本体に対して給湯器本体の給湯温度を小刻みに変更する作動指示を行っても、上記一定時間経過後に、給湯器本体の給湯温度が親機から子機へ送信されるので、この時点での給湯器本体の給湯温度は、子機での要求温度に既に変更されている。この場合、子機の表示部では、親機から受信した給湯器本体の給湯温度を表示することとなり、この表示部で表示される給湯温度は、先に子機で指示し設定した要求温度と一致するから、子機の表示部で表示されている給湯温度が変わることはない。
また、この場合、子機は、親機から受信した無線データに含む送信開始時点情報を取得するので、子機と親機との間の間欠通信の通信タイミングに支障を来たすこともない。
(3)請求項3に係る給湯器の無線通信システムは、
給湯器本体を無線で遠隔操作する子機と、給湯器本体とは有線による常時通信を行うと共に子機とは無線による間欠通信を行って給湯器本体と子機との通信の中継を行う親機とを備える給湯器の無線通信システムにおいて、
子機は、給湯器本体を遠隔操作するスイッチ部と、スイッチ部での操作情報や給湯器本体のモニタ情報を表示する表示部と、親機との間で無線による間欠通信を行う子機無線通信回路と、親機の通信タイミングと同期するように制御する子機通信制御部とを備え、
親機は、給湯器本体との間で有線による常時通信を行う有線通信回路と、子機との間で無線による間欠通信を行う親機無線通信回路と、給湯器本体のモニタ情報を給湯器本体から常時受信する一方、このモニタ情報を次のデータ送信時点を示す送信開始時点情報と共に子機に間欠送信するように制御する親機通信制御部とを備え、
親機の親機通信制御部は、子機から給湯器本体の給湯温度を所定の要求温度に変更する指示を受信した場合は、給湯器本体には子機の要求温度になるまで給湯器本体の給湯温度を所定の温度単位ずつ段階的に変更する作動指示を送信する一方、子機には給湯器本体の給湯温度が子機からの要求温度となる一定時間が経過するまで上記モニタ情報に含む給湯器本体の給湯温度に代えて子機からの要求温度を送信し、上記一定時間経過後に給湯器本体の給湯温度を示す上記モニタ情報を送信するように制御することを特徴とするものである。
これにより、子機から給湯器本体の給湯温度を変更する場合、親機から給湯器本体に対して給湯器本体の給湯温度を小刻みに変更する作動指示を行っても、上記一定時間が経過するまでは、変更途中の給湯器本体の給湯温度が親機から子機へ送信されることがなく、子機からの要求温度が送信される。この場合、子機の表示部では、親機から受信した子機での要求温度を給湯器本体の給湯温度として表示することとなり、この表示部で表示される給湯温度は、先に子機で指示し設定した要求温度そのものであるから、子機の表示部で表示されている給湯温度が変わることはない。
そして、上記一定時間経過後に、給湯器本体の給湯温度が親機から子機へ送信されるので、この時点での給湯器本体の給湯温度は、子機での要求温度に既に変更されている。この場合、子機の表示部では、親機から受信した給湯器本体の給湯温度を表示することとなり、この表示部で表示される給湯温度は、先に子機で指示し設定した要求温度と一致するから、子機の表示部で表示されている給湯温度が変わることはない。
また、この場合、子機は、親機から受信した無線データに含む送信開始時点情報を取得するので、子機と親機との間の間欠通信の通信タイミングに支障を来たすこともない。
(4)請求項4に係る給湯器の無線通信システムは、
給湯器本体を無線で遠隔操作する子機と、給湯器本体とは有線による常時通信を行うと共に子機とは無線による間欠通信を行って給湯器本体と子機との通信の中継を行う親機とを備える給湯器の無線通信システムにおいて、
子機は、給湯器本体を遠隔操作するスイッチ部と、スイッチ部での操作情報や給湯器本体のモニタ情報を表示する表示部と、親機との間で無線による間欠通信を行う子機無線通信回路と、親機の通信タイミングと同期するように制御する子機通信制御部と、子機処理部とを備え、
親機は、給湯器本体との間で有線による常時通信を行う有線通信回路と、子機との間で無線による間欠通信を行う親機無線通信回路と、給湯器本体のモニタ情報を給湯器本体から常時受信する一方、このモニタ情報を次のデータ送信時点を示す送信開始時点情報と共に親機無線データとして子機に間欠送信するように制御する親機通信制御部とを備え、
親機の親機通信制御部は、子機から給湯器本体の給湯温度を所定の要求温度に変更する指示を受信した場合は、給湯器本体には子機の要求温度になるまで給湯器本体の給湯温度を所定の温度単位ずつ段階的に変更する作動指示を送信するように制御し、
子機の子機処理部は、上記温度変更指示を送信すると、給湯器本体の給湯温度が子機からの要求温度となる一定時間が経過するまで上記親機無線データに含む給湯器本体の給湯温度を無効化処理することを特徴とするものである。
これにより、子機処理部によって、子機が受信した親機無線データに含む変更途中の給湯温度が無効化処理されるので、子機の表示部では、変更途中の給湯器本体の給湯温度が表示されることがない。従って、子機の表示部では、常に子機での要求温度どおりの給湯温度の表示が維持される。また、この場合、子機は、親機から受信した親機無線データに含む送信開始時点情報を取得するので、子機と親機との間の間欠通信の通信タイミングもそのまま確保される。
以上のように、本発明によれば、子機から給湯器本体の給湯温度を変更する場合、親機から給湯器本体に対して給湯器本体の給湯温度を小刻みに変更する作動指示が行われても、親機からの親機無線データにより、子機の表示部で表示されている給湯温度が変わることはない。また、子機と親機との間の通信タイミングもそのまま確保される。
従って、子機で給湯温度の変更を指示すると、子機で表示される給湯温度が変更途中の給湯器本体の給湯温度に書き換えられるといった不具合を生じさせることがなく、使用者にとって使い勝手のよいものとなる。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1に示すように、実施の形態1による給湯器の無線通信システムは、給湯器本体1との間で有線通信を行う親機3と、親機3との間で無線通信を行う無線リモコンとなる子機5とを備え、親機3を中継して子機5と給湯器本体1との間で通信可能とするものである。
給湯器本体1は、燃焼バーナ、熱交換部、通水管路等(図示せず)のほか、給湯器本体1の動作制御を行う電子ユニット2を備える。親機3は、給湯器本体1の電子ユニット2と通信ケーブル等の有線通信回線6により接続されている。また、親機3は、電源コードで給湯器本体1と接続されて給湯器本体1側から電源供給される。子機5は、親機3との間で間違いなく無線通信できるように互いのIDコード登録によるペアリングがなされている。また、子機5には、電池が取り付けられてこの電池から電源供給される。なお、親機3は、通常、給湯器本体1の近傍の屋外に設置され、子機5は、無線リモコンとして台所や浴室等に設置され、複数台有していてもよい。
親機3は、給湯器本体1との間で有線による常時通信を行う有線通信回路30、子機5との間で無線による間欠通信を行う親機無線通信回路31、親機処理部32、親機メモリ33等を備える。
親機3の親機処理部32は、給湯器本体1から常時受信する本体有線データや子機5から受信する子機無線データを解析する親機データ解析部34、子機5に送信する親機無線データや給湯器本体1に送信する親機有線データの生成を行う親機データ生成部35、親機無線通信回路31を子機5へのデータ送信が可能なデータ送信可能状態と子機5からのデータ受信が可能なデータ受信可能状態とに切り換える親機状態切換手段36、通信タイミング等を計る親機計時手段37、親機通信制御部38等を備える。
そして、親機3の親機通信制御部38は、給湯器本体1のモニタ情報を給湯器本体1から常時受信する一方、このモニタ情報を次のデータ送信時点を示す送信開始時点情報と共に子機5に間欠送信するように制御する。
また、この親機通信制御部38は、子機5から給湯器本体1の給湯温度を所定の要求温度に変更する指示を受信した場合は、給湯器本体1には子機5の要求温度になるまで給湯器本体1の給湯温度を所定の温度単位ずつ段階的に変更する作動指示を送信する一方、子機5には給湯器本体1の給湯温度が子機5からの要求温度となる一定時間が経過するまで上記モニタ情報を含む給湯器本体1の給湯温度に代えて子機5からの要求温度を送信し、上記一定時間経過後に給湯器本体1の給湯温度を示す上記モニタ情報を送信するように制御する。
子機5は、親機3との間で無線による間欠通信を行う子機無線通信回路50、給湯器本体1の遠隔操作等するスイッチ部51、スイッチ部51での操作情報や給湯器本体1のモニタ情報等を表示する表示部52、子機処理部53、子機メモリ54等を備える。
子機5の子機処理部53は、スイッチ部51での操作情報や親機3から間欠受信する親機無線データを解析する子機データ解析部55、親機3に送信する子機無線データや表示部52での表示用データの生成を行う子機データ生成部56、子機無線通信回路50を親機3へのデータ送信が可能なデータ送信可能状態と親機3からのデータ受信が可能なデータ受信可能状態と親機3との送受信が不能な待機状態とに切換える子機状態切換手段57、通信タイミング等を計る子機計時手段58、親機3の通信タイミングと同期するように制御する子機通信制御部59等を備える。
そして、親機3は、親機状態切換手段36によって、親機無線通信回路31を送信部ON且つ受信部OFFにすると子機5へのデータ送信可能状態となり、親機無線通信回路31を送信部OFF且つ受信部ONにすると子機5からのデータ受信可能状態となる(図2参照)。また、子機5は、子機状態切換手段57によって、子機無線通信回路50を送信部ON且つ受信部OFFにすると子機5へのデータ送信可能状態となり、子機無線通信回路50を送信部OFF且つ受信部ONにすると子機5からのデータ受信可能状態となり、さらに、子機無線通信回路50の送信部及び受信部を共にOFFにすると親機3とは無線通信不能な待機状態となる(図2、図3参照)。なお、子機5において待機状態のときは子機無線通信回路50への電源供給が遮断され、その間、子機5の電池の消耗が抑えられる。
次に、子機5、親機3、給湯器本体1の間でのデータのやり取りについて説明する。
親機3と給湯器本体1との間の通信は、常時通信となっているので、親機3は、給湯器本体1のモニタ情報(燃焼運転中、燃焼停止中、給湯温度など)を示す本体有線データを給湯器本体1から常時受信している。
一方、図2に示すように、親機3と子機5との間の通信は、間欠通信となっているので、親機3は、親機無線通信回路31をデータ送信可能状態とし、給湯器本体1のモニタ情報を親機無線データGに含めて子機5に送信する。親機3は、この親機無線データGにおいて、次に親機無線データGを送信する時点(次にデータ送信可能状態となる開始時点)を示す送信開始時点情報Tnextも含めている。従って、子機5は、親機無線データGの受信を終了した時点(t2,t5,t8・・)で、子機無線通信回路50をデータ受信可能状態から待機状態に切り換え、そして、送信開始時点情報Tnextを基に、次に親機無線データGが送信される時点の直前(t3,t6・・)になると、再び子機無線通信回路50をデータ受信可能状態に切り換えて、親機3からの次の親機無線データGの受信に備える。なお、送信開始時点情報Tnextとしては、親機無線データG(G1,G2・・)の送信終了時点(t2,t5・・)から次に親機無線データG(G2,G3・・)を送信開始する時点(t4,t7・・)までの時間間隔を示すものでもよいし、次の親機無線データGの送信開始時刻(t4,t7・・の時刻)を示すものでもよい。
このようにして、子機5は、親機3の間欠送信タイミングに同期させて親機3からの親機無線データGを間欠受信する。そして、子機5は、親機3から受信した親機無線データGに含む給湯器本体1のモニタ情報を表示部52に表示させる。
また、図3に示すように、子機5でスイッチ部51を操作して給湯器本体1の遠隔操作を行うと、スイッチ部51がOFFからONに切り換わった時点(t23)で、子機無線通信回路50を待機状態からデータ送信可能状態に切り換えて、ONされたスイッチ部51に応じた操作情報を含む子機無線データFを親機3に送信する。同時に、子機5の表示部52には、スイッチ部51での操作情報を表示させる。なお、子機5のスイッチ操作が子機5でのデータ受信可能状態のときに行われた場合は、子機5は、データ受信の終了を待って子機無線データFを送信する。
このとき、親機3は、子機5からデータ受信可能状態にあるので、子機無線データFを受信すると、受信確認のため子機無線データFに含む子機5の操作情報を、送信開始時点情報Tnext(Tnext5)と共に返信データHとして子機5に返信する一方、この子機無線データFに含む操作情報に応じた給湯器本体1の作動指示を、給湯器本体1との間の常時通信による親機有線データに含めて給湯器本体1に送信する。この場合、親機3と給湯器本体1との間の通信は、常時通信となっているので、親機3は、給湯器本体1からモニタ情報を含む本体有線データの受信中でも親機有線データを給湯器本体1に送信することができる。これにより、給湯器本体1は、この作動指示に応じて所定の動作が行われるので、子機5から遠隔操作されることとなる。なお、返信データHには、給湯器本体1のモニタ情報は含まない。
また、親機3は、返信データHを送信するときは、先の親機無線データG(G4)に含む送信開始時点情報Tnext(Tnext4)の送信時点によらず、返信データHを子機5に送信する。子機5は、子機無線データFの送信を終了した時点で、子機無線通信回路50をデータ送信可能状態からデータ受信可能状態に切り換えて、親機3からの返信データHの受信に備えている。従って、子機5は、親機3からの返信データHの受信が終了すると、子機無線通信回路50をデータ受信可能状態から待機状態に切り換え、スイッチ操作がなければ、返信データHに含む送信開始時点情報Tnext(Tnext5)を基に親機3との間の通信タイミングがとられる。
また、子機5は、返信データHに含む子機5での操作情報を表示部52に表示させるが、このときの表示内容は、子機5でスイッチ操作したときに表示される表示内容と一致するので、表示部での表示が変わることはない。
なお、親機3は、返信データHに表示点滅信号を含めることで、子機5の表示部52において返信データHに含む子機5での操作情報の表示を点滅させるようにし、親機3でのデータ受信確認を明示できるようにしてもよい。
ところで、親機3は、子機5から給湯器本体1の給湯温度を所定の要求温度に変更する指示(子機無線データF)を受信すると、給湯器本体1には子機5の要求温度になるまで給湯器本体1の給湯温度を所定の温度単位ずつ段階的に変更する作動指示(親機有線データ)を送信する一方、子機5には一定時間Tが経過するまで上記モニタ情報に含む給湯器本体1の給湯温度に代えて子機5からの要求温度(親機無線データG5(H),G6(H)・・)を送信する(図3参照)。
ここで、子機5の要求温度とは、給湯器本体1において設定される給湯温度をいう。給湯器本体1は、給湯動作を行う際には出湯口等での湯の温度(出湯温度)が上記給湯温度となるように各部の動作制御が行われる。従って、上記要求温度は、給湯器本体1に設定される給湯温度であるが、出湯口等から出湯される実際の湯の温度(出湯温度)でもある。
具体的に、子機5で給湯器本体1の給湯温度が変更されると、図4のフローチャートの右側に示すように、親機3は、給湯器本体1との有線通信部分では、常時受信している給湯器本体1の現在の給湯温度を、例えば1℃ずつ段階的に変更するように、給湯温度に「+1℃」又は「−1℃」する作動指示の親機有線データを給湯器本体1に対し連続して自動送信する(S10)。これにより、給湯器本体1では、設定されている給湯温度が1℃ずつ小刻みに変更される。例えば、子機5で給湯温度を40℃から50℃に変更した場合、親機3は、給湯器本体1の給湯温度が50℃に変更されるまで、給湯器本体1に設定されている給湯温度に「+1℃」する作動指示の親機有線データを給湯器本体1に対し10回連続して送信する。
一方、図4のフローチャートの左側に示すように、親機3は、子機5との無線通信部分では、上記返信データH(この場合、給湯温度として子機5からの要求温度)を送信し(S20)、一定時間T(例えば、5秒間)が経過するまでは、給湯器本体1から常時受信している給湯器本体1の給湯温度ではなく、子機無線データFにおける子機5での要求温度(例えば、「給湯温度:50℃」)を親機無線データG5(H),G6(H)・・に含めて子機5に間欠送信する(S21,22:図3参照)。これにより、子機5は、親機3から受信した親機無線データG5(H),G6(H)・・に含む子機5での要求温度を給湯器本体1の給湯温度として表示部52に表示することとなる。この場合に子機5の表示部52で表示される給湯温度は、先に子機5でスイッチ操作した子機5での要求温度そのものなので、子機5の表示部52での給湯温度が変わることはない。
ここで、上記一定時間Tは、給湯器本体1の給湯温度が子機5からの要求温度となる時間長、すなわち、親機3が給湯器本体1に対して給湯温度を小刻みに変更する作動指示のデータ送信がすべて終了し、親機3で常時受信する給湯器本体1の給湯温度が子機5からの要求温度に変更される時間長、あるいはそれ以上の時間長とする。従って、この一定時間Tは、親機3と給湯器本体1との間の有線通信回線6の通信環境等によって適宜に設定することができる。
そして、上記一定時間Tが経過した後、親機3は、給湯器本体1から常時受信している給湯器本体1の給湯温度を親機無線データG10に含めて子機5に間欠送信する(S23:図3参照)。この時点での給湯器本体1の給湯温度は、上記一定時間Tの経過により、子機5での要求温度に既に変更されたものとなっている(S11)。従って、子機5は、親機3から受信した親機無線データG10を基に給湯器本体1の給湯温度を表示部52に表示しても、この場合に子機5の表示部52で表示される給湯温度は、先に子機5でスイッチ操作した子機5での要求温度と一致するので、子機5の表示部52での給湯温度が変わることはない。
このように、実施の形態1による無線通信システムによれば、子機5においては、給湯温度の変更を指示しても、常に子機5での要求温度どおりの給湯温度が表示されるので、従来のように、給湯温度の変更を指示すると、しばらくの間は変更途中の給湯器本体1の給湯温度に書き換えられるといった不具合を生じることがなく、使用者に違和感や不信感、あるいは子機5の故障等との誤解を与えるといったこともない。また、この場合、子機5は、親機3から受信した親機無線データGや返信データHに含む送信開始時点情報Tnextを取得するので、子機5と親機3との間の間欠通信の通信タイミングに支障を来たすこともない。従って、この無線通信システムは、使用者にとって使い勝手のよいものとなる。
(実施形態2)
実施の形態2による給湯器の無線通信システムにおいては、親機3は、子機5から給湯器本体1の給湯温度を所定の要求温度に変更する指示の子機無線データFを受信すると、一定時間T(実施の形態1と同じ)が経過するまでは、子機5には、返信データHを送信する以外、給湯器本体1から常時受信している給湯器本体1のモニタ情報を含む親機無線データGを送信しないようにする。
すなわち、返信データHには次に親機無線データGを送信する時点を示す送信開始時点情報Tnext(図3中のTnext5が相当する。)を含めているが、このときの送信開始時点情報Tnextとしては、次に親機無線データGを送信する時点が、上記一定時間Tが経過した後となるように長く設定される(例えば、図3において、返信データHに含む送信開始時点情報Tnext5は、この返信データHの次に給湯器本体1のモニタ情報を含む親機無線データG10が送信されることとなる時点とする。)。
これにより、親機3は、上記一定時間Tが経過するまでは、給湯器本体1から常時受信している給湯温度を子機5に送信することはない。すると、上記一定時間Tの間に、給湯器本体1の給湯温度は、親機3と給湯器本体1との間の常時通信によって子機5での要求温度に変更される。そして、上記一定時間T経過後に、親機3は、常時受信している給湯器本体1の給湯温度を親機無線データGに含めて子機5に送信する。子機5は、この親機無線データGを受信すると、親機3から受信した給湯器本体1の給湯温度を表示部52に表示する。この場合に、子機5の表示部52に表示される給湯温度は、先に子機5でスイッチ操作したときに表示された要求温度と一致するので、子機5の表示部52で表示されている給湯温度が変わることはない。その他の構成、動作等は実施の形態1と同様である。
このように、実施の形態2による無線通信システムにおいても、子機5においては、給湯温度の変更を指示しても、変更途中の給湯器本体1の給湯温度に書き換えられることがなく、常に子機5での要求温度どおりの給湯温度の表示が維持される。また、この場合、子機5は、親機3から受信した親機無線データGや返信データHに含む送信開始時点情報Tnextを取得するので、子機5と親機3との間の間欠通信の通信タイミングもそのまま確保される。従って、この無線通信システムは、使用者にとって使い勝手のよいものとなる。
(実施形態3)
実施の形態3による給湯器の無線通信システムにおいては、親機3は、子機5から給湯器本体1の給湯温度を所定の要求温度に変更する指示の子機無線データFを受信すると、これまでどおり所定の間欠通信タイミングで給湯器本体1のモニタ情報を親機無線データGに含めて子機5に送信する。
一方、子機5は、上記子機無線データFを送信すると、これまでどおり所定の間欠通信タイミングで親機3からの親機無線データGを受信するが、子機処理部53によって、一定時間T(実施の形態1と同じ)が経過するまでは、親機無線データGに含む給湯器本体1の給湯温度を無効化処理(削除、消去、受信しない等)する。
これにより、子機処理部53によって、子機5が受信した親機無線データGに含む変更途中の給湯温度が無効化処理されるので、子機5の表示部52では、変更途中の給湯器本体1の給湯温度が表示されることがない。従って、子機5の表示部52では、常に子機5での要求温度どおりの給湯温度の表示が維持される。また、この場合、子機5は、親機3から受信した親機無線データGや返信データHに含む送信開始時点情報Tnextを取得するので、子機5と親機3との間の間欠通信の通信タイミングもそのまま確保される。従って、この無線通信システムは、使用者にとって使い勝手のよいものとなる。その他の構成、動作等は実施の形態1と同様である。
なお、本発明においては、親機3が給湯器本体1に対して給湯温度を小刻みに変更する作動指示を行う場合、給湯温度を1℃ずつ変更するのみならず、2℃ずつ変更したり、あるいは、ある給湯温度までは1℃ずつ変更するが、それ以上では2℃ずつ変更する等、適宜に設定することができる。
また、本発明においては、子機5の表示部52において、給湯器本体1の給湯温度の変更を要求すると、上記一定時間T、給湯温度の表示を点滅させるようにしてもよい。この表示温度の点滅は、親機3からの親機無線データGに表示点滅指令信号を含めることでもよいし、子機5の子機処理部53での処理によって行ってもよい。
これにより、子機5の表示部53で給湯温度が点滅表示している間は、給湯器本体1での給湯温度が設定中であると認識でき、また、この点滅表示から通常の点灯表示に変わることで給湯器本体1での給湯温度設定が完了したと認識できる。従って、使用者にとっては子機5で給湯器本体1での処理が認識できて安心感が得られ、一層使い勝手がよいものとなる。
本発明の実施の形態1による給湯器の無線通信システムを示すブロック図である。 子機でスイッチ操作がないときの親機と子機との間の通信タイミングを示すタイミングチャートである。 子機でスイッチ操作があったときの親機と子機との間の通信タイミングを示すタイミングチャートである。 子機で給湯温度を変更したときの親機での動作を示すフローチャートである。 従来の給湯器の無線通信システムの全体構成を示す構成図である。
符号の説明
1 給湯器本体
2 電子ユニット
3 親機
5 子機
6 有線通信回線
30 有線通信回路
31 親機無線通信回路
32 親機処理部
38 親機通信制御部
50 子機無線通信回路
51 スイッチ部
52 表示部
53 子機処理部
59 子機通信制御部
F 子機無線データ
G 親機無線データ
H 返信データ
Tnext 送信開始時点情報
T 一定時間

Claims (4)

  1. 給湯器本体を無線で遠隔操作する子機と、給湯器本体とは有線による常時通信を行うと共に子機とは無線による間欠通信を行って給湯器本体と子機との通信の中継を行う親機とを備える給湯器の無線通信システムにおいて、
    子機は、給湯器本体を遠隔操作するスイッチ部と、スイッチ部での操作情報や給湯器本体のモニタ情報を表示する表示部と、親機との間で無線による間欠通信を行う子機無線通信回路と、親機の通信タイミングと同期するように制御する子機通信制御部とを備え、
    親機は、給湯器本体との間で有線による常時通信を行う有線通信回路と、子機との間で無線による間欠通信を行う親機無線通信回路と、給湯器本体のモニタ情報を給湯器本体から常時受信する一方、このモニタ情報を次のデータ送信時点を示す送信開始時点情報と共に子機に間欠送信するように制御する親機通信制御部とを備え、
    親機の親機通信制御部は、子機から給湯器本体の給湯温度を所定の要求温度に変更する指示を受信した場合は、給湯器本体には子機の要求温度になるまで給湯器本体の給湯温度を所定の温度単位ずつ段階的に変更する作動指示を送信する一方、子機には給湯器本体の給湯温度が子機からの要求温度となる一定時間が経過するまで上記モニタ情報に含む給湯器本体の給湯温度に代えて子機からの要求温度を送信するように制御することを特徴とする給湯器の無線通信システム。
  2. 給湯器本体を無線で遠隔操作する子機と、給湯器本体とは有線による常時通信を行うと共に子機とは無線による間欠通信を行って給湯器本体と子機との通信の中継を行う親機とを備える給湯器の無線通信システムにおいて、
    子機は、給湯器本体を遠隔操作するスイッチ部と、スイッチ部での操作情報や給湯器本体のモニタ情報を表示する表示部と、親機との間で無線による間欠通信を行う子機無線通信回路と、親機の通信タイミングと同期するように制御する子機通信制御部とを備え、
    親機は、給湯器本体との間で有線による常時通信を行う有線通信回路と、子機との間で無線による間欠通信を行う親機無線通信回路と、給湯器本体のモニタ情報を給湯器本体から常時受信する一方、このモニタ情報を次のデータ送信時点を示す送信開始時点情報と共に子機に間欠送信するように制御する親機通信制御部とを備え、
    親機の親機通信制御部は、子機から給湯器本体の給湯温度を所定の要求温度に変更する指示を受信した場合は、給湯器本体には子機の要求温度になるまで給湯器本体の給湯温度を所定の温度単位ずつ段階的に変更する作動指示を送信する一方、子機には給湯器本体の給湯温度が子機からの要求温度となる一定時間が経過した後に給湯器本体の給湯温度を示す上記モニタ情報を送信するように制御することを特徴とする給湯器の無線通信システム。
  3. 給湯器本体を無線で遠隔操作する子機と、給湯器本体とは有線による常時通信を行うと共に子機とは無線による間欠通信を行って給湯器本体と子機との通信の中継を行う親機とを備える給湯器の無線通信システムにおいて、
    子機は、給湯器本体を遠隔操作するスイッチ部と、スイッチ部での操作情報や給湯器本体のモニタ情報を表示する表示部と、親機との間で無線による間欠通信を行う子機無線通信回路と、親機の通信タイミングと同期するように制御する子機通信制御部とを備え、
    親機は、給湯器本体との間で有線による常時通信を行う有線通信回路と、子機との間で無線による間欠通信を行う親機無線通信回路と、給湯器本体のモニタ情報を給湯器本体から常時受信する一方、このモニタ情報を次のデータ送信時点を示す送信開始時点情報と共に子機に間欠送信するように制御する親機通信制御部とを備え、
    親機の親機通信制御部は、子機から給湯器本体の給湯温度を所定の要求温度に変更する指示を受信した場合は、給湯器本体には子機の要求温度になるまで給湯器本体の給湯温度を所定の温度単位ずつ段階的に変更する作動指示を送信する一方、子機には給湯器本体の給湯温度が子機からの要求温度となる一定時間が経過するまで上記モニタ情報に含む給湯器本体の給湯温度に代えて子機からの要求温度を送信し、上記一定時間経過後に給湯器本体の給湯温度を示す上記モニタ情報を送信するように制御することを特徴とする給湯器の無線通信システム。
  4. 給湯器本体を無線で遠隔操作する子機と、給湯器本体とは有線による常時通信を行うと共に子機とは無線による間欠通信を行って給湯器本体と子機との通信の中継を行う親機とを備える給湯器の無線通信システムにおいて、
    子機は、給湯器本体を遠隔操作するスイッチ部と、スイッチ部での操作情報や給湯器本体のモニタ情報を表示する表示部と、親機との間で無線による間欠通信を行う子機無線通信回路と、親機の通信タイミングと同期するように制御する子機通信制御部と、子機処理部とを備え、
    親機は、給湯器本体との間で有線による常時通信を行う有線通信回路と、子機との間で無線による間欠通信を行う親機無線通信回路と、給湯器本体のモニタ情報を給湯器本体から常時受信する一方、このモニタ情報を次のデータ送信時点を示す送信開始時点情報と共に親機無線データとして子機に間欠送信するように制御する親機通信制御部とを備え、
    親機の親機通信制御部は、子機から給湯器本体の給湯温度を所定の要求温度に変更する指示を受信した場合は、給湯器本体には子機の要求温度になるまで給湯器本体の給湯温度を所定の温度単位ずつ段階的に変更する作動指示を送信するように制御し、
    子機の子機処理部は、上記温度変更指示を送信すると、給湯器本体の給湯温度が子機からの要求温度となる一定時間が経過するまで上記親機無線データに含む給湯器本体の給湯温度を無効化処理することを特徴とする給湯器の無線通信システム。
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